水力施設の防災・維持管理技術
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(2) 図1 重力式ダムの地震時損傷に関する解析結果 堤 体 、着 岩 部 、基 礎 岩 盤 の 損 傷を考 慮した非 線 形 地震応答解析を実施した。ダム堤体の特徴に応じ て 地 震 時 の 損 傷 形 態や 程 度を評 価 することが で きる。堤 高 1 0 0 m の ダ ムでは 堤 体 頂 部 の 応 答 が 卓越して、そこでの 損 傷 が 顕 著となり、堤 高 5 0 m の ダ ム で は 堤 体 の 応 答 は 小 さく、基 礎 岩 盤 で の 損傷が顕著となる。. 図2 土砂流出量観測システム 手入れがなく荒廃し、土壌が剥きだしとなっている 斜面の増加による、濁水や土砂流出量の増加が懸 念されている。15ヶ月間の観測の結果、土壌が剥 きだしの斜面では、土壌流出量は林床被覆がある 斜面の15.6倍に上った。雨滴の運動エネルギーと 土壌の剥離、表面流とともに流下する土壌を同時 に観測できるシステムを開発したことにより、斜面 からの土砂流出量の定量評価が可能となった。. 図3 斜面におけるすべり安定性の評価事例 斜面を対象に、想定豪雨を与えたときの斜面内部の浸 透流を解析するとともに、浸透流による水分量変化を 考慮した斜面安定解析により、せん断ひずみが卓越し てすべり破壊を生じる箇所を把握した。図から、降雨 の斜面への浸透深さと、斜面内部のすべり破壊の箇所 とが概ね一致していることがわかる。. 図4 移動式流動堆積場観測システム 左図は、移動式流動堆積場観測装置を用いた水力発電 所取水堰での観測の様子である。右図は、流れ方向の 鉛直流速分布と河床高の観測結果である。. 43.
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