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保育実習における学生の意識変化の考察実習評価と自己評価を対照として

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Academic year: 2021

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(1)

保 育 実 習 にお け る学 生 の意識変化 の考察

実 習 評価 と自己評価 を対 照 と して

A Study on the Changes ofConsciousnё ss byPractice Nursery School Teacher

Through Evalution from Students and Nursery School Teacher

Hisako HIROSE

真 知 子

Machiko CHIKATSU

(2)

初めに つ くば国際短期大学保育科 に学ぶ学生は

,保

育士の資格 を得 るために保育実習

I,

,Ⅲ

を履修 しなければならない。保育実習Iは

, 1年

次 に保育所で行 う実習 と

,保

育所以外の 様 々な種別の児童福祉施設

,あ

るいは社会福祉施設で

2年

次 に行 う実習であ り必修科 目と なっている。保育実習 Ⅱは

2年

次 に保育所で行 う実習であ り選択科 目である。保育実習Ⅲ は

,保

育実習Iの施設実習で実施 した 施設 とは異なった種別での実習 を行わなければなら ない。保育実習 Ⅱと並 び選択科 目となっているが

,保

育実習Ⅲを履修する学生は

,毎

年全 体の1∼

2%と

い う少なさである。このような履修状況の中で

,実

習を通 して学生の保育士 としての学びが どのような成果 をあげているか

,学

生の意識変化か ら考察する。 ここでは, 保育実習Iの施設実習の分野 と保育実習 Ⅱの保育所実習の分野での

,実

習現場における実 習評価 と

,学

生 自身による自己評価 を対比することで論 を進めたい。 実習の方法 と評価 について

1

保育実習

I(施

設実習

)に

ついて 保育実習 を控 え事前指導 に当た り

,次

のような項 目を指導する。

(1)実

習の意義・目的・内容 を理解 させる。

(2)実

習の方法 を理解 させる。

(3)実

習の心構 えについて理解 させる。

(4)実

習課題 を明確 にさせ る。

(5)実

習記録の意義・方法 を理解 させる。

(6)保

育計画

,指

導計画 を理解 させる。

(7)実

習施設 を理解 させ る。

(8)実

習に関する事務手続 きについて理解 させる。 以上の内容 を

,実

習終了後の事後指導 を加えるが

,半

期15コマの保育実習指導の授業で 学び

,学

生はそれぞれの実習施設に向う。施設実習に対 し

,授

業で机上の学びは得た もの の

,施

設 とい う未知の世界に不安 と′さ細 さが先 にたつた心境で現場 に臨んでいるのが実情 である。 実習 に入 り成果 をあげるために

,施

設実習の目的を学生に持たせる。

(1)施

設の現状 について認識 を深める。

(2)施

設の対象児童 (者

)に

ついて理解する。

(3)対

象児童 (者

)に

対する施設の役割 を把握する。

(4)保

育士の職務 と児童 (者

)へ

のかかわ り方 を学ぶ。

(3)

この ような目的 を踏 まえ

,観

察実習

,参

加実習

,指

導 (部分

,一

)実

習 を実施 し

,目

的 を達成で きる ように努力 しなければな らない。

2.保

育実習 Ⅱにつ いて 保育実習 Ⅱ (保育所 実習

)は

参加 ・指導実習 であ り保育実習

I(保

育所実習

)で

体験 を 通 して学 んだ保育士 の職務 内容

,保

育所 の機 能

,子

どもの生活へ の理解 とかかわ り方 な ど を基本 として保育 について さらに深 く学ぶ こ とが 目的であ る。保育内容の学 び

,保

育技術 の習得 な ど体験 を通 して保育の本 質へ の理解 を深め るため に

,以

下 の項 目の もとに実習 に 臨 むので あ る。 実習項 目

(1)保

育士 の職務 の理解 と保育技術 の習得

(2)子

どもの個 人差 についての理解 と対応方法

(3)指

導計 画 の立案 と実践

(4)子

どもの家族 との コ ミュニュケーシ ョンの方法

(5)地

域 社会 に対す る理解 と連携 の方法

(6)子

どもの最善の利益へ の配慮

(7)保

育士 と しての職業倫理 の理解

(8)保

育士 に求 め られ る資 質・能力 ・技術 の理解 と自己課題 以上

(1)か

(8)項

目の うち

(4)(5)は

12日の実習期 間で は理解す る ことは難 しい。

(7)(8)に

関 しては実習後 の指導 におい て実習 を振 り返 り

,保

育 の専 門家 とな るべ く今後 の課題 と して さらなる目標へ とつ なが るわけである。

2

評価 の方法 につ いて

(1)保

育実習I 10日間の実習 を通 しての評価 が実習施設 か ら送 られ て くる。評価項 目は養成校側 が作成 し

,基

本 的 に実習指 導担 当職員 に よ り評価 が下 りる。評価 は

,次

A

・ ・・ 優 れてい る

B

・・・ やや良い

C

・・・ 普通

D

・・・ 劣 ってい る

4段

階 になる。実習終了後 に問 もな く送 られて く る評価表 に よつて

,養

成校側 は実習での学生の様子 を測 り

,学

生が実習 を通 して各項 目 において何 を学 び得 たか を把握す る。 この評価 によつて

,養

成校 での学習過程が実習で 効 果 的 に機 能 で きたか を確 認 し

,保

育士候補者 と しての学生 の力量が その意欲 を更 に向 上 させ

,今

後 の学習課題 を示 して くれ る もの となる。 ―-15-―

(4)

(2)保育実習 Ⅱ 保育士 としての専門家になるべ く現時点の充足度 として

,下

(1)か

(9)項

目に ついて

A:よ

B:普

C:努

力 を要する

D:問

題が多い の

4段

階評価である。 評価項 目

(1)実

習態度 (服装や身な り

,言

葉遣いは良かつたか)

(2)実

習への取 り組み (創意工夫 をし

,意

欲的に取 り組んでいたか)

(3)子

どもへの理解 (一人一人の子 どもの言葉や行動 に関心 を示 し

,理

解 を 深め ようとしたか)

(4)子

どもとのかかわ り(子どもの中に積極的に入 り

,子

どもに対 し指導・ 援助 をしたか)

(5)指

導者 とのかかわ り (指導の先生の助言・指導 をよく聴 き

,そ

れを守 り よく努めたか)

(6)実

習 日誌の記録 (一生懸命記録 し

,よ

りよい記録 をするための努力がみ られたか)

(7)指

導実習 (指導実習への取 り組みは

,意

欲的であつたか)

(8)指

導実習 (指導計画 〈指導案 〉の立案・作成は実習生 として適切であつ たか)

(9)指

導実習 (呼びかけ 〈導入 〉や指導方法は適切であつたか) 以上の評価項 目について実習後に実習生の自己評価 をおこない

,施

設 (保育所

)側

の評 価 と比較 し学生の実習への取 り組 について検討 した。

3

施設側 と学生側の評価結果 と考察 (1)施設実習 今年度の実習において我々は

,実

習終了後す ぐに自己評価 を実施 した。実習記憶が新鮮 なうちに

,実

習での活動 を自ら評価する事で

,実

習全般 を振 り返る良い機会 とな り得る。 実習施設に求める評価内容項 目と同様の評価 を

,自

己評価 として学生に実施 した。そ し て実習施設か ら示 された評価 との比較 を試みた。比較は各評価項 目ごとに図 1∼ 図5で 表 した。 図

1:服

務態度 評価

A段

階のみ自己評価が施設側を

%が

高い。服務規程の評価内容項 目の ①出勤, 遅刻

,早

退等の状況 においては施設側 も学生 も共に

,4段

階で

A評

価をつけている。 以下

BCDの

評価の

%値

は自己評価より施設側の評価の方が高い。評価内容項目 ②施

設の規則

,指

導者の指示

,指

導を受ける態度

評価内容項目

③勤務意欲と言動

;礼

,

(5)

服装

,責

,報

告等 の態度 に お いて学生の姿勢 の未熟 さが窺 い知れ る。

Dの

評価 も頂 いて し まった ことは

,保

育士 を目指 す 者 に とつて

,基

本 的事項 の最低 の常識が

,ま

だ備 わ つていない 事 を表 している。 図

2:施

設 との関係

BAの

順 で 自己評価 が高 く,

CDで

は 施 設側 の評価 が大分 高 くな ってい る。

BDの

評価 は 自己評価 と施設側評価 に大 きな 開 きは見 えない ものの

,ACで

,大

きな差があ る。評価 内容

項目は

①実習施設の機能と沿

革等の理解

②施設の人的構

3:児

童 との関係 実習 に行 く前 に学生 が最 も不 安 に思 い

,自

信 を持 て ない こ と が

,居

住 型児童福 祉 施設 での生 活 と子 どもとのかかわ り方であ る。特 に学生 と年齢が近い児童 や

,男

子 生徒へ の対 応 の方法 に 不 安 を持 った まま実習 に入 る。 しか し

,実

習 を通 しての 自己評 図

2

施設 との関係 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 爾

,設

,生

活環境の理解 ③指導者・職員 との協力状況 である。いずれの項 目で も 自己評価で学生 自身が

B

段階に高い

%値

を上げている。施設の現状 について理解する とい う実習 目的の観点か ら言えば

,自

己評価

,施

設側評価の双方 とも

B段

階に高い

%値

が見えるのは

,や

や良い として学生の姿勢 も理解 されていると思われる。 図

3

児童 との関係 6眺 5儡 40X 翻 2餅 1鮨 喘 1 11彗ヨ露塁 │ 饉 価 を見 る と

,A段

B段

階 に高 い

%値

が来 てい る。施設側評価 では

B段

階が最 も高 く次

にC段 階が続く。これは評価内容項目の

①入所児童に対する理解

②児童との接触状

1

服務態度 70% 00% 50% 40% 30■ 20■ 10% 0% 1 11章窮

(6)

-17-況 ③児童への愛情

,公

正さ に対 して保育士 としての学びを自覚 してお り

,努

力 しよ うとしているのが

,実

習指導担当者にも伝わっていると思われる。それでも

D評

価が, 他の評価項目の中でも最 も多いのは

,施

設実習での児童 との関係の持ち方の難 しさを示 す ものであろう。 図

4:指

導 と技術 自己評価 で は

B段

階が最 も高 い

%値

で あ り

,施

設倶1評価 で は

C段

階が最 も高 い

%値

となって い る。 評価内容項 目は ① 日常生活 の指導状況 ②指導に当たる態 度と技術 ③幼児保育又は余暇 活動への取 り組み である。実 習生にとつてこの指導 と技術の分野は

,児

童 との関係 と並 び特 に努力 を要する部分であ る。施設児童の 日常生活面 における全般的な処遇 を学ぶ事 になる。生活場面に実習生が 入 り込んでい くわけだか ら

,保

育士の援助 を通 して

,個

別性 に配慮 した養護のあ り方 を 学 び習得する。実際には

,学

生は躊躇 し積極性 をだせず戸惑 う部分が多い ようである。 施設側評価 は

Cが

最 も高い

%値

になっている。 図

5:研

究 と記録 自己評価では

B段

階の

%値

が 高 く

,AC段

階はほぼ並 んでい る。施設側の評価は

C段

階が高 く続いて

B段

階 となる。評価内 容項 目は ①研究への取組みや 工夫 ②観察の努力 と成果 ③ 記録 へ の熱 意 と内容 で あ る。 日々の実習の中で毎 日

,目

標 を 立て

,実

習の流れを克明に記録する事が

,実

習の学びをより確実なもの とする。指導案 の作成の仕方

,日

誌の書 き方等は実習 に入る前の大切 な指導事項である。記録の方法, 整理の仕方など

,模

擬的に実際に書かせた りするが

,例

,こ

の項 目は

,学

生にとつて 不得手の分野 となっている。居住型児童福祉施設等の生活に参加 し

,子

どもへの理解 を 図

4

技術 と指導

5

研 究 と記録 1 1ロロロロ 饉

(7)

深 め る とともに

,居

住型児童福祉施設等の機能 とそ こでの保育士 の職務 について学 ばせ る。 施 設側 か らは

,毎

年養成校 での指導 の充実 を求め られているのが現状 であ る。 (2)保育所 実習 図

1.実

習態度 で は

,施

設側 と学生側 にあ ま り差 はみ られなか った。

A評

価 において は施設倶Iの方が学生側 を上 回 つていた。「実習 を させ ていただ く」 とい う謙虚 な姿勢 で臨 んでいた結果である と考 える。

C評

価 については,「 言葉使 いな どか ら実習 に対 しての心 構 えが甘 い」 との指摘 が あ った こ とは

2年

生 と して残念であ った。 図

2.実

習へ の取 り組 みで は

,A評

価 が学生側

50%に

対 して施設側 で は

32%で

あ る。 実習 の意義 ・ 目的 を再確認 し

,自

らの課題 をもって実習 に臨んでいるか を問われること である と考 える。 また

,保

育実習 Ⅱは保 育実習 Iよ りさらに充実 した内容 であ るこ とを 施設傾1が 要求 してい る結果 か と考 える。 図

3.子

どもの理解 に関 して も

A評

価 が学生側で は

66%で

あ るの に対 し

,施

設側 で は

36%で

あ る。保育実習

I(保

育所 基本実習

)で

,乳

幼児 の発達 を遊 びや生活 の 中か ら 理解す ることであ つたが

,保

育実習 Ⅱでは さらに個 人差 についての理解

,特

別 な配慮 を 要す る子 どもへ の理解 を深 め

,そ

の対応・援助 の方法 について学ぶ ことであ り

,施

設側 と しては多様 なニーズヘ の対応方法の習得 を期待 してい る結果であろ うと考 える。 図

4.子

どもとのかかわ りについて も

A評

価 が学生側

61%に

対 して施設側 で は27%と 差が あ る。積 極 的 に との コメ ン トをい ただ く実習生が い るが

,や

や もす る と子 どもと関 わ ってはい るが

,子

どもの要求の ままに動 いている とい うことはないだろうか。子 ども の発達過程 や個性 を理解 した上での言葉掛 け

,援

助 が求め られているのであろうと考 え る。 また

,表

情豊 か に接 す る ように との コメ ン トもあ り

,性

格 的 な ものかあ るい は実習 とい う緊張の中で

,本

来 の 自分 を発揮 で きないでい たのか問われ る ところであ る。 図5。 指導者 とのかか わ りにつ いては

,A評

価 が学生側

64%,施

設側55%と大幅 な差 はなか った。指導者 の助言 に対 し素直 に受 け止め

,実

践 していた と考 えて もよいのでは ないだ ろ うか。残念 なことに施設側での

C評

価 が

14%で

あ った。 コメ ン トの なか に “助 言 が改 善 され ない

"と

の指摘 があ り

,こ

の こ とは 日頃の学校生活 において も共通す る。 助言 に対 して受 け止 め

,改

善 しようとす る努 力がで きる ような指 導 を してい く必 要があ り

,ま

さに生活指導であ り実習 に送 り出すため にはここまでの指導 をせ ざるを得 ないの であろ う。 図

6.実

習 日誌 の記 録 は

A評

価 が施 設側 で

36%,学

生側 で

48%,C評

価 が施設側 で

16%,学

生側

11%で

あ り

,こ

の こ とは 日誌 の記録が充分で ない ことを表 している と言 え

(8)

-19-る。授業の中で文章作成など取 り入れなが ら日誌の書 き方 を学ばせている。 さらに目標 を設定 し具体的に記録することを

,日

誌例 を写 させる作業 を通 して学ばせているが

,こ

のような結果 をみることは残念である。

A評

価のコメン トに「気づ き

,発

,感

,反

,考

察など具体的に記録 されよい」「た くさんの発見や気づ きの中か ら自分だつたらど う対応するのか考える姿勢が好 ましい」 などをみると

,C評

価 に関 しては

,日

標設定 と それに対する気づ き

,反

省 などの記録がな く

,毎

日の 日課のみの羅列になって しまうの か と考える。 図

7.指

導実習への取 り組みが意欲的であつたが

,C評

価は施設側では

9%,学

生側 は7.5%で ある。意欲的 と評価 されない実習生が1割弱であ り項 目

2か

ら項 目6と 比較す るとよい結果である。1割の実習生の取 り組み方は

,子

どもの理解 に繋がることと考え る。 図

8.指

導計画 (指導案

)の

立案・作成 に関 しては

,C評

価が施設側

20%,学

生側

20%で

ある。

A評

価では

,施

設側力お

9%に

対 して学生側は22.5%と い う結果である。 こ の数字か ら指導案作成に対 して苦手意識 を持 っていると同時に

,実

習生が立案 に対 して 自信 を持てない とい うことであろう。 また発達過程の理解 と子 どもへのかかわ り方が充 分でない結果であると考 える。 図

9.指

導方法は適切であるかに関 しては

,施

設側では

A評

11%,学

生側20%と施 設側の評価は全項 目中一番低い。

C評

価 においても施設側

23%,学

生側20%と高い数値 である。指導実習における呼びかけ 。導入は実習生にとっては難 しいことであ り

, 5領

域 を深めることであると考 える。 図2 図 1 実 習態度 100% 80% 60% 40% 20% 0% 実習への取 り組み 100% 80% 60% 40% 20% 0%

:::饉

::壼

:::J]撃

翻 嗣 鯉 │:::

(9)

子どもへ の理解

A B C D

眺 眺 眺 幌 幌 幌 0 8 6 4 2 1圏

:曇

:菫

J電

図 4 図3 図6 図5 指導者とのかかわ り % % % % % % 0 0 0 0 0 0 0 8 6 4 2

A B C D

国施設側 ■学 生側 図8 図7 図9 指導者とのかかわ り % % % % % % 0 0 0 0 0 0 0 8 6 4 2 実習 日誌の記録 銚 眺 眺 酬 銚 銚 0 8 6 4 2 D ュ1饉■憔

L■

■■■●■ 団施設側圏 学 牛 個ロ 朧 朧 :li:│ 11,綴轟贔│ 指導実習への取 り組み % % % % % % 0 0 0 0 0 0 0 8 6 4 2 指導案の立案・作成 % % % % % % 0 0 0 0 0 0 0 8 6 4 2 導入や指導方法 % % % % % % 0 0 0 0 0 0 0 8 6 4 2 回施設側 ■ 螢 生 相」 :L__= :轟

11111 │::1鱈│:

A B C D

(10)

-21-以上

,保

育実習 Ⅱ終了後の施設側 と学生の評価である。評価は項 目により大 きな差があるもの とあ まり差がない ものがあることがわかる。

4

保育実習IⅡ 実習終了後の学生の意識変化について 実習に入る前は

,自

信 も無 く心細 さばか り先 にたって身体 さえ自由に動けないような状態だっ た学生が,10日間現場で生活 を共に しなが らの学びを体験で きた事で

,大

きな達成感 を味わつて いる。 まず

,実

習の成果や1又穫 よりもその 日程 をや り通せた事が

,彼

らにはどれ程か重要なので ある。それは自己評価の

,服

務規程・実習態度の

%値

,全

ての項 目の中で最 も高い点か らも分 かる。子 どもが大好 きで保育士 にな りたい という強い願望 を抱いているものの

,あ

まり学力に自 信が無 く

,自

尊感情 を持てず

,試

み ようとする事が発揮で きないようである。 しか し

,現

場の指 導員の配慮や丁寧 な指導 を受ける事で

,徐

々に何 をなすべ きかが分かつて くるようである。慣れ て来て

,そ

の生活圏での子 どもとの関係が生 じて くると今度は充実感 を覚えるようである。安易 に実習現場 を理解 したつ もりになって しまった学生の自己評価が

,施

設側評価 とのズレとなって いる。施設側 と学生側の差が大 きかつた項 目は

(2)実

習への取 り組み

(3)子

どもの理解 (4) 子 どもとのかかわ りである。 このことは子 どもへのかかわ り方や援助の方法など

,技

術のみで保 育が成 り立つわけではな く

,人

間性・自己への洞察力 をは ぐくんでい くものであることを語 つて いるもの と考える。 また指導実習に関 しては学生側の評価が大変低いパーセンテージである。実 習前 に指導実習に対 しての不安で

,質

問など多いことは確かである。“実習前に学んだことで役 に 立ったこと"“実習前 に学んでお きたかったこと

"の

アンケ‐ 卜を取つた結果

,指

導案作成や指導 技術 に関 してははどちらも多かった。指導実習は子 ども一人一人への理解 とその場 に応 じた対応 (指導技術)が要求 される。今回の実習 を通 して指導的立場 に立つことの難 しさと保育士 としての 責任 を感 じ取 ったことと思 う。 また

,保

育実習指導 とい う教科で現場での実習 を想定 して教室で学ぶ ことより実祭に実習現場 で習得する事の多 さに我々教員は実習の成果が大 きい事 を知る。今後は実習施設か らの評価やコ メン トに実習中の学生の様子 を測 り

,現

場実習 と授業教科のバ ランスをとりなが ら指導 してい き たい と思 う。 参考文献

1)全

国保育士養成協議会 :保 育実習指導の ミニマムスタンダー ド

2)森

上史郎・大豆生田啓友 :幼 稚園実習 保育所・施設実習

参照

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