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第9回 授業研究会に参加して(<特集2>第9回授業研究会 研究授業)

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Academic year: 2021

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Tokyo University of Science

NII-Electronic Library Service Tokyo  Unlverslty  of  Solenoe

9

  授 業

加 し

東 京

多 摩 高 等 学 校

 

大 森

 

 

共 立 女 子 中学校に お い て、 授 業研究 会が行 わ れ た。 担 当は久保良宏先 生である。 生 徒は約

40

名。 そ れ ほ ど教 室は大 き くない が、

が感 じ られ る。 参 加者が

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名 以上い た の で、生徒は机 を詰 めて座 っ てい た 。 生徒の 「ごきげん よう」 とい う気持ち の よい 拶で 授 業は始まっ た 。  こ の授 業 研究会で は、

1

、 現 実的な事象と数 学を結びつ け る

2

、 微分の 内容 を視 野に入れ る。

3

、 数 学 的コ ュ ニ ケー シ ョ ン の

3

つ を 「数 学が わか る 」で き る」そ して 「数 学 を 楽 し む」 こ と に 重 点を置い て い た。  カ リキ ュ ラ ム の単 元 と して は、 グラフ を取 り扱 っ た 内容に関し て であ る。 グラ フ を 生 徒 に考 え させ、 描か せ る こ と で数学 力を高め よ うとい うの で ある。   「ジ ェ ッ トコ ー ス ター っ て知っ て る ? ど んなの があるの か な ?」久 保 先 生は生 徒 に このよ うに質問 した。 親し みの こ もっ た 問い掛けで ある。   「最初に ゴー っ て落ち る 」 「最初 か ら は落ち ない で 、 まず は登 る 」 「コ トコ ト登 る 」 [ガ タ ガ タ 登 る 」 な ど と色 々な 意見が生徒 の 問で 飛び交 っ た。

 

生徒の興味を引く。 そ れに は生 徒が関 心 を持 ち 、積 極 的 に発 言 す る。 そん な 面白い 題材を用意す る こ と が大 切で あ る とい うこ とを 再 認 識 させ ら れ た。  ジ ェ ッ トコ ース ター が 一 定の速 さ で 上 り、 頂 点で速 度を落と し た後、 加 速 して 下っ て い く。 こ の

3

つ の 変化を生徒の意見を 聞 きだ しなが ら、 久 保 先 生は 描 い て い っ た。

 

経験と直感を通 じて 変化の様 子 を 捉 えてい く。発 言 した生徒の 意見 に賛 成 する生徒。 その意 見に 異 な っ た 意 見 を 述べ る生徒 。 友達の 意見を修正す るこ と で 白分の 考えを述 べ 生 徒。 そんな 生 徒 の活動の様子 が こ の授 業で伺え た。 生徒だ け で な く参加 し た私 も 、次の グラフは …

   

と考え さ せ ら れ て し ま う くらい 興 味 深 く、楽しい もの だっ た 中に は指を動か し なが ら授 業を み るな ど、生 徒と一緒にえ た

加老は少な くない と 私は っ た。

 

「数 学 的 コ ミ ュ ニ ケーシ ョ ン」 は 匚生 徒 同士で考え を深め、 生徒 に とっ て 新 しい数 学がつ て い く活動」 と定義 し てい る。 生徒が互 い に意 見を出 し、 互い の 意見 を 一

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尊重しよい 意味で 批 判 して い く。 その よう な活動が、 今回の授業研 究会で は行 われ て いた。

 

研 究 会 後の 討 論 会で は参 加者が多くの 問 を投 げ 掛 け、 教 育方法に 関 する議 論が 深 め ら れ てい っ た

 

どの ような役割を果た した ら よい の か。 その 質 問に久保 先生 が、 教師は 「調整役

1

を行 うとい う 考 え を述べ 、 参 加者の 中に は 「教師 が 決 定者である」「デ ザ イナーで ある」 とい う様な意 見がで た。

 

こ の授 業が研究 授 業の ために 用意され た 内容だ っ た こ ともあり 「どの よ うに次の 単元にっ 」 とい う厳 しい 質 問 もで た。

 

「ジ ェ ッ トコ ー ス ター が下 っ て い くと、 速 度が増すが、 な ぜ その よ うになるの かす べ 生 徒 が 理 る ま で に 至 ら っ た。」 とい う意 見に対 し て は、 最終 的に は物 理 現象 との つ な が り ま でな けれい け ない のだ とい うと こ ろまで発展 し た。 指導 法の見が出て考 に な っ た が 、 これに は多くの 時 間を費や さなけ れ ばな らない 等の 理 由か ら、 こ こでは 深 く立ち入 らなか っ た。

 

さらに 多 くの学 校で指導 し てい くこ とにつ い て、い くつ か の質 問 が 出た。 生徒

i

の理 解度 が高く、 意見が多くで た こ とは共 立 女 子 中 学の 一 の特 徴である。 実 際こ の学校 の 生徒が入学する前に、塾で 比 例 ・反 比例 を よ くや っ て い る こ と で知識 も多 く、 様 々 な意見がで たの で はない かと久 保 先 生は言わ れた。

 

し か し、 公立 の 学校で 複 雑 な グラフ が描けない 生 徒 に は、 どの よ う に指導 し た ら よ い の で あろ う。 よ りわか りや すい観 覧 車の 動き を題 材とすれ ば、そ の よう な 生 徒で も 楽に グラ フ 化で きる とい う。 つ ま り、工夫や研 究次第で は、 学校間に よ る生徒 の理 解 の 差 を 少 な くで きる とい うの である。

 

今回 の授 業研究 会 で は、 数を使 わ ない で 事 象 を グラフ 化 する。 こ こに、 一 の新た なる指導方法を見い だす こと がで き 、 私に は と て も参 考 に な っ た 。

 

数を使 わな いで 数 学 的 な考 え 方 を 生徒に おこ なわ せ る こ とが 、 こ の 授業 研究 会に き た一つ の 果で あ っ た。

 

そ して 何 よりも、 生徒の 生き生きと した 姿が印象 的で ある授 業で もあっ た

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