人血清を以てぜる人型「4ンフル
エンザ・ヴィ ・一 ]Vス」の中和試験
東京女子醤學專門學校細菌學教室(指導 4S野憲正博士)良 田 圭 子
第一章 緒 嘗
第二章 實験材料及び實験方法第三章七半成績
第西章総括及び結論
第一章 緒
言
現今「インフルエンザ」の病原に蘭しては1)繭fferの獲見によるPfeiffer氏菌即ち Hemophilus. influenzae論,濾過性病毒論及びPfeiffer氏菌と濾過性病毒との共同作 用論に三大別さるNものN如し。濾過性病毒は初め英國に於てAndrewes and Ttiidlca、vによりて1933年の1’インフ
ルエンザ」の流行に際し磯見されたるものにして,氏等は該患者の鼻咽喉洗猴液を Ferretの鼻腔内に接種して本「ヴ。■一mルスー]を分離せり。其後世界の各所に於て,例へ ば米國に於てはFrancisにより,オP一ストラリヤに於てはBurnetにより,ロシヤに 於てはSmorodintseff氏等によりて見出されたり。是等;入類より分離されたる各・病毒 は冤三門的にも同一一なりとされ,禽健康者,急性鼻「カタル」及び散稜性の流行性感冒 患者よりの讃明は陰性に絡れり。
1934年Andrewes, Laidlaw and Smith L・cよりて,感染Ferretに由來する材料を 「エーテル」麻醇の下に鼻膣内接種により「マウス」に感染せしめ,肺臓に病婁を起さし
め,Frallcis及びMagill等は,人類より得たる材料を直接「マウス」に感染せしめて
累代接種に成功せり。
爾來「インフルエンザ」の「ヴィ’一ルス」病原論は,Virusの槍出と共に更に中和抗膿の 讃明によりて釜々その意義を深くせり。その後AndreWes, Laidlaw. and Smith l:19’ 35)は人tilt清を用ひて年齢別にW. S・株及び豚系病毒に劃する中和抗膿を調査し,大 多数の成人由L清に於て該抗膿を誰明ぜるも,/0歳以下の小児に於ては,抗八系抗艦少
良田二入血清を以てせる人型「インフル・エンザ・ヴィ.一ルス」の中和1嚢に験 5.5’ く,抗豚系抗艦を全く讃明し得ざるは興味ある事實なりと遮べたり。Francis and Magi11(/935)は正常人並L清はVirusに封し多少の阻止力を有する「も,流感患者(3 名)の血清は急性期にその中和力なく,恢復期に数ケ月間明かなる中和力を示し, 肺炎(8名)及び感冒(4名)にありては,各病期を通じて中和力の差違を認めす從っ て本抗膿は流感病毒により特異的に生するものなりと云へり。氏等(1936)は再び各年 齢の136名の血清を以て中和能力を槍し, Comple聡Protection 49%, Partial Pro− tection 29%,1101)rotection 2i96なるを認め,殊に最近流行性感冒に罹患せるもの
」恢復期に託ては陽性率高く55.5%を示すに反し,既往症のなきものに於七は39β%
を示し,新生見血潮てありてば,その陽性率高く成入血清のそれに等しく生後1ケ月
より,1年迄はそのパーセンbを減じ1ケ年以後漸次そのパ・・一口ン1・を触雷せりと報
告しBrOWnも亦同様の三二を得たり。
FraDcis, Magi11, Eeck and Rickard等は二=L一ヨ ・一クに於ける!936一一1937年に亘
る流行時に於て,22忌中18例.帥ち8/%にvirusを謹i明し,中和抗龍は疾患の急性期 には1:26の導均償を示し恢復期に於ては1:2t.て)に上昇せりと報告せり。 Fairbro− ther and Hoyle(1937)はMallchesterに:於ける非流行期及び1936年2一一3月にわた
るLeningradの流行時に於てVirus㊧分離は成功せざりしも,中和抗艦の楡索にて
は他の研二者等の成績と略一致し1新生兇血清内の抗龍含有率の高きはFrancis and Magi11の観察と合致せり。街彼等は血溝の中和力は補艦の作用にあらざる事は56℃ 30分間加熟する事により,その中和力の損傷されざる事より知られ,更に破等は上述 のFrancis等と等.しく袖禮結合三態によりて中和試験と略同様の放冷を得たり。 本邦に於ては第十…・同聯合微生物禦會に湿て1井手氏は英國系W.S。株7米國系 A.H. B株の2%「マウス」肺孚L剤に劃して,20歳以上の健康者血清を以て中和試験 を行ひたるに一般に不完全なる中和を示す場合多く殆んど完杢に中和するもの及び中 和力不良のものは少しと報一告せり。 余は英國系W.S株に調し健康者血清による中和試験を行ひ,その…部は既に第11 同聯合微生物高議席上に於て稜表せるも,その後の實験成績を一括して玄玄に報告せん とす。第=章 興趣.材料及び實験方法
1.實験.材料
.實験に用ひしViru唄よ北墾研究所の瀧田博士より分興されし英國系W. S,株にし 一第、.t 8 巻2Q5一.utr6 良田寓人血清を以てせる人目「インフルエンザ・ヴィ饒ルス」の申和試瞼 て,感染「マウス」の肺乳剤の上清液を健康P’マウスー1に鼻腔内接種によりて累代感染せ しめて保存せるものなり。 人血清としては本校生徒50名,附鵬看護婦養成所生徒24名及び本校並びに病院勤 務者29名,その他昭和12年度夏期に於ける本校k風會主催無料診療班に於て取扱ひ たる患者中,徽毒血清反鷹の目的にて探回せる患者(2歳一69歳迄)の血清113名,合 計2丘6名の灘脈血及び附属病院産院にて取扱ひし分娩時に得たる母膿胎盤後血清並び に新生兇隣帯1血34組を使用せり。
2,實触方法
右側方法はTh. Francisの「vウス」感染防禦試験の方法に從ひ, Virusとしては感 染せしめたる「マウス」の死亡直後の肺臓を無菌的に取出し乳鉢にて磨志し生理的食踊 水にて10%の乳剤となし,1500同蒋にて10分間遠心沈澱し,その上清液を用ぴたb。 此の上清液0。30.c. va同量の可楡血清を加へ37℃に30分間放置後,之れを「エーテル」 にて帯く麻解せしめたる「マウス」の鼻腔内に接種を行ひたり。血清は胃壁せざるものs他に5倍及び25倍稀繹のものをも用ひ「マウスゴは10−119の雄性4匹宛を一群と
して使用せPl。 ’ 實験動物は接種後6口間槻察してその間に驚死せるものはすべて解剖し,その肺臓 の状態を附し,爾生存せるものは6日後「クロ・フふルムJを以て発死せしめ直に解剖 して肺臓の攣化の程度を検せり。成績判定には4匹の「マウス」の肺臓の勢門の程度を 雫均せり。例へば4匹の「マウス」が十,十,十,十十,『の時には之を(十)とし,什,十, ++・冊を示す時には(++)となし,+,+,0,0,なる時には(±)とせるが如し。(+++) 或は(冊)の成績を示すものは「マウス」に暫して感染防禦力のなきものと思惟され(+) (++)或は陰性を示すものは防禦力を有するものと思考さるNものなり。樹照試験としては四三の都度血清を含まざるVirusのみのもの及び稀繹に用ひた
る生理的野州水を夫々健常「マウス」に鼻腔内接種を施したり。第旱章 實 駿 成 績
新生二等帯血及び母艦胎盤後血液・2−10歳・2L30歳,.31−4⑪歳・並に4/−69 歳の各年齢別の血液を以て行ひたる實験によれば第一表に示すが如く総敷284例に於 て完全に中和せるものは早均17.95%にして最も高率を示すものは31−40歳迄の27.6 5%なb。不完全中和を示すものは最も多くして雫均46.83%その中第一位は新生児 の58.82%にして,次V、で21−30歳の53A4%及び31−40歳迄の53.20%なり。.?a
一策8巻206一
良田ご人血清を以てせ.る人型「インフルエンザ・ヴィールr・」の申和試験 57 第一表 健康者血清を以てせる申和試瞼成績 血 液 鶏 中利せぎるもの
不完全中和
完 全 中 和 例 数 冊 柵 十 士 芯 母後 音血 盤液 新血 生 見清10
歳 ,2155・}81・ 2]i4.Lo 1}32勢 1}11’嬰 34 、1}58翌 1}26蕩 34 1}勢 1}勢 2 ○二10
歳 ll}4甥 ll}40傷 1}13望 S410
歳 一四IO
歳 、1}32讐 ll}53考 1}13●窒 58 1}19蕩 Il}53饗 1}13●嬰 47 四 一六 けb 歳 g]32% 総 計 3]4,. g]24% 25 100例 35.21% 133例 46.83% 51例 17.95% 284例 [] 霜 量 あ 当 山 中 和翻
塞 霜 100% 50% %一笏
’i 笏 劣 〆 % 驚/霧 三三4 Z笏 易% . 髪髪i・ 多 著 / 形 母 新@生 き
二 〒σ 壬δ 手弩 甲発 4∼ 第 固体見歳歳歳歳歳均’
第二:表 5倍旧訳血清を以てせる申和試験成績血 液 別
母後 器血 盤液 新血 生 児浩 IQ. 1 IQ. 歳…歳
lo
歳 一四io
歳 四 1 総 山 1 ノへ蜘計
扁。四隅・翻・・嬰腱
不完全中和
完全 中 和 例 激 十十 十 =ヒ 芯 1}17’要 341}29捌勢
1}8男、 34 豊;}嘘}・甥 11}21●毘 1}17’髪ll 3・鯛5蕩
21 s3
5119}・囎1}・・%醗
ig}34・O.”.i 2]2s% 47 73例 26.44%1圃,.1謬
25 276例一第8巻207一・
58 1良田帯人血浩を以てせる人型「インフルエンザ・ヴィ【・ルス」の中和試瞼 100% se% o%
母
. 1 卍 1 .糊 冊 易 務’ 物 霧 霧、髪多iポ 髪霧多 髪.三三 一円 体 馨 露新 二 ; 三 堅.
生 ぎ.き 岩 尭
見 歳 歳 歳 歳
第三表25倍稀繹血清を以てせ.る中和試験成績 均 第 圖 血 液 別 中和せぎるもの不完全中和
完全中和
例 数 母後 払血 盤液 :慣例97% 場}・% 去… 浄血 生 冤清目○
…歳
一 「二10i10
歳; 歳1
21}88隻 ;)} ], 8,} 5] 3%1 34 11
11}94’募1 1 :ls.,} 一四lo
歳 34 ・1 e:s 11}950勢 1}4’勢 23 ?’ n100% 4 四 一六・ 1.九. 歳 総 計 8)iO9, 1 154例 Yoi 93・90bi.1’ 、。81男 L,甥 164例 ,lo. oy, 50 Z, o% 一 笏 母 新 生 体1 .見 一 F F 一 = 閏..u 「.一「 笏 Fク/〆弓7 「一 下歳 歳
一一一? 8 塗 208一一r’ 西 歳 堅 李 夫 プモ歳 均
第’ 圖60 良田篇人血清を以てせる人型「インフルエンザ・ヴィ・・ルス」の中和試験 抗鰻を認めざるものは,干均35.21%にして新生児の14.70%最も少く母禮胎盤後血液 の55・88%最:も高度なり。 更に之等の量的二丁を明らかにぜんと欲し上述の非稀繹血L清の他に1:5及び1:25に 稀樺せるrkL清を以て中和試験を行へる成績を比較せるに第一表,第二表,第三表及び 第一圖,第二圖,第三圖に示す如く,稀繹せざる血清にては完全中和雫均17。95%,不 完金中和46.83%,申和ぜざるもの35.21%なるも,5倍稀澤血清に於ては完全中和 3・98%,不完全中和26.44%,殆んど申和せざるもの69.56%にして,25倍稀繹血清に ては完全中和雫均122%,不完全中和4.87%にして中和せざるもの雫均93.90 %の成 績を得たり。 以上の成績は第一圖,第二圖,第三圖によりて明かなる如.く中和抗燈は新生児に於 ては,31一一40歳の成人に於けるそれと匹敵すべく,2歳より40厳迄は漸i次増加の傾向 を認むるも高年に至りては再び下降を示せり。年齢別には21_40歳の部に回すべき 分娩時の母膣胎盤後血液はその申和率最も低くして,新生児血清の成績と比較する時 は著明なる差異あり。 新生児血清を以てせる中和試験が母膿のそれよPlも高き陽性成績を示す理由に就 て,余は「アレキシンJが之に關回するにあらざるやとの考慮の下に三生児及び母龍血 清を56℃に30分加熱して上記同様の實験を行へるに第四表紀示すが如く,實験組撒 17の内,母子共に陰性を示せる3例と新生児血清の中和力が母禮血清のそれよりも低 き1例を除けば13例中6例は非働性となぜるために,その成績陰性.となり,5例(今 泉・笹岡・璽ロ・馬込・早川)に於て中和二三の減弱を認めたり。然るに25倍稀繹 の働性血清にて爾よく中和作用を示せる2例(杉本,稻葉)にありては稀繹せざる非 骨性血清及び5倍稀繹非働性血溝に於ても申和能の減弱を認めす,之等の例は母罷血 清も相當の中和三三を含み非働性となせる血清にてもその成績は省陽性を示せり。 次に「インフルエンザ」に罹患せる者23名に就て前記と同様の實験を行ぴたり。罹 患年月日は主に1918−9年の流行時にして申和試験陽性率は第五表に示すが如くそ の他の者と略相等しき成績を得たり。 無料診療班より得たる113名は2一氏三門を目的とせるもの故ワ。セルマン丁丁陽性 三三は本試験との聞に何等かの關係を有するものならすやとの考慮の下に比較槍せる に第六表に示すが如く特別の關係を見出し得ざりき。 血液型と本申三三駿との關係に就ても第七表に示すが如く特別の三巴なしと云ふを 得べし。 “r一一一一〇p 8 8 210一
良田醤人血清を以てせる人型「インフルエンザ。ヴィ戸ルス」4)中和.試験 59 第四表 母騰胎盤後血液及び新産兇膀帯血を以てせる人型 「インフル=ンザ・ヴ,f・一一ルス」の中和試験 四
脚一例並阿
細評糾 ・
s/5 S/25 マウス @ 番號一士 1 亜 皿w
1 皿 皿w
1 皿 皿w
■ ト @母 働 性 @子 働 性@子非働性
㈱i難i[i難i欝辮1瑚1綿
(十柵) i柵D (冊) i柵) 1聡lll18 51母働性
第二例中口1中働性
i子非働性
(十j1…圭§1…畳ミi…措………讐…i…讐…}…搬…1…難§ ε構9iεm9 ε辮9第三例出・. ?メ犠1難lil雑llil難韮llllllBl聡[lll購繍
士1(柵)1(柵)1(冊)1(lll+)1(柵)1(柑DI(冊) (冊)(柵) (柵)(柵) (柵)1 (柵) (柵) (柵)1母型性
.第四例鱒子;子働性
1子非働性
母働性
第五口中i森.子働性
子嚢働性
劃(劇(垂)[(基・/聾)融1賊難i闘1捨土llll柑Bi q}皆)…⊆柵)1(柵)1(++)(冊)甘+皆1冊 子1(柵十)P哩)1(tit’i(韓)#liiW)[1輯Bll駁llB 第 プく 伊∬ 力目 藤母働性
子働性
テ非畢生
:繍:賊難灘/i難i/難㈱1調1儒
i.一一一一’..rt i.}母働篠
懸七例山中 子器性
1子非器性
癌1、轟,蹴聾)㈱1難lli難i禍)
(柵).(惜D (冊)(柵) (十十十十)IGI十D (t+一一j1(一+)18聯1
i第八例禾野
」義il l劇,無,鷹1,無,㈱:器:lilll(難到1輯Bill購lll18第九例川
ャ東灘(繍,L繍:i、舜、i:難:i:難:ii難ii‘耕)[1糊糊
至心二稟1…調璽)1撒播鞭1劉璽/i網(聯1無lllll
第+一例今泉陰欝帽++脚辮)湘+欄)㈱1盆棚1織lll
、一」圭轟拠‡‡{#脚(冊)#.講)
[ 1,G十”)T,(ww)1
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第+二騰岡
I難il∵ll)蘭:1灘l/il{1禰Blllll
第一1一.==例馬込瞳㌔轡:陛1二1=匪轟:陸=に■主1;
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第+四例坂目i掌瀦:盤割当
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“十[十1 十1(柵)十十 十 一十 十圭!##
黒 土 十 十 士 十 十 十 (柵) Eri#3’iErilBIEVAB 十十(1一)(柵) (柵)1(柵)1(柵)単
一t 十十 柵 (掃). (冊) (冊) (冊) (柵) (柵) ぐ冊) (柵) 1難魏/l輯B】瞬間塞鱗上醗:驚/難辮1:{il驚
.第十・六脅班杉本母非働性
母働性
子働性.
子非勢性
一 一■士i
一[一ie
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=i二 (柵) 十 十 土 K柵) 十 十十 十 (冊) (冊) 土 (柵) 1期… 1期1 (柵)一禾礫
@篠三に5+:難{室艦二三
Oはマウスの魁を示し・一,+:++,柵,柵は・マウJ,・、aの.肺臓病攣の程度を示す一第 8 名垂 209一
良田=人血清を以てせる人型「インフルエンザ・ヴィールス」の中和試験 61 第五表 t.. ャ〒一 和 せざるもの 流感と本中和試験との關係 第六表本試験とワ・セルマン氏反慮との關係
結126・・9%
4 2・ 6.47% 23不完杢棘・障11・α8鯛ll・8・・3%
完紳・・[劃1・3・・4%i’125・49% 例敷一23い・2
i流感灘高慮難症
49。。劃雌2鵜
2 22.22/e.x 2不完全・和島ll 48観{1・・…%
舩輔・1ぎill…3・%ll・6・6・%1
例蜘
951
r,]
[・氏鮒者レ賜酬
第七表 「インフルエンザ・ヴィールス」中和試験成績と1血液型との關係 i)k一,一tfsl−tth. mTltB−40.go%E,1;1]611gllEgz 30.ss%不完騨刈剰ll 39・39%111・7・3・%〕
5 14 3一 2.75% 2 25% 2完全・和ほ障・9…%
15 0rO% lg1
?t or6,25% e)1・鵬「
例...._…、畢.i 血 液 型 661
68 2 i7,2s% 1 g 1.s.7s% 58 エ61o
型1・
型B
i’一’型トA B訓
諭四章総
括
本邦に於ける人血清を以て英國系人系「インフルエンザ・ヴィールス」W.S.株との中 和試験を行へるにその約64%に於て中和抗膿を認め,新生児に於てその陽性率最も 高く31一一40歳のそれと匹敵し!0歳以下のものに陽性率低きも年齢の増加と共に陽性 率を増し,31−40歳にして最高となPl,その後再び下降す。以上は先進諸家の實験 成績と略一致するも幾分三曹傘の低き感あり。 薪生兇野卑血しに於てその中和率高きは,「ヂフテリー」麻疹「ポリオミエリーチ3」等・ に於ける如く母腰血液中の中和四脚の胎盤通過による胎児への移行と思考し得べきも 新生児膀帯血中の三冠量は母腿胎盤後血液中のそれよ)iも更に高き含有率を示すは興 味ある事にして更に研究を綾行せんと欲す。参考交 献
1. Andrewe!, Laidlaxv and Smith: Brit. J. of. Exp. med, 16.19E 5,
2・ Th. Fraacis and Mag.ill:J., Exp. ined. 6,0,. 19t”,6.
F“〉, Th. ]rranc:s, Richard and Shope:J., Exp, med. 63. lq.3’)6. 4. ’Brown; Zentralb. ftir Bakt. R.eferate. B. 124, 19,”,7.
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8・井出正典:第十一回聯合微生物學會記録・
一第8巷21t一』.
62 良昨牌瀧以てせる人型「イン7・レニンザ・ヴィ・一ルス」の㈱試験.
Bd. VIII. Ht. 3 Juli ig38
UPON THE NEUTRAU.SATION TEST OF HUMAN
INFLUENZA VIRUS.
By
Tamako・ Yoshida
(lnsti.tute of Bacteriology. T6kyo Medical School for Women) 1 carried opt a riuinber of neutraliSa.tion tests of the htnnan influenZa virus
by human sera from adults and navel string of newly born infants. The results were iri general agremel]t with those obtained by other workers. An int6resting point is that a majority of navel string sera contain’ relatively
!arg’er panourit of neiltralis.ing E ntibody a. gainst hunian influenza virus than
the mothers serum shows.
(Authors abstract)