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新商品紹介-高耐候性樹脂被覆耐候用アルスター鋼板『ZF処理』

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Academic year: 2021

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高耐候性樹脂被覆耐候用アルスター鋼板『ZF処理』24. 新商品紹介. 高耐候性樹脂被覆耐候用アルスター鋼板『ZF処理』. 松 野 雅 典* 山 本 雅 也**. Highiy Weatherability Organic Composite Coated (ZF-treated) Hot-dip Aluminized Steel Sheet “Alstar”.. Masanori Matsuno, Masaya Yamamoto. 日 新 製 鋼 技 報 No.96(2015)日 新 製 鋼 技 報 No.96(2015)日 新 製 鋼 技 報 No.96(2015). *グループ商品開発戦略本部 技術研究所 表面処理研究部 表面処理第三研究チーム 主任研究員 **グループ商品開発戦略本部 技術研究所 表面処理研究部 表面処理第三研究チーム チームリーダー. く影響する。従来の有機系処理には造膜性の良いウレタ ン系,ポリエステル系,アクリル系樹脂が用いられてい るが,これらの樹脂の化学構造の主鎖である炭素-炭素 結合エネルギーは,紫外線エネルギーよりも小さく,光 により切断し分解しやすい。一方,フッ素原子を含む樹 脂の炭素-炭素結合エネルギーの場合は,紫外線エネル ギーよりも大きいため,主鎖はほとんど分解されず樹脂 は劣化しにくくなる4)~6)。開発製品の皮膜のベース樹 脂には比較的造膜性に優れ,かつ,耐候性に優れる特殊 化学構造のフッ素樹脂を使用し,膜厚は従来の有機皮膜 処理並みの1~3μmとした。 図₁に各種有機樹脂皮膜のキセノンランプ式促進耐候 試験(JIS K5600 7-7に準拠)での膜厚変化を示す。ウレ. 1.緒 言. 溶融アルミめっき鋼板は長期耐食性に優れ,めっき層 の変色も比較的に軽微であるため,外装用途には好適で あり,実際,市場においても高く評価されている1)-3)。 外装建材用途では経時的な外観変化を抑制し,かつ, 成型加工性(成型加工時のめっき層の疵付き防止)を高 めるため,めっき表面に1~3μmの薄膜有機系処理が 施されている。しかし,有機系皮膜が紫外線により耐候 劣化すると,めっき層の表面光沢は低下し,日射反射率 が徐々に低下する。屋根などの外装建材用途では,日射 反射率が低下すると,太陽光によって鋼板温度の上昇を 招くため,建屋内の温度上昇やこれにともなう夏季の冷 房コストアップにつながる。このため,有機系処理の長 期耐候性の向上が求められてきている。 また,従来,有機系処理は下地にクロメート処理や有 機樹脂皮膜中にクロム酸などの防錆剤が適用されてきた が,有害物質であるクロム酸およびクロム酸塩を全く使 用しないクロムフリー化された製品が家電・OA機器製 品を中心に実用化されており,公共建築物をはじめとす る外装建材用途でも同様のニーズが高まりつつある。 これらの市場ニーズに対応し,クロム酸およびクロム 酸塩を全く使用せず,耐候性に優れるフッ素樹脂をベー スとした有機系クロムフリー処理を施した高耐候性樹脂 被覆耐候用アルスター鋼板『ZF処理』を開発した。本報 では,この品質特性を紹介する。. ₂.開発経緯. 2.1 耐候性. 有機系処理の耐候性にはベース樹脂の化学構造が大き. 試験時間(サイクル). ポリエステル樹脂 ウレタン樹脂 フッ素樹脂. 120100806040200 0.0. 0.5. 1.0. 1.5. 2.0. 膜 厚( μ m ). 図₁ 促進耐候性試験での膜厚変化 (キセノンランプ式促進耐候性試験) Fig.₁ Changes in organic resin thickness in accelerated weather-. ing test.. 日 新 製 鋼 技 報 No.96(2015). 高耐候性樹脂被覆耐候用アルスター鋼板『ZF処理』 25. していないフッ素樹脂のみや無処理材は引抜き力が高 く,めっき層も損傷が認められた。 以上のように,当社独自の配合技術により特殊フッ素 樹脂にジルコニウム化合物主体の防錆剤,反応性向上剤, 架橋剤および潤滑剤を安定配合させることで,耐候性, 耐食性および潤滑性に優れた耐候用アルスター鋼板『ZF 処理』を開発した。 図₄にZF処理の製品構成を示す。原板には,溶融Al- 9%Si合金めっき鋼板(商品名:耐候用アルスター鋼板)を 使用している。. 2.3 潤滑性. 成形加工時の疵付きを抑制するためには潤滑性を高め 皮膜表面に加わる面圧を低減する必要がある。特殊フッ 素樹脂へ潤滑剤を適量配合し,ロールフォーミングなど の成型加工時の潤滑性をドロービード(摺動変形)試験 時の引抜き力により評価した。図₃に引抜き力を示す。 ZF処理は引抜き力が小さく,皮膜の損傷がほとんど認 められず良好な潤滑性を示した。これは,ZF処理中へ 適正配合した潤滑剤の影響である。一方,潤滑剤を含有. タン樹脂やポリエステル樹脂は100サイクル程度で皮膜 が完全に消失しているが,本開発製品のフッ素樹脂は膜 厚がほとんど変化せず良好な耐候性を有した。. 2.2 平坦部耐食性. めっき表面との反応性を向上する為,耐候性に優れる 特殊フッ素樹脂にクロム代替成分としてジルコニウム化 合物主体の防錆剤,反応性向上剤および架橋剤を当社独 自技術により安定配合し平坦部耐食性を付与した。 図₂に塩水噴霧試験(JIS Z 2371)による平坦部耐食 性を示す。フッ素樹脂のみでは耐食性向上効果は小さ いが,ZF処理は塩水噴霧試験120時間でも白錆の発生 がほとんど認められず,優れた平坦部耐食性を有した。 これは,ZF処理はベースフッ素樹脂にジルコニウム化 合物主体の防錆剤などを配合することで,アルミニウ ムめっき表面との反応性向上とフッ素樹脂皮膜により 腐食因子に対するバリアー性が高くなったことに起因 する。. 塩水噴霧試験時間(h). 無処理 フッ素皮膜 ZF処理. 白 錆 発 生 面 積 率( % ). 0 50 100 150 0. 20. 40. 60. 80. 100. ZF処理皮膜 (防錆剤・潤滑剤含有特殊フッ素樹脂皮膜). 鋼板. アルミめっき. 優 ← 引抜き力(kN) → 劣 4.03.02.01.00.0. 無処理. フッ素皮膜. ZF処理. 4mm. 加圧力:1kN. 0.5mmR. 供試材(30mm×300mm)2mmR. 試験条件. 引き抜き速度 1.67×10-3m/s. 図₂ 塩水噴霧試験での平坦部耐食性 Fig.₂ Corrosion resistance at flat portion of specimens in salt. spray test.. 図₄ 耐候用アルスター鋼板『ZF処理』の断面モデル Fig.₄ Schematic illustration of ZF-treated hot-dip aluminized. steel sheet “Weather-Resistance Alstar”.. 図₃ ドロービード試験時の引抜き力 Fig.₃ Drawing force in bead drawing test.. 日 新 製 鋼 技 報 No.96(2015). 高耐候性樹脂被覆耐候用アルスター鋼板『ZF処理』26. ₃.開発材の品質特性. 低炭素鋼を母材とした耐候用アルスター鋼板(板厚: 0.8mm,めっき付着量:両面150g/m2)にZF処理(膜厚 2μm)を行い,供試材とした。また,同めっき付着量 の耐候用アルスター鋼板に下地クロメート処理を施し, その上にポリオレフィン樹脂を塗布した耐候用アルス ター鋼板『U処理』(膜厚2μm),ガルバリウム鋼板(商 品名:ガルバスター,板厚:0.8mm,めっき付着量:両面 150g/m2)にクロム酸含有のウレタン樹脂を塗布したガ ルバスター『G処理』(膜厚2μm)を比較材とした。. 3.1 促進耐候耐食性. 外装用鋼板は,紫外線や熱による皮膜の劣化と,水 や塩分など劣化因子の影響および湿潤乾燥の繰り返 しによる鋼板の腐食が複合的・相乗的に生じる。そこで, キセノンランプ式促進耐候性試験(JIS K5600 7-7)と複 合サイクル腐食試験(CCT,JIS H8502)を組合せ,それ らの繰り返し(以下,促進耐候耐食試験)により評価を 行った。試験条件を図₅に示す。図₆に促進耐候耐食試 験での膜厚変化および明度変化を,図₇に20サイクル 後の外観を示す。ZF処理は白錆の発生は認められるが, 膜厚の変化が少ないため明度低下はほとんど認められな. 0 5 10 15 20 0 5 10 15 20. b) 明度変化a) 膜厚変化. 試験時間(サイクル)試験時間(サイクル). ガルバスターG処理 耐候用アルスターU処理 耐候用アルスターZF処理. ガルバスターG処理 耐候用アルスターU処理 耐候用アルスターZF処理. 0.0. 1.0. 2.0. 3.0. 膜 厚. (μ m. ). 50. 40. 60. 70. 80. 90. 明 度. (L *). 図₆ 促進耐候耐食試験での膜厚変化および明度変化 Fig.₆ Changes in organic resin thickness and lightness value in accelerated weathering-corrosion test.. キセノンランプ式 促進耐候性試験(50サイクル(100h)). (JIS K5600 7-7). 複合サイクル腐食試験 (5サイクル(40h))(JIS H8502). 照射+降雨(18min). ・槽内温度;35℃. 1サイクル(2h). 照射(102min). ・ブラックパネル温度;63℃ ・湿度;95R.H.%. 塩水噴霧(2h). ・槽内温度;35℃ ・5%NaCl. 1サイクル(8h) 乾燥(4h). ・槽内温度;60℃. 1サイクル(140h). 湿潤(2h). ・槽内温度;60℃ ・湿度;95R.H.%. 図₅ 促進耐候耐食試験条件 Fig.₅ Conditions of accelerated weathering-corrosion test.. 日 新 製 鋼 技 報 No.96(2015). 高耐候性樹脂被覆耐候用アルスター鋼板『ZF処理』 27. かった。一方,U処理およびG処理は試験時間6サイク ルで皮膜がほぼ消失し,明度低下が大きかった。明度低 下は,U処理の方が小さいが,これは,皮膜が消失後の 耐食性がガルバリウム鋼板よりアルミめっき鋼板の方が 優れるためである。. 3.2 大気暴露試験(沖縄,桐生,堺). 表₁に大気暴露試験地の環境を示す。工業地帯(大阪 府堺市),塩害地帯(沖縄県),田園地帯(群馬県桐生市) の3地域で行った。試験片は100×200mmとし,4t曲げ, クロスカットを入れて評価した。図₈にZF処理の大気 暴露試験での膜厚変化および明度変化を,図₉には沖縄 大気暴露4年後の外観を示す。いずれの暴露地でもZF 処理は膜厚の変化が少ないため明度低下が小さく,良好. 表₁ 大気暴露地の環境 Table₁ Environments of atmospheric exposure test sites. 20mm. G処理U処理ZF処理 ガルバスター耐候用アルスター鋼板. 20 サ イ ク ル 後. 試 験 前. 50 55 60 65 70 75 80 85 90. 明 度( L* ). 暴露期間(年). ガルバスターG処理 耐候用アルスターU処理 耐候用アルスターZF処理. ガルバスターG処理 耐候用アルスターU処理 耐候用アルスターZF処理. 膜 厚( μ m ). 43210. 暴露期間(年) 43210. 0.0. 0.5. 1.0. 1.5. 2.0. 2.5. 3.0. 50 55 60 65 70 75 80 85 90. 明 度( L* ). 暴露期間(年). 膜 厚( μ m ). 43210. 暴露期間(年) 43210. 0.0. 0.5. 1.0. 1.5. 2.0. 2.5. 3.0. 50 55 60 65 70 75 80 85 90. 明 度( L* ). 暴露期間(年). 膜 厚( μ m ). 43210. 暴露期間(年) 43210. 0.0. 0.5. 1.0. 1.5. 2.0. 2.5. 3.0. 明 度 変 化. 膜 厚 変 化. 田園地帯(群馬)塩害地帯(沖縄)工業地帯(大阪). 図₇ 促進耐候耐食試験20サイクル後の外観 Fig.₇ Appearance of specimens at 20 cycles of accelerated. weathering-corrosion test.. 図₈ ZF処理の残存皮膜厚および明度におよぼす大気暴露試験時間の影響 Fig.₈ Effect of atmospheric exposure test time on remained organic resin thickness and lightness value of ZF treatments.. 暴露地 所在地 環境 海岸からの距離 堺 大阪府堺市 工業 約50m. 沖縄 沖縄県中頭郡中城村 塩害 約30m. 桐生 群馬県桐生市 田園 約90km. 日 新 製 鋼 技 報 No.96(2015). 高耐候性樹脂被覆耐候用アルスター鋼板『ZF処理』28. プルを用いた。その結果,図11に示すように,ZF処理 はU処理,G処理より屋根模擬温度が7.6 ~ 21.1℃,室内 模擬温度が3.8 ~ 14.4℃低かった。 ZF処理は日射反射率の低下が小さいため,屋根材に 使用した場合,太陽光による鋼板の温度上昇が抑制され, 屋内の温度上昇が抑えられることから,夏季の冷房負荷 低減による省エネルギー効果が期待できる。. 3.3 遮熱特性. 表₂に沖縄暴露4年後および促進耐候耐食試験20サイ クル後の日射反射率測定結果を示す。測定器は分光光度 計を用い,JIS R 3106に準拠し測定波長300~ 2100nmで 測定した。ZF処理はU処理,G処理に対して,沖縄暴露 材で約9%,促進耐候耐食試験で約20%高いことが分か る。 図10に示すような簡易測定装置を作製し,遮熱特性を 評価した。15分間ランプ照射し,それぞれの温度測定を 行った。供試材は促進耐候耐食試験20サイクル後のサン. な外観を維持していた。U処理およびG処理は暴露4年 で皮膜が完全に消失し,明度低下が大きくなり灰黒色に 変色していた。また,クロスカット部において,U処理 では赤錆が,G処理では白錆が認められたのに対し,ZF 処理はクロスカット部でも良好な耐食性が得られた。こ れは,ZF処理皮膜が暴露4年経過後も残存しているた めと考える。4t曲げ部はいずれのサンプルとも顕著な錆 は発生していなかった。. 供試材. 照射時間15分. ②. ①. 温度測定. 位置. 可視・赤外線ランプ (出力 500W). 100mm. 300mm. 100mm. 図10 遮熱特性の評価方法 Fig.10 Evaluation method of thermal barrier property.. 20mm. G処理U処理ZF処理 ガルバスター耐候用アルスター鋼板. 暴 露 4年 後. 試 験 前. 図₉ 供試材の大気暴露4年後の外観(暴露場所:沖縄) Fig.₉ Appearance of specimens at 4 years of atmospheric expo-. sure.. 表₂ 供試材の日射反射率 Table₂ Reflectance of solar radiation. 日射反射率(%). 試験前 沖縄大気暴露 促進耐候耐食試験. 4年後 20サイクル. 耐候用アルスター鋼板 ZF処理 59 50 48. U処理 58 41 30. ガルバスター G処理 64 40 27. 日 新 製 鋼 技 報 No.96(2015). 高耐候性樹脂被覆耐候用アルスター鋼板『ZF処理』 29. 3.4 耐薬品性(耐アルカリ性,耐加工油性,耐溶剤性). 表₃に供試材の耐薬品性を示す。いずれも,アルカリ 脱脂液や水溶性加工油および各種有機溶剤に対して良好 な耐薬品性を示し,加工油を用いた連続フォーミングな どの加工も可能である。. ₄.用途例. 図12に用途例を示す。加工形状の厳しいラジアル加工 や折板などの加工でも疵付きや割れ等発生せず良好な外 観が得られており,従来材と同様に非住宅の屋根壁など に幅広く適用可能である。. 表₃ 耐薬品性 Table₃ Chemical resistance of specimens. 時間(min). 温 度( ℃ ). G処理(日射反射率;27%)U処理(日射反射率;30%)ZF処理(日射反射率;48%) ガルバスター耐候用アルスター鋼板. 20. 40. 60. 80. 100. 120. ② 83.1℃. ①46.8℃. ②90.7℃. 50.6℃. ②104.2℃. ①61.2℃①. 0 5 10 15 20 25 時間(min). 温 度( ℃ ). 20. 40. 60. 80. 100. 120. 0 5 10 15 20 25 時間(min). 温 度( ℃ ). 20. 40. 60. 80. 100. 120. 0 5 10 15 20 25. 図11 促進耐候耐食試験後の供試材の遮熱性測定結果の一例( 屋根温度, 室内温度) Fig.11 An example of thermal barrier test results of specimens after accelerated weathering-corrosion test.. 耐アルカリ性 耐加工油性 耐溶剤性. エタノール キシレン 石油ベンジン. 耐候用アルスター鋼板 ZF処理 ○ ○ ○ ○ ○. U処理 ○ ○ ○ ○ ○. ガルバスター G処理 ○ ○ ○ ○ ○. 【耐アルカリ性試験法】  アルカリ脱脂剤(サーフクリーナー SD-350NF/日本ペイント)でpH12に調整後40℃×2分浸せき 【耐加工油性】  水系加工油(SL-200/三彩化工)を10%希釈し10分浸せき後,テープ剥離試験 【耐溶剤性】  ガーゼに薬品含浸後5往復擦り試験 【評価法】  ○剥離なし,△一部剥離,×全面剥離. 日 新 製 鋼 技 報 No.96(2015). 高耐候性樹脂被覆耐候用アルスター鋼板『ZF処理』30. ラ ジ ア ル 加 工 品. 実施工例加工品 折 板 加 工 品( 屋 根 ). 角 波 加 工 品( 壁 ). 図12 開発材の外装建材用途への使用例 Fig.12 Applications of developed products for external building materials.. 参考文献. 1)川口洋充, 三吉泰史, 橘高敏晴:日新製鋼技報, 78 (1998), 52.. 2)吉崎布貴男:防錆管理, 52 (2008), 1.. 3)内山真明, 辻村太佳夫, 服部保徳:日新製鋼技報, 95 (2014), 1.. 4)高柳啓志, 山崎達朗:水性コーティング材料の開発と応用, シー. エムシー出版.. 5)堀江正一:色材協会関西支部塗料講座, 40 (2007), 104.. 6)北条哲夫, 土田勇, 阿部桂三:土木学会論文集, 480 (1993), 107.. ₅.結 言. 耐候用アルスター鋼板『ZF処理』は耐候性に優れた特 殊フッ素樹脂をベース樹脂に用いて,ジルコニウム化合 物主体の防錆剤,反応性向上剤,架橋剤および潤滑剤を 当社独自手法にて最適配合し開発した。本製品はアルミ めっきの優れた耐食性に加え,耐候性・成型加工性に優 れた有機系皮膜を施すことで,美麗な外観を維持し日射 反射率の低下が少ない。クロムフリーのZF処理はクロ メート系従来材と同等以上の耐食性,耐候性を有してい るため,塩害地域などの厳しい腐食環境はもちろん,省 エネルギーニーズのある外装建材用途への適用が期待 できる。. 4 新商品紹介 高耐候性樹脂被覆耐候用アルスター鋼板『ZF処理』

Fig. ₄  Schematic illustration of ZF-treated hot-dip aluminized  steel sheet  “ Weather-Resistance Alstar ” .
Fig. ₇  Appearance of specimens  at 20 cycles of  accelerated  weathering-corrosion test.

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