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禁煙者と喫煙者の生活習慣および健康診査データの比較

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Academic year: 2021

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平成8年5月15日 第43巻 日本公衛誌 第5号 403

禁煙者と喫煙者の生活習慣および健康診査データの比較

川田

智之

鈴木

庄亮

岡庭

清美

金子亜希子

原田真由美

近藤

弘子

 我が国の地域住民の喫煙行動を含む生活習慣を聞き取り調査し,基本健診データとレコードリンケージさ せて,禁煙者と喫煙者のそれらデータの比較を行った。  群馬県内17市町村の基本健診受診者のうち40∼59歳の男性は6,076人である。そのうち生活習慣調査の協 力者は4,629人(76.2%)で,喫煙者は2,681人,禁煙者は245人である。喫煙者と禁煙者をあわせた2,926人 を本調査の対象者とした。  40歳代の禁煙群の朝食摂取率が喫煙群のそれより有意に高く(p<0.01),50歳代の禁煙群の運動励行率が 喫煙群のそれより有意に高かった(p<0.05)。また,40歳代および50歳代の禁煙群のBMIは喫煙群のそれ より有意に高く(それぞれp<0.05,p<0.01),40歳代の禁煙群の高比重リポ蛋白コレステロール(HDLC) は喫煙群のそれより有意に高かった(p<0.05)。  BMIとHDLCについて,飲酒と喫煙の2要因による二元配置分散分析では,BMIは40歳代および50歳 代とも喫煙が有意であった。一方,40歳代のHDLCは喫煙および飲酒ともに有意差を認めたが,飲酒の影 響が比較的大きかった。  禁煙に伴い食欲が亢進し,体重が増え,それに見合う形で運動が習慣化されたとの考えも成り立つであろ う。 Key words : 喫煙者,禁煙者,運動習慣,肥満度,健診データ

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