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平成25年度教員研究活動報告書

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Academic year: 2021

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土井  修

教授(経済政策) 現在の研究テーマ  米国の自動車産業再編成と対外進出(1897-1933年)― ヨーロッパへの進出 を中心として ―  1897-1933年間の米国の自動車産業の生成期から寡占体制確立期(いわゆる 「ビッグ・スリー」=フォード、ジェネラル・モーターズ、クライスラー)ま での産業再編成過程を明らかにし、それと並行して展開された対外進出、特に ヨーロッパ(特にドイツ)への進出過程を分析し、それらの相互関連の検討を 通じて進出の背景を探る。同時に、その過程で見られた企業と金融機関との結 合関係を明らかにし、また、それら金融機関によって担われたヨーロッパ政 府・企業への金融(証券引受や短期融資)の実態を調査することによって、企 業と金融機関の活動との密接な関係を明らかにする。  今後、2~3年をかけてこの研究を続け、その後著書として刊行したい。 公表された著書・論文等 平成25年 6 月 「米国の自動車産業再編成と対外進出(1897-1933年)― ヨー ロッパへの進出を中心として ―(3)」(『研究論集』第83号、 敬愛大学経済学会). 平成25年12月 「米国の自動車産業再編成と対外進出(1897-1933年)― ヨー ロッパへの進出を中心として ―(4)」(『研究論集』第84号、 敬愛大学経済学会). —————————————————————————————————————

中山 幸夫

教授(教育学、教師教育) 現在の研究テーマ  大学における初年次教育の現状と課題  教師の力量形成過程から見た大学の教員養成課程のあり方

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〈次年度に行う予定の研究や将来展望〉  教職生涯を見通しながら、大学における質の高い教員養成のあり方について 多角的な視点から考察、検討する。 —————————————————————————————————————

鈴木 明男

特任教授(会計学、税務会計論) 現在の研究テーマ  利益と課税所得との関連について。特に、近年ではIFRSと課税所得との関 連を確定決算基準の妥当性に関係づけて検討する。  また両者の関連を研究するために、それぞれ、利益および課税所得の計算構 造と特徴とを研究する。 —————————————————————————————————————

牧野 俊重

教授(経済史) 現在の研究テーマ  欧米農業史の研究 ― 特に19,20世紀を中心として ― —————————————————————————————————————

小林 忠

教授(解析学) 現在の研究テーマ  指数型関数に関する諸結果を値分布論的手法を用いて整理、発展させること は可能か否か。この視点から指数型実整関数の値分布状況を詳細に考察、研究 する。また指数型関数が絡むある特殊な関数方程式を解くこと。 —————————————————————————————————————

野口 明宏

教授(企業法、会社法、有価証券法) 現在の研究テーマ  ・証券の流通性の変容

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 ・企業法の基礎理論の再検討 公表された著書・論文等 平成25年 6 月 「統一商事法典創設者の法思想」『敬愛大学研究論集』第83号, pp. 39-53. 平成25年12月 「統一商事法典がもたらしたもの」『敬愛大学研究論集』第84 号, pp. 87-100. —————————————————————————————————————

加茂川 益郎

教授(経済理論、資本主義発展論) 現在の研究テーマ  日本における国民国家と資本主義の発展  現代資本主義と国家  資本主義経済の理論の精緻化 —————————————————————————————————————

仁平 耕一

教授(産業連関分析) 現在の研究テーマ  日本は戦後目覚しい経済発展を遂げてきたが、1990年代にバブルが崩壊する と経済成長が著しく停滞する。その原因はさまざまであろうが、そのひとつが イノベーション創造力の欠如にあるといわれている。イノベーションを生み出 す力が経済発展に大きくかかわっていることはシュンペーターの「経済発展の 理論」で述べられているとおりであるが、日本はこのイノベーションを生み出 す力を失ってしまったのであろうか。以上のような問題意識からイノベーショ ンと経済発展の相互作用ともいうべきメカニズムを解明するのが現在の研究テ ーマである。 〈次年度に行う予定の研究や将来展望〉  次年度はイノベーションの確立にいたるテクノロジーギャップおよび文 化・社会環境の問題を考察し、イノベーションが社会や経済生活に及ぼす理

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論、実証的研究成果を「研究論集」などに報告する予定である。 学会報告 シンポジウム・司会 平成25年 敬愛大学シンポジウム「ICT社会の未来と千葉」敬愛大学地域総 合研究所主催、敬愛大学 —————————————————————————————————————

森谷 英樹

教授(産業経営) 現在の研究テーマ  大手私鉄企業の事業展開について 本業と兼業および企業グループの動向 —————————————————————————————————————

青木 英一

教授(経済地理学) 現在の研究テーマ  今年度は、中国・天津市における工業変化と外資企業の進出に関する研究を まとめ、報告を作成した。報告は総合地域研究所紀要に発表した。 〈次年度に行う予定の研究や将来展望〉  次年度は、千葉県の工業立地に関して、近年の変化を統計などの諸資料を中 心に考察する。 公表された著書・論文等 平成26年 3 月 「中国・天津市における工業生産の変化と外資企業の進出」『敬 愛大学総合地域研究』4 号 —————————————————————————————————————

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折原  裕

教授(経済思想史) 現在の研究テーマ  市場とモラルとの関連についての研究。 —————————————————————————————————————

飯野 由美子

教授(経済事情) 現在の研究テーマ  年末脱稿予定で、『現代ドイツ経済』(ミネルヴァ書房より出版予定)の第3 章金融の準備をしている。ここでは、統計グラフを多用してここ10年のドイツ 金融の概観を見せながら、以下の点に答えを打ち出したい。 1.2008年世界金融危機のドイツの銀行システムにもたらしたインパクト、 2008年世界金融危機でドイツの(ヨーロッパの)大銀行やランデスバンク、 地銀が大きな損失を被った構造は1980年代に淵源する。 2. マネーフローでは、自己金融化がさらに進んでおり、金融の役割・ビジネ ス基盤がさらに住宅金融(リテール)や新たな投資銀行業務に二極化して いる。 3. 世界金融危機を受けてヨーロッパでは「リーカネン報告」が出され、リテ ール業務と投資銀行業務の分離が打ち出されているが、これは米ボルカー ルール、英リングフェンス規制と軌を一にする世界的傾向であること、ま た、これが、2で論じたリテールと投資銀行業務への二極化を反映したも のであることを明らかにする。 4. リテール業務については、欧州金融統合・通貨統合の後、家計の資産形成 がインターネットバンキングの普及によってどれだけ新たな競争をもたら したか、その際、IT技術革新の役割をどの程度評価するか。 5. 産業金融では、大企業の自己金融化に対し、従来から抱えていたヴェンチ ャー・ビジネス資金調達(新しいロボット技術、3Dプリンタのような新 しい産業のあり方を決定するような技術に金融はどう関わっていくのか) の隘路をクラウドファンディングでどの程度突破できるか見定めることに より、金融の新しいあり方の議論が出来ればと思っている。

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6. ギリシャ問題への対応、銀行同盟は、ユーロ圏の財政統合への流れと考え て良いか。 —————————————————————————————————————

小山 幸伸

教授(日本経済史) 現在の研究テーマ  1.中等教育における歴史教育方法と教材研究    教職課程を履修する学生に対して、どのように歴史教材を取り扱うべきか を教授するために、中学校・高等学校での歴史教材と学界動向とのギャップ を埋める研究を行う。併せて、歴史分野の指導法についても考察する予定で ある。  2.国立銀行の研究    本年度も継続して、日本各地に設立された国立銀行に関する資料調査を実 施していく。 学会報告 平成25年 4 月 シンポジウム「日蘭関係をよみとく」(東京大学、福武ホール) コメンテーター —————————————————————————————————————

藤井 輝男

教授(感覚知覚心理学) 現在の研究テーマ 1.遮蔽錯視における条件分析 2.知覚対象物の重なり知覚、前後知覚に関する条件分析 3.知覚的体制化における諸問題 公表された著書・論文等 平成25年2月「スタンダード感覚知覚心理学」サイエンス社、綾部・熊田編

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学会報告 平成25年6月「現代の大学生が教員に望んでいることは何か ― 学生の受講態 度に関する研究 ―」大学教育学会、第35回大会発表要旨録、 p.292-293(東北大学) 平成25年12月「群化によって数の判断は変化する」日本基礎心理学会、第32 回大会発表予稿集、p.68(金沢大学) —————————————————————————————————————

和田 良子

教授(実験経済学) 現在の研究テーマ  現在は実験経済学という手法を用いて,1 .時間選好率の測定に関する研究 2 .不確実性下における意思決定の研究を行っている.   1 については,第一に時間選好率についての実験経済学の通常の手法で表明 された時間選好率がバイアスを含んでいることについての研究を完成させるべ く努力を続けている.さらに,平成23年度から 3 年間にわたり谷津干潟におい てフィールド実験を行い,時間選好率と環境評価の関係を測定してきた.   2 については,平成25年度にかんぽ財団から助成金を受けて,不確実性下に おいてのリスク選択を他人のためにできるかどうかという,保険契約の根幹を なす意思決定を検証した.もう一つは,幸福感がリスク選択および客観的情報 が少ない場合の主観的確率分布の形成についての計測である.これらは自身の 研究の集大成となりうる,過去の研究との関連の深い研究である.  また,教育用の実験方法を模索し続けており,本郷高校の教諭と共同での教 育用の実験をノートにまとめている. 公表された著書・論文等 平成25年 6 月 「環境改善へのWTPおよび環境の時間選好率を測定する新しい 手法 ― 谷津干潟におけるフィールド実験の中間報告 ―」『敬 愛大学研究論集』第83号, pp. 57-71. 平成25年 6 月 「本郷高校における格差と平等についての実験の分析」『敬愛大 学研究論集』第83号, pp. 73-85. 平成25年12月 「ポートフォリオ選択において1 / hルールは採択されるか?」

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『敬愛大学研究論集』第84号, pp. 101-132. 学会報告 平成25年12月 「人々は他人のためにリスクを取ることができるか? ― 保険 選択行動への示唆 ―」第17回 実験経済学コンファレンス  文部科学省特定領域研究「実験社会科学 ― 実験が切り開く 21世紀の社会科学 ―」 高知工科大学 平成26年 3 月 「環境評価と個人特性による環境政策の在り方」慶應義塾大 学・吉野直行先生退官記念『現代経済政策の新展開(仮)』 出版準備第一回研究会 —————————————————————————————————————

森島 隆晴

教授(応用経済学) 現在の研究テーマ  企業の人的資源管理の手段としてゲーミフィケーションが利用されているよ うになっており、その状況の調査とその応用として大学生の学習意欲向上への 適用を試み、研究報告した。また、モチベーションアップや購買行動につなが る経営学、心理学、社会学などより広い観点も含めた文献調査を行った。また、 金珍淑先生との共同研究である「韓国における電子商取引の成長と企業の流通 戦略」のために電子商取引に関する文献調査と取りまとめを行った。次年度も 引き続き、モチベーションアップや購買行動につながる経営学、心理学などの 観点から文献調査・分析を行っていく予定である。 公表された著書・論文等 平成26年 3 月 金珍淑・森島隆晴「韓国における電子商取引の成長と企業の 流通戦略」『敬愛大学総合地域研究所紀要第4号』 学会報告 平成25年 9 月「ゲーミフィケーションを用いた学内交流活動活性化による学 生のモチベーションアップ」私学情報教育協会、私情協教育 改革ICT戦略大会、市ヶ谷私学会館

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星  真実

教授(社会政策) 現在の研究テーマ   「現代の貧困と社会政策・社会保障」― 不安定就業層を中心に絶対的貧困の みならず、相対的貧困について考察する。具体的には、隔年で千葉県内の「フ リーター」と「パートタイマー」へのアンケート・ヒアリング調査を行い、労 働・生活条件の維持・改善のために社会政策や社会保障で何ができるのか検討 を行う。ひいては「心の貧困」問題をどう解決していくかを究極目標としてい る。 〈次年度に行う予定の研究や将来展望〉  隔年で実施中の「パートタイマー」労働・生活実態調査の第 6 回調査を実施 予定である。過年度調査や、2013年度実施の第 6 回「フリーター」労働・生活 実態調査との比較を中心に、将来的には派遣労働やホームレスについても再度 調査研究していきたい。 —————————————————————————————————————

馬場 正弘

准教授(経済政策、日本経済論、産業政策、産業組織論) 現在の研究テーマ  昨年、一昨年に続き、日本の企業行動と産業組織およびマクロ経済のパフォ ーマンスに関する経済分析として、設備投資と研究開発投資を含む日本企業・ 産業における技術革新活動のマネジメントとその決定要因に注目し、実証分析 を行っている。平成25年度にはその成果の一部として別途記載の論文を公表し た。また、所得不平等の経済政策分析として、経済格差と所得不平等の決定要 因としての政治体制及び選挙制度に関して、クロスカントリー分析及び米国に おけるクロスセクション分析を検討している。その一部として、前年度報告書 に記載した翻訳・出版が最終段階に入っている他、国・地域間の経済成長率格 差およびその収斂における所得分配格差との間の相互決定関係について、新た な実証分析を試みている。この他、人口減少経済における技術革新活動と産業 構造の変化およびそこにおける企業行動について、人口減少、技術革新への人

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的投資、および技術分野における多角化の間の相互関係の分析を行っており、 成果の最初のまとめとして論文集の出版が最終段階にある。 〈次年度に行う予定の研究や将来展望〉  上記の研究テーマについて、引き続き「日本経済政策学会」「経済政策研究会」 (主宰・松本保美早稲田大学大学院教授)を主要な活動の場として成果報告・ 公表などを行う。また、企業の技術革新と市場および産業構造に関する計量経 済分析として、情報通信産業あるいはサービス業を中心とした公益事業におけ る設備投資と研究開発投資のメカニズムに関する分析を行い、「公益事業学会」 などにおいて成果の公表を行うことを目指す。 公表された著書・論文等 平成25年12月「研究開発支出と組織内スラックおよびそのガバナンスに関す る考察 ― パネルデータ分析 ―」『敬愛大学研究論集』第84号、 pp. 3-24。 —————————————————————————————————————

矢澤 秀昭

准教授(中国語音韻学) 現在の研究テーマ  「敬天愛民」について  「多音学」について —————————————————————————————————————

高木 朋代

准教授(人的資源管理) 現在の研究テーマ  高年齢者・障害者の生活実態、および持続的雇用・就業の可能性について調 査・分析を行うとともに、高齢・障害者差別の起源ならびに社会的位相につい て研究している。これらを通じて、多様な人々を包摂する社会環境づくりを追 究することが、現在の研究テーマである。

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〈次年度に行う予定の研究や将来展望〉  昨年度に引き続き、差別意識の起源や公正概念に関する理論背景を再考する とともに、人々が持つ内的な包摂・排除の意識と、建造物や制度に見られる外 的・物理的な包摂・排除の状況を捉え、理論と実証の両面から当該課題の検討 を試みる。今後数年をかけて研究を続け、最終的には具体的な政策提言へと結 びつけることを目指す。 公表された著書・論文等 平成25年 4 月「高年齢者雇用安定法の改正と逆理的帰結:暗黙の選抜と揺れ る雇用保障」『ジュリスト』5 月号 No.1454,pp.43-48. 平成26年 1 月「65歳雇用義務化の重み」『日本労働研究雑誌』No.643 特別号, pp.21-30. 学会報告 平成25年 6 月 日本労使関係研究協会 労働政策研究会議(於 慶応義塾大学) 報告課題「65歳雇用義務化の重み ― 隠された選抜、揺れる雇 用保障」 ※メインテーマセッション「高齢社会の労働問題」 報告およびパネリスト 平成25年 7 月 日本労務学会(於 大阪国際大学) ※「障害者・高年齢者雇用セッション」コメンテーター 平成25年10月 埼玉生産性本部 労使時局研究会(於 さいたま共済会館)   講演課題「65歳雇用延長制度導入の課題」 平成26年 1 月 漁業者高齢化研究会(於 東洋海洋大学)          報告課題「高齢従業員の就業意欲と就業実現」※科研費研究 会 —————————————————————————————————————

金子 林太郎

准教授(財政学、地方財政論、環境経済・政策論) 現在の研究テーマ  現在の研究は、(1)廃棄物問題、廃棄物政策、(2)地方自治体の財政分析、 (3)自治体の政策評価にわたっている。

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 25年度は、(1)に関して、産廃税の効率性に注目した税率設定に関する共同 研究の結果をまとめ、紀要に投稿した。また、千葉県におけるごみ問題の現状 を整理した講演を行い、論文も執筆した。さらに、千葉市の審議会委員就任を きっかけに、ごみ有料化の効果や諸問題についても研究を始めた。(2)につい ては、鎌倉市の将来ビジョン研究にアドバイザーとして参画し、税収や財政支 出の推計を行った。(3)については、幾つかの自治体の首長のマニフェスト達 成状況の評価を行った。評価方法の再検討については、今後の継続課題とした い。  26年度以降も、上記の 3 つのテーマを軸に研究を継続・深化させていく予定 である。 公表された著書・論文等 平成26年 3 月「千葉県のごみ排出・処理状況とごみ問題」『敬愛大学総合地域 研究』(敬愛大学総合地域研究所紀要)、第4号 平成26年 3 月「産業廃棄物税の税率設定についての経済実験の文脈依存性の 検証 ― 野菜の生産者による価格付けの文脈との比較」『敬愛 大学総合地域研究』(敬愛大学総合地域研究所紀要)、第4号 (和田良子、平瀬和基と共著) 学会報告 平成25年 5 月 「千葉県におけるごみ問題の現状と課題」(講演)、千葉市清掃 協議会平成25年度総会、オークラ千葉ホテル 平成25年 9 月 「廃棄物政策・管理(1)」座長、環境経済・政策学会2013年大会、 神戸大学 —————————————————————————————————————

岸本 太一

准教授(中小企業論、国際経営論) 現在の研究テーマ  主に下記の5つのテーマの研究を行っている。  (1)日系中小企業の空洞化適応パターン  (2)日系中小企業の海外展開

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 (3)日系中堅・中小企業の長期的な規模変化に影響を与える要因と論理  (4)日系大企業の中国展開 ~ビジネスモデルの視点から~  (5)物流と開発・生産機能の分散と統合 ~グローバル化とローカル化の   間で~ 〈今年度の研究活動の概要〉  (1)については共著書『中小企業の空洞化適応』を執筆し、平成26年 2 月に 同友館より出版した。  (2)については、8 月にベトナムとタイの現地拠点を10社程度訪問した。そ して、その後、調査で得た情報を基に分析を行い、1 ヶ月に 1 度のペースで計 6回共同研究者と研究会を開く形で、研究を深めていった。  (3)については、最終成果物となる共著書『中小国内拠点の存続と拡大 ~ 海外展開の影響、内需創造の帰結~(仮)』の執筆を開始した。現在までに、 既に数章分の第1稿の執筆を終えた。また、追加調査として、中小企業の国内 拠点を3社訪問し、情報を収集した。  (4)については、共著書『日本型ビジネスモデルの中国展開』を執筆し、平 成25年10月に有斐閣より出版した。  (5)については、日本国内(東北、九州、中部)のトヨタ関連の工場および 物流拠点の調査を行った。 〈次年度に行う予定の研究や将来展望〉  (1)と(4)に関しては、研究の最終成果である著書を出版したので、今年度 で終了となる。(2)と(5)については、引き続き海外調査および調査結果の分 析を進める。(3)については、予備的な調査を行うとともに、その最終成果を 共著書(平成27年春あたりに出版予定)の形にまとめる作業を進める予定であ る。 公表された著書・論文等 平成25年 6 月 岸本太一「中小企業の空洞化適応パターン ~隠れた主流の 存在可能性~」,Transactions of the Academic Association for Organizational Science,組織学会,2013,Vol.2,No.1, pp.94-99. 査読付き

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~」,伊丹敬之編著『日本型ビジネスモデルの中国展開』,有 斐閣,pp.163-198. 平成25年10月 岸本太一「第11章 モデルの背後に流れる原理 ~人の成長と 深い蓄積を活かす~」,伊丹敬之編著『日本型ビジネスモデ ルの中国展開』,有斐閣,pp.333-363. 平成26年 2 月 岸本太一「序章 日本の成功事例、現場からのモデル構築」 岸本太一・粂野博行編著『中小企業の空洞化適応 ~日本の 現場から導き出されたモデル~』,同友館,pp.1-35. 平成26年 2 月 岸本太一「第1章 事業転換の基礎パターン ~既存事業の 日常的なアレンジ~」岸本太一・粂野博行編著『中小企業の 空洞化適応 ~日本の現場から導き出されたモデル~』,同 友館,pp.38-72. 平成26年 2 月 岸本太一「第2章 顧客を惹き付けるコアサービス ~新製 品普及の支援~」岸本太一・粂野博行編著『中小企業の空洞 化適応 ~日本の現場から導き出されたモデル~』,同友館, pp.73-98. 平成26年 2 月 岸本太一・額田春華「第4章 新しい取引関係の構築 ~地 道で多様な顧客との接触~」岸本太一・粂野博行編著『中小 企業の空洞化適応 ~日本の現場から導き出されたモデル ~』,同友館,pp.125-153. 平成26年 2 月 岸本太一「第8章 地域からの支援 ~域外顧客との接触へ の後押し~」岸本太一・粂野博行編著『中小企業の空洞化適 応 ~日本の現場から導き出されたモデル~』,同友館, pp.215-242. 平成26年 2 月 岸本太一「終章 導き出されたモデル、未来への可能性」岸 本太一・粂野博行編著『中小企業の空洞化適応 ~日本の現 場から導き出されたモデル~』,同友館,pp.244-310. 学会報告 平成25年 6 月『中小企業の空洞化適応パターン ~隠れた主流の存在可能性 ~』,組織学会研究発表大会,専修大学 —————————————————————————————————————

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添田 利光

専任講師(銀行論・金融論) 現在の研究テーマ  銀行のディスクロージャーについて研究している。特に、非財務情報のディ スクロージャーと統合財務報告書の取り扱い動向に注目している。これらを通 じ、銀行のCSR(経営)を検討したい。 —————————————————————————————————————

金  珍淑

専任講師(マーケティング・流通) 現在の研究テーマ  自然発生的な商業集積が維持されるメカニズムを明らかにすることである。 個々の独立した商業者が自由に参入することによって形成された自然発生的な 商業集積は、形成当初の商業環境が変化するに連れて変化を迫られる。しかし、 強力なリーダーシップが存在しないため、管理型商業集積とは異なったメカニ ズムで環境変化に適応するための内部再編が進む。100年以上の歴史をもつソ ウル市の東大門市場を研究対象とし、幾度も繰り返される商業環境の大きな変 化に対応した同市場の内部再編において、変化のきっかけとなった要因および そのきっかけが全体の変化に結びついたプロセスを綿密に調査・分析する。 〈次年度に行う予定の研究や将来展望〉  次年度も引き続き、商業環境の変化に応じた商業集積の変容プロセスについ て見ていく。近年の電子商取引の成長が既存の商業集積に及ぼす影響について 研究を進める予定である。 公表された著書・論文等 平成25年 5 月「東大門市場の変容と維持 ― 在来市場から電子商取引まで ―」 『日本商業学会第63回全国大会報告論集』pp.222-231. 平成26年 3 月「韓国における電子商取引の成長と企業の流通戦略」『敬愛大 学総合地域研究所紀要』第4号,共著(金珍淑,森島隆晴).

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学会報告

平成25年 5 月「東大門市場の変容と維持 ― 在来市場から電子商取引まで ―」 日本商業学会第63回全国研究大会(於立命館大学).

平成25年 6 月「東大門市場の変容と維持 ― 電子商取引への取組み ―」日本 流通学会関東甲信越部会(於専修大学).

平成26年 3 月 “Supply Chain System of the Shopping District for Product Assortment,” International Conference of Asian Marketing Associations, Sogang University, Seoul.

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平屋 伸洋

専任講師(会計学) 現在の研究テーマ  現在まで,レピュテーションが経営者の裁量的会計行動に与える影響につい て理論的かつ実証的な分析をかさね,その成果を学会報告ならびに学会誌の投 稿論文というかたちで公表してきた。裁量的会計行動(以下,裁量行動とする) とは,会計測定と会計報告に対して経営者が裁量権を行使し,会計数値を意図 的に操作することである。一般に公正妥当と認められる企業会計の基準 (GAAP)の枠組みのなかで行われる合法的行動ではあるが,裁量行動によっ て利益情報の質,ひいては会計情報の質が歪められてしまうという懸念こそ, こうした研究の背景にある。  具体的には,経営者の裁量行動をより包括的に分析するために,これまで申 請者が対象としてきた会計的裁量行動に加え,実体的裁量行動の因果メカニズ ムを理論的かつ実証的に解明することを目的としている。この目的を達成する ために,裁量行動の理論的研究,包括的な文献レビュー,先行研究の調査とい った個別の検討課題を先に取り上げ,これらの課題をクリアすることによって 実証研究への足がかりを得てきた。今後の研究では,これまで得られた知見を 生かし,パネルデータ分析やDID法による分析を用いることで経験的検証を 進める予定である。また,特徴的な企業サンプルを対象とした実態調査も平行 して行う予定である。これらの課題をクリアすることによって,研究目的を達 成できると考えている。

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学会報告 平成25年 7 月 コメンテーター,樋口晴彦(警察大学校)「東海ゴム工業の 労働安全衛生法違反事件に関する事例分析」日本経営分析学 会第30回年次全国大会,立教大学 —————————————————————————————————————

芳賀 理彦

専任講師(文化翻訳論) 現在の研究テーマ  テーマ「現代日本文化のアメリカにおける受容」:  村上春樹やよしもとばなななどの現代日本文学や宮崎駿や押井守などのアニ メーションに代表されるような現代日本ポップカルチャーがアメリカでどのよ うに翻訳され受容されているかをポストコロニアリズムやジェンダー論の観点 から考察する。25年度はよしもとばななの著作の英語翻訳についての分析を通 じて日本人女性特有の言語や文化の翻訳可能性について考察した。次年度は宮 崎駿の映画を取り上げ、そこで表現される伝統的な日本の美学や自然観、従来 の枠組みでは捉えきれない新しい日本史観が、アメリカ人が日本文化のイメー ジを形作る際にどのような役割を果たし得るのかについて検証したい。 公表された著書・論文等 平成25年11月「アメリカにおけるよしもとばななの受容 ― 少女カルチャー の翻訳可能性 ―」『千葉大学比較文化研究』創刊号,pp. 89- 121. (査読あり) 学会報告 平成25年11月 藤田直哉「筒井康隆『超虚構理論』に対するフリードリヒ・ フォン・シラーの影響」日本比較文学会東京支部例会 於: 東京工業大学(司会)

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