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おもてなしをしてみよう

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Academic year: 2021

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【特別支援学校:知的障害】

生活単元学習学習指導案

広島県立沼隈特別支援学校 指導者 今塩屋 優美(T1)武田 國夫(T2) 1 日 時 平成○年 ○月 ○日(○) 第1校時(9:50~10:35) 2 場 所 小学部○年○組教室 3 学部・学年 小学部○年生 4 単元名 「おもてなしをしてみよう」 5 単元設定の理由 ○児童観 本学級は,男子3名の知的障害単一学級である。3名のうち1 名は知的障害のある自閉症の児童,1 名 は注意が転導しやすい傾向のある児童,1 名は動きがゆっくりしたペースの児童である。 発語がかなりあり指示も理解することができるが自分の気になることをすぐに口に出してしまう児童, 発語はないが指示をほぼ理解することができる児童,発語は単語か2語文が多くことばでの指示は通りに くいが具体物を示すことで求められていることを理解する児童である。 他者とのかかわりでは,大人へのかかわりについては,3人とも積極的で,かかわりたいという気持ち を強く持っており,それぞれに適切なかかわり方ができている。さらに,相手から挨拶されると笑顔で返 事や反応を返すことができ,相手の存在を意識したやりとりの形のコミュニケーションが確立しつつある。 同年代の児童に対しては,かかわりたい気持ちは持っており,お互いの動きを意識している様子も見られ る。また,友だち同士で遊ぶ姿も時々見られる。しかし,それらは,誰かが遊んでいるカーテンにひかれ て自分が加わったことによって生まれたかかわりや,友だちをタッチしたことに反応されて追いかけっこ になったなど,偶発的な出来事からの単発なかかわりで終わることが多い。友だち同士のかかわりに積極 性を見せたときも,かかわりを持続させたり,やりとりにつながったりするようなかかわり方を行うこと は難しい。 学校生活では給食で膳を配置することを日々経験している。給食の配膳では,「誰に」「何を」置くのか 指示を聞いて動くことができるようになってきているが,マナーについては,食品や匙の置き方に丁寧さ が足りない。また,家でも同様に配膳のお手伝いをしている児童もいるが,習慣的には取り組んでおらず, 自立に向けた日常生活へは般化しきれていない。 3人とも,食に関しては1年の時から強い偏食の傾向があった。○年生になった今,徐々に食べられる ものが増え,自分で調理し食べるのを楽しむこともできるようになった。毎年,1年に数回は自分たちで 育てた作物を利用して,楽しみながら調理を行っている。6月に行った調理では,自分たちが作ったお菓 子を,保健室や事務室など他の先生にプレゼントするということを,初めて経験した。この時,差し出さ れたお菓子を受け取った先生が「ありがとう」とことばを返し,それを聞いた3人ともが,非常に嬉しそ うな表情を見せた。自分の調理したもの,プレゼントした行為が評価されることで,達成感をもつことが できる児童である。 ○単元観 『盲学校,聾学校及び養護学校学習指導要領解説-各教科,道徳及び特別活動編(平成12 年)』によれ ば,生活単元学習は,「児童生徒が生活上の課題処理や問題解決のための一連の目的活動を組織的に経験す ることによって,自立的な生活に必要な事柄を実際的・総合的に学習するもの」であり,「児童生徒の学習 活動は,生活的な目標や課題に沿って組織されることが大切である」とされている。さらに,指導計画の 作成に当たっては,単元は「実際の生活から発展し,児童生徒の興味や関心,発達水準等に合ったもの」, 「必要な知識・技能の獲得とともに,生活上の望ましい習慣・態度の形成を図るもの」,「身に付けた内容

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が生活に生かされるもの」,「一人一人の児童生徒が力を発揮し,取り組むとともに,集団全体が単元の活 動に共同して取り組めるもの」であるよう考慮することが明記されている。 おもてなしは,人とのかかわりなしにはできない活動である。おもてなしの活動には,礼儀の大切さを 知り真心をもって接することや,相手のことを思いやり自ら進んで親切にすること,社会のきまりを守る ことといった人とのかかわりに関する道徳的な内容が含まれている。設定された場面の中で,人に喜んで もらいたいという相手へ向けた意志の力をはぐくみ,自発的なコミュニケーションを図る気持ちをはぐく むことができる。 さらに,来客の通し方やお茶の淹れ方,お茶やお菓子の差し出し方など,日常生活における他者とのか かわりを豊かにする内容を含んでいる。また,役割を分担して取り組むことで,友だち同士のかかわりを 必要とする場面を設定することができる。 今回は,日本茶と和菓子を用いておもてなしを行う。日本茶は,紅茶やコーヒーに比べて児童に馴染み のあるもので,正しい淹れ方を知っておくことは,家庭生活を豊かにすることにつながるのではないかと 考える。 この単元では,お客様を招きおもてなしをするという行為の中で,礼儀や真心をもって接する態度を身 に付け,さらに,お客様が喜ぶ様子を見て,自分たちのおもてなしの行為に自信をもつよう指導する場面 が設定できる。また,お客様への対応は,自分の役割に対して責任を果たすことや配膳に関するマナーの 日常生活への般化を促す学習内容を含んでいる。おもてなしの中で,お客さんをもてなすときの方法を知 ることはもちろんであるが,自分が一生懸命行ったおもてなしに対して,人が喜んでくれるうれしさや成 就感も感じてほしい。自分の役割を感じながら,友だちと共同して活動する経験も重ね,人とのかかわり を豊かにしてほしいと考える。 ○指導観 この単元では,来客への対応や配膳のマナーは元より,友だちとのかかわりの中で一緒にやる楽しさを 味わったり,もてなすことで相手に喜ばれるという経験したりする中で,自分の存在感ややりきったとい う達成感を大切にして取り組む。 児童のやる気を引き出し,自分たちがどんなことに取り組むのか内容にイメージを持たせるために,初 めに教員によるもてなしを児童たちが体験をする場面を設定する。この体験により,今回のおもてなしに おける環境の設定や場の雰囲気を知り,活動全体の見通しをもつことができるようにする。また,自分が 心地よいもてなしを受けることで,この単元に取り組みたいという気持ちを持つことができるのではない かと考える。しかしながら,自分たちが心地よいもてなしを受ける体験をしたことで,「おもてなしとは自 分たちが接待され,お茶やお菓子を飲食することである」という誤った認識を持たないとは限らない。そ こで,来客をもてなした後に自分たちもお茶やお菓子を楽しむ時間を設けるようにし,もてなしの様子を 振り返りながら,和の空間を味わうようにする。この活動の設定は,「またやりたい」という気持ちを補強 し,次時への意欲にもつながると考える。 また,友だちにことばをかけたり,友だちを待ったり,自分で判断し行動する体験を通して,おもてな しでの人とのかかわり方を知ることができるようにする。そのために,ことばかけによる支援だけでなく, 手順表を用いたり,動きのヒントになるような具体物を示したり,身振りでの指示を行ったりするなど, 児童が自分で何をするのかを気付けるように支援する。児童自身が活動に対する充実感や,成就感を感じ られるよう,児童が自分で判断し動くことを待つ指導者の姿勢を大切にしたい。 さらに,毎回の指導においてゲストティーチャーを招き,実際にもてなす経験を重ねる。このことによ り,相手が喜ぶ姿や感謝のことばを受けとる中で,自分の行ったことに対する満足感を感じ,自己肯定感 を高めることができると考える。 児童の役割は「接客係」「お茶係」「お菓子係」の3種類があり,交代して全ての役割を行うため,見通 しを持ち活動に集中できるよう,役割分担表を準備し,役割交代をするたびに分担表で次の自分のするこ とを確認するようにする。 おもてなしの行為に慣れてきたら,ゲストティーチャーの人数を調整して一度に2名の来客をもてなせ るようにするなど,来客数に応じたもてなしの経験ができるよう図りたい。 さらなる意欲を引き出すために,児童の栽培したさつま芋を使用して調理を行い,さつま芋の茶巾包み を作って来客をもてなす。手の汚れが気になる児童もラップを用いて絞るので,汚れを気にせずに集中で きる。

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この活動を通して,相手を思いやった人とのかかわり方やコミュニケーションの仕方を身につけること を学び,実際の場面で発揮して欲しいと考える。 6 単元の目標 ・おもてなしの経験を通して,お茶の淹れ方・お菓子の盛り付け方や配膳のマナーを知る。 ・友だちと協力しておもてなしを行う中で,一緒にやったという気持ちをもつ。 ・自分の行った結果が人に喜ばれる経験を通して,他者から認められる経験を基にした自己肯定感を感じ ることができる。 7 指導計画(全時間 本時 10/11 時間) 第1次 おもてなしを受けてみよう (1時間) 第2次 調理・おもてなしをしてみよう (8時間【調理3時間・練習5時間】) 第3次 お客様をもてなそう(研究授業・参観日) (2時間 本時1/2時間) 8 本時の目標 ○全体の目標 練習し身に付けたおもてなしスキルを,実際にお客さんに対して発揮する。 ○個別の目標 児童 これまでの様子 目 標 A 発語は単語か2語文が多く,ことばでの指示は通りにくいが 具体物を示すことで求められていることを理解する。他者との かかわりについては,時間がかかるが,自分の行動に自信がも てるようになると,一つ一つの行動が確実である。全体に動き がゆっくりで,配膳についてはことばかけがあると,気をつけ て行う。 おもてなしの授業には,非常に興味を持って取り組んでいる。 教員の存在を支えにしながらも,あらゆる場面において自分で 気付きながら動けることが増えている。 友だちのことばを受けてお茶やお菓 子を運び,『お盆を置く→座る→両手で 差し出す』の流れを自分で気付き動い た後,相手の顔を見て「どうぞ」とこ とばを添え,相手のお礼を聞いてから 席を立つ。 B 発語がかなりあり,指示も理解することができるが,自分の 気になることをすぐに口に出してしまう。知らない人が来ると, 嬉しくて自分からかかわりに行くこともある。友だちにも自分 から関わっていくことが多いが,かかわり方はまだ適切とは言 えず,相手を怒らせてしまうこともある。気になることがある とそちらに向かうことがしばしばある。早く済ませようという 気持ちから,行動が大雑把になりがちである。配膳についても 同様である。 おもてなしの授業では,「お客さんが来る」ということを楽し みに取り組んでいる。自分で行動の調整をすることは難しいが, 教員のことばかけで自分の行動に気付き,調整しようとする姿 が見られる。 お茶やお菓子を「ゆっくり」という ことばかけを聞いてこぼさないよう運 び,『お盆を置く→座る』の動きを自分 で思い出しながら,「両手で」のことば かけを聞いて相手に両手で出し,自分 で「どうぞ」とことばを添える。 C 発語はないが,指示をほぼ理解することができる。自分の安 心できる人を支えにして,初めての人にも自分から関わること があるが,積極的ではない。A児に対しては自分から関わる姿 が見られる。また,授業中は特に友だちの間違いが気になり, 間違っていると自分からそれを伝えようとする。新しいことで もすぐにやりたい気持ちを起こし,作業を行うことができる。 しかし,自分のノルマが終わったり,飽きてしまったりすると 投げやりなやり方をとることもある。配膳についても同様であ る。 おもてなしの授業には,強い興味を持っているが,お茶を煎 れたい気持ちが強く,役割交代を受け入れるのに時間がかかっ 友だちのことばを受けてお茶やお菓 子を運び,『お盆を置く→座る→両手で 差し出す』という動きを自分で気付き 相手に差し出し,相手の顔を見て身振 りで飲食を勧め,会釈をする。

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た。自分も一緒にお茶を飲みたいので,座敷に上がってしまい そうになることがあったが,座布団をお客様の数だけ自分で準 備することで,「お客様をもてなす」ことを理解した様子である。 9 準備物 湯呑・茶托(人数分),急須,建水,お茶の葉,電気ポット,湯を注ぐための台,小皿・匙(人数分),調 理で作った茶巾(人数分),テーブルクロス,畳,座卓,座布団(2枚),延長コード, 10 本時の学習過程(別紙参照) 11 評価の観点 ○環境 ・児童が自分の役割を感じられる設定であったか。 ・場の設定(注意のしやすさ,おもてなしの理解,児童の動線を考慮した配置)は適切であったか。 ○教師からの働きかけ ・視覚的な支援は十分であったか。 ・児童が自分で考え動くのを待つことができたか。 ・指示(ことばかけ,身振りなど)は適切なタイミングで行われていたか。 ※指導者の支援についての評価の観点 12 年間指導計画 ○ねらい ・自分の思いを表現し相手に伝える。 ・社会生活のルールやマナーを学び,生活経験を広げる。 ・身近にあるものの数量に関心を持ち,基礎的な概念を養うとともに,日常生活の中で使える場面を増やす。 ○計画 4月~5月 季節・春 6月 電車に乗ろう! 7月~8月 季節・夏 9月 宿泊学習にいこう,季節・秋 10月 おもてなしをしてみよう 10月~11月 学習発表会がんばろう! 11月~12月 バスに乗って買い物に行こう! 12月 季節・冬 1月 学校祭がんばろう!船に乗ろう! 2月 図書館に行こう! 3月 もうすぐ5年生

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13 教室内の配置図 黒板 廊下側 窓側 教員用机 オルガン 流し 台 棚 棚 掃除 用具 テレ ビ棚 棚 トイレ B T2 T C A お菓子準 備用机 お茶準備 用机 ※児 童は後ろ を 向 いて 椅子 のみ で 座 る 畳 座布 団 座卓 ※授業開始後,児童が準備 机 机 畳・ 座卓 ホワイ ト ボード ポット・小皿・ 和菓子・湯の み・茶托 配膳時の配置 畳 座布 団 座卓 座布 団 児童

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☆評価については,「11 評価の観点」に基づいて,授業全体と児童の様子から授業後にも行うようにする。 10 本時の学習過程 学習活動 指導上の留意点(□課題 ○支援 ☆評価) A B C 全体における留意点 9:50 (5分) 【集合・あいさつ・活動の説明】 あいさつ,本時の説明を聞く 本日の当番が行う 今まで練習してきたおもてなしの方法を,実際のお客様を相手に行うことを伝える ・見通しが持てるよう準備→おもて なし→感想を聴くという流れを伝え る 9:55 (5分) 【準備】 これからおもてなしを行うという 意識を持つため,自分たちで場の セッティングを行う セッティングが終わったら,自分 の席に座る 役割分担の説明を聞く ○次に運ぶものがわかるように,小皿や和菓子など具 体的なものを指し示しながら「お菓子の机に運んで」 とことばかけや身振りで指示をする。 (T1) ☆一人で机を運び,セッティングしたか。 ○畳やテーブルを指し示しながら「運ぶよ」とことば かけを行う。 (T2) ☆教員の支援を受けながら,セッティングしたか。 ○次に運ぶものに気付けるよう,「お茶の机に運んで」 とことばかけや身振りで指示をする。 (T1) ☆教員の指示を聞きながら,セッティングしたか。 ・自主的に動きやすいよう,準備物 の担当を決めておく。 ・畳や机の位置を意識できるよう, 床に場所を示しておく。 ・気持ちを高めるため,準備したこ とをしっかりほめる。 ・初めの役割を分担表で確認し,役 割をわかるようにする。 10:00 (30分) 【おもてなし】 実際に,2名ずつのお客様をおも てなしする 役割交代ごとに,分担表で役割の 説明を聞く <接客担当> [お客様を座敷に通し,座布団を 勧める→お茶担当に「お願いし ます」と声をかける→自分の席 に座る] <お茶担当> [接客担当に声をかけられたら, お茶をテーブルまで運ぶ→和菓 子担当に「お願いします」と声 をかける→自分の席に座る] <和菓子担当> [お茶担当に声をかけられたら, 和菓子をテーブルまで運ぶ→自 分の席に座る] ① A児 ⇒ 和菓子担当 B児 ⇒ 接客担当 C児 ⇒ お茶担当 ② A児 ⇒ お茶担当 B児 ⇒ 和菓子担当 C児 ⇒ 接客担当 ③ A児 ⇒ 接客担当 B児 ⇒ お茶担当 C児 ⇒ 和菓子担当 ○一つ一つの動きに自信が持てるよう,できたときは 「いいよ」とことばかけをする。 (T1,T2) 【①和菓子担当】【②お茶担当】 ○友だちのことばに返事を忘れている時は,本人の顔 を相手に向けるようにし「返事は?」とことばかけす るか,身振りで友だちを示し返事に気付けるようにす る。 (T1) ○『お盆を置く→座る』は本人の動きを待ち,順番が 違う動きをしたときには「お盆を置いて」とことばか けをする。 (T1) ○相手の返事を待つために,本人の「どうぞ」のこと ばかけに「いただきます」の返事をしてもらう。 (ゲストティーチャー) ☆友だちのことばを受けお茶やお菓子を運び,差し出 す流れを自分で気付き,動く姿が見られたか。 ☆相手の顔を見て「どうぞ」と言い,お礼を聞いてか ら席を立ったか。 ○手順表を指し示し,次にやることに気付けるように する。 (T1) ☆手順表を見ながら準備ができたか。 【③接客担当】 ○「お客様は~人だよ~枚用意しよう」とことばかけ し,自分で座布団を準備する。 (T2) ☆お客様を座敷まで通し座布団を進め,お茶の係りに お願いをしたか。 ○友だちに声をかけることに気付けるよう,「お茶(お 菓子)のお願いをしよう」とことばかけをする。(T2) ☆自分から声をかける様子が見られたか。 ○一つ一つの行動が完結できるよう「一つずつ」とい うことばかけを行う。 (T2,T1) 【①接客担当】 ○慌てず落ち着いて行動できるように,「ゆっくり」と ことばかけをする。 (T2) ☆お客様を座敷まで通し,座布団を勧めたか。 ○友だちに声をかけることに気付けるよう,「お茶(お 菓子)のお願いをしよう」とことばかけをするか,身 振りで友だちを示すようにする。 (T2) ☆自分から声をかけていたか。 【②和菓子担当】【③お茶担当】 ○運ぶときやお客様に差し出すときに,こぼさないよ う「ゆっくり」とことばかけをする。 (T1) ○本人の動きを待って,先に座ってしまうことがあれ ば「お盆を置いて」「座って」と自分の動きに気付ける よう,ことばかけをする。 (T2) ○自分で「どうぞ」のことばが出れば,「いいね!」と 行動を評価するようにする。 (T1) ○差し出しながら言ってしまいそうなときには,「置い て」とことばかけをする。 (T2) ☆お茶やお菓子をこぼさないよう運び,差し出す流れ を思い出しながら,教員のことばかけをきいて両手で 差し出したか。 ☆自分から「どうぞ」と言ったか。 ○来客があるとよそみが増えるので,その前にお茶の 準備が終わるようにする。 (T1) ☆よそみをせずに,お茶の準備をしたか。 ○自分からの動きを,しっかりと評価する。 (T1,T2) 【①お茶担当】【③和菓子担当】 ○本人が行動を忘れているときは,「1番」「2番」「3 番」とヒントになることばかけをする。 (T1) ○友だちの声かけに対する返事が相手に伝わるよう, 「わかりました」と本人の会釈にことばを添える。 (T1) ☆友だちのことばを受けてお茶やお菓子を運び,差し 出す流れを自分で思い出す様子が見られたか。 ☆相手の顔を見て飲食を勧め,会釈をしたか。 ○本人にわかりやすいような手順表を作成する。 ☆手順表を頼りに自分で準備する様子が見られたか。 【②接客担当】 ○ことばがでないので,本人の動きに沿ったことばを 添えるようにする。 (T2) ○お客様が座るということを意識できるように,自分 で座布団を用意する。 (T2) ○「お客様は何人?」と問い,準備する座布団の数を 判断できるようにする。 (T2) ☆お客様を座敷まで通して,座布団を勧めたか。 ○声をかけることに気付けるよう,「お茶(お菓子)の お願いをしよう」とことばかけをするか,身振りで友 だちを示すようにする。 (T2) ☆友だちに自分から声をかける様子が見られたか。 ・準備とこれから行うことがつなが るよう,自分の準備した場所を担当 することから始める。 ・自分の担当するところがわかるよ うに,役割交代ごとに分担表を提示 し役割を確認する。 ・お茶やお菓子の準備を,なるべく ひとりでできるよう,手順表を準備 する。 ・ゲストティーチャーに児童の行動 に対する反応をもらうようにする。 ・児童同士のかかわりを設定する。 ・火傷をしないよう,ポットを扱う ときは目を離さないようにする。 ・湯呑から建水にお湯を移すときに, 熱さを気にする児童がいるので,薄 手のガーゼを準備する。あるいは, 本人からの申し出があれば,教員が その部分は行うようにする。 ・ポットから湯を入れ易いよう,注 ぎ口の下に台を置き,注ぎ口と急須 の距離を近くする。 ・それぞれの児童が,できたことを わかるように,できている部分を「で きたね」とことばかけすることで評 価する。 10:30 (5分) 【感想・あいさつ・片付け】 感想を聞く,あいさつ,お茶とお 菓子を楽しむ 本日の当番が行う 全員で片付けを行う ・自分たちのおもてなしがお客様に とってどうであったか感想を聴くこ とで,達成感を味わえるようにする。 友だちの言葉を受けてお茶やお菓子を運び,『お盆を置 く→座る→両手で差し出す』の流れを自分で気付き動 いた後,相手の顔を見て「どうぞ」と言葉を添え,相 手のお礼を聞いてから席を立つ。 (①,②) 友だちの言葉を受けてお茶やお菓子を運び,『お盆を 置く→座る→両手で差し出す』という動きを自分で気 付き相手に差し出し,相手の顔を見て身振りで飲食を 勧め,会釈をする。 (①,③) お茶やお菓子を「ゆっくり」という言葉かけを聞いて こぼさないよう運び,『お盆を置く→座る』の動きを自 分で思い出しながら,「両手で」の言葉かけを聞いて相 手に両手で出し,自分で「どうぞ」と言葉を添える。 (②,③) 「準備しよう」の言葉かけで,一人で机を運び,その 上に和菓子と小皿,盛り付け見本カードをセッティン グする 教員と一緒に,畳・テーブル・座布団のセッティング を行う 教員の指示に従い,机やポット,急須,建水,湯呑, 茶托,手順表をセッティングする お客様を座敷まで通して,座布団を勧める 手順表を見ながら自分で次の動きを考え,お茶の準備 をする。 お客様を座敷まで通して,座布団を勧める 声をかける友だちを思い出し,自分から声をかける。 お客様を座敷まで通して座布団を勧め,お茶の係にお 願いをする。 友だちに声をかけることを思い出し,自分から声をか ける。 お茶の準備を,手順表を見ながら自分で行う。 お茶の準備は, よそみをせず集中して行う。 友だちに声をかけることを思い出し,自分から声をか ける。

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参照

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