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2016 年度活動報告CJP 授業:総合日本語プレ1

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Academic year: 2021

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2016 年度活動報告CJP 授業:総合日本語プレ1

著者

西村 由美

雑誌名

関西学院大学日本語教育センター紀要

6

ページ

39-39

発行年

2017-03-31

URL

http://hdl.handle.net/10236/00025912

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2016 年度活動報告 CJP 授業:総合日本語プレ 1

西村 由美(関西学院大学日本語教育センター) 1.クラス概要 本授業は、初級(未習∼未習から入門レベル)の学生を対象とし、1)基本的な表 現を使って、挨拶や簡単なやり取りができるようになること、2)お互いの日常生活 について伝えたり、質問したりできるようになることを目標とした。授業は 1 週間に 5コマで、『みんなの日本語初級Ⅰ 第 2 版 本冊』をメイン教材とし、学期前半は 1 課∼12 課まで、後半は 13 課∼19 課を扱った。5 コマのうち、4 コマはテキストと副 教材を用いて 4 技能を総合的に扱い、1 コマは作文の執筆とシェアーを行った。その ほか、総合的な運用活動として、インタビューとその報告・発表を 2 回行った。 2.授業内容 メインテキストは、文法・語彙を理解し、それを使う練習という流れであるため、 前学期までは、文法の理解と短文レベルでの発話が目に見えるゴールとなりがちであ った。そこで、目標にあげたような談話レベルの運用を目指して学ぶことを意識化す るために、各課の学習を、会話とその場面や機能・話題を理解することから始めた。 特に会話の練習は、話題や機能を明示し、会話の構造や目的を意識しながら進めるよ う留意した。 初級レベルでは、ある言語活動に必要な語彙を持っていれば、学んだ言語知識を活 用し、様々な言語活動ができるという実感を伴った学習経験が重要である。そのた め、作文のシェアー、読解、インタビュー活動、スピーチなどを取り入れた。作文 は、自分について話せる内容を準備し、いわゆる雑談に応用することが目的の一つで あるが、書く過程では語彙から文・談話を形成する力の養成を意図して以下の順で行 った。①示されたタイトルから思いついた語彙を書き出す、②アウトラインを書く、 ③②をもとに作文を書く、④クラスメイトの書いた①・②を見て内容を推測しながら 文を書く、⑤自分で書いた作文と④を比較してリライトする。また、作文で書いたこ とを「会話」として日本人学生に伝える活動も行った。インタビューは、グループで 結果を集計しポスターにまとめ、発表を行った。 3.成果と今後の課題 授業に対する評価は概ね良く、学習者は、様々な言語活動ができたという実感が持 てたようである。今後も「言語知識の習得」と「言語活動の経験」のバランスを考 え、どのような「学習経験」として授業をデザインするのかを検討する必要がある。 ― 39 ―

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