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ご注意 1. 本ソフトウェアの著作権は 株式会社サトーにあります 2. 本ソフトウェアおよびマニュアルの一部または全部を無断で使用 複製することはできません 3. 本ソフトウェアは コンピュータ 1 台につき 1 セット購入が原則となっております 4. 本ソフトウェアおよびマニュアルは 本製品のソフ

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(1)

2009年 7 月 7 日

株式会社 サトー

Multi LABELIST V4

練習マニュアル

−機能別解説編−

2009.7 第 4 版

(2)

ご注意

1.本ソフトウェアの著作権は、株式会社サトーにあります。 2.本ソフトウェアおよびマニュアルの一部または全部を無断で使用、複製することはできません。 3.本ソフトウェアは、コンピュータ 1 台につき 1 セット購入が原則となっております。 4.本ソフトウェアおよびマニュアルは、本製品のソフトウェア使用許諾書のもとでのみ使用することができます。 5.本ソフトウェアおよびマニュアルを使用した結果の影響については、一切責任を負いかねますのでご了承ください。 6.本ソフトウェアの仕様、およびマニュアルに記載されている事柄は、将来予告なしに変更することがあります。

サトー、SATO ロゴ、Multi LABELIST は、株式会社サトーの商標または登録商標です。 Microsoft、MS-DOS は、米国 Microsoft Corporation の登録商標です。

Windows は、米国 Microsoft Corporation の登録商標です。

その他、記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。

例やサンプルで使用している名称は、すべて架空のものです。実在する商品名、団体名、個人名とは一切関係が ありません。

(3)

− 目次 −

1: RFID 書き込み機能を使ってみよう 1.RFID 書込み機能とは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 2.IC タグの種類と容量 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 3.RFID に書き込んでみよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 2: 税計算機能を使ってみよう 1.税計算機能とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 2.税計算の種類と税金に対する処理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 3.税率設定方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 4.税編集の設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 5.編集・表示機能・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 3: EAN128 を作成してみよう 1.EAN128 作成機能とは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 2.変数の作成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 3.EAN128 のレイアウト作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 4: 簡易メニュー 1.グループインデックスの作成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 2.レイアウトの登録・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20 3.レイアウトの発行・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22 4.管理フォルダ指定について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22 5.フォントの変更・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23 6.ロックファイルの作成方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24 5: ファイル取込み 1.ファイル取り込みとは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26 2.ファイル取り込み設定方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26 3.取り込みファイルの追加、変更、削除・・・・・・・・・・・・・・・・・・32 6: 履歴ファイル 1.履歴ファイルとは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34 2.履歴ファイルの作成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34 3.履歴情報をファイルに保存・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37 7: 旧管理データコンバータ 1.旧管理データコンバータとは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40 2.レイアウトの指定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40 3.プリンタ割り付け機能・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45 4.コンバートを行う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46 8: カウンタ 項目判別保存 1.カウンタ 項目判別保存とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48 2.カウンタ変数の設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48 3.カウンタ保存値修正手順・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49 9: SAP R/3 ITF エクスポート 1.SAP R/3 ITF エクスポートとは ・・・・・・・・・・・・・・・・51 2.ITFファイル出力方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51 3.レイアウト作成時の注意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53

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10: RSSバーコード及びEAN.UCC合成シンボル印字機能 1.RSSバーコード及びEAN.UCC合成シンボル印字機能とは・・・・・・54 2.レイアウトの設計方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54 3.補足説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56 11: バイナリ情報設定機能(二次元コード、ICタグ・ラベル) 1.バイナリ情報設定機能とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58 2.レイアウトの設計方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58

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練習マニュアル 機能別解説編 ―1―

1:RFID 書込み機能を使ってみよう

RFID 書込み機能を使って IC タグにデータを書込んでみましょう。

1.RFID 書込み機能とは

RFID書込み機能とは、ICタグにデータを書込む機能のことです。 ※ 対応プリンタは、SG408R/412R/424R、EV208R/212R、ST308R/312R、 LR4080SR-T/4120SR-T、SR408/412/424、レスプリ T8/R8/T12/R12、 レスプリ V408/412、MR400e/410e、TR400e/410e のRFID対応機になります。

2.ICタグの種類と容量

各 IC タグのメーカーと容量は次のようになります。 ICタグの種類 メーカー 容量(byte) I・CODE SLI Philips Semiconductors 112

Tag-it HF-I Texas InstruV4nts 256 my-d Infineon 1000

3.RFIDに書込んでみよう

レイアウト管理画面の左にあるアイコン群から一番下にある「RFID」を押して デザイン画面上にオブジェクトを作成してください。

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練習マニュアル 機能別解説編 ―2― すると、次のようなRFIDパラメータの画面が表示されます。 ① ② ③ ④ ①固定データを書込む場合はここに直接入力してください。 ②変数を書込む場合はここにチェックを入れて次画面へ進んでください。 ③使用するICタグの種類を選択してください。 ④タグエラー時の動作を設定してください。 ICタグに書込みたい変数を選択します。

(7)

練習マニュアル 機能別解説編 ―3― 属性設定に変更がなければ「完了」ボタンを押して設定完了です。 デザイン画面上にはオブジェクトが作成されます。 発行時に、設定した内容を IC タグに書込みます。

以上で「1:RFID 書込み機能を使ってみよう」は終了です。

I ・CODE ...

(8)

練習マニュアル 機能別解説編 ―4―

2:税計算機能を使ってみよう

税計算機能を使って消費税を計算してみましょう。

1.税計算機能とは

入力した金額に対して税計算を行い、「税込み」「税引き」「外税」「内税」のいずれかを出力できる機能です。 <「内税」と「外税」は、価格に税が含まれているか否かで呼び方が変わります> 例えば、¥100という価格に税が含まれている場合¥4が税(内税)で¥96が本体価格と いうことになります。逆に¥100に税が含まれていない場合、この本体価格に税率をかけた ¥5が税(外税)で¥105が税込価格となります。 ※税率5%、1円未満を切り捨てと仮定した場合の例です。

2.税計算の種類と税金に対する処理

【税編集の種類】 税込み:指定税率にて外税を求め、入力値に加算します。 税引き:指定税率にて内税を求め、入力値から減算します。 外税金:指定税率にて外税を求めます。 内税金:指定税率にて内税を求めます。 【税金に対する処理】 1円未満 :対象となる位を1円未満とします。 1円の位 :対象となる位を1円の位とします。 10円の位 :対象となる位を10円の位とします。 100円の位 :対象となる位を100円の位とします。 1000円の位 :対象となる位を1000円の位とします。 切り捨て :対象となる位に対して切り捨て処理を行います。 切り上げ :対象となる位に対して切り上げ処理を行います。 四捨五入 :対象となる位に対して四捨五入処理を行います。 五捨六入 :対象となる位に対して五捨六入処理を行います。 【消費税編集例】 設定内容 入力 税金 編集後の 最終的な 税金 出力 ■税率:5% 税編集の種類:外税金 税金に対する処理:1 円未満 切り捨て 19800 990 990 990 ■税率:5% 税編集の種類:税込み 税金に対する処理:10 円の位 切り上げ 19800 990 1000 20800 ■税率:7% 税編集の種類:内税金 税金に対する処理:1 円未満 四捨五入 2980 194.95・・・ 195 195 ■税率:7% 税編集の種類:税引き 税金に対する処理:10 円の位 五捨六入 2980 194.95・・・ 200 2780

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練習マニュアル 機能別解説編 ―5―

3.税率設定方法

まず初めに税率の設定を行います。 メインメニューの「保守」を押して保守メニューを開いてください。 「消費税率設定」を押して消費税率設定画面を開いてください。 税率をそれぞれ設定して「登録」ボタンを押してください。 (消費税率は2つまで設定でき、それぞれ独立して使い分けることができます) 税率を入力 (小数点第1位まで設定可) これで税率の設定は完了です。

(10)

練習マニュアル 機能別解説編 ―6―

4.税編集の設定

レイアウト管理よりレイアウトファイルを開き、ローカル変数の「編集パラメータ」画面にて 任意の消費税編集設定を行います。 まず、最初にローカル変数画面を表示させます。そして税編集を行いたい変数を選択し、 「編集」をクリックしてください。 変数ウィンドウの「編集パラメータ」タブにある税編集項目の設定を行ってください。

(11)

練習マニュアル 機能別解説編 ―7―

5.編集・表示機能

編集表示を行うレイアウト管理(入力画面)の入力項目をダブルクリックし、 詳細設定画面を開きます。 ※ここでは「本体価格」に税編集表示設定を行います 「基本」タブの編集表示を「¥,桁寄せ編集」に設定します。

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練習マニュアル 機能別解説編 ―8― 任意の税編集設定を選択して「OK」ボタンを押します。 税編集に関する設定 推奨する表示設定 発行画面にてデータ入力を行うと、水色の部分に編集後の価格(数値)が表示されます。 ※編集表示にて設定した入力項目の桁数以上の表示は行えません。 「¥」「,」も1桁として扱うのであらかじめ編集後の桁数を考慮して入力項目を作成する 必要があります。

以上で「2:税計算機能を使ってみよう」は終了です。

(13)

練習マニュアル 機能別解説編 ―9―

3:EAN128 を作成してみよう

1.EAN128 作成機能とは

EAN128 は商品管理、物流管理、業務管理等、企業間商取引システムの中で、様々な管理データにアプ リケーション識別子(AI)を付加した構成の CODE128 です。 EAN128 作成機能とは、アプリケーション識別子(AI)を一覧から選び印字する変数との紐付けを行うのみで 容易に EAN128 が作成できる機能であり、その他の特徴としましても「解説文字のアプリケーション識別子 (AI)へのカッコ自動表記」「バーコードが最も短くなるようコードタイプの自動切換え」「入力の桁数・及び入力 値チェック機能」など便利な機能を多数搭載しております。

2.変数の作成

初めにバーコードに組み込む為のデータを作成しましょう。 今回は、 [ 商品コード(14 桁)][ 品質保持期限(6 桁)][ 数量(1∼8 桁)][ロット№(1∼20 桁)] の EAN128 バーコードを作成する場合を例に御説明します。 まず、レイアウト管理画面で 「ローカル情報」→「変数」 の順でクリックし、あらかじめ EAN128に組み込む変数を 作成してください。

(14)

練習マニュアル 機能別解説編 ―10― 次に、これらの変数を組み込んだEAN128変数を作ります。 変数の種類を「EAN128」にして「次へ」を押してください。 EAN128の構成を選択して「次へ」を押します。 EAN128 の構成を自由に編集することができる「カスタム」の他に、 医療や食品分野で使用されている定型パターンも指定することができます。 カスタムを選択した場合は次ページの【カスタム編】へ、 それ以外を選択した場合は【定型パターン編】へお進み下さい。

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練習マニュアル 機能別解説編 ―11―

【カスタム編】

まず、商品コードのAIを組み込みましょう。「AI 一覧」 のボタンを押して下さい。 以下の一覧が表示されます。 尚、項目右のフォーマットについては、 次の決まりが有ります。 n:数値 a:英字 an:英数字 記号の横についている数値は、 入力桁数を示します。 例えば、n14 とあったら、 数値で必ず 14 桁を入力する と言う事になります。 また、n…14 とあった場合、 1∼14 桁の間で自由に入力が可能です。 商品コードの場合、n2+n14 と なっており、これは AI2 桁+商品コード 14 桁という 形式になる事を示しています。 商品コードのAIには、出荷コンテナコード である 01 を指定しましょう。

(16)

練習マニュアル 機能別解説編 ―12― アプリケーション識別子の欄に項目が入力されている事を確認し、 「追加」ボタンを押します。 データ部に「GTIN」が登録されます。 そして次に「商品コード」をクリックし、 「追加」を押してデータ部に追加を行って下さい。 項目順序入れ替え データ部に「商品コード」が登録されます。 ボタン プレビュー表示

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練習マニュアル 機能別解説編 ―13― 同様の操作で必要なAIとデータをすべて追加して「次へ」を押してください。 作成したEAN128の名前を入力して「完了」ボタンを押すと EAN128の変数が完成です。 以上で【カスタム編】は終了です。

(18)

練習マニュアル 機能別解説編 ―14―

【定型パターン編】

定型パターンを選択すると下のような画面が表示されます。 作成モードを選択して「次へ」を押してください。 ≪自動変数作成≫ 選択した定型パターンに必要なAIと変数を自動的に用意してくれます。あらかじめ用意 した変数と差し替えたり、その場で新規作成した変数を使用することもできます。 ≪マニュアル変数選択≫ 選択した定型パターンに必要なAIを自動的に用意してくれます。変数はあらかじめ用意 したものかその場で新規作成したものを使用することができます。 EAN128の構成で「食肉標準−補助バーコード」を選択した場合のみ 下のような画面が表示されます。 (その他の構成を選択した場合は次ページへお進みください) 印字したい項目にチェックを入れてください。項目順序の入替えも可能です。 項目順序入替え 印字したい項目に チェックを入れる

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練習マニュアル 機能別解説編 ―15― ≪自動変数作成の画面≫ 自動生成され たAIと変数 ≪マニュアル変数選択の画面≫ ①変数を選択します。 ① ②①の変数を組込む先の AIを選択します。 (選択されたAIには *印が表示されます) ③「追加」を押して変数 ③ を組込みます。 ② ①∼③をAIの数だけ同様に繰り返し、 最後に「次へ」を押してください。 以上で【定型パターン編】は終了です。 自動変数作成/マニュアル変数選択共に【カスタム編】と同様、 変数名を入力して変数の作成を完了します。 変数一覧表示部 AI表示部 組込み後の データ表示部

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練習マニュアル 機能別解説編 ―16―

3.EAN128 のレイアウト作成

さあ、それでは登録したEAN−128を、バーコードでレイアウト上に作成しましょう。 すると以下の画面が表示されます。 先ほど作成した変数を使用するため、「変数バーコード」にチェックを入れ バーコードの種類を「EAN128」に設定後、「次へ」を押して下さい。 まず、バーコード作成の アイコンをクリックして、 貼り付けて下さい。

(21)

練習マニュアル 機能別解説編 ―17― すると、次の画面に移ります。 変数の種類を指定します。先程作成したEAN128変数を選択して下さい。 後は、他のバーコードの作成手順と同じです。 なお、EAN−128の場合、 強制的にCD計算を自動で行うので このチェックボックスは使用できません。 これで、EAN−128をレイアウト上に作成する事が出来ました。 印字したバーコードがスキャナで読めるか確認してみましょう。 ※バーコードが読めない場合、バーコード の倍率を大きくすると解消できることが あります。

以上で「3:EAN128 を作成してみよう」は終了です。

(22)

練習マニュアル 機能別解説編 ―18―

4:簡易メニュー

Multi LABELIST V4 では、レイアウト発行や振り分け発行のファイルを、 用途別に管理する事が出来ます。扱うレイアウトが増える程便利な機能ですので、 是非覚えておきましょう

1.グループインデックスの作成

まず、起動画面から簡易メニューを押して下さい。 下の画面が、簡易メニューの画面です。 初期画面からでも簡易メニューを使用することは可能ですが、ここでは初めから作成する手順をご紹介します。 まず初めに「グループ」→「グループ削除」の順に押してグループの消去を行ってください。 1つの「グループ」の中に、複数の「インデックス」 を作成する事が可能です。

(23)

練習マニュアル 機能別解説編 ―19― 次に 「グループ」 → 「新規作成」 の順でクリックし、グループを一つ作成します。 今回は例として、薬局というグループを作成します。 これで、薬局と言うグループが出来ました。 次に、インデックスを作成します。 「インデックス」 → 「新規作成」 とクリックして、インデックス名を入力してください。 今回は、「一般薬品」と「生活用薬品」という二つのインデックスを作成します。 これで、「薬局」 グループが作成できました。 グループ名 インデックス名

(24)

練習マニュアル 機能別解説編 ―20―

2.レイアウトの登録

それでは、インデックス別にレイアウトを登録します。 まず、「一般薬品」のインデックスに、レイアウトを登録してみましょう。 「一般薬品」のタブを開いた後、「ファイル」 → 「登録」 の順でクリックして下さい。 まず、頭痛薬を登録してみましょう。 ファイルの頭痛薬を選択し、「開く」を押します。 ウィンドウズ上から、ファイルが保存されているフォルダを開き、「頭痛薬」のファイルを 直接ドロップ する事でも、登録する事が可能です。 ここにドラッグ&ドロップ

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練習マニュアル 機能別解説編 ―21― これで登録が完了です。 同様にして、「生活用薬品」に「石鹸」を登録してみましょう。 「生活用薬品」のタブを開いて、先程の手順を追って登録します。 このようにして、インデックス別にレイアウトを管理する事が出来ます。 またレイアウトだけでなく、振り分け発行のファイルも同様に管理する事が出来ます。 なお、ファイルを指定し、右クリックでプロパティを呼び出す事により、コメントを挿入する事が可能です。 上の図は、更に「食品店」というグループを追加した物です。このように様々なレイアウトを管理しておくと、いざと 言うときに便利です。 現在登録されているグループの一覧を見る場合は、「グループ」→「グループ一覧」をクリックして下さい。

(26)

練習マニュアル 機能別解説編 ―22―

3.レイアウトの発行

簡易メニューからファイルを指定する事で、レイアウト発行を行う事が出来ます。 発行したいファイルをダブルクリックする事で、レイアウト発行画面に移ります。 これまでのレイアウト発行と、手順に違いはありません。 ※レイアウト発行、振り分け発行のみで、レイアウト管理、振り分け管理を行う事は 出来ません。

4.管理フォルダ指定について

簡易メニューで登録した情報を保存する先を指定できます。 通常は、Program Files の MLV4 というフォルダの中にある簡易メニューに格納されています。 変更する際は、保存したいフォルダを指定し、OK を押して下さい。 次回より、そのフォルダを参照し、登録するようになります。

(27)

練習マニュアル 機能別解説編 ―23―

5.フォントの変更

簡易メニューのファイル名とインデックス名の表示を変更することができます。 「設定」 → 「フォントの変更」 の順で、クリックして下さい。 下の画面で、フォントの変更を行えます。 折角ですので、見た目の楽しいフォントにしてみましょう。 この様にわかりやすいフォントに変更可能です。

(28)

練習マニュアル 機能別解説編 ―24―

6.ロックファイルの作成方法

ロックファイルとは、いわゆる隠しファイルの事です。普段あまり使わないファイル等は、ロックファイルにしておくと、 画面が整理されて便利です。 ファイル名を右クリックし、 プロパティを開いて下さい。 全般のタブを開き、隠しファイルのチェックボックスを ON にして、OK を押して下さい。 すると、チェックボックスを ON にしたファイルは、一覧に表示されなくなります。

(29)

練習マニュアル 機能別解説編 ―25― ・ロックファイルの設定を元に戻す場合 まず「表示」→「ロックファイルの表示」をクリックして下さい。 すると、下図のようにロックされたファイルが灰色の文字で表示され、状態に「ロック」と出ます。 後は、右クリックからプロパティを開き、隠しファイルのチェックボックスを外してください。 いかがでしたか?これで簡易メニューの説明は終わりです。 より快適にソフトを扱う為に、是非覚えてください。

以上で「4:簡易メニュー」は終了です。

(30)

練習マニュアル 機能別解説編 ―26―

5:ファイル取り込み

1.ファイル取り込みとは

ファイル取り込みとは・・・ ファイル取込みとは、データを管理するパソコンからレイアウトファイルおよび振分ファイルなどのファイルを 指定フォルダから取込むことが出来る機能です。 取込みはメインメニュー起動時に、自動的にファイルの取込み元フォルダと保存先フォルダのファイル更新 日時を比較し、取込み元フォルダのファイル更新日時が新しい場合に取込みを実行します。

2.ファイル取り込み設定方法

最初に、ファイルの取り込み元フォルダと保存先フォルダのアドレスを設定します。 メインメニューを起動しましょう。 保守を選択し保守メニューを起動します。

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練習マニュアル 機能別解説編 ―27― 保守メニューの「ファイル取り込み設定」 を選択します。 すると、下の「取り込みパス設定」が表示されます。 そしてそれぞれのパスを設定します。 ファイル取り込みを行うので取り込みに チェックをつけます 取り込みにチェックを付けたのち 追加 を選択します

(32)

練習マニュアル 機能別解説編 ―28― すると以下の“パス情報設定”画面 が表示されます。ここで、・取り込みパス ・保存パス ・取り込みファイルの 拡張子の参照または入力を行います。 取り込み元フォルダの パス指定を行います。 すると以下のダイアログが表示されます。 ここから取り込み元フォルダを 指定した後「OK」を選択して下さい。

(33)

練習マニュアル 機能別解説編 ―29― 自動的に取り込み元のフォルダパス が書き込まれます。 この手順と同様に、保存先フォルダパスも指定します。 あらかじめ自動で取り込みファ イル拡張子が入力されているの で発行に必要なファイルを取り 込めます。 ここを取り込みたいファイルの拡張子にすると、Word や Excel などのファイルも 取り込むことができます。 Mllay → レイアウトファイル Mlgle → グローバル変数 Mlchk → グローバル入力チェックテーブル Mltbl → グローバルテーブル Mlden → 振分ファイル MLpsl → プリセットレイアウト発行ファイル MLpsf → プリセット振分発行ファイル

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練習マニュアル 機能別解説編 ―30― 取り込みパス、保存パス、ファイル の拡張子が入力されているのを確認 し「OK」を選択します。 すると、取り込みパス設定の画面に戻り、入力した情報が以下の様に表示されます。

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練習マニュアル 機能別解説編 ―31― 取り込みの欄にチェックが入っているのを確認し、取り込みを行う情報を選択します。 そして「設定」を選択し設定完了です。 以上の作業が、新たにファイルを取り込む場合の設定です。 次回からメニュー起動時には設定したファイルの更新日を確認し、更新されていた 場合は自動的にファイルの取り込みを行い新しいデータに更新します。 また、メインメニューの「ファイル取込」を選択すると その都度ファイルの取り込みを行います。

(36)

練習マニュアル 機能別解説編 ―32―

3. 取り込みファイルの追加、変更、削除

ファイル取り込みは設定によって一度に複数のファイルを取り込めます。 取り込み設定の追加、変更、削除は簡単に行えます。 それぞれの設定を説明します。 ≪変更≫ ①一覧より変更する取り込み設定を選択し、変更ボタンをクリックします。 ②パス情報設定画面が表示されます。 ③パス情報設定画面で取り込みの設定を変更します。 ④OKボタンをクリックすると変更登録出来ます。

(37)

練習マニュアル 機能別解説編 ―33― ≪追加≫ ①追加ボタンをクリックすると、パス情報設定画面が表示されます。 ②パス情報設定画面で、取り込み元フォルダのパス名、保存先フォルダのパス名、 取り込みファイルの拡張子を新たに入力します。 ③OKボタンをクリックすると追加登録出来ます。 ≪削除≫ ①一覧より削除する取り込み設定を選択します。 ②削除ボタンをクリックします。 ③選択されている取り込み設定が削除されます。 ※追加、変更、削除作業の後は、必ず「設定」ボタンをクリックしてください。

以上で「5:ファイル取り込み」は終了です。

(38)

練習マニュアル 機能別解説編 ―34―

6:履歴ファイル

1.履歴ファイルとは

2.履歴ファイルの作成

実際に下のレイアウトを使い、レイアウト発行による、商品コードを履歴保存対象に した履歴ファルの作成を行います。 履歴の取得を行うレイアウトの、「レイアウト管理」を開きます。 (このレイアウトは入力項目として商品コード・商品名を使っています) 履歴ファイルとはレイアウトおよび振分発行の発行履歴と、カウンタ項目の値をカウント履歴として 蓄積したファイルです。 蓄積させたデータはテキスト形式ですので、Excel等で取込んで編集することができます。

(39)

練習マニュアル 機能別解説編 ―35― 次に「入力画面」に切替え、項目名をダブルクリックします。 すると、入力画面設計ダイアログが現れますので、「基本」画面の履歴保存対象にチェックを入れます。 これは履歴保存を行いたい入力項目毎に行います。

(40)

練習マニュアル 機能別解説編 ―36― 次に先ほどのレイアウトを「レイアウト発行」で開き、動作設定をクリックします。 動作設定メニューの画面が表示されますので、その他のタブを選択します。 「発行履歴を出力する」にチェックを入れ、OK をクリックします。 その後、発行を行うことでソフト内部に履歴情報を保持します。

(41)

練習マニュアル 機能別解説編 ―37―

3.履歴情報をファイルに保存

ソフト内部に保持してある履歴情報を、ファイルに保存してみましょう。 メインメニューで保守を選択します。 パスワード入力後、保守メニューで「発行履歴」を選択します。

(42)

練習マニュアル 機能別解説編 ―38― 履歴の種類を選択し、保管をクリックします。 今回はレイアウト発行なので、 レイアウト履歴を選択します。 ※発行を行うと保管が選択できるようになります。 次に発行履歴データをファイルに吐き出し、名前を付けて任意の場所に保存します。 保存を終えると下のダイアログが出てきます。 まだソフト内部に履歴を残しておきたい場合はキャンセルします。

(43)

練習マニュアル 機能別解説編 ―39― これが作成された発行履歴ファイルです。 この様に発行した日付・時間・レイアウト(振分)名称・発行枚数、そしてその後ろに履歴保存対象として 入力設計画面で指定した項目(最大 20 項目)の値が書き込まれます。

以上で「6:履歴ファイル」は終了です。

日付 時間 レイアウト名称 発行枚数 商品コード (履歴保存対象)

(44)

練習マニュアル 機能別解説編

―40―

7:旧管理データコンバータ

1.旧管理データコンバータとは

旧管理データコンバータ機能は、Multi LABELIST PRO で使用していたレイアウトおよび伝票 情報を Multi LABELIST V4 で使用できるように変換する機能です。

また、変換方法には、グループ変換と、伝票変換の二種類があります。

グループ変換は Multi LABELIST PRO で登録されているグループ単位での変換を行います。 伝票変換は Multi LABELIST PRO で登録されている伝票定義単位での変換となり、伝票 定義に紐づいているレイアウトも同時に変換されます。

2.レイアウトの指定

それではデータコンバータの設定方法を説明致します。 メインメニューで保守を選択し、パスワード入力します。 保守メニューで、旧管理データ コンバータを選択します。

(45)

練習マニュアル 機能別解説編 ―41― 旧管理データコンバータが立ち上がりますので、「グループ変換」と「伝票変換」の該当する処理を選択します。 今回はグループ変換を説明します。 グループ変換を選択 し「次へ」を押します。

次に Multi LABELIST PRO の管理データが格納されているディレクトリ、内部保存データが格納されているディ レクトリ(フォルダ)、グループ、変換後の保存先の指定を行います。 まず管理データが格納されているフォルダの指定をしましょう。 参照を押して ください。 MLPRO のフォーマット情報(データ保管にて抽出)である「Kanri」フォルダを指定し「OK」をクリックして下さい。

(46)

練習マニュアル 機能別解説編 ―42― 次に内部データ(発行データ)が格納されているフォルダの指定をしましょう。 内部データが無い場合は指定しなくて構いません。 参照を押して ください。 MLPRO の内部データが保存されている「Data」というフォルダを指定し「OK」をクリックして下さい。 次は対象となるグループを指定します。 参照を押して ください。

(47)

練習マニュアル 機能別解説編 ―43― 参照をクリックすると下のダイアログが出て来ます。 そこで対象となるグループを選択して「OK」をクリックして下さい。 次に変換後のレイアウトファイルを保存するフォルダを指定します。 参照を押して ください。 変換後のレイアウトファイルを格納する先のフォルダを選択し、「OK」をクリックして下さい。

(48)

練習マニュアル 機能別解説編 ―44― 各ディレクトリ(フォルダ)の指定が終わったら、「一覧表示」をクリックします。 一覧表示をクリックすると「グループ変換一覧」画面が表示されます。 ここで、コンバートを行いたいレイアウトを選び、「選択」をクリックすると、チェックが青くなり変換対象となります。 このチェックを外すと印字項目や外字、グラフィック情報を同じファイル(レイアウトファイル) にローカル情報として保存します。 「全選択」をクリックすると、全レイアウトが変換対象となります。

(49)

練習マニュアル 機能別解説編 ―45―

3.プリンタ割り付け機能

プリンタ割り付け機能とは、レイアウトコンバートの際に旧プリンタ機種に設定されているレイアウ トを後継機種へコンバートを行う機能です。 どのプリンタへコンバートを行うかは、別途設定する必要があります。 ※本機能にて設定できるプリンタ機種は次の通りです。 ・TR400 → TR400e or ST308R ・TR410 → TR410e or ST312R ・MR400 → MR400e or BF408R or SG408R ・MR410 → MR410e or BF412R or SG412R ・MR600 → MR600e ・MR610 → MR610e ・M-4800RV → M-4800RVe or M-48Por8 ・MT400 → MT400e ・MT410 → MT410e ・レスプリ T8/R8 → レスプリ T/R408v ・レスプリ T12/R12 → レスプリ T/R412v 「プリンタ割り付けを使用する」にチェックをすることで、設定されているプリンタ機種でのコンバートが有効と なります。 「参照」ボタンクリックにて、変換機種パターンの登録画面となります。

(50)

練習マニュアル 機能別解説編 ―46― 「旧プリンタ」「変換後のプリンタ」にて任意の変換機種を選択し、「追加」ボタンクリックにて変換パターン が登録されます。登録されているパターンは、画面下部の一覧部分に表示されます。 ここに登録されていないプリンタ機種に関してはそのままのプリンタ機種でコンバートします。

4.コンバートを行う

グループ変換一覧画面で「変換」をクリックしてコンバートを実行します。 変換確認のメッセージが表示されるので、変換してよければ「OK」をクリックします。

(51)

練習マニュアル 機能別解説編

―47―

変換が終了すると、以下の画面が出るので「OK」をクリックします。

コンバートが終了したら、保存するフォルダとして指定した場所にフォルダが新たに作成されています。 Multi LABELIST PRO の「グループ No.−グループ名」のフォルダが作成され、その中に Multi LABELIST V4 用にコンバートされたレイアウトが作成されます。

レイアウト名と同一名称のフォルダには内部データが保存されています。

発行確認を行ってみましょう。

(52)

練習マニュアル 機能別解説編 ―48―

8:カウンタ 項目判別保存

1.カウンタ 項目判別保存とは

保存カウンタ機能を使用する際に、入力データ(変数項目)の値により、カウンタ値を判別して 保存する機能です。例としては店舗名ごとにカウンタ値を保存することが出来ます。 判別項目は最大3つまで登録でき、複数登録した場合はAND条件にて判別致します。 キーと一致せずに判別できない場合は、設定外として共通の部分にカウンタ値を保存します。 また、保存されたカウンタ値の修正は、発行画面にて行えます。

2.カウンタ変数の設定

判別キーとして使用する入力変数を作成します。ここでは変数名を「判別キー」とします。 変数の追加にて「カウンタ」を選択して各条件を入力し、「カウンタ詳細」画面にて下記画面内①の 「項目判別保存」にチェックを入れ、画面内②の「判別値設定」ボタンを押下します。 ② ①

(53)

練習マニュアル 機能別解説編 ―49― 下記画面内①には判別項目として設定できる変数一覧が表示されますので、任意の変数を選択し、 画面内②の「追加」ボタンを押してください。画面内③に選択した判別項目が表示され、同様の手順 にて最大3項目まで登録出来ます。登録された判別項目は、AND条件にて判別をおこないます。 下記画面内④にて、判別値が「数値」か「文字」のどちらかを設定します。 下記画面内⑤にて、設定した判別項目に対する判別値を設定して「OK」ボタンを押して下さい。 あとは画面の指示にしたがって設定を進めて下さい。 ② ① ④ ③ ⑤

3.カウンタ保存値修正手順

発行画面にて「発行動作」→「カウンタ値補正」をクリックします。 またはキーボードの「F9」を押下します。

(54)

練習マニュアル 機能別解説編 ―50― 下記画面④の「判別カウンタ値修正」ボタンにて、判別カウンタの保存値修正画面となります。 また、画面内①は判別値と一致しなかったデータのカウンタ保存値になり、画面内②に修正値を入力し、 画面内③の「修正」ボタン押下にて修正します。 ① ② ③ ④ 下記画面内①が判別カウンタの保存値表示部になります。表示されている保存値は次回発行時の 値となります。修正したい判別値を選択状態とし、画面内②に修正値を入力した後画面内③の 「修正」ボタン押下にて修正します。 ① ② ③

以上で「8:カウンタ 項目判別保存」は終了です。

(55)

練習マニュアル 機能別解説編 ―51―

9:SAP R/3 ITF エクスポート

1.SAP R/3 ITF エクスポートとは

SAP社 R/3 Enterprise からサトー製プリンタへ発行処理を行う際には、プリンタの制御コマンド が記述された Interchange Text Format(以下 ITF と略します)を SAPscript にインポートを行 う、という方法があります。 SAP R/3 ITF エクスポートとは Multi LABELIST V4 で作成したレイアウトファイルから ITF ファイルを作成する機能です。 ※Multi LABELIST V4 では、発行ファイルを作成するのみになります。 プログラミングの技術提供は出来ません。

2.ITF ファイル出力方法

任意のレイアウトファイルのレイアウト管理画面を開きます。 メニューバーの「発行」→「SAP R/3 ITF エクスポート」をクリックします。

(56)

練習マニュアル 機能別解説編 ―52― 出力ファイル名の設定 出力ファイル名欄の「参照」 をクリックし、出力先のフォル ダとファイル名を指定します。 レイアウト管理の可変情報(変数に登録された入力項目)を、エクスポートする情報に関連付ける 「項目名」に表示されている ものは Multi LABELIST V4 での入力項目名になります。 設定する変数を選択します。 SAP R/3 と関連付けるため の変数名を入力し、「変数セ ット」をクリックして下さい。 全ての変数に対して変数名 の設定を行った後、「エクスポ ート」をクリックするとエクスポ ートを行います。 正常にエクスポートされた場合、「エクスポート完了」と表示 されます。

(57)

練習マニュアル 機能別解説編

―53―

3.レイアウト作成時の注意事項

プリンタのコマンド(印字位置や文字種の設定など)を生成する機能となりますので、Multi LABELIST V4 にて編集(計算、複写等)を行うようなレイアウトの場合、SAP R/3 からの発行にて Multi LABELIST V4 と同様の動作は保障致しません。

不適切な設定例①

不適切な設定例②

Windows フォントも同様に、発行時に Multi LABELIST V4 にて編集しておりますので、入力変数項目に Windows フォントを指定することはできません。入力変数項目にはプリンタフォントを指定してください。 貼付文字や固定変数項目であれば Windows フォントを指定することは可能です。

(58)

練習マニュアル 機能別解説編 ―54―

10:RSSバーコード及びEAN.UCC合成シンボル印字機能

1.RSSバーコード及びEAN.UCC合成シンボル印字機能とは

RSSバーコード及び EAN.UCC 合成シンボルを印字するための機能です。

2.レイアウトの設計方法

<<RSSバーコード指定>> 1.レイアウト管理機能のバーコードパラメータ画面にて、RSSバーコードとして作成可能なバーコード種類が 「RSS ・・・」という名称で一覧に表示されます。 2.印字を行うバーコード種類を選択し、1 次元バーコード部の仕様に沿ったキャラクタコード、桁数を指定する ことでRSSバーコードが表示されます。

(59)

練習マニュアル 機能別解説編 ―55― <<EAN.UCC 合成シンボル指定>> 1. EAN.UCC 合成シンボルを指定する場合は、RSSバーコードと同じ様にバーコード種、「RS S ・・・」を選択します。 2.EAN.UCC 合成シンボルの印字を指定する場合には 1 次元バーコード部のデータと 2 次元コードのデータの 区切りとして、‘|’(7Ch)を指定してください。 例)0123456789012|1707100210ABC123

(60)

練習マニュアル 機能別解説編 ―56―

3.補足説明

1.EAN.UCC 合成シンボルでの FNC1 指定 ・FNC1(GS)をデータとして指定する場合は、‘#’(23h)を指定してください。 2.RSS UCC/EAN-128(CC-A/B)及び(CC-C)のバー高さ指定 ・RSS UCC/EAN-128(CC-A/B)及び(CC-C)のみ 1 次元バーコード部のバー高さが指定できます。 倍率を‘1’とした場合のバーコード高さとなります。 なお、指定できる最大値はプリンタのヘッド密度によって異なります。 ヘッド密度 8 本/mm 高さ 62.5mm (SG408R、レスプリ T/R408v、MR400e など) ヘッド密度 12 本/mm 高さ 41.7mm (SG412R、レスプリ T/R412v、MR410e など) ヘッド密度 24 本/mm 高さ 20.85mm (SG424R、HA224R、SR424、M-48Pro24) ・バーコードパラメータ画面の「バーコード詳細設定」をクリックし、バーコード設定画面にて指定します。 例) 高さを‘5’、倍率を‘2’とした場合、1 次元バーコード部の高さは‘10mm’になります。

(61)

練習マニュアル 機能別解説編 ―57― 3.データに関する制限について ・各バーコード種類によって指定できるデータの種類が異なりますのでご注意ください。 【指定可能な文字】 1 次元バーコード部 2 次元コード部 RSS UCC/EAN-128(CC-A/B) RSS UCC/EAN-128(CC-C) 英大文字・小文字、ス ペース、数字、記号 29 文字 ‘ # ’ (23h) 、 ‘ ^ ’ (5Eh) 、 ‘|’(7Ch)を除く スペース(20h)∼~(7Eh)の 92 文字。 その他のバーコード 数字のみ 英大文字・小文字、ス ペース、数字、記号 20 文字 ‘!’‘”’‘%’‘&’‘’’‘(’ ‘)’‘*’‘+’‘,’‘-’‘.’ ‘/’‘:’‘;’‘<’‘=’‘>’ ‘?’‘_’ ・RSS UCC/EAN-128(CC-A/B)の場合、2 次元コード部が 56 桁以下の場合は CC-A、57∼338 桁の場 合は CC-B として自動的に判別されます。 ・RSS-14 ファミリー及び RSS Limited の 1 次元バーコード部の先頭に必要な AI (アプリケーション識別子) ‘01’は、スキャナが付加して出力します。 ・1 次元バーコード部のチェックディジットは自動補填されます。 4.レイアウト管理画面からのテスト発行に関して ・レイアウト管理画面にて「テスト発行」を行った際に、データの内容によっては EAN.UCC 合成シンボルが正 常に印字されません。これはソフトの仕様となります。印字確認を行う際は必ず「簡易発行」や「レイアウト 発行」からのご確認をお願いいたします。 5.読み取り確認のお願い ・EAN.UCC 合成シンボルは種類が多く、データの構成も複雑になりますので、必ずスキャナによるデータのご 確認をお願いいたします。

以上で「10:RSSバーコード及びEAN.UCC合成シンボル印字機能」は終了です。

(62)

練習マニュアル 機能別解説編 ―58―

11:バイナリ情報設定機能(二次元コード、ICタグ・ラベル)

1.バイナリ情報設定機能とは

バイナリ情報とは文字では表現できないキャラクタのことであり、二次元コードや IC タグ・ラベル ではこれらを表現して利用することができます。このような、バイナリ情報を付加した各種シンボル の印字を可能とするのがバイナリ情報設定機能になります。 例えば、原材料メーカなどでは QR コードにバイナリ情報を付加してトレーサビリティシステムを実現している事例が あります。以下はその QR コード仕様の一例になります。次ページより具体的な設定方法を記載しておりますが、内 容は以下の QR コード仕様に基づき記載しています。 表示シンボル:QR コード 格納データ :[)>【RS】05【GS】01【GTIN】【GS】17【保証年月日】【GS】11【製造年月日】【GS】10【ロット番号】 【GS】412【GLN】【RS】【EOT】 ※以下がバイナリ情報になります。 【RS】 レコードセパレータ(‘1E’h) 【GS】 グループセパレータ(‘1D’h) 【EOT】 メッセージトレーラ(‘04’h)

2.レイアウトの設計方法

1.バイナリ情報変数を作成します。 変数作成画面にて「固定」を選択し「次へ」ボタンをクリックします。

(63)

練習マニュアル 機能別解説編 ―59― 2.「バイナリ」を選択し、16 進数でデータ入力し「次へ」ボタンをクリックします。ここではレコードセパレータ(‘1E’ h)を作成しており「1E」と入力しています。 3.変数の作成が完了しますと変数一覧に表示されます。

(64)

練習マニュアル 機能別解説編 ―60― 引続き同様の手順で、必要な変数を作成していきます。 4.個々に作成しました変数を QR コード内に格納しますので、結合変数にて 1 変数にまとめます。変数作成 画面にて「結合」を選択し「次へ」ボタンをクリックします。

(65)

練習マニュアル 機能別解説編 ―61― 5.編集種別を選択します。 結合変数にバイナリ情報を含める場合、編集種別は「無し」か「取除く」を必ず選択してください。それ以外の 編集種別は動作保障外になりますのでご注意下さい。 結合変数の項目を「追加」「削除」ボタンにて選択して作成して行きます。 結合変数の構成が終わりましたら「次へ」ボタンをクリックします。

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練習マニュアル 機能別解説編 ―62― 確認メッセージが出てきますので、内容ご確認の上問題ないようであれば「OK」ボタンをクリックします。 変数一覧に作成した結合変数が表示されます。 デザイン作成画面にて、作成しました結合変数を QR コードと紐付けしバイナリ情報を含んだ QR コードの作成 が完成となります。

以上で「11:バイナリ情報設定機能(二次元コード、ICタグ・ラベル)」は終了です。

参照

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