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特集「ソフトウェア工学の理論と実践」の編集にあたって

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Academic year: 2021

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(1)Vol. 48. No. 8. Aug. 2007. 情報処理学会論文誌. 特集「ソフトウェア工学の理論と実践」の編集にあたって 羽生田. 栄 一†. 満. 田. 成. 紀††. 2007 年 2 月と 4 月の 2 回の編集委員会を経て,計. ソフトウェア工学は総合的かつ実践的な学問であり 技術体系でもある.そこでは,単純に実践を目指せば. 19 件の論文を採択した.採択論文の内訳は,シンポジ. 問題が解決するということは望めず,理論研究に基づ. ウム関連論文が 8 件,一般からの投稿が 11 件となっ. くソフトウェアの基本原則と過去のシステム事例研究. た.双方の採択率に大きな差はなかったが,シンポジ. に基づく実証経験とを突き合わせ,産学が連携して総. ウムで発表された論文が,シンポジウムでの議論を受. 合的に真のソフトウェア工学を目指していくという根. けることによって 2 カ月弱の短期間で論文誌採択レベ. 気強いアプローチが求められている.. ルの論文へと高められた点が多く見受けられ,連携が 上手くいっていることが確認できた.. 情報処理学会ソフトウェア工学研究会では,ソフト ウェアという複雑で興味深い対象に対するエンジニア. 本特集号では,当初の狙いどおり,ソフトウェア工学. リングの実質的促進を目的とし,領域を超えた産学の. の理論と実践の融合を目指した基礎技術,開発支援技. 研究者・技術者・実務者間の有益な理論や実証経験を. 術などの最新の成果を編集できたと考えている.また,. 共有する場として,ソフトウェアエンジニアリングシ. 従来は組織内のノウハウとして閉じられていたものを,. ンポジウム(略称 SES)を主催している.2006 年 10. 経験を抽象化し実用的な見地から論文としてまとめら. 月に開催された SES2006 では,基調講演,チュート. れたものを採録できたことの意義は大きいと考える.. リアルならびにパネル討論からなる企画セッションに. 最後になるが,本特集号をゲストエディタ制度によっ. 加えて,厳正な査読により採択された 29 件の一般講. て企画する機会を与えてくださった論文誌編集委員会. 演からなるプログラムが組まれ,理論ならびに実践の. と,多数の秀でた論文を投稿くださった方々に感謝す. 双方から活発な議論を繰り広げることができた.. る.また,本特集号の編集委員ならびに査読を担当し. このように,ソフトウェア工学は学会員の関心の高 い分野である.さらに,SES が謳うソフトウェア工学 の理論と実践の融合をテーマとして,学会誌特集号を. てくださった多くの方々に感謝したい. 「ソフトウェア工学の理論と実践」特集編集委員会. 企画することは,研究を推進しその発展に寄与するこ. • 編集長(ゲストエディタ) 羽生田栄一(豆蔵). ととなり,情報処理学会にとっても大変意義のあるこ とと考え,特集号を企画した.. 満田 成紀(和歌山大). 本特集号では,対象分野はソフトウェア工学に関連 的システム開発などに関する論文を募った.独創的な. • 編集委員 鯵坂 恒夫(和歌山大). 研究論文を採択することに加え,理論と実践の融合の. 上原 忠弘(富士通研). 観点から実用的な価値ある論文も積極的に採択する方. 鵜林 尚靖(九工大). 針をとった.特に SES の発表者に限らず広く一般か. 海谷 治彦(信州大). ら公募したところ,2006 年 12 月 5 日の投稿締切まで. 小林 隆志(東工大). に 39 件の論文投稿を集めることができた.特集号の. 坂田 祐司(NTT データ). した領域全般とし,基礎技術,開発/支援技術,実用. 編集にあたっては,SES2006 実行委員長の羽生田と. 紫合  治(東京電機大). プログラム委員長の満田がゲストエディタとなり,本. 白銀 純子(東京女子大). テーマに関連する専門分野を持つ計 15 名からなる編. 丸山 勝久(立命館大). 集委員会を構成した.通常の査読と同様に論文 1 編に. 山城 明宏(東芝ソリューション). つき 1 名の担当委員を割り当て,担当委員が選定した. 山本里枝子(富士通研). 2 名の査読委員の協力を得て厳正に査読を行った.. 鷲崎 弘宜(国立情報研) 渡部 卓雄(東工大). † 豆蔵 †† 和歌山大学. 2481.

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