各項目ごとの内容の検討を進め、研究会
1研究としての見解を﹃平和憲法を護持するた
めに﹂︵草案︶としてまとめを行った。 ︹研究I︺/教理研究 ︵2︶経済学研究﹁教義とは何か﹂をメインテマとし昨年に引き続きD・ディラド著/岡
た公開講座を二回開催した。本好弘訳﹁J・M・ケインズの経済学﹄
宗教学からみる教義/田島信之先生をテキストにして自主研究を重ね、各章︵東洋英和女学院短期大学学長︶ごとにレポタを中心として討議を行
仏教学からみる教義仏説としてのい、第七章まで終了し噂
教義と仏教徒に見出された教義/横︵3︶国際関係研究超慧日先生︵大谷大学名誉教授︶本年度よりJ&P・ミッシ著/松田
その他、大乗仏教及び法華思想に関す義哲訳﹃人間的世界秩序をめざして﹄をる研究も引き続き進められた。テキストにして研究員を中心とした自主
ゼミナル形式の研究会を月一回の割合 ︹研究Ⅱ︺ で開催し、人間的世界秩序についての学︵1︶法学研究習及びディスカッションを行った。
﹁憲法問題﹂をテマに基本的研究項 目︵六項目︶を設定し、研究し、研究員︹研究Ⅲ︺/儀礼研究を中心に自主ゼミナル形式を研究会で昨年次に引き続き、宗教儀礼に関する
昭和五十七年次中央学術研究所事業報告
基礎講座を開催した。 今年次は、﹁日本人の信仰心と儀礼﹂ について、宗教民俗学の視点から、全十 回にわたり、藤井正雄、井之口章次、桜 井徳太郎、宮家準各先生より、講義をい ただいた。 特別課題研究 ︵1︶佼成教学の確立 a﹃庭野日敬法話選集﹄の編纂 第六回配本︵第四巻︶﹁和顔愛語・素 顔の会長/書簡﹂が三月五日に、第七 回配本︵別巻︶﹁法語録﹂が十一月十五 日にそれぞれ発刊された。 b佼成教学の確立 佼成教学体系化のための研究作業計 画︵昭和五十八年より始まる、六ヵ年 計画︶を立案し、教学項目及び形態モ デルの原案作成を行った。 176昭和57年次中央学術研究所事業報告 立垂佼成会会員世帯の世帯構成と 信仰継承の実態に関する調査研究 との研究は、本教団を構成する会員世 帯の世帯構成や世帯構成員の実態を把握 するとともに構成員の信仰活動や世代間 の信仰継承に関する態様を明らかにする ︵2︶教団史の編纂 教団史調査研究計画に基づく第五年次 目の本年は、引き続き基礎資料収集、個 人聴取り調査︵約八十名︶、現地調査︵延 四十一教会︶を実施するとともに、支部 ・教会史の第一次原稿の作成が進められ た。また、教団史編纂委員会の審議に基 づいて、本部史の出版計画が検討され ﹁立正佼成会史﹄︵本部史二巻、教会史四 巻、年表・索引一巻の全七巻を予定︶の うち、五十八年次に本部史︵第一・二 巻︶を刊行することが決定された。 なお、教団史調査研究は本年次でいち おうの区切りを迎えたが、編纂・川版期 間を含めて昭和六十年までにすべてを完 了することとなった。 合同講座 研究員、所員の研修のための研究部門 共通識座として、今年次は公開識座の形 で、シンポジウムを開催した。 日時十二月十七日︵金︶午後一時 三十分’四時三十分
場所大聖堂大聖ホル
テマ日本人と宗教そのこころと
かたち講師井之口章次先生︵国学院大学
講師︶ ことを目的とし﹄そのための量的・質的 な資料を得ようとするものである。 今年は、全国教会の中でも中堅とされ る岡崎教会︵岡崎市など二市四町一村を 包括︶に協力を要請し、同教会会員世帯 数のほぼ十分の一にあたる世帯を無作為 にサンプリングし、配票調査を実施し た。集計作業を経て具体的な検討を行 い、報告書としてまとめた。2講座
十一月十九日︵金︶午後一時三十分よ り四時三十分まで、普門館四階国際会議 室において、第七回研究発表会が開催さ れた。発表者およびテマは次のとお 胎岬ノ。 ・アジアにおける開発と援助 インドネシアにおける最貧困層を中心に⋮伊東伸郎
・日本国憲法の平和主義について :山野井克典・政治と宗教シドニ・ミドの
アメリカ市民宗教観野口親一
・新宗教教団における教義形成:梅津札司
・漢訳仏典にみる空の比峨について 研究発表会 桜井徳太郎先生︵駒沢大学教 授︶ 藤井正雄先生︵大正大学教 授︶宮家準先生︵慶応大学教
授︶︵五十音順︶
177﹃紀要﹄第十一号 昭和五十六年の研究成果を収録し、四 月に発刊した。主な内容は次のとおり。 一・多・即の思惟/雲井昭善 靖国神社国家穫持の現在的諸問題/真 田芳憲 仏教における虚空の比険/森章司 中国古代の暦法の学際性と胡僧の役割
維吾鯛日眉冒己粟特ao響
含e語等の資料をふまえて/岩佐 貫三 久保角太郎の信仰遍朕に関する三つの 問題/梅津札司客塵煩悩と妄念の一考察大乗起信
諭を中心として/鈴木孝太郎 己茸胃昌冒冨研究Ⅲ/山崎守一 その他、研究ノト、書評・紹介、昭 和五十六年次事業報告等を収録。⋮金子芳夫
・初期仏教とジャイナ教山崎守一
3出版
なお本号よりISDS︵国際逐次刊 行物デタ・システム︶に国際登録さ れ、ISSN︵国際標準遂次刊行物番 号︶を割り当てられた。登録番号は以下 のとおh/・ 一、国際標準遂次刊行物恭号ISSN○二八六五六八八
二、キ・タイトル︵登録書名︶ ○ケpqom宍旦員の厚展①巨丙望昌○ 〆辱。 ﹃真理と創造﹄ 第十九号特集八につぼんのおんなV 日本の婦人の将来像を模索すると同時 に、とりわけ戦後から今日にいたるまで の婦人の歩みに焦点をあて、物言わぬ大 衆のなかの婦人とその生活史を辿ること によって、その運しき婦人の生きざまを 再考した。 特別企画八生命科学のゆくえと宗教V 果して、人間にとって宗教は必要なも のか、否か。この問いかけをもっとも尖 鋭化してつきつけているのが、今日伸長 著しい生命科学をめぐる論議であろう。 ここに、あらためて生命と科学、生命と 宗教について間うてみた。 第二十号特集八大衆の時代、その成 熟と病理V 現代は、戦後の民主化政策と無類の経 済成長と相侯って、匿名多教の一般大衆 が社会の全面に進出してきた時代ともい えよう。しかし、反面、高度な組織化と 官僚化がすすむなかで、自覚した個人と しての大衆の関与しうる局面は嬢小化さ れるという、いわば逆説的な閉塞状況に もある。大衆化状況の成熟とともに、現 代社会のかかえる様々な病理の根も、い よいよ深化してきている。本号では、 ﹁大衆の時代﹂を再点検しながら、その 課題と展望について、識者の見解を細ん だ。 王玲ンダナ﹂ 本研究所の所報として、第七十九号よ り第八十四号まで隔月で六回発行した。 特に本年次より本誌のモデル・チェン 178昭和57年次二央学術研究所事業報告 一現代と人間﹂を統一テマとして掲 げ、現代社会のさまざまな問題のうち、 特に青少年の問題等に集中して表われて