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大阪湾でとれた白いガザミ

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Academic year: 2021

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C A N C E R 6 (1997), p. 9 -10

大 阪 湾 で と れ た 白 い ガ ザ ミ

山 啓 之

ガザミ Portunus (印 刷 叫ω ) lrituberculatusは大 阪湾の重要な 漁業資源で,泉州 ではだんじりで有 名な岸和田 祭り に欠かせないカニ として 知 られて いる. 大阪湾で、は主に小型底曳網の 一種の石桁網 で漁獲されるが,漁獲物の中に真白な 例体が合ま れていたので報告する . 報

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守に先立ち ,標本 を提 供していただいた尼崎漁業協 同組合の松原牧夫氏 に感謝する . この白いガザミ( 図 1) は ,1996年10月24日に 岬"汀淡輪

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で石桁網により漁獲された 雌{ 同体で, 前 側 縁 第 9 簡 を 含 め た 甲 幅 は192mm, 体 主 は 387 .3gである . 叩は眼域等ごく 一部を除き白色 で, オ レンジ色の卵巣がわずかに透け て見える . 右 鉛腕] (岡2 - A ) は腕節の上f (

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のみH育制色 の色 素があるが,それ以外はほと んど白 色である (左 鮒胸lは脱落). 歩脚 (同 2 - B ) は前節の一部と指 節に11音赤色の色素,泳脚 (図2 - C ) では指節の 先端部に紺色の 色素が存在するが,その他の部分 図 1. 大阪湾でとれた白いガザ ミ

Hiroyuki A RIY A M A : A lbino of th e s w imming crab

Portun us (P ortunus) trituberculatus ca ug ht in O s a k a B ay

図 2. 白いガザミの胸脚

A 右鮒脚. B :イl第2歩脚 . C : ;{;i水制

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10 大 阪 湾 で と れ た 白 い ガ ザ ミ は白くな っている . ガザ ミの本米の体色は 甲は町 緑色,仰向! の前節は淡青色であるが,これらの色 わずかである. このような白いガザミは尼崎i.((t協の点、業者一も初 めて比たもので,非常に珍しい現象といえる. こ のガザミは病変もなく色彩以外は正常であったこ とから ,何 らかの原凶で本米の体色の発現が阻害 されたものと考えられる. 他 のカニガ! の白 化 とし

てはベニスワイガニ Chi01wecetes jato1l'icusの 例 が

知られ て い る が (村│吋 ・本間, 1993),その原因 についても不明である . 参考文献 . 本II¥J 弔, 1993. 北 海 道ii'lて; ニスワイガ ニ. Cancer, 3 : 23-25 (大阪府立水産試験場)

図 2. 白いガザミの胸脚

参照

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