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木蝋二塩基酸の應用に關する研究-香川大学学術情報リポジトリ

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Academic year: 2021

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(1)

\ 著者︵、商工経験研究丁昭和十川年、第十四奄、二五八賀。高松高等商柴痘痕.紀元二千六周年記念論文集、昭 和十五年、三六八景 高松高商論叢、昭和十七年、第十七巻、ご二ハ貢︶は木蝋脂肪酸申に布衣する二頭某醗に 就いで研究し.主とし・て宍︸旭C・︵C芯蛤︶特0・CO態が存在しHO旭C・︵C㌘︶・00・CO覧も亦存廃するものせし、 叉漆蝋脂肪酸も同烏甜磯を有する二糟基酸を含むこ 此の櫛の高級二蛸墓酸は、豪儀普遍術的研究Ⅵ封照と洩って打たに過ぎす、其の戯取法因難なる鳩より、應 \ 用に印する研究は、絡んと閑却されでかた観がぁつたが、其の應朴町閲す各研究も亦意義があり十優秀なる鹿川 が見出されるならば、他日多量製造の方潅が研究される時あると信する。 木蝋は組緻緻密狙撃傲なる特性を有す㌻るが、此の特性は、疲燭、賓付、寓安川ボマー∴卜及び艶出し料の製遭等 に於ては特に登要成される所のものである。此の特性は主として、木蝋脂肪酸庫に二始基酸が存賽するにょると とは、辻本満丸氏︵簡京工柴試験所報督、昭和五年、〃琴竿五回、第四畿、劇貫︶の指摘し鍵朋である。 木蝋二酸基酸の應用に閻する研究

承撼二壌基戯あ應周に繍する研究

稚 各 七

膏 ノ ︵山こ九︶㌣こ九

(2)

鈴蘭織経に射す滝本組こ磨基酸 木嘘は碓氷紡織地緋の軟化割としや使臥されてゐた。木蝋の此の磯雄軟化怯も亦木蝋脂肪酸中に存在する二墟 基酸紅組係することが想像され、木喰二盛基酸が他の普通の脂肪酸♪異る性質あることが想像される℃承って著 者は本城二鱒基酸を紡披繊維紅封し鷺験して見た。 ス≠アリン酸の如き脂肪酸が﹂紡綾織推を甚しく感化させ、叉繊維に聴音を輿へることは、既に上野劇二拭 ︵エ梁化畢雑誌、昭和十六年、第細十幽編、二〇〇頁︶の報骨せる朗であるが、木蟻二哨基酸は之ど趣を異に し、繊維に封して硬化作用が散り認められず、絹に封tては却て軟化作用あるが如くに認められ、見場晋を輿へ ることがない。 此′の饗騒に於て試験紅供せる妨職級雄は、虞綿、枠憲絹、羊毛、人絹、スフ、脱胎綿、ラ、、;等である。 添加せる米塩二盛基酸の畳は、繊維に封し約三野とし、之をアルコール溶液とし、繊維に附加したる後自然乾 燥せしめ、之につき拗絆軟化性有無を鑑定した。 ′ 者は此の考の下に葛粉すも朗があり、之紆報告せんとする。 木蝮二壇基酸が木蝋の特性と閲係があり、木轡の應用と関係あるものとすれば、木岐二墟基恨の應用に閲する 研究として、従来ゐ木城の應肘方面に於て先づ其の廠用を試みたならば∵興味ある結果が得られるに非すや。著 第十八巻 第 r猥 ︷二ニ○︶山≡○ 母

(3)

木蠣二撼基酸の附加により、紐解が桑軟となるか香かは、指頭の偶感軋より判断することゝし、重訳瞼を行つ た繊維と比較して鑑定するこりこゝレた。 なほ此の紡織繊維に封する鸞放縦罪は、墓に十工兼化孝雉準j昭和十六年、第囲十回航、八〇八常に儀表せる ヽ ゝト ものであサ、詳細の記述は争回教することゝしぃ其の後に蜜験せる紙片に封する試験紙兼を次に記すことヽし た。・ 鉱の紙片に封する試験汝、繊維軟化軌‘しての件能を試験する方放として、上野誠〟氏︵エ業比率難恵、昭和 十六年、第四十川編二元八貢︶の考案によるものであ・つて、雛形の試験用紙片に軟化剤を添加し、、其の山東の 長さの所をピンセットを以て掴み、之を大枠の一方の皿上に驚直に押付骨.他方の皿上の分銅と平衡せしめ、文 へ得る政夫のg数を求め、之々賽試験によつで求めガる牒のと比餃する√のであるい紙片の繊維が軟化すれぼ犬だ け支へ得るg数が減少する鐸であり1舵の繊維を軟化させ才物質は亦同心く繊維素より成計木綿、人絹及ぶスフ 等の繊維をも軟化させる性能あるこ上が考へられるノ。

人絹賢スフ等は製恕の讐は諾儲溜、紡臥の際折れる紋革驚、軟化瑚附加を卦とする。其の軟

化性能は、従来指頭の解感に顧り鑑誉てゐたのであ宗、空野氏法によれぼ、簡芝知る。とが出警警 \ ガ∫ あける○ 試験用誠片として著者の探翌る盈は三橙姦料とせるものであつて一、之荒6,晋舗形に晋、長要 す札﹁ 水腹こ捲基酸の應用に、閲サる併発 二ニ〓Y〓干 】

(4)

ヽ 曲燥せしめて試料を紙片に閲加心尭。 天秤ば感蟄○。〟gの上皿天秤を使用した。 謡−撤 親密LL鮭隣帝人澄智−柏肋.〇∼l崇●咤C︶ ︵〓ニ二︶︼三二 第十八督励竺︷鹿 〇mmの所をピンセツ†で掴む様にし駕紙片の長さは次の報督中特に腎が無ければぶの二〇Ⅷであるが、時 l にょり他の反さのもの官用ひたこともある。 多−表によれば各試験に於て六・囚gを文へた試片が故も多く、 勒 試料の水塊二塩基酸は、アセ︸ン又はアルコール睡液とし、此の溶液に試験用紙片を浸し・、取出したる後自然 く8 00 ヾ の 01・皐 し) N 一 舘饗帝 の・虐 の.串 00.皐 のり串 の.串 の.皐 の.皐 の の.叫 † ノ

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(5)

lr是∵.・仁一∴∵−−⋮トミjこ・〃 脂勤怨/身盛〓隈師恩 を支へたものが最も多い。即木蝋二塩基酸は紙片を軟化したといふペきセ雪ソ、天硯に於て六卜臥芝安︿た蔵 人 片は、之を木蝋二遇基酸の蒜アセナン溶液に浸心、戯片の繊維に木蝋二魂基酸を附加せるために、支へる力が 六︰Ogのものとなり、軟化しズ〇・・四gを減じたものと小ふエとが出来やう。 淋正難∴卦轟いト鯨桝薄︵澄撃声○⊥声誓e戸棚故勺かナ1軍港対qザ≠Ⅵ早ヾ薄︵認哲声デ夢焉e ノ ∴第二表に於ては、試験用紙片は厚手のものであつて、基試験竺〇・〇湯もの、木蝋二墟基酸は九・五gの もの、ステ†二リン酸は山 T Ogのものが最古多い畑 ∞ 叫 ′00.ひ 一旦 一 一〇b 一〇.〇 N 一〇.〇 ∽ pひ り 木蝋二堕基酸の應用に関する研苑′ 一〇b 一〇.〇 一〇.〇 Pひ ∽.ひ U.ぴ PO pO 甲O PO Pひ やひ ∽.ひ ¢.ひ ソⅧJ∵ア†現 ご 一一.〇 ご.〇 一一.〇 一−.〇 二.こ 争一〇.∽ 一〇.ひ 一〇.ひ 一 _■ゝ ...− 一 一 _▲ __ゝ −Jl ■」■ m −」、 の 01〆串 む)、N 一一 ⊂〕 措艶鬱 墓〓琴竪琴∴エこご音感 岨.ひ ∽.ひ 一〇.ぴ ⊥〇.ひ ぢ●ひ pO PO 一〇.〇 一〇小〇 一〇.〇 一日.ひ 一〇.∽ 一〇.ひ Ⅷ●0 90 二三三︶〓ニ三 一 一 一 一 ■■■ゝ

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(6)

紡織織練に歯する木嘘こ壁基酸の合成グリ奄リ野 木蝋二盛基酸は、前記の如く他の普通の脂肪酸と凝る斯があり、叉木磯の紡軌繊維軟化剤としての應用に関係 あるものとすれぼ1之より合成せるグリセリトは、・俊秀なる紡織織絆軟化刷上なり得ることが想像苫弟、之に閥 † する質験を行つで見た。サ 木蝋こ塊基酸はグリセリド▼と打てり木蝋忽構成してゐる。考ふる木蝋二墟基酸の合成グリセリドは木岐中に布衣 するグリセリドとは勿論組成を異にすべきものと思はれる、が、其の紡織繊維に対する軟化性有無を試験して見 た。 木蝋二蛸基酸のグ町セリドの合成は、木蝋二増基酸︵融疲〓二季 べ、果敢ガスを通じながら加熱むた。而し七軸鮎約∵On−・∵〇一度Cαグリセリドを得たのであるが、之は⋮ 度熔融すれば固まつて餅状をなす。 此の合成グリセリドは滑テルゴール、ブセーン 衰緯線椎に対する試験に於て蘭、右グリセリドをアル㌣1ルに溶かし∵眈に記した木蝋二燕基酸の場冶の如 く、紡織繊絆に附加し、指頭の感偶軋㌣り鑑定⊥軟化性能を親臨し琴∴ 談験の結塊披、・木蝋二壇基酸の合成グリセリド 免十八啓 発 血 耽 ︵〓ニ四︶二三四

(7)

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軟化鞘として應用する場合の合成グリセリドの附加蟄は、賓駄によれ鞍、織絆に封し約〇・完を適討とす宅

過剰の場合は却て洛潤の感を輿へ、繊維

次に統計灯封射る試験結果は、ノ.感三菱以下軋記し、木蝋も参考迄に試験し、叉木蝮二感基酸の合成グサセリド 及び木蝋主の比較も掲載する。 も 事︳期 ひ の 叫 ∞ ゆ 一〇 一一 木蝋二軍基酸の應用に閲する研究 皐 (J N・ −ふ ∵︰.三・.キ︶ヾ、−丁ニ⋮ て√、H二∴∵.−︰∵ 脂瓢帝′一 の.ひ の.ぴ の.ぴ の.∽ 口.︺ の.山 のー∽ の.ひ の.串 の、の ぴ1 Ul −﹂∵ ぴ.﹃ ひ.N ∽.叫 び.べ 釣﹁ ひ.の ∽・ ∽り00 pの のb のb −

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(8)

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(9)

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(11)

木蝋二感麗酸のグリセ・て・の附加が、試験用紙片や抗張力及び仲墓に如何誉影警景、之晶験して見 露塊は驚表の過少ヤあり、抗張力忙於て梢減少の傾向が雪。但し試験管セは㌢ヨユーの迅速霊験 器を倣用した。 なほ比較のため木蝋につき試駄し第二じ表に示す。 至こん一∴∵−−誉\︶・、・−こ■㌧ニ・ざ∵∴ニ∴∴−∴i.・︰ 叫 ヽ \ 苧ご∴ ナナ 賽ご㌧し・・1−﹁ 三、、、.∴∵︰1−∴∵ q(エ く刀 ふ ∽ 卜〇 一 木蝋二組基酸払應用笹関する研究 (刀 ロ1(刀 (刀 (刀 ○ (⊃ C〉 ⊂) ⊂) 叫宝∵丁 指牡恕 縫 郭 帝 罫鰐せ 遠肘掃 重視 一遅g Pね 声び ふ.び 串.餌 Pひ や阜 罫鈴辻 毒師幣 皐 ∽ N 一 ○ (〇 ∞ lの打g

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(12)

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(13)

紡織繊維に謝する木墟混合〓酸基鮫及び其のグリセリド 木蝋脂肪酸よ少二亜基酸嵩○柏C・︵蔦廿︶望・CO誌を分放する時HO柏C・一︵CH柏︶彗・CO態とHO悼C・︵C㌘︶ 芸・CO邑.との混合物と認めらもべきものが得られることは耽た報督し允朗であり、之は純HO随C・︵CH柑︶写C 一_▲_._ゝ⊥⊥.■−1−−⊥ 01・皐 CO N ・一 C・ ′(9 CO }¢トql 心+∝〉 +N ホ蝋二組基酸の應用厄防する研究 一∽ ﹂良 一阜 一∽、 一∽ 一山 一山 一∽ 一山 ぷ 一∽ ふ∽ 一∽宵g ひ ひ 皐 皐 皐 へ単 ム 皐 ・串 声 皐 単 、

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(14)

第†八巻 第仙基 ︵山四二︶山田二 〇誌よりも容易に得られるじノ此の水塊混合二増基酸及び其のグリセり∴上の紡組織絆に封する牲質は如何といふ 浸HO柏C・︵C慧︶等会誌及び其のグリセリドのいのと大夫大差如きてとを、指頭の偶感及び紙片匿封する試験 により知もことが出来た。依って水城二壇基酸は守グリセリドを合成し、之を紡織繊維の軟化剤として應用する 場合に闇、原料の木城二地菜酸隼/強ひで純粋物たるを螢せず、純二遵基酸由○帖C・︵C辟︶号CO誌の代りに、 \ノ 之よ少も容易に製収し得べき混合二捜基酸、即HO賓︵CHエ写CO誌と嵩㌢c・︵CHじー∝・CO−態との混合物 打て同株に目的を達し得ることがわかる。 木頓混合二鹿基酸としては、触感〓∵存−⊥‖六度Cのものむ用ひ舟㍉叉夫より合成したグリセ誹ド應軸鮎九 一卜九二度Cであつた。 紙片昭督する試験結鹿を記せば次の如くである。 撃−拙 者匿箭ゆ〓蕗匪薄£恩¶付√ヾ教科 01・♪・+㍉∝〉+N 一 滝沸帝 異繋 ∝) (カ (J .昌. ・昌 ・昌 (⊃ (9 ∝l 可 の 指

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(15)

なほ以上の驚警於ては、儀壷基酸のグ宣リドそれ晶め故紙細線軟化剤としての性能試警日朝とせ

るものであって、グリセリドの溶剤又は分散割として、アル㌧コール又は一アセトンを隠用したのであるが、驚際忙

籾−凝∵患慧蒜高野慧胃句?ヱ; 一一 一N 一心 一や 0〇 、」 の ひ 」皐 む) 悼 一 水盛二堕基酸の應用に関する研究 閥瓢審 やN甲 や悼 △.N ♪N 声N やN やぬ ♪N やN バ.㌦ P 兇

∽ u、J∽ 0 0 u ひ ∽ ●・・−・ 二‥ − −・ 二・.!、士

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(16)

第十入管、築 山 渋 / ︵刷四四︶一四四 應用するに常つては、高級7ル 忽。、

ヽ 艶出し掛算としての木嶋〓由皿基甑の合成グリセリド 木晩は艶出し料とな少、家具類に應潤され叉靴置の原料とされ.かが、木蝋の此の柾の應用に於て、木蝋二恕基 酸が革質なる関係を有するとれはれるモとは﹂既に記す耕である。此の関係がある牒のとすれば、木蝋二塩基酸 の合成グリヤリドが、健艮なる艶出し料となり得ることが亦想像出来る1。此の性能を試験するため、次の如き管 験を行ひ、木蝋二墟基酸の合成グリセリドが、.優良なる艶出し料として使用し得ることを知った。 前記木蝋壷基酸の倉成グリセリイ写ルコ←に掛かし、之を水村、文革咋塗屈し、乾燥の後布をゼ瞭擦 する.に容易に北港を教坪する。 而して此のグリセリドは、融鮎認だ高く.酸に勤して抵抗力が大であり、ナルカリに封しへては、木蝋等に比較 し鹸化され難き例のものであ驚なほ此のダリ・・セリドは、路頭の偶感により鑑定するに、絹、壷毛の如き動物繊 推を軟化させる性質を有するものであるから、皮革も亦柔軟化されることが想像され,油性艶出し料等として、 靴甲革等に應用するに過賞なるものといふべきである なほ木蝋ご撼衰酸は、之をパルミチン醸成ばステアリン酸等に融和すれば、其の組織を緻密ならしめる作川が

(17)

あることは、辻本滴丸氏︵前田︶,の報督する朗であるが、木城二嘘基酸の合成グリセリドにも亦此の倖質があり 約二〆を融和・せるパルミチン酸又は■ステアリン酸は、締晶微細となつで透明性が減じ白色が増加する。叉之と同 様に木蝋二墟基駿の合成グリセリザは、牛脂等の固髄脂肪に融和せしむれば、其の細粒を叫厚紙優にする性質が あり﹂木蝋の如く、ガラス鳳申にて熔融サるも、のを放冷せしむる時、蠣を生することが無く放る。故に頭襲用ポ マードの叡租製造に雷り、原料申に木場二亜基酸のグリセリドの少量を融和すれぼ一、瑚暦緻密なる生地を得るこ とが出釆る。 次に木蝋二洩基酸の合成グリセリドは、嘲激高く、腱軸の複数冷凝固せしむれぼ、固い塊となる物質であるが 提釆静米の特産品カルナウバ岨を使用してゐた朗に其の應用を推奨する。 紙 ● 給 著者は木嶋二墜基酸の應用例とんて、其のグリセリ ての性能を試験して見た。 試験の結果は、紡織繊維.官署しく軟化させる倖質があ少ゝ人絹、スブ等の軟化剤として隊用する場合の合成グ リセリドの附加盈甘、繊絆に勤し約○ヱ%を通常とする。 合成ダウセリドは、軸鮎叫002仙〇一度Cを有し、報鮎二一五。○−.サニ五。二度じの木蝋二城塞酸にグリセ ・も 木蝋二墟基酸の應用に閲する研究 ︵∵四五︶〓四五

(18)

リンを加へ、袈酸ガスを通じながら加熱しで得た。而して熔融すれば固まつで餅状となる。 叉木蝋より木蝋二捜基股HONC人C㌘︶㌔cONHを分収する時得られる嵩○拍C人C㌘︶警CO相当と嵩 ○ グサセリド︵融鮎九仙−九二度0︶も、大髄右のグリセリドと何棟の性能を有し、紡織繊維の軟化剤とする場合 には、グリ乍リドの原料は、墳ひて純相なる木蝋二題基駿たるを毅せ勇、比較的容易に製敬し得る木隊混合二捜 基酸でよい。 や 紡約.繊維に劃する軟化性能は、初め指頭の偶感により鑑定し、其の各紡組織絆に封する試験結英の詳細は﹁エ 蛍化準雑誌﹂昭和十六年、第四十四縞、八〇八常に螢表した。今回の本誌には、上野誠山氏︵エ菜化拳雅語、、昭 和主ハ年、第四十四編、二八八員︶考案による、紙片に封ナ諸鐙定方法に貴行質験せる、其の後の試験結果を教 卓を以て記載することとした。 水塊二韓基酸のグリセリドは、艶出し料として、表具類、単軸に應用し得べく∵欒付、頭髪用ポマード等に加 ふれば、緻密姦る生地が得られるり叉木蟻二糎基酸のグリセリドは融鮎高く、従来南米の特産品カルサカバ轍を 使用してゐた朗に推奨する。 痙りに御指導御御億を賜った大阪帝国大挙工畢部、上勝教授に封し、謹みて感謝の慮を表し、なほ此の研究は、 文部省自然科挙研究奨励金にょるものなることを附記する。︵了︶ 、 ■・{←一弘■●■ ノ 第 十 八 第 耽 ︵∵四六︶〓四大

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 即チ大艦二於テ肚丁時身長ノ護育ニー致シテ 居り,何等職業的影響ヲ蒙ルコトナキ小學校在

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四二九 アレクサンダー・フォン・フンボルト(一)(山内)

条第三項第二号の改正規定中 「

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