第3学年◯組 社会科学習指導案
1 単 元 「店で働く人と仕事」
2 単元設定の理由
○ 本単元について子ども達は1学期の社会科「わたしたちのだいすきなまち」で地域を探検し、いろいろな
場所を見たり、地域の人に話を聞いたりしながら、地域の土地の様子や建物の様子、交通の様子について調
べ、自分たちの地域の特徴やよさについて理解している。そこで、本単元では、「店で働いている人の仕事」
を教材として取り上げる。自分たちの消費生活に関心をもたせ、地域にある店や地域とつながりのある店(ス
ーパーマーケットや個人商店等)を見学・調査する。その際、販売者側からの視点の学習と、消費者側から
の視点の学習とを関連付けて行う。お店は、たくさんのお客さんに喜んでもらうため、商品の品質管理や売
り場での並べ方、値段の付け方などの工夫や努力をしているということを理解させる。お客さんは、価格や
品質を考えて商品を購入したり、店を選択したりしているということを理解させる。2つの視点の学習を関
連させることにより、自分たちの生活は地域にある店の工夫や努力によって支えられていることを実感させ
る。見学の際には、商品の産地が書かれたカードや値札を調べながら、店の商品は地元で生産している物だ
けでなく、県内や国内の他地域に加え、外国からも運ばれてきていることを理解させる。また、仕事をして
いる人やお客さんにインタビューをし、店で働く人や買い物をしている人の中には地域外から来ている人も
いることを理解させ、自分たちの地域が県内や国内の他地域と、また、外国ともつながりがあることに気づ
かせたい。販売の学習を通して子ども達に「販売している物を作っている人たちはどのような工夫や努力を
しているのだろうか。」という疑問を感じさせ、次の単元「農家の仕事」へつなげていく。
○ 本学級の児童は買い物についての関心が高く、全員自分で買い物をした経験が多くある。また、本単元の
導入段階に於いて、「おうちの人はどこで魚やトイレットペーパーを買っているか知っていますか。」という
質問にも、◯名中◯名が答えるなど、おうちの人が買い物をする様子にも関心をもっている。しかし、校区
にはスーパーマーケットやコンビニエンスストアがなく、個人商店が数軒ある程度である。そのため、おう
ちの人は校区外で生活品をまとめて購入する方法を取ることが多く、一緒に買い物へ行く機会は少ないため、
お店の人がしている販売の工夫や努力、また、お店の形態による特徴や違いを十分理解しているとは言えな
い。
○ 指導にあたっては、家庭での買い物調べやおうちの人へのインタビューをもとに子どもが自分で単元の課
題をつくり、単元末に行う「自分がお店の店長になったつもりでチラシ作り」を意欲的に行えるよう学習を
進めていく。見学は、まず、おうちの人の利用が最も多いお店(村外のスーパーマーケット)へ行き、次に
村内の個人商店へ行くことで、形態が異なるお店のそれぞれの工夫や努力を学習し、いろいろなお店に私た
ちの生活が支えられていることを実感できるようにする。スーパーマーケットの見学は、事前に、「利用す
る人がなぜ多いのか。」という疑問をもたせ、おうちの人へのインタビューをもとにしながら理由を考えさ
せる。そして、「商品の値段の安さ」「商品の種類の多さ」「商品の新鮮さ」「買い物のしやすさ」といったス
ーパーマーケットのよさに気づかせ、お店の人がその4点を実施するためにそれぞれどのような工夫をして
いるのかを調べるという見学の視点を明確にしておく。お店では、店長さんや各売り場の方にインタビュー
をしたり、デジカメで工夫が見られる場所を記録させたりする。インタビューは後で振り返られるよう、ビ
デオ撮影をしておく。取材したことは、先の4点のどの視点に基づく工夫であるのかを考えさせ、色分けを
しながら大きな店内図へまとめていく。スーパーマーケットの工夫を理解したのち、個人商店やコンビニエ
ンスストア、ドラッグストアなどの特徴やよさについて理解させる。最後のチラシ作りでは、4つの視点の
それぞれの工夫を入れたチラシになるよう取り組ませる。
3年生
「店ではたらく人と仕事」
○地域にある店は、お客さんのために
どのような工夫や努力をしているの
か理解する。
3年生
「農家の仕事」
○地域で農家をしている人は、どのよ
うな工夫や努力をしながら作物を作
り、地域へ貢献しているのか理解す
る。
3年生
「わたしたちのだいすきなまち」
○地域の土地の様子や建物の様子、交
通の様子について調べ、自分たちの
村の特徴や良さについて理解する。