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キーサイト・テクノロジー テスト・カバレージ・コンサルタント

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(1)

キーサイト・テクノロジー

テスト・カバレージ・コンサルタント

(2)

テスト・ファイルを客観的に調査して、

PCOLA-SOQ

指標を使用した包括的なレポートを作成できます。

Keysight

テスト・カバレージ・コンサルタントはキーサイトのインサーキット・テスト機能に関する豊富な知識

をベースに開発され、テスト機能を選択することでテスト・カバレージがどのように変化するのかを解析できます。

これにより、製造ラインのテスタで実現できるカバレージを正確に把握できます。

このクイック・ガイドには、ライセンスの取得手順、ソフトウェアのインストール手順、サンプル・ボードのテ

スト・カバレージ・レポートの作成手順が紹介されており、

Keysight

テスト・カバレージ・コンサルタントを起

動して、

PC

上ですぐに実行できます。

(3)

03 | キーサイト | テスト・カバレージ・コンサルタント - Technical Overview

Keysight

テスト・カバレージ・コンサルタントをインストール/実行する前に、以下を

ご用意ください。最小システム要件については、「システム要件」をご覧ください。

システム要件

このソフトウェアは、

PC

上で動作します。

オペレーティング・ システム Windows 98 ME

、2000、NT、4.0 SP6、XP Pro、Vista、Windows 7

ディスプレイ Super VGA(1024×768)以上の解像度のビデオ・アダプタとモニタ ハードディスク 800 MBのハードディスク空き容量

マウス

ポート パラレル、シリアル、USBポート(推奨はパラレル・ポートまたはUSBポート) ブラウザ Microsoft Internet Explorer 5.0以上

プロセッサ/RAMの

最小要件 RAM(最小) RAM(推奨) CPU

Windows 7 1 GB 2 GB 1 GHz Vista 1 GB 2 GB 1 GHz XP pro 256 MB 1 GB P300 2000 pro 128 MB 512 MB P200 ME 64 MB 256 MB P200 NT4 SP6 64 MB 256 MB P100 98 32 MB 128 MB P100

準備するもの

ソフトウェア・ライセンス・

ファイルの入手

ライセンス証明書には、

USB

ドングルと

ソフトウェア・インストール

CD

が付属し

ています。証明書の案内にしたがって、

キーサイトからソフトウェア・ライセン

スを入手してください。

ライセンス

Keysightテスト・カバレージ・コンサルタント・ソフトウェア・パッケージ ソフトウェア・インストール・ファイルを含むCD 有効なUSBドングル ソフトウェア・ライセンスの取得手順が記載されたライセンス証明書 Keysightテスト・カバレージ・コンサルタント・ソフトウェア要件 キーサイトから提供された有効なUSBドングル キーサイトから提供された有効なソフトウェア・ライセンス・ファイル

ライセンスを取得するには、電子メールで以下の情報を

ktcc_support@keysight.com

に英語で送ってください。

Name Company name Company address Function City/Country Phone E-mail Dongle number

Software Type: Basic/Advanced

Reader: CAMCAD/Test Expert (formerly known as Fabmaster)/TestSight

ソフトウェア・ライセンス・ファイルは、

2

日以内に送付されます。ソフトウェア・ライ

センス・ファイルは移動不可能で、納品されたドングルと組み合せないと使用できません。

(4)

ソフトウェアのインストール

Keysightテスト・カバレージ・コンサルタントのPCへのインストール 1 http://www.keysight.co.jp/find/ktccからインストーラをダウンロードしてください。 または、CDをPCに挿入してください。 2 インストール・ウィザードを起動し、デフォルト値を使用してインストールを完了させてくだ さい。 3 アプリケーションは、C:\TESTWAYディレクトリに保存されます。

4 アプリケーションを起動する前に、Aladdin社のUSBドングルをPCの空いているUSBポートに接 続してください。 5 ソフトウェア・ライセンス・ファイル、"license.ini"をC:\TESTWAYディレクトリに保存してくだ さい。 6 アプリケーションを起動し、インストールが正常に行われたことを確認してください。以下の 名前のウィンドウが表示されます。 7 ウィンドウが表示されない場合は、ソフトウェアを再インストールしてください。

入力プロセッサ

BASIC

または

ADVANCED

のパッケージを

選択する際に、使用する入力プロセッサ

1

つ指定する必要があります。入力プロ

セッサを使用して、

CAMCAD

Test

Expert

Fabmaster

)、

TestSight

CAD

換出力を読むことができます。

CAD変換ツールからの出力ファイル CAMCAD .cc .ccz FATF FATF.asc Labelset.asc Device.asc Nails.asc TestSight GenCADフォーマット出力

CAD

変換アプリケーションにより、製品に必要なプローブを選択でき、

CAD

変換アプリ

ケーションからの出力を取得後、

Keysight

テスト・カバレージ・コンサルタントでカバレー

ジが受ける影響を知ることができます。

CAD

入力プロセッサを追加したい場合、

Aster Technologies

社から直接、購入できます。

– IPC256 – GenCAD – GenCAM – ODB++ – Cadence – CADIF – Mentor – Neutral – ORCAD – PCB – CR5000-BD – Protel – RPDATA – UNICAD – AQS

(5)

05 | キーサイト | テスト・カバレージ・コンサルタント - Technical Overview

プラットフォームのサポート

と選択について

Keysight

テスト・カバレージ・コンサル

タントは、

Keysight

インサーキット・テ

スト・プラットフォーム(

i3070

i1000

を サ ポ ー ト し て い ま す。

Advanced

パ ッ

ケージでは、

5DX/SP50

自動

X

線検査シス

テムもサポートしています。これらのプロ

セッサはキーサイトで検証されています。

これらのテスト・プラットフォーム・プ

ロセッサはボード・ディレクトリ内の開

発済みテストを読み込み、実際のテスト・

カバレージを計算します。

別のプラットフォームを

Aster

Technologies

社から直接、入手できます。

これらは、キーサイトによって検証され

ていません。

– Acculogic(BS、Scorpion、SPRINT)

– ASSET、CORELIS、GOEPEL(CASCON、

OPTICON) – JTAG Technologies – XJTAG – Mirtec – MYDATA – OMRON – Orbotech – SAKI – SEICA – SPEA(4040)

– TAKAYA(APT8000、APT9000)

– TRI(TR7500)

– VISCOM – ViTechnology – YESTech

Keysight i3070Coverage Analystのレポートの作成。これは、Keysightテスト・カバレージ・

コンサルタント・ツールへの入力になります。

1 Coverage Analystを使用して、テスト・ディレクトリ内で通常の手順でテスト・カバレージ・レポー トを作成してください。

2 Keysightテスト・カバレージ・コンサルタント・ツールで、Analysis>Test Program Qualityを選 択してください。

3 "Keysight i3070"アイコンを"Test Line"にドラッグしてください。

4 Test Line上の"Keysight i3070"アイコンを右クリックして、Tester Settingsを選択してください。 5 Tester Settingsウィンドウで、Addをクリックし、Coverage Analyst reportディレクトリを選択し

てください。Coverage Analyst reportディレクトリのStartHere.htmファイルを選択してください。 (例)C:\TESTWAY\KTCC\<board>\i3070\ca_report\StartHere.htm

6 パス名を指定してから、Add > OKをクリックしてください。

Keysight i1000:テスト概要ファイルの指定

1 i1000でテストを作成してください。

2 Keysightテスト・カバレージ・コンサルタント・ツールで、Analysis>Test Program Qualityを選 択してください。

3 "Keysight i1000"アイコンを"Test Line"にドラッグしてください。

4 Test Line上の"Keysight i1000"アイコンを右クリックして、Tester Settingsを選択してください。 5 Tester Settingsウィンドウで、Addをクリックし、i1000のテスト・ディレクトリに進んでください。 6 ボードのテスト・ディレクトリでi1000の .atdファイルを選択してください。

(例)C:\TESTWAY\KTCC\<board>\i1000\boardname.atd

7 Open > OKをクリックして、選択を確定してください。

SJ50:テスト・プラン・ファイルの指定 1 SJ50でテストを作成してください。

2 Keysightテスト・カバレージ・コンサルタント・ツールで、Analysis>Test Program Qualityを選 択してください。

3 "SJ10-SJ50"アイコンを"Test Line"にドラッグしてください。

4 Test Line上の"SJ10-SJ50"アイコンを右クリックして、Tester Settingsを選択してください。 5 Tester Settingsウィンドウで、Addをクリックし、SJ50のテスト・ディレクトリに進んでください。 6 ボードのテスト・ディレクトリでSJ50の.plsファイルを選択してください。

(例)C:\<board>\boardname.pls

7 Open > OKをクリックして、選択を確定してください。

5DX:テスト・コンポーネント・ファイルの指定 1 5DXでテストを作成してください。

2 Keysightテスト・カバレージ・コンサルタント・ツールで、Analysis>Test Program Qualityを選 択してください。

3 "5DX"アイコンを"Test Line"にドラッグしてください。

4 Test Line上の"5DX"アイコンを右クリックして、Tester Settingsを選択してください。

5 Tester Settingsウィンドウで、Addをクリックし、5DXのテスト・ディレクトリに進んでください。 6 ボードのテスト・ディレクトリで5DXの.ndfファイルを選択してください。

(例)C:\<board>\boardname.ndf

7 Open > OKをクリックして、選択を確定してください。

(6)

Keysight

テスト・カバレージ・コンサルタントは、自動的かつ客観的なツールで、

PCOLA-SOQ

指標を用いて製品のテスト・カバレージの全容を提供します。

CAD変換ツール (CAMCAD、Test Expert、TestSight) によるCADレイア ウト情報の変換 変換されたCAD プロジェクト・ ファイルをKTCCに 入力 コンポーネントの 分類(コンポーネ ント値、許容値、 パーツ番号、ピン 割り当てなど)。 ウィザードを使用 プローブの選択 (初めて使用する 場合) テスト・カバレー ジ・レポートの 自動作成 予測と実際の テスト・ カバレージの比較 Keysightテスト・カバレージ・コンサルタントによるテスト・カバレージ・レポートの作成手順

実際のテスト・カバレージ・

レポートのためにテスト情報を

入力する

開発済みテストのテスト・カバレージを

作成するのに必要なのは、テスト・ディ

レクトリのみです。

実際の

i3070

による開発済みボード・テストのテスト・カバレージを解析する場合、ボード・

テスト・ディレクトリに保存されている実際のテストと

Keysight Coverage Analyst

のレ

ポ ー ト が 必 要 で す。

Keysight

テ ス ト・ カ バ レ ー ジ・ コ ン サ ル タ ン ト は、

Keysight

Coverage Analyst

のレポートとボード・テスト・ディレクトリ内にある他のファイルを

読み込んで、完全なテスト・カバレージ・レポートを作成します。

i1000

の実際のテスト開発ボードのテスト・カバレージを解析するには、ボードの

.atd

ファ

イルが必要です。

Keysight

テスト・カバレージ・コンサルタントは、

.atd

ファイルの情報

に基づいてテスト・カバレージ・レポートを作成します。

Analysis > Test Program Quality

を選択した後、

"Keysight i3070"

または

"Keysight i1000"

アイコンを

Test Line

にドラッグしてください。アイコンを右クリックして、

Test Settings

を選択してください。

i3070

の場合は

Start.htm

を、

i1000

の場合は

.atd

ファイルを選択し

て、

Analyze

をクリックしてください。実際のテスト・カバレージ・レポートが作成され

ます。

予測テスト・カバレージの作成手順 1 テスト・カバレージ 予測用のボード・データ を入力してください。 テスト・カバレージを正確に予測するには、回路、部品表(BOM)の情報が必要で、特にCAD変換ツールの出力情報は必須 です。最低限、CAD変換ツールの出力が必要になります。サポートされているCAD変換ツール出力は、CAMCAD、Test Expert(以前のFabmaster)、TestSightです。CAD変換ツールを使用してテスト・ポイントを選択する必要があり、Keysightテ スト・カバレージ・コンサルタントはこのテスト・ポイントを用いて計算します。最新のBOMを使用してコンポーネント 値と許容値も最新の値を使用する必要があります。

CAD変換ツールによる処理を行わずにCADレイアウト・ファイルを読み込むには、正規のCAD入力プロセッサをAster社か ら直接購入する必要があります。パーツ番号、値、許容値などの位置を示すテキスト文法ファイルを使用してBOMを読み 込むことができます。文法ファイルはユーザが作成し、BOM内の情報の位置をKeysightテスト・カバレージ・コンサルタ ントが検出できるようにします。Keysightテスト・カバレージ・コンサルタントには、テスト・ポイントを選択するツー ルが内蔵されています。 2 回路図のデジタイズ Keysightテスト・カバレージ・コンサルタントのAdvancedバージョンは、pdfフォーマットの回路図ファイルをデジタイズ できます。これにより、回路図上でも選択したコンポーネントの更新された表示が得られます。また、この方法では、選 択したコンポーネントの周囲のコンポーネントについても、より深く理解できます。回路図は、検索可能なPDFフォーマッ トで保存する必要があります。 3 ネットリストの グラフィカル表示 Keysight テスト・カバレージ・コンサルタントのAdvancedバージョンは、ネットリストをグラフィカル形式でも表示でき ます。特定のノードを選択すれば、このノードにおけるテスト接続、装着コンポーネント、ノード上のコンポーネントの 反対側のノードや隣接したノードを表示できます。これにより、コンポーネント環境を、選択したノードに基づいた別の 観点から理解できます。

(7)

07 | キーサイト | テスト・カバレージ・コンサルタント - Technical Overview

テスト・カバレージ・レポートの作成手順

予測テスト・カバレージの作成手順 4 コンポーネントの分類 クラス 値と許容値 スプリット デジタル・ ライブラリ BSDL テスト・カバレージの解析を行うには、Keysightテスト・カバレージ・コンサルタントに、ボード上にあるコンポーネン トの種類を入力する必要があります。Component Classificatorを使用すれば、変換済みのCADファイルからKeysightテスト・ カバレージ・コンサルタントが抽出するコンポーネントを分類できます。必要な情報は、コンポーネントのクラス、値、 許容値、スプリット、モデル・ファイルの位置です。Component Classificator内のコンポーネント・ウィザードは、ほと んどのアナログ・コンポーネントを自動的に分類します。ウィザード・ツールが検出したコンポーネントのうち、十分 な情報がないもの、情報が間違っている可能性があるものは、赤色で強調表示されます。このようなコンポーネントは 手動で分類する必要があります。表示された不足情報は、Component Classificatorの"Status"欄で指定します。

コンポーネントのクラスには、Capacitor(キャパシタ)、Resistor(抵抗)、Oscillator(発振器)、Connector(コネクタ)、ICなど、 コンポーネントの種類が表示されます。Classificatorでは、コンポーネントの種類に基づき、定義済みのルールに従って、 そのコンポーネントに適切な情報が入力されることを前提としています。例えば、抵抗が指定された場合、Classificator では、Value(値)の欄に抵抗値が正しい範囲で指定されることを前提としています。何らかの間違いがある場合、Status欄 にエラー・メッセージが表示され、そのコンポーネントが赤で強調表示されます。 CADから取得した値と許容値です。BOMで更新できます。コンポーネントの種類によっては、値と許容値を使用しません。 例えば、ICの場合、値と許容値は必要ありません。値と許容値の範囲は、指定されたコンポーネントのクラスに応じてチェッ クされます。 Keysightテスト・カバレージ・コンサルタントに対して、コンポーネントの内部構成を表す方法 です。この定義により、対象のコンポーネントのテスト・カバレージ解析の精度が向上します。 例えば、抵抗アレイの場合は、内部抵抗とコンポーネント・ピンの接続を、"[1,8]、[2,7]、 [3,6]、[4,5]"と定義できます。括弧内の数字は、内部レジスタが接続されるコンポーネント・ ピンを表しています。 Keysightテスト・カバレージ・コンサルタントでデジタル・コンポーネントを扱う場合、定義したピンに基づいたコンポー ネントのテスト・カバレージが存在することを前提としています。ピン定義は、ベクタ・コントロール言語(VCL)または パターン・キャプチャ・フォーマット(PCF)で定義してKeysightテスト・カバレージ・コンサルタントに入力できます。 コンポーネント定義およびVCL/PCFフォーマットのピン割り当てを含むファイルへのパス名が、コンポーネントのModel 欄に表示されます。この方法では、デジタル・コンポーネント向けのピン割り当てを定義するのに、コンポーネント用キー サイト・ライブラリを使用できるため、Keysightテスト・カバレージ・コンサルタントで分類する手順を簡素化できます。 バウンダリ・スキャン規格対応のデジタル・コンポーネントの場合、デジタル・ライブラリの代わりにそのコンポーネ ント用のバウンダリ・スキャン記述言語ファイル(BSDL)がModel欄に表示されます。この表示により、コンポーネントが バウンダリ・スキャン規格に準拠していることがわかり、Keysightテスト・カバレージ・コンサルタントは、1149.6や Keysightカバー・エクステンド・テクノロジー(CET)のようなバウンダリ・スキャン機能に関する特別なルールを用いて テスト・カバレージの解析を行います。 5 部品表(BOM)による 更新 部品表は、テスト・カバレージ解析中にKeysightテスト・カバレージ・コンサルタントに入力できます。これにより、最 新のコンポーネントの値と情報が確実にツールにロードされ、それを解析に使用できます。BOMは、Keysightテスト・カ バレージ・コンサルタントに入力する前にCSVフォーマットで保存する必要があります。テキスト・フォーマットの文法 ファイルを作成して、BOM内の情報の体系をKeysightテスト・カバレージ・コンサルタントに対して定義する必要があり ます。入力プロセスや文法ファイルの構文の詳細については、Keysightテスト・カバレージ・コンサルタントのヘルプマニュ アルをご覧ください。 6 プローブの割り当て 予測テスト・カバレージの解析時にKeysightテスト・カバレージ・コンサルタントでテスト接続とプローブ位置を使用す ることもできます。プローブ位置は、独立したCAD変換ツールにより、CAD変換の段階で割り当てられます。これを使用 できない場合、Keysightテスト・カバレージ・コンサルタントは簡単に使えるプローブ割り当てツールを備えていて、底面、 上面、スルーホール、ビアホール、表面実装パッド、CADで割り当てられたテストポイントなどに基づいて、接続可能な ノードにプローブを割り当てます。この手順は、通常、生のCADファイルを読み込む際に必要になります。

8

7

6

5

1

2

3

4

抵抗パック スプリット定義

[1,8],[2,7],[3,6],[4,5]

(8)

予測テスト・カバレージの作成手順

7 レポートの作成 予測テスト・カバレージのレポートを作成する際に、テスト・カバレージ解析に含めるキーサイトのテスト機能の種類を選 択できます。"ict"アイコンをTest Lineにドラッグした後、右クリックして選択してください。ポップアップ・メニューでTest Settingsを選択すれば、Test Settingsウィンドウに移動します。ここで、Fullを選択すれば、すべてのノードが使用できる前 提で解析を実行します。Testpointsを選択すれば、選択したテスト・ポイントで解析を実行します。 機能の隣にあるチェック・ボックスをチェックしてキーサイトのテスト機能も選択できます。解析用に1つ以上の機能を選 択できます。選択した機能は、テスタで使用可能なソフトウェア機能ライセンスを反映します。テスト・カバレージ・レポー トを作成した後で、設定を変更して別のレポートを作成し、比較できます。その場合、新しいレポートを作成する前に、先 に作成したレポートを保存して上書きされないようにしてください。 テスト・カバレージ・レポートはHTMLフォーマットです。Test Lineに2台以上のテスタがロードされている場合、すべての テスタのレポートが個別に作成されます。総合的なレポートがHTMLフォーマットで作成され、Test Line上のすべてのテスタ に基づいた最大カバレージが表示されます。ファイルはHTMLフォーマットなので、インターネット・ブラウザで表示でき ます。ユーザは関連リンクをクリックするだけで、容易に、詳細なピン・カバレージを確認でき、必要に応じてサマリ・レ ポートを表示できます。 サマリ・レポートには、各コンポーネント・カテゴリのカバレージとともに、テスト・カバレージ解析に含まれたキーサイ トのテスト機能が表示されます。すべてのレポートは、Keysightテスト・カバレージ・コンサルタントがインストールされ ているKTCCディレクトリの下のDftCheckerディレクトリに保存されます。 8 カバレージの比較 Keysightテスト・カバレージ・コンサルタントは、ソートしやすいExcelフォーマットで予測テスト・カバレージと実際のテ スト・カバレージの差異を出力します。これにより、ユーザは好みの方法でデータを表示でき、強力な解析が行えます。 CSVまたはSSVの比較表は、Test Lineで定義された1台目と2台目のテスタに基づいて作成されます。各コンポーネントのテ スト・カバレージは、PCOLA-SOQカテゴリ別にテスタごとに並べて比較できます。表の端のStatus欄に、各PCOLA-SOQセク ションのすべての値があるかどうか表示されます。 ファイルの書式をフィールドで設定できるので、これをスプレッドシートで読み込むことができ、ユーザのニーズに応じて、 データを保存したり、より見やすく理解しやすい表示にアレンジしたりできます。すべてのレポートは、Keysightテスト・ カバレージ・コンサルタントがインストールされているKTCCディレクトリの下のDftCheckerディレクトリに保存されます。

ツールの利用

Keysightテスト・カバレージ・コンサルタントのさまざまな用途 研究開発における製品の新レイアウトのテスト・レベルのデザイン検証 テスト・サービスの見積もり用にテスト・カバレージを予測 実際のテスト・カバレージ・レポートの作成 さまざまなテスタから得られるカバレージ全体に基づいたテスト・ストラテジー解析

詳細情報

Webサイト http:/www.keysight.co.jp/find/ktcc ヘルプマニュアル Keysightテスト・カバレージ・コンサルタント・ソフトウェアのヘル プマニュアルを情報源としてご利用いただけます。 問い合わせ先 ktcc_support@keysight.com

使用も解析も容易

上記のツールを併用すれば、

Keysight

テスト・カバレージ・コンサルタントは、テスト

対象ボードの予測テスト・カバレージと実際のテスト・カバレージを解析するための最

適なツールになります。

(9)

09 | キーサイト | テスト・カバレージ・コンサルタント - Technical Overview

myKeysight

www.keysight.co.jp/find/mykeysight

ご使用製品の管理に必要な情報を即座に手に入れることができます。 www.axiestandard.org

AXIe(AdvancedTCA® Extensions for Instrumentation and Test)は、

AdvancedTCA®を汎用テストおよび半導体テスト向けに拡張したオープン規格です。

Keysightは、AXIeコンソーシアムの設立メンバです。 www.pxisa.org

PXI(PCI eXtensions for Instrumentation)モジュラ測定システムは、PCベースの堅 牢な高性能測定/自動化システムを実現します。

www.pxisa.org

PXI(PCI eXtensions for Instrumentation)モジュラ測定システムは、PCベースの堅 牢な高性能測定/自動化システムを実現します。

www.keysight.com/quality

Keysight Technologies, Inc. DEKRA Certified ISO 9001:2008 Quality Management System

ATCA®ロゴ、AdvancedTCA®ロゴ、ATCAロゴは、PCI Industrial Computer Manufacturers Groupの登録商標です。

www.keysight.co.jp/find/ktcc

© Keysight Technologies, 2010 - 2014 Published in Japan, October 22, 2014 5990-6917JAJP 0000-00DEP

www.keysight.co.jp

キーサイト・テクノロジー合同会社

本社〒 192-8550 東京都八王子市高倉町 9-1

計測お客様窓口

受付時間 9:00-18:00(土・日・祭日を除く)

TEL ■■ 0120-421-345

(042-656-7832)

FAX ■■ 0120-421-678

(042-656-7840)

Email contact_japan@keysight.com

電子計測ホームページ

www.keysight.co.jp

参照

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