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注好選における希望表現について

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(1)

注好選における希望表現について四三 話を集録﹂したものである︒

  テキストには︑岩波書店刊新日本古典文学大系﹃注好選﹄を用いる︒

その底本は仁平二年︵一一五二︶写の東寺観智院本︵ただし中巻第四一か

ら第六〇までは金剛寺本︶である︒また︑東寺貴重資料刊行会編﹃古代

説話集  注好選  原文影印并釈文﹄も参照した︒

  二︑希望表現の構成形式

  注好選︵以下︑﹁本書﹂と略す︶における希望表現の構成は以下の通り

である︒

   ﹁欲﹂    ︵四八例︶

   ﹁思﹂     ︵一例︶

   ﹁擬﹂    ︵一二例︶

   ﹁願﹂    ︵二〇例︶

   ﹁欣﹂     ︵二例︶

   ﹁祈﹂     ︵二例︶

   ﹁乞﹂    ︵一三例︶    目次

    一︑はじめに

    二︑希望表現の構成形式

    三︑各形式の用法

    四︑おわりに

  一︑はじめに

  本稿は︑別稿を受け︑注好選を研究資料として︑それにおける希望

表現の実態を解明しようとするものである︒

  注好選は︑上巻︵一〇二話︶・中巻︵六〇話︶・下巻︵四九話︶の三巻より

なる︒本文は和化漢文︒編者は未詳︒平安末期の成立︒﹃日本古典文学

大辞典﹄によると﹁今昔物語集の一出典とみられることから︑十二世紀

初めには成立していたと推定される︒序および内容から推すに︑本来は

童蒙教訓︑特に寺家の子弟教育用に編集されたもので︑編者も学僧また

は仏門帰依の儒者であろう﹂とある︒内容は﹁上巻は例外的数話を除け

ばすべて中国説話︑中巻は仏典に由来するインドの仏教説話︑下巻は仏

典や漢籍から選び出した故事因縁を中心に︑人外の生類︑動物関係の説

注好選における希望表現について

柴   田   昭   二    連     仲   友   

(2)

四四

   ﹁請﹂     ︵三例︶

   ﹁求﹂    ︵二九例︶

   ﹁ガナ﹂    ︵一例︶

  本書における希望表現の構成は︑送り仮名にある﹁ガナ﹂の一例を除

けばすべて漢字であり︑希望表現の重要な構成形式である﹁バヤ﹂﹁マ

ホシ﹂は見られない︒これは注好選の文体︑すなわち和化漢文体と関連

する現象である︒

  ここで注目すべき現象は希望表現の分布の偏りである︒すなわち︑上

記の希望表現の諸形式は主に中巻に集中し︑上巻と下巻には量的に少

ない

︒主要形式を見ると

︑﹁欲﹂

の全用例四八例のうち上巻に一三例

中巻に二四例︑下巻に一一例見られる︒﹁擬﹂の全用例一二例のうち上

巻に三例︑中巻に八例︑下巻に一例見られる︒﹁願﹂の全用例二〇例の

うち上巻に二例︑中巻に一三例︑下巻に五例見られる︒﹁乞﹂の全用例

一三例のうち上巻に一例

︑中巻に一二例見られ

︑下巻にはない

︒﹁求﹂

の全用例二九例のうち上巻に五例︑中巻に一七例︑下巻に七例見られ

る︒また︑一例の﹁ガナ﹂も中巻に存在する︒各巻の文体には差が認め

られず︑分量は寧ろ上巻に話数が多いため︑この分布上の偏りは文体差

と分量差とによるのではなく︑それぞれの巻の内容に由来する現象であ

ろう︒

  三︑各形式の用法   1︑﹁欲﹂﹁思﹂﹁擬﹂の用法

  まず︑﹁欲﹂の用法を見る︒本書における希望表現と認められる﹁欲﹂

の用例は四八例見られ︑そのうち名詞用法が七例︑実動詞用法が三例︑

助動詞用法が三八例見られる︒  ︵1︶除欲界煩悩

︒ ︵ 中

  第五四話  四二九頁︶

︵2︶其寺別当法師貪欲深盗大般若売他国用其値福栄忽在︒

       ︵下  第二五話  四三八頁︶

  例︵1︶︵2︶における﹁欲界﹂﹁貪欲﹂は何れも人間の欲望を表す︑名

詞用法である︒

︵3︶仍生浄飯王太子随不欲王位

︒ ︵ 中

  第四話  四一六頁︶

︵4︶昔尺迦如来剰一切衆生機縁

故︵

   中第六話四一六頁︶

  例︵3︶は︑﹁王位を望まない︒﹂の意︑例︵4︶は︑﹁機縁を欲するため

に﹂の意と解され︑実動詞用法である︒

︵5︶途中忽赤眉賊来縛蔡順桑実欲食

︒ ︵ 上

  第五九話  四〇五頁︶

︵6︶時王大忿欲殺莫耶

︒ ︵ 上

  第九二話  四一一頁︶

  例︵5︶は︑﹁赤眉の賊が来て蔡順を縛り桑の実を奪って食べようとす

る︒﹂の意︑例︵6︶は︑﹁王は激怒して莫耶を殺そうとする︒﹂の意と解さ

れ︑これらは﹁将然﹂を表す用法である︒この﹁将然﹂は主体が意志を持

つ人間であり︑希望表現と関係するものである︒

︵7︶一生之間日〻欲奉供養

︒ ︵ 中

  第一四話  四一九頁︶

︵8︶子思惟得敵︒︵上  第九二話  四一一頁︶

(3)

注好選における希望表現について四五   例︵7︶は︑﹁一生の間︑毎日供養したいと思う︒﹂の意︑例︵8︶は︑﹁剣

を得て父の敵を討ちたいと思う︒﹂の意と解され︑何れも﹁願望﹂

を﹁

出﹂する用法である︒

︵9︶時王眉間□尺者欲殺朕

︒ ︵

   上 第九二話四一一頁︶

10︶

仏言汝母与子何欲得  

︒ ︵ 中

  第二六話  四二三頁︶

  

11︶

時狐云若欲知此事先我引上︒︵下第三三話四四〇頁︶

  例︵9︶は︑﹁眉間の一尺ある者が朕を殺したがっている︒﹂︵虫損□は

﹁一﹂字とする︶の意︑例︵

10︶

は︑﹁あなたは母と子とどちらを得たいの

か︒﹂の意︑例︵

11︶

は︑﹁もしこの事を知りたいのならば︑まず我を引き

上げよ︒﹂の意と解され︑何れも﹁願望﹂を﹁説明﹂する用法である︒

  次に︑﹁思﹂の用法を見る︒本書における希望表現と認められる﹁思﹂

は次の一例であり︑助動詞用法である︒

12︶

野干大吾已擬死不久直

︒ ︵ 下

  第九話  四三三頁︶

例︵

12︶

は︑﹁直ちに起きて逃げようと思う︒﹂の意と解され︑意志を持

つものの﹁将然﹂を表す用法である︒

  次に︑﹁擬﹂の用法を見る︒本書に﹁擬﹂は一二例見られ︑すべて助動

詞用法である︒

13︶

乃 擬

悪道

︒ ︵

   中 第一〇話四一七頁︶ ︵

14︶

仏前在灯︒乃擬滅︒︵中  第一八話  四二〇頁︶

例︵

13︶

は︑﹁悪道に堕落しそうになる︒﹂の意︑例︵

14︶

は︑﹁灯が消え

かかっていた︒﹂の意と解され︑何れも客観的現象が発生しようとする

﹁将然﹂を表す用法である︒

15︶

在煎鉢五枚︒女擬取三枚︒︵中  第二五話  四二二頁︶

16︶

擬食

︒ ︵ 中

  第五〇話  四二八頁︶

例︵

15︶

は︑﹁女が三枚を取りたいと思う︒﹂の意︑例︵

16︶

は︑﹁明朝こ

れを食べたいと思う︒﹂の意と解され︑何れも﹁願望﹂を﹁説明﹂する用法

である︒なお︑観智院本類聚名義抄︵仏下本・四十ウ︶﹁擬﹂の和訓に﹁オ

モフ﹂が見られ︑続く﹁欲擬﹂に﹁〻〻セムトス﹂の訓がある︒

  2︑﹁願﹂﹁欣﹂の用法

  まず︑﹁願﹂の用法を見る︒本書に﹁願﹂は二〇例見られ︑主に中巻に

集中している︒その用法に名詞用法が一二例︑実動詞用法が五例︑助動

詞用法が三例見られ︑名詞用法が多数を占める︒

17︶

因之為此等衆生発五百大願

︒ ︵ 中

  第四話  四一六頁︶

18︶

時有一人云三人全誦法花遂本願

︒ ︵ 中

  第一〇話  四一七頁︶

例︵

17︶

18︶

における﹁大願﹂﹁本願﹂は何れも仏教用語であり︑名詞

用法である︒

(4)

四六

19︶

走返告阿難︒〻〻云不着袈裟不呪願□人施者必受畜生報也︒

       ︵中  第二〇話  四二一頁︶

20︶

詠□生無辺誓願度︑煩悩無辺誓願断︑法門無尽誓願知︑無上菩提

    誓願証︒︵下  第三話  四三二頁︶

例︵

19︶

は︑﹁袈裟を着ずに︑呪願することなく人の施しを受ける﹂︵虫

損□は﹁受﹂字とする︶の意︑例︵

20︶

は︑﹁誓願する﹂︵虫損﹁云衆﹂字と

する︶の意と解され︑何れも実動詞用法である︒

21︶

楊貴妃云有天願成比翼鳥在地願作連理枝︒

         ︵上  第一〇一話  四一三頁︶

22︶

唯 願

召舎利弗請人請可被命︒︵中  第一七話  四二〇頁︶

例︵

21︶

は︑﹁天においては比翼の鳥になりたいと願い︑地においては

連理の枝になりたいと願う︒﹂の意と解され︑話者自身の﹁願望﹂を﹁表出﹂

する用法である︒例︵

22︶

は︑﹁ただ願わくは︑舎利弗を召して人の招き

を受けることを命じてほしい︒﹂の意と解され︑他者に対する﹁希求﹂

﹁表出﹂する用法である︒

  次に︑﹁欣﹂の用法を見る︒本書に﹁欣﹂は二例見られ︑すべて実動詞

用法である︒

23︶

即出入往還之間遇大王幸見之欣人天之楽︒

         ︵中  第一〇話  四一七頁︶

24︶

然一切衆生〻苦老病苦強不恐厭自乍愁吟猶欣世間楽︒         ︵下第九話四三三頁︶

例︵

23︶

は︑﹁人界と天界の楽しみを願う︒﹂の意︑例︵

24︶

は︑﹁俗世の

快楽を願う︒﹂の意と解され︑何れも実動詞用法である︒ここで︑観智

院本類聚名義抄︵僧中・二十六オ︶﹁欣﹂の和訓に﹁ネガフ﹂とあり︑﹁願う﹂

と同意である︒

  3︑﹁祈﹂﹁乞﹂﹁請﹂﹁求﹂の用法

  まず︑﹁祈﹂の用法を見る︒本書に﹁祈﹂は二例見られ︑すべて実動詞

用法である︒

25︶

孝尼請常䉍山野則毎

一字貢千脩︒  二

        ︵上  第四四話  四〇三頁︶

26︶

因之祈樹神之間已壊任

︒ ︵ 中

  第二六話  四二二頁︶

例︵

25︶

は︑﹁天に請願し地に祈って︑﹂の意︑例︵

26︶

は︑﹁樹神に子宝

を祈願する間にすでに懐妊していた︒﹂の意と解され︑何れも実動詞用

法である︒

  次に︑﹁乞﹂の用法を見る︒本書に﹁乞﹂は一三例見られ︑すべて実動

詞用法である︒

  

27︶

爰須達逢大臣乞地︒︵中第一四話四一九頁︶

28︶

䈝豆盧和上欲化之行鉢乞煎餅

︒ ︵ 中

  第二五話  四二二頁︶

(5)

注好選における希望表現について四七

29︶

即女手摺乞免此苦

︒ ︵ 中

  第二五話  四二二頁︶

30︶

又神通第一御弟子目連来乞食

︒ ︵

   中 第一二話四一八頁︶

例︵

27︶

28︶

における﹁土地を乞う︒﹂﹁煎餅を乞う︒﹂は何れも具体的

な物を求める意であり︑例︵

29︶

における﹁この苦を許せと乞ふ﹂は具体

的な物を求める用法ではないが︑ともに実動詞用法である︒また︑例

30︶

における﹁乞食﹂は熟語として托鉢の意となり︑この熟語﹁乞食﹂の

用例は全用例一三の内に七例見られる︒

  次に︑﹁請﹂の用法を見る︒本書における希望表現と認められる﹁請﹂

は三例見られ︑すべて実動詞用法である︒

31︶

及老年奏秦皇請帰

︒ ︵ 上

  第七二話  四〇八頁︶

32︶

︑皇生角此

         ︵上  第七二話  四〇八頁︶

例︵

31︶

は︑﹁秦の皇帝に奏上して帰ることを願う︒﹂の意︑例︵

32︶

﹁再び願うと︑﹂の意と解され︑何れも実動詞用法である︒

  次に︑﹁求﹂の用法を見る︒本書に﹁求﹂は二九例見られ︑すべて実動

詞用法である︒

33︶

世間不定不求栄爵不耕田畠︒︵上  第八一話  四〇九頁︶

  

34︶

昔有二人求菩提︒︵中第七話四一六頁︶ ︵

35︶

不如吾等四人成同行入深山求法花経

︒ ︵ 中

  第一〇話  四一七頁︶

例︵

33︶

は︑﹁爵位を求めず︑﹂の意︑例︵

34︶

は︑﹁悟りの境地を求めて

いた︒﹂の意︑例︵

35︶

は︑﹁法花経を求めるのがよかろう︒﹂の意と解され︑

何れも実動詞用法である︒

  4︑﹁ガナ﹂の用法   ﹁ガナ﹂

は注好選に唯一の仮名表記の例である︒原文表記は補読の﹁カ

ナ﹂である︒

36︶

心中思様可然之処︒︵中  第一四話  四一九頁︶

例︵

36︶

は︑﹁いつも心の中で思うことは︑適当な土地がほしい︒﹂の意

と解され︑﹁願望﹂を﹁表出﹂する用法であると考える︒原文は﹁建立伽藍

一院奉令住尺尊并第子等﹂と続くので︑﹁常に心中に思ふ様︑然るべき

処がな﹂と読み下し願望を表す助詞﹁がな﹂の用例と解釈した︒

  四︑おわりに

  注好選における希望表現の構成形式は一例の送り仮名﹁ガナ﹂以外は

すべて漢字形式であり︑希望表現の重要な構成形式である﹁マホシ﹂﹁バ

ヤ﹂などが見られない︒これは注好選が漢文文体であることによる現象

である︒また︑注好選における希望表現の用例が主に中巻に集中してい

るのは︑注好選各巻の内容による現象であると考えられる︒

  各形式の用法を見ると︑﹁欲﹂は名詞用法︑実動詞用法︑助動詞用法

が見られるが︑助動詞用法が中心である︒その助動詞用法において﹁将

然﹂を表す用法と希望表現の下位分類の﹁願望﹂を﹁説明﹂する用法が見 カナ

(6)

四八

られるが︑他者への﹁希求﹂を表す用法は見られない︒また︑﹁思﹂﹁擬﹂

も見られるが︑その用法は助動詞用法で﹁将然﹂を表す︒ 

  ﹁願

﹂の用法には名詞用法

︑実動詞用法

︑助動詞用法が見られるが

名詞用法が中心である︒名詞用法は﹁願﹂という仏教的概念を表し︑実

動詞用法は﹁呪願する﹂﹁誓願する﹂という仏教儀式を表し︑助動詞用法

は﹁願望﹂と﹁希求﹂を直接﹁表出﹂する希望表現である︒また︑﹁欣﹂も見

られるが︑実動詞用法のみである︒

  ﹁祈﹂﹁乞﹂﹁請﹂﹁求﹂はすべて実動詞用法であり︑希望表現の周辺的

存在である︒

  ﹁ガナ﹂

は原文補読の特殊な用例であるが︑﹁願望﹂を﹁表出﹂する用法

である︒︻参考文献︼

馬淵和夫 

  ﹁東寺観智院蔵

﹃注好選﹄解題﹂  東寺貴重資料刊行会編﹃古代

説話集注好選  原文影印并釈文﹄所収 

      株式会社東京美術  昭和五八年一〇月初版第一刷

今野  達

  ﹁注好選

  解説﹂  新日本古典文学大系

31﹃注好選﹄

所収

     

  岩波書店一九九七年九月第一刷発行

  二〇一二年四月第一〇

刷発行

︻注︼

︵1︶柴田昭二︑連  仲友﹁希望表現の通史的研究  序説﹂﹃香川大学教育学部研

究報告第Ⅰ部第

109号﹄平成

12年3

︵2︶ここでいう希望表現とは︑人の願い望みに関する︑一種の心情的表現形式

である︒また︑その下位分類として︑話者自身の動作・状態に対して向けられ

るものを﹁願望表現﹂︑他者の動作・状態に対して向けられるものを﹁希求表現﹂

と称する︒さらに︑希望を直接発する場合を希望の﹁表出﹂︑それ以外の問い

質しや過去などの場合を希望の﹁説明﹂と称する︒現代日本語においては︑﹁願 望﹂は﹁〜たい﹂の形で︑﹁希求﹂は﹁〜てほしい﹂の形で表現するのが最も一般

的である︒したがって︑一人称現在形形式﹁一人称〜たい﹂﹁一人称〜てほしい﹂

はそれぞれ﹁願望﹂︑﹁希求﹂の﹁表出﹂であり︑一人称の過去形﹁一人称〜たかっ

た﹂﹁一人称〜てほしかった﹂︑二人称形式﹁二人称〜たいか﹂﹁二人称〜てほ

しいか﹂︑三人称の﹁三人称〜たがる﹂﹁三人称〜てほしがる﹂などの形式は︑﹁説

明﹂にあたる︒

︵3︶﹃日本古典文学大辞典﹄第四巻  岩波書店  一九八四年七月 ︵4︶﹃注好選﹄  今野達校注  岩波書店新日本古典文学大系

  31

  一九九七年九月第一刷発行  二〇一二年四月第一〇刷発行

︵5︶﹃古代説話集  注好選  原文影印并釈文﹄  東寺貴重資料刊行会編  株式会

社東京美術発行  昭和五八年一〇月

︵6

︶注

︵ 2

︶参

︵7

︶注

︵ 2

︶参

︵8

︶注

︵ 2

︶参

︵9

︶注

︵ 2

︶参

 ︵しばたしょうじ   香川大学教育学部教授︶

 ︵れんちゅうゆう  広島市立大学客員研究員︶

 ︵二〇一五年一一月三〇日受理︶

参照

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