地域サロンに参加する高齢者を対象とした転倒予防プログラム : バランス能力維持・改善のための足指体操の有効性 (研究ノート)
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(2) 72. 北 村 隆 子 、 臼井 キ ミカ. え て い る事 業 と して 、 地 域 サ ロ ン事 業 が あ る。 地 域 サ ロ ンは、 介 護 保 険 給 付 の 対 象 と な らな い 高 齢 者 の 介 護 予 防 施 策 と して導 入 さ れ 、 閉 じ こ も りや体 が 弱 い高 齢 者 が 歩 い て通 え る場 所 と して 、 地 区 の住 民 に よ って 運 営 され て. ら背 部 を 通 り前 面 に戻 って く る動 作 時 間 で あ る。 これ は、 日常 生 活 上 の多 様 な動 きを行 う上 で の 身 体 バ ラ ン ス能 力 を 表 して い る。 ③. 握 力9):バ ラ ンス能 力 や歩 行 能 力 に 関 係 す る の は下. い る。 閉 じ こ も りや 体 が 弱 い高 齢 者 の要 介 護 予 防 の 一 っ. 肢 筋 力 で あ る。 握 力 は下 肢 筋 力 と高 い相 関 を 示 し、 他. に、 歩 行 時 の身 体 バ ラ ンス能 力 の維 持 が 挙 げ られ る。 こ のバ ラ ンス能 力 が転 倒 予 防 に お い て は、 重 要 課 題 の 一 っ. の筋 力 測 定 に比 べ 簡 便 で安 全 な方 法 で あ る。 調 査 票(対 象 者 の概 要 ・日常 生 活 状 況 ・健 康 状 況 な. ④. で もあ る。 身 体 バ ラ ンス能 力 に は、 下 肢 筋 力 と体 を 支 え. ど). る足 底 機 能 が大 い に 関 係 す る が、 この バ ラ ンス 能 力 に関. ① ② ③ の 測 定 方 法 の詳 細 は、 前 報 に準 じ る1°)。. 連 した報 告 は少 な い 。 そ こで 今 回 は、 地 域 サ ロ ン参 加 者 を対 象 に した 、 身 体 のバ ラ ンス能 力 に 関 わ る足 底 機 能 の維 持 ・改 善 に 焦 点 を. 4.分. 当 て た転 倒 予 防 プ ロ グ ラ ム の効 果 に っ い て検 討 す る こ と を 目的 とす る。. 照 群16人. 性2人. 性9人)と. Ⅱ .研 究 方 法 象:毎 月1回. で あ っ た 。 そ の 中 か らさ らに 年 齢 と性 の ペ ア マ ッ. チ を 行 い(case-control-study)、 人(男. 1.対. 析方 法. 介 入 前 ・後 の 両 測 定 に 参 加 し た 者 は 、 介 入 群19人 、 対. ・女 性9人)、. す る た め に、A市 のB地 域 サ ロ ン参 加 高 齢者 を介 入群 に、 C市 のD地 域 サ ロ ン参 加 者 を対 照 群 と した。 入方法 介 入 群:月1回. 性2人. ・女. 示 した。. 表1. 対象者 の年齢 階級 別度数 介入群. て い る高 齢 者 と した 。 転 倒 予 防 プ ロ グ ラム の効 果 を把 握. 1). 対 照 群11人(男. し た 。 分 析 対 象 者 の 年 齢 階 級 別 人 数 を 表1に. 定 期 的 に地 域 サ ロ ンを 開催 して い る. 二 っ の 自治 体 で あ り、 対 象 者 は そ の地 域 サ ロ ンに参 加 し. 2.介. 分 析 対 象 者 を 介 入 群11. 75∼79(歳). 全. 体. 4. 11. 80∼84. i. 5. 6. 85^一. 3. 2. 5. 11. 11. 22. 合 、1回 約2時. 対照群 7. 計. 間、 連 続6回 、6ケ. 月 間 実 施 した。 転 倒 予 防 の 内 容 に は足 の指 ・ア ー チ の 手 入 れ(以 下 足 指 体 操 とす る)を 取 り入 れ た。 そ れ ぞ れ1回 の流 れ は、 血 圧 測 定 等 の健 康 管 理 、 上 半 身 の ス トレ ッチ体 操 ・足 指 体 操2)、健 康 に 関 す る ミニ 講 義 、. 解 析 に は 、 統 計 解 析 ソ フ トSPSS(Verll)for. Windows. を 使 用 し、 危 険 率5%未. 満 を 有 意 差 あ り と した 。 介 入 前 ・. 後 そ れ ぞ れ に お け る2群. 間 の 差 は 、 量 的 デ ー タ はMann-. Whitney、. 質 的 デ ー タ は カ イ2乗. 最 後 に茶 話 会 を持 ち 終 了 と した。 指 導 形 式 は、 自己管 理 型 の分 散 指 導 形 式 で 行 っ た。 動 機 付 け を高 め るた め. 量 的 デ ー タ はWilcoxonの. に、 家 庭 で の実 施 回 数 お よ び感 想 記 録 用紙 を配布 した。. タ はMcNemar検. 検 定 を 行 っ た。 ま た 、. 2群 そ れ ぞ れ の 介 入 前 ・後 の 対 応 の あ る変 化 に つ い て は、 符号付 き順位 検定 、 質 的 デー. 定 を行 った。. しか し、 記 入 しな くて は な らな い な ら参加 した くない、 ま た は字 を書 くの が面 倒 、 書 け な い とい った参 加 者 の. 5.倫. 拒 否 反 応 が 多 く聞 か れ た た め、 記 録 は 自 由 と した。 2) 対 照 群:研 究 者 側 か らの 特 別 な依 頼 は行 わ ず、 従. 1). 来 通 り の サ ロ ン運 営 で あ っ た。. 理的配慮 介 入 群:事 前 に研 究 依 頼 の場 を設 定 し、研究 目的、. プ ロ グ ラム の 内容 、 実 施 方 法 、 実施 期 間 中 に お け る参 加 の 自 由性 を説 明 し、 本 研 究 へ の参 加 の 同 意 を得 た。 実 施 に 際 して の注 意 点 と して1週 間 の実 施 頻 度 、1回. 3.評 1). 価方法 評 価 時 期:評 価 時 期 は、 介 入 群 は プ ロ グ ラム の開. 始 直 前(介 入 前)、 終 了 後1ケ. 月 目(介 入 後)と. した 。. 対 照 群 にお いて も、 介 入 群 と同 時 期 に行 っ た。 2)測 定 用 具 ①Up&Goテ ス ト7):椅 子 に坐 っ た 状 態 か ら立 ち 上 が り、3メ ー トル の距 離 を 往 復 し、 椅 子 に座 る まで の 時 間 で 表 し、 身 体 バ ラ ンス や 歩 行 能 力 と の相 関 が 報 告 され て い る。 ②. の実. 施 時 間 ・回 数 、 安 全 な実 施 方 法 等 を説 明 した。 サ ロ ン開. 身 辺 作業 時 間8):手 に 持 った ロ ー プ を 身 体 前 面 か. 催 時 は実 施 方 法 の適 正 さ を確 認 しな が ら行 い、 方 法 の誤 りや 危 険 面 につ い て は そ の都 度 説 明 を行 っ た。 ま た、 次 回 開催 日 まで に対 象 者 か ら質 問等 が あ った場 合 は、 民 生 委 員 を 通 じて 返 答 を した。 2). 対 照 群:事 前 に民 生 委 員 に調 査 目的、 内 容 等 の説. 明 を行 った 。 調 査 当 日、 サ ロ ン参 加 者 に研 究 の 目的 、 調 査 内容 、6ケ 月 後 の 追 跡 調 査 にっ い て説 明 を 行 い、 調 査 へ の参 加 に 同 意 を 得 た。 介 入 群 、 対 照 群 と もに同 意 が 得 られ た もの にっ いて は、.
(3) 73. 地 域 サ ロ ン に参 加 す る高 齢 者 を対 象 と した 転 倒 予 防 プ ロ グ ラ ム. 紙 面 で の 承 諾 を得 た。. 視 力 、 聴 力 に っ い て は 「見 え る 」 と す る者 が 介 入 群10 人(90.9%)、. 対 照 群11人(100%)、. の が 介 入 群10人(90.9%)、. 皿.結. 果. 1.対. あ った。. 介 護 保 険 サ ー ビ ス の 利 用 に つ い て は 、 「利 用 し て い な. 象 者 の特 性. い 」 が 両 群 と も に8人(72.7%)ず. 2群 の 対 象 者 の 年 齢 、 世 帯 構 成 、 身 体 状 況 等 を 表2に. っ で あ っ た。. 介 入 群 に お け る今 回 の 健 康 サ ロ ン へ の 参 加 回 数 は 、4. 示 した 。. 回5人(45.4%)、5回4人(36.4%)、6回1人(9.1%)、 2回1人(9。1%)、. 介 入 群 の 平 均 年 齢 は79.91±5。30(mean±S.D.)歳(最 高 年 齢88歳. 、 最 少 年 齢75歳)、. (最 高 年 齢89歳 介入群. 「聞 こ え る」 と す る も. 対 照 群9人(81.8%)で. 2.介. あ った。 世 帯 構 成 は、. 対照群. 「子 供 と 同 居 」6人(54.5%)、. 1). 「夫 婦. あ った 。 介 護 保 険 サ ー ビ ス. 日常 生 活 動 作 項 目. 日常 生 活 動 作 項 目 にっ い て は、 介 入 群 、 対 照 群 そ れ ぞ れ の介 入 前 ・後 の 値 を 表3に 示 した。 介入 前 で2群. の 利 用 は 、 両 群 と も に 「利 用 し て い な い 」8人(72.7%) で あ った。 通 常 の サ ロ ンへ の 参 加 状 況 は、 介 入 群 で. 入 前 ・後 そ れ ぞ れ の 時 期 に お け る介 入群 と対 照 群. の比 較. 「一 人 暮 ら し 」 「子 供 と 同 居 」 が そ れ ぞ れ5人. (45.5%)、. で あ った。. 対 照 群 は81.18±3.43歳. 、 最 少 年 齢78歳)で. 二 人 暮 ら し」3人(27.3%)で. 平 均4。36±1.03回. 「参. 問 に有 意 な差 が み られ た項 目 は、 身 辺 作 業 で あ り介 入. み られ た。 これ は、 今. ま で の 通 常 の サ ロ ン に は 参 加 して い な か っ た こ と を 表 し. 群 が有 意 に高 か った(p<0.05)。Up&Goテ ス トに つ い て は有 意 な差 を認 め な か った。 介 入 後 に お い て は 、3. て い る。. 項 目 と も2群 間 に 有 意 な 差 を認 め な か った。. 加 して い な い 」 と す る も の が2人. 表2. 対 象 者 の特 性. 年. 齢. 視. 平 均 ±S.D.(歳) 見える. 力. 聴. 見 に くい 聞 こえ る. 力. 物. 忘. 聞 こえ に く い. 影響 な し. れ. 影響 す る 一人 暮 ら し. 世 帯 構 成. 夫婦 二人 暮 し. 介 入 群. 対 照. 79.91±5.3. 81.18±3.43. 10(90.9). 人(%). 人(%). 利用 してい な い 利用 してい ない 毎 日参加. 通常 のサ ロ ン参 加状 況. 時 々参加. 0. 10(90.9). 0 5(45.5). 109.1) 2(18.2). 1(9.1). 3(27.3). 4(18.2). 5(45.5) 8(72.7). 6(54.5). 11(50.0) 16(72.2). ス ト(秒). 身 辺 作 業(秒). 平 均 握 力(kg). 注)2群. 介 入群. 介 入群. 平 均 ±S.D. 4.1±1. 対 照群. 平 均 ±S.D. 6,7±3.7. 介 入群. 平 均 ±S.D. 22.6±7.1. 対 照群. 平 均 ±S.D. 18.7±6.3. 問 の 差:Mann-Whitney、. 介 入 前 後 の 差:Wilcoxonの. 7(31.8). 8072.7) 3(37.3). 7(63.6). 6(54.5). 13(59.1). 2(18.2) 2(18.2). 5(45.5). 7(31.8) 2(9.1). 人(%). 平 均 ±S.D 13.3±2.7U 対 照 群 平 均 ±S .D 13.2±7.8. 3(13.6) 21(95.5) 1(4.5). 3(37.3). 人(%). 0. 6(27.3). N=22. 介 入 群 と対 照群 の 項 目別 に よ る変 化(日 常 生 活 行 動). p&Goテ. 1(4.5) 19(86.4). 1(9.1). 人(%). 介 入 前. 21(95.5). 11(100). 参加 して い ない 表3. 体. 9(81.8) 2(18.2). 子供 と同 居 介護 保 険サ ー ビス の利 用. 全. 80.55±4.4. 11(100). 1(9.1) 10(90.9). 人(%). 群. 介入前 の 群 間 のP値 n.s.. 介 入介後入 後 の 群間 のP値 10.9. 2.1 n.s.. 11.3±4.8. 11. 4.4±0.9 n.s. 4.5±1.5. 23.0 n.s.. 符 号 付 順 位 検定. 7.7. 20.2-!-6.8. 群別 の介 入 前 ・後 のP値 0.013 0.075 n.s. 0.004 n.s.. n.s.. 0.03.
(4) 74. 北 村 隆 子 、 臼井 キ ミカ. 表4. N=22. 介 入 群 と対 照群 の 項 目別 によ る 変 化(生 活 ・健 康 関 連 項 目). 介 入 前 介入前 の 群間のP値 健. 康. 状. 態. 健 康 に よ い こ と 楽 しみ ・生 き が い. 転. 倒. 健. 経. 験. 康. 1日. 観. の 過 ご し方. 注)2群. 介入群 対照群 介入群 対照群 介入群 対照群 介入群 対照群 介入群 対照群 介入群 対照群. して い る して い る あり あり なし なし. 健 康で あ る 健 康で あ る 動 い てい る 動 いてい る. 間 の 差:Mann-Whitney、. 介 入 前 後 の 差:Wilcoxonの 2)生. 7(63.6) 7(63.6) 8072.7) 9081.8) 7(63.6) 10(90.9) 8(72.7) 4(36.4) 6(54.5) 10(90.9) 6(54.5) 6(54.5). 良い 良い. カ イ2乗. 8(72.7) 9081.8) 7(63.6) 9(81.8) 7(63.6) 8072.7) 8072.7) 8(72.7) 9081.8) 9081.8) 6(54.5) 5(45.5). n.s. n.s. n.s. 0.099 0.074 n.s.. n.s. n.s. n.s. n.s. n.s. n.s. n.s. n.s. n.s. n.s. n.s. n.s. n.s. n.s. n.s. n.s. n.s. n.s.. 検定. 符 号 付 き 順 位 検 定 、 McNemar検. 定. 3.介. 活 ・健 康 関 連 項 目. 生 活 ・健 康 関 連 項 目 に つ い て は 、 介 入 群 、 対 照 群 そ れ ぞ れ の 介 入 前 ・後 の 値 を 表4に. 介 入 後介の入 後 群 別 の介 入 群 間のP値 前 ・後 のP値. 示 した。. 1). 入 群 、 対 照 群 そ れ ぞ れ にお け る介 入 前 ・後 の 比較 日常 生 活 動 作 項 目. 現 在 の 体 の 調 子 に っ い て は 、 「良 い 」 と す る も の が 両. 介 入 群 で は、Up&Goテ ス トにお いて 、 介 入 後 に有 意 な改 善 を認 め た(P<0.05)(表3、 図1-1)。. 群 と も に7人(63.6%)で. 「良 く な い 」 と. 対 照 群 で は、 身 辺 作 業 と握 力 に有 意 な 差 を 認 め(両 項. す る もの の 内 容 は、 主 に下肢 の関 節関係 や、血圧 で あ っ. 目 と もにP<0.05)、 介 入 後 に改 善 あ る い は 向上 して い た(表3、 図1-2)。. あ っ た。 一 方. た 。 介 入 後 は 「良 い 」 と す る も の が 介 入 群8人(80.8 %)、. 対 照 群9人(81.8%)で. あ っ た 。 し か し、 健 康 観. に つ い て は 、 介 入 前 は 「健 康 で あ る 」 と す る も の は 介 入 群6人(54.5%)、. 対照. i人(90.9%)で. 介 入 後 は 両 群 と も に9人(81.8%)が. あ ったが 、. 「健 康 で あ る 」 と. 答 え て い た。 ま た 、1日. の 過 ご し方 に っ い て は 、 両 群 と も に 「動. い て い る 」6人(54.5%)、. 「ど ち ら か と い え ば 座 っ た. り横 に な っ た り して い る 」 が5人(45.5%)で. あ り、 介. 入 後 も ほ とん ど違 い は な か った。 「健 康 に よ い と こ と の 継 続 」 で は 介 入 前 「して い る」 と す る も の が 、 介 入 群8人(72.7%)、 %)で. 対 照 群9人(81.8. あ り、 と も に半 数 以 上 で あ っ た。 そ れ は、 散 歩. 図1-1. Up&Goテ. ス ト(介 入 群). 図1-2. Up&Goテ. ス ト(対. や 軽 い 体 操 、 ゲ ー トボ ー ル 等 の 体 を 動 か す こ と が 主 な 内 容 で あ った。 「楽 し み や 生 き が い 」 の 有 無 に つ い て は 、 介 入 前 「あ り 」 と す る も の が 、 介 入 群7人(63.6%)、 10人(90.9%)で. 対 照群. あ っ た 。 し か し、 介 入 後 に お い て は 、. 介 入 群 に 変 化 は な か っ た が 、 対 照 群 は8人(72.7%)に 減 少 して い た。 最 近1ケ. 月 の 転 倒 状 況 に っ い て は 「転 倒 な し」 と す. る も の が 介 入 群8人(72.7%)、. 対 照 群4人(36.4%)で. あ り、 介 入 群 に 転 倒 が 少 な い 傾 向 に あ っ た(p<0.1)。 し か し、 介 入 後 で は 両 群 と も に (72.7%)で. あ っ た。. 「転 倒 な し 」 が8人 照 群).
(5) 75. 地 域 サ ロ ンに 参加 す る高齢 者 を対 象 と した転 倒 予 防 プ ロ グ ラム. 2)生. 活 ・健 康 関連 項 目. 介 入 群 、 対 照 群 と も に介 入 前 後 に お い て有 意 な差 を 認 め なか った。 転 倒 状 況 を詳 細 に 見 る と、 介 入 群 に お い て は 「転 倒 あ り」 と す る もの が 介 入 後 に1名 増 加 し た。 一 方 対 照 群 で は、 「転 倒 な し」 が8名 に増 加 した(図2-1、22)。 介 入 群 の転 倒 した1名 は、 最 年 長 の88歳 で あ り、 今 回 初 め て 踏 切 り横 断 時 に転 倒 した。 4.介. 入群 にお ける半年 間 の実 施記 録 および感 想(表5). 介 入 群11人 の う ち 日 々 の記 録 用 紙 に記 入 が あ った者 は、 5名 で あ った 。 実 施 に よ る感 想 を得 るた め、 プ ロ グ ラ ム 介 入 終 了 後 に足 指 体 操 の感 想 を聴 取 した。 介 入 期 間6ケ 月 間 の 中 で生 活 状 況 に変 化 が あ っ た者 は 特 に存 在 しな か っ た。 しか し、 開始 直 前 に循 環 器 系 や 眼. 図2-1. 介 入 前 後 の 転 倒 状 況(介 入 群). 図2-2. 介 入 前 後 の転 倒 状 況(対. 科 系 の手 術 で 入 院 した り、 期 間 中 も血 圧 が 不 安 定 な者 が 存 在 した 。 Up&Goテ ス トで群 の 中 で も大 き な 改 善 を 示 し たD氏 (18.47秒 →13.25秒)と1氏15.08秒 →7.43秒)に お いて は、 彼 らの 足 指 体 操 の実 施 回数 は、1日 約2回 で あ り、 毎F 継 続 して い た。 ま た、D氏 に っ いて は通 常 の サ ロ ン活 動 に は参 加 して いな か っ たが 、6ケ 月後 の 「楽 しみや 生 きが いが あ るか」 につ いて の 自 由記 載 で は、 「サ ロ ンに 参 加 して 皆 と話 が で き る こ と」 とあ った 。. 表5. 照群). 参加者 の実施記録 および感想. 対象者記号. 実施 回数. 実施 時間. 感. 想. A. 入眠前. 時々. 足 指 体 操 は 時 々 だ が 、 他 の 体 操 も含 め て 教 室 に 参 加 す る よ う に な って か らよ け い に す る よ う に な っ た。. B. 入浴 時 ・時 々起 床時. 1日1回. 今 ま で は よ ぼ よ ぼ 歩 い て い た が 、 足 が 気 に な らな くな っ て き た 。. c. 入浴時. 1日1回. 足 が軽 くな った ・少 しさ っ さ と歩 く こ とに した(の た の た 歩 く こ と は だ め と気 づ く)・ 毎 日数 を こな す こ と を モ ッ トー と して い る 。. D. 入 浴 中 ・テ レ ビを 見 なが ら. E F. 入浴時 入浴時. 1日1∼2回. ・毎 日 。新. 聞 丸 め実 行 ・歩 く よ うに する. 小 指 の股 が 割 れ て い た も の が 今 回 き れ い に 治 っ た て き た 。 畑 仕 事 を 良 くす る よ う に して い る。 足 が 楽 に な った 。. 1日1回. 足 が 楽 に な っ た よ うに 思 う。. 1日1回. あ ま り変 化 は な い 。 車 に乗 らな いよ う心 が け る ・駅 の階 段 を上 が るよ う にす る ・足 裏 の 痛 みが な くな る ・足 指 が 柔 らか くて くた くた に な る(軽 く動 く感 じ. G. 入浴 の時 や りや す い (入浴時 の習慣 とな る)・ テ レビを見 なが ら. 1日1∼2回. H. 午後. 1日1回. 1. 入 浴 時 ・寝 る と き ・ 起 床時. 1日1∼2回(多 と き で3回). J. 入 浴時 や テ レビを 見 なが ら. 1臼1回. 特 に変 化 はな い. K. 入浴時. 1臼1回. 足 の 裏 の しび れ が ま し に な っ て き た よ う に思 う. 小 指 が 中 に 入 り込 ん で い た が 、 外 側 に 出 て き た 感 じが す る。 い. 記入なし.
(6) 76. 北 村 隆子 、 臼井 キ ミカ. IV.考. 察. 本 研 究 の 目的 は、 地 域 サ ロ ンに 参 加 す る高 齢 者 を対 象 に、 転 倒 予 防 プ ロ グ ラ ム ー足 指 体 操 に よ る介 入 効 果 を評 価 す る こ とで あ る。 人 が 歩 く機 能 を 維 持 す る た め に は下 肢 筋 力 の 維 持 は もち ろん の こ と、 歩 くと き のバ ラ ンス を と る た めの 足 指 の動 き、 足 裏 感 覚 の 重 要 性 が い わ れ て い る3)11)Oしか し、 高 齢 者 の 場 合 、 末 梢 血 管 障 害 か ら起 こ る足 の 病 変 や 、 爪 の肥 厚 等 に よ り歩 行 時 や 立 位 のバ ラ ン スを 低 下 させ て い る13)。した が って 近 年 で は看 護 、 福 祉 の 分 野 にお いて は、 身 体 のバ ラ ンスを と った り、踏 ん張 っ た りす る能 力 を高 め る足 指 ・ア ー チ の 手 入 れ が 推 奨 さ れ て きて い る12)13)14)。 今 回 対 象 と な っ た高 齢 者22人 の 平 均 年 齢 は、 約81歳 で あ っ た。 身 体 状 況 で は視 力 や聴 力 の 衰 え は な い もの の、 健 康 状 態 が 良 くな い とす る もの が 約4割 存 在 し、1日. の. 生 活 状 況 が 坐 っ た り寝 た りす る傾 向 に あ る者 が 約 半 数 を 占 めて い る。 こ の こ と は、 地 域 サ ロ ンの 参 加 者 の 中心 が 後 期 高 齢 者 で 、 あ ま り活 動 的 な 高 齢 者 で は な い こ とを示 して い る と考 え られ る。 ま た、 介 入 群 の健 康 プ ログ ラ ムへ の 平 均 参 加 回 数 は4 回 前 後 で あ っ た。 介 入 直 前 に手 術 を 受 け た り、 期 間 中血 圧 の不 安 定 な時 期 が あ っ た り と、 参 加 高 齢 者 の特 性 が 出 席 率 に も反 映 して い た と考 え られ る。 1.プOグ 1). ラ ム介 入 の効 果 に つ いて. 日常 生 活 動 作 の変 化. 介 入 前 のUp&Goテ ス トにっ い て は、2群 間 に違 い が 認 め られ な か った。 身 辺 作 業 は、 介 入 群 が 有 意 に高 値 を 示 して い た。 しか し、 介 入 後 の 測 定 で は 、 介 入 群 で 、 Up&Goテ ス トが 有 意 な 改 善 を示 した。 この テ ス トは 、 立 ち上 が り動 作 に必 要 な下 肢 筋 力 と歩 くと き のバ ラ ンス の両 面 が影 響 して い る。 介 入 後 の 改 善 値 は、 柳 堀 らの結 果 と比 較 す る と低 値 で あ る15)が、 今 回 の対 象 者 が 後 期 高 齢 者 に偏 って い た こ とが反 映 して い る と考 え られ る。 対 照 群 に お い て もや や改 善 の傾 向 が み られ たが 、 図1-2か ら も明 らか な よ うに、 対 照 群 で は1事 例 の み が大 きな改 善 を示 して い る だ け で あ り、 他 の10例 につ い て は ほ とん ど変 化 を示 して い な い。 この 対 照 群 の1事 例 は、 週2回 の通 所 リハ ビ リ利 用 が、 今 回 の 結 果 に現 れ て い る と思 わ れ る。 した が って介 入 群 が有 意 に改 善 した理 由 と して、 歩 行 バ ラ ンス に対 す る足 指 体 操 の 介 入 が 効 果 を現 した も の で は な い か と考 え る。 今 回 の 介 入 の 中 心 で あ る足 指 体 操 は、 家 庭 で気 軽 に実 践 で き る運 動 内 容 で あ る6)。運 動 は簡 便 ・安 全 で あ り 日常 生 活 の 中 に気 楽 に取 り入 れ られ る もので 構 成 す る こ とが重 要 で あ る と いわ れ て い る2)。 この こと か ら、 今 回 の運 動 内 容 が 実 践 を継 続 させ 、 歩 行 能 力 の改 善 にっ なが った と考 え る。. 介 入 群 で 特 に変 化 の度 合 いが 大 きか っ た2事 例 にっ い て は、 実 施 記 録 か ら1日2回 の 実 施 で あ るこ とが わか る。 ま た、D氏 に つ い て は膝 の痛 み もな くな って き た こ と を 訴 え て い た 。 この よ うに わ ず か なが らで も効 果 が 現 れ て く る こ とで 、 実 践 が 継 続 され歩 行 能 力 の 改 善 にっ なが っ た こ とが 伺 え る。 身 辺 作 業 にっ い て は、Up&Goテ ス トと の 相 関 性 が 強 い こ と1°)か ら、 介 入 群 にお いて も本 来 な ら改 善 す べ き値 で あ った 。 しか し今 回 は変 化 が み られ なか っ た。 身 辺 作 業 は、 上 半 身 の 動 作 能 力 が加 わ った 測 定 法4)で あ り、 肩 関節 の可 動 域 な ど他 の要 因 が影 響 した と も考 え られ る。 一 方 、 この プ ロ グ ラム の 目的 で もあ る転 倒 状 況 につ い て は、 介 入 群 で 介 入 後 「転 倒 した」 と い う もの が1名 見 られ た。 この 者 は介 入 群 の 中 で最 年 長 の88歳 で あ り、 過 去 初 め て の 転 倒 で あ った。 介 入 時点 で は杖 を 使 わ ず に駅 の 階段 等 の 昇 降 も可 能 で あ った が、 転 倒後 は安 心 の た め 杖 を使 用 して い る との こ とで あ った。 丸 山 は、 後 期 高 齢 者 に対 して筋 力 トレー ニ ン グや ス ト レ ッチ な どの 運 動 を取 り入 れ た結 果 、 重 心 位 置 が前 方 に 移 動 し立 位 時 の 安 定 性 に っ な が って い る こ とを示 して い る19)。今 回 は、 バ ラ ンス 能 力 の 改 善 維 持 を中 心 と したが 、 今 後 っ ま ず き予 防 等 の た め に は大 腿 四 頭筋 や腸 腰 筋 等 を 鍛 え る筋 力 ト レー ニ ング の介 入 も必 要 と思 わ れ る。 2)生. 活 ・健 康 関 連 項 目の変 化. 生 活 状 況 や 日常 の楽 しみ、 健 康 状 態 にお いて は、 両 群 と もに介 入 前 後 で 有 意 な変 化 はみ られ な か った。 本 研 究 の対 象 者 が 、80歳 前 後 の後 期 高 齢 者 で あ り、 元気 と は言 え な い が特 に介 護 を要 す るま で に は至 って いな い こ とか ら、 短 期 間 で の 急 激 な変 化 が な か った もの と考 え るis)。 ま た、 介 入 群 へ の身 体 的機 能 の介 入 そ の もの よ り も、 両 群 が地 域 サ ロ ンの参 加 者 で あ る こ とが 、 今 回 の維 持 を も た ら して い る と も思 わ れ る。 しか し、 この年 齢 層 にお い て、 悪 化 とい う変 化 が 起 こ らず、 維 持 され て いた こ と 自 体 、 評 価 す べ き こ とで は な い か と考 え る。 現 在 の健 康 状 態 にっ い て、 両 群 と も介入 前 後 に変 化 が な い に もか か わ らず 、 介 入 群 に お い て は介 入後 の健 康 観 につ い て 「健 康 で あ る」 とす る もの が6人(54.5%)か ら9人(81.8%)に. 増 加 して いた 。 参 加 者 と の 話 の 中 で 、. 「元 気 で い た い、 足 だ け は達 者 で な い と い け な い 」 な ど 健 康 に 関心 を 持 って い る こ とが伺 え た。 健 康 関係 の プ ロ グ ラム介 入 に よ り、 うつ 状 態 が 改 善 さ れ た り5>17)is)、 身 体 活 動 と精 神 的 健 康 と の関 連 が報 告 され て い る19)ことか ら も、 今 回 の 介 入 が 健 康 観 を高 め る方 向 に 至 った と考 え る。 2.プ. ロ グ ラ ム 内 容 ・運 営 に つ い て. 開 催 場 所 に つ い て は 、 今 回 は 自治 会 館 で あ っ た た め 、.
(7) 77. 地 域 サ ロ ンに参 加 す る高 齢者 を 対象 と した転 倒 予 防 プ ログ ラム. 地 域 住 民 が徒 歩 で気 軽 に参 加 で き る環 境 にあ っ た。 百 瀬 らの小 学 校 区 を一 地 域 単 位 と した地 域 活 動 で は、 週 に2 ∼3回 利 用 して い る者 の 半 数 が徒 歩 で あ っ た2°)。 高 齢者. 謝辞 今 回 の調 査 に 当 た り、 快 く ご協 力 頂 きま した 高 齢 者 の. に と って は、 徒 歩 で の 参 加 が 可 能 な範 囲 に開 催 場 所 が あ. 皆 様 に感 謝 い た しま す 。 ま た、 介 入 前 後 の 測 定 や6ケ. る こ とが 、 参 加 しや す い状 況 を作 り出 し、 ま た そ の こ と. 間 にわ た りプ ログ ラ ム運 営 を支 え て くだ さ い ま した 民 生. が、 歩 く機 会 を 増 や す こ と に もっ な が る と考 え る。. 委 員 ・ボ ラ ンテ ィア の 皆 様 、 会 場 を お 貸 し下 さ い ま した. 内 容 にっ いて は、 回 想 法 に よ る心 理 的機 能 へ の介 入 や、. 月. 自治 会 の皆 様 に感 謝 い た しま す。. 知 的 な レク リエ ー シ ョ ンを取 り入 れ た 介 入 が 、 高 齢 者 同. さ らに、 プ ロ グ ラ ム運 営 に 当 た り、 対 象 地 域 との 連 絡. 士 の 交 流 も合 い重 な って刺 激 に な る16)ことか ら、 心 理 面 へ の 介 入 を織 り交 ぜ た プ ロ グ ラ ムの 導 入 も必 要 で あ る。. 調 整 に ご尽 力 頂 きま した 社 会 福 祉 協 議 会 、 健 康 管 理 課 の 担 当 者 の方 に感 謝 い た しま す。. 今 後 は地 域 サ ロ ンに お い て 、 地 域 住 民 の支 援 体 制 と看 護 職 を含 め た健 康 支 援 の専 門 家 との リ ンク方 法 を考 え な が ら、 高 齢 者 の健 康 増 進 を担 って いか な けれぼ な らな い。 ま た、 費 用 対 効 果 の側 面 か ら評 価 して い く こ と も重 要 で. 文献 1)厚. あ り16)、 今 回 の 対 象 者 の 今 後 の変 化 を追 跡 して い く課 題 も残 さ れ て い る。 本 研 究 の 限界 は、 地 域 を ま た いで 介 入 群 、 対 照 群 を設 定 した た め、 地 域 性 が 影 響 して い る こ と、case-controlstudyを 用 い た た め 、 対 象 者 数 の確 保 が 十 分 で な か っ た こ と、 ま た サ ロ ン非 参 加 者 を 設 定 して い な いた め、 サ ロ. ト等 調 査 研 究 委 員 会 編:介 護 予 防 研 修 テ キス ト第II章, 社 会 保 険 研 究 所,東 京,2001.. 3). Province MA,Hadley EC,Hornbrook MC et al: The effect of exercise on falls in elderly patients: A prepalnned meta-analysis of the FICSIT trails. JAMA273:1341-1347,1995.. た点 な どで あ る。 4). 北 畠 義 典,種. 語. 的 研 究 か ら一:体. 入 群11名 、 対 照. 群11名)を 対 象 に、 バ ラ ンス能 力 改 善 の た め足 指 ・ア ー チ の 体 操 を 中 心 と した転 倒 予 防 プ ロ グ ラ ム を作 成 し介 入. 5)浅. ス トにお いて 、 介 入 群 で は介 入 後 に 有 意. な 改 善 を 認 め た(p<0.05)が. 7)種. 木 隆 雄,金 憲 経,吉. 増 加 して い た 。. 以 上 よ り、 足 指 ・ア ー チ の 体 操 を 中心 と した 今 回 の 転 倒 予 防 プ ロ グ ラム は、 高 齢 者 のバ ラ ンス能 力 を 高 め る効 果 が あ る こ とが示 唆 され た 。 今 後 は プ ログ ラム に 、 下 肢 の 筋 力 強 化 や心 理 面 へ の 介 入 を加 え て い く こ と も必 要 と. &Health,10:. 共 通 測 定 ・調 査 項 目 の開 発(経. 過 報 告). 山形 研 究 集. 会 報 告 書,27-34,1996.. 入 前 後 で 有 意 な 変 化 は 認 め な か っ た 。 し か し、 健 康 意 識. あ っ た の が 、 介 入 後 は9人(81.8%)に. 弱 高 齢 者 のQ. 田 英 世:地 域 在 宅 高 齢 者 を対. 高 齢 者 の活 動 能 力 評 価 に っ いて の研 究 会. 常 生 活 の状 況 や健 康 関 連 にっ いて 、 両 群 と もに 介. 前6人(54.5%)で. 門 恵 理 子:虚. 田行 男:高 齢 者 の活 動 能 力 評 価 にっ い て の 研 究 会. 共同研究. に つ い て は 、 介 入 群 で 「健 康 で あ る 」 と す る 者 が 、 介 入. 力 研 究,96:26-33,1999.. 開省 二,井. 象 と した転 倒 予 防 体 操 教 室,': 20-21, 2002.. 、 対 照 群 で は介 入 前 後 で 違. い はな か っ た。. 井 英 典,新. 育 学 研 究,46:269-279,2001. 6)鈴. 考 え る。. 野 宏 司 他:生 活 体 力 の 加 齢. OLに 対 す る短 期 間 の定 期 的 な 運 動 指 導 の 有 効 性,体. した 結 果 、 次 の こ とが 明 らか に な った 。. 2.日. 田行 男,神. 変 化 と 日常 生 活 の身 体 活 動 量 と の関 係 一3年 間 の 縦 断. 地 域 サ ロ ンに参 加 す る高 齢 者22名(介. 1.Up&Goテ. 介 護 予 防 に関 す る テ キ ス. 社 会 保 険 研 究 所,東 京,2001. 厚 生 労 働 省 老 健 局 計 画 課 介 護 予 防 に関 す る テ キ ス. 2). ンそ の もの の影 響 要 因 を十分 に把 握 す る ことがで きなか っ. V.結. 生労働 省老健局計画課. h等 調 査 研 究 委 員 会 編:介 護 予 防 研 修 テ キス ト第1章,. 8) Podsiadle,D.,Richadson,S.:The Timed "Up&Go" : A Test of Basic Functional Mobility for Frail Elderly Persons,The American Geriatrics Society, 39, 142-148, 1991. 9). 厚生労働省老健局計 画課 ト等 調 査 研 究 委 員 会 編:介 転 倒 予 防 対 策 の評 価,社. 介護予 防に関す るテ キス 護 予 防 研 修 テ キ ス ト第V章. 会 保 険 研 究 所,東 京,2001。. 10)北 村 隆 子,臼 井 キ ミカ,筒 井 裕 子:地 域 サ ロ ン参 加 に よ る高 齢 者 の 自尊 感 情 に影 響 を及 ぼ す要 因,人. 間看. 護 学 研 究,創 刊 号:1-9,2004. 11)黒 柳 律 雄,奥 泉 宏 康,武 藤 芳 照 他:転 倒 予 防 に 役 立 っ 身 体 機 能 評 価 と運 動 の 効果,総 合 リハ,32(3):231一.
(8) 78. 北 村 隆子 、 臼井 キ ミカ. 237, 12)厚. 2004.. 会 誌,4(1):61-68、2002.. 生労働省老 健局計画課. ト等 調 査 研 究 委 員 会 編:介 社 会 保 険 研 究 所,東 13)宮. 護 予 防 研 修 テ キ ス ト第VI章,. 京,2001. 川 晴 妃 著:序. 章. トケ ア の 技 術,日 14)宮. 介 護 予 防 に 関 す るテ キ ス. p.24-28,. デ ィカ ル フ ッ. 本 看 護 協 会 出 版 会,p.20-23,2003. メ デ ィ カ ル フ ッ トケ ア の 基 本,. メ デ ィ カ ル フ ッ ト ケ ア の 技 術,日. 15)柳. 本 看 護 協 会 出 版 会,. 井 み ど り:在. 宅 高 齢 女 性 に お け る 日常. 生 活 動 作 の 日常 レ ベ ル と 生 活 習 慣 の 関 連,日. 本公衆 衛. 生 雑 誌,7:648-659,2002. 16)田. 宮 悦 子,金. 川 克 子,伴. 真 由 美 他:地. 域高齢者 に. 18)長. 田 久 雄,柴. 田 博,芳. 賀 博 他:後. 期 高 齢 者 の 抑 うっ. 状 態 と 関 連 す る 身 体 機 能 お よ び 生 活 活 動 能 力,日. 本公. 衆 衛 生 雑 誌,42:897-909,1995. 19)鈴. 木 水 紀:パ. ワ ー リハ ビ リテ ー シ ョ ン の こ こが 魅 力!,. 保 健 師 ジ ャ ー ナ ル,60(D:18-22,2004.. 2003.. 堀 朗 子,白. 野 あ ゆ み,金. お け る 介 護 予 防 を め ざ し た 機 能 訓 練 事 業 の 評 価 の 試 み, 日本 公 衆 衛 生 雑 誌,49:983-991,2002.. 自 立 は 足 か ら,メ. 川 晴 妃 著:第1章. 17)河. 川 克 子,立. 20)百. 瀬 由 美 子,麻. 原 き よ み,大. 久 保 功 子:小. の 主 観 的 効 果 を 評 価 指 標 と して 一,日 浦 紀 代 子 他:地. 者 に 対 す る 介 護 予 防 一 試 行 的 研 究 一,日. 域虚弱高 齢 本地域看護学. 地域単位. の住 民 主 体 に よ る高 齢 者 健 康 増 進 活 動 の 評 価 一参 加 者. 誌,3(D:46-51,2001.. 本 地域看護学会.
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