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PI-PLCによるCEA遊出現象を応用した胃癌潜在性腹膜播種性転移検出法の開発

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Academic year: 2021

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Title

PI-PLCによるCEA遊出現象を応用した胃癌潜在性腹膜播種

性転移検出法の開発( はしがき )

Author(s)

国枝, 克行

Report No.

平成6年度-平成8年度年度科学研究費補助金 (基盤研究(B)(2)

 課題番号06454363) 研究成果報告書

Issue Date

1997

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/280

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

ーーーーーーーーはしがき一一---この報告書は平成6年度から3年間にわたる胃癌腹膜播種性転移の客観的早期診断法 とそのキット化に関する研究成果をまとめたものである。 胃癌の腹膜再発は最も重要な予後因子であるが、肉眼的に播種巣が形成されてからは、 いかなる治療も充分な効果をあげることばできない。しかし手術中に潜在的腹膜播種が あることが診断できれば、開腹前に抗癌剤や免疫製剤を腹腔内に投与でき、予後の改善 および完治につながる。 胃癌の腹膜播種性転移の早期診断法としては腹腔洗浄細胞諺が広くおこなわれている (以下細胞診)が、病理医のいない施設においては術中に判定することば不可能であり、ま た、肉眼的に明らかに腹膜播種がみとめらめる例においても施設によっては半数近くの 見落としがある現状である。 さて癌細胞表面にはcarcinoembryonicantigen(以下CEA)が存在するが、これは PhosphahdylinositoIphospholipaseC(以下PIPLC)によって癌細胞表面との疎水結合を選択 的に切断され、強制的に細胞から遊離される。 申請者らは、まずこの性質を利用して、客観的な胃癌腹膜播種性転移早期診断法を開 発した。 さらに、申請者らは、この方法をさらに効率的に運用することで、いかなる施設にお いても術中に手術室において判定可能となる胃癌腹膜播種性転移早期診断出tを製作し、 その有用性を示した。 この報告書は二部に分かれている。 第一部はPIPLCを利用した客観的な胃癌腹膜播種性転移早期診断法を述べた 「PhosphatidylinositoIphospholipaseCを用いたcarcinoembryonic弧t・igen可溶化の試みと腹 腔洗浄細胞診への応用」 である。 第二部は、上記を発展させることで製作可能となった胃癌腹膜播種性転移早期診断由仁の 有用性を示した 「Carcinoembryonicantigen可溶化による感度増強法を応用した腹腔内洗浄細胞診キット化 の試み」 である。 この研究成果が腹腔内洗浄細胞諺キットの製品化につながり、いかなる市井の施設にお いても、潜在的腹膜播種を検出が可能となり、早期の薬剤腹腔内投与が行えることによ り、胃癌患者の予後の改善につながれば幸いである。 -一一---一研究組織---一一一---【

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