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鋳鋼の疲れ強さに及ぼす鋳肌の影響

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鋳鋼の疲れ強さに及ぼす鋳肌の影響

E庁ect

ofCasting

Surface

on the Fatigue

Strength

ofCast

Steel

之*

Hil・Oyukiヽ'oshitake

銅材の拙文イ、+う丘にほ止こノJ集小楯や脱択屑が存在するため,その頻度掛こ疲れ強さほほなほだしく低いIJした がって大きな力を受ける機械部品を果皮のまま使用することは強度上好ましくない。しかし表面を仕上げない まま使用したほうが加工の手数が省けて泉郎斉上有利な場介がある。本研究ではニッケルクロムマンガン鋳鋼の 鋳肌が疲れ強さにいかなる影響を与えるかを調べた。 その折巣鋳肌のままの試験榊ま機械仕上げしたものより約30%程度疲れ限度が低下することがわかった。 また疲れ強さを上げる目的で高周波焼入れを施したものについても実験した。その結果鋳肌のままのものほ 多少疲れ限度が上がったが,機械什__Lげしたものには磁気探傷で発見できるきれつがないにもかかわらず疲れ 限度が低下した。 第1表 化学成分と機械的性質 1.緒 日 鋼材の果皮付近には止こ力貼小抄六や脱朕†田がイ√:苅三するためその強健 特に疲れ強さが低い.⊃ したがってメこきなノJを受ける機械部品を洪ノ長 のま引起用することほ強度上好ましくないし しかし多少寸法を人き くしても表面を仕上げないまま使ノー-=ノたほうが,加1二の手数が省け て経済上有利な場合がある。本研究ほ SCMNC7n(ニ、ソケルクロ ムマソガン鋳鋼)の鋳肌が回転曲げ強さに及ぼす影響を調べたし.ま た鋳肌によって低下しているものの強度を上げる目的で,高周波焼 入を施した試験片の疲れ試験もあわせて行った。

2.試

片 供武材料ほ第l表に示すような仕'芦成分,機械的性質をもったニ ッケルクロムマソガン鋳鋼で,試験什ほすべて加工前に拡散焼鈍お よび調質(焼入焼戻)処押を行った(。引張試験什は第l図に示しノたよ うな舟形試験什を鋳込んで下部からJIS4号試験什を採収して子ト, た。米所を機械f一トトげする疲れ試験片はⅠ白二径30mlll長さ300mnlの 丸棒に,鋳肌のままの試験片ほ試験部分の仕上り寸法が17mm与川こ なるよう鋳込んだ。どちらもひけがf一三じないよう十分な抑湯をつけ た。切欠疲れ試験片は第2図に示すような形状係数什が1.63と1.40 のものについて行った。試験片の鋳込みはすべて何じ湯を用いて何 時に行いたかったが,満周波熔解炉の袴最が不足lノたので ̄二つ(・・こ分 けて鋳込みA材,B木オと名付けた。 A木オでほ平滑試験什および形状係数1月3の切欠武験片の調質およ び高周波焼入れをしたものを実験した。また高間波焼入部と焼の入 らない部分との境界の強さが低下しないかどうかを確めるた糾こ、 平滑試験片の中央部10mmの幅のみに高周波焼人を行って焼入境界 層を作り実験した。 B材では乎附試験片および形状係数1,40の切欠試験片の調質した ものについて実験した。 高周波焼入ほ周波数10,000サイクルのショッべ式焼入装置を使用

し,焼入深さはすべて3mmを目標とし年。しかし鋳肌材は硬度が

上りにくいため多少深くして硬度を上げるようにした。平滑材の全 面を一時に高周波焼入できなかったので第3図に示すように,まず 加熱コイルが試験片を加熱しながら移動しそのすぐあとを冷水噴射 コイルが続き,試験片の加熱された部分を冷却してゆくいわゆる連 続焼入方式を採用した。 高周波焼入した試験片のマクロエッチ写真を弟4図に焼入組織お * 日立製作所亀有工場 化 学 成 分 C;Si:Mn PiS 二Cr F Nil

芸㍑謁呂:…芸〔ミ:…Z!3二三;;■3:3三言は……ち::;…

けB:抗張力kg.・ノmm2 V:伸び率鬼 ̄ トー.デ♂一一+  ̄「 「も ′:b

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J〝 lQ、 Ⅳヒ J方 3R α=1.63 5R α=1.40 第2園 切 欠 試験 片 の 寸法

(2)

鋼 の 疲

に 及 ぼ

加き央コイノL

]イル諮り割下何 冷水噴射コ1 ̄ル

/煉入居

試 験 足 才‡3一望】連続焼入れプノ式の説別l実l 第4開 高周波焼人れのマクロ′ゲ享写 (a)調 門 組 織 しb)焼 入 組絨 祈5例 式験 け の 机純 ( ̄xlqO β♂♂ ∫JJ ゝ ミ グ♂♂ 匪 慢 JJ♂ ノ♂♂ /JJ 第6ド考l鋳肌表 面 の 脱炭層 (X400) 1023

十 ̄∃ ̄ ̄ ̄ ̄1

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一-+-J ヰ .r ♂ 表面よりの深喜 し仰∬) 鋳肌 試験 け の 度iナ 第2表 疲れ試験 の 結米 材 料 形 状 半 l王仁 一11 Al、ド 附

⊇切欠い.,=1.63)

… 切欠(α二1.63) l B fl( 附 こ 切欠(f-二1.40) 調熱処理

鋳肌のまま ___________+阜g∠堅甲2)

質!

24 捌 披焼人 三 30 調 質 ■.+J開披焼人 調 印 調 Pi 24 10 光一22 17 機械仕上 (kg/mm望) 33 27(以_卜■・ 27 22 小 判 33 よび湘群組織を弟5図にホす。焼入深さほ弟4図の写真のようにか なり・様なき米さにすることができた。鈷肌武験什の表出には葬る図 のように著しい脱殿屑が見られる。去佃より半径方向の硬度分巾iの -一一例を示せば弟7図のようになるu鋳肌試験什は図のように劫由よ り1nlmくらいまで傾度が低いから恐らく熱処理巾に脱擬したもの とノ且われる。 3.疲

披れ肘掛よ45kglTlの小野ぺIi惟111げ試験腐(_1,45()rpnl)を似

川しで火≠旅Lた〕鮒肌のままの武験ノ=土断r郎が必ずしも完全な1]+形 とならず多少楕l■j形をしており,またl‖肘1などがあるため断出係数 のとりノノに一子ij趨がある。本実験でほ断血の互に直交せる二つの直径 の棚加平均を直径とするHの断面係数を採川した。いまかりに断痛

が長径dl実雌d2なる剛であるときその断面係数は芸dld22であ

るしノ水火験の域介のようにこの断面を(dl+d2)/2を直径とする】J-j

---89

(3)

∬-1024 昭和35年9月 (‖U っJ 〃U 一7⊥ /♂ ハ〃 っ、U ∧〃〉 りエ /4 (N∈モ昔一尺 せ へ∼母や潜) 只 増 立 評

斡-さ苦

圭≡

0機械イ土上平滑材 ●鈷肌平滑材 口機械仕上切欠(α=/〃)A耕 ■鶉肌切欠(d=/JJ)

ヰ一機穂仕上平滑耕

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十鋳肌切欠射(d;/卯)

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■ ■ ト /〆 /〆 〝7 繰返し敗 才一8怪t 詞 質 試 紙 片 の S-N 0 機械イ土上卒滑射 ● 喜寿肌卒滑耕 1 】 H 機械仕上一部炊入れ 】 鶴肌一詐焼入れ

+

r l l □ 機械仕上切欠(d=/ダブ) ト 】 l 〉 】 【 弓 「 賀 ●

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t 、、 ロ 穴 ※ 】】 l + 】 l 1 l l i

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l l l 十 ) 】 /〆 /〆 撮返 し 教 範9図 高周波焼入れ試験片の S-N仙祝 /♂ノ と考えj=よその断佃係数ほ r (d■-トd2)3 32 8 であるからその川対誤;仁ほ(dl-d2)ハdl+d2)となるしノ 本実験に川いた試験什ほd≡171Tlm¢であf)(dl(ブ2二)の滋も人き

な試嘩什で0・5mmに過ぎなかったから誤差ほ1.5%をこえない。.

この誤差は実験の精度より考えて許容できる。 実験の紆呆疲れ限度およびS-N曲線を示せば弟2表および弟8, 9図のようになる。一般に高周波焼入を施したものははらつきが多 いが,哀痛を機械化上げした切欠試験けの高周波焼入したものはば ≡′ゝ 白岡 尽

亡篭

「ヾ l〇 -〟 畢 イ〝β 第42巻 第9号 L l L l r l L lJ ● l l

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l /♂♂ ∼〝 表面 断 面 積 r=〝仰2) 第10巨!1断面積と伸びとの関抹 ーJβ (‖U ♂ ■ソ乙 / 一 一 へN与良\音) 末世観想 -β +∫ ●

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l l β / 2 J 表面よりの深与(〝の 第11図 残 留 応 力 の 分 何 らつきが糊に多く疲れ限度が求まらなかった。

4.建留応力の測定

高周波焼入によって材料の疲労限度が上るのほ焼入 によって材質的に向上することと,表面に大きな圧縮 の残留応力を生ずるためである。しかし表面に引張の 残留応力を生じている場合ほ迎に疲れ限度が低下する ことがある。木実験では表面を機械加工したものに古 川波枕入を行うと疲れ限度が低下したので,表面に引戯の残即応ノJ を生じている恐れがないかを調べるため測定した。 州転曲げ疲れ強さに般も関係稚いのほ長さ力何の残鮒一己りJである から,長さカ向の残留応力をHeynのノノ法で求めた。 i拭験什の両端何の11心に直径2mnlの′J、さい鋼球をうめ込み‥拭 鹸什の衷向を20%硝酸液で少量ずつ層状に除去して,ボールの間隔 の変化をオブチメーターで1/1000mmまで読んだ。 いま長さJなる円筒を直径βmmまで腐食したとき長さがスだけ 変化したとすれば♪部分の長さ二方向の残留応力ほ

-90叫

(4)

に げ=- ̄ J ただし

に-子(ス十′説

E‥汀縦弾性係数(号≡喜ま三三ご4kg如2)

′=甘か2 でヤ・えられる。実験の結果スと′との関係は第10図,上式から応 力ク川了を計算すれば第11図のようになる。その結果表面付近にほ 約30kg/mm2程度の托析の残留応力があることがわかったし、

5.疲れ試験結果と芳察

5.】調寛平滑試験片 鋳肌のままのものほ機械化上げしたものよりも疲れ限度が低■卜 し,Aネオのほうは機械仕上げ試験片の疲れ限度の73%,B材のほう ほ67%であった。これほ鋳肌表何の凹lワ1による切欠効果と脱臍屑の ために低下したものである。しかしどちらがどの程墟影響している かをつかむことは困難である。ほかの文献(1)(2)においても鋳肌のま まのものほ機械仕+二げしたものより疲れ限度が約30.%程度低下して おり,本実験の結果と一致している。 これらの文献には鋳肌面の荒さが朗らかにされていないからただ ちに本実験とは比較できない(〕しかし鋳肌面の凹凸のうち,うねり の大きいものほ先端の曲率半径が大きくそれほど切欠効果は大きく ない。また小さい凹凸が沢山あるものは多数の切欠が接近してい るためいわゆる多重切欠となってやっぱり切欠効果ほそれほど大き くはない。その上脱庚層があるからその部分の切欠感度も低 ̄Fして いる。したがっで特に憩い鋳肌面以外でほ,鋳肌■何の状態が多少変 化しても疲れ限度の低下率ほ大きく変化することはないと考える。 したがってこのような低合金鋳鋼や普通炭素鋳鋼でほ鋳肌のために 約30%程度疲れ限度が低下すると考えてよい。 5.2 調質切欠試験片 機械化上げをした切欠試験片ほ形状係数(-=1.63のものが切欠係 数β=1.50となったが,鋳肌のままのものは疲れ限度が10kg/mm2 と非常に低下した。この試験片中疲れ試験を行わなかったもの3本 について切欠部を縦断してエッチングしてみると,すべてに弟12図 の写真に示すようなきれつがあった。このきれつに沿ってかなり大 きな脱炭層があるから,恐らく鋳込みの際生じたきれつであろう。 したがってこの実験に使用した形状係数α=1.63の鋳肌切欠試験片 ほ,切欠底にきれつをもっていたためにこのように疲れ限度が低 ̄F したと考えるべきである。 形状係数α=1.40の鋳肌切欠試験片には切欠底にきれつほまった く認められず疲れ限度ほ17kg/mm2であった。 α≦2程度の機械仕上げ切欠をもった試験片のβはほぼαに比例 する。α=1.63の切欠をもった試験片のβ=1.50であるから,α=1.40 の機械仕上げ切欠試験片ほβ≡1.3程度であろう。したがってこの 疲れ限度は33/1.3芸25.5kg/mm2となり,鋳肌切欠試験片は約32% 程度低 ̄Fしたことになる。すなわち鋳込みの際や熱処理の際切欠底 にきれつが発生しなければ,鋳肌のままの切欠材は機械加工で同じ 切欠をつけたものより約30%低下すると考えられる。α=1.40のも のには鋳込みの際きれつを生じていなかったけれども,このような 切欠部分にはきれつが鋳込みの際できやすい。したがって切欠部は 特にきれつの有無を調べなければ非常に危険である。もしきれつが あれば使用できない。 5.3 一部高周波焼入平滑試験片 機械仕上げしたものはいずれも炊がほいった部分から破断し,そ の疲れ限度が27kg/mm2と調質材より低かったので境界部が調質 した素材より強いか弱いか判明しなかった。鋳肌のままのものは焼 がはいっていない部分から破断し,Lかも疲れ限蛙が酪肌調質試験 及 ぼ

1025 第12図 切 欠 庶 の れつ (×400) 片と同じであるから,胱入境界が調質材より弱くならないことがわ かった。 5.4 高周波焼入平滑試験片 未伯iを機械仕上げしたものほばらつきが非常に大きく,ほっきり した疲れ限度は求められなかった。しかし調質平滑.拭験什の絞れ;睨 度33kg/mm2およぴそれ以下のん㌫力で破断している。,しかも一郎 高周波炊人したものの焼のはいった部分の疲れ限度が27kg/mm2で あるから,高周波焼入を施すとかえって疲れ限度が低下したことに なる。試験片ほすべて磁気探傷給で表面を詳細に調べきれつのない ことを碇めたあとに疲れ試験をしたものである。 一般に二浮通の炭素鋼に高周波焼入を行って著しく疲れ限度が上る のは,表面に生ずる圧縮の残留応力と,材質的な向上のためである。 もし表面に引張の残留比こ力が生じた場合にはかえって疲れ限度が【F がることも有りうるが,本実験の場合ほ圧縮の残留応力が生じてい たから疲れ限度の低下の原因は残留応力のためではない。焼入によ って材質が向上すれば硬度,抗張力ともに上昇するが切欠感度も上 がるがニッケルクロムマンガン鋳鋼のような材料は焼入性がよいか ら高周波焼入のような急激な焼入でmicro-CraCkが発生しやすく, また鋳鋼であるためスラグなどの欠陥を内蔵している。しかもこの 材料ほ本来材質的に強く,中炭素鋼のように材質的な向上は望めな い。したがって高周波焼入による材質向上の度合より切欠感度の上 昇がまさり,絶合的には疲れ限度が低下するものと想像される。高 周波焼入によって疲れ限度が低【Fした原因について明確にするにほ さらに検討の余地があるが,磁気探勝の結果臼に見えるような割れ がないにもかかわらず疲れl睨度が低下したことは注意に値する。従 来いかなる材料も高周波焼入を行って磁気探勝で割れが発見できな ければ強度が上がると考えられがちであったが,高周波焼入の方法 や材質の選定を誤ると危険なことがわかる。 銘肌材のものは高周波焼入によって多少疲れ限度が上がっている から一見前の結果と反するように思われる。しかし前にも述べたよ うに鋳肌材の表面ほ脱炭しているため表酌ま材質的に非常に弱化し ている。これが高周波焼入によって材質的に向上し,しかも表面で は炭素量が低いため切欠感度が上がらずmicro-CraCkの発生もな いため多少疲れ限度が上がるものと考えられる。 5.5 高周波焼入切欠試験片 この場合も機械仕上げしたものほぼらつきが大きく疲れ限度が求 まらなかった。鋳肌切欠試験片は切欠底にきれつがあるにもかかわ らず非常に疲れ限度が上がった。これほおもに高周波焼入によって きれつ先端に生じた圧縮の残留応力と,脱炭で弱化されていた材質 の改善のためと思われる(3)(4)。 しかしこのようにきれつを持ちながら大きな圧縮の残留応力によ って強度が著しく上がっている部材は大きな応力下で併用すると, 過負荷の際きれつが進行して有効断面積が減少しついにほ破壊する 恐れがあるからはなはだ危険である。

叩肌9lp

(5)

1026 昭和35年9月 古 る、結 口 実験の結果をまとめると次のようになる。 (1)浮通の鋳肌面をもった普通択素鋳鋼,低合金鋳鋼では鋳肌 のために約30%程度疲れ限度が低下すると考えてさしつかえな い。これほ鋳肌i郎の凹凸による切欠効汁ミと表而の脱炭による材門 低卜のためである。 (2)鋳肌のままのものほ高周波焼入によって多少疲れ強さを改 善できる。しかし機械仕上試験片に高周波焼人をしたものは,そ の表面に磁気探勝で発見できるような割れがないにもかかわらず 調質したものより疲れ限度が低下したことほ注目に値する。この 低下の原閃究明には今後の研究にまたねばならない。 (3)高周波焼入によってf ̄とずる焼入境界屑の鶴さほ素材より弱 くなることはない。 (4)鋳肌のままの切欠試験什にほ鋳込みの際切欠比にきれつを 生ずる恐れがある。もしきれつがあると著しく疲れ強さが低■卜す る。きれつのある切欠試験片ほ高川披一能入でかなり疲れ強さが上 特許舞259576号

評 )ノゝ 日脚】 第42巻 第9号 がるが,これはきJtつ先端に年ミずる圧縮の残部応こノ+のためである から,大きな応ソJのもとで使Jllするのほ危険である【〕 以上の酢架から,大きな力を受ける機械部品を鋳肌のまま使用す るにほ切欠部に鋳造の際きれつができやすいから必ずきれつを′Ⅰ_ミじ ないことを確「認L,もしきれつができる場創よ仲川できない。 鋳肌をも一,たものの設計の許矧応力ほ機械化上げのものより30∼ 40_%低くとらねばならない。鋳肌耐こ応†祁収焼入を施せほ多少強度 の低下が抑えられる。Lかし中沢素鋼のロール材に鵜川波枕人を施 したような大きな効果は期待できない。 終りに本研究に対しご助言を妄l射っった九州大学石橋教授, ̄加東大 学鵜f了口教授に心からお礼申しあげるとともにご指噂,ご激肋くだ さったヱ当 ̄ ̄r二場の関係瀦に音米社なる謝志を表する次第である.「 参 考 文 献 Siebel:Handbuch del-Werkstoffpriifung2Bd.1)212 E.B.Eransこ Proc.ASllM.1956p979 イ了橋11二:什料f試験5,540 り1"31-9) 小村宏,ほか:鉄道技術桝実字巨料14,55(19572.)

年専

許、の

スク レ ー パホ イ スト

の制動装置

ドラムDl,D2に巻きつけたメーンロープRl,R2 によりスクレ ーパバケットBを操作して鉱石などの運搬を行うスクレーパホイス トでは,その使用条件により両ロープを上巻きまたほ下巻きとし, くり出し側のロープのゆるみをとるために重錘式制動装置W・Bに より常時ドラムを制動している。 しかし,従来の電錘式制動装置ではロープを下巻きとした場合に は所期の目的を達成することができるが,上巻きとした場合にほひ っばり側のドラムが裁く制動されくり出し側のドラムが弱く制動さ れるため,くり出し側におけるロープのゆるみを防止することがで きないはかりでなく,機械的損失が大きい欠点がある。 この発明は前記の欠点を除くため次のような構造にした.。 (1)重錘3をとりつけたブレーキレバー6の基部6a と,その 桟郡をほさませたリンク8およびベルクランク9を同一ピソ10上 にそれぞれ揺動できるようとりつけ,リンク8の一端にはブレー キバンド1の一端を連結する。 (2) ベルクラソク9の一端にはブレーキバ/ドの他端を連結 し,リンク8およびベルクラソク9の他端側にほそれらを制止す るストッパ14を固定し,【とめネジ13によりリンク8とブレーキレ バー6の基部またはベルクランク9とブレーキレバー6の基部と を連結する。 つぎに,上巻き下巻きにわけてこの発明の制動装置の操作および rF用を述べる。 (A)上巻きの場合 止めネジ13によりリンク8と基部6a とを連結する。したがっ て,ベルクランク9ほ円由になっている。この場合の制動力は下 記のようになる。 引張り側ドラム‥..‥時計方向回転…...制動力小 くり出し側ドラム……反時計方向回転……制動力大 (B)下巻きの場合 止めネジ13によりベルクランク9と基部6a とを連結する。し たがってリンク8は自由になり,制動力は次のようになる。 ひっはり側ドラム…反時計方向回転…‥.制動力′J、 くり出し側ドラム……時計方向回転.…‖制動力大 すなわち,この発明の制動装置では,止めネジ13の取f■こ1一け変更 により,上巻き下巻きどちらの場合でも,くり出し側のドラムを 強く制動してロープのゆるみを確実にとることができる。したが ってロープのゆるみによるホイストへのからみつき,シープから のほずれその他の事故がなくなる。(富田) ノブ

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