WorldCat Discovery Services リリースノート
目次
はじめに ... 3 追加/強化機能 ... 4 所蔵情報と利用可否情報をまとめて表示... 4 メール送信できる書誌データの拡大... 5 「出版年」ファセットの更新... 6 「他の版・フォーマット」のパフォーマンス改善... 7 不具合の修正... 8 検索結果一覧と書誌詳細における著者名の重複..……... 8 「フォーマット」ファセット利用時に資料件数の表示が(0)になる問題... 9 Central Index収録データベース上の資料に対するILLリクエストの送信...9 「出版年」ファセットにおける単年指定………... 9 二重引用符を含む検索………... 10 新規コンテンツ ... 11はじめに
当リリースノートは、2016年1月22日(日本標準時)のWorldCat Discovery Servicesバージョンアップに関す るものです。ご利用機関の声を反映した機能の追加/強化、また報告を受けた不具合の修正が含まれていま す。
パフォーマンスと安定性
OCLCのWorldCat Discovery Servicesチームはここ数か月間、利用可否情報の表示およびリモートデータベース 検索のパフォーマンス問題に関する調査と改善計画に取り組んできました。OCLCではこれらをWorldCat Discovery Servicesに不可欠な機能と考え、関連する問題の解決を最重要課題としています。今後数回のリリ ースで、パフォーマンス改善のための各種修正が実行される予定です。ご利用機関の皆様には、引き続き進 捗をお知らせしてまいります。
エラーレポートRequest ID付記のお願い
WorldCat Discovery Services の不具合をご連絡頂くにあたっては、その内容と合わせてRequest IDをお知らせ 頂けますようお願い致します。Request ID とは、不具合が発生した WorldCat Discovery Services 画面の最下部 に表示される文字列です。OCLC の技術者は、この情報を使ってレポートを受けた各不具合の内容を直接追 跡することが可能となります。
追加/強化機能
所蔵情報と利用可否情報をまとめて表示
利用機関の皆様からのフィードバックに基づき、各資料の所蔵と利用可否の情報が、同一セクションにまと めて表示されるようになりました。これに伴いこれまでの「利用可否」セクションは「利用可否/所蔵」と 名前が変更されます。 WCDと自館OPACとの「リアルタイム連動オプション」を契約、利用中の機関 各資料の書誌詳細画面を開くと、「概要」「他の版・フォーマット」セクションに続く新たな「利用可 否/所蔵」セクション内で、上から順に①即時アクセス可能な電子資料へのリンク、②管理者サイト Service Configurationの設定に基づくリアルタイムな利用可否情報(例:自館OPAC上の配架場所や利 用状況、コンソーシアム館の情報など)、③世界の所蔵館情報が表示されるようになります。 新表示 ①電子資料へのリンク、②リアルタイムな利用可否情報、③世界の所蔵館情報 WCDと自館OPACとの「リアルタイム連動オプション」未契約の機関 エンドユーザーの利便性向上が期待できます。新たな「利用可否/所蔵」セクション内で、上から順に ①管理者サイトService Configurationの設定に基づきアクセス可能な電子資料へのリンク(例:内蔵リゾ ルバによって生成されるリンクやWorldCat上のマスターレコードに含まれるリンクなど)、②世界の所 蔵館が表示されるようになります。世界の所蔵館が複数ある場合は、自館から地理的に近い順で表示されます。 新表示 ①電子資料へのリンク、②世界の所蔵館情報(リアルタイムな利用可否情報は表示されません)
メール送信できる書誌データの拡大
検索結果一覧画面、書誌詳細画面、マイリスト画面などから同機能を利用する際に取得できる項目が拡大さ れ、以下のフィールドがメール送信内容に含まれるようになります。太字が今回の追加項目です。
• タイトル(WCD上の該当資料ページへのリンクを追加) • 著者 • フォーマット、出版年、査読論文か否か • 収録誌 (ジャーナル名、その他情報) • 出版情報 • ISBN • ISSN • OCLC番号 • データベース名 • OPACから取得した請求番号と配架場所 (自館OPACとのリアルタイム連動オプション契約機関のみ)メール送信される書誌情報の例
「出版年」ファセットの更新
ファセットにおける「出版年」の設定を変更し、「期間:」の右側の(終了年)フィールドに入力された年 も、検索条件としての資料発行年に含まれるようになりました。
「他の版・フォーマット」のパフォーマンス改善
「他の版・フォーマット」画面に表示される資料の呼び出し手法に変更を加え、パフォーマンスが向上しま した。※当変更によるエンドユーザーから見た画面表示上の変更点はありません。
インターフェース上の表示も to から through に変更
不具合の修正
検索結果一覧と書誌詳細における著者名の重複
自館書誌データ(LBD)利用機関から報告されていた、著者名検索の後に検索結果一覧や書誌詳細画面にお いて同じ著者名が繰り返し表示される不具合を解消しました。 不具合解消前 著者名の 重複あり 著者名の 重複なし不具合解消後
「フォーマット」ファセット利用時に資料件数の表示が(0)になる問題
ファセットから検索対象をフォーマットで絞り込むと、検索実行後、指定フォーマットの資料件数がファセ ット内で(0)と表示される問題が報告されていましたが、この問題を解消しました。Central Index収録データベース上の資料に対するILLリクエストの送信
Central Indexに収録されたデータベースに含まれる任意の資料についてILLリクエストを送信しようとする と、まれに「この資料は削除されているか、存在しません。」とのエラーメッセージが表示されリクエスト を実行できない不具合が報告されていましたが、関連プロセスを修正し、この問題を解消しました。「出版年」ファセットにおける単年指定
従来「出版年」ファセットで「期間:」右側の(終了年)入力フィールドを空欄にし、左側の(開始年)フ 著者名の 重複を解消ィールドだけに値を入力して検索を行おうとするとエラーが発生していましたが、今後はこういった場合、 終了年フィールドにも開始年フィールドに入力したのと同じ年が自動で転記されるようになりました。なお、 開始年フィールドが空欄または無効な値が入力された場合には、「Invalid year range.」とのエラーメッセ ージが表示されます。
二重引用符を含む検索
検索語句に二重引用符(“”)が含まれ、なおかつエンドユーザーがIP認証されていない(特定データベース の検索にあたり認証を求められたが「Continue as guest」を選択した)場合、検索エラーが発生する不具合 が報告されていましたが、この問題を解消しました。
新規追加コンテンツ
前回リリース以降OCLCのCentral Indexに搭載され、WorldCat Discovery Services、WorldCat Localで検索 対象として設定可能となったコンテンツは以下のとおりです。上記2サイトに加え、無料公開サイト
WorldCat.orgでも検索対象となるもの/ならないものがあります。
公開サイト
WorldCat.org
でも検索対象となるコンテンツ
International Law & World Order: Weston’s & Carlson’s Basic Documents from Brill LUP Publications from Liverpool University Press
Theological Research Exchange Network E-Documents from Theological Research Exchange Network
JSTOR Arts & Sciences XIV Collection from JSTOR Schattauer Publishers from Schattauer
公開サイト
WorldCat.org
では検索対象とならないコンテンツ
Popular Medicine in America, 1800-1900 from Adam Matthew Digital
図書館は自館で契約しているデータベース等を、管理者サイト「OCLC Service Configuration」から随時
WorldCat Discovery Servicesの検索対象コンテンツとして設定することが出来ます。
現在検索対象コンテンツとして設定可能なすべての電子コンテンツは、こちらのExcelリスト(332KB)に てご確認頂けます。