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ラット下垂体の黄体形成ホルモン産生細胞中にレニンが存在することの免疫組織化学的決定

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Academic year: 2021

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ナル セ キヨ 氏名(生年月日〉 本 籍 学 位 の 種 類 学 位 授 与 の 番 号 学 位 授 与 の 日 付 学 位 授 与 の 要 件 学 位 論 文 題 目

成 瀬

子 医学博土 乙第642 号 昭 和

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日 学 位 規 則 第5条 第2項 該 当 ( 博 土 の 学 位 論 文 提 出 者 〉

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( ラ ッ ト 下 垂 体 の 黄 体 形 成 ホ ル モ ン 産 生 細 胞 中 に レ ニ ン が 存 在 す る こ と の 免 疫 組 織 化 学 的 決 定 ) 論 文 審 査 委 員 〔 主 査 〕 教 授 鎮 目 和 夫 〔 副 査 〉 教 授 飯 沼 守 夫 , 教 授 平 田 幸 正

論 文 内 容 要 旨

研究目的 ラット,イヌ, ヒト,ブタ下垂体にレニン活性が認 められていたが,その局在が前葉であるか後葉である かは,報告者により異なり レニン含有細胞の種類に 至っては,全く不明であった.叉,下垂体レニンの生 理学的意義は明らかにされていない. 本研究の目的は, レニンに特異的な抗体を用いた免 疫組織化学的手法により,ラット下垂体レニンの存在 を明らかにし,さらに, レニン含有細胞を同定するこ とにより,下垂体レニンの生理的意義解明の一助とす ることである. 実験材料及び方法 1)組織切片:成熟雄ラットを潅流固定後,下垂体を 型の如くパラフィン包埋し,厚さ4μm の連続切片を作 製した.

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抗血清:特異的抗ラットレニン抗体は,精製した ラット腎レニンを抗原とし,家兎にて作製した.その 他抗羊黄体形成ホルモン(以下

LH)

抗体,抗

ACTH

( 1-24) 抗体,抗ヒト甲状腺刺激ホルモン抗体.抗ヒ ト成長ホルモン抗体,抗ヒトプロラクチン抗体を一次 抗体として用いた. 3 ) 免 疫 組 織 化 学 的 染 的 : 抗 レ ニ ン 抗 体 を 一 次 抗 体 とし,

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をベノレオ キシダーゼの基質として,

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法によ り, レニンを染色した. レニン含有細胞の同定には, 二つの方法を用いた. (1)連続切片法:レニンを染色した切片の隣接切片 を,抗羊

LH

抗 体 を 一 次 抗 体 と し , レ ニ ン と 同 様 に

PAP

法で染色.両切片における免疫反応物質陽性細胞 を比較した.反応の特異性は,吸収試験により確認し た ( 2 ) 二重染色法・まず前述の方法でレニンを染色し た後,切片をグリシン

HC1

で処理.次に同一切片を, 各 種 抗 下 垂 体 ホ ル モ ン 抗 体 を 一 次 抗 体 と し 4

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をベルオキシダーゼの基質と して染色した.この方法により,向一切片でレニンを 褐色,下垂体ホルモンを紫色に染色することで,両者 の含有細胞の異同を検討した. 結 果 1)レニンに特異的な染色が,下垂体前葉のみに散在 して認められ,中葉,後葉には認めなかった. 2 ) 下 垂 体 レ ニ ン は

LH

産生細胞中に存在し,他の 下垂体ホルモン産生細胞には存在しなかった. 考察 免疫組織化学的に, ラット下垂体レニンが前葉にの み存在することを明らかにした.下垂体のレニン活性 が,非特異的蛋白分解酵素であるカテプシンD によ る,あるいは単なる血中レニンの混入である可能性も 指摘されていたが,特異的抗レニン抗体を用いた本研 究により,下垂体前葉にはカテプシンD とは明らかに

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801-1 6 4 異なるレニンが,内因性に存在していることが示され ニンがLH の 産 生 , 分 泌 に 関 与 し て い る 可 能 性 を 示 た す . さらにレニン含有細胞がLH 産生細胞であること 結論 を明らかにした.この所見は,アンジオテンシンII免 本研究により,世界で初めて,ラット下垂体のレニ 疫反応をラット下垂体の卵型細胞(形態上 LH 産生細 ン含有細胞がLH 産生細胞であることを明らかにし, 胞と思われる〉に認めたという報告と考え合せ,細胞 その下垂体レニンが局所で,生理学的役割を果してい 内レニンアンジオテンシン系の存在を強く示唆し,レ る可能性を示した.

論 文 審 査 の 要 旨

本 論 文 は ラ ッ ト 下 垂 体 中 の レ ニ ン 含 有 細 胞 がLH 産 生 細 胞 で あ る こ と を 世 界 で 初 め て 明 ら か に し , そ の 下 垂 体 レ ニ ン が 局 所 で 生 理 的 役 割 を 果 た し て い る 可 能 性 を 示 し た も の で , 学 問 的 に 価 値 あ る も の と認める. 主論文公表誌 l m m u n o h i s t o c h e m i cal noitazilacol fo ninre ni l u t e i n i z i n g hormone cginudorp e lc1 s of tar p i t u i t a r y . (ラット下垂体の黄体形成ホルモン産生 細胞中にレニンが存在することの免疫組織化学的 決定〕 P r o c e e d i n g s fo eht N alanoit Academy fo S c i e n c e s tfo eh tdeinU steatS America fo Volume 87 , Number 21 , .pp 7579-7583 (December )1891 副論文公表誌 1 ) Di rairalifo stimiim により肺梗塞をきたした Pulmonary sisairaliforid の1例. 日胸疾会誌 61 l)(l 865-870 1()879 2 ) 企図・動作性ミオクロヌースを呈した臭化メチ ル中毒の 1例. 神経内科 01 (1) 30-37 1()979 3 ) A csea fosisotycoitsih X adetaicoss thwi p a n h y p o p i t u i t a r i s m and hyperimmunog l o b u l i n e m i a G and .E (汎下垂体低下症と高 免疫グロプリンG 及 びE血症を伴ったヒス ティオサイトーシス X の1例 E n d o c r i n o l

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apon ( 2 ) 262 19 - 269 1()679 4 ) 内分泌と代謝をめぐるCPC )521( ,特発性アル ドステロン症と思われる2例. 医のあゆみ 511 (3) 129-142 1()089 5 )noitacifitnedl noit, aizrectarahc and encdeiev f o r lanoruneartni noticnuf rfo nine ni eht b r a i n and aaotsmloruenb :sllec ni eht r e n i n insentogina metsys ni eht .niarb 脳( 8 0 2 ー 及 びneuroblastoma sllec 内レニンの同定, 特性決定及び神経内機能の証明〉 Exp rainB Res lppuS 4 64-75 1(89)1 6 ) lmmunohistochemical ecidenve tath -na g i o t e n s i n s 1 and II rea formed by i-lecartn l u l a r mechanism ni raluremolgatxuj .sllec (芳糸球体細胞における細胞内機序によるア ンジオテンシンIおよびIIの生成の免疫組織 化学的証明〕 Hypertension 4 (3) supp .lII -74 70 ( 1)289 7 ) Brain .niner (脳内レニン〉

Clin Exp Hypertens A4 (4 & 5 ) 6 0 7 - 622 )2819( 8 ) 中枢ならびに末梢のレニン・アンジオテンシン 系 病態生理 1 (5) 849 - 530 1()389 9 ) Renin stsixe human ni lnareda .eussit (ヒト副 腎組織におけるレニンの存在〉

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Clin Endocrinol Metab 57 (3) 482-487 1()289 1 0 ) ocalL noiratenge afonisentiogn tni eh idneyk and nieussit .erutluc (腎および組織培養に おける局所でのアンジオテンシン生成〉 Clin Exp Hypertens A5 (7 & 8 ) 1 1 3 7 -1l 94 )3891( l l ) 腎レニンーアンジオテンシン系と免疫組織化 学(酵素抗体法). 第I 回 東 京 女 子 医 大 高 血 圧 研 究 会 抄 録I 72 -36 1()389

参照

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