• 検索結果がありません。

Development of a Darkfield Internal Reflection Illumination (DIRI) Microscopy for Biomedical Applications

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "Development of a Darkfield Internal Reflection Illumination (DIRI) Microscopy for Biomedical Applications"

Copied!
4
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

Development of a Darkfield Internal Reflection

Illumination (DIRI) Microscopy for Biomedical

Applications

著者

河野 芳弘

7

学位授与機関

Tohoku University

学位授与番号

医工博第47号

URL

http://hdl.handle.net/10097/00097049

(2)

- 16 - 氏名(本籍地) か わ の よしひろ 学 位 の 種 類 学 位 記 番 号 学位授与年月日 学位授与の要件 研 究 科 、 専 攻 学 位 論 文 題 目 河野 芳弘 博 士(医工学) 医工博 第 47 号 平成28年 3月25日 学位規則第4条第1項該当 東北大学大学院医工学研究科(博士課程)医工学専攻

Development of a Darkfield Internal Reflection Illumination (DIRI) Microscopy for Biomedical Applications. (医工学への応用を目指した暗 視野反射照明顕微鏡の開発) 論 文 審 査 委 員 (主査)東北大学教 授 石川 拓司 東北大学教 授 西條 芳文 東北大学教 授 松浦 祐司 東北大学准教授 神崎 展

論 文 内 容 の 要 旨

近年の顕微鏡には、標本からできるだけ多くの情報を収集し、IT を使ってイメージデータを転送 できる機能が求められている。こうした背景から、電動化されたWhole Slide Imaging (WSI) と全反 射蛍光顕微鏡 (TIRF)をベースにして、暗視野観察法のモダリティーを追加する技術の開発を行って いる。本論文は、これらの研究成果をまとめたものであり、全編4 章からなる。 第1 章序論 第1章では本研究の背景、及び目的を述べている。暗視野観察方法は、染色なしで標本を観察でき る強力なイメージング方法であり、10 ナノメーター程度の標本まで観察することができる。しかしな がら、高解像度の画像取得時に油浸のコンデンサーを組み合わせる必要があるため、自動化された顕 微鏡に暗視野顕微鏡を付加することは困難であった。この困難を解決する為、本研究では、暗視野反 射顕微鏡(DIRI)を開発したと述べている。 第2章実験材料と実験手法 第2 章では、検証の為の実験装置および方法について述べている。実験は三つの条件で行っている。 第一に、暗視野照明法DIRI の開発と、DIRI を WSI に組み合わせて脳切片の像の確認を行っている。 第二に、WSI に DIRI が付いた装置を用いてマイクロフルイディクスに組み合わせて像の確認を行っ ている。第三に、DIRI を全反射顕微鏡に組み合わせてマイクロフルイディックの壁面の観察を行い、 流路の中のパーティクルの確認を行っている。これらの3つの実験からDIRI を開発することで、全 自動顕微鏡で簡単に暗視野の像を観察できたことを示している。 第3章実験結果 第3 章では、実験結果について説明している。DIRI を自動化された顕微鏡に付加し、脳切片、TMA、 マイクロフルイディクスの観察を行っている。第一の実験ではプロトタイプの作成と効果確認により、

(3)

- 17 - 顕微鏡スライドガラス標本上に固定された脳切片の形態的特徴を、WSI を用いて撮影できたことを示 している。第二の実験では、マイクロフルイディクス上にパーティクルや細胞を導入してDIRI 付き のWSI を用いて観察を行った例を示し、DIRI の観察は静的な観察、動的な観察の両方に効果を発揮 することを示している。第三の実験では、DIRI を全反射顕微鏡に付加することで、全反射顕微鏡に よる画像と同時にマイクロフルイディックの流路の壁面を観察について示している。これらの観察結 果はDIRI の有効性を示した重要な知見である。 第4章結論 第4章は、結論を論じている。その結果、DIRI を使った観察法は、従来の暗視野顕微鏡に比べて 次の5つの利点があることを説明している。(1)暗視野コンデンサーを不要にし、対物レンズの切り 替えを容易にできる。(2)標本の上に付着したごみからの散乱光を目立たなくすることで像を観察し やすくしている。(3)ハローの少ない自然な暗視野画像が得られるようになる。(4)電動化された システムでの暗視野、明視野、蛍光の観察を可能にできる。(5)色のコントロールを可能にし、自然 な色の暗視野画像を提供できる。特に、標本を染色なしで観察する場合は、DIRI を WSI や TIRF に 組み合わせることで、従来方法に比べてより多くの情報を収集できることが明らかとなった。

(4)

- 18 -

論文審査結果の要旨

顕微鏡は,医工学の分野に欠かせない研究ツールであり,標本から多くの情報を収集するための機能 の追加や,利便性の向上が求められている。本論文は,電動化されたWhole Slide Imaging (WSI) シス テムと全反射蛍光顕微鏡 (TIRFM)に暗視野反射照明(DIRI)を付加することで,顕微鏡の機能と利便 性を向上させる研究成果をまとめたものであり,全編4 章からなる。

第1 章は序論であり,本研究の背景,目的および構成を述べている。

第2 章では,本論文で使用する実験装置,および実験方法について述べている。DIRI の構成,およ びDIRI を WSI システムや TIRFM に組み合わせた装置の詳細を説明している。また,観察対象の脳切 片やマイクロフルイディクスの準備方法を述べている。 第3 章では,本論文で行った3つの実験の結果を述べている。1つ目の実験では,自動化された顕微 鏡にDIRI を付加し,脳切片の観察を行っている。開発した DIRI システムでは,従来使用していた暗 視野コンデンサーが不要となるため,対物レンズの切り替えが容易になることを示している。また,ス ライドガラス標本上に固定された脳切片を,WSI で撮影できることを述べている。これらは,DIRI シ ステムの利便性を向上させる重要な成果である。2つ目の実験では,DIRI を TIRFM に組み合わせた 装置を用い,マイクロフルイディクス内の気泡や細胞の観察を行っている。開発されたDIRI システム により,流動中の気泡と流路壁面を同時に観察できることが示されている。また,マイクロフルイディ クス内の気泡や細胞の分布を,WSI により自動撮影できることが示されている。これらは,マイクロフ ルイディクスの分野で有用であり,実用的に価値が高い成果である。3つ目の実験では,DIRI を TIRFM に付加し,マイクロフルイディクスの底面の粒子と流路壁面を同時に観察している。開発されたシステ ムでは,ごみからの散乱光が目立たなくなり,ハローが少ない自然な色の暗視野画像を得られることが 示されている。これらは,TIRFM の機能を拡張するものであり,重要な成果である。 第4章は,結論である。 以上要するに,本論文は,DIRI を付加することで顕微鏡の機能を拡張し,利便性を高めたものであ り,医工学および生体イメージングの発展に寄与するところが少なくない。 よって,本論文は博士(医工学)の学位論文として合格と認める。

参照

関連したドキュメント

状態を指しているが、本来の意味を知り、それを重ね合わせる事に依って痛さの質が具体的に実感として理解できるのである。また、他動詞との使い方の区別を一応明確にした上で、その意味「悪事や欠点などを

日①口邑閏己野君房具寓閏﹄の言巴坤○日①画ロ呉の

 (4)以上の如き現状に鑑み,これらの関係 を明らかにする目的を以て,私は雌雄において

の観察が可能である(図2A~J).さらに,従来型の白

その次の段階は、研磨した面を下向きにして顕微鏡 観察用スライドグラスに同種のエポキシ樹脂で付着 させ、さらにこれを

を塗っている。大粒の顔料の成分を SEM-EDS で調 査した結果、水銀 (Hg) と硫黄 (S) を検出したこと からみて水銀朱 (HgS)

攻撃者は安定して攻撃を成功させるためにメモリ空間 の固定領域に配置された ROPgadget コードを用いようとす る.2.4 節で示した ASLR が機能している場合は困難とな

QRコード読込画面 が表示されたら、表 示された画面を選択 してウインドウをアク ティブな状態にした 上で、QRコードリー