那覇市公式ホームページ再構築事業
業務委託仕様書
目 次
1 業務概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2 CMS ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
3 職員支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
4 運用・保守業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
5 納品・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
6 検収・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
7 システム等の引き継ぎ・・・・・・・・・・・・・・・13
8 その他業務遂行の留意点・・・・・・・・・・・・・・14
1 事業概要
(1)事業名 那覇市公式ホームページ再構築事業業務委託 (2)目的 本市では、平成23年度にウェブサイト上のコンテンツを管理するシステムであ る「CMS」を導入し、各課職員がイベント情報やお知らせなどを効率よく、スピ ード感を持って公開することで、市民サービスの向上を目的に取り組んできた。 しかし、ホームページ全体を通してウェブアクセシビリティ、JIS規格への統一的 な対応が全くできていない。また、構造上にも問題を抱え、結果、閲覧者にとっ て見づらい、情報が探しづらいなど、様々な課題を抱えている現状である。 本業務は、こうした現状の課題を解決し、更なるホームページの利活用を促進 することにより、市民や県民、観光客など誰にでも必要な情報がしっかりと伝え られるホームページへのリニューアル業務の実施を行うものである。 (3)作成方針 ア 閲覧者から高い評価を得られる 本市は以下のことを期待している。 ・高齢者や障がい者など誰もがホームページに公開されている情報を支障なく得 られることができる。 ・スマートフォンやタブレットなど様々な閲覧環境でも等しく情報を得られるこ とができる。 ・これまで市役所組織の視点で構成していたサイト構造を抜本的に見直し、閲覧 者の視点で分類、階層化したサイト構造を実現する。 ・閲覧者視点の構造化により必要な情報に辿り着きやすく、利便性の向上が図ら れ、正確な情報の提供ができる。 ・情報の重複がなくなり、最新の情報が常に得られることで信頼できるホームペ ージとなる。 ・災害時の情報発信や多言語での情報発信など、観光立県である本市にとって、 市民はもとより観光客など多様な閲覧者に合わせて円滑に情報発信ができる。 イ 情報の二次利用が容易にできる ホームページ全体の構造を見直し、市として公開している情報の所在を明らかに するとともに、同種情報をテンプレート化してできる限り管理する項目を揃える ことで、ホームページ上の情報を様々なサービスで二次利用しやすくなることを期待している。 ウ 情報更新時に職員に掛かる負担が少ない コンテンツのデザインやメニュー構成、テンプレート等を一元的に管理するとと もに、HTML 等の知識がない職員でも一定の形式で容易にページを作成できる環境 を整えることで、少ない負担で職員が主体的に情報発信しながらも、ホームページ 全体の統一感を維持できる。 例えば、HTML 等の知識がなくてもアクセシビリティに対応したページを容易に 作れ、リンク元のページが公開停止、削除等されたときに同時に自動でリンクが外 れ、リンク切れを防ぐ、組織改定等に伴うメニュー構成やテンプレートの変更等が 柔軟かつ容易にできるなどの仕組みを想定している。 エ 安定的なホームページの運用と災害等緊急時の円滑に進化を続けるホームページ 自然災害、サイバー攻撃など、防災・セキュリティ対策を施したデータセンター 等にサーバを置き、常に安定したホームページの運用を行う。また、災害発生時な どの緊急事態には、緊急用のトップページへの切り替え等を行い、迅速かつ確実に 緊急情報を発信できるものとする。 オ 常に進化を続けるホームページ インターネット社会は、日々進化し続けており、フェイスブックやライン、イン スタグラムなど、様々なアプリケーションが常に誕生している。ホームページの情 報を他のアプリケーションと相互に連携をするといったサービスの拡充も検討して おり、そうした拡張にも柔軟に対応できる状態を目指している。 (4)委託期間 ア 構築業務 契約締結日から平成31年3月31日まで イ 保守業務 平成31年4月1日から平成36年3月31日まで (5)主な業務概要 ア 構築業務 ・CMS・システム・サーバ環境の導入・構築・設定 ・サイト構造等のコンサルティング ・ホームページの構造・運用設計およびデザイン制作 ・コンテンツの企画立案・構築
・アクセシビリティへの対応 ・現ホームページのコンテンツ移行 ・操作、運用マニュアルの提供 ・那覇市ホームページ作成ガイドラインの作成 ・操作研修 ・アクセシビリティ研修 ・稼働年度保守 ・その他必要な事項 イ 保守業務 ・ ハードウェア保守 ・ ソフトウェア保守 ・ 各種ライセンス使用料 ・ 運用支援サポート ・ 操作研修 ・ アクセシビリティ研修 ・ その他必要な事項 (6)対象ホームページ 本業務では、次に示すドメイン配下のホームページを構築の対象とする。 ア 那覇市ホームページ(http://www.city.naha.okinawa.jp/) イ 那覇市立図書館(http://www.edu.city.naha.okinawa.jp/lib/) ※所蔵検索は除く ウ ナハノホイク(http://www.nahanohoiku-nahacity.com/) エ オープンデータカタログサイト(新設:仮称) 本市では、この他にも各課がサブドメインを用いて様々なサブサイトを運営してい るが、それらのホームページは本業務の再構築対象に含まない。 (7)現行サイトの状況(平成30年4月末時点) ア ページ数 約5,000 イ データ容量 約8GB ウ アクセス数 約51万ページビュー ※月間平均 エ 利用ID数 約440
2 CMS
CMS仕様ホームページの更新および維持管理を行うためのCMSを導入する。CMSを利用するユ ーザー、カテゴリ名および階層構造、本市組織情報、ページ生成用のCMSテンプレート を構築および設定すること。なお、CMSに求める機能は、別紙「那覇市公式ホームペー ジ再構築事業機能要件証明書」に示す。記入方法に従い可否を記入すること。各機能に ついて、説明が必要な場合や代替案で実現可能な場合はその内容、有償(委託費用外) により実現可能な場合は有償金額を記入すること。 (1)システム基本構成 本システムは、オンプレミス構築(本市サーバラック設置)、またはクラウドサー ビス(SaaS 等)のいずれか、または併用した構成も可とする。 なお、本市サーバラックを利用する場合は、本市が契約するデータセンター内 19 インチサーバラック内に 5U、電源 5A 以内に納めるものとする。また、ラック設置 に必要な付属品等については、業務受託者にて準備すること。 本業務に必要なサーバ等機器、OS、ミドルウェア等の障害監視、ログ監視、セキ ュリティアップデート、システムバックアップ、バージョンアップ等の種々の保守、 運用、維持管理は受託者の責任において実施すること。 ア 24時間365日の稼動を基本とすること。 イ 運用に関する問い合わせ窓口、障害受付窓口を用意すること。 ウ システムのバージョンアップや機能の追加等に対応できる拡張性をもたせる こと。 エ 障害発生時には、バックアップデータ等から速やかに復旧措置が行えるよう にするなど、措置を講じること。 オ 構築に当たっては十分なセキュリティ対策を講じること。SSL暗号化通信に 対応させること。なお、SSLの更新手続きについては受託者が責任を持って 行うこと。 (2)ウェブページの反映 更新内容は即時に反映できるような仕組みを取ること。また、時間指定設定時は 指定した時間に公開できるようにすること。 上記以外に時間差もしくは定期反映になる場合はその旨を提案書に明記すること。 (3)動作環境 職員の利用する端末よりブラウザのみで利用可能で、専用ソフトウェアのインス トールが不要なシステムであること。なお、庁内イントラネットに接続されている クライアント端末の環境は次のとおりである。
メモリー :2GB
OS :Windows7、Windows10 等
ブラウザ :Internet Explorer11、Edge、Google Chrome 等 ディスプレイ :19型SXGA液晶ディスプレイ (4)ネットワーク ア 多数のユーザーが同時にシステムにアクセスし、コンテンツ更新作業を行っ ても、レスポンス(実行から応答)にかかる時間が大幅に伸びないこと。 イ 災害時等緊急の場合を除き、基本的にCMSへのアクセスについては、特定の グローバル IP アドレスのみを許可する等、第三者からのアクセスによるホー ムページの改ざん等を防止し、安全性に考慮して運用できること。 ウ 沖縄県情報セキュリティクラウド経由での通信となるため、関わる作業やク ライアント証明の取得・更新等についても業務受託者にて準備すること。 エ 国や県の情報セキュリティ施策に速やかに対応できること。 (5)セキュリティ ア サーバについては、常に最新バージョンを維持してウィルス感染等を防止す ること。また、最低一日に一回は全コンテンツ(添付ファイル含む)のウィ ルスチェックを行い、ウィルスを発見した場合は、速やかに駆除すること。 イ 情報漏えい対策が十分にとられていること。 ウ 異常または障害が発見された際には、直ちに本市へ連絡すること。 エ 運用するサーバおよびアプリケーションは、セキュリティ等の脆弱性がない こと。また、OSやアプリケーションに脆弱性が発見された場合、早急にセキ ュリティパッチを適用するなど、追加費用なしに修補すること。 オ 攻撃による改ざんがあった場合は、認知後できるだけ早期に自動復旧ができ ること。 (6)データセンター要件 サーバ等設備を設置するデータセンターは下記要件を満たすこと。 ア 津波、高波、洪水、塩害、液状化等の影響が少ない立地環境であること。 また地震による甚大な被害が発生しやすい地域を避けて建設されているこ と。 イ 震度6強クラスの地震に耐える耐震構造、免震構造、制震構造を有してい ること。 ウ データセンター周辺で津波、高潮、集中豪雨等の被害でも、データセンタ ーについては被害を受けない設備を有していること。
エ 建築基準法の耐火建設基準(第2条第9号の2)に適合していること。 オ 漏水対策が施されていること。 カ 不具合や障害等による電源供給の停止・瞬断を防止可能とするため、複数 台の無停電電源装置(CVCF、UPS)が設置されていること。 キ 非常用発電機の運転中であっても、無停止で安全に給油が可能な構造であ ること。 ク 個別に無停電電源装置を準備することなく、データセンター全体で非常用 電源供給が行われること。 ケ 適切な温度設定を行えること。 コ 施設内の監視部署(防火センター等)や外部監視センターにより、24時間 365日監視していること。 サ データセンターの職員または警備員による対面の入退者確認を行うこと。 (7)コンサルティング 最終的なサイト構造、コンテンツファイル名、タイトル名、担当課など、不足し ていると思われるコンテンツ等について、本市に最適と思われるコンサルティング を行うこと。 (8)サイト設計 ホームページの設計方針は以下の通りとし、現行の課題、作成の目的や基本理念・ 方針等を勘案し、ユーザビリティに配慮したサイト設計を行うこと。 ア サイト全体で統一的な品質を確保・整備するための環境を整備すること。 イ 各業務を担当する職員がページ作成・更新を行う環境を整備すること。 ウ 公開・削除、日時の公開、公開に関する承認等をシステムで行う環境を整 備すること。 エ ホームページに詳しくない職員でも、簡単な操作でページを作成・更新で きる仕組みを実現すること。 オ アクセスに対する応答時間に関し閲覧者がストレスなく市ホームページの 閲覧ができる環境、システムの応答時間に関し職員がストレスなくページ 作成等の業務を行うことができる環境を構築すること。 カ 台風や震災等の災害発生時に、市民等に伝えるべき情報が即時かつ、わか りやすく発信できる仕組みを実現すること。 キ 各種ソーシャルメディアと市ホームページが有効に連携するために必要と なる仕組みを実現すること。 ク WebサーバあるいはCMSサーバがシステム障害等で停止した場合でも、市 ホームページによる情報発信の継続を可能とすること。
ケ 緊急等で一時アクセスが集中した場合にも適切な運用が維持されるよう、 本市と現行システム運用業者と協議の上、本業務の範囲で必要な対応を行 うこと。 コ 市ホームページによる外部への情報発信を停止することなく、保守等の作 業を可能とすること。 サ IPアドレスによるアクセス制限、IDとパスワード等による利用制限、データ の秘匿、不正アクセスの防止及び検知を行い、公開情報の改ざん等に対し て適切なセキュリティ対策を施すこと。 (9)翻訳・音声読み上げサービスの導入 ア 全てのページを対象として、英語、中国語(繁体語・簡体語)、韓国語、 スペイン語、ポルトガル語、ネパール語の自動翻訳機能を有すること。 イ 閲覧者が特別なソフトウェアをインストールすることなく使用できる音声 読み上げ機能を有すること。 (10)地図情報 Googleマップなどの地図情報サービスを使用したコンテンツ内への地図の表示 や詳細ページへのリンクを掲載した施設案内の作成など、地図情報との連携サー ビスが利用できること。 (11)オープンデータカタログサイトの作成 那覇市ホームページ内に、「オープンデータカタログサイト(仮称)」を作成す ること。作成にあたっては、以下の点を全て実現すること。 ア 導入CMSにて、オープンデータ掲載用ページの作成ができること。 イ 掲載ページには、職員にて必要な情報を自由に記載できるエリアを設ける こと ウ 掲載ページへ「オープンデータファイル」を掲載する際は、対象ファイル ごとにライセンス表記を付与できること。 エ 掲載ページを必要な分類にカテゴライズして表示することで、データ取得 者が必要なデータを選択しやすいよう工夫すること。 オ 掲載ページに遷移しなくても、一覧ページ上で各ファイルのダウンロード ができること。 カ 一覧ページ上で、ダウンロードされた数をカウントすることができること。 カウントは各ファイル単位で行うことができること。 カウント数は、ホームページに導入するアクセス解析ツール上で集計を行 うことができること。
※上記は、本市が求める最低限の機能であり、これ以上の提案を妨げるもので はない。なお、当該サイトを構築するに当たり参考となるサイトを以下に示す。 ・栃木県佐野市 http://www.city.sano.lg.jp/open/index.html ・静岡県静岡市 http://open.city.shizuoka.jp/ (12)デザイン ア デザイン方針 現行ホームページの課題、作成の目的等を分析し、色合いや印象などが 異なる最適と考えるデザインを3案以上提案すること。また、中間ペー ジ・詳細ページのデザイン案も作成すること。 ① ホームページの全体構成、掲載項目の整理、利用者のアクセシビ リティ、ユーザビリティ等を考慮すること。 ② ホームページとして、標準化・統一化されたデザインとすること。 ③ 本市の地域特性などを反映した「本市らしさ」が伝わるデザイン とすること。 ④ 災害が発生した場合にスムーズな情報提供を可能にするため、ト ップページに変化を持たせること。 イ 個別デザインの作成 以下について、個別デザインを作成すること。 ① 図書館トップページ (http://www.edu.city.naha.okinawa.jp/lib/) ② 消防局 (http://www.city.naha.okinawa.jp/kakuka/fire/home.html) ③ 保健所 (http://www.city.naha.okinawa.jp/kakuka/nahahokenjyo/) ④ オープンデータカタログサイト(新設:仮称) ②~④のコンンテンツに関しては、デザインを一新するのではなく、 現在のページと同様にヘッダー・フッターは他のページと同一とし、 中身の見せ方を変更する。 (13)テンプレートの作成 作成したデザインに基づき、コンテンツ作成・編集等を行うためのテンプレー ト設計、開発を行うほか、業務用途に応じた複数のテンプレートを作成すること。 また、テンプレートの変更や新規作成・追加が可能であり、管理可能なテンプレ ート数に上限がないこと。
(14)アクセシビリティ対応 JIS X 8341-3:2016に配慮し、ページ全体が適合レベルAAに準拠したホ ームページコンテンツを作成することを原則とする。ただし、現行データの仕様 等や運用上の理由で、一部コンテンツを除外する場合がある。 ア 作成時のサイト構成、ページデザイン等に適用するウェブアクセシビリティ ガイドラインを作成すること。なお、作成後のホームページ運用時にも職 員が利用できるように平易な用語を用いること。内容は打ち合わせの上、 決定する。 イ 総務省で定められた方法によりアクセシビリティの評価を行い、レポートを 提出すること。また、同試験結果はホームページに診断結果として掲載で きる形式でも提出すること。なお、試験の対象は以下のとおりとする。 ① ランダムでない方法で選定する20ページ(本市と協議の上で選定す る) ② ランダムに選定する20ページ ウ 将来的なアクセシビリティの変更に対応し、最新のアクセシビリティへの適 合の維持に努めること。 (15)コンテンツ移行要件 ア 移行作業の最適な方法、スケジュール、役割分担等を別紙1「企画提案書 記述項目」のとおり提示すること。 イ 対象コンテンツについて、取得方法を検討し、本市と協議の上、決定する。 検討結果に基づき、本市ホームページより対象コンテンツを取得する。 ウ 移行後のホームページ全体の動作確認を行うほか、移行後のページは、CMS を用いて修正、公開、削除作業が行える状態にすること。 エ ページに添付されているPDFなどのファイル、画像についても移行するこ と。 オ 移行する際、アクセシビリティ上の問題が生じた場合は、市と協議の上受 託者で修正すること。 カ 移行期間中の差分ファイルについて移行すること。 キ 移行後にページの修正があった場合は、可能な限り対応すること。 (16)コンテンツ移行後の検証 ア コンテンツ移行の検証後、「コンテンツ移行報告書」を作成し、提出する こと。 イ 本市の検証において不備が発覚した場合は、受託者にて無償で修正するこ
と。 (17)その他 その他、記載のないことについては受託者と協議のうえ実施すること。
3 職員支援
(1)運用・操作マニュアルの作成 ア ホームページを作成する際に一般的に必要となる知識、注意すべき事柄を説明 するための運用マニュアルを作成すること。 イ CMSの操作方法について「運用マニュアル」および、システム管理者、承認者、 作成者別に操作マニュアルを作成すること。なお、特別な知識を持たない職員 でも内容を見ただけで操作ができるよう、実際の那覇市ホームページの画面を 使用してわかりやすい表現で記述されたマニュアルであること。 (2)「那覇市公式ホームページ作成ガイドライン」の作成 ホームページ稼働後、デザインの見直しやコンテンツの作成を適切に行えるよう にするため、アクセシビリティ及びユーザビリティに配慮する重要性と、具体的な 対応指針を記した「那覇市公式ホームページ作成ガイドライン」を作成すること。 (3)職員研修 作成者、承認者、管理者を対象に毎年操作研修を実施すること。また、本市職員が CMSを活用してページ作成および公開承認を行うために必要な操作研修と別にアク セシビリティ・ユーザビリティ研修を実施できること。対象者及び回数については下 記を想定するが、本市と協議の上、柔軟に対応すること。なお、研修実施における会 場および操作端末は本市において準備する。受託者は、研修時には研修資料を参加人 数分製本し配布すること。 <操作研修> ・作成者、承認者向け(職員24名程度×5回以上) ・管理者向け(職員10名程度×1回) <アクセシビリティ・ユーザビリティ研修> ・全職員向け(職員80名程度×1回以上)4 運用・保守業務
(1)運用・保守要件 ア 公開するホームページおよびCMSは24時間365日の稼動を原則とし、障害 の早期発見・予防に努めること。イ システムの安定的運用を図るため、ソフトウェア、設備・機器、セキュリティ に関して定期的な保守を行うこと。 ウ ソフトウェアに対して、OS等のパッチ適用、バージョンアップを行うこと。 (2)システム監視 ア システム監視ツール等を活用して稼働監視を実施し、システムの可用性を確 保すること。 イ 「障害時対応マニュアル」を作成し、異常発生時にはマニュアルに基づき迅 速に対応し、障害の局所化、システム停止の回避や停止時間の最短化に努め ること。 ウ 具体的な監視項目は以下の通りとするが、必要に応じて追加すること。 ・ネットワーク稼働監視 ・ネットワーク負荷状況(トラフィック) ・サーバの稼働監視 ・プロセス監視(OS系、アプリケーション系) ・ログ監視 ・サーバの負荷監視(CPU、メモリ、ディスク) ・不正侵入検知(ワームやDos攻撃等の不正なパケットの検出) ・サーバ上のファイルの改ざん エ サーバおよび運用管理端末のコンピュータウィルス対策や、本システムに対 する不正アクセス等のチェックを常に実施するなど、万全なセキュリティ管 理を行うこと。ウィルスや不正アクセスを検知した場合には、直ちに適切な 対応を実施すること。 不正侵入、障害を検知した場合はすみやかに本市へ報告し対策を講じること。 ・障害時の早期回復のため月1回程度の定期点検を行い、1日1回以上バッ クアップを行うこと。バックアップの方法は、平日は差分バックアップ とし、週1回、全データバックアップを行い、障害発生時等に最低でも 全データバックアップを3世代以上にわたって復元できる仕組みを構築 すること。 ・計画停止の際は、やむを得ない場合を除き所定の期日前に本市へ連絡し、 市民サービスに影響の少ない時間に実施すること。計画停止の連絡期限 は本市と協議の上で決定すること。 ・セキュリティに関する理由などにより、それがシステムに与える影響が 大きいと判断した場合には、システムの緊急停止を行い、すみやかに本 市に報告すること。 ・外部監査などで発見されたシステムの脆弱性や不具合については、協議
の上、基本無償にて改修作業を実施すること。 (3)障害対応 ア 障害に対して、予防、発生時の迅速な処理手順、再発防止のための方策など について「障害管理計画」を作成し、安定的な稼働管理を行うこと。 イ 障害が発生した場合は、本市に迅速に連絡するとともに、直ちに状況の把握 を行い、障害箇所の特定、影響範囲の調査、即時対応、現状復帰させ、「障 害報告書」を本市に提出すること。また、本市が障害を発見した場合、電話、 メールによる問い合わせに対応すること。 ウ データセンターにおいて障害の一時切り分けを実施すること。 エ 稼働診断、定期点検等により障害の予防を行うこと。 オ 障害対応履歴の集積・分析、障害原因の分析により再発防止を行うこと。 (4)バージョンアップ対応 CMSに対して性能や品質強化、新たな機能の追加および新たなOSやブラウザへの 対応等、契約の範囲内において対応すること。 (5) 問い合わせ対応 ア 原則として平日(土・日曜日、祝日を除く)の8時30分から17時15分まで とする。ただし、緊急時は本市と協議の上対応すること。また、原因の究明、 対処・復旧作業等までのスケジュールを本市と協議の上、確実に実施するこ と。 イ 問い合わせの受付・回答手段は、電話、FAX、電子メールとする。ただし、 緊急性の高いものについては電話を利用すること。 (6)災害時・緊急時の対応 ア 休日・夜間であっても迅速に対応すること。 イ 緊急時の支援として、サイト管理者からの電話やメールでの作業依頼(災害 版トップページへの切り替えや、必要なページの作成・更新作業等)に対応 すること。 (7)拡張性 緊急時等に一時アクセスが集中した場合にも適切な運用が維持されるよう、本市 と現行システム運用業者と協議の上、本業務の範囲で必要な対応を行う。 (8)その他の提案
専門的な立場から、他市事例や今後の技術革新を見据え、本業務の費用範囲内で 効果的な提案がある場合は、積極的に提案すること。
5 納品
本業務完了後、速やかに下記の書類等を提出すること。紙媒体および電子媒体 (CD-ROM)を各1部納品すること。 ① プロジェクト計画書 ② サイト構造設計書 ③ デザイン設計書 ④ 機能要件確認書 ⑤ コンテンツ移行計画書 ⑥ コンテンツ移行報告書 ⑦ 那覇市ホームページ作成ガイドライン ⑧ システム管理者向けマニュアル ⑨ コンテンツ作成者および承認者向けマニュアル ⑩ アクセシビリティ試験結果 ⑪ 議事録 ⑫ 障害時対応マニュアル6 検収
受託者は、業務完了後速やかに業務完了報告を行うこと。 本市は納入日から速やかに納品物の検査を行い、その結果不備が認められた場合、 受託者は可能な限り速やかに不備を解消し、修正した成果物を再度納入すること。ま た、本市は再度納入された成果物の検査を速やかに行う。7 システム等の引き継ぎ
(1)データ等の引き継ぎ 受託者は、システムの契約期間満了時又は契約の解除その他の事由を問わず、シ ステムを入れ替えることになった場合は、新システムへ移行するために必要なデー タの抽出・出力作業を行うとともに、ファイル、データレイアウト等の資料及び事 務引継書を本市に提出すること。 (2)システム移行支援 受託者は、本市の立会いのもと、新システム事業者に対しシステム移行のために 必要な支援を行うこと。8 その他業務遂行の留意点
(1)再委託 受託業者は、本契約に基づく業務は協力連携事業者を除く第三者に委託してはな らない。ただし、業務全体に大きな影響を及ぼさない補助的な業務について、事前 に本市から承認を得た場合はこの限りではない。この場合は、再委託の内容、そこ に含まれる情報、再委託先、その他再委託先に対する管理方法等を書面により提出 すること。 なお、本市の了承を得た上で第三者に再委託を行った場合についても、受託者が 全ての責任を負うこと。 (2)プライバシー保護およびデータ保護 那覇市個人情報保護条例および那覇市情報セキュリティポリシーに則り、個人情 報、秘密と指定した事項および業務の履行に際し知り得た情報を第三者に漏らし、 または不当な目的で利用してはならない。契約終了後も同様とする。 (3)著作権 作成される成果物の著作権等の取り扱いは、次に定めるところによる。 ア 本業務により作成された業務の成果物の所有権、著作権およびその他の権 利は、本市に帰属するものとする。但し、成果物に受託者または第三者の著 作物が含まれている場合、当該著作物(当該著作物の改変を含む)の著作権 は、従前からの著作権者に帰属するものとする。 イ 業務の成果品等に、受託業者が従前から補修する知的財産権(著作権、ノ ウハウ、アイデア、技術、情報を含む。)が含まれていた場合には、権利は 受託者に留保されるが、本市は、本業務の成果品等を利用するために必要な 範囲において、これを利用できるものとする。 ウ 受託者は、本市に対し、著作権人格権を行使しないものとする。 エ 受託者は、成果品が第三者の著作権その他の権利を侵害していないことを保 障し、万が一第三者からの権利侵害に関する訴えが生じた場合には、受託者 の責任と費用により適切に処理すること。 (4)瑕疵担保責任 本業務に係る成果物の引き渡し後1年間以内に瑕疵が発見されたときは、受託 者の費用により修復等の措置を講ずること。 (5)その他 ア 受託者は、本プロポーザルから契約締結までにかかる諸費用を負担すること。イ 本仕様書に明示されていない事項または仕様書の内容に疑義が生じたときは、 速やかに本市と協議し、承諾を得て行うものとする。
ウ 本仕様書において疑義が生じた場合、本市と協議すること