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作業指示の作業者心理への影響とマン・マシーンモデルへの展開

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(1)

作業指示の作業者心理への影響と

マン・マシーンモデルへの展開

福田孝行

1.はじめに 工場で働〈作業者にとって快適な作業環境を作り出す ためには,騒音・照度・塵挨など物理的な面と,作業者 に対する仕事の与え方・仕事量など主として情報的な商 の両面の検討が必要である. 作業者レベルでの情報的側面は生産管理、ンステムのサ ブシステムとして取扱われており,通常ディスパッチン グ(差立)と呼ばれている. 従来この部分に対する扱いは,作業者を単なる機械と みなし,作業者の精神的状態や肉体的状態について考慮 していない.しかも作業者は機械でな〈人間であり,し たがって当然精神的・肉体的状態を無視することはでき ない.ここに生産システム内の人聞に対する情報面での 影響が重要な問題となってくる. このようなことから,工場における作業者に対する作 業指示(製造命令)の与え方と職務満足との関係につい て調査を行ない,両者の関係を数量化理論を用いて把握 した.さらにその結果を適応行動という概念のもとにオ ートマトンモデル型のマン・マシーンモデルを作成し, いかなる作業指示の仕方が望ましいか考察してみた.

2

.

認知(要因)・反応(特性値)モデル 作業者の職務満足を反応とし,図 l に示すように 3 種 類の状態の組合せで表わす. 特性値に影響する要因として,作業指示の仕方(指示 内容・仕事量)に加え,作業現場に密着した問題である 作業環境と作業者の個人属性も外部環境要因として含 め,図 2 のようなモデルを設定した. 各アイテムのカテゴリー内容および外的基準のグルー プ内容は表 l の通り設定した. 3. 調査内容 調査対象としては,調査目的を作業指示の仕方と職務 満足に焦点をあてたため,作業指示の仕方に明確な差異 のある甲乙 2 社の鋳造工場を選んだ. 表 2 に甲乙両社の生産システムの相異を示す. モデルの各アイテムと心理状態の把握はすべて作業者 へのアンケート調査により 160 名からデータを採集し た.

4

.

調査結果の解析 調査デ{タに対し,多変量解析の一手法である数量化

/イ向精神的健康状態 I (目標達成感)

|心理状態 S 巴→ 8,肉体的健康状態 I (作業後の体調)

(職務満足)

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3

感情的健康状態 I (仕事の満足)

図 3 種類の健康状態による心理状態の表示 くiæ.日> 要閃 水準 仕事量 1.2.31 スケジュ J レに 刈する考え方 作業指示内容1. 2. 11 業行動空間 環境空間 段境 職場の雰囲気1. 2.

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ふくだたかゆき大同特殊鋼紛労働部 図 2 認知(要因)・反応(特性値)モデル 1980 年 7 月号 © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

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表 1 アイテム・カテゴリー外的基準グループ表

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2 表 2 甲社と乙社の相異ポイント \\社 \\イー|甲 社|乙 社 項目\\

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|単純反復作業

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|動作レベルまで指示

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(拘チタイム 50-)

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(40) ひと口 コメント 働く人間性の研究には,作業 者の満足度などのアンケート調査の単純集計で安易 な結論を出すものが多い中で,本研究はまことにユ ニークである.まず満足度を精神,肉体,感情と多 次元的な離散状態で表し,これが,年令,出身地, 仕事量,作業指示の与え方などのどの要因に強く影 饗されるかを,数量化 E 類で分析する.そしてこれ ら離散状態を内部状態,要因の組合せを入力とする オートマタモデルとし,入力系列による状態の推移 を分析し,どの職場にはどの作業の与え方が適切か を見出す. 人間行動の解明は行動科学の悲願であり OR でも そこがネックとなって先へ進まない問題が多くなり つつある現在,本研究は多くの示唆を与える.この ような分析ですべて解決するとは思えないが,少な くとも真の解決への手がかりとなろう. (高橋磐郎) オベレーションズ・リサ{チ © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

(3)

表 3 が決定係数表(守重相関係数)

竺戸空_I~ 一性一\竺-jt­

目標達成感 10.38314(0.61898)10.39295(0.62686) 2 1 作業後の体調 10.29542(0.54352)10.46798(0.68409) 3 1 仕事の満足 10.41112(0.64119)10.39874(0.63146) 理論第 E 類を適用し,解析してみた.解析に際しアンケ ート用紙では,目標達成感,作業後の体調,仕事の満足 といった外的基準のグループ数が,①悪い,②普通,③良 いの 3 グル{フ。になっているが,解析に当っては,判別 を良くするために①と②を集約し,①悪いグループと, ③を②に読みかえ,②良いグル{プとした. 解析の結果,解析全体の信頼性を表わすが(決定係数) は表 3 のようになった. 認知と個人属性の各アイテムについて,アイテム・カ テゴリーの偏差値の絶対値が大きいもの(アイテム・カ テゴリーの外的基準〈反応〉に対する影響が大きいもの) と,アイテムの備相関係数の大きいもの(アイテムの信 頼性が高いもの)を選ぶと,甲社,乙社おのおの,表 4 のようになった.

5

.

解析結果に対する考察 表 4 において最も特徴的なことは,作業指示に関する 基本的な事項である作業指示内容の心理状態への影響 が,甲社,乙社でまったく逆であることである.その他 にも甲社と乙社では随所で異なる影響パターンが発見さ れる.このような違いは甲社と乙社の,表 2 のような基 本的生産形態の違いから発生すると考えられる. 甲社と乙社では,同じ目標達成感といっても,その内 容が相当異なると思われる.いわば,乙社のそれは,量 的な達成であり,製品を何個作ったとか,忙しく働いて いること自体を目標としており,そのため,仕事の満足 も仕事量が多い時に満足することになる.量的な目標と か満足に関連して,乙社では作業指示内容も細かく決め られているほうが,中途半端に考えなければならない作 業を行なうよりは望ましいと割り切って考えている. これに対し,甲社では目標とか満足は質的なものであ り,自分の技能を生かし,物をうまく作る楽しみという ものがあるようである.そのため甲社では,細かいとこ 表 5 行動様式 z と操作方法 y の対応、 Z 行動様式 Y 操作方法 1.適応行動:仇課題指向操作 ll. 部分適応行動 A Y2 防衛指向操作 A ill. 部分適応行動 B

1

仇防衛指向操作 B IV. 不適応行動|仇操作なし 1980 年 7 月号

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© 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

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Y 行動結果 (生産レベノレ) 業示 c 作指 J 機械 操作方法 y 図 3 マン・マシ{ン基本モデル ろまで指示されると達成感がなく,満足もしない.製品 レベルでまかされること(仕上り仕様だけが指示され, 作業手順,方法は作業者にまかされている)を望んで、い る.甲,乙両社は,まさに 2 極化の傾向にあり,人はそ れぞれ与えられた条件のもとで,目標を見出し,努力し, 満足すると考えられる.

6

.

マン・マシーン基本モデル オートマトンを利用して,作業者のモデルに機械のモ デルを加え,図 3 のようなマン・マシーン基本モデルを 考えた.先に考察した“作業指示の作業者心理への影 響"は,図 3 のモデルにおける C( 認知)→ S( 心理状態) のルール化である.このモデルでは心理状態の状態変数 S(らお , S8) と行動様式 z は図 4 のように対応すると仮 定する.行動様式と操作方法は表 5 のように対応するも のとする. 操作方法を入力とし,物理的生産を行なうマシーンに 操作方法官と生産レベル Y の対応

百操作方法

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仇課題指向操作

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仇操作なし

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表 B

4

5

4

(42) I1唖応行動 111部分適応行動 A ml部分適応行動 B wl不適応行制 図 4 状態変数Sと行動様式zの対応 (注) S1…精神的健康状態(目標達成感) 52・・・肉体的健康状態(作業後の体調) 58 ・..感情的健康状態(仕事の満足) ついて,その特性の違いから 2 種類のマシーンを設定 する.道具的マシーン川iltl と量産型マシーン(M

2

) であ る. 道具的マシーンの作業主体は作業者であり,製品の量 質ともに作業者の技能とか努力の程度によって,大きく 影響されるものである.甲社のマシ{ンは道具的マシ{ γと考える. 量産型マシーンは,作業主体がマシーンである.作業 者の果たす役割も,機械的な単純作業であり,製品の量 質ともにマシーンの能力によるところが大きい.乙社は これに該当する. マシーンの出力である製品からの情報として,生産レ ベルをとらえ,入力である操作方法との対応を表6のよ うに考える.

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.

モデルにおける解析結果適用ルール 変換ルール) (状態 具体的なモデル作成には,先に解析した種々の要因の, 状態変数Sへの影響ルールを適用する. モデルに動きを与えるため,解析結果である表 4の内 容を次のようにル{ル化する. 甲社における・と乙社における企は,心理状態に対す る影響が強いのでl 点とし, 0とムは評価を下げ 0.5点 とする. また心理状態に良い影響を与えるものは@とし,悪い 影響を与えるものはθとする. これにより各アイテム・カテゴリーによる影響は点数 表示できる. 51(目標達成感), S2(作業後の体調), 5s(仕事の満足)の 3 種類の健康状態のおのおのについて,状態変換ル{ル オベレーショシズ・リサ{チ © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

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11 撚 i主成感なし (2.2) (2 .2) (1.1)(1.2)げて\(1. 3)(2.3)(3.3) (3.1)(3.2)によ ι ノ\、へ」ノ(1. 1)(1.2) (3.2) 仕 ιli 量十旨示内容 (2.2) (2.1)(.3.1) 少ない動作レベル

+

1 以j 十 ü.G以上 十 0.5 以下 日以下 (甲社平均的作業者の 状態変換模型 I 目標達成感 Stl 図 8 表 4 の解析結果から具体的にモデルを動かしてみよう. イ γ プットは,作業指示に最も関係の深い,仕事量 (1.多い 2. 普通 3. 少ない)と,作業指示内容(1.動作 レベル 2. 順序レベル 3. 製品レベル)だけを取り上げ, その直積とする. たとえば(1. 2) は仕事量が 1 (多い)で,指示内容が 2 (順序レベル)を表わす. 仕事量と作業指示内容だけを取り上げたのはモデルの 単純化のためであるが,さらに他の要因を付け加え,モ デルを複雑にすることは,モデルの合成により当然可能 は次のように考える. ①(悪い状態)から②(良い状態)への移行はアイテム・ カテゴリーの組み合わせであるインプットが +0.5 以上 のときであり,②に留まるのは +1 以上のときである. つまり, +0.5で、は,良い状態に保つことはできないが, 一時的に①から②への変換ができるという,不安定なイ ンプットと考える.この不安定なインプットを設定する ことにより,モデルは単に機械的なものではなく,状態 を考慮に入れた順序行動をとる.なお,②から①への変 換は, 十 0.5 以下,①での現状維持は o 以下の時であ る(図 5 参照). 状態変換ルール 図 5 である. 適用例として甲社,乙社ともに平均的な作業者を取り 上げ,状態変換模型を作成する. く甲社の平均的作業〉 甲社の平均的作業者の個人属性が心理状態にどのよう に影響しているかを,先のルールによって表わしてみる と表 7 のようになる. 次に,インプットのスコアーと,それを個人属性のス コアーにより修正した,修正後のスコアーを表わすと表 解析結果の適用(状態変換模型の作成) 先のマン・マシーン基本モデルにこのノレールを適用し 個人属性のスコアー(甲社平均的作業者)

\\反応|目標達成感|作業後の体調仕事の満足

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表 7 8 のようになる. インプットのスコアー表 2 ( 3 少ない

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。 。 ( 1 1 ) 多い動作 ( 1 2 ) 順序 3 ) 製品 ( 2 1 ) 普通 ( 2 3 )

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3 ) 1980 年 7 月号 3 © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

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(l.l )(:Uì ← 'II:'Jも鼠少なし\指示内作動作レ-, J レ) (l. 2)(:l.三) 図 7 状態変換模型 II( 甲社平均的作業者)

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.3) (2 .3) (3.2)( 3.3) (注 1) I-IVは S( 心理状態)に対応する行動様式を示 す. (注 2) S=(5

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…目標達成感, 52 …作業後の体調, S3 ・..仕事の満足) S1=

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2) S8=(I

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1) 惑良良 S8=(2 , 2

,

2) (1.2) (1.3) (2.2) (2.3) (3.1) (3.2) (3.3) 状態変換ルールに,上の個人属性による修正後 のインプットのスコアーをあてはめ,各反応ごと に状態変換模型 1 (図 6 )を作成する. 作業後の体調 (S2) 仕事の満足 (S8) についても同 様に状態変換模型 I を作成し,これを合成し,各健 康状態 ShS2

,

S8 の直積である心理状態 S( ふ -S8) の状態変換模型 II( 図7}を作成する. く乙社の平均的作業者〉 乙社の平均的作業者について,同様に状態変換 模型を作成すると図 8 のようになる. 状態変換模型 II( 図 7 ,図 8 )の形をみると,甲 社,乙社の違いがよくわかる.初期状態を除いて は,絶対にその状態に移行しない状態(入ってく (1.1) (3.1)

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1

.1) 図 8 状態変換模型 II( 乙社平均的作業者)

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(44) © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず. オペレーションズ・リサ{チ

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時間 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 表 9 甲社・乙社の選移表 ~' ~'

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9

.

遷移表とアウトプ'"/卜変化図の考察 状態変換模型 E において,特定のインプット系列を時 系列的に入れたとき,モデルの変数がどのように動き, またどのような出力を出すか,遷移表(表 9) に表わし てみた. 遷移表から,作業者の心理状態 (S) からのアウトプッ トである行動様式 (Z) と,マシ{ンのアウトプットであ る生産レベル (Y) の,入力に対する時系列変化図を作成 すると,図 9 のようになる. 遷移表とアウトプットの変化図から,甲乙両社のパタ ーンの違いが明確に理解できる. 甲社に対して,乙社で行なわれているような作業指示 を行なうと,作業者は不適応行動に到る. 乙社に対して,甲社の作業指示をした場合も同様であ る. また乙社で、は,どのような作業指示を与えても,作業 者は適応行動に至らない.しかし量産型マシーンの特性 により,生産レベルは高水準をとりうる. このように,表 4 の解析結果により,個人属性を加味 した状態変換模型を作成し,遷移表,アウトプットの変 化図から,作業指示の仕方のシミュレーションが可能に なる. 1980 年 7 月号 生涯行動 水 i1 以式 Y

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1

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おわりに 今回の研究によって,会社ごとの特性の違い,また作 業者の個人属性による特性の違いが明確になり,その特 (45)

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© 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

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性に合わせた作業指示等の条件を与えなければならない ことがわかった. マン・マシーンモデルについては,今回の調査から得 られた,限られた情報(静的な情報)をもとに,動的な オートマトンモデルを作成するので,若干無理なところ もあり,主観的な判断が入っている.しかし,マン・マ シーンモデルがオートマトンで近似可能であるというこ とが理解された. 動的な情報を得ること,モデルの整合性の向上,モデ ルの合成による多元化が今後の課題である.人間の問題

物都市計画と交通物

という複雑な分野にも数量化による取組みが進んでいく であろうし,そうなることを期待したい. なおこの研究は早稲田大学システム科学研究所ビジネ ス教育課程の研究生時の研究であり,中根甚一郎先生を はじめ諸先生方に多くのご指導をいただし、たことに対 し,厚く感謝したい. 参ラ考文献 [ 1 J 松田正一著 システム理論序説 1971 [2J 林知己夫著数量化の方法 1974 新報社と同社出版局藤井真人民に謝意を表したい.

番多「創造性開発の数学毛デルと

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Gordon の Synectics など古くから論 議されてきた(穐山他;創造性研究ハンドブック,誠信 書房).最近,創造性開発の必要性が再燃しはじめた. -第28回 1 月 23 日(水) 学生卒業研究の発表 2 件本学誌 Vol.25 No.2 122-124 Vo

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25 No.3 180

①“貨物輸送の展望" 岡野,田中,中島氏 -186 ,および川上;国家の興亡と独創 情報処理: ②“都市の動態モデノレ" 青野,飯島,大瀬,佐藤氏 Vo

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.

19 No. 1, C.Yang; ビジネス思考学 中公新書 (l,、ずれも工学院大) 前者は,貨物輸送の実態を分析し,省エネルギー施策 として,交錯輸送の排除と輸送機関の最適分担を提案す るものである.出席者から“交錯輸送"のとらえ方の問 題などが指摘された.後者は,都市を動きのある有機体 として,その姿を定量的にとらえようと試みたものであ る.都市の成長,活動量,流動性(交通)を表わす指標を 作り,歴史的推移を見ているが(たとえば,成長だと非 農地率をとり, ロジスティック曲線を当てはめるなど), 人的活動量のとらえ方には議論があった.出席: 17人. ・第29 回 2 月 20 日(水)(最終会合). ①“鉄道貨物輸送合理化のー提案"馬場知己氏(都市 環境システム研) 貨物駅(拠点)を通過駅型にし,大型パレットを特急貨 物列車に 5 分の停車時間内で一斉に積卸しできる設備を 設け,旅客輸送並みのサービスを行なうというアイディ アが紹介された. (1- 生産と運搬 J 2 月号所収) ②まとめ 最終回なので,今までに検討したテーマ,やり残した テーマをふりかえり,若干の整理と自由討論を行なし、, 4 月から新発足の“交通問題"部会に今後を期待して散 会した.出席 8 人. 終了に当り,会場等でいつもお世話になった東洋経済

4

5

8

(46) 1980). ひるがえって 80年代のわが国の文明,社会構造,産業 に想いをめぐらすと,経済大国にはなったが,物・エネ ノレギーに乏しく,これをカバーするには高学歴・情報産 業の優位さを用いた創造性豊かな知識集約が必要といわ れている. 他方,コンピュータが身近かになり,会話型言語でソ フトウェアもアクセスしやすく,ひらめきのチェックが でき,イメージを形成しやすい画像処理がマイコンでも 可能でアイディア開発に有力となった. そこで当部会は当面, ①創造に関する科学の権威者の招へい ②創造およびその関連用語のイメージ合意形成 を行なう予定である. ・第 1 回は 4 月 23 日に 10名で、行ない,次のように研究方 向の討議を行なった. 議事

1

.

研究会発会趣旨説明 2. 研究会の方向づけ討議(目的,範囲,スケ ジュール) 3. 隣接科学・工学説明,招へい講師提案 4. 運営のしかた討議(月例会曜日,時間,担 当,場所) 5. 次回テーマ決定 オベレーションズ・リサーチ © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

表 1 アイテム・カテゴリー外的基準グループ表 J F容一一…二…ト一婚婚一一沼町一付般一一… L一一一い一パい一 一如2  表 2 甲社と乙社の相異ポイント \\社 \\イー|甲 社|乙 社 項目\\ 生五形態i個別受時 ]大量見込生産 ショップ形態|ジョブショップ |フローショップ |(非ライン型(ライン型) 作業主体|人中心 (機械中心 作業の性格 i 熟練技能作業 |単純反復作業 作業指示内容|製品レベル |動作レベルまで指示 (鵡仕様-r-1多で雲示され,作業|い は作業者にま l かされているこ
表 3 が決定係数表(守重相関係数) 竺戸空_I~ 一性一\竺-jt­ 目標達成感 10.38314(0.61898)10.39295(0.62686) 2  1 作業後の体調 10.29542(0.54352)10.46798(0.68409) 3  1 仕事の満足 10.41112(0.64119)10.39874(0.63146) 理論第 E 類を適用し,解析してみた.解析に際しアンケ ート用紙では,目標達成感,作業後の体調,仕事の満足 といった外的基準のグループ数が,①悪い,②普通,③良 いの 3
表 9 甲社・乙社の選移表

参照

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