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風力部会補足説明資料目次 1. 風力発電機の配置等について アセスの手続きの工程について 非公開 工事用の排水について 盛土 切土について 非公開 貨物の積み替え等について 改変予定区域について 地元地

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1(1)

資料2-1-2

(公開版)

平成29年 8月23日 風力部会資料

(仮称)川内鬼太郎山風力発電事業

環 境 影 響 評 価 方 法 書

補 足 説 明 資 料

平成29年8月

J R 東 日 本 エ ネ ル ギ ー 開 発 株 式 会 社

(2)

2(2)

風力部会 補足説明資料 目 次

1.風力発電機の配置等について ... 4 2.アセスの手続きの工程について【非公開】 ... 5 3.工事用の排水について ... 6 4.盛土・切土について【非公開】 ... 7 5.貨物の積み替え等について ... 9 6.改変予定区域について ... 10 7.地元地権者等との協議について ... 11 8.漁業権の設定位置について ... 12 9.大気質の測定について ... 14 10.大気質(降下ばいじん)の測定期間について ... 17 11.大気質、騒音、超低周波音等の調査、予測及び評価の手法について ... 18 12.風車稼働時の騒音・超低周波音予測のための現況調査について ... 19 13.環境騒音を支配する音について ... 20 14.風力発電機の音響性能について ... 21 15.水質の調査、予測及び評価の手法について ... 22 16.水質の調査、予測及び評価の手法(地点)について ... 23 17.動物調査について ... 24 18.コウモリ類の調査について ... 25 19.コウモリ類の調査について ... 26 20.渡り鳥調査について ... 27 21.鳥類の調査(ラインセンサス・定点センサス調査)について ... 28 22.鳥類の調査(任意観察法とラインセンサス法)について ... 29 23.鳥類の調査(トラップ調査)について ... 30

(3)

3(3) 24.ヤマドリの調査について ... 31 25.生態系の注目種について ... 32 26.餌種について ... 33 27.典型性注目種について ... 34 28.上位性、典型性注目種の解析手法について ... 35 29.生態系の調査地点について ... 42 30.景観について ... 43 31.放射線の量について ... 44 【説明済み資料】 32.風力発電機の配置等について【非公開】 ... 45 33.設置予定の風力発電機の概要について ... 47 34.風力発電機の諸元と騒音のパワーレベルについて【非公開】 ... 48 35.工事中の交通に関する事項について ... 49 36.各項目の調査地点とその設定根拠について ... 50 37.大気環境(大気質、騒音及び超低周波音、振動)の調査位置について ... 51 38.騒音・振動発生施設と民家の関係について【非公開】 ... 54 39.騒音の調査位置と可視領域の関係について ... 56 40.累積的な影響について ... 58 41.専門家等の意見について【非公開】 ... 65 42.現況調査の結果について ... 66 別添資料一覧 別添1:調査地点の設定根拠

(4)

4(4) 1.風力発電機の配置等について【方法書P.9、13、16~18】 風車、アクセス道路の配置が定まらないと、調査地点位置の適否が判断しにくいです。風車、 道路の配置によっては調査地点の変更や追加調査もあり得ます。遅くとも準備書段階では風車 などの配置が確定していることを望みます。 (事業者見解) 準備書段階では風車などの配置を示したうえで環境影響評価をいたします。 なお、現時点の風力発電機の計画配置図は説明済み資料(p.43)に示すとおりです。

(5)

5(5)

※関係機関及び地権者との協議等が完了しておらず、現段階の行程は予定段階のため非公開

2.アセスの手続きの工程について(非公開)【方法書P.12】

現況調査に未着手であるが,全体の工程を理解するためにもアセス手続きの行程についても 補足説明資料で提示願えませんか。

(6)

6(6) (事業者見解) 傾斜が急な場合は、盛土を行いませんので沈砂池は風車ヤード内に設置します。また、傾斜が 緩やかな場合は、沈砂池は盛土の下に設置いたします。 3.工事用の排水について【方法書P.15】 工事中の排水について,排水場所として,土壌浸透能の大きい林地を選び,傾斜が急な林地 は避ける,と記載(p.15)されていますが,沈砂池の設置場所として記述されているような条 件をすべての沈砂池がクリアーできますか。あるいは沈砂池設置の条件・基準を説明してくだ さい。

(7)

7(7) ※関係機関及び地権者との協議等が完了していないため非公開。 4.盛土・切土について(非公開)【方法書 P.15】 土捨て場は設けないが,残土は場内で処分予定となっていますが,場内のどこに盛土するの か具体的な説明がありません。影響評価に必要な調査点を的確に設定するためにはどこが盛 土・切土になりますか,その場所や程度がわからない状態でやみくもに調査するのであれば非 常に効率の悪い調査になりかねないと考えます。

(8)

8(8) 図 1 切土・盛土の計画位置(非公開)

(9)

9(9) (事業者見解) 現時点では、富岡町にて起立式台車に貨物を積み替えますが、対象事業実施区域内での積み替 えは予定していません。なお、具体的な積み替え場所は未定ですが、周辺に民家の無い場所を選 んで行う予定です。 5.貨物の積み替え等について【方法書 P.16】 人家近くの道路の対象事業実施区域で長大な貨物の積み替え等を行う可能性はあるでしょ うか。

(10)

10(10) (事業者見解) 関係機関及び地権者との最終的な協議等が完了していないため、現時点では改変予定区域を確 定することができませんが、方法書においては風力発電機を設置する可能性が高い区域を一定の 範囲に絞り込んでお示ししています。また、今後、風力発電機の配置の見直しもありうること等 も考慮し、調査計画・調査地点については風力発電機の配置計画範囲を包括し、更に広域的な範 囲での情報が網羅的に取得できるように設定しております。 6.改変予定区域について【方法書補足説明資料 P.1】 補足説明資料(1)においても改変予定区域の場所が特定されていません。準備書段階にな らなければ詳細がわからないのでは,調査計画と調査点の妥当性については机上の空論になり かねません。事業者は準備書段階で手戻り的な意見が出ないように方法書段階でできるだけ詳 細に事業計画を説明する必要があると考えます。

(11)

11(11) (事業者見解) 環境影響評価手続きが一定程度進み、影響が想定される事項について地元と調整することによ り、事業に理解を得られるケースもあることから、地元地権者等との協議と環境影響評価手続き を並行して進めております。 7.地元地権者等との協議について【方法書補足説明資料 P.1、P.7、P.10】 地元地権者等との協議等が完了していないのであれば,そもそもアセスの手続きだけ先行す ること自体がアセス手続きをないがしろにしていることになりませんか。

(12)

12(12) (事業者見解) 漁業権の設定位置は図 2 にお示し致します。図のとおり、木戸川と井出川の全域は木戸川漁業 協同組合に、富岡川全域は富岡川漁業協同組合に漁業権があります。 8.漁業権の設定位置について【方法書 P.117】 漁業権の設定位置を図に示してください。

(13)

13(13)

〔漁業権設定位置〕

:木戸川・井出川 :富岡川

(14)

14(14) (事業者見解) 予測の基本的な手法は、工事用資材等の搬出入に係る窒素酸化物、建設機械の稼働に係る窒素 酸化物ともに、「道路環境影響評価の技術手法(平成 24 年度版)」(国土交通省国土技術政策総 合研究所・独立行政法人土木研究所、平成 25 年)を参考とします。 工事用資材等の搬出入と建設機械の稼動による窒素酸化物の予測フローを図 3 に示します。 また、「工事用資材等の搬出入車両等の走行並びに建設機械の稼働による窒素酸化物の寄与濃 度について予測を行う。」は、ご指摘のとおり「並びに」以下は誤りであり、準備書にて訂正い たします。 大気安定度は日射量を観測している最寄りの気象官署のデータから推定することを考えていま すが、当該データの利用が適当でないと判断された場合は、大気安定度 D として予測計算を実施 することを検討します。 9.大気質の測定について【方法書 P.268】 6.予測の基本的な手法(表 6.2.2-1)について、参考とする文献を示してください。文献に より測定の期間や、手法が若干異なると思います。 また「工事用資材等の搬出入車両等の走行並びに建設機械の稼働による窒素酸化物の寄与濃 度について予測を行う。」とありますが、ここでは工事用資材等の搬出入の項目ですので、並 びに以下は不要です。 工事用資材等の搬出入と建設機械の稼動による窒素酸化物の予測の手法は異なるのではな いでしょうか。269 ページと合わせて、現地観測したデータ、文献資料等の調査からどのよう にそれぞれが予測されるのかを明確にしてください。そうしないと現在の現地観測案で十分な データが得られるのかどうか判断できません。 大気安定度についてはどのように推定するのでしょうか。

(15)

15(15)

図 3(1) 工事関係車両による二酸化窒素濃度の予測手順 年平均環境濃度 工事計画 工事関係車両の走行台数 大気汚染物質の 排出係数 予測気象条件 大気汚染物質排出条件 年平均値寄与濃度 バックグラウンド濃度 (年平均値) 窒素酸化物は 二酸化窒素へ変換 日平均濃度の年間98%値 交通条件 予測計算 ・車道部幅員 ・道路構造 ・予測地点位置 道路条件 道路状況の設定 通行帯の設定 ・風向、風速の現地調査結果 ・大気質の現地調査結果 (3 季 1 週間) 気象等条件

(16)

16(16) 図 3(2) 建設機械の稼働による二酸化窒素の年平均値の予測手順 年平均環境濃度 工事計画 建設機械の種類、台数、配置(月別) 施工範囲、ユニット数、年間工事日数 大気汚染物質の 排出係数 (体積換算係数) 予測気象条件(月別) 大気汚染物質排出条件(月別) 年平均値寄与濃度 バックグラウンド濃度 (年平均値) 窒素酸化物は 二酸化窒素へ変換 日平均濃度の年間98%値 設定条件 予測計算 ・気象観測所観測結果 (風向、風速、日射量) ・大気質の現地調査結果 (3 季各 1 週間) 気象等条件

(17)

17(17) (事業者見解) 方法書記載は誤りであり、正しくは「1年間とし、粉じん等(降下ばいじん)について、工事 を実施しない冬季を除く春季、夏季、秋季の 3 季(各 1 ヶ月間)とする。」となります。正しい測 定期間で測定を実施するとともに、準備書にて訂正いたします。 10.大気質(降下ばいじん)の測定期間について【方法書 P.272】 降下ばいじんの測定期間が気象と同じく 1 週間となっていますが、1 週間の測定から 1 ヶ月 の降下量を推定するということでしょうか。

(18)

18(18) (事業者見解) 本事業周辺における一部の計画中事業については情報収集に努め、事業実施区域の位置関係、 工事期間の重複等から必要と判断される場合は、累積的影響についての予測・評価手法を検討い たします。 11.大気質、騒音、超低周波音等の調査、予測及び評価の手法について【方法書 P.272~P.279】 累積的影響について何も記載がありませんが、特に南北の事業予定地については工事期間の 重複も含めて手法を検討しておくべきではないでしょうか。

(19)

19(19) (事業者見解) 対象事業の風力発電機設置区域内では 2 カ所に風況ポールが設置されて風況観測を行っており、 環境騒音(及び残留騒音)・超低周波音調査時には、風力発電機設置予定地の代表的なナセル位 置付近における気象条件(風向・風速)と調査地点近傍の気象条件を同期して調査いたします。 そのうえで、風車の「稼働時」と「停止時」と考えられる気象条件を整理し、それらの条件にお ける、各調査地点での環境騒音(及び残留騒音)・超低周波音の現況値を把握いたします。 ナセル位置付近での風速の推定、風車の「稼働時」と「停止時」と考えられる気象条件の整理 にあたっては、「風力発電施設から発生する騒音等測定マニュアル(環境省 平成 29 年 5 月)」 に準拠して行います。なお、「稼働時」としては同マニュアルにおける有効風速範囲内のデータ を、「停止時」としては有効風速範囲外のデータを想定しています。 その結果を踏まえ、準備書では、風車が稼働している条件での現況値を推定したうえで、騒音・ 超低周波音の影響を算定し、現実的な予測・評価をいたします。 施設の稼働に係る騒音の評価にあたっては、「風力発電施設から発生する騒音に関する指針(環 境省 平成 29 年 5 月)」に示される風車騒音に関する指針値を参考とします。 12.風車稼働時の騒音・超低周波音予測のための現況調査について【方法書 P.274~P.279】 可能であれば、風況ポール等を利用して風力発電機を設置する予定地の代表的なナセル位置 付近における気象条件(風向・風速)、および調査地点近傍の気象条件を同期して調査するこ と。そのうえで、風車の「稼働時」と「停止時」と考えられる気象条件を整理し、それらの条 件における、各調査地点での環境騒音(及び残留騒音)・超低周波音の現況値を把握してもら いたいです。したがって、準備書では、風車が稼働している条件での現況値を推定したうえで、 騒音・超低周波音の影響を算定し、現実的な予測・評価をしていただきたいです。

(20)

20(20) (事業者見解) 環境騒音を支配する音を記録し、報告いたします。 13.環境騒音を支配する音について【方法書 P.274~P.279】 環境騒音を支配する音(例えば人の活動に伴う音、自然由来の音など)を記録して、報告し てもらいたいです。

(21)

21(21) (事業者見解) 準備書では、メーカーよりデータを入手し、純音成分、Tonal Audibility の算定と評価をおこ なうとともに、A 特性 1/3 オクターブバンド分析結果、Swish 音に関する特性評価を示します。 14.風力発電機の音響性能について【方法書 P.274~P.279】 準備書では、採用する風力発電機の音響特性として IEC 61400 に基づく A 特性音圧の FFT 分 析結果を示し、純音成分に関する周波数(Hz)、Tonal Audibility(dB)の算定と評価を行ってく ださい。さらに A 特性 1/3 オクターブバンド分析結果、Swish 音に関する特性評価を示してく ださい。

(22)

22(22) (事業者見解) 予測の手順を図 4 に示します。 また、河川域への浮遊物質の到達状況については、既存資料における林地の傾斜と濁水到達距 離の関係から予測します。 図 4 水質(浮遊物質量)の予測手順 15.水質の調査、予測及び評価の手法について【方法書 P.283】 「表 6.2.2-5 の 6.予測の基本的な手法」の横流押し出しモデルによる予測の手順をより具 体的にご説明ください。 また、河川域への浮遊物質の到達状況(到達の有無)を予測する方法をご説明ください。 流出条件 (面積・流出係数) 降雨条件 各流域からの流出量 表面積負荷 沈降速度、濃度構成比 沈砂池排水口からの排水量及び排水中の 浮遊物質濃度 沈砂池の構造 土壌の沈降特性 初期濃度の設定 既存資料より、沈砂池排水が土壌に浸透し 河川まで達しないことを定性的に予測

(23)

23(23) (事業者見解) 予測地点として、仮設沈砂池周辺の河川域を選定します。 16.水質の調査、予測及び評価の手法(地点)について【方法書 P.283】 「表 6.2.2-5 の 7.予測地域及び地点」について、濁水が河川に到達しないよう配慮するの が基本なので、影響予測地点としては「仮設沈砂池の排水口」とともに、「周辺の河川域(公 共用水域)」を選定するのが適切です。

(24)

24(24) (事業者見解) 現地調査では、重要種以外の猛禽類についても可能な範囲で飛翔状況について把握します。ま た、調査時には伐跡群落にも留意した調査を進めます。 17.動物調査について【方法書 P.289】 重要種以外の猛禽類の飛翔状況についてもしっかり把握してください。送電線下の開削地 (伐跡群落)が餌場になっている可能性があるので,調査時には配意してください。

(25)

25(25) (事業者見解) コウモリ類については、風況ポールにバットディテクターを設置し、高度別のコウモリ類の飛 翔状況について把握に努めます。なお、送電鉄塔の利用については可能な範囲で検討致します。 18.コウモリ類の調査について【方法書 P.289】 コウモリ類については種の生息確認だけではなく,飛翔高度情報をどのように取得するのか が重要と考えます。近接して送電鉄塔があるので可能であれば高度別にディテクターを設置 し,データを取得するなどの工夫が必要と考えます。

(26)

26(26) (事業者見解) コウモリ類の高度別飛翔状況の調査は、風況観測ポール設置箇所での実施を基本とします。な お、風況観測ポール設置地点付近でコウモリ類が確認されなかった場合は、バットディテクター によりコウモリ類の生息が確認された地点周辺において、高所に調査機器の設置が可能な構造物 等を確認し、可能な範囲で高度別飛翔状況を把握する調査を実施することを検討します。 19.コウモリ類の調査について【方法書 P.289】 コウモリ類の高度別飛翔状況を、「地域内の風況観測ポール設置地点に 1 地点設けて調査」 としています。その風況観測ポール設置点付近ではコウモリ類が(バットディテクターで)確 認できない場合も考えられると思いますが、その場合はどうするのでしょうか。たとえば、バッ トディテクターで確認された地点付近で行うという計画は立てられないのでしょうか。

(27)

27(27) (事業者見解) 渡り鳥調査については、本事業の事業実施想定区域を中心とし、なるべく広い視野範囲を確保 できる箇所に調査定点を配置して、渡り鳥の飛翔状況の把握に努める計画としております。なお、 他事業の関連データについては、可能な範囲で情報の取得に努め、他事業のデータが得られた場 合はその情報と現地調査で得られた結果を合わせ、文献資料等も参考に累積的影響について検討 します。 20.渡り鳥調査について【方法書 P.289】 渡り鳥調査について,周辺に他事業案件が多数あることから,この地域全体の飛翔状況を把 握するのに十分な調査点が配置されているのか説明してください。また,累積的な影響を検討 するに必要となる他事業関連データはどのように扱うのか,他事業者と調整できるのか,基本 的な考え方を整理して説明願いたいです。

(28)

28(28) (事業者見解) ラインセンサスは決められたルート上で任意に鳥類を観察し、確認された鳥類について記録し、 ルート設定した植生における鳥類相を把握することを目的としています。また、定点センサスは 単位距離・面積の定量的なデータを得るために実施します。なお、ラインセンサスは、天候によ る影響、調査中の見逃し等の影響が懸念されるため、その影響をなるべく軽減するため、補完的 に 2 回実施としております。 21.鳥類の調査(ラインセンサス・定点センサス調査)について【方法書 P.289、P.291】 ラインセンサス・定点センサス調査の目的と,調査結果の解析方法を明確にしてください。 1 ラインに対して 2 回実施することになっているが,2 回で良しとする根拠を説明してくださ い。

(29)

29(29) (事業者見解) ご指摘のありました通り、ラインセンサス法と記載しておりますが、本調査では、決められた ルート上で任意に鳥類を観察し、確認された鳥類について記録し、ルート設定した植生における 鳥類相を把握することを目的としています。 22.鳥類の調査(任意観察法とラインセンサス法)について【方法書 P.291】 「表 6.2.2-9 動物に係る調査内容の詳細」内の「鳥類(一般鳥類)」、「任意観察法」と「ラ インセンサス法」の違いが不明瞭になっています。この記述だと、設定した経路上であるかど うか、の違いのみになりますが、たとえば、経路上を2回任意観察することとどう違うのでしょ うか。わざわざラインセンサスを行う意味(理由)をここではしっかり記述すべきと考えます。

(30)

30(30) (事業者見解) トラップ調査については、定量性が担保できるように適切な調査地点数、トラップ間隔で実施 します。なお、設置については 10m程度の間隔を開ける予定で、設置箇所の植生型や地形条件に ついては現地調査時に記録致します。 23.トラップ調査について【方法書 P.297】 トラップ調査については,トラップの設置間隔を明らかにすること,得られた結果の定量性 が担保できるように調査地点数を増やす必要があります。また調査地点の植生型や地形条件な どを明らかにしておく必要があると考えます。

(31)

31(31) (事業者見解) ご指摘の通り、ヤマドリ調査については、任意観察調査の結果もふまえて整理し、定着個体の 位置を把握するように致します。 24.ヤマドリの調査について【方法書 P.307、P.308、P.310】 クマタカの餌資源としてのヤマドリの調査ですが、限られた少数回のラインセンサスでは、 観察頻度に変動が激しく、さらには過小評価になるおそれもあります。任意観察調査等の結果 も踏まえて、定着個体の位置を把握するなどの手法が適当でしょう。もしくは狩猟犬を用いる 方法もあります。

(32)

32(32) (事業者見解) 上位性の注目種については、クマタカ、ノスリともに調査対象とする計画としております。 25.生態系の注目種について【方法書 P.307、P.308、P.310】 注目種についてはクマタカあるいはノスリのどちらかを選定する予定となっていますが,ど ちらについても調査を実施することをご検討ください。

(33)

33(33) (事業者見解) 餌種については,文献上の情報だけでなく、現地調査結果もふまえ当該地点における餌種の構 成等を考慮した解析を行います。また、餌種調査については、餌種の定量性が担保されたデータ を得られるように調査計画を検討し、調査地点の配置には充分に配慮致します。 26.餌種について【方法書 P.307、P.308、P.310】 餌種については,文献上の情報に基づいた解析ではなく,当該地点における餌種の構成,季 節変化等を考慮した解析を行う必要があると考えます。また,餌種の調査としてラインセンサ スを予定し,各季 1 回の調査を実施するとしていますが,定量性が担保されたデータに基づい て解析を行う必要があると考えますので,調査計画や,調査点の配置に際しては十分ご配慮く ださい。

(34)

34(34) (事業者見解) タヌキを中心とした生態系への影響の有無は、今後実施する現地調査の結果をふまえて判断し ていきます。なお、現時点では、風車設置によりタヌキが利用する一部植生が改変され、それに 伴い採餌対象となる動植物の生息生育環境が改変されることが想定されます。 27.典型性注目種について【方法書 P.307、P.308、P.310】 典型性注目種としてタヌキを選定していますが,風車設置に伴い,タヌキを中心とした生態 系にどのような影響が及ぶ可能性があると考えているのか,ご説明ください。

(35)

35(35) (事業者見解) 上位性の解析フロー図のうち、クマタカについては図 5、ノスリについては図 6 に示します。 また、典型性のタヌキの解析フローは図 7 に示します。 28.上位性、典型性注目種の解析手法について【方法書 P.307、P.308、P.310】 上位性、典型性の解析フロー図を示すとともに,どのような手法を用いて解析しようとして いるのかについて説明してください。 タヌキの行動圏の推定,個体数密度はどのように推定しますか。

(36)

36(36) 図 5 クマタカを上位性注目種とし、生息環境、餌環境、営巣環境に着目した把握方法 ◆生息状況 希少猛禽類調査等 で行動範囲・採餌行 動を把握 ◆注目種の生態的特性 文献により採餌対象 や採餌・繁殖に適した 環境を把握 【調査】 【解析】 ◆餌量の状況 ノウサギ、ヤマドリ、ヘビ類 の生息状況を環境類型区分毎 に把握 ◆営巣・繁殖状況 希少猛禽類調査等 で営巣地や繁殖の 状況を把握 ● ◆現存植生 植生分布調査 により作成 ・現地調査結果から 採餌場所の抽出 ・文献により採餌行 動に影響を与える 環境要因や一般に 好むとされる採餌 環境の抽出 ・環境類型区分ごとの ノウサギ、ヤマドリ、 ヘビ類の生息密度等 を算出 ・文献によりクマタカ にとって必要な餌量 等を把握 ・現地調査結果及 び文献により営巣 に適した環境を抽 出 クマタカの採餌環 境の好適性区分図 の作成 【予測】 影響予測 ノウサギ、ヤマド リ、ヘビ類の生息環 境の好適性区分図 の作成 クマタカの営巣環 境の好適性区分図 の作成 事業計画(風力発電機の配置等) ・環境類型区分 ・植物群落の分布

(37)

37(37) 1)生息状況調査  クマタカの確認位置、行動を記録。特に、採餌・探餌場所、採餌・探餌行動に着目して記録  採餌行動の確認頻度からメッシュ解析を実施し、よく利用する餌場を推定し、好適な採餌環 境を推定  採餌行動の確認頻度が低く解析が困難な場合は、クマタカの全確認位置(もしくはそこから 繁殖や渡りに関する行動を除外した確認)によるメッシュ解析を実施し、よく利用する場所 を推定 2)餌量調査 クマタカの主要な餌であるノウサギ、ヤマドリ、ヘビ類に着目 <ノウサギ>  植物群落の代表的と考えられる地点に調査枠(コドラート)を設定  調査枠は 2m×2m とし、1 地点に 30 個設定し、糞粒数を記録  調査結果をもとに、環境類型区分ごとの生息密度を推定 <ヤマドリ>  調査地域にあらかじめ設定した経路で確認したヤマドリの個体数、確認位置、行動、確認 環境 等を記録  調査結果をもとに、環境類型区分ごとの生息密度を推定 <ヘビ類>  調査地域にあらかじめ設定した経路で確認したヘビ類の個体数、確認位置、行動、確認環 境 等を記録  調査結果をもとに、環境類型区分ごとの生息密度を推定 3)営巣・繁殖状況調査  営巣が確認された場合は、営巣木の確認ならびに周辺の植生や群落構造等を記録  営巣している環境と類似の環境を抽出し、好適な営巣環境を推定

(38)

38(38) 図 6 ノスリを上位性注目種とし、生息環境、餌環境、営巣環境に着目した把握方法 ◆生息状況 希少猛禽類調査等 で行動範囲・採餌行 動を把握 ◆注目種の生態的特性 文献により採餌対象 や採餌・繁殖に適した 環境を把握 【調査】 【解析】 ◆餌量の状況 ネズミ類の生息状況 を環境類型区分毎に 把握 ◆営巣・繁殖状況 希少猛禽類調査等 で営巣地や繁殖の 状況を把握 ● ◆現存植生 植生分布調査 により作成 ・現地調査結果から 採餌・探餌場所の抽 出 ・文献により採餌行 動に影響を与える 環境要因や一般に 好むとされる採餌 環境の抽出 ・環境類型区分ごとの ネズミ類の生息密度 等を算出 ・文献によりノスリに とって必要な餌量等 を把握 ・現地調査結果及 び文献により営巣 に適した環境を抽 出 ・環境類型区分 ・植物群落の分布 ノスリの採餌環境 の好適性区分図の 作成 【予測】 影響予測 ネズミ類の生息環 境の好適性区分図 の作成 ノスリの営巣環境 の好適性区分図の 作成 事業計画(風力発電機の配置等)

(39)

39(39) 1)生息状況調査  ノスリの確認位置、行動を記録。特に、採餌・探餌場所、採餌・探餌行動に着目  採餌行動の確認頻度からメッシュ解析を実施し、利用頻度の高い餌場から好適な採餌環境 を推定 2)餌量調査  ノスリの主要な餌である小型哺乳類(ネズミ類)の生態をふまえ、事業実施想定区域及び その周辺植生の環境類型区分と関連づけてエリア区分  各エリアにトラップを設定して、小型哺乳類(ネズミ類)を捕獲  調査結果をもとに、環境類型区分ごとの生息密度を推定 3)営巣・繁殖状況調査  営巣が確認された場合は、営巣木の確認ならびに周辺の植生や群落構造等を記録  営巣している環境と類似の環境を抽出し、好適な営巣環境を推定

(40)

40(40) 図 7 タヌキを典型性注目種とし、生息環境、餌環境に着目した把握方法 ◆生息状況 フィールドサイン調査等で 足跡、糞、巣穴等の痕跡確認 ◆注目種の生態的特性 文献により採餌対象や採餌・繁 殖に適した環境等を把握 【調査】 【解析】 ◆餌量の状況 ・糞分析により主要な餌を把握 ・利用していると考えられる餌 資源の生息状況を環境類型 区分毎に把握 ◆現存植生 植生分布調査に より作成 ・現地調査結果から採餌場 所、繁殖場所の抽出 ・文献により採餌行動、繁 殖行動に影響を与える環境 要因や一般に好むとされる 採餌環境・繁殖環境の抽出 ・環境類型区分ごとの主要な 餌生物の生息密度等を算出 ・文献によりタヌキにとって 必要な餌量等を把握 ・環境類型区分 ・植物群落の分布 タヌキの生息環境の好適性 区分図の作成 【予測】 影響予測 餌生物の生息環境の好適性 区分図の作成 事業計画(風力発電機の配置等)

(41)

41(41) 1)生息状況調査  タヌキのフィールドサイン(糞、足跡等)の確認位置を記録  フィールドサインの確認位置等をもとに行動範囲や高頻度利用域、好適な繁殖環境を推定 2)餌量調査 調査範囲内を踏査し、各調査エリアそれぞれから数個の糞を採取。糞分析の結果より、タヌ キが好む餌生物の分布状況および密度を把握。 採集した糞は室内に持ち帰り、実体顕微鏡等を用いて糞の内容物を分析し、出現種の内容 ごとに出現率を求め、採餌対象としての選好性を確認 ※出現種の同定は分類群上の大きなグループ分け程度に留める  主要な餌(地上徘徊性昆虫類、土壌動物類 等)の生態を踏まえて、対象事業実施区域及び その周辺を環境類型区分と関連づけてエリア区分  各エリアにトラップを設置して、昆虫類(地上徘徊性昆虫等)、土壌動物を捕獲・採集  調査結果をもとに、環境類型区分ごとの生息密度を推定

(42)

42(42) (事業者見解) 生態系の調査地点については、環境類型毎にアプローチ等の状況をふまえて林道作業道沿い等 に設定しており、その結果、尾根筋周辺には調査地点の設定がされていない状況になっておりま す。なお、尾根筋付近の植生環境については、類似植生に調査地点を設定してデータを取得し、 予測評価致しますので、環境類型区分ごとの生態系の評価は可能と考えます。ただし、尾根筋付 近についても相把握のための調査は可能な範囲で実施し、重要な動植物の分布について出来るだ け確認に努めます。 29.生態系の調査地点について【方法書 P.311】 生態系の調査地点(p.311)は改変が想定される尾根筋には設けられていません。風車が設 置されるであろう尾根筋に調査点が設定されていない理由を説明してください。

(43)

43(43) (事業者見解) 住民説明会等の場では動画を用いることができるため、は VR(バーチャルリアリティ)を用いた 説明を検討しています。一方、環境影響評価書では、書物という形態のため静止画(フォトモン タージュ)による予測としています。 30.景観について【方法書 P.312、P.313】 配慮書に対する経済産業大臣の意見の回答に「地域住民に対しては VR(バーチャルリアリ ティ)を用いた地域の方にも判りやすい説明資料を作成するなどして丁寧な説明を心がけま す。」とありますが、たとえば 312, 313 ページの景観などのところにはこれに関連する具体 的な手法が記載されていないよう思います。結局どのようにするのでしょうか。

(44)

44(44) (事業者見解) 対象事業実施区域内では、土壌採取地点にて土壌採取時に空間線量率を測定します。 31.放射線の量について【方法書 P.324】 放射線の量について方法書 324 ページには「対象事業実施区域内での空間線量調査地点を検 討する。」とありますが、ここには具体的な記載がありません。まだ具体的に決まっていない のであればそれを決めるための考え方を記載してください。

(45)

45(45) 【説明済み資料】 32.風力発電機の配置等について(非公開)【方法書P4~15】 方法書の調査内容と調査地点の位置等との妥当性を検討するためには、風車の配置や改変予 定区域の場所を特定することが望ましいことから、風力発電機の設置位置、工事用仮設道路の 位置、土捨て場、改変を伴う管理用道路、対象事業実施区域内の送電線及び変電所の位置等、 基本的情報を記載してください。(計画案でも可)なお、採用予定の機種ごとに配置案が異な る場合は、それぞれ記載して下さい。 ※関係機関及び地権者との協議等が完了していないため非公開。

(46)

46(46) 図 8 風力発電機の計画配置図(非公開)

(47)

47(47) 現時点では単機出力 3,400kW の機種を予定しておりますが、具体的な機種、基数は検討中です。 採用予定のある風力発電機の概要は、表 2 に示すとおりです。 表 2 風力発電機の概要 項 目 機種 A 機種 B 定格出力(定格運転時の出力) 3,400kW 3,400kW ブレード枚数 3 枚 3 枚 ローター直径(ブレードの回転直径) 108m 104m ハブ高さ(ブレードの中心の高さ) 74.5m 78m 風力発電機の高さ 128.5m 130m 定格回転 15.5rpm 13.8rpm カットイン風速 3~5m/秒 3.5m/秒 カットアウト風速 25m/秒 25m/秒 定格風速 13~14m/秒 13.5m/秒 注)1.定格回転:定格出力を発生する風車ローター回転数。 2.カットイン風速:風車が利用可能な動力を生むハブ高さにおける最小の風速。 3.カットアウト風速:風車が利用可能な動力を生むハブ高さにおける最大の風速。 4.定格風速:風車の定格出力が発生するハブ高さにおける規定の風速。 33.設置予定の風力発電機の概要について【方法書P9~10】 風力発電機の機種(規模)により、環境影響の範囲や程度が異なることから、採用予定の全 ての機種について、風車の諸元(定格出力、ローター直径、ハブ高さ、カットイン風速等)を 記載してください。

(48)

48(48)

※風力発電機の騒音のパワーレベルは、製造会社提供の数値のため非公開。

34.風力発電機の諸元と騒音のパワーレベルについて(非公開)

(49)

49(49) 工事関係車両の種類(例)及び走行車両台数(現時点での想定)は、表 4 に示すとおりです。 工事中における主要な走行ルートは、方法書 P2-14~16 に記載しています。 表 4 工事関係車両の種類(例)及び走行車両台数(現時点での想定) 工事関係車両 仕様 1 日当たり 最大述べ 走行台数 使用 台数 備考 ダンプトラック 10t 30 15 1 日当たり 1 往復/台 ユニック車 4t 4 2 1 日当たり 1 往復/台 コンクリートポンプ車 50 ㎥ 4 2 1 日当たり 1 往復/台 コンクリートミキサー車 10t 250 25 1 日当たり 5 往復/台 ラフタークレーン 25t 2 1 1 日当たり 1 往復/台 大型トレーラー 20t 6 3 1 日当たり 1 往復/台 大型トレーラー 60t 10 5 1 日当たり 1 往復/台 先導車・後続車 小型車 12 6 1 日当たり 1 往復/台 多軸式自走台車 80t 4 2 1 日当たり 1 往復/台 先導車・後続車 小型車 6 3 1 日当たり 1 往復/台 通勤車等 小型車 80 20 1 日当たり最大 2 往復/台 35.工事中の交通に関する事項について【方法書P16~18】 工事関係車両の種類及び台数並びに工事中における主要な交通ルートについて記載してく ださい。(図中に道路の種類と名称を記載してください。確定していない場合は、ルートの複 数案と走行車両台数の概算を記載してください。)

(50)

50(50) 各項目の調査地点を設定した根拠は別添 1 に示すとおりです。 36.各項目の調査地点とその設定根拠について 各項目の各調査地点について、設定した根拠を記載してください。 (その際、例えば土壌図や表層地質図、植生図等に調査点や風車設置位置を記載するようにし てください。)

(51)

51(51) 大気環境の調査位置は、次ページ以降の図 9 及び図 10 に示すとおりです。 37.大気環境(大気質、騒音及び超低周波音、振動)の調査位置について【方法 書P273~278】 大気環境(大気質、騒音及び超低周波音、振動)の調査位置について、民家・道路・測定場 所の関係がわかる大縮尺の図(500分の1~2500分の1程度)を記載してください。

(52)

52(52) 図 9 大気質、騒音及び超低周波音、 振動の調査位置 :調査地点 (建設機械の稼働、施設の稼働) :調査地点 (工事用資材等の搬出入) R-1 R-2 E-1 E-2 E-3

(53)

53(53) 図 10 大気質、騒音及び超低周波音、振動の調査位置(詳細) R-1 R-2 E-1 E-2 E-3 30m 30m 30m 30m 30m

(54)

54(54)

※関係機関及び地権者との協議等が完了していないため非公開。

38.騒音・振動発生施設と民家の関係について(非公開)【方法書P121-122】

騒音・振動発生施設から最寄りの民家までの状況(距離・地形など)がわかる地形図(可能 であれば裁断面も)を記載してください。

(55)

55(55) 図 11 風車配置予定地から最寄りの

(56)

56(56) 次頁に騒音の調査位置と風力発電機の可視領域、及び近接住宅等との関係がわかる図を、次ペー ジの図 12 にお示しいたします。なお、現時点では風力発電機の配置が未確定であることから、本 図の可視領域は風力発電機設置区域の尾根上に、隙間なく風力発電機が並ぶものとして算出した ものです。 39.騒音の調査位置と可視領域の関係について 騒音の調査位置と可視領域の関係について、図示してください。 なお、その際、可視領域予測の条件を注記してください。(地形以外に考慮した事項、風力 発電機の配置を勘案しているか等)

(57)

57(57) :調査地点 (工事用資材等の搬出入) :調査地点 (建設機械の稼働、施設の稼働) 図 12 騒音の調査位置と可視領域 R-1 R-2 E-1 E-2 E-3

(58)

58(58) 対象事業実施区域の周囲等にある既設及び計画中の風力発電事業の概要、事業区域、風力発電 機の位置は P4~8 に記載のとおりです。 また、累積的影響を検討する環境影響項目とその考え方について、次頁以降に示します。 40.累積的な影響について【方法書P4~8、P257~265】 ・対象事業実施区域の周囲等に既設及び計画中の風力発電事業があれば、事業の概要(事業の 名称、出力、風力発電機の基数、運転開始年月等)、事業区域、風力発電機の位置について、 情報が得られる範囲で記載してください。 ・選定した環境影響評価の項目について、これらの事業との累積的な影響の検討を行うか、そ の項目も含めて記載してください。 例1:累積的影響が生じる可能性があり、○○について、検討を行うこととする。 例2:△△のため、累積的影響は生じないと考えられる。 例3:累積的影響が生じる可能性があるが、□□のため、検討を行わない。

(59)

59(59) ○累積的影響を検討する環境影響項目とその考え方 (1)累積的影響の基本的な考え方 本事業と既設及び計画中の風力発電事業との累積的影響に対する基本的な考え方は、表 5 に示すとおりです。 表 5 累積的影響に対する基本的な考え方 環境要素 工事の実施 土地または工作物の存在及び供用 既設風力発電事業 計画中の 風力発電事業 既設風力発電事業 計画中の 風力発電事業 大気質 工事が完了している ため、累積的影響は生 じない。 事業が隣接する場合 や、工事関係車両が走 行する道路を共用し 同時期に工事が行わ れる場合に累積的影 響が生じる可能性が ある。 - 騒音及び 超低周波音 保全対象施設の周辺に複数の事業が存在す る場合に累積的影響が生じる可能性がある。 振動 - 水質 (水の濁り) 流域内に複数の事業 が存在し同時期に工 事が行われる場合に 累積的影響が生じる 可能性がある。 - 風車の影 - 保全対象施設の周辺に複数の事業が存在す る場合に累積的影響が生じる可能性がある。 電波障害 動物 工事が完了している ため、累積的影響は生 じない。 鳥類等の主要な行動圏等の範囲に複数の事業が存在する場合に累積 的影響が生じる可能性がある。 植物 影響が生じる範囲は限られると考えられるため、累積的影響が生じる 可能性は小さい。 生態系 鳥類等の主要な行動圏等の範囲に複数の事業が存在する場合に累積 的影響が生じる可能性がある。 景観 - 主要な眺望点からの眺望景観に複数の事業 が存在する場合に累積的影響が生じる可能 性がある。 人と自然との 触れ合いの 活動の場 工事が完了している ため、累積的影響は生 じない。 人と自然との触れ合 いの活動の場が複数 事業と隣接する場合 や、工事関係車両が走 行する道路を共用し 同時期に工事が行わ れる場合に累積的影 響が生じる可能性が ある。 人と自然との触れ合いの活動の場の周辺に 複数の事業が存在する場合に累積的影響が 生じる可能性がある。 産業廃棄物 工事が完了している ため、累積的影響は生 じない。 影響が生じる範囲は 限られると考えられ るため、累積的影響が 生じる可能性は小さ い。 - 残土 放射線の量 工事が完了している ため、累積的影響は生 じない。 事業が隣接する場合 や、工事関係車両が走 行する道路を共用し 同時期に工事が行わ れる場合に累積的影 響が生じる可能性が ある。 - 「-」は個別事業の環境影響評価項目として選定されていないことを示す。

(60)

60(60) (2)累積的影響を検討する環境影響項目 累積的影響を検討する環境影響評価の項目の選定にあたっては、本事業の事業特性及び事 業により影響が生じる可能性のある範囲等を踏まえ、表 6 のとおりとしました。また、その 選定理由を表 7 に、非選定理由を表 8 にそれぞれ示します。 表 6 累積的影響に係る環境影響評価の選定項目 影響要因の区分 環境要素の区分 工事の実施 土地または工作物 の存在及び供用 工 事 用 資 材 等 の 搬 出 入 建 設 機 械 の 稼 働 造 成 等 の 施 工 に よ る 一 時 的 な 影 響 地 形 改 変 及 び 施 設 の 存 在 施 設 の 稼 働 環 境 の 自 然 的 構 成 要 素 の 良 好 な 状 態 の 保 持 大気環境 大気質 窒素酸化物 ◎ ◎ 粉じん等 ◎ ◎ 騒 音 及 び 超 低周波音 騒音及び超低周波 音 ◎ ◎ ◎ 振動 振動 ◎ 水環境 水質 水の濁り ◎ 底質 有害物質 土壌環 境・その 他の環境 地形及び地 質 重要な地形及び地 質 その他 風車の影 ◎ 電波障害 ◎ 生 物 の 多 様 性 の 確 保 及 び 自 然 環 境 の 体 系 的保全 動物 重要な種及び注目すべき生息地 (海域に生息するものを除く) ◎ ◎ 海域に生息する動物 植物 重要な種及び重要な群落 (海域に生育するものを除く) × × 海域に生育する植物 生態系 地域を特徴づける生態系 ◎ ◎ 地 域 の 景 観 保 全 及 び 人 と 自 然 と の 豊 か な 触 れ 合 い の 活 動の場の確保 景観 主要な眺望点及び景観資源並びに 主要な眺望景観 ◎ 人 と 自 然 と の 触 れ 合 い の 活 動の場 主要な人と自然との触れ合いの活 動の場 ◎ × 環 境 へ の 負 荷 低減 廃棄物等 産業廃棄物 × 残土 × 一 般 環 境 中 の 放 射 性 物 質 に ついて調査、予 測 及 び 評 価 さ れ る べ き 環 境 要素 放射線の量 ◎ ◎ ◎ 1.◎:本事業の環境影響評価を実施する項目であり、かつ累積的影響についても検討を行う項目。 ×:本事業による影響の予測及び評価のみを行う事とし、累積的影響について検討を行わない項目。

(61)

61(61) 表 7(1) 累積的影響に係る環境影響評価の項目として選定した理由 項目 環境影響評価の項目として選定した理由 環境要素の区分 影響要因の区 分 大 気 環 境 大 気 質 窒素酸化物 工 事 用 資 材 等 の搬出入 複数の事業が同時期に工事を行い、工事に関係する車両が走行する道 路を共用する場合には、当該道路周辺の住宅等に累積的な影響を及ぼ す可能性があることから選定する。 建 設 機 械 の 稼 働 建設機械の稼働に伴い建設機械から窒素酸化物が排出されるが、その 影響は広域に及ぶことは想定されない。しかし、複数の事業が同時期 に工事を行い、建設機械が同時に稼働する場合には、対象事業実施区 域周辺の住宅等に累積的な影響を及ぼす可能性があることから選定 する。 粉じん等 工 事 用 資 材 等 の搬出入 複数の事業が同時期に工事を行い、工事に関係する車両が走行する道 路を共用する場合には、当該道路周辺の住宅等に累積的な影響を及ぼ す可能性があることから選定する。 建 設 機 械 の 稼 働 建設機械の稼働に伴い土砂粉じん等が発生するが、その影響は広域に 及ぶことは想定されない。しかし、複数の事業が同時期に工事を行い、 建設機械が同時に稼働する場合には、対象事業実施区域周辺の住宅等 に累積的な影響を及ぼす可能性があることから選定する。 騒 音 及 び 超 低 周 波 音 騒音 工 事 用 資 材 等 の搬出入 複数の事業が同時期に工事を行い、工事に関係する車両が走行する道 路を共用する場合には、当該道路周辺の住宅等に累積的な影響を及ぼ す可能性があることから選定する。 建 設 機 械 の 稼 働 建設機械の稼働に伴い建設機械から騒音が発生するが、その影響は広 域に及ぶことは想定されない。しかし、複数の事業が同時期に工事を 行い、建設機械が同時に稼働する場合には、対象事業実施区域周辺の 住宅等に累積的な影響を及ぼす可能性があることから選定する。 施設の稼働 施設の稼働に伴い騒音が発生し、その影響は対象事業実施区域周辺に 及ぶことが想定される。既設風力発電所又は計画中の他の風力発電事 業が周辺に複数存在する住宅等では、累積的な影響を及ぼす可能性が あることから選定する。 超低周波音 施設の稼働 施設の稼働に伴い超低周波音が発生し、その影響は対象事業実施区域 周辺に及ぶことが想定される。既設風力発電所又は計画中の他の風力 発電事業が周辺に複数存在する住宅等では、累積的な影響を及ぼす可 能性があることから選定する。 振動 振動 工 事 用 資 材 等 の搬出入 複数の事業が同時期に工事を行い、工事に関係する車両が走行する道 路を共用する場合には、当該道路周辺の住宅等に累積的な影響を及ぼ す可能性があることから選定する。 水 環 境 水質 水の濁り 造成等の施工 による一時的 な影響 対象事業実施区域より下流部で他の事業からの排水と合流する可能 性があるが、河川は下流ほど流量が増加するため、工事の実施による 水の濁りの影響は下流ほど小さい。しかし、河川の流域内に複数の事 業が存在する場合には、排水が合流する地点付近で累積的な影響を及 ぼす可能性があることから選定する。 そ の 他 の 環 境 その 他 風車の影 施設の稼働 施設の稼働に伴い風車の影(シャドーフリッカー)が発生し、その影響 は対象事業実施区域周辺に及ぶことが想定される。既設風力発電所又 は計画中の他の風力発電事業が周辺に複数存在する住宅等では、累積 的な影響を及ぼす可能性があることから選定する。 電波障害 施設の稼働 施設の稼働に伴い電波障害が発生し、その影響は対象事業実施区域周 辺に及ぶことが想定される。既設風力発電所又は計画中の他の風力発 電事業が周辺に複数存在する住宅等では、累積的な影響を及ぼす可能 性があることから選定する。

(62)

62(62) 表 7(2) 累積的影響に係る環境影響評価の項目として選定した理由 項目 環境影響評価の項目として選定した理由 環境要素の区分 影響要因の区分 動 物 重要な種及び注目すべ き生息地 (海域に生息するもの を除く) 造成等の施工に よる一時的な影 響 既存資料及び聞き取り調査により、対象事業実施区域及びその周囲 には渡り鳥等の行動圏が広域に及ぶ動物が生息する可能性があり、 これらの種の主要な生息範囲が確認され、かつ複数の事業が存在す る場合、造成等の施工により、累積的な影響を及ぼす可能性がある ことから選定する。 地形の改変及び 施設の存在、施 設の稼働 既存資料及び聞き取り調査により、対象事業実施区域及びその周囲 には渡り鳥等の行動圏が広域に及ぶ動物が生息する可能性があり、 これらの種の主要な生息範囲が確認され、かつその周囲に複数の事 業が存在する場合、施設の稼働により、累積的な影響を及ぼす可能 性があることから選定する。 生 態 系 地域を特徴づける生態 系 造成等の施工に よる一時的な影 響 既存資料及び聞き取り調査により、対象事業実施区域及びその周囲 には猛禽類等の行動圏が広域に及ぶ動物が生息する可能性があり、 これらの種の主要な生息範囲に複数の事業が存在する場合、造成等 の施工により、累積的な影響を及ぼす可能性があることから選定す る。 地形の改変及び 施設の存在、施 設の稼働 既存資料及び聞き取り調査により、対象事業実施区域及びその周囲 には猛禽類等の行動圏が広域に及ぶ動物が生息する可能性があり、 これらの種の主要な生息範囲に複数の事業が存在する場合、施設の 稼働により、累積的な影響を及ぼす可能性があることから選定す る。 景 観 主要な眺望点及び景観 資源並びに主要な眺望 景観 地形改変及び施 設の存在 主要な眺望点からの眺望景観に複数の事業が含まれる場合、累積的 な影響を及ぼす可能性があることから選定する。 人 と 自 然 と の 触 れ 合 い の 活 動 の 場 人と自然との触れ合い の活動の場 工事用資材等の 搬出入 複数の事業が同時期に工事を行い、工事用資材等の搬出入経路を共 用する場合には、人と自然との触れ合いの活動の場へのアクセス性 に累積的な影響を及ぼす可能性があることから選定する。 放 射 線 の 量 放射線の量 工事用資材等の 搬出入 複数の事業が空間線量率の高い地域で同時期に工事を行い、工事に 関係する車両が走行する道路を共用する場合には、当該道路周辺の 住宅等に累積的な影響を及ぼす可能性があることから選定する。 建設機械の稼働 複数の事業が空間線量率の高い地域で同時期に工事を行い、建設機 械が同時に稼働する場合には、対象事業実施区域周辺の住宅等に累 積的な影響を及ぼす可能性があることから選定する。 造成等の施工に よる一時的な影 響 河川の流域内に複数の事業が存在し、空間線量率の高い地域で同時 期に工事を行う場合には、排水が合流する地点付近で累積的な影響 を及ぼす可能性があることから選定する。

(63)

63(63) 表 8 累積的影響に係る環境影響評価の項目として非選定とした理由 項目 環境影響評価の項目として選定した理由 環境要素の区分 影響要因の区分 植 物 重要な種及び重要な 群落 (海域に生育するも のを除く) 造成等の施工に よる一時的な影 響 重要な種の生育地に対する影響は、対象事業実施区域近傍に限ら れると想定されるため、累積的影響に係る評価項目として非選定 とした。 地形改変及び施 設の存在 重要な種の生育地に対する影響は、対象事業実施区域近傍に限ら れると想定されるため、累積的影響に係る評価項目として非選定 とした。 人 と 自 然 と の 触 れ 合 い の 活 動 の 場 人 と 自 然 との 触 れ合 いの活動の場 地 形 改 変 及 び 施 設の存在 複数の事業に関連する人と自然との触れ合いの活動の場が存在 しないことから、累積的影響に係る評価項目として非選定とし た。 廃 棄 物 等 産業廃棄物 造 成 等 の 施 工 に よ る 一 時 的 な 影 響 造成等の施工により産業廃棄物が発生するが、その排出時期は一 時的であることから、累積的影響に係る評価項目として非選定と した。 残土 造 成 等 の 施 工 に よ る 一 時 的 な 影 響 残土は本事業の計画地内で処理する計画であることから、累積的 影響に係る評価項目として非選定とした。

(64)

64(64) (3)累積的影響を検討する対象事業の選定 累積的影響を検討する対象事業の選定にあたっては、表 6 の選定項目及び表 7 の選定理由 を踏まえて各事業特性やその位置から影響要因毎、事業毎にその必要性を検討しました。こ の結果、累積的影響の検討が必要な事業は、表 9 に示す事業となりました。 なお、本表の内容は方法書段階の検討であり、今後、風力発電所の配置や施工計画が決まっ た段階で他事業との累積的影響を再度検討し、準備書においてその予測評価を行うこととし ます。 表 9 累積的影響を検討する環境要素及び影響要因並びに対象事業 項目 累積的影響の根拠 既設 計画中 環境要素 影響要因 ① ② ③※ 大 気 質 窒素酸化物 ・粉じん等 工事用資材等の搬出入 工事用車両走行道路を共用するた め ● ● 建設機械の稼働 隣接し、その間に住居が存在する ため ● ● 騒音 工事用資材等の搬出入 工事用車両走行道路を共用するた め ● ● 建設機械の稼働 隣接し、その間に住居が存在する ため ● ● 施設の稼働 隣接し、その間や周辺に住居が存 在するため ● ● 超低周波音 振動 工事用資材等の搬出入 工事用車両走行道路を共用するた め ● ● 水の濁り 造成等の施工による一 時的な影響 同一河川の流域内に事業地が位置 するため ● ● 風車の影 施設の稼働 隣接し、その間や周辺に住居が存 在するため ● ● 電波障害 施設の稼働 隣接し、その周辺に住居が存在す るため ● ● 動物・生態系 造成等の施工による一 時的な影響 周囲には猛禽類や渡り鳥等の行動 圏が広域に及ぶ動物が確認される 可能性があるため ● ● 地形の改変及び施設の 存在、施設の稼働 ● ● ● ● 景観 地形改変及び施設の存 在 各事業地から約 7.5km 範囲(最大 垂直見込み角 1 度以上)に跨って、 位置する主要な眺望点があるため ● ● 人と自然との触れ 合いの活動の場 工事用資材等の搬出入 工事用車両走行道路を共用するた め ● ● 放射線の量 工事用資材等の搬出入 工事用車両走行道路を共用するた め ● ● 建設機械の稼働 隣接し、その間に住居が存在する ため ● ● 造成等の施工による一 時的な影響 同一河川の流域内で空間線量率の 高い地域に事業地が位置するため ● ● ●:現時点の工事内容で該当する可能性が想定される項目。 注)③及び④については、現時点で方法書縦覧から 8 年経過しているが準備書手続きに入っていない。関 係自治体の反対を受け、事業進捗の可能性は低いと考えられる。 ①桧山高原風力発電所 ②ユーラス滝根小白井ウィンドファーム ③(仮称)CEF 福島黒佛木ウインドファーム事業 ④(仮称)CEF 福島楢葉ウインドファーム事業 ⑤(仮称)阿武隈風力発電事業 ⑥(仮称)阿武隈南部風力発電事業

(65)

65(65) ※個人情報のため非公開。 41.専門家等の意見について(非公開)【方法書P293~296,P304】 意見聴取した専門家等の所属機関の属性について、記載してください。(cf. アセス省令第 17条第5項) 専門家の了解が得られた範囲で、氏名を御教示ください。(※非公開資料可) また、専門家の意見の根拠となっているものがあれば教えてください。(文献や地域のデー タ等)

(66)

66(66) 平成 29 年春季より現況調査を実施しておりますが、調査結果は現在とりまとめ中です。

42.現況調査の結果について

現況調査を前倒して実施している場合は、審査の参考とするため、調査結果を提供してくだ さい。(※任意。必要に応じて非公開とすることも可。)

(67)

1(67)

別添1

平成29年 8月 23日 風力部会資料

(仮称)川内鬼太郎山風力発電事業

環 境 影 響 評 価 方 法 書

調 査 地 点 の 設 定 根 拠

平成29年8月

J R 東 日 本 エ ネ ル ギ ー 開 発 株 式 会 社

(68)

2(68) 目 次 1. 大気環境 - - - 3 2. 水の濁り - - - 6 3. 動物 - - - 9 4. 植物 - - - 15 5. 生態系 - - - 18 6. 景観 - - - 21 7. 人と自然との触れ合いの活動の場 - - - 22 8. 放射線の量 - - - 24

(69)

3(69) 1. 大気環境 大気環境に係る調査地点の設定根拠を表 1.1 に示します。 調査地点と住宅等の位置関係を図 1.1 に、調査地点と工事関係車両の主要な走行ルート の位置関係を図 1.2 に示します。 表 1.1 大気環境に係る調査地点の設定根拠 調査地点 環境要素 影響要因 設定根拠 R-1 県道 36 号 田ノ入 大気質 窒 素 酸 化 物、粉じ ん等 工 事 用 資 材 等 の 搬出入 主 要 な 走 行 ル ー ト 沿 い に位置し、保全対象とし て 住 宅 が 位 置 し て い る 地点に設定。 騒 音 及 び 超 低周波音 騒音 振動 振動 R-2 県道 36 号 貝ノ坂 分岐点 大気質 窒 素 酸 化 物、粉じ ん等 工 事 用 資 材 等 の 搬出入 主 要 な 走 行 ル ー ト 沿 い に位置し、保全対象とし て 住 宅 が 位 置 し て い る 地点に設定。 騒 音 及 び 超 低周波音 騒音 振動 振動 E-1 田ノ入 別荘 大気質 窒 素 酸 化 物、粉じ ん等 建設機械の稼働 風 力 発 電 機 設 置 区 域 に 比 較 的 近 い 住 宅 付 近 の 地点に設定。 騒 音 及 び 超 低周波音 騒音 建設機械の稼働 施設の稼働 超低周波音 施設の稼働 振動 振動 建設機械の稼働 E-2 貝ノ坂集落 大気質 窒 素 酸 化 物、粉じ ん等 建設機械の稼働 風 力 発 電 機 設 置 区 域 に 比 較 的 近 い 住 宅 付 近 の 地点に設定。 騒 音 及 び 超 低周波音 騒音 建設機械の稼働 施設の稼働 超低周波音 施設の稼働 振動 振動 建設機械の稼働 E-3 遠山集落 大気質 窒 素 酸 化 物、粉じ ん等 建設機械の稼働 風 力 発 電 機 設 置 区 域 に 最 も 近 い 住 宅 付 近 の 地 点に設定。 騒 音 及 び 超 低周波音 騒音 建設機械の稼働 施設の稼働 超低周波音 施設の稼働 振動 振動 建設機械の稼働

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4(70) 図 1.1 大気質、騒音及び超低周波音、振動 の調査位置(住宅等との関係) R-1 R-2 E-1 E-2 E-3 :調査地点 (建設機械の稼働、施設の稼働) :調査地点 (工事用資材等の搬出入)

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図 1.2 大気質、騒音及び超低周波音、振動 の調査位置(工事関係車両の主要な 走行ルートとの関係) :調査地点 (建設機械の稼働、施設の稼働) :調査地点 (工事用資材等の搬出入) R-1 R-2 E-2 E-1 E-3

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6(72) 2. 水の濁り 水の濁りに係る調査地点の設定根拠を表 2.1 に示します。 調査地点と河川等の位置関係は図 2.1(方法書 P6-28 図 6.2.2-3(1)記載)に示します。 また、土壌調査地点については、調査地点と表層地質区分の位置関係を図 2.2(方法書 P 6-29 図 6.2.2-3(2)記載)に示します。 表 2.1 水の濁りに係る調査地点の設定根拠 調査地点 環境要素 影響要因 設定根拠 水質調査地点 (9 地点) 土壌調査地点 (4 地点) 水質 水の濁り 造 成 等 の 施 工 に よ る 一 時 的 な 影 響 基 礎 工 事 の 掘 削 時 の 濁 水及び降雨時の排水は、 各 作 業 ヤ ー ド に 設 置 す る沈砂池に集約し、一部 の 土 砂 等 を 沈 降 除 去 し た後、上澄み液(沈砂池 排水)は、近接する林の 土 壌 に 浸 透 さ せ る 計 画 である。調査地点は濁水 等 の 影 響 の 可 能 性 が 想 定 さ れ る 対 象 事 業 実 施 区 域 周 辺 の 沢 に 設 定 し た。 なお、土壌調査地点い ては、表層地質区分毎に 代 表 的 な 位 置 に 設 定 し た。

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7(73) 図 2.1 水環境の調査位置 (水質、土壌) :水質調査地点 :土壌調査地点図 注)1.調査地点は現地の状況を踏まえて変更する可能性がある。

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8(74) 図 2.2 水環境の調査位置 (土壌) 資料)1.土地分類基本調査 表層地質図[浪江/磐城富岡][川前・井出](国土交通省ホームページ http://nrbwww.mlit.go.jp/kokjp/inspect/landclassification/land/5-1/0721.html)をもとに作成 注)1.調査地点は現地の状況を踏まえて変更する可能性がある。 :土壌調査地点図

図 2  漁業権の設定位置

参照

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