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20. ステレオガイド下マンモトーム生検を円滑に進めるための工夫 ―技師・看護師の立場から―(第40回埼玉・群馬乳腺疾患研究会<セッション5>)

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Academic year: 2021

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左乳房に違和感あり当科受診. 両側乳房に境界不明な 結を触れ, 組織検査にて 癌と診断, 両側乳癌, リンパ節 転移, 多発骨転移であった. 病理学的検査では胃癌と乳 癌の組織型の 化度は低く, 免疫染色にて共に ER, PR は強陽性であったので, 乳癌による全身転移が疑われた. ステージ 乳癌の診断で TS-1 80mg/m 2週投与 1週休 薬,PTX50mg/m 1,8日目 DIV併用療法施行.15クール 終了時の評価では胃癌, 癌性腹膜炎, 卵巣転移は消失し, 乳癌, リンパ節転移もコントロールされ, 化学療法期間 中に大きな有害事象も認めなかった. 病状も落ち着いた ので治療開始後 1年 6ヶ月よりホルモン療法とゾレドロ ン酸投与で経過観察. 10ヶ月経過し, 癌性腹膜炎再燃す るも同併用療法行いコントロールされている. TS-1/ PTX 療法が奏功し,QOL の改善が見られた両側乳癌,全 身転移の一例を経験したので報告する. 18.TS-1が著効を示した全身リンパ節再発の1例 横江 隆夫,大木 茂,岡野 孝雄 棚橋 美文 (渋川 合病院 外科) TS-1の著効例を経験したので報告する. 症例は 54歳, 女性. 平成 18年, T2N3M0 St IIIcの右乳癌で, weekly Taxolを 4コース行った後,乳房温存手術を行った.組織 型は 癌,ly(+),v0,f,n3(17/17),NG2,ER(+),PgR(−), HER2(−) であった. FEC, Taxolをそれぞ れ 3コース 行った後,anastrozoleを開始した.術後 3ヵ月で右鎖骨上 リンパ節 (LN)腫大したため,切除,照射行い exemestane 投与した. その 1年後に左鎖骨上に 1.0×0.7cmの LN 出 現し, に 2ヵ月後には 2個に増え, 右後背筋前面に 4× 2cmの腫瘤と右乳房の浮腫, 胸壁に米粒大の結節が出現 した.CT 検査では大動脈周囲,縦隔 LN の腫大を認めた. 5DFUR を投与したが 4週で PD のため, TS-1 (100mg) を開始した. 投与 4週後に口内炎が悪化し食事がとれな くなったため入院した. CT 検査では LN 転移の改善が みられた. 入院時, 左鎖骨上 LN は触れず, 乳房の浮腫も 消失していた. 3ヵ月後も鎖骨上 LN は触れない状態が 続いている.

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検査・手技 座長:片山 和久 19.術前化学療法における FDG-PET SUV値と治療効 果の検討 平方 智子,藤澤 知巳,柳田 康弘 (群馬県立がんセンター 乳腺科) 堀越 浩幸 (同 放射線診断) 小島 勝,飯島 美砂 (同 病理科) 【目 的】 FDG-PET は細胞の糖代謝をみているため, 術前化学療法による腫瘍の変化が形態学的変化を現すよ りも前に, 治療効果が早期に予測できると えた. 術前 化学療法における 1コース終了後の FDG-PET SUV-max値の変化と治療効果を検討する. 【対 象】 2007 年 8月から年齢 20歳以上 70歳以下の初発乳癌患者 T1 ∼T3, N0∼N3, cStageⅡ∼Ⅲの 10症例. 【方 法】 レ ジメンは DTX (1回/3週)×4コース.化学療法施行前・ DTX 初回投与後 2週間目に FDG-PET SUVmax値測 定と MRI 検査を施行した. DTX 4サイクル終了後に MRI・FEG-PET 及び針生検を施行した.その後 CEF (1 回/3週)×4コースを追加した. 【結 果】 MRI による 4コース終了時の治療効果別の 2週間目の SUVmax低 下率平 は CR (2例); 62.0,PR (6例); 45.3,SD (1例); 29.0, PD (1例); 10.0%であった. 【 察】 DTX 初 回投与後 2週間目の FDG-PET SUVmax値で化学療法 の効果を予測できる可能性がある. 20.ステレオガイド下マンモトーム生検を円滑に進める ための工夫 ―技師・看護師の立場から― 斉藤美智子,井上 壽子,鈴木 純江 (川口市立医療センター 画像センター) 鈴木 清香 (同 看護部) 坂元 晴子,中野 子,大塚 正彦 (同 外科) 【はじめに】 当院では微細石灰化病変に対して Up-right 方式にてステレオガイド下マンモトーム生検を施行して いる. 【目 的】 検査を確実に,迅速に,安全に,苦痛無 く行なうためにどういう工夫が出来るのかスタッフ側, 患者側, 環境の 3要因から検討した. 【対 象】 2006 年 1月から 2009 年 3月まで, 当院で施行したステレオ ガイド下マンモトーム生検 191件のうち, 検査中に気 不良をおこした 13件について検討した. 【結 果】 気 不良をおこしたタイミングはポジショニング時が 1 件, 麻酔後が 8件, 採取後半が 4件だった. 191件の平 検査時間は 43.2 だった. そのうちポジショニング開始 からターゲットの設定までの平 時間は 16.4 , 気 不 84 第 40回埼玉・群馬乳腺疾患研究会

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良症例での同平 時間は 15.2 だった. 【 察】 ポ ジショニングにかかる時間と気 不良の相関性を検討し たが, 明らかな要因とはならなかった. 麻酔後に気 が 悪くなった要因として注射による痛みと恐怖心が えら れた. 採取後半に気 不良になった要因として, 姿勢保 持の苦痛, 緊張による疲労, 検査への不安が えられる. 今後は患者の緊張を和らげるために, 検査についての十 な説明を徹底し, 苦痛軽減のために 検査時間を短縮 していく事が課題である. 21.上腕 CVポートの活用 藤澤 知巳,平方 智子,柳田 康弘 (群馬県立がんセンター 乳腺科) 化学療法で血管刺激性の高い薬剤により末梢血管の荒 廃, 確保困難が生じるようになった. また, 在宅介護が普 及, 自宅で病院と同様の輸液が行えるようになってきた. これにより近年 CVポートの必要性が高まってきた. 合 併症の起きやすい鎖骨下静脈アプローチに代わり上腕静 脈からのアプローチを試みた. 上腕留置 CVポートの安 全 性 に つ い て 検 証 し た. 【対 象】 2007年 6月 か ら 2009 年 3月までのエコーガイド下でのポート挿入症例 98例. うち鎖骨下ポート 65例, 上腕ポート 30例. 【結 果】 合併症について比較した. 鎖骨下留置症例でポー ト感染が 1例 (2.0%), フィブリンシースが 1例 (2.0%), 上腕留置症例でカテーテル脱落が 1例 (4.1%) であった. 気胸, カテーテル閉塞, 静脈血栓はみられなかった. 【結 語】 上腕留置 CVポートは従来の鎖骨下 CVポートと 比べ安全性は同等であると えられた. 22.エラストグラフィの 用経験―HITACHI EUB8500 と TOSHIBA AplioXG との比較― 甲 敏弘(新都心レディースクリニック) 首藤 介伸 (東京北社会保険病院) HITACHI EUB8500によって臨床での組織弾性計測 の有効性は市民権を得つつある. しかし相対的指標であ ること, 手技や対象病変の所在によるバイアスなど客観 性, 定量性などでなお課題が残っている. 今回, 新しくド プラ技術を利用した TOSHIBA AplioXG でのエラスト グラフィを 用する経験を得たため報告する. 54例にエ ラストグラフィを実施しこのうち評価可能病変は乳癌 3 例,線維腺腫 17例,囊胞 7例,fat island 2例.それぞれの FLR (fat lesion ratio)は 14.1,2.7,1.7,0.6であった.両機 器の 用経験とその相違点, 臨床の現場からみたエラス トグラフィの課題などについて報告する.

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患者支援 座長:山下 純男 23.乳癌術前説明会の経験 野澤 亜矢,野田 敦子,大塚 麻由 大橋 郁織,森 祐子,石田 早紀 おぎ 美香,高瀬 民,秋山 朱美 滝川 雅子 (さいたま赤十字病院 2-3病棟) 王 宏生,有澤 文夫,齋藤 毅 (同 乳腺外科) ここ数年, 乳癌患者の急増と入院期間の短縮化により, 患者一人一人に十 な説明時間が割けないようになって きた. そのため, H20年 4月より病棟看護師が主導する 形で, 数名の手術待機患者に対し, 周術期の説明を同時 に行う乳癌術前合同説明会を導入した. 論的な基本事 項や各種承諾書の説明などの内容も盛り込んでいる. 開 始後 1年で約 140人の患者が術前合同説明会に参加し た. 内容は定期的に見直している. 患者からの質問を記録 し定型的な回答をできるように努め, また最近では術前 説明会の中にリンパ浮腫指導も組み入れている. 時間短縮を目的に行った合同説明会ではあるが, 患者 が入院生活についてのイメージの把握, 不安の軽減にも 期待した以上の役割を果たしているとの手応えを感じて いる. そこで, 括評価とさらなる改善を目的としたア ンケート調査を実施した. 今回, 患者の実際の反応を追 跡調査したため, ここに報告する. 24.進行再発乳癌における在宅医療介入時期の検討 高田美和子,春山美由紀,棚部久美子 (国立病院機構高崎病院 地域医療連携室) 高他 大輔,山田 達也,坂元 一郎 大木 孝,中村 正治 (同 外科) 当院では地域医療連携室に 3名の看護師が配置され, よろず相談, がん相談, 退院調整を行なっている. また最 近は, 外来患者に対する在宅療養支援の依頼も増えてき ている. 急性期病院には急性期医療に特化したサービス 提供が期待され, 急性期を脱した患者には, 地域におい て医療・介護サービスを継続して受けられるような橋渡 しをしていく役割が重要となっており, 療養の場が変 わっても患者・家族が安心して療養できる環境の調整が 必要である. 進行再発乳癌は基本的に根治が望めない状況下で, QOL の改善, 命を目的とした抗癌治療が行われてい る. その経過の中で在宅医療, 緩和医療の導入時期につ 85

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また、船舶検査に関するブロック会議・技術者研修会において、