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ナル セ キヨ 氏名(生年月日〉 本 籍 学 位 の 種 類 学 位 授 与 の 番 号 学 位 授 与 の 日 付 学 位 授 与 の 要 件 学 位 論 文 題 目成 瀬
清
子 医学博土 乙第642 号 昭 和9
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年1
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日 学 位 規 則 第5条 第2項 該 当 ( 博 土 の 学 位 論 文 提 出 者 〉I
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( ラ ッ ト 下 垂 体 の 黄 体 形 成 ホ ル モ ン 産 生 細 胞 中 に レ ニ ン が 存 在 す る こ と の 免 疫 組 織 化 学 的 決 定 ) 論 文 審 査 委 員 〔 主 査 〕 教 授 鎮 目 和 夫 〔 副 査 〉 教 授 飯 沼 守 夫 , 教 授 平 田 幸 正論 文 内 容 要 旨
研究目的 ラット,イヌ, ヒト,ブタ下垂体にレニン活性が認 められていたが,その局在が前葉であるか後葉である かは,報告者により異なり レニン含有細胞の種類に 至っては,全く不明であった.叉,下垂体レニンの生 理学的意義は明らかにされていない. 本研究の目的は, レニンに特異的な抗体を用いた免 疫組織化学的手法により,ラット下垂体レニンの存在 を明らかにし,さらに, レニン含有細胞を同定するこ とにより,下垂体レニンの生理的意義解明の一助とす ることである. 実験材料及び方法 1)組織切片:成熟雄ラットを潅流固定後,下垂体を 型の如くパラフィン包埋し,厚さ4μm の連続切片を作 製した.2
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抗血清:特異的抗ラットレニン抗体は,精製した ラット腎レニンを抗原とし,家兎にて作製した.その 他抗羊黄体形成ホルモン(以下LH)
抗体,抗ACTH
( 1-24) 抗体,抗ヒト甲状腺刺激ホルモン抗体.抗ヒ ト成長ホルモン抗体,抗ヒトプロラクチン抗体を一次 抗体として用いた. 3 ) 免 疫 組 織 化 学 的 染 的 : 抗 レ ニ ン 抗 体 を 一 次 抗 体 とし,e
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をベノレオ キシダーゼの基質として,r
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法によ り, レニンを染色した. レニン含有細胞の同定には, 二つの方法を用いた. (1)連続切片法:レニンを染色した切片の隣接切片 を,抗羊LH
抗 体 を 一 次 抗 体 と し , レ ニ ン と 同 様 にPAP
法で染色.両切片における免疫反応物質陽性細胞 を比較した.反応の特異性は,吸収試験により確認し た ( 2 ) 二重染色法・まず前述の方法でレニンを染色し た後,切片をグリシンHC1
で処理.次に同一切片を, 各 種 抗 下 垂 体 ホ ル モ ン 抗 体 を 一 次 抗 体 と し 4c
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をベルオキシダーゼの基質と して染色した.この方法により,向一切片でレニンを 褐色,下垂体ホルモンを紫色に染色することで,両者 の含有細胞の異同を検討した. 結 果 1)レニンに特異的な染色が,下垂体前葉のみに散在 して認められ,中葉,後葉には認めなかった. 2 ) 下 垂 体 レ ニ ン はLH
産生細胞中に存在し,他の 下垂体ホルモン産生細胞には存在しなかった. 考察 免疫組織化学的に, ラット下垂体レニンが前葉にの み存在することを明らかにした.下垂体のレニン活性 が,非特異的蛋白分解酵素であるカテプシンD によ る,あるいは単なる血中レニンの混入である可能性も 指摘されていたが,特異的抗レニン抗体を用いた本研 究により,下垂体前葉にはカテプシンD とは明らかに801-1 6 4 異なるレニンが,内因性に存在していることが示され ニンがLH の 産 生 , 分 泌 に 関 与 し て い る 可 能 性 を 示 た す . さらにレニン含有細胞がLH 産生細胞であること 結論 を明らかにした.この所見は,アンジオテンシンII免 本研究により,世界で初めて,ラット下垂体のレニ 疫反応をラット下垂体の卵型細胞(形態上 LH 産生細 ン含有細胞がLH 産生細胞であることを明らかにし, 胞と思われる〉に認めたという報告と考え合せ,細胞 その下垂体レニンが局所で,生理学的役割を果してい 内レニンアンジオテンシン系の存在を強く示唆し,レ る可能性を示した.
論 文 審 査 の 要 旨
本 論 文 は ラ ッ ト 下 垂 体 中 の レ ニ ン 含 有 細 胞 がLH 産 生 細 胞 で あ る こ と を 世 界 で 初 め て 明 ら か に し , そ の 下 垂 体 レ ニ ン が 局 所 で 生 理 的 役 割 を 果 た し て い る 可 能 性 を 示 し た も の で , 学 問 的 に 価 値 あ る も の と認める. 主論文公表誌 l m m u n o h i s t o c h e m i cal noitazilacol fo ninre ni l u t e i n i z i n g hormone cginudorp e lc1 s of tar p i t u i t a r y . (ラット下垂体の黄体形成ホルモン産生 細胞中にレニンが存在することの免疫組織化学的 決定〕 P r o c e e d i n g s fo eht N alanoit Academy fo S c i e n c e s tfo eh tdeinU steatS America fo Volume 87 , Number 21 , .pp 7579-7583 (December )1891 副論文公表誌 1 ) Di rairalifo stimiim により肺梗塞をきたした Pulmonary sisairaliforid の1例. 日胸疾会誌 61 l)(l 865-870 1()879 2 ) 企図・動作性ミオクロヌースを呈した臭化メチ ル中毒の 1例. 神経内科 01 (1) 30-37 1()979 3 ) A csea fosisotycoitsih X adetaicoss thwi p a n h y p o p i t u i t a r i s m and hyperimmunog l o b u l i n e m i a G and .E (汎下垂体低下症と高 免疫グロプリンG 及 びE血症を伴ったヒス ティオサイトーシス X の1例 E n d o c r i n o lJ
apon ( 2 ) 262 19 - 269 1()679 4 ) 内分泌と代謝をめぐるCPC )521( ,特発性アル ドステロン症と思われる2例. 医のあゆみ 511 (3) 129-142 1()089 5 )noitacifitnedl noit, aizrectarahc and encdeiev f o r lanoruneartni noticnuf rfo nine ni eht b r a i n and aaotsmloruenb :sllec ni eht r e n i n insentogina metsys ni eht .niarb 脳( 8 0 2 ー 及 びneuroblastoma sllec 内レニンの同定, 特性決定及び神経内機能の証明〉 Exp rainB Res lppuS 4 64-75 1(89)1 6 ) lmmunohistochemical ecidenve tath -na g i o t e n s i n s 1 and II rea formed by i-lecartn l u l a r mechanism ni raluremolgatxuj .sllec (芳糸球体細胞における細胞内機序によるア ンジオテンシンIおよびIIの生成の免疫組織 化学的証明〕 Hypertension 4 (3) supp .lII -74 70 ( 1)289 7 ) Brain .niner (脳内レニン〉Clin Exp Hypertens A4 (4 & 5 ) 6 0 7 - 622 )2819( 8 ) 中枢ならびに末梢のレニン・アンジオテンシン 系 病態生理 1 (5) 849 - 530 1()389 9 ) Renin stsixe human ni lnareda .eussit (ヒト副 腎組織におけるレニンの存在〉