Tokyo University of Science
NII-Electronic Library Service Tokyo Unlverslty of Solenoe
第
9
回
授 業
研
究
会
に参
加 し
て
東 京
都
立多 摩 高 等 学 校
大 森
忠
共 立 女 子 中学校に お い て、 授 業研究 会が行 わ れ た。 担 当は久保良宏先 生である。 生 徒は約
40
名。 そ れ ほ ど教 室は大 き くない が、清
潔感
が感 じ られ る。 参 加者が30
名 以上い た の で、生徒は机 を詰 めて座 っ てい た 。 生徒の 「ごきげん よう」 とい う気持ち の よい 挨拶で 授 業は始まっ た 。 こ の授 業 研究会で は、1
、 現 実的な事象と数 学を結びつ け る2
、 微分の 内容 を視 野に入れ る。3
、 数 学 的コ ミュ ニ ケー シ ョ ン の3
つ をふ まえ、 「数 学が わか る 」「数学がで き る」そ して 「数 学 を 楽 し む」 こ と に 重 点を置い て い た。 カ リキ ュ ラ ム の単 元 と して は、 グラフ を取 り扱 っ た 内容に関し て であ る。 グラ フ を 生 徒 に考 え させ、 描か せ る こ と で数学 力を高め よ うとい うの で ある。 「ジ ェ ッ トコ ー ス ター っ て知っ て る ? ど んなの があるの か な ?」久 保 先 生は生 徒 に このよ うに質問 した。 親し みの こ もっ た 問い掛けで ある。 「最初に ゴー っ て落ち る 」 「最初 か ら は落ち ない で 、 まず は登 る 」 「コ トコ ト登 る 」 [ガ タ ガ タ 登 る 」 な ど と色 々な 意見が生徒 の 問で 飛び交 っ た。生徒の興味を引く。 そ れに は生 徒が関 心 を持 ち 、積 極 的 に発 言 す る。 そん な 面白い 題材を用意す る こ と が大 切で あ る とい うこ とを 再 認 識 させ ら れ た。 ジ ェ ッ トコ ース ター が 一 定の速 さ で 上 り、 頂 点で速 度を落と し た後、 加 速 して 下っ て い く。 こ の
3
つ の 変化を生徒の意見を 聞 きだ しなが ら、 久 保 先 生は 描 い て い っ た。経験と直感を通 じて 変化の様 子 を 捉 えてい く。発 言 した生徒の 意見 に賛 成 する生徒。 その意 見に 異 な っ た 意 見 を 述べ る生徒 。 友達の 意見を修正す るこ と で 白分の 考えを述 べ る生 徒。 そんな 生 徒 の活動の様子 が こ の授 業で伺え た。 生徒だ け で な く参加 し た私 も 、次の グラフは …
と考え さ せ ら れ て し ま う くらい 興 味 深 く、楽しい もの だっ た。 中に は指を動か し なが ら授 業を み るな ど、生 徒と一緒に考え た
参
加老は少な くない と 私は思 っ た。「数 学 的 コ ミ ュ ニ ケーシ ョ ン」 は 匚生 徒 同士で考え を深め、 生徒 に とっ て 新 しい数 学がつ くられて い く活動」 と定義 し てい る。 生徒が互 い に意 見を出 し、 互い の 意見 を 一
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尊重し、よい 意味で 批 判 して い く。 その よう な活動が、 今回の授業研 究会で は行 われ て いた。