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損傷

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Academic year: 2021

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(1)

サ ギ損傷 イ キ 8 (I L 8) 役割

金沢 大 学 医 学 部 医 学 科 脳 神 経 外 科 学 講 座 ( 主 任: 純 宏 教授)

頭 部 外 傷 直 後続 発 する 二次 的 障 害予 後 を 悪 化 させ る重 要因 子. 脳 損傷 後脳 浮 腫発 生と イ イ キ 8 (inte rle ukin8,IIJ8) 関係着 日, ウ サ ギ凍結 脳損 傷を 用IIJ8中和 抗 体に よ る脳 浮 腫治 療可 能 性 検 討し た. 正骨 対 照 群お よ び偽 手 術 群脳 水 分 含 有 率れ ぞ れ 79.3±0.1 % , 7 9.3 ±0.1 % . 凍 結 脳損 傷6 間 後, 1 2時 間 後, 2 4 時 間 後, 4 8時 間 後, 7 2 時 間 後脳 水 分 含 有 率は そ れ ぞ れ 8 2.5±0.3 % , 8 3.2 0.2 % , 8 3.9 0.2 % ,

8 4.00.2 % , 8 1.8 ± 0.2 % で. 6 時 間 後か ら 2 4 時 間 後 まで は経 時 的増 加し2 4 4 8 時 間 後貴 大と な . 組 織 学 的好 中 球 主 体炎 症 細 胞は 6時 間 後に ク腰 細 静 脈 内皮 細 胞接 着, さ ら に 血管 外浸 潤し た. 脳 実 質 内 壊 死 巣に は リン パ球 優 位炎 症 細 胞 を 認め た. 巣 周 囲脳 浮 腫 組 織小 出 血 班 を認め た. 2 4時 間 後に は 中 味 主 体炎 症 細 胞壊 死 巣緑 を 取 り 囲, 脳 浮 腫 組 織増 加し て . 7 2時 間で は好 中 球 主 体炎 症 細 胞 辺 縁さ ら に内 部浸 潤 し, 脳 浮 腫 組 織出 血 斑減 少し た. 7 日で は炎 症 細 胞壊 死 巣 中 心 部凝 集脳 浮 腫 組 織 血 斑消 失し て反 応 性 星 状 膠 細 胞増 殖 を 認め た. Ⅰし8免 疫組 織 化 学 染 色で は 6 時 間 後好 中 球お よ び リン パ陽性 所 見 を 認め た. 脳損 傷 直 後I L 8中 和抗 体 を 静 脈 内 投 与 する と脳 水 分 含 有 率ヤ アブ ミン の管外 漏 出減 少, 脳 浮 腫 組 織 出 血 も 抑 制さ れ た. ま た好 中 球 主 体炎 症 細 胞浸 潤 も 抑 制さ れ た. 以 上結 果り 脳 損 傷 後液 関 門 (b lo odbr ain ba 汀ie r) 透 過 性好 中 球浸潤にⅠし8 が関 与し てる と考 えら れ, 脳損 傷 後浮 腫な ど次 的 損 傷し てⅠし8 中和 抗

体 投 与に よ る治 療能性示 唆さ れ た.

E ey w o rds brain ede m a,C Old inju ry,inte rle uk in8 (IIJ8),n e utr Ophil

頭 部 外 傷 直 後続 発 する 二次 的 障 害予 後 を 悪 化さ せ る重 要 な 因 子. こ の次 的障 害臨 床 的に は脳 浮 腫増 大と し め ら れ, 治 療浸 透利 尿 薬 投 与 1 卜4). 脳 浮 腫原 因と し ての メ さ れ て る が, じ て神 経 細 胞, 星 状 膠 細 胞, 管 内 皮 細 胞 を 含脳 実 質毛 細 血 管な ど炎 症対 す反 応考 えら れ て

5). 次 的 脳 損 傷機 序と し て は 血液 脳 関 門 (b lo odbr ain

ba r rie r,B B B) 破 壊伴 う 脳 浮腫発 生6), 浸 潤し た炎 症 細 胞

か ら放 出さ れ る活 性 酸 素蛋 白 分 解 酵 素に よ る組 織 障 害7)占),

細 胞 外興 奮 性 酸 増 加伴 う 細 胞 内シ ウ濃 度 に よ る経 細 胞9)な ど が挙 げら れ てる が, 病 態 ま だ完 全に は解 明さ れ て1 0). 最 近報 告で は, 次 的 損 病 態好 中 球重 要 な役 割 を果た し てる と考 えら れ て

1 1)1 2). 好 中 球は 血管 内 皮細 胞接 着, 内 皮 細 胞障 害 を 与 , B B B を 破 壊 すだ けで な, 脳 実 質浸 潤々 の細 胞 障 害 物 質 を 放 出 し脳 組 織障 害 す13 ). ま た, 好 中 球 減 少 症

, 好 中 球内皮 接 着 阻止脳 損 傷 後

次 的 損 傷 を 軽 減 す141 7)

, 好 中球 浸 潤免 疫複 合 体 型 急 性 糸 球 体 腎 炎1 8) 血 症 誘性 成 人吸 窮 迫 症 候 群 (adult r e spir ato ry d istr e s s

syndr o me,A R D S)19)実 験に おい てイ キ8 (inte rle uk in8,I し8) 検 出さ れ, Ⅰし8卿 抗 体投 与に よ/) て 二次 的 障 害抑 制さ れ ると が報 告さ れ て. , 脳 虚 後 再 潅 流 障 害 2( I)に おⅠし8 検 H I L 8l 用1 投 与に よ)脳 浮 腫抑 制さ れ ると が報 告さ れ て お り B B B とⅠし8関 与注 目さ れ て.

II:8 は リ ボ糖 体 (1ipopolys a c cha ride,L P S) 刺 激末梢 単 棲 球培 養り 精 製さ れ た ケカ イ2 1), 7 2の ア り な2 2), 分 子 量8,0 0 0. Ⅰし8 は好 中 球 走 化 性 作 用 を 有 す, 好 塩 基 球や T 細 胞描 性 化, 骨 髄 り 末 梢 好 中 球動 員, 好 中球 を 括 惟 化し て リ 酵 素放 出, 活 性 酸 素誘 導2 3)2 4), ト リ B 4 (1e ukotrie n e B 4,I X B 4)誘 導2 5)2 6)働 き. ,

Ⅰし8 は ウ サ ギ にも 存 在 する が, 寄 菌 類 (, ) に は し な2 7). ウ サ ギ Ⅰし8 はトⅠし8 と相 同性 を 認, Ⅰし8中 和 抗 体に よ 中和さ れ る2 8). こ の こと よ,Ⅰし8 に 関 す動 物 実 験に はに ウ サ ギ が ら れ て.

以 上 よ, 脳 損 傷 後の 二次 的損 傷に おるⅠし8関 与, お よ I L 8 中 和 抗 体 投 与に よ次 的損 傷抑 制 効 果 を 検 討 す た め, ウ サ ギ凍 結 脳 損 傷を 用実験 を 行 .

平 成1 011 2 5 , 平 成1 0122 8

A b br e viatio n s : A R D S, ad ult r e spir ato ry distr e s s syndr o m e; B B B

,b lo odb r ain b a r rie r;Il;1,inte rle ukin1;II:8,

inte rle ukin8;I m 4,1e ukotrie n e B 4;L P S,1ipopolys a c chari de;I X ,1e uk otrie n e;P B S ,Pho sphatebufEe r ed salin e

(2)

対 象お よび方

. 実験 動 物

体 重2.7 3.O k g 種 雌ウ サ ギ( ラ ボ サラ イ, 石 川) 7 2 羽を 用. ア ト (田 辺,

東 京) 02mg/k g と塩 酸ケ タ ミ(, 京)6 5 mg/k g の筋 肉 内 注 射に より 麻 酔し た.

. 実 験作 製

左 頭 頂 部3 c 皿皮 膚切 開 を 加 え 頭 蓋 骨露 出 し. 状 縫 合上 で矢 状 縫 合り 左 側7 m m 点 を 中心歯 科 用ド リ 頭 蓋 骨内 板の みを 薄 く 残 す直 径1 0 m m 穴 を 開 . 液 体 窒 素 を 満た し た直 径8 m m の ア製 凍 結 損 傷 尉 プ

を 頭蓋 骨 内に 6 0秒 間 庄し た皮 膚 縫 合し た.

1. 凍 鯨脳 損 傷 詳

凍結 脳 損 傷6時 間後 (5羽), 1 2時 間 後 (6羽),2 4時 間 後 (6羽),

4 8時 間 後 (5羽), 7 2時 間後 (5 羽), 7 日後 (3羽) 脳 組 織 を 摘 出 し た.

2. 対 照 群

常 対 照 群 (7 羽) お よ び偽 手 術 群と し て頭 蓋 骨 を 内 板 く 残 し群 (7羽) を 作 成し た. 後者は 4 8時 間後脳 組 織 を摘 出

し た.

3. Ⅰし8中 和 抗体 投与 群

脳 損 傷に お, 凍 結 脳 損 傷 後に 1 0 mg

ト Ⅰし8モ ノ 中和 抗 体 (W S 4)28)を 1 0 ml 生 理食 塩 水希 釈, 耳静 脈か ら 1 0 分 間静 脈 内 投 与 し6時 間 後 (3羽), 2 4時 間 後 (8 羽) , 7 2時 間 後 (3羽) 脳 組 織 を 摘 出 対 照 実 験と し て ミ 蛋 白b3.6.2 息 1)盟)1 0 mgを 同

静脈 内投 与し6 時 間 後 (3 羽), 2 4時 間後 (8羽), 7 2時 間 後 (3 ) 脳 組織 を 摘 出 し.

. 脱 水 分 含 有 率測 定3 0)

大 腿 動 脈 切 開に て, 断 頭直 ち脳 組織 を 摘 出し た. 健 側 大 脳 半 球お よ び小 脳 を 切 除息 側 大 脳 半 球を 測 定

ま ず脳 組 織乾 燥 前重 量 ( 湿 重 量) を 測 定, 乾 燥 器 (1 2 0℃) で 4 8 時 間 置 き 乾 燥さ せ た( 乾 燥 重 量) を 測 定, 以 下に より脳 水 分 含 有 率 を 算 出し た( 乾 燥 重 量 法) .

脳 水 分 含有 率 (%) =(湿 重 量 乾 燥 重 量) / ( 湿 重) ×1 0 0

. 脳 浮腫 指 数 測 定3 0)

乾燥 重 量法め た 正常 脳脳 挫 傷 脳水 分 含 有 率か ら 下 算 出 し.(s w el h g pe r c e ntage)

脳 浮 腫 指 数 (%) =

( 挫傷 脳水 分 含 有正 常脳水 分 含有 率) / 常 脳水 分 含 ×1 00

. 病 理 組織的検 討

脳 損 傷 後 ウ サ ギを 麻 酔下 に, 0.1 M 酸 緩 衝 生 理 食 塩 水 (p hosp hatebur ed salin e

,P B S) に 4 % フ ォル ム ア を 加 え固定 液4 00 ml大 動 脈り 注 入 し潅 流 固定 を 行

直 ち脳 組を摘 出 し同 固定 液に よ る 亜時 間浸 潰 固 を 追 加 し フ ィ ン包埋4 m 組 織 切 片 を製 し,

H E 染 色お よmd veIBar rer a染 色 を 行 .

. 免疫 組 織化 学的検

免 疫 染 色は ア ピ ジ ビ オ チ ペ ルオ キ シ ダ 複 合 体 (a vidin ebiotin TPe r O Xida sc o mp l) 迅速 試 料 処 理 装 置M ト77 塾 (東 屋 医 科 機, 京) 賦 活 法

フ ィ ン切 片 を 脱フ ィ ンP B S で洗 浄後, 原 賦 活 処 理 を 行 . 口 ビ に 0.1 M 緩 衝 液 と

イ ドガ ラ入 れ, 4 0 0 W,9 0 連続1 5分 間沸 反 応 を . 0.3 % 化 水 素 加メ タ ノ 内 因 性ル オ キ シ を 失 格 さ, P B S で洗 浄後, 非 特 異 的 反 応 抑 制 5 % (D i女:O l.abor at ories,Detr oit, U S A) を1時 間

用 さ.

次抗 体, , お よア ピ ジ ビ オ チ ペ ルオ キ シ ダ 反 応 (出 力3 00 W で 3分 間 間 欠照) を 使 用し た. ブ ミ免 疫 染 色 次抗 体 と し ウ サ ギ ア ル ブ ミ I g G (Orga n o n Tekni ka

Co rpo r ation, Du rha m, U S A) を8FLg/ml に希 釈反 応 させ た. と し て ビ オ チ 標 識 I g G 抗体(Ve ctor h bor atoriesIn c,Bu 血 ga me, U S A) を 反 応 させ た. ま た. I L,8 染 色で は 次 抗 体と し て 1 2 0FLg/ml に希釈し たW S A を 反 応 させ た 対 照同 濃度希釈し た b36.2.8.1) をW S4 か わを 行.

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S hm 1 2 2 1 4 0 丁2

T 事m o ■†to rnlury(hr)

Fig1 Wat er c o nte ntin theinju r ed hemisphe re 6,1 2,2 4,

4 8,7 2 hr a nd 7 days afte r a c ol d inju ry. W ate r c o nte nt gr adual1yin c rea s e s and r e a chesitspe ak 2 448 hr aAe rinju ry. Data a resho w n a s±S E M . * p< 0.0 5(Student,stte st).

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Urltrd d Co れt.A b AntJJ L8 A b Fig2 E 飴ct of antiII]8 antibod y o n brain ede m a mea s u r ed

b y dryw et m ethodBrain ede m ais dete r min ed a s s w elling pe r c e ntageA d mi nistr atio n ofa ntiI L 8 and bodyde c rea s ed the S W elling pe r c e ntage ofthe da m aged he mis phe re. Data a r e Sho w n a s富 ± S E M . * p < 0.0 5 (S tude nt,st test), * * n ot

SigniAcant.

(3)

と し て ビ オ テ標 識ヤ ギ I g G 抗 体 (D A K O ,

G lo struP,Den m ar k) を 反 応 させ た.反 応に P B S で洗 浄 し.

ア ピ ジ ル オ キ シ ダ 複 合体法と 0.0 0 5 % 酸 化 水 素 加0.0 2 % ジ ア ミノ ベ ンチ ジ(33'd i am in obe n zidin e) (S igm a.St.l.o uis,U S A) 処 理に より発 色 さ, ト キ シ リ 核染 色 を行. ブ ミン の免 疫 染 色は W S 4投 与 群,

・・ ..

̲

+

1㍉∴

蛋 白 投 与 群も 同時施 行 し.

. 統 計 学 的 検

成 凍て 更 ± S E M に て表 記し た. 統 計 学 的 有 意 差は F検定に よ る分 散定 を 行, 分散に は S tude nt のt検 定 を, く なに は W elch の t検 定 を 行 .

危 険率5 % 未 満 を も有 意 差 あ り判 定し た.

Fig.3. H istolog y of infla m m ato ry c ell re action fo 1lowi ng brain col d inju ry. ,B,C) 6 hr,(D) 2 4 hr, 但)7 2 hr, 7 days aAert he inju ry Ne utr oils a r eag gr egated inthe s ubar a血 mi d ven ule(B).mp hocyte s areinfi1tr ated in th e n e c r otic ar e aOf brainp ar e n血 ym a(C)Bar

1m m D,E,F).Ba r= 2 5iLm (B,C).

Fig . 6 . I m m u n h i s t o c h e m i s t r y f o r s e r u m a l b u m i n 24 h r f o 1l o w i n g a c o ld i n j u r y ・ I n a c o n t r o l a n t ib o d y ・ t r e a t e d r a b b i t e x t r a v a s a t e d s e r u m a l b u m i n i m m u n o r e a c

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