まえがき
この研究は平成 15 年度より行われている「学力向上アクションプラン」の「学力の質の 向上」のなかに位置づけられるものである。文部科学省初等中等教育局より、平成 16 年度 文部科学省委嘱研究「学習内容と日常生活との関連性の研究」として、日常生活教材作成 研究会(小田豊代表:国立教育政策研究所内)に委嘱されたものである。 「わが国の児童生徒は学ぶ意欲が十分ではないことが各種調査の結果からも明らかにな っている。その理由はさまざまあるが、「学校で学んでいる内容が日常生活にどのように 活用されているのか、自分の将来の職業にどのように役立つのか」といったことが児童生 徒に具体的にイメージすることができないため、児童生徒の学習意欲の低下の要因のひと つになっていると考えられる。そこでこの研究では、児童生徒の学習意欲の向上を図るた め、学習内容と日常生活との関連性を明らかにすることを目的とし、このことを日常生活、 産業(製品・技術)・社会(職業)・人間と関連した題材の開発を通して行うことにした。 今回はとかく抽象的な指導となりやすい「算数・数学、理科」を中心に行うことにした。 研究の成果は、インターネットによる提供や都道府県・政令都市教育委員会や総合教育セ ンター等へ研究報告書の送付を予定している。このことによって児童生徒の学習意欲の喚 起、学力の質の向上の指導に役立てたいと考えている。 現在、日本の学力低下の問題が危惧されている。この問題を解決するためには、まず学 校の授業が日々楽しいものである必要がある。学校の授業が楽しくなければ、児童生徒は 死んでしまうからである。そこで、教師は児童生徒に対して学習意欲を喚起するような題 材・教材開発を行うことが課題となってくるのである。しかし、現在多くの教師は生徒指 導・校務分掌・会議等に追われ、ストレスフルな状態でいる。題材・教材研究をする暇も ないと言われているほどである。その結果、教師は教科書中心でその指導書に頼ったりす るような授業になってしまっている。授業を楽しくするためには、まず教師が自ら題材・ 教材開発を楽しく行う必要がある。この委嘱研究では、そんな題材・教材開発の観点を提 案していけたらと考えている。 一般に人間は自分にとって必要なものは、人に言われなくても学習する。人間は「今行 っている学習が自分にといって意味があるかどうか」ということを潜在的に考えているか らである。児童生徒の学習意欲がわかないのは、児童生徒にとって、「その学習が自分に とって必要ないか、または自分にとって関係がない」と感じた場合に起こる。児童生徒の 学習意欲の低下は、こうした児童生徒の内面での「内的必要感」の欠如、「内的関係性」 の薄さに原因がある。そこで、学習内容と児童生徒の内面をつなぐ必要性が出てくるので ある。この委嘱研究では、このことを学習内容と産業(製品・技術)・社会(職業)・人 間と関連した題材の開発を通して行おうと考えている。 この委嘱研究が学校現場のニーズに応え、現実の授業に少しでも貢献できる研究ができ たらと願っている。 (下田好行) i概 要
この研究は、平成 16 年度文部科学省委嘱研究「学習内容と日常生活との関連性の研究」 に基づいて行われたものである。わが国の児童生徒は学ぶ意欲が十分ではないことが各種 調査の結果からも明らかになっている。その理由はさまざまあるが、「学校で学んでいる 内容が日常生活でどのように活用されているのか、自分の将来の職業にどのように役立つ のか」といったことが具体的にイメージすることができないため、学ぶ意欲がわかないこ ともその要因のひとつと考えられる。そこでこの研究では、児童生徒の学習意欲の向上を 図るため、学習内容と日常生活との関連性を明らかにすることを目的とする。このことを 学習内容と日常生活とが関連した題材の開発を通して行うことにする。今回は学力の低下 が危惧されている算数・数学、理科を中心に行うことにした。研究の成果は、文部科学省 のホームページに掲載し、都道府県・政令都市教育委員会、および総合教育センター等に 研究報告書を送付することにした。研究成果の普及をこのように図ることによって、児童 生徒の学習意欲の喚起、学力の質の向上の指導に役立てたいと考える。この研究は平成 15 年度より行われている「学力向上アクションプラン」の「学力の質の向上」のもとに位置 づくものである。学力の質の向上は、まず学習意欲の向上から始められなければならない のである。 この研究は国立教育政策研究所内に、「日常生活教材作成研究会」を組織した。研究代 表は小田豊(国立教育政策研究所:次長)である。研究会は「算数・数学班(岡部恒治: 埼玉大学経済学部教授)」「理科班(吉田俊久:埼玉大学教育学部名誉教授)」「単元作 り班(有本昌弘:国立教育政策研究所)」に分かれ、それぞれ日常生活、産業(製品・技 術)・社会(職業)・人間と関連した題材の開発を行った。また、民間の調査研究所(三 菱総合研究所)も参加した。三菱総合研究所は企業のネットワークを駆使して、特に物作 りの第一線で使用されている技術・製品と学習内容との関連性を調査した。これらの班や 三菱総合研究所との調整は、日常生活教材作成研究会事務局(下田好行:国立教育政策研 究所)が行った。委嘱期間は、平成 16 年6月1日∼平成 17 年3月 31 日であった。 この研究では、まず研究の目的と研究計画を設計した。その際に「学習内容」「題材」 「教材」「日常生活」の概念の規定を行った(1章)。 次に、委嘱研究の趣旨である学習意欲の喚起をどのようなかたちで行うかを検討した。 この研究では、学習内容と日常生活、産業(製品・技術)・社会(職業)・人間との関連 を意識させることで行った。学習意欲の低下は、児童生徒の内面と学習内容が離れている ために起こる、いわば「内的必要感」「内的関係性」の欠如が原因である。そのうえで、 今行っている学習内容(部分)が現実社会での現象(全体)のなかでどのように活かされ ているかを児童生徒が理解することによって、今行っている学習の意味を把握できると考 えた。学習内容と日常生活、産業(製品・技術)・社会(職業)・人間と関連した題材を 開発する意義はここにある。こうした意味で、日常生活、産業(製品・技術)・社会(職 業)・人間と関連した題材の作成は、「部分」と「全体」をつなぐ「ホリステック」な題 材・教材開発の方法と言えよう(2章)。 次に、教科書とその副教材における、日常生活、産業(製品・技術)・社会(職業)・ ii人間と関連した題材の調査を行った。特にコラム欄を中心に調査した。この調査では、小 学校では日常生活との関連が多く、中学校・高等学校と進むにつれて産業(製品・技術)・ 社会(職業)・人間との関連が多く表れた。特に理科では、身近な日常生活の素材を切り 口に題材・教材に入っていく傾向が見られた。産業の中で活かされている製品・技術も「理 科基礎」「理科総合」よりも、「物理」「化学」「生物」「地学」のほうが、しかも「Ⅰ」 よりも「Ⅱ」のほうがそうした題材が多い傾向があった。今回の研究では、特に産業(製 品・技術)との関連に重点を置いたので、「物理」「化学」の題材が多かった。この結果 は、日常生活教材作成研究会で話題にし、委嘱委員が日常生活、産業(製品・技術)・社 会(職業)・人間と関連した題材の調査・収集を行う参考資料とした(9章)。 次に、委嘱委員は学習内容と日常生活、産業(製品・技術)・社会(職業)・人間と関 連した題材の調査・収集を行った。調査・収集した題材は、題材シートに書くことになっ た。題材シートの形式は、文部科学省のホームページに載せることを意識して作成した。 「メインタイトル」は児童生徒の興味・関心・意欲が喚起されるようにつけた。「サブタ イトル」は、学習内容の中身が分かるようなかたちでつけた。「学習指導要領との関連」 は、授業場面で使いやすいように、学習指導要領の「大項目」「中項目」「小項目」との 関連を明記した。「題材とその活用場面」は、「学習内容が日常生活、産業(製品・技術)・ 社会(職業)・人間との関係の中でどのように活かされているか」について記述した。こ こが今回の研究のポイントである。その他、「説明」「添付図表」「出典情報」もつけ、 教師が授業で使いやすいようにその構成を工夫した。この題材を学校の授業の中で、授業 の導入のネタとして、利用していただきたいと考えている。そして、児童生徒の学習意欲 の喚起、学力の質の向上に役立てて欲しいと考える。 算数・数学、理科の委嘱委員は、特に小・中・高等学校の現場で利用できる「基本的な 題材」を中心に、調査・収集を行うことになった(4・5章)。 一方、三菱総合研究所では、企業のネットワークを駆使して、物作りの第一線で利用さ れている技術・製品と学習内容との関連を調査・収集を行った。三菱総合研究所の調査・ 収集した題材は、少し工業系に傾いた「発展的な題材」となった(6・7章)。 単元づくり班は、日常生活、産業(製品・技術)・社会(職業)・人間と関連した題材 を単元の中に導入する際のプランを示した(8章)。 算数・数学、理科の委嘱委員、三菱総合研究所の調査・収集した題材は、この事例シー トに記述され、題材としてストックされていった。このストックされた題材をもとに、学 習内容と日常生活、産業(製品・技術)・社会(職業)・人間との関連性を整理した。具 体的には、学習指導要領と関連した「マッピング表」を作成した(3章)。今回の研究で は、理科の場合、「物理」「化学」の題材が多く、「生物」「地学」の題材が少なかった。 これは委嘱研究の趣旨であった学習内容と産業(製品・技術)と関連を特に詳しく調査し たためであった。このような題材は「物理Ⅱ」「化学Ⅱ」へと進むにつれて増えていく傾 向があった。「生物」「地学」では、「防災」「医療」「食品」と関連した題材が多かっ た。数学の場合は、小学校では日常生活に関連する題材が多く、中学校・高等学校へと進 むにつれ「コンピューター」関連の題材が多かった。 次に委嘱委員、三菱総合研究所が作成した題材のリストを紹介することにする。 (下田 好行) iii
(1)日常生活教材作成研究会数学部会作成題材リスト(1/4) 番号 分類 事例タイトル 副題 頁 1 高数基 ベクトルを学ぶとブーメラ ンが戻る原理がわかる。 ベクトルの合成、3次元座標などからブーメ ランやヘリコプターの歳差運動が理解でき る 70 2 高数基 資料(データ)の変動の大き さを測る 資料の持つバラツキの大きさを、平均、標 準偏差および変動係数を使って調べる 72 3 高数基 難しい問題を少し高い観点 から解く方法 メタ言語の考え方 74 4 高数基 預金を倍に増やす期間は? 金融における「70の法則」 76 5 高数Ⅰ 2次関数と2次方程式 目指せ金メダル 山本先生を超えるための アーチェリー入門 78 6 高数Ⅰ 因数分解をどう利用されて いるか RSA方式暗号のカギは因数分解 80 7 高数Ⅰ 経済ハフモデルと分数式な いし二次式 集客度を表すハフモデルは分数式ないし二 次式の応用 82 8 高数Ⅰ 剰余の計算で乱数が生成で きる 素数と原始根の関係で、合同式により擬似 乱数を生成します 84 9 高数Ⅰ 土地を測量するのに何回測 るか 三角比の測量への応用 86 10 高数Ⅱ バーゲンセールで得をしよ う 一次不等式を利用して最大値を求める 88 11 高数Ⅱ パーティで赤字を出さない ために 不等式と領域の考えを用いて、最低出席者 人数を求める 90 12 高数Ⅱ バウリンガルを支える数学 の理論 フーリエ級数の声紋への応用 92 13 高数Ⅱ マンモスは何年前に生きて いたのか?−14C年代測 定法− 指数関数を使って、年代を測定する。 94 14 高数Ⅱ 圧縮と三角関数 ミニディスクやコンピュータ画像における データ圧縮と三角関数 96 15 高数Ⅱ 三角関数の加法定理がこん なところでも役に立ってい る 騒音を音で打ち消す技術 振動を振動で抑 える技術 98 16 高数Ⅱ 三角関数の利用 音の調律への音叉の利用 100 17 高数Ⅱ 等比級数の和・対数 世界中の国家予算を集めてもまだ足りな い? 102 18 高数Ⅱ 微分の電卓への応用 電卓の平方根や立方根はどうやって求めて いるのだろうか? 104 19 高数Ⅲ 運転しやすい高速道路とは どんな道だろうか? クロソイド曲線で設計した高速道路 106 iv
(1)日常生活教材作成研究会数学部会作成題材リスト(2/4) 番号 分類 事例タイトル 副題 頁 20 高数Ⅲ 山道のカーブを安全に走る ための指標 曲率と曲率半径を知って安全運転 108 21 高数Ⅲ 微分・積分の応用 遺跡から発掘された丸木舟の年代測定 110 22 高数Ⅲ 微分や積分はいろいろなと ころで使われています 人口推計で用いられるロジスチック曲線は 微分方程式の解 112 23 高数A 2進数の原理が階段のスイ ッチに生かされている 2進数や論理式を学ぶと階段のスイッチの 原理が理解できる 114 24 高数A バーコードの縞模様の仕組 みを知っていますか? 白黒白黒のパターンを樹形図や重複組合せ で計算しよう。 116 25 高数A フロッピーに隅切りされて ある理由を知っています か? 回転、平行、対称移動を利用した図形の重 ね合わせ(合同変換) 118 26 高数A 雨の降る確率と傘 雨の降る確率の値がどれくらいだったら外 出時に傘を持参しますか 120 27 高数A 家電製品を使いやすくする 仕組み ファジー論理の考え方 122 28 高数A 言葉の魔術に惑わされぬた めの心得 論理的パラドックス 124 29 高数A 砂山で見る時間効率最大問 題 アリ地獄など砂山の円錐形は、時間効率最 適化問題を可視化する 126 30 高数B Webの仕組みとホームペ ージの作り方 WebサーバとHTMLの考え方 128 31 高数B インターネット上の外国語 資料を日本語で読む方法 機械翻訳の原理 130 32 高数B インターネット上の情報探 索エンジンの仕組み 情報検索の原理 132 33 高数B クレーンを操作するための 科学 ベクトルの計算の応用 134 34 高数B デジタルメディアへの情報 記録方法 情報圧縮の考え方 136 35 高数B ベクトルの和と(VTRの)ヘ リカルスキャン ベクトルの和は家庭用VTR(カセットビデオ レコーダー)の生みの親 138 36 高数B 確情報通信の安全を守る暗 号の仕組み 公開暗号の原理 140 37 高数B 級数(数列のその和)の実際 の社会での利用 経済活動の中での数列やその和の計算は頻 繁に利用されている。 142 38 高数B 財布のコインを等分する方 法 連立一次方程式の効用(一般化鶴亀算) 144 39 高数B 自動操縦の仕組み フィードバックの考え方 146 v
(1)日常生活教材作成研究会数学部会作成題材リスト(3/4) 番号 分類 事例タイトル 副題 頁 40 高数B 積み木のパズルは商品開発 のヒントになる。 積み木を1個以上ずらして積めるでしょう か? 数列と調和級数 148 41 高数B 対戦ゲームに勝つ方法 ミニマックス戦略の考え方 150 42 高数B 必要な情報や図書を探す仕 組み パターン・マッチングによる文字列の照合 152 43 高数B 標本調査と統計的推測 RDD (Random Digit Dialing) 法のもとにあ
るもの 154 44 高数B 複雑な問題を簡単にする方 法 再帰法の考え方 156 45 高数B 並べ替えの原理 ソーティング・アルゴリズム 158 46 高数B 偏差値とは何か 資料(データ)の平均とバラツキを統合す る 160 47 高数C デリバティブ取引のリスク 計算式 確率・統計の金融への応用 162 48 高数C 河川の水位をとらえる。 最大値の標本分布とは? どんなことが得 られるでしょうか 164 49 高数C 歯車の歯はどんな曲線 尖った歯車の歯はありません。どんな曲線 を利用しているのでしょうか 166 50 高数C 楕円面の利用 体外衝撃波破砕装置(ESWL) 168 51 中数1 2の累乗の近似の仕方 1GBはなぜ半端なのか 170 52 中数1 円が正方形に!? マス目や格子点上における図形の見方 172 53 中数1 外出先からお風呂や暖房を 遠隔操作 方程式の利用で条件を入力すると、火力を 自動調整 174 54 中数1 牛丼店を経営しよう 店舗経営に一次方程式を利用する 176 55 中数1 視力検査に反比例!? ランドルト環の大きさと視力との関係 178 56 中数1 変数の考え方 変数はいろいろなところで無意識に使われ ている 180 57 中数1 万華鏡で感動を! 万華鏡に見られる対称な図形の「美」 182 58 中数2 ミウラ折りはソーラーパネ ルとして宇宙工学に応用さ れている ジグザグに折り要素を平行四辺形にするだ けで形状記憶の折り方ができる 184 59 中数2 靴のサイズは万国非共通 1次関数の利用で、靴サイズが変換できる 186 60 中数2 建物に筋交いをなぜ入れる のか 合同条件の建築への応用 188 61 中数2 同じ形で平面を埋める サッカーボールはなぜ六角形と五角形か 190 62 中数2 連立方程式をどう立てるか 連立方程式はCTスキャンの原理、うまく 立てると被爆量が減る 192 63 中数3 2乗に比例する数 カーブを曲がる車への遠心力 194 vi
(1)日常生活教材作成研究会数学部会作成題材リスト(4/4) 番号 分類 事例タイトル 副題 頁 64 中数3 コピー倍率の数字が意味す るものは? オフィス機器に入り込んでいる無理数 196 65 中数3 バーゲンセールの5割引は 本当にお得? 生活の中で、文字を使って数学的に判断を する 198 66 中数3 フラクタルによる交通網の 評価 自分の街の地下鉄やバスがうまく隅々まで 行き渡っているか考えよう 200 67 中数3 外国為替に強くなる 乗法公式の利用で、概数の計算が暗算でき る 202 68 中数3 電子マネーには素因数分解! キャッシュカードやインターネットで使わ れる暗号を支えている素数や素因数分解 204 69 小算5 しきつめの美 合同な図形を使ってしきつめた芸術作品 (エッシャーの作品) 206 70 小算5 マンホールのふたはなぜ丸 い? マンホールのふたはほとんど円形である算 数的秘密をさぐる 208 71 小算5 円周の長さは直径かける3. 14 風力発電の機械の大きさ + ドン・キホ ーテと風車の戦い 210 72 小算5 四角形で模様づくり 敷き詰めやデザインに活用される四角形の 性質 212 73 小算5 全国高校野球選手権大会の 試合数は? 全国高校野球選手権大会をトーナメントで おこなったら、優勝校が決まるまで何試 合? 214 74 小算5 土地の面積計算は三角形で 地積測量図への面積の公式の応用 216 75 小算6 イチローの年間安打数を予 測してみる 比例を活用したデータ分析による問題解決 218 76 小算6 バーコードには倍数! バーコードやISBNコードのCDに用いられて いる倍数 220 77 小算6 平均からどんなことがわか るか 資料(データ)の整理の方法を考えてみよ う 222 vii
(2)日常生活教材作成研究会理科部会作成題材リスト(1/4) 番号 分類 事例タイトル 副題 頁 1 高物Ⅰ おいしい果物を食べよう「糖 度測定装置」 食べる前にわかる果物の甘さ「糖度測定装 置」 226 2 高物Ⅰ 古くて新しい伝達方法「骨伝 導」 音は耳から聞くものだけではなく、骨を通 しても聞こえます 228 3 高物Ⅰ 災害時に活躍する電磁波人 命探査装置 生存者の捜索を迅速に行うことのできる電 磁波人命探査装置 230 4 高物Ⅰ 姿勢を一定に保つ(制御す る)装置「ジャイロ」 常に飛行状態を確認できる装置「ジャイロ」 232 5 高物Ⅰ 小さな力で大きな力を取り 出す方法 力のモーメントのつり合いと仕事 234 6 高物Ⅱ ニュートリノ天体物理学を 支える基本的な現象「チェレ ンコフ光」 目に見えない宇宙からの物質を解析する基 礎「チェレンコフ光」 236 7 高物Ⅱ 光電子増倍管 微弱光を測る 238 8 高物Ⅱ 犯罪捜査に威力を発揮する 「放射光」 極微量の元素の分析をするための「放射光」 240 9 高物Ⅱ 放射線を使った煙検知器 放射線の電離作用を利用した煙の検知 242 10 高化Ⅰ 1 molの定義と原子力発電に おける莫大な発熱量 質量欠損と原子核の結合エネルギーおよび 核エネルギー 244 11 高化Ⅰ ダイナマイトの爆発力 ダイナマイト(ニトログリセリン)の爆発 力のしくみはどこに 246 12 高化Ⅰ なぜアルミニウムは一酸化 炭素による還元では得られ ないか アルミナの電気分解でえるアルミニウム 248 13 高化Ⅰ なぜ水の電気分解には電解 質水溶液を使うのでしょか 電気分解での電圧と流れる電流 250 14 高化Ⅰ 衣類になぜいろいろな色が つけられるのか 染料による着色の仕組み 252 15 高化Ⅰ 環境汚染物質の一酸化窒素 が薬として注目されている ってほんと? 体の外では嫌われものの一酸化窒素が体の 中では大活躍 254 16 高化Ⅰ 抗菌のしくみってどうなっ ているの 抗菌剤として有用な銀 256 17 高化Ⅰ 酸性雨を防ぐにはどうした ら良いか 空気中の二酸化硫黄の溶解による雨の水素 イオン濃度 258 18 高化Ⅰ 酸素・窒素などはどのように 作るだろうか? 空気からの気体の分離と精製 260 19 高化Ⅰ 紙オムツはなぜ多量の水を 保持することができるのか 高吸水性高分子の仕組み 262 viii
(2)日常生活教材作成研究会理科部会作成題材リスト(2/4) 番号 分類 事例タイトル 副題 頁 20 高化Ⅰ 石油からペットボトルの原 料を選択的に分離するには どうするか? 異性体を分離して、必要な物質をえる方法 264 21 高化Ⅰ 調味料と人工甘味料は分子 が左手型ですか? グルタミン酸やアスパルテームの分子は左 手型(L-体)です 266 22 高化Ⅰ 天然ガスから化学的に安定 なヘリウムを取るには? 最も安定で、最も低沸点物質の利用法 268 23 高化Ⅰ 電気分解で得られる物質の 生成速度と流れる電流 電気分解での変化量からアボガドロ定数を 決定する 270 24 高化Ⅰ 日本初の新元素とはどんな 元素なのだろうか? 最近、日本人化学者が新元素を発見したと いう 272 25 高化Ⅰ 漂白剤でなぜ汚れが落ちる のか 漂白剤による脱色の仕組み 274 26 高化Ⅱ プラスチックに電気を通す とノーベル賞が貰えるの? 電気を通すプラスチック(導電性高分子) 276 27 高化Ⅱ レーザーイオン化質量分析 計の開発とノーベル化学賞 タンパク質の構造およびその機能解析への 期待 278 28 高化Ⅱ 光触媒TiO2の太陽光化学プ ロセスは実現するか? 光触媒、本多−藤嶋効果の成果はどこまで 展開できるか 280 29 高化Ⅱ 水の沸点を上げる圧力鍋 水の蒸気圧の温度変化と沸点 282 30 高化Ⅱ 土にかえるプラスチックっ てどんなもの? 今、生分解性プラスチック(グリーンプラ) が注目されている 284 31 高生Ⅰ ウシ海綿状脳症(BSE)と異 常プリオンタンパク質 タンパク質の構造変化による発病と免疫反 応を用いた感染牛の特定 286 32 高生Ⅰ 再生医療と胚性幹細胞(ES細 胞) 多能性の胚性幹細胞(ES細胞)は再生医療 への利用が期待される 288 33 高生Ⅱ 群となわばりの経済学 動物の集団内の行動から人の経済活動を考 える 290 34 高生Ⅱ 青いバラの誕生 遺伝子組換え技術による品種改良 292 35 高地Ⅰ ジェット気流が世界中にま き散らす灰 火山活動と気象・火山の噴火と冷害 294 36 高地Ⅰ 石油を探し出す小さな化石 経済的に良質の石油を掘り出すために 296 37 高地Ⅰ 猫も喜ぶベントナイトのト イレ ベントナイトの性質 298 38 高地Ⅰ 飛行機や船、そして動物が迷 子にならない理由 地磁気の利用と動物の航法 300 39 高総A クリーンな冷却を「ペルチェ 素子」(サーモモジュール) で 冷媒のいらない冷却方法「ペルチェ素子」 (サーモモジュール) 302 40 高総A 海洋温度差発電 常温の熱エネルギーから仕事を取り出す 304 ix
(2)日常生活教材作成研究会理科部会作成題材リスト(3/4) 番号 分類 事例タイトル 副題 頁 41 高総A 学術的な面ばかりではなく、 日常生活にも役立つ「SI単 位」 度量衡の世界統一基準「SI単位」 306 42 高総A 空気浄化タイルには何が使 われているのか 光触媒による空気浄化の仕組み 308 43 高総A 携帯電話でなぜ話ができる のか 電波を利用した通信の仕組み 310 44 高総A 燃料電池でなぜ発電できる のか 燃料電池の仕組みと応用 312 45 高総A 美しい肌を保つ粘土鉱物 粘土鉱物の付着性や吸着性の性質を化粧品 に利用 314 46 高総B 干潟の水がきれいなわけ アサリの驚くべき働き 316 47 中理1 オーケストラの音あわせ 音速は温度と共に大きくなる 318 48 中理1 かしこい虫めがねの使い方 なぜ虫めがねを目に付けた状態で、ピント 合わせをするのだろうか 320 49 中理1 ケイ素に支えられる地球と 現代文明 地殻を構成する基本物質のケイ素は文明に も役立つ 322 50 中理1 サビでサビを防ぐ 人の生活に役立つ鉄のサビ 324 51 中理1 メタンハイドレートは有望 な天然資源か?地球環境を 変える魔物か? メタンの働きとメタンハイドレートの恐怖 326 52 中理1 レンズのない眼をもつ生物 ピンホール・カメラや凹面鏡のしくみを利 用した眼をもつ生物。 328 53 中理1 合成宝石は生活に何をもた らすか 社会に役立つ合成ルビーと合成サファイア 330 54 中理1 水素はなぜ未来のエネルギ ー資源か 持続可能な環境に優しい究極のクリーンエ ネルギー 332 55 中理1 薄くて軽い眼鏡 レンズの屈折率を高めることで薄くなった レンズ 334 56 中理1 無動力で水をくみ上げる「水 撃ポンプ」 電源がないところで水をくみ上げるための ポンプ 336 57 中理2 胃酸と胃散(胃薬)の関係 食べ過ぎや飲み過ぎのよる胸やけや胃の痛 みに胃散(胃薬)はなぜ効くのか 338 58 中理2 おいしいキノコの人工栽培 キノコは自然界では「分解者」 340 59 中理2 下水処理場で大活躍の分解 者 台所や便所などから出る汚れた水はどのよ うにしてきれいになるのか 342 60 中理2 肝臓とアルコール やっぱりよくないお酒の飲み過ぎ 344 61 中理2 植物を食べて生きる私たち 米やパン、肉や卵もすべて植物から 346 62 中理2 動物の習性を利用したアユ (鮎)の友釣り なわばりを守ったつもりが命取り 348 x
(2)日常生活教材作成研究会理科部会作成題材リスト(4/4) 番号 分類 事例タイトル 副題 頁 63 中理2 病気から心臓を守る医療機 器 拍動を生み出すペースメーカーと心臓の病 気が分かる心電計 350 64 小理3 ヒマワリは、本当に日回り? ヒマワリの成長と太陽に向かう動きについ て学ぶ 352 65 小理3 磁石の力でゴミから資源を よりわける 磁力を利用した資源の選別 354 66 小理3 磁石を使って体を診る 磁気共鳴を利用した安全な診断装置MRI 356 67 小理3 太陽熱の利用 太陽の熱でお湯がわく 358 68 小理4 圧縮空気の利用 空気の力で釘を打つ 360 69 小理4 古代の海の塩・岩塩 地球の古環境を語る岩塩 362 70 小理5 お母さんと赤ちゃんの血液 型が違っても大丈夫なの? お母さんの血液がそのまま赤ちゃんへは流 れない 364 71 小理5 海水から食塩を取り出す 現在の製塩法 366 72 小理5 私たちの生活を守るスーパ ー堤防 安全で自然と調和した生活のために 368 73 小理6 ロウソクの炎(ほのお)と煤 (すす)は 燃焼のしくみ 370 74 小理6 酸、アルカリはどのように役 立っているか 水溶液の酸・塩基性の話 372 75 小理6 酸性・アルカリ性の水溶液の はたらき 缶詰ミカンの皮のむき方 374 76 小理6 石油を燃やしてなぜ電気を 起こせるのか 燃焼のエネルギーを電気エネルギーに変え る仕組み 376 xi
(3)三菱総合研究所作成数学題材リスト(1/3) 番号 分類 事例タイトル 副題 頁 1 高数Ⅰ 勾配100%!こんな道、車が 登れるの 正接関数(tanθ)を使って勾配と角度の関 係を調べる 380 2 高数Ⅱ 10のマイナス6乗の意味 実社会で利用されるリスク指標 382 3 高数Ⅱ 2128台のコンピュータ インターネットにおけるコンピュータの台 数と指数の関係を学ぶ 384 4 高数Ⅱ 2002年4月以降の地図とそれ 以前の地図の緯度・経度の違 い 三角関数を活用した座標変換による緯度・ 経度の変更 386 5 高数Ⅱ GPS技術で地面の動きを正確 に測って地震予知 複数の人工衛星電波を受信して距離を正確 に測る技術 388 6 高数Ⅱ 江戸時代の技術で地図を作 ってみよう 便利な三角関数 390 7 高数Ⅱ カーナビはどうやって自車 の位置がわかるのか 人工衛星電波を受信して位置座標を正確に 測る技術 392 8 高数Ⅱ 常用対数ってどんな時に役 立つの? 大きさがものすごく異なる値の比較 394 9 高数Ⅱ 度数分布と関数の機械保全 活動への応用 頻度分布から得られる関数を使って故障を 未然に防ぐ 396 10 高数Ⅱ 複素数ってどんな時に役立 つの? 電気回路での利用例 398 11 高数Ⅱ 服の肩口は開くとどんな 形? 三角関数の利用 400 12 高数Ⅱ 温度が高いと壊れやすい半 導体 指数関数を利用した故障率 402 13 高数Ⅱ 減価償却 購入した品物の価値が減少していくしくみ 404 14 高数Ⅲ サイクロイド曲線って役に 立つ? サイクロイド曲線が最速降下曲線であるこ とを学ぶ 406 15 高数Ⅲ 微分方程式ってどんな時に 役立つの? 環境化学での応用事例 408 16 高数Ⅲ 必要な時に動かない確率∼ デマンド確率 時間故障率から無次元の故障率への変換方 法 410 17 高数A あいまいさ を科学する ファジィ理論を活用した先端技術 412 18 高数A 地震時における被害を受け た建物は揺れが原因?液状 化が原因? 積集合の概念と確率計算によって、複数な 要因による被害重複を考慮する 414 19 高数A シナリオ分析で確率を明ら かにする 事故の発生確率分析による安全性評価活動 416 20 高数B 金属材料の切削加工 数値制御工作機械による切削加工プロセス の自動化 418 xii
(3)三菱総合研究所作成数学題材リスト(2/3) 番号 分類 事例タイトル 副題 頁 21 高数B ゲームキャラクターの振り 付け 人の動きを割り付ける 420 22 高数B コンピュータで天気予報 実社会で利用されるコンピュータによる数 値計算の例 422 23 高数B コンピュータによるベクト ルの可視化 コンピュータシミュレーションで多用され るベクトル量 424 24 高数B 分散ってどんな場面で役に 立つの? 製品の品質管理に不可欠な分散という概念 426 25 高数B ベクトルと文字認識 ベクトルの概念を拡張して文字認識に利用 する 428 26 高数B 内積って役立つ! 品質機能展開という品質管理分野の手法で の活用 430 27 高数C 意思を定量化する 行列計算で明らかとなる主観の定量値 432 28 高数C 確率密度分布はどんな場面 で活用するの? 製品の環境負荷分析における活用事例 434 29 高数C 行列ってどんな場面で使わ れているの? 産業連関表を使った経済分析 436 30 高数C たくさんのデータからおお まかな傾向を把握するに は? 統計データに最も近い回帰直線をあてはめ る最小二乗法 438 31 高数C 判別分析で売上アップ! 顧客の特性を分析して販売促進 440 32 高数C 安心を支える確率 リスク分散の仕組みが社会の発展を促す 442 33 高数C 行列で立体映像を作る 大量の連立一次方程式を処理する 444 34 高数C 行列のバンド幅 メモリ使用量低減による効率的計算法 446 35 高数C 販売予測で悩める経営者を 救う 売上高を統計で予測する 448 36 高数C 変動幅とリスクの関係 幅があることがリスクであるという考え方 450 37 高数基 携帯の文字入力の規則 数学的なアルゴリズムの身近な利用例 452 38 高数基 光と影の防犯対策 防犯の観点から外灯がつくる家屋の影を考 える 454 39 中数1 飲料水の缶の理想的な形 は? 体積・表面積の観点から、飲料水の缶の形 状について考察する 456 40 中数1 マンホールはなぜ丸い? 安全でおしゃれなマンホールを作ろう 458 41 中数2 あなたは、何処へ遊びに出か けますか? 遊園地・映画館・海・山、それぞれの楽し さの期待を数式で判断する 460 42 中数2 間違い探しの応用 2枚の写真を比較して、変化を抽出する 462 43 中数2 携帯電話メールの送信料は どっちがお得。 一次関数とグラフを用いた携帯電話料金計 算 464 xiii
(3)三菱総合研究所作成数学題材リスト(3/3) 番号 分類 事例タイトル 副題 頁 44 中数2 地震時における建物被害か ら人的被害を予測する 方程式による地震被害予測で地震直後の情 報空白期を埋める 466 45 中数3 自分の身体が鍵になる 生体認証技術に利用されるパターン・マッ チング 468 46 中数3 弦楽器はルートの音色 弦楽器の製作や調律には、平方根(ルート) の計算がかかせません 470 47 中数3 水平線はどこまで見える? 視点がちがうとどこまで遠くの水平線が見 えるのだろう? 472 48 小算3 ゴミの重さ 引き算で重量を量る 474 49 小算3 富士山頂への道のり 何合目?と標高の関係 476 50 小算4 「10÷3」を図で描こう 割り切れない割り算を工夫して作図する 478 51 小算4 「余り」で間違い探し 割り算の余りを用いてデータの間違いを知 る技術 480 52 小算4 どんな文字が見やすいのか も数字が教えてくれる 様々な文字の大きさを計算することは、人 間の目に優しい文字のデザインに役立ちま す 482 53 小算4 四角形と三角形の違いが新 素材を生み出しました 四角形(縦横織)を三角形(三軸織)にか えることで、超強度素材が開発されました 484 54 小算4 畳の大きさは違う 地域によって異なる面積の畳 486 55 小算5 一年は365.2422日 うるう年はなぜ4年に1度なの? 488 56 小算5 自動車の走行距離の測り方 円周の長さの利用例 490 57 小算5 機械の間違いを防げ! バーコードの読み取りミスを防ぐ数値 492 58 小算6 円高・円安って何のこと? 単位量当たりの考え方を学ぼう 494 59 小算6 速度の違いを利用する∼地 震速報への利用∼ 速さ・時間・距離の計算の応用例 496 60 小算6 男性と女性どちらが長生 き? 平均寿命を理解する 498 xiv
(4)三菱総合研究所作成理科題材リスト(1/6) 番号 分類 事例タイトル 副題 頁 1 高物Ⅰ GPS技術で海面の動きを正確 に測って津波予測 人工衛星による正確な位置把握と、波の性 質の違いを利用して津波を検知 502 2 高物Ⅰ うちわで扇げば温度計の温 度は下がる? 熱と温度の関係から、うちわを扇ぐという 身近な行為の科学的説明 504 3 高物Ⅰ 加速度の計り方 慣性力の利用 506 4 高物Ⅰ 携帯電話のメカニズム 電波と電気信号 508 5 高物Ⅰ 航空機、橋、ガスタンクなど の保守検査 アコースティック・エミッションによる構 造物の非破壊検査 510 6 高物Ⅰ スポーツカーはFR 後輪駆動のほうが動力特性が良い理由 512 7 高物Ⅰ 騒音や雑音のない静かな環 境づくり 音の干渉を利用したアクティブ消音技術の 仕組みと実用化例 514 8 高物Ⅰ 暖房のいろいろ 熱の移動の種類を知る 516 9 高物Ⅰ つばさをもったボール 重力による等加速度運動に従うと変化球に なる 518 10 高物Ⅰ 突然の電源トラブルに備え て 無停電電源 520 11 高物Ⅰ 偽札を発見する技術 光の方向を記録するホログラム印刷 522 12 高物Ⅰ プ ッ シ ュ ホ ン の 音 の 正 体 は? 周波数の異なる正弦波の組み合わせと電話 の関係を学ぶ 524 13 高物Ⅰ マ ジ ッ ク ミ ラ ー は 魔 法 の 鏡!? 光の透過と反射の観点からマジックミラー の原理を理解する 526 14 高物Ⅰ まぶしい時はなぜサングラ スをかけるの? 偏光をさえぎるレンズ 528 15 高物Ⅰ もしも雪崩に巻き込まれた ら 電波で遭難者を探す 530 16 高物Ⅰ 運動の法則こそ最速コーナ リングの極意 バイクに働く力の特性を熟知することが、 最速ライディングにつながる 532 17 高物Ⅰ 光で情報を読む光ディスク −DVD レーザー光の反射で信号を読み取る 534 18 高物Ⅰ 小さくても大事なプロペラ ヘリコプターがグルグルと回転しない理由 は? 536 19 高物Ⅰ 省エネ設計の地下鉄 地下鉄の設計思想を通して、位置エネルギ ーと運動エネルギーの変換を学ぶ 538 20 高物Ⅰ 食事によるエネルギー(カロ リー)摂取とダイエット エネルギー収支による体重変化の考え方 540 21 高物Ⅰ 浮力の正体 重たい人でも浮く理由 542 22 高物Ⅰ 揺れを弱める水槽 液体の慣性の利用 544 23 高物Ⅰ 鈴虫の声とADSL 一般的なアナログの固定回線電話の伝送周 波数帯域と人間の声の周波数との関係を学 ぶ 546 xv
(4)三菱総合研究所作成理科題材リスト(2/6) 番号 分類 事例タイトル 副題 頁 24 高物Ⅱ 揺れを免れる 免震技術 建物の共振現象を回避するための免震技術 548 25 高物Ⅱ 揺れを制する 制震技術 建物の共振現象を抑えるための制震技術 550 26 高物Ⅱ 遠心力で体重が軽くな る!? 利用地域によって体重計が異なる理由を理 解する 552 27 高物Ⅱ エレキギターの物理 ピックアップに利用されている電磁誘導 554 28 高物Ⅱ 火災を早期に発見する 火災の特徴を理解し、被害防止に役立てる 556 29 高物Ⅱ ケータイのアンテナは長い ほうがよい? 携帯電話の通信周波数に基づき理想的なア ンテナの長さを求める 558 30 高物Ⅱ 振動を測るセンサ技術 電磁力を活用した加速度センサによる振動 計測 560 31 高物Ⅱ 電気・機械エネルギー変換 圧電材料を活用した電気・機械エネルギー 変換 562 32 高物Ⅱ 電磁気学的な地震予知 地震による岩石破壊などによる電磁界変動 を観測することで地震を予知する 564 33 高物Ⅱ 電子レベルでがんを発見す るPET 陽電子放出時の放射線を計測する 566 34 高物Ⅱ 乗り物酔いはなぜ起こるの か 人体の共振現象と車両の振動モードから 「乗り物酔い」を紐解く 568 35 高物Ⅱ 非接触で流体を制御する ローレンツ力の利用 570 36 高物Ⅱ ホームランを打つ∼より遠 くへ打球を飛ばす 運動量と力積を用いた、野球の打者のバッ トとボールの関係の説明 572 37 高物Ⅱ ヨットは風上にも進める 風下に進むのは意外と不得意 574 38 高物Ⅱ 過去に活断層が動いた年代 を求める 放射性原子の崩壊の特性を用いて、年代を 測定し、その繰り返し頻度から地震を予知 する 576 39 高物Ⅱ 骨を写すレントゲン 放射線とはなにか 578 40 高物Ⅱ 振るえると温まるんです 電波で分子を振動させる 580 41 高物Ⅱ 追跡者 ラドンを利用したトレース機能 582 42 高物Ⅱ 無線ICタグはどんな技術? 無線ICタグには、電磁誘導の仕組みが使わ れている 584 43 高化Ⅰ アボガドロ定数の意外な応 用!? 現在の「時間」「質量」「長さ」の定義の 考え方を学ぶ 586 44 高化Ⅰ 落ちにくい口紅の謎 アルギン酸の力で美しさを保つ 588 45 高化Ⅰ カイロはどうしてあったか くなるの 反応熱の利用を学習する 590 46 高化Ⅰ 塩で雪を溶かす 反応熱の利用 592 47 高化Ⅰ 製鉄分野で生かされる酸化 還元反応 鉄鉱石の還元反応を助けるコークス 594 xvi
(4)三菱総合研究所作成理科題材リスト(3/6) 番号 分類 事例タイトル 副題 頁 48 高化Ⅰ 掃除しなくてもピカピカ 自分で汚れを落とす酸化チタンの分解力と 超親水性 596 49 高化Ⅰ 花火ってどういうふうにで きているの? 炎色反応について 598 50 高化Ⅰ もうヨウ素はいっぱいで す! 原子力災害による放射性ヨウ素被ばく影響 を防ぐためのヨウ素剤とは? 600 51 高化Ⅱ 安全な殺菌オゾン 分解して酸素になる、環境に優しい殺菌物 質 602 52 高化Ⅱ ガス漏れシミュレーション 工場での事故影響評価を行うための、ガス 漏れ評価の実際 604 53 高化Ⅱ 環境に優しいプラスチック 微生物によって分解されるプラスチック 606 54 高化Ⅱ きれいなペット用トイレ 液体の特徴・毛細管現象の応用 608 55 高化Ⅱ 患部にだけ働く薬物伝達シ ステムとは? 薬物を効果的に運ぶドラッグデリバリーシ ステム 610 56 高化Ⅱ スキューバダイビングの小 さなタンクにはどれだけの 空気が入ってきるか ボイルの法則による圧力と体積との関係 612 57 高化Ⅱ 冷たくても「熱」の利用 冷熱利用によるエネルギーの有効活用 614 58 高化Ⅱ パンが生きている?! 酵母の発酵でパンを作る 616 59 高化Ⅱ 太らないお菓子ってないの 太らず、カルシウムも摂れるチョコレー ト! 618 60 高化Ⅱ ホースをつぶすと水が沸騰 する 圧力による沸点の変化 620 61 高化Ⅱ 身近な物を燃えにくくする 工夫 防炎素材 622 62 高化Ⅱ 臨界点近傍の物理 常識がなりたたない世界 624 63 高化Ⅱ 果物が老化する? 果物は自ら発生するエチレンガスによって 熟していく 626 64 高化Ⅱ 牛乳の風味とは? 殺菌方法と味の違い∼たんぱく質の変性 628 65 高化Ⅱ 頼りになる影の立役者、触媒 です。 自動車排気ガスの浄化では、触媒が重要な 役割を担っています。 630 66 高化Ⅱ 陸上と海中ではこれだけ違 う 海に潜るときの安全確認に必要な気体の関 係 632 67 高化Ⅱ リサイクルは必ず得なの? 化学反応からリサイクルを見る 634 68 高生Ⅰ 遺伝子組換食品は嫌われ者 不必要な蛋白質 636 69 高生Ⅰ イブを探せ 人類の起源を追いかける 638 70 高生Ⅰ オレンジ色の発光ダイオー ドの作り方 発光ダイオードの発光色を通して、光の3 原色を理解する 640 xvii
(4)三菱総合研究所作成理科題材リスト(4/6) 番号 分類 事例タイトル 副題 頁 71 高生Ⅰ 遺伝的アルゴリズム 生物のしくみを計算アルゴリズムに応用す る 642 72 高生Ⅰ 植物や野菜の光合成を活性 化させる電灯や冷蔵庫の開 発 光合成の活性化に最も有効な波長の光を与 える 644 73 高生Ⅰ 人間の脳の神経細胞の仕組 みを応用する ニューラルネットワークを活用した先端技 術 646 74 高生Ⅰ 新しい薬の開発 薬が発売されるまでの研究開発手順 648 75 高生Ⅱ DNA鑑定 DNAの塩基配列の特徴を活かした犯罪捜査 等への応用 650 76 高生Ⅱ 遺伝子組み換え作物 除草剤や害虫に強い作物の作り方 652 77 高生Ⅱ 遺伝子の寿命 真核細胞と原核細胞 654 78 高生Ⅱ ウイルスの遺伝子治療への 利用 生物と非生物の中間であるウイルス 656 79 高生Ⅱ 癌は遺伝子の病 癌の原因は壊れた遺伝子 658 80 高生Ⅱ 狂牛病 蛋白質の変化、未知の病 660 81 高生Ⅱ 外見は似ていても違う人を 見分ける生体認証 唯一無二の遺伝子を使って判定 662 82 高生Ⅱ トレーニング後の休憩が大 切 超回復のしくみ 664 83 高生Ⅱ 有酸素運動で健康的なダイ エットをする 呼吸やエネルギー産生のメカニズムを知る ことでダイエットに活かす 666 84 高地Ⅰ 潮の干満の差はなぜ起こる 大潮、小潮 668 85 高地Ⅰ 地震防災に役立つユレダス 速度の違いが身を守る。 670 86 高総A コンクリートの話 コンクリート物質の利用 672 87 高総A なぜマッチに火はつくの か? 摩擦と熱 674 88 高総B 流出石油から海をまもる微 生物 微生物を用いた分解・浄化∼バイオレメデ ィエーション 676 89 高理基 IHって何? 電気と磁力と熱 678 90 中理1 圧力鍋で料理するとなぜ省 エネなのか? 圧力を利用した調理器具 680 91 中理1 一定量の空き缶を少ない回 数で運ぶ方法 空き缶リサイクルでの問題 682 92 中理1 旨いコーヒーの味のひみつ 焙煎、豆の挽き方によって変化する味 684 93 中理1 エアコンの仕組み 圧縮され液化した冷媒が膨張するときに気 化熱を奪う 686 94 中理1 エレベータのしくみ 重りと滑車で動力を小さくするしくみ 688 xviii
(4)三菱総合研究所作成理科題材リスト(5/6) 番号 分類 事例タイトル 副題 頁 95 中理1 オームの法則で体脂肪率を 量る 体脂肪率の測定にオームの法則の原理が利 用されていることを学ぶ 690 96 中理1 過去の太陽エネルギーの貯 金に頼らない社会を目指す エネルギーの源を考える 692 97 中理1 風の音はどうして聞こえる の? 音と波 694 98 中理1 救急車はなぜ通り過ぎると きに音が変わるのか? ドップラー効果 696 99 中理1 声はなぜ出る? 音と振動 698 100 中理1 自動車の安全 クラッシャブルゾーン 700 101 中理1 スポーツシューズの靴底ク ッション材は、衝撃吸収と反 発力が命です クッション材の着地時の衝撃力吸収と蹴り 出し時の反発力を最適化するには力積が重 要です 702 102 中理1 空が青い理由 太陽の光の性質 704 103 中理1 太陽電池のしくみ エネルギー変換 706 104 中理1 高い所は息が苦しい 気圧の変化を利用した高度計の測定方法 708 105 中理1 電話でなぜ話が出来る? 振動と電気 710 106 中理1 ドーム式球場のふしぎ 空気の圧力差で屋根を支える空気膜構造 712 107 中理1 流れの速さを測るにはどう したらいいの? 電気抵抗の変化から流速を計測する熱線流 速計 714 108 中理1 なぜ、すだれの向こうは見え ないの? 光の透過と反射の観点からすだれの原理を 理解する 716 109 中理1 鉛フリーはんだってなぜ難 しい? 金属の融点の違いの影響 718 110 中理1 人に必要な明るさ 照度に配慮した空間設計 720 111 中理1 富士山の山頂はなぜ寒い 気圧と温度の関係 722 112 中理1 燃費の良い自動車をつくる には? 素材の密度が持つ影響 724 113 中理1 飛行機はもっと外の眺めを 良くできないの? 圧力という概念の応用例 726 114 中理1 マスクを正しく使おう 物質の大きさの違いを理解する 728 115 中理2 安全な航海のために 可航半円と危険半円 730 116 中理2 うるう年の話 地球と太陽 732 117 中理2 運動神経を鍛える 脳からの神経伝達速度を上げる方法を学ぶ 734 118 中理2 化学物質の排出量を管理す る 工場からの排煙や排水に含まれる微量物質 の求め方 736 119 中理2 高地トレーニングの効果 高地トレーニングによるヘモグロビンの増 加によって酸素運搬量を増やす 738 xix
120 中理2 しなやかな動き 力まない力の入れ方 740
(4)三菱総合研究所作成理科題材リスト(6/6) 番号 分類 事例タイトル 副題 頁 121 中理2 気温と財布の関係 天候デリバティブによるリスクヘッジ 742 122 中理2 時計はなぜ右回り? 観測地点による日時計の影の動きを時計の 針の動きを通して学習する 744 123 中理2 地震を起こす活断層が動く 頻度はどれくらいか? 活断層調査をもとに平均活動間隔を求め、 次に起こる地震の長期的予知を行う。 746 124 中理2 地震波を使って見えないと ころを調べる 地震波の反射を利用して地下構造を調査す る 748 125 中理2 超ハイテク、生物の優れた能 力をみならう 生物が持つ特殊な能力のメカニズムを解明 する 750 126 中理2 雪を残す 太古の知恵、氷室の利用∼利雪技術 752 127 小理3 昆虫による害虫駆除 天敵昆虫の利用 754 128 小理3 役立つ光、気をつける必要も ある光(明かり) 目に見えない光の性質 756 129 小理3 磁力を利用した製品の活用 例 磁力という性質がどのように利用されてい るかを考える。 758 130 小理4 カップヌードルの容器の工 夫 ひとつで3役のカップ 760 131 小理4 注射の前のアルコール消毒 はなぜヒヤッとするの? 液体は蒸発するときまわりの熱をうばう 762 132 小理4 近年の信号機事情 発光ダイオードを用いた信号機から、電球 と発光ダイオードの違いを学ぶ 764 133 小理4 建物に設置するエアコンの 能力を選ぶ 建物外壁の熱伝導率の影響 766 134 小理4 自転車の空気入れ 沢山空気が入っています 768 135 小理4 透明な氷の作り方 水に含まれる空気を追い出す 770 136 小理4 線路にはどうして継ぎ目が ある? 熱による金属の変形の概念 772 137 小理6 意外と火事に強い木造住宅 木材の燃焼の性質を理解して、木造住宅に 住もう 774 138 小理6 木で防火対策ができる!? 樹木の中には燃えにくい性質のものがあ り、防火対策にも利用されていることを理 解する 776 139 小理6 工場の煙はどこに行くの? 溶解度が行き先に与える影響 778 140 小理6 消火の原理 燃焼のメカニズムを理解して安全に消火す る 780 xxi