日本における夫から妻への呼び方 : 札幌市でのアンケート調査を通して
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(2) 北海道教育大学紀要(人文科学・社会科学編)第54巻 第2号. JournalofHokkaidoUniversityofEducation(HumanitiesandSocialSciences)Vol.54,No.2. 平成16年2月 February,2004. 日本における夫から妻への呼び万. 一札幌市でのアンケート調査を通して−. 吉見 孝夫 呉. 輝. 北海道教育大学札幌校国語学研究室. 目 次 はじめに. 一 調査の方法と分析の仕方 二 日本における夫から妻への呼び方 三 日本における夫から妻への呼び方の特質 おわりに. はじめに. 本論文は先に発表した「日本における妻から夫への呼び万一札幌でのアンケート調査を通して」(往1)に 続くものである.前論文では日本における妻から夫への呼び方を話題としたが,本論文は日本における夫か ら妻への呼び方を対象とする.. ー 調査の方法と分析の仕方. アンケート用紙の設問は前論文と同じで,①被調査者のプロフィール,②配偶者への呼びかけ,③配偶者 への言及,④他人の配偶者に対しての呼び方,⑤自由記入欄の五っの部分からなっている.. アンケート調査は前論文と同時に実施した.日本の札幌市で,2002年6月から9月にかけて,計50名を対 象に,無記名の形で実施し,その中で41名から回答があった.回収率は82%であった. 札幌市は特定の産業に偏らず,事務的な仕事をしている人が多いために,公務員という階層を対象に選ん だ.札幌市北区役所,札幌市国際プラザ,札幌市役所,札幌市篠路郵便局,札幌市中央区役所,北海道教育 大学,北海道教育大学附属小学校,北海道道庁に勤務している50名の男性にランダムにアンケート用紙を配 布した.. 本稿では,集計,分析する際は前論文と同じく,応答詞,名前系,母称,第二人称代名詞,ゼロ呼称,配 偶者名称等の項目を立てた.応答詞は「ねえ」,「おい」等のことを指す.名前系は「愛称」,「名前」の呼び 捨て,「名前ちゃん」,「名前くん」,「名前さん」等,名前と関係する呼び方を含んでいる.母称は「おかあさ ん」,「ママ」等を指している.第二人称代名詞は「あなた」,「おまえ」,「そっち」等が入っている.ゼロ呼 称は「呼ばない」という場合を指し,配偶者名称は「妻」の意味を表す語彙を指す.. 配偶者への呼び方について,全体の数字を集計してから,学歴,世代,子供の有無,意識差を別々に集計 した.本稿は主に,夫婦間の呼び方を明らかにするのが趣旨であるため,他人の配偶者への呼び方は全体の 11.
(3) 吉見 孝夫・呉. 輝. 資料 アンケート用紙 −.下記の当てはまる項目に○でお園みください.「その他」の場合はご記入ください. 1あなたの職業:①公務員 ②農業あるいは漁業 ③会社員 ④無職 ⑤その他 ※無職と記入した方はもし定年退職の場合,退職する前の職業をご記入ください. 2 あなたの学歴:①中卒(診高卒(診大卒及び大卒以上(短大含む)(参その他 3 あなたの年:①20代 ②30代 ③40代 ④50代 ⑤60代以上 4 現在,いっしょに住んでいる人 ①夫婦二人だけ ②夫婦と未婚の子供 ③夫婦と父母 ④三世代 ⑤その他 5 あなたの「妻」の職業: ①公務員 ②農業あるいは漁業 ③会社員 ④無職 ⑤その他 ※無職と記入した方はもし定年退職の場合,退職する前の職業をご記入ください. 6 あなたの「妻」の学歴: ①中卒 ②高卒(診大卒及び大卒以上(短大含む)④その他 7 あなたの「妻」の年: ①20代(塾30代 ③40代 ④50代 ⑤60代以上 8 今のお二人の夫婦関係についてどう思っていますか. ①対等 ②男性のほうが上 ③女性のほうが上 ④何とも言えない 二.次の場面で,あなたは普通「妻」のことを何と呼びかけますか.「おい」でも「お前」でも日常生活のありのままでご記入くたさい. (名前を呼ぶとき,「さん」「ちゃん」などを付けるか,呼び捨てにするかという点もお書きください) 1「妻」とお二人だけか家にいて,入浴中の「妻」に電話がかかったとします.「∼電話ですよ.」と言うとき,「妻」のことを何と呼びますか, 2 上記の場面,もし他の家族も家にいるとき,「妻」のことを何と呼びますか. 3 「要」と口論中のとき,「妻」のことを何と呼びますか. 4 (「凄」も同席する場合)「妻■Lの両親といっしょに食事をするとき 5 (「妾」も同席する場合)親しい友達といっしょに食事をするとき 6 (「妻」も同席する場合)額しくない友達といっしょに食事をするとき 7 (「薯」も同席する場合)初対面の人といっしょに食事をするとき 8 上記1∼7のご記入なさった呼び方についてどう思っていますか.1∼7の番号を 下記①(∋③④当てはまるところにお人れください.. ①適切 (参そう呼びたくないがそう呼ばざるをえない ③何とも言えない ④その他 9 「8」の問題に対して「②」と答えたかたは何と呼んだら適当だと思いますか. 三 次の場面,自分の「妻」のことを話題にするとき,何と言いますか.「つれ合い」でも「かみさん」でも日常生活のありのままでご記入くだ さい.(名前を呼ぶとき,「さん」「ちゃん」などを付けるか,呼び捨てにするかという点もお書きください) 1 子どもに向かって「妻」がどこへ行ったかと尋ねるとき 2 「要」の実母に電話して「妻」がそこにいるかどうか尋ねるとき 3 親しい友達と話していて,「妻」のことを話題にするとき 4 親しくない友達と話していて,「妻」のことを話題にするとき 5 初対面の人と話していて,「棄」のことを話題にするとき 6 上記1∼5のご記入なさった呼び方についてどう思っていますか.1∼5の番号を 下記①②(診(初当てはまるところにお人れください.. ①適切 (診そう呼びたくないがそう呼ばざるをえない ③何とも言えない ④その他 ケ「6」の問是引こ対して「②」と答えたかたは何と呼んだら適当だと思いますか. 四.次の場合,男性同士で話している時,相手の「妻」をどう呼びますか. 1−1夫婦そろって親しい友達夫婦と食事をして相手の「妻」を呼びかけるとします. どう呼びますか。 1−2 上記のご記入なさった呼び方についてどう思っていますか。 (》適切 ②そう呼びたくないがそう呼ばざるをえない ③何とも言えなL l−3「②」と答えたかたは何と呼んだら適当だと思いますか。 2−1夫婦そろって親しくない友達夫婦と食事をして相手の「妻」を呼びかけるとします。どう呼びますか。 2−2 上記のご記入なさった呼び方についてどう思っていますか。 ①適切 ②そう呼びたくないがそう呼ばざるをえない ③何とも言えない 2−3 「②」と答えたかたほ何と呼んだら適当だと思いますか。 3−1親しい男性同士で話をしていて相手の「妻」を話題にする時、どう呼びますか。 3−2 上記のご記入なさった呼び方についてどう思っていますか。 旬適切(診そう呼びたくないがそう呼ばざるをえない ③何とも言えない 3−3 L②」と答えたかたは何と呼んだら適当だと思いますか。 4−1 親しくない男性同士で話をしていて相手の「妻」を話題にする時、どう呼びますか。 4−2 上記のご記入なさった呼び方についてどう思っていますか。 ①適切 ②そう呼びたくないかそう呼ばぎるをえない ⑨何とも言えない 4−31(診」と答えたかたは何と呼んだら適当だと思いますか。 五、夫婦の呼び方について何か気づいたところ、市きたいことかあったらご自由にお香きください。 12.
(4) 日本における天から妻への呼び方. 数字だけを集計し,学歴別,世代別等を比較しなかった.. アンケート調査の結果を概観したうえで,日本における夫から妻への呼び方の規則性や特徴を分析してみ た.調査結果は本文の末尾に表として載せる.. 日本における天から妻への呼び方. アンケートの「一」で回答者自身のプロフィールについて尋ねた.それをまとめると,下記のようになる. (む 学歴表. 学歴. 中卒. 高卒. 大卒以上. その他. 合計. 人数. ② 年齢表 年齢. 20代. 40代. 30代. 合計. 60代以上. 50代. 人数. ③ 家族構成表 家族構成 夫婦だけ 夫婦と未婚の子供 夫婦と父母 三世代 人数. その他 合計 4. ④ 男女地位に対する意識表 地位. 対等. 男性が上. 女性が上 なんとも言えない 合計. 人数. 1 夫から妻への呼びかけ 1.1 夫から妻への呼びかけ(表1,1) アンケートの「二」では夫から妻への呼びかけについて質問した.結果をまとめたのが表1.1である.図 1は応答詞,名前系,母称,第二人称代名詞,ゼロ呼称を取り上げて図にしたものである. 全体の欄を見てみると,名前系と母称が多く使われている.問1から問3まで母称の使用率が高いのに対 して,問4から問7まで名前系の使用率が高い.つまり,家庭内では母称がよく使われているのに対して, 家庭外では名前系がよく使われている.名前系は6種類の使い方が挙げられたが,「名前」の呼び捨てに集中 している.母称は4種類の呼び方が出てきたが,いずれの場合でも「おかあさん」が圧倒的に多いのである. 第二人称代名詞の使用は女性と同じように,口論中(問3)に集中している(荏2).応答詞は女性より多く使 用されている,問1から問7までいずれの場合にも出てきた.今回の調査は応答詞が「おい」,「ねえ」,「あ の」3種類出たが,「おい」に集中している.. 夫婦だけの場合(問1)は母称が5割強使用されている.次は名前系3割,応答詞は2割登場した.第二 人称代名詞は一例も出てこなかった.母称の使用は「おかあさん」が目立ち,全体の3割強である.名前系 の中で,「名前」の呼び捨てが一番多く(2割),次は「愛称」(1割)である.. 13.
(5) 吉見 孝夫・呉. 輝. 区‖ 日本における天から妻への呼びかけ 間7 問6. ロゼロ呼称 日第二人称 ■母称 □名前系 8応答詞. 間5 問4 問3 間2. 間1. 0%. 20%. 40%. 60%. 80%. 家族といっしょの時(問2),母称の使用率が6割,名前系の使用率が4割.問1と比すると,いずれも高 い.応答詞の使用が問1の場合と比すると少ない.. 口論中(問3),多くの夫が妻のことを「おまえ」で呼んでいるのが分かった.口論中,名前や母称より第 二人称代名詞がよく使われ,5割近くを占めている.女性より1割多いのである.そして「おまえ」の使用率 が全体の3分の1強である,. 妻の親の前で(問4),妻のことを名前系で呼びかけるのが6割強で,女性の部分と大体同じ傾向を見せて いるのである.ただし妻の「名前さん」に対して,「名前」の呼び捨てが夫に使用されているようで,4割を 占めている.. 表1.1を見てみると,男性の場合は,家族以外の人の前での呼びかけ,つまり問5,6,7の場合,いずれ も「名前」の呼び捨て,「おかあさん」の順であった.. 1.2 夫から妻への呼びかけ 学歴別(表1.2) 二つのグループはいずれの問に対しても,女性部分ほどの差が見られなかった,名前系の使用は大卒のほ うがやや多く,母称の使用が中,高卒のほうが少し多かった.. 夫婦だけの場合(間1)はいずれのグループも母称の使用率が一番高く(大卒は41%,中,高卒は63%), その次は名前系(大卒は36%,中,高卒は26%),応答詞(大卒は27%,中,高卒は11%)の順であった.た だ「愛称」の使用が大卒のグループだけで見られた.そのはかに,中,高卒のグループはゼロ呼称が一例も なかったのに対して,大卒のグループはゼロ呼称が18%使用されている.. 問2について,大卒のグループは名前系も母称も問1と比較すれば,多くなってきて,いずれも55%であ る.増加した分は応答詞とゼロ呼称が減少した.中,高卒のグループは問1と比較すれば,ほとんど変化が 見られず,応答詞の回答数は1例減って母称の回答は1例増加したぐらいであった. 口論中(問3),大卒と中,高卒と,1割以上の差があったのはゼロ呼称だけである.大卒の方が1割高い. 問4に対して,大卒の人は名前系が8割弱,母称が3割強で,中,高卒は母称が5割強,名前系が5割弱 であった.名前系の使用は二つのグループがいずれも「名前」の呼び捨てに集中しているのが同じであるが, 大卒のグループは「愛称」や「名前ちゃん」も見られた.. 親しい友達の前での呼びかけ(問5)としては,二つのグループはいずれも名前系,母称の帽であった. ただ大卒のはうは名前系の使用率が中,高卒のグループより少し高く,母称の使用率が中,高卒のグループ より少し低い. 14.
(6) 日本における天から寮への呼び方. 問6と問7について,二つのグループはいずれも名前系,母称の順であるが,比較すると,大卒のはうは 名前系の使用が少し高く,中,高卒のほうはゼロ呼称が少し高かった.. 1.3 日本における夫から妻への呼びかけ 世代別(表1.3) 集計する時,20代と3D代を一つのグループ,40代と50代を一つのグループにした.女性の部分は60代一人 しかいなかったため,集計しなかったが,男性の部分は6人いたため,表を作って集計してみた.便宜のた めに,20代と30代を低年齢層,40代と50代を高年齢層,60代を老年齢層と言う. 全体的に三つのグループは女性の部分ほどの差が見られなかった.. 夫婦二人きりの場合,高年齢層と老年齢層のはうは応答詞が多く使用されるように思われるが,今回の調 査では,意外に低年齢層のはうは応答詞の使用率が高く,3割近く占めている.低年齢層と高年齢層は名前 系とゼロ呼称の使用率がほぼ同じであるが,母称の使用率は高年齢層のほうが低年齢層より多い.老年齢層 になると,名前系の使用率が低くなって,母称の使用がぐっと多くなってきた.. 家族といっしょの時(問2),問1と比すると,低年齢層は応答詞とゼロ呼称がなくなり,その代わりに, 名前系の使用が多くなった.高年齢層は名前系の使用が変わらなかったが,応答詞がはとんど見られなくな り,母称の使用率が増えた.老年齢層は家族といっしょの時(問2)でも二人きりの時(問1)でも呼びか けはほとんど変わらなかった.問2の場面,老年齢層は高年齢層と比べると,差がほとんど見られなかった. 口論中(問3),三つのグループはいずれも第二人称代名詞が5割前後使用されている. 親の前での呼びかけ(問4)は低年齢層も高年齢層も名前系に集中している.低年齢層は7割で,高年齢 層は6割であった.しかも「名前」の呼び捨てが目立っている.名前系の次は母称であって,低年齢層は3 割近く,高年齢層は4割近い.老年齢層は母称の使用が目立ち,7割近くを示している. 他人の前での呼びかけ(問5,問6,問7)は,低年齢層と高年齢層は,いずれも名前系,しかも「名前」 の呼び捨てが飛びぬけている.名前系の使用率は低年齢層が一番多く,それから高年齢層,老年齢層の順で ある.低年齢層は意外に応答詞が3割ぐらい使用され,他の二つのグループよりずっと多い.. 1.4 夫から妻への呼びかけ 子供有無別(表1.4) 「夫婦だけ」と答えた人と「夫婦と末女昏の子供」と答えた人との比較である.. 全体の欄を見ると,子供のない家庭では名前系が多く使用されているのに対して,子供のある家庭では母 称が多く使用されているのが特徴である.. 問1と問2に対して,子供のある家庭と子供のない家庭と比べると,子供のある家庭では母称の使用が目 立つ.. 夫婦口論中(問3),子供のない家庭では名前系と第二人称代名詞の使用率がそれぞれ5割である.子供の ある家庭では第二人称代名詞が6割,母称が2割強である.名前系の使用は子供のない家庭よりずっと少な い.. 妻の親といっしょに食事をする場面(問4)は,子供のない家庭では名前系が9割弱,母称が1割強の使 用率であるのに対して,子供のある家庭では名前系が5割弓垂,母称が6割弱という割合であった.. 問5,問6,問7についても,子供のないグループでは名前系の使用率が高いのに対して,子供のあるグ ループは母称の使用率が高い.. 男女の地位はどちらが上かという質問に対して,「男性が上」と答えた人が3人,「女性が上」と答えた人 が4人しかいなかったため,男女意識による差についての集計はしなかった.(言及の場合も集計しなかっ 15.
(7) 吉見 孝夫・呉. 輝. た). 2 夫から妻への言及 2.1 夫から妻への言及(表2.1) アンケートの「三」では夫から妻への言及について質問した.結果をまとめたのが表2.1である. 問4と問5に無回答が多かったのは「妻のことを話題にしない」という回答が多かったためである.囲2 は家族外の人前での言及(間3,4,5)になっている.使用率が1割以上の言い方を取り上げたのである. 夫から妻への言及は言い方がかなりバラエティに富んでいる.女性の部分と比べてみると,名前系の言い 方は種類が少ないが,配偶者名称等の言い方は増えてきた.「かみさん」,「女房」,「ワイフ」,「嫁さん」等の 呼び方が登場した.使用率の高い呼び方は「妻」,「かみさん」,「家内」が挙げられる. 問1は回答したものはすべて母称になっている.「おかあさん」,「かあさん」,「ママ」,「かっちゃん」の四 つの呼び方が出てきたが,「おかあさん」に集中している.. 妻の実母のところへ電話で妻の所在を確認する時(問2),「名前」の呼び捨ての使用が飛びぬけていて, 7割弱であった.他の呼び方も見られたが,いずれもわずかであった.何も呼ばなくてただ「いますか」と いう回答は2例あった. 図2 日本における夫から妻への言及. 0%. 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35†ら. 親しい友達の前での言及(問3)は種類が一番多い.「かみさん」が3割近くで,「番多かった.次は名前 系である.「うちのやつ」,「女房」と「家内」,いずれも一割強であった.. 問4と問5になると,「妻」と「家内」の使用が問3と比すると,だんだん増加してきて,「かみさん」や 「うちのやつ」や名前系の使用が減少したのである.. 2.2 夫から妻への言及 学歴別(表2.2) 問1と問2に対して,二つのグループははとんど区別を見せなかった. 問3に対して,二つのグループとも「かみさん」が一番挙げられた.英語の「ワイフ」の使用が大卒のグ ループで見られた.. 問4に対して,大卒のグループは名前系と母称の使用は一例も出なかった.「かみさん」と「女房」の使用 率が問3と比較すると,少し低くなり,「家内」の使用率が少し高くなった.中,高卒のグループは「かみさ ん」と「女房」の使用率が大卒はどではないが,「家内」の使用率が大卒より高い.. 問5の答えとして,大卒は「妻」が一番挙げられた.中,高卒は「家内」が一番挙げられた.. 2,3 夫から妻への言及 世代別(表2.3) 問1の場合は,世代別と関係なく,母称が使われている.「ママ」の使用率は低年齢層が一番高い.年を取 16.
(8) 日本における夫から妻への呼び方. るほど次第に減少し,老年齢層になると,1例も出なかった. 問2の場合は,いずれも「名前」の呼び捨てに集中している.. 低年齢層は親しい友達の前(問3)で,「かみさん」の使用率が一番高く,その次は「うちのやつ」である. 関係が親しくなくなるにつれて,「かみさん」と「うちのやつ」の使用が次第に少なくなって,その代わりに,. 「妻」の使用が多くなってきた.初対面の人の前での言及(問5)は「妻」の使用率が7割を占めている. 他人の前での言及の場合(問3,問4,問5),高年齢層の呼び方は一番バラエティに富んでいる.問3の 場合,「かみさん」が一番よく使われ,3割ぐらいである.その他,1割以上の呼び方は「女房」,「名前」, 「奥さん」,「家内」,「うちのやつ」がある.問4と問5になると,「かみさん」,「名前」,「奥さん」,「うちの. やつ」の使用が次第に少なくなって,「妻」と「家内」の使用が多くなったが,低年齢層ほどの集中が見られ なかった.. 老年齢層は問3,問4,問5のいずれも,「家内」の使用率が一番高い.問3は「名前」,「妻」,「女房」, 「うちのやつ」の使用が出てきたが,問4と問5の場合はもっばら「家内」に集中し,他の呼び方は見られ なかった.. 2.4 夫から妻への言及 子供有無別(表2.4) 問1に対しては,子供のある家庭は母称になっている.. 問2に対して,子供のない家庭は名前系しか出なかった.子供のある家庭は名前系に集中しているが,他 の呼び方も出てきた.母称の使用も1割強を示していた.. 問3,問4,間5に対しても,子供のある家庭では,母称の使用が見られたのに対して,子供のない家庭 では見られなかった.. 3 夫から他人の妻への呼び方(表3) アンケートの「匹】」では夫から他人の妻への呼び方を質問した.結果をまとめたのが表3である. 「その他」の欄では,「家内」等,明らかに間違えている答えが記入してある.「無回答」は「そういう話題 をしない」,「そういう経験がない」等の回答であった.. 他人の妻への呼び方について,呼びかけでも言及でもたくさんの言い方が出てきたが,いずれも「奥さん」 の使用が飛びぬけている.. 呼びかけの場合は親しい間柄だと,「奥さん」が半分以上の人に使われ,その次は「名前さん」である.親 しくない間柄だと,「奥さん」が相変わらず一番の地位を占めているが,その次は「奥さん」よりも敬意の高 い「奥様」である.. 言及の暗も,呼びかけの時と同じく「奥さん」が一番使われている.親しい友達だと,「奥さん」,その次 は「名前さん」の順で,親しくない友達だと,「奥さん」の次は「奥様」である.. 日本における夫から妻への呼び方の特質. 札幌市でのアンケート調査を通して,日本における夫から妻への呼び方は次のような規則性が言えるので はないか.. (一)呼びかけ. 1 場面によって呼び方を変える. 17.
(9) 吉見 孝夫・呉. 輝. 2 子供のある家庭では,母称をよく使用し,子供のない家庭では,名前系をよく使用する.学歴が低 いほど,年を取るはど,母称の使用率が高い.. 3 名前系を使用する時,「名前」の呼び捨ての形式が多い.「愛称」は低年齢層に愛用される. 4 応答詞の使用は「おい」に集中する.. 5 ゼロ呼称の使用は夫婦二人きりの場合と口論中が多い. 6 第二人称代名詞は口論中,多く使用する.そして「おまえ」に集中する.. 日本における夫から妻への呼びかけの特質の一つは母称の使用である.前論文で「日本における妻から夫 への呼びかけの特質の一つは父称の使用である.」と述べた.何故,日本の夫婦は互いに名前系ではなく,父 称或いは母称で呼ぶかについて,前論文で述べたように鈴木孝夫(1973)が指摘する,子供が生れたことに よる心理の変化があてはまる.(注3) 今回の調査では男性からの回答の中で,「妻が無職」という答えが29人,70.7%であった.この「男は外,. 女は内」という伝統的な生活様式が変わらないかぎり,男性にとって配偶者の女性は「妻」であるより子供 を育ててくれる,家の管理者であるという潜在的意識がなくならないかもしれない.「おとうさん」,「おかあ さん」という「意思による選択性が介入する余地がない」(ば4)呼び方によって,互いに「永続的安定状態」(性5) を求めている.. 親の前で,母祢も使用されるのは外国人の目から見れば,やや不思議に思われる.自分の妻のことを言っ ているのか,それとも親のことを言っているのか混乱させるのではないかと気になるが,日本人は平気で 使っているところから見れば,恐らく子供中JL、の言い方をするので,こういう家庭では,親のことを「おば あさん」と呼んでいるのだろう.. 日本における夫から妻への呼びかけの特質のもう一つは非丁寧な言い方を使用することである.前論文が 述べたように,妻から夫への呼びかけは丁寧な言い方を使用することである.つまり,日本における夫婦間 の呼びかけには男女の非対称性がある.例えば,男性は妻のことを「名前」の呼び捨てで,女性は夫のこと を「名前さん」と呼ぶケースが多い.「さん」という接尾秤は敬意を表す言葉であるために,男性は女性より 上であるように聞こえる.夫婦間の呼び方の非対称性は応答詞と第二人称代名詞の使用上にも反映されてい る.男性がよく使用する「おい」は『新明解国語辞典』(第三版1989三省堂)によると,「親しい間柄や目下 の者に対して呼びかける声」で,「おまえ」(同辞典)は「(もとは,同等以下の相手に対する表現)同等,ま. たは目下の相手をさす,二人称のぞんざいな言い方」という.同位者であるはずの夫婦間において,この呼 び方によって,男性が上位に位置するような感じがする.. (二)言及. 1 場面によって呼び方を変える. 2 子供の前で,母祢を使用する. 3 親の前で,「名前」の呼び捨てをよく使用する.ゼロ呼称の使用例もある.. 4 家族外の人前での言及について,ほとんど配偶者名称になっている.親しい間柄だと,くだけた言 い方,親しくない間柄だと,改まった言い方を使用する.. 5 学歴が高いほど,年齢が若いはど「妻」を愛用し,反対は「家内」を使用する. 面白いことに,妻の実母のところへ電話で妻の所在を確認する時,主語の部分を省略して,ただ「います か」だけで済ませようとするものがあった.これは日本の男性のどのようなJL、理を物語るのだろう.普通, 18.
(10) 日本における夫から凄への呼び方. ゼロ呼称をするのは二つの理由が考えられる.一つはどう呼ぶか分からない.もう一つはどう呼ぶか分かる が,恥ずかしい等の原因で,呼べない.妻のことを何と呼ぶか分からないはずがない.だから,ゼロ呼称を する理由は二番目にあると思う.r主人」として,妻のことを「さん」という敬意を表す接尾辞を付けて呼び たくないが,呼び捨てにしたら怒る母親がいるかもしれない.仕方なく,呼称をまったく使わず,ごまかそ うとするという日本の男性のJL、理があるのではないだろうか.. 自分の配偶者のことを家族外の第三者に話す場合;自分と第三者との上下関係や親疎関係,さらには改 まった場面かくだけた場面かといったような種々の待遇的要因によって,呼び方が違ってくる.夫から妻へ の言及として,今回の調査は「妻」の使用率が目立つ.これまでの先行調薬ではいずれも「家内」が主導的 な立場にあったが,今回の調禿では「妻」の使用率が上がった.「家内」という言い方は60代に愛用されてい るが,20代と30代にまったく使用されていない.学歴別から言えば,大卒の人は高卒より「妻」の使用率が 高い.女性は相変らず「主人」を使用しているが,男性は「家内」の代わりに,次第に「妻」の使用へ変わっ ていく傾向を見せた.. (三)他人の配偶者への呼び方 呼びかけも言及も「奥さん」をよく使う.. 他人の妻への呼び方としての「奥さん」という言い方によって,「妻」である女性は独立の個人ではなく,. 「夫」に付属するようなニュアンスが読み取れる.「奥さん」という言い方をするのは恐らくやむを得ない事 情があるのだろうと思う.親しくない間柄だと,日本語ではファーストネームで呼ぶのは失礼なこととされ ている.そのため,あまり親しくない限り,ファーストネームでなかなか呼べないし,たとえ姓で呼ぼうと しても,日本では夫婦同姓だから「夫」のことを言っているか「妻」のことを言っているか混乱してしまう 恐れがあるので,やはり「奥さん」のはうが無難のようである. 言及の場合,「奥さん」が一番よく使用されているというのは日本語が敬語体系の整った言語であるためで,. 自分の「妻」を「家内」だとすると,他人の「妻」は「奥さん」になるだろう.自分の「妻」を「妻」と言 うとしても他人の「妻」は「あなたの妻」となかなか口に出せない.日本語は他人に対して,やはり敬意が こもった言い方をしなければいけないというこだわりがあるようである.. おわりに. ここに,札幌市でのアンケート調尭を通して,夫から妻への呼び方の実態を明らかにした上で,特質につ いて,社会や文化,人間関係,言語習慣の面から述べてきた.前論文「日本における妻から夫への呼び方」 とあわせて,日本における夫婦間の呼び方の特質は以下のようにまとめられる.. 1 呼びかけにおいて,特質の一つは父称(母称)の使用である.「おとうさん」,「おかあさん」という 「意思による選択性が介入する余地がない」呼び方によって,互いに「永続的安定状態」を求めるとい う日本人の心理を物語る.もう一つの特質は男女の非対称性である.男女の非対称性は妻が夫のことを 「名前さん」で呼んで,夫が妻のことを「名前」の呼び捨てで呼ぶ等の面に現れている.. 2 自分の配偶者のことを第三者に話す場合,呼び方は自分と第三者との上下関係や親疎関係等の待遇的 要因によって違ってくるが,よく使用するのは妻が言及する時の「主人」と,夫が言及する時の「妻」,. 「家内」である.「家内」は60代の人に愛用されているが,20代と30代は「家内」の代わりに,「妻」を 使用するようになっている. 19.
(11) 吉見 孝夫・呉. 輝. 3 日本では夫婦同姓のために,他人の夫への呼びかけには「姓さん」を使用するが,他人の妻への呼び かけには「奥さん」を使用する.他人の配偶者に言及する場合,女性は「ご主人」,男性は「奥さんjを 使用する.これは日本語が敬語体系の整った言語であるためなのである.. 外来文化を容易に受け入れると言われる日本言語は夫婦間の呼び方においては,伝統的なものにこだわって いるようである.夫婦間の呼び方はまだ非対称性を示している.夫婦間の呼び方を通して,男性が上位に位 置するように感じる.世代の違いが変化のきざしを示してはいるものの,夫婦の平等性を表す相互的な呼び 方はまだ日本社会の中で遠い到達目標であると見ざるを得ないようである.. 小論におけるアンケート調査には多数の方々にご協力いただきました.この場を借りて厚くお礼申し上げ ます.. 1 異輝・吉見孝夫(2003) 2 女性の場合は呉輝・吉見孝夫(2003)参照. 3 鈴木孝夫(1973)P189. 4 鈴木孝夫(1973)P189. 5 鈴木孝夫(1973)P189.. 参考・引用文献. NHI(総合放送研究所調査1980『文研月報』1980−2(日本放送出版協会) 遠藤縛枝1987『日本語再検討:気になる言稟』(南雲堂) 遠藤縄枝1992『女性の呼び方大研究』(三省堂) 呉輝・吉見孝夫 2003「日本における夫から妾への呼び方」(町北海道教育大学紀要』第54巻第1号「人文・社会科学編」) 寿岳草子 1979『日本語と女』(岩波蔀店) 鈴木孝夫 1973『ことばと文化』(岩波書店) 米田正人 1986「夫婦の呼び方」(『言語生活』416 筑摩番房) 米田正人 1990「ある社会組織の中の呼称」(『日本語苧』9 明治市院) 渡辺友左 1963「家族の呼び方」(『言語生所』143 筑摩再房) 渡辺友左 1970『マキ・マケと親族呼称』(秀美出版). この稿は吉見の指導,助言の下に呉が2003年1月に本学に提出した修士論文の一部に,その後の考察を加 えて書き直したものである.. 吉見 孝夫(札幌校教授) 呉. 20. 輝(膚陽師範大学).
(12) 日本における夫から貴への呼び方.  ̄. ∪つl【\. q〇. u⊃∪つ. く::)く▼つ. く⊃ ⊂⊃. ⊂)d. ⊂>. ヽrl寸. 凶 ⊂). く:=〉<⊃. ⊂⊃. d⊂;. 卜■ の 一・{. ▼ゴ1. Uつ. ︵朴腫 互︶忘姐茹町 ﹂ギ東急計石フふ叩付量操ふこ一薫〓這品一mこ.L瞞. ー・・」く⊃ く‘⊃∪つ. l∫つ q⊃ ⊂:⊃(N. く⊃. く⊃ 国 L【つ. く:⊃. u⊃. 臣 田 田 【−イ L「). ∪つ く⊃ (=〉. U⊃. m 一. 、・くI−. し⊂)Lr). L‘つ. l.Jつ. Ln. く::⊃. く:). ⊂:). Lr). 匪. { ト. 寸⊂⊃く⊃ Nl.JつLr). く⊃ 臣. ⊂⊃. r・・づ く)〇. ⊂>くっく⊃. く.D. uつ Uつ qコ. く=⊃. ⊂⊃. (=>. 臣. N. 田 の 一・■■−1 l.n H N くく) B. ⊂⊃. く工〉. く>. dddddd. 1∫). 田 l=) 団. Lnく>く=〉く=〉. 臣. (=〉. Llつ ■一. (=)N. く:> ⊂⊃. く⊃. ∪つ. ー・1寸. U⊃. ⊂〉d. 寸くっくっ一=⊃. く=〉. 匡 田 田 {・寸. Ln のl・・・・■ ▼・・■ ■・・・・■. お. 缶 l中べ. そ ニ■尺e. 箪更㊦. 、セロ亜種亜悪. 噴油罷. 岬橿喋. uつ N N. 田 m. 匪. 第量卜量. 嶋崎亜′箪ヰノ. ミ†.・1 卓昏ロキ 睾e中 紬[司硝; 転頸. 中 庭. 【、. く==〉. 田 寸. N. 卜一寸 占占 uつ■・・・■. 勺l ヽゴ● ■・・・{. ∪つ. 廿 の ▼一1⊂N. く=)⊂⊃. ⊂:). (=⊃. 臣. ▼・・・1. N. M■寸■ 寸−・」. ⊂⊃. く>d. 誕. m ▼・・・・ヽ. 寸■. 同 凶. ▼寸● 寸 同 回 (=>. 荘. ■寸■ ⊂>. ⊂:). 田. N. 缶 箭べ. ホ. 1¢べ el♪礼lヾ ユ■豆e 華美㊦. 、.々P岬々P埠董!. 箪量卜量. 種痘喋. 唱紳罷. 鳩東亜窮ヰ′. 車 卓. ∴. 痘 ロ. …㌧. キl. L仁〉 Ln く=). く=⊃. 匪 N {・・・・ぺ 田 R. しn N.・・・イ 国. 田 国 u⊃ 円. てr. ・寸. 琵. 田 ・・・・→. 」r〉 く\】くト ⊂⊃. ⊂⊃ ■寸. 00 N・→・−・1−・・・・・」. 1,r)N ■・・1. (X〉. く一>. てr. く⊃. 山一lト】(\ ⊂=〉. ⊂⊃ l.n. 臣 N { 【 てr. り> mr・■【 一 凶 しD m・・・・・{ く=⊃. 包 田 ■寸 田. U⊃. ■d●. トN「「【ヽ−N ⊂>. ⊂:). く=>. ⊂=〉. ︷7やb昏eく柵u′栗瑠時︷一箪〓一婦Ⅲ L ⊥哨. 00 m・・・・{・・・・・{(Y〉▼・1. ▼寸一. くエ). く.⊂〉. 凶 同 ー■NN 日. n 亡、 N N 同 l∫)⊂) N N 国 田. 向 (=〉. (=〉. ⊂:〉. rり. ∪つ. (=⊃. しn. ト. ■・・■ ■・・・■. N「r −−1・−1. Ln. ・dl. ⊂⊃ ⊂⊃. ⊂⊃. Ln. uつ. ⊂:). (:lO. 凶. tr. 、・:ナLnl〈=〉く\ 叩くつ一⊂⊃ l√〉. トーN ・−■⊂:) く=】 団. (=⊃. ⊂⊃ く=)⊂⊃ く⊃ ⊂> く=⊃. く::⊃. 匡 ト ー・・・」 (X) 一寸−・−100. 与. 増結コ宅. ⊂=〉. q⊃ {N・可■■−→. てr. 右. l中々. 蘭岬岬埠t村立. 閣悪喋. ⊂⊃. ∪つ. ⊂:>. Uつ. 雲匡 田 田 m ▼・・・1 −・■ N P−− 凸0 ■・−1・・・・→のrl. 志. ▼・一■ ▼・−1 ⊂=I N・・・・{ −−■ ロ. 丘 田. 同. 罵量巨竜. ㊥ 痘. 1昏哺刑場中 せ 営 ロ. 卑. Uつ. 凶 Ln. (=). 国. く=〉. ︵掛宣︶ 覇撃朴 ﹂ぎ芸㌫昌フ血芯量据将軍畢誓竺山 イこ.r腑. N ←・・・I■・・一■. ト. uつ Uつ 同 ⊂⊃. (=⊃. t」⊃. ニ■ペe. 00. ∪つ. Llつ. ⊂=ゴ. ⊂). 箪美堀. ▼・・■ ■てナ. ・tナ■▼d一. く⊃. 臣. 00. ⊂>. 同 m. ⊂=〉. 誕. r・・■ 8. 寸寸 ⊂〉占 く工〉. く⊃ 団 堅. 田 くX〕▼・・→ ■一 ⊂⊃. uつ ⊂). 霞. ⊂⊃ 田 匡. 巳. 00 しっ 一. しn ⊂>. ︵どOm刃どON︶ 司草単一写至苧ざ9£甲ブ霊竺ご一橋りu柊皿 くの.L憫. 重臣 同 同 ー・{ t.1⊃. (j>. 匪. 同 N. O〇. 「」 r」 四 N −−1・・・・・」 ■寸. Lnl∫つ Ln. l二n. uつ. L√). く=〉. く⊃. ⊂=). Ln. 毘. 田 亡lつ. の. ・一1 田 ←・・1 N −・・・→ ■tJl. q〇. ∪つ く⊃. 寸 Uつゃの ・−一「計・−く⊂:⊃. ⊂=). l=> ⊂⊃く⊃⊂⊃. 巳亘. ⊂⊃ 亡▼つ ▼・・・−(r〉−」 日 Ln ■・・1 r・{ 【、. ■寸 く⊃ 誕. しD. ■tJ●. uつ. ⊂⊃. ⊂:〉. Ln m. 1寸■ ▼・・・→ N 【、「・→. 、寸l. ⊂⊃ ⊂⊃. Lr) く:⊃ Ln ⊂⊃. ⊂⊃. 霊. 亡▼つ. ト N 四 〔一っ. M uつ 鼠 凶. q⊃. 勺● 同 00. N く:)′・1. く⊃. ⊂>. 匪 の rl q⊃ ■寸. 寸. く:⊃. 00 Ln・・・・{ m. 高. 刺旧. 仙1G. そ ニー尺e. 箪.已哺. 壇韓瞑. 頗岬岬祁セロきゴ. 々甲踪喋. 箪量卜量. 1合1曾机ユq亙′ 淀貯. 卓 卓. 痘 曽 口. 卑.
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(14) 日本における夫から妻への呼び方. ︵どOm刃ピON︶ コ的ど剋 錦厘Qく柵せ量粥将士載〓︼椅皿 <M.N楯. ︵掛値 ■塵︶コ間麒朴 褒厘Q√琳uる瑠岬︷小童りu柊皿 皿N.N哨. ︵朴︽︶ コ恥製恥 再佃Qく琳小量据岬士魂り鴫柊屯 <N.N鵬. 翠璧9ふ誓ユ還這忠桐¥竺口一.N腑.
(15) 吉見 孝夫・呉. 缶. そ 一彊橿 量兎卜 ぐ 柁低勅ヽE 1∫\1♪抽D .亜種 箪量卜量 長瀬重くト鵡 ぐ′ぐ璧卑. ぐ ¢く;拉 ・山口. 砕 雫 缶 寵. ︵コ嶋堅巾︶亭畢呼卒中.鱒叩年∫鞘?至怖甲−童〓旭柊皿 皿寸.N蛸. ︵ど○の刃ど等︶ 宗ど剋 顔囲Qぐ柵せる堰時︷−揺‖−柊皿 皿M.N嘱. ︵ど蔓︶軍草智.翠四年︷鱒サ棄竺ご︼薫りー袴田 Um.N鵬. ヰ・. ︵﹂ぜ掌中︶ 宗廣腫革串 塵咄Qく糊付量常時︷一茂〓−柊Ⅱ <寸.N楯. 、∼. 中e空. 蓋霊. 軽重. 亜暗礁. q⊃. しD. しD. 臣.
(16) 日本における天から草への呼び方. 隼苧賢ヲふ器Y望u長堀ゆf−童〓u椅皿 M哨.
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