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石綿飛散漏えい防止対策徹底マニュアル 改訂版【1.01】修正追加入り

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(1)

「建築物等の解体等の作業及び労働者が石綿等にばく露する おそれがある建築物等における業務での労働者の石綿ばく露

石綿飛散漏えい防止対策徹底マニュアル

おそれがある建築物等における業務での労働者の石綿ばく露 防止に関する技術上の指針」に基づく

講演会用配付資料 改訂版【

1.01

】(修正・追加入り)

平成26年10月作成 平成26年10月作成

事務局 日本水処理工業株式会社 厚生労働省委託事業

「 平成26年度 建築物の解体事業時の石綿漏洩防止対策等に係る周知啓発事業」

(2)

石綿の基礎知識

P1

石綿の原石(クリソタイル)

出典:茨城労働局「石綿(アスベスト)対策のしおり」

P1

(3)

石綿とは (いしわた、せきめん 、アスベスト)

• 天然に産する繊維状けい酸塩鉱物の総称

クリソタイル(白)・アモサイト(茶)・クロシドライト(青)

クリソタイル(白) ア サイト(茶) ク シドライト(青)

トレモライト・アクチノライト・アンソフィライト

* 石綿をその重量の 0.1 %を超えて含有しているもの

• 単繊維の太さは、髪の毛の 1 / 5000 程度

• 「石綿粉じん」としてカウントするのは次のもの

• 「石綿粉じん」としてカウントするのは次のもの

幅(直径):3 μ m未満、長さ:5 μ m以上 長さと幅の比(アスペクト比):3以上

* μm (マイクロメートル):1/1000mm

P2

クロシドライト アモサイト

クリソタイル

石綿繊維

出典:THE ASBESTOS/せきめん読本(1996年日本石綿協会)

P2

(4)

石綿の物性と健康障害

• 優れた材料

不燃性、耐熱性、高強度、耐薬品性、絶縁性、

耐摩擦性 親和性 安価 耐摩擦性、親和性、安価・・・

• 主要用途

建築材料、摩擦材、シール材、紡織品、・・・

• 健康障害

代表的な疾病:石綿肺、肺がん、中皮種 腫

微小な粉じんが健康影響を与える

クロシドライト・アモサイトが有害性が高い ばく露から長期間経過後、発症

喫煙者は肺がんに特に注意を!!

P3

日本のアスベストの輸入量

出典:環境省建築物の解体等に係る石綿飛散防止対策マニュアル2011

P3

(5)

職業がん・中皮腫労災認定者数の推移

出典:環境省建築物の解体等に係る石綿飛散防止対策マニュアル2011

P4

石綿の使用状況 石綿の使用状況

・ 2006 年(平成 18 年)に石綿の製造・使用等の禁止

・既存の建築物等に石綿が大量に存在

9月

・今後の解体工事等からの石綿粉じんの飛散防止 対策が重要

P4

(6)

石綿使用建材のレベル

(石綿則、建災防マニュアルによる分類)

• レベル1 石綿含有吹付け材

• レベル2 石綿含有保温材、

耐火被覆材 断熱材

大除去時の発

耐火被覆材、 断熱材

• レベル3 石綿含有成形板

発じん量小

P5

石綿使用建材(レベル1=吹付け材)

一般名 商品名 製造時期

吹付け石綿 トムレックス、 ~ 1975 ノザワコーベックス等

石綿含有吹付けロッ クウール

スプレーテックス、

ノザワコーベックスR等

~ 1987

湿式石綿含有吹付 けロックウール

トムウェット、

バルカ ウェット等

~ 1989 けロックウ ル バルカーウェット等

パーライト吹付け ~ 1989

バーミキュライト吹付け ~ 1989

*製造時期データは「石綿(アスベスト)含有建材データベース」

による(以下同じ) P5

(7)

石綿使用建材(レベル1=吹付け材)

S造の梁・柱・EVSPS の耐火被覆

カーテンウォールの結露防止 外壁パネル

浴室・階段室・金庫室・書庫・

集合住宅居室等の天井 機械室の壁・天井、スラブ下・

折版屋根の断熱、階段裏・庇裏

P6

石綿含有建材(レベル2)

種類 一般名 商品名 製造時期

耐火被 覆材

石綿含有耐火被 覆板

トムボード、

リフライト等

~ 1983

石綿含有ケイ酸 キャスライトL H 2004 石綿含有ケイ酸

カルシウム板 2 種

キャスライトL、H ケイカライト等

~ 2004

断熱材 屋根用折版石綿 断熱材

フェルトン ~ 1983

煙突石綿断熱材 カポスタック等 ~ 1990

保温材 石綿保温材 1914-91 けいそう土保温材 1890-55 パーライト保温材 1961-80

水練り保温材 ~ 1988

P6

(8)

石綿含有建材

(レベル2:保温材・耐火被覆材・断熱材)

保温材(配管エルボ部・等)

耐火被覆材(ケイカル板2種等)

煙突断熱材(カポスタック等) 屋根用折版断熱材(フェルトン等)

P7

石綿使用建材(レベル3=成形板)

種 類 建 材(製造時期)

内装材 スレ ト パルプセメント板 スラグ石膏板 内装材

耐火間 仕切り

スレート、パルプセメント板、スラグ石膏板、

押出し成形板(~ 2004 )、石綿含有岩綿吸音 板( 1965-87 )、石綿含有石膏ボード(~

1986 )、ケイカル板1種(~ 2004 )

床材 ビニル床タイル(~ 1988 )、フロア材(~ 1990 ) 外装材 スレ ト サイデ ング等(以上 2004 ) ケ 外装材 スレート、サイディング等(以上~ 2004 )、 ケ

イカル板1種(~ 2004 )

屋根材 住宅化粧用スレート(~ 2004 ) 煙突材 石綿セメント板(~ 2004 )

P7 円筒

(9)

石綿使用建材(レベル3=成形板)

スレート板 ビニル床タイル

(Pタイル)

スレート板

(Pタイル)

・石綿セメント円筒

・住宅屋根用化粧スレート

・サイディング材 等

・岩綿吸音板

・ケイカル板1種

・押出成形セメント板

P8

• 参考資料

<石綿(アスベスト)含有建材データベース>

http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/07/071213 _.html

<目で見るアスベスト建材>

http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/01/010331 _7_.html

P8

(10)

各法令の規制対象となる石綿含有建材

建基法 石綿則 大防法 廃掃法

規制対象 ( 使用禁

レ ベ

吹付け石綿・

石綿含有吹付け

特定建 築材料

特別管理産 ( 使用禁 業廃棄物

止)

1

石綿含有吹付け ロックウール

築材料 業廃棄物

「廃石綿等」

ひる石吹付け・

パーライト吹付け レベル2

保温材 断熱材 耐火 保温材、断熱材、耐火 被覆材

レベル3

成形板等

石綿含有産 業廃棄物

P9

石綿飛散防止対策の概要

掻き落とし・切断・破砕による除去

掻き落とし・切断・

破砕によらない 除去

封じ込め・

囲い込み 除去 石綿含有

吹付け材

石綿含有 断熱材・保温材・耐火被覆材

(レベル2)

(レベル1・

2)

その他の 石綿含有

(石綿則)

吹付け材

(レベル1)

(レベル2) 2) 石綿含有

成形板

(レベル3)

作業 場内 隔離

特殊 工法

作業 場内 隔離

特殊工法 当該作 業員以 外立ち 入り禁 止等

特殊 工法

作業 場内 隔離

原則手ば らし グロー 湿潤化

ブバッ グ等

グローブ バッグ

屋根用折板等

配管保 温材等

工事計画届

事前調査

作業届

「石綿ばく露防止に関する技術上の指針」に基づく措置

P9

(11)

○新規の製造等

○既存の吹き付け石綿

解体作業等における 事前の措置

情報提供(発注者・注文者)

(8条、9条)

事前調査(3条)

作業計画(4条)

石綿取扱作業(解体作業等を 含む)における措置

○発生源対策

・ 局所排気装置(12条)

・ 湿潤化(13条)

○ばく露防止対策

○管理

・石綿作業主任者

(19条、20条)

・特別教育(27条)

・付着物の除去

(32条の2)

飲食喫煙の禁止

禁止

(安衛令16条)

除去・封じ込め

綿則 条)

石綿等

所轄労働基準監督署長 へ届出(5条等)

○ばく露防止対策

・ 保護具(14条等)

○隔離・立入禁止

(6条、7条、15条)

・飲食喫煙の禁止

(33条)

・掲示(34条)

・作業の記録(35条)

・保護具等の管理

(46条)

(石綿則10条)

○石綿粉じん濃度測定(36条)

○健康診断(40条)

石綿則

○石綿を取り扱う業務

技術指針

除去等の措置

○健康診断 条)

建築物等の解体等の作業での労働者の石綿ばく露防止に関する技術上の指針

「石綿障害予防規則」で義務づけている、建築物等にアスベストが 使用されているか否かの事前調査や石綿を含有する建材を除去をする際の

措置などについて、それらを実施する際の留意事項を示したもの

図1 石綿障害予防規則の概要 P10

吹き付け石綿 (著しい粉じん発散のおそれがある場合)保温材、耐火被覆材、断熱材 その他材料

物・準耐火耐火建築 建築物にお ける除去

その他除去

封じ込め・

(切断などを囲い込み 伴う)

(切断などを囲い込み 伴わない)

(切断など除去 を伴う)

(切断など除去 を伴わない)

封じ込め・

(切断など囲い込み を伴う)

(切断などを囲い込み 伴わない) 除去 注文者の配慮

(第9条関係)

(第3条関係)事前調査

(第4条関係)作業計画

(第 条関係)

14日前届出

(安衛則第90条

関係)

(第5条関係)事前届出

(第27条関係)特別教育

作業主任者の

(第19条関係)選任

保護具の着用

(第14条関係)

湿潤化

●印の呼吸用保護具については、電動ファン付き呼吸用保護具等に限ります。

今回の改正で追加

(第13条関係)湿潤化

隔離の措置

(第6条関係)

作業者以外

(第7条関係)⽴⼊禁⽌

関係者以外

第15条関係)⽴⼊禁⽌

P10

(12)

届出(安衛則第 90 条又は石綿則第 5 条)

事業者は、保温材、耐火被覆材等の除去、封じ込め又は囲 い込み、吹付け石綿の除去、封じ込め又は囲い込みの作業 を行うときは、あらかじめ、所轄労働基準監督署長に提出し なければならない。

耐火建築物等に吹付けられた石綿の除去の作業

→ 14

日前まで(安衛法第

88

条、安衛則第

90

条)

その他の作業

あらかじめ( 綿則第 条)

あらかじめ(石綿則第

5

条)

なお、レベル

3

の建材の除去作業については、届出義務無し

P11

解体等の作業における法届出一覧

レベル

1 2 3

期日

安衛法

(工事計画届)

耐火・準耐火建築 物の吹付け除去

不要

14

日 前まで 石綿則 上記以外の建築 建築物 工作 不要 施工 石綿則

(作業届)

上記以外の建築 物・工作物の吹付 け除去・封じ込め・

囲い込み

建築物・工作 物の除去・封じ 込め・囲い込み 作業

不要 施工 開始 前まで 大防法

(特定粉じ

建築物・工作物の 吹付け除去・封じ込 め 囲い込み

建築物・工作 物の除去・封じ 込め 囲い込み

不要

14

日 前まで ん排出等作

業実施届)

め・囲い込み 込め・囲い込み

*1) 作業届と計画届双方の対象となる場合は、計画届に作業届

の内容も含めればよい。

*2) 自治体によっては、条例上の届出義務もあるので留意する。

発注者による届け出(14.6~)

P11

(13)

レベル3建材の解体時の主な規制

○ 事前調査(石綿則第3条)

○ 作業計画(同第4条)

( 石綿則における規制 )

○ 作業計画(同第4条)

○ 石綿を取り扱う作業:飛散防止のため当該石綿等を湿潤な状 態のものとする(同第13条)

○ 石綿を取り扱う作業:

・労働者に呼吸用保護具及び作業衣または保護衣を使用させる

・呼吸用保護具は同時に作業に従事する人数分用意する

(同第14条及び第45条)

○ 石綿等を取り扱う作業場:関係者以外の者の立入禁止、その 旨を見やすい箇所に表示する(同第15条)

○ 石綿作業主任者の選任(同第19条)

○ 石綿則第4条第1項各号に掲げる作業:

当該労働者に対し特別教育を行う(同第27条)

P12

事前調査(石綿則第 3 条第1項、2項)

建築物等の解体等の作業を行うときは、事前に石綿等の使 用の有無を目視、設計図書等により調査し、その結果を記録 しておかなければならない。

石綿等の使用の有無が明らかとならなかったときは、石綿等 の使用の有無を分析により調査し、その結果を記録しておか なければならない。(ただし、石綿等が吹き付けられていない ことが明らかである場合において、石綿等が使用されている ものとみなして措置を講ずるときは、この限りでない。

不適切な調査の結果、石綿の使用を見過ごした場合、

石綿則に基づく措置が講じられずに解体等の作業が行 われることになることから、事前調査は適切に行う必要 があり、石綿について相応の知識を持つものが行うこと が望ましい。

P12

(14)

事前調査

• 施工者に事前調査を義務付け

(石綿則、大防法でも義務付け)

• 全ての石綿含有建材

スライド自体を削除

• 全ての石綿含有建材

(レベル1~3)を調査し、結果を記録

・不明なものは分析を義務付け(吹付け以外は、分析 を略して石綿含有措置でも可)

・図面と異なる場合もあるので 現地確認必須

現地確認必須

(なるべく専門業者同行)

・調査結果の掲示( 09 年改正)

・調査結果も 40 年保管

P13

(参考)特定粉じん(石綿)飛散防止対策の概要(大防法)

解体等工事 特定工事

掻き落とし・切断・破砕による 除去

掻き落とし等によら ない除去

封じ込め・

囲い込み

1 ページ追加

石綿含有 吹付け材

(レベル1)

石綿含有 断熱材・保温材・

耐火被覆材(レベル2)

(レベル1・

レベル2)

石綿含有 成形板等 (レベル3)

石綿含 有建材 不使用 作業

場内 隔離

特殊 工法

作業 場内 隔離

特殊 工法

周辺の 養生

特殊 工法

湿潤化 原則手ば

グロー らし

ブバッグ 工法等

グローブ バッグ工 法等

配管保 温材等

1号

1

2 4

特定粉じん排出等作業届

作業基準の改正(粉じん漏えい監視等)

事前調査 ・ 発注者への説明 ・ 掲示/報告聴取 ・ 立入検査

(15)

(参考)大防法における特定工事(※)の手順例

※特定粉じん排出等作業を伴う工事

発 注 者 元 請 業 者

仮工事請負契約(除去等工事の費用別途)

情報提供 事前調査

発注者への説明 特定粉じん排出等作業届出

(作業開始の14日前まで) 除去等工事の詳細見積もり

特定粉じん排出等作業の開始 本工事請負契約または精算変更契約(除去等工事の適正額計上)

赤字:法改正部分

事前調査結果の掲示

解体等工事の着工

P13

事前調査の結果の掲示

建築物等の解体等の作業を行う際に、石綿則第3条第1項、2 項に基づき行われた石綿等の有無に関する事前調査の結果の 概要等を、労働者が見やすい箇所に掲示すること

○掲示しなければならない事項

① 調査を終了した年月日

② 調査の方法及び結果の概要

「調査の方法」の概要

調査に使用した主な書類の名称 分析の実施の有無等

・調査に使用した主な書類の名称、分析の実施の有無等

・石綿があるとみなした場合においては、石綿等が吹き付けられていないことを 確認したこと等

「調査の結果」の概要

・石綿の使用の有無、石綿が使用されている建材の種類等

・分析を行った場合は、当該分析の対象物、分析結果等

P14

(16)

レ ベ ル 1 レ ベ ル 2 レ ベ ル 3 石 綿 な し

事前調 査結果

石綿ありの掲示(石綿則) 石綿無の掲示 作業 行政指導(部長通知) 同左 同左

近隣向けの掲示 (事前調査結果・作業内容)

作業方法等

石 綿 則

作業 方法等

行政指導(部長通知) 同左 同左

大 防 法

事前調 査結果

特定工事該当の掲示

(法第

18

条の

17

特定工事該当なしの掲示

(法第18条の17)

作業 方法等

掲示(規則第

16

条の

4

/ 作業基準)

P14

事前調査結果の掲示例

( 厚労省技術指針に基づく例)

石綿の使用状況の調査結果 事業場 名称 建設株式会社 作業所 事業場の名称: ○○建設株式会社 ○作業所

代表取締役▲▲

建築物等の種別: ビル

調査方法: 設計図書の確認、現場での目視及び石綿含有率の分析

(調査箇所) (1階から3階まで)

発注者からの通知: 有り(設計図書と改修記録)

調査結果: 1階)機械室 壁・天井 吹付けロックウール

2階)事務室床 Pタイル

2階)事務室床 Pタイル

3階)応接室 天井 岩綿吸音板

(外部)煙突部カポスタックライナー付き

(詳細は、分析結果報告書による。)

調査者氏名及び所属: ○○○○日本アスベスト調査診断協会(登録アスベスト診断士)

調査者氏名及び所属:○○○○(石綿作業主任者技能講習修了者)

調査終了年月日; 平成

出典:厚生労働省 平成25年度事前調査指導用PPT

P15

(17)

事前調査結果の掲示例

1 ページ追加

・石綿取扱い・立入禁止

・喫煙 / 飲食禁止

作業員向けの掲示

ー石綿則での義務付けー

「・立入禁止」2行目

・作業主任者の職務

・事前調査の結果

P15

(18)

石綿粉じん飛散防止対策

「建築物等の解体等の作業での労働者の 石綿ばく露防止に関する技術上の指針」

作業場隔離を行う場合

レベル1、レベル2の 除去、封じ込め、囲い込み

(切断等の作業を伴う場合に限る)

P16

レベル1、レベル2の除去、封じ込め、

囲い込み(切断等の作業を伴う 場合に限る)

隔離の措置と併せて講ずべき措置(1)

吹付け石綿の除去、封じ込め、囲い込み(切断等を伴う場 合)、及び石綿等の切断等の作業を伴う保温材、耐火被覆 材等の除去、封じ込め、囲い込みの作業は、隔離の措置。

(石綿則第6条関係)

吹付け石綿の除去等の作業を行うに当たっては、隔離の措置に併 せて、次の事項が義務付けらている。(石綿則第6条)

① 作業場所の排気に集じん・排気装置を使用すること

② 集じん・排気装置の排気口からの石綿等の漏えいの有無の点検

③ 作業場所及び前室を負圧に保つこと

④ その日の作業開始前の前室の負圧点検

(石綿則第6条関係)

P16

④ その日の作業開始前の前室の負圧点検

⑤ 作業場所の出入口に洗身室及び更衣室を併設した前室を設置す ること

⑥ ②、④で異常を認めたときは、直ちに集じん・排気装置の補修等 が必要

下線部改正事項

(19)

隔離の措置と併せて講ずべき措置(2)

隔離の措置を行ったときは、石綿等の粉じんの飛散を抑制 するため、隔離した作業場所内の石綿等の粉じんの処理等 を行った後でなければ、隔離を解いてはならないこととなった。

ただし、これらと同等以上の効果を有する措置を講じたと きは、この限りではない。

(例えば、「グローブバックを使用する方法」など)

○負圧除じん装置(集じん・排気装置)

(石綿則第6条)

隔離の措置は必要ない。

負 除 装置(集 排気装置)

・有効な集じん方式としては、日本工業規格(Z8122)に定めるHEP Aフィルタを付ける方法があること。

・作業場所を十分換気できる能力のものを使用する必要があること。

○負圧の確保

・負圧の確認方法:目視、又は微差圧計、スモークテスターの使用等

P17

① 隔離工法概念図

P17

(20)

①集じん・排気装置は24時 間稼動が原則。やむを得ず 排気装置を停止させるには 準備

隔離養生(床 壁等)

(作業前測定)

② 除去作業手順

排気装置を停止させるには、

毎日作業終了時に、清掃と 換気(隔離の確保)

②吹付け石綿下の 天井板 撤去は、養生後に実施

③養生撤去前には 1.5時間

呼吸用保護具等

隔離養生(床、壁等)

天井材撤去 吹付け材除去

(中測定)

(作業後測定1)

集じん・排気

作業

③養 撤去前 は 時間 以上換気(作業場内の特定 粉じんの処理)。処理後、空 気測定結果を確認して養生 撤去。

隔離養生材撤去 廃棄物処理

(作業後測定2)

(作業後測定 )

P18

③作業場の隔離

①プラスチックシートによる密閉

②集じん・排気装置による負圧化

作業場の隔離

接着テープ

壁面プラスチックシートの継目は、

垂直に重ね合わせ全面を接着テープ でシールする。

壁にプラスチックシートを下げ、

テープで上面と床面に留める プラスチックシート厚さ0.08mm以上(1重)

作業場の隔離

漏えい防止のため、出入口はジッパー等 で密閉できることが望ましい。また、出入 り口の覆いは厚手のものが望ましい。

接着テープでシールする プラスチックシート厚さ0.15mm以上(2重)床面 コンクリート又は軽量ブロック壁面等で接着テープがつきにくい場合には、

スプレー式接着剤を使用して、プラスチックシートのテープ留めを補強する。

接着テープでの仮留め 接着テープで

シールする プラスチックシート

(壁面) プラスチックシート

プラスチックシート厚さ 0.08mm以上(1重)壁面 接着テープ

(壁面)

(床面)壁にそって 30cm折返す ポケットに

折る

接着テープでシールする プラスチックシート

厚さ0.15mm以上(2重)床面 P18

(21)

③ 作業場の隔離

床面の隔離養生例

壁面の隔離養生例 隔離養生後天井の 撤去を行うと壁面の養 生の継ぎ足しが必要 となる

□隔離養生計画

①隔離作業場は狭いほうが良い(漏えいリスク小、清掃等が容易)

②広い面積の部屋を分割して隔離する場合には要注意!!

③外部に面する開口部を有する場合の隔離にも要注意!!

④内部の設備等の養生・・発熱のある機器類は熱を逃がす工夫を

P19

□負圧の確認、漏えいの有無の確認

・集じん・排気装置稼働後、養生シートの内側への膨らみで確認

・マイクロマノメータで差圧を確認

③ 作業場の隔離

①差圧は-2~-5Paが目安

0.1

Pa計測可能の機器を用いる

③「ゼロ点調整」を必ず

④内外の開放端は同じ高さに

⑤温度変化の少なく、風の当たらない場所に設置 作業場負圧の

ため 内側に

表示

ため、内側に 膨らんいる

マイクロマノメーター 例

P19

削除

(22)

・スモークテスターで気流を確認

①隔離シート等の接合部、入隅部等 建築部材の取り合い部など 目視で

③ 作業場の隔離

建築部材の取り合い部など、目視で 確認するとともに、スモークテスター で漏れがないか確認

②隔離作業場内の気流の確認を行い、

空気の滞留部がないか確認

③建物の入り口の開閉、エレベータの 稼働等による作業場内への風の吹き こみ、引き抜きの有無の確認

④セキュリティーゾーン入口で、作業場 内への気流を確認

スモークテスター

P20

EVシャフト

(竪穴

層間塞ぎ(層の区画)にアス ベスト綿が使用されている⇒

除去の対象、綿状で漏えい

EV入口周りの耐火区 画壁としてラス金網に

③鉄骨造建物における作業場 隔離/留意事項

(竪穴区画)

EVホール

高層ビルではドラフト効果で 上昇気流が強い⇒隔離の 負圧を阻害する可能性有り

耐火被覆を除去する と隙間ができる 画壁

アスベスト吹付け⇒除 去対象、隙間が多い

耐火区画壁 外壁

EV入口(三方枠)

居室 通常の

負圧隔離範囲

P20

(23)

③ 作業場の隔離/留意事項

外部 作業場内

外部 作業場内

断面図

外部と隔離されてい ないため、内部から 石綿が漏えい

養生シート 石綿

ダクト・配管等

穴を石綿で埋めている

配管の周囲に隙間が存在する場合(コンクリで埋められている ように見えても、石綿等で埋められている場合がある)

※配管の周囲の隙間ではなく、穴そのものを石綿で埋めている ケースも存在する。

⇒外部からコーキング等を行う。

石綿が飛散

石綿

石綿が漏えい 外部から キング等を行う。

.3 59 設備ダクト、配管等が壁を貫通している場合の注意事項

P21

③作業場の隔離/ ダクトの養生シート貫通部

排気ダクトの隔離養生の貫 通部隙間を完全に封鎖 通部隙間を完全に封鎖

排気ダクトの貫通用パネル、

今後市販の予定

P21

追加

(24)

④ 前室(セキュリティーゾーン)の設置

・更衣室・洗身室・前室の3 人の退出・廃棄物の搬出時の隔離作業場からの石綿粉じんの 漏えいを防ぐためのもの

更衣室 洗身室 前室の3 室構造からなる

・前室に靴ふきマットを設置

・洗浄室には通常エアシャ ワーが用いられている

・更衣室には うがい用の更衣室には、うがい用の 水、マスク洗浄用の水また は濡れぞうきん、マスクフィ ルター廃棄用蓋付き容器等 を装備

ジッパー式また は厚手の垂れ幕 が望ましい

P22

④ セキュリティーゾーンの使い方

□作業員の退場時

①前室でマスク以外の保護衣、

手袋等を脱ぎ、全て廃棄する

②洗浄室で、エアシャワーを浴び、

②洗浄室で、 アシャワ を浴び、

マスクや衣服に付着している 石綿粉じんを除去する

(少なくとも 1 人 30 秒以上)

③更衣室でマスクをはずす

□廃棄物の搬出時

①作業場内で除去した石綿を専用袋に入れ 密封

洗身室

①作業場内で除去した石綿を専用袋に入れ、密封

②前室で袋の外側に付着した石綿粉じんを高性能真空 掃除機等で除去した後、透明のプラスチック袋に入れ、

密封。これで二重梱包

③エアシャワーで外側に粉じんを除去した後、決められ た場所に集積・保管

P22

(25)

隔離の措置を講じた作業場所における 吹き付けられた石綿等

電動ファン付き呼吸用保護具等の 使用の義務付け

隔離の措置を講じた作業場所における、吹き付けられた石綿等 の除去の作業に労働者を従事させる場合には、電動ファン付き呼 吸用保護具等を使用させることが義務付けられている。(石綿則第 14条)

(電動ファン付き呼吸用保護具の性能)

(電動 ァン付き呼吸用保護具 性能)

・日本工業規格(T8157)に定める規格に適合

・防護率が99.9%以上

・フィルタの捕集効率が99.9%以上

P23

⑤ セキュリティーゾーンの使い方

(洗身室)

P23

(26)

⑤ セキュリティーゾーンの使い方

除去石綿の搬出作業

(洗身室)

P24

(

廃石綿等

)

⑤ 集じん・排気装置/設置及び作業場の負圧化

□集じん・排気装置の使用目的

①隔離作業場内の粉じんをHEPAフィルターで除去

②隔離作業場内を負圧に保ち、粉じん漏えいを防止

□ 除去開始から24時間稼働が原則

・集じん・排気装置の停止は、隔離の解除につながる

⇒仕事仕舞いにやむを得ず停止する場合は、

除去した石綿の袋詰め、清掃後 一定時間(1.5時間以上)換気後 停止

停止

(アモサイト、クロシドライトは要注意)

□集じん・排気装置停止時

・外気の吹込みを防ぐため、排気口 を塞ぐ

P24

(27)

⑤ 集じん・排気装置/設置及び作業場の負圧化

□集じん・排気装置の設置台数

・排気風量は4回換気/時以上(負圧の確保)

・排気ダクトが長い場合、曲がり排気ダクトが長い場合、曲がり 多い場合等は圧力損失を考慮

□プラスチックダクトの取扱い

・吊り下げの時や曲がり部分が 閉塞することのないように

・先端部での閉塞は厳禁(排気量が激減)

曲がり部分や先端部 にアルミダクトで補強

P25

⑤ 集じん・排気装置/設置位置

集じん・排気の空気 の流れは セキュリ の流れは、セキュリ ティーゾーン⇒集じ ん排気装置へ。

作業場内の石綿粉 じんを集じん・排気 するためには、セ

す 、

キュリティーゾーン の対角に集じん排 気装置を配置する。

P25

(28)

⑤ 集じん・排気装置/ フィルターの交換

□集じん排気装置は、原則として、隔離作業場内に設置

・フィルター交換時の粉じん飛散に配慮

□フィルターの交換

□フィルタ の交換

・HEPAフィルターは500時間が目安

・初期圧力損失

245

Paの

2

倍程度の 圧力損失となったとき

1

次フィルターは3~

4

回/日

2

次フィルターは

1

回/日程度

作業場が狭いとき、フィルター交

□HEPAフィルターの交換の方法

・作業場外の場合・・隔離場所を設ける

・作業場内の場合・・除去作業中の交換は不可

除去作業終了後、作業場内の空気を清浄にした後、隔 離シート撤去前に交換

作業場が狭いとき、フィルタ 交 換面のみ作業場内に入れる

P26

1

次、

2

次フィルタ交換例

1

次、

2

次フィルタを取り外し、廃棄袋に入れて処理をする。

P26

(29)

⑤ 設置例

倉庫等天井が高い場合、棚足場を設置し、足場上を隔離

集じん排気装置を隔離作業場の外に設置 する場合、1次、2次フィルター付きの吸気 口を作業場内に設置

ユニ ト ユニット

P27

⑥ 除去作業における留意事項

1)除去する特定建築材料の湿潤化

・粉じん飛散抑制剤(または水)による湿潤化 除去作業中の粉じんを抑制

・浸透時間を待って除去、浸透計の使用

・除去作業中も必要に応じて粉じん飛散抑制剤散布

2)石綿含有吹付け材等の掻き落とし、切断または破砕

・除去作業中の足場からの転落に注意

・仕上げのワイヤブラシ掛け時に粉じん飛散大 飛散抑制剤の空中散布

・除去作業終了後の目視確認

除去中の粉じん飛散の抑制が、粉じん漏えいリスクを低減させる

粉じん飛散抑制剤による湿潤化

手工具による除去作業 ワイヤブラシによる 擦り落とし作業

P27

(30)

3)除去した廃棄物の梱包と作業場からの搬出等

・除去した特定建築材料(廃棄する養生シート、フィルター等を含む)はすべて特別 管理産業廃棄物として処理

・処分方法は、管理型埋立処分、溶融、無害化のいずれか

・埋立処分の場合、固形化または安定化のうえ、耐水性材料での二重梱包

(廃石綿等)

作業場内 で専用プ ラスチック 袋詰め

飛散抑制剤等 で安定化、袋 内の空気を抜 き密封(一重 梱包)

前室で袋の外に 付着している石 綿粉じんを高性 能掃除機等で 拭ったうえ、二重

梱包 施工区画内一時保管場所で集積

P28

4)除去後の粉じん飛散防止措置

除去作業後、除去面に粉じん飛散防 止剤を散布

5)毎日の作業終了前の処理

①毎日の作業終了後、除去した廃棄物の袋詰め及び清掃

②隔離シート面への粉じん飛散防止剤の散布

③必要に応じて、粉じん飛散抑制剤の空中散布により浮遊粉 じんの沈降を促進させる

④集じん・排気装置は、隔離内部の負圧を維持するため、作 業期間中は24時間稼働が原則

⑤夜間等やむを得ず集じん 排気装置を停止させる場合は

⑤夜間等やむを得ず集じん・排気装置を停止させる場合は、

①~③の措置を講じたうえで、集じん・排気装置を1.5時間 以上稼働させて、作業場内の粉じんを処理した後停止し、

作業場内への出入り口をふさぐ

⑥アモサイト、クロシドライトは飛散しやすく、沈降しにくいた め、特に注意が必要

P28

(31)

⑦ 隔離解除前の粉じん処理

1)作業場内の清掃 2)検査(目視確認)

3)除去面への粉じん飛散防止剤の散布

4)隔離シート面への粉じん飛散防止剤の散布 5)作業場内の特定粉じんの処理)作業場内 特定粉 処

・粉じん飛散抑制剤を空中散布し、粉じんの沈降を促進させる

・集じん・排気装置を稼働させ、作業場内の粉じんを処理

・サーキュレーターを併用ことにより粉じん処理の効率が向上

・作業場内の石綿粉じん濃度が 場外と同程度であることを確 1.5時間以上

する

作業場内の石綿粉じん濃度が、場外と同程度であることを確 認して隔離を解除

PCM法による測定等を活用

・粉じん計等を使用するときは、抑制剤が沈降した後で!!

・アモサイト、クロシドライトは要注意

P29

*作業場内の総繊維数濃度を測定し、石綿等の粉じん処理が なされていることを確認したうえで、隔離を解除することが基本

・PCM法、リアルタイムファイバーモニター等により測定

・測定は、抑制剤が沈降した後で!!

・アモサイト、クロシドライトは要注意

⑦ 隔離解除前の粉じん処理

(6)使用工具、資機材の搬出・・・付着粉じんを確実に拭い取る

(7)集じん排気装置の清掃・HEPAフィルタの交換、漏えい点検

養 撤

(8)養生シートの撤去

(9)セキュリティーゾーンの解体 (仕上げ清掃)

(10)作業記録・・石綿則で

40

年間保存が義務付け

隔離シートの撤去 仕上げ清掃

P29

(32)

管理型埋立処分

⑧ 廃棄物処理

除去物、保護衣、養生材、フィ ルタ等全て特別管理産業廃棄 ルタ等全て特別管理産業廃棄 物(廃石綿等 )

薬剤による安定化または固型化の上、

耐水性材料で2重梱包(埋立処分基準)

委託処理の場合、事前に使用薬剤等を 文書で通知

溶融又は無害化

P30

⑨ 漏えい監視/集じん・排気装置

吸気面

HEPAフィルター

排気面

計器部分から漏えいし ていることもある

P30

(33)

⑨ 漏えい監視/集じん・排気装置

最も漏えいしや すい個所

00 Month 2010 AZEARTH Corporation All Rights Reserved 65

P31

削除 追加

・漏えいのない集じん・排気装置を使用する 搬入前に点検し、その記録を添付させる

⑨ 漏えい監視/集じん・排気装置/ 作業前点検

デジタル粉じん計等を使用した漏洩監視

使

<作業開始時>

① 作業開始前に集じん排気装置を稼働させ、デジタ ル粉じん計で排気ダクト内の空気濃度を測定。10分間 測定し、数値が「0」又は「0」近くなることを確認。

② 集じん・排気装置の吸気側でスモークテスターで煙

吸引ポンプ式の

削除

デジタル粉じん計を使用 した漏えい監視例

② 集じん 排気装置の吸気側でスモ クテスタ で煙 を発生させ、デジタル粉じん計の値が上昇しないことを 確認すれば正常、装置の漏えいなし。

③ ①、②で異常が確認された時は、その原因を究明し

、必要な措置を講じる。

P31

(34)

<作業開始直後、作業中>

⑨ 漏えい監視/集じん・排気装置/ 作業中点検

◇吸引ポンプ式デジタル粉じん計等を使用した漏えい監視◇

① 除去作業開始直後、粉じん濃度の上昇がないことを確認

② 除去作業開始から終了までの間、定期的にまたは連続で測定

③ 作業開始前から粉じん濃度の上昇がみられた場合、集じん・排気装 置の排気系統を点検し、原因究明と必要な措置を講じる

P32

<記録の保存>

確認した年月日、方法、結果等を記録し、

工事終了まで保存(石綿則では40年保存)

デジタル粉じん計を使用 した漏えい監視例-2

追加

設置例

小学校教室内

小学校教室外の排気口

排気口の位置が高い場合の測定もダ クト内での測定で可能になる

P32

(35)

⑨ 漏えい監視/集じん排気装置/ 搬入前点検

スモークテスタによる、集じん・排気装置の漏れ等の確認 例

フィルタ取り付け面の隙間から煙が 吸い込まれていく

吸気口を一時的にふさぎ

スモークテスタで漏れを確認する。

P33 69

⑨ 漏えい監視/ 集じん・排気装置

HEPAフィルター周りからの漏 えいを防ぐため、テープで密閉 することも一つの方法

漏れやすい場所

目視確認、煙の吸い込みを確認する。

作業場内

P33

(36)

⑨ 漏えい監視/セキュリティーゾーン

◇セキュリティーゾーンは次のいずれかで監視

・更衣室に設置した微差圧計により負圧の保持を定期的に確 認 ・スモークテスターまたは吹き流し

前室認 スモ クテスタ または吹き流し により、更衣室から除去作業場に 空気が流入していることを確認

*セキュリティーゾーン前での

粉じん濃度測定は、外部からの 前室

吸引する空気を測定している 可能性がある。

負圧の確認は最低作業開始前1回/日

P34

⑨ 漏えい監視/セキュリティーゾーン

◇作業員の退出時に起こりやすい

・エアシャワーにより十分に付着している粉じんを除去

・休憩時等作業員が一度に退出するときは一人づつ確実に休憩時等作業員が 度に退出するときは 人づつ確実に

・それには退出時に時間的余裕を持たせることが重要

◇作業停止時の漏えい防止

・出入り口はジッパー式とし、閉鎖することが望ましい

・出入り口の覆いは厚手で重量のあるものが望ましい

休憩時等作業員は一度に退出せず、一人ずつ順番に

できることが

・出入り口の覆いは厚手で重量のあるものが望ましい

◇作業再開時の負圧管理

・作業再開時には、集じん・排気装置稼働により負圧を確保し てから作業員が入場

集じん・排気装置のスイッチを外部に確保

P34

(37)

⑨ 漏えい監視/その他の箇所からの漏えい

◇その他の箇所の監視

・建物の構造上、除去対象の吹付け部分から漏えいする恐れ

⇒集じん・排気装置稼働前にスモークテスターで漏えい確認

⇒集じん 排気装置稼働前にスモ クテスタ で漏えい確認

・目視により、養生シートの破損、はがれ等を確認する

必要に応じて、スモークテスターを用いて、集じん・排気装置 稼働時に空気の吹込みがないかを確認

*集じん・排気装置の稼働により負圧が確保されている場合 かなりの大きさの破損でも漏えいは生じないが、夜間等で装 置を停止させたときに漏えいが生じる恐れがある。

P35

⑨ 漏えい監視/その他の箇所からの漏えい

作業開始前の負圧の点検や作業開始直後の集じん・排気装置か らの漏えいの点検を行った場合において、異常を認めた場合

・直ちに石綿等の除去等の作業を中止し、ろ過集じん方式の集じ ん・排気装置の補修又は増設その他の必要な措置を講ずる

・石綿等の粉じんが漏えいしていることが確認された場合には、関 係労働者にその旨を知らせるとともに、当該漏えいにより石綿等 にばく露した労働者については 第

35

条第4項に基づく記録が必 にばく露した労働者については、第

35

条第4項に基づく記録が必 要

・甚大な漏えいが生じた場合は関係行政機関に通報。

P35

(38)

特別教育

(安衛則第 36 条及び石綿則第 27 条)

事業者は 建築物等の解体等の作業に労働者を就かせるときは 当該 事業者は、建築物等の解体等の作業に労働者を就かせるときは、当該 労働者に対し、次の科目について、特別の教育を行わなければならない。

一 石綿の有害性 (石綿の性状等、0.5時間)

二 石綿等の使用状況 (石綿製品の種類・事前調査の方法等、1時間)

三 石綿等の粉じんの発散を抑制するための措置(作業方法、1時間)

四 保護具の使用方法 (保護具の性能・管理等、1時間)

五 その他、石綿等のばく露の防止に関し必要な事項(法令等、1時間)

※下線部は、石綿使用建築物等解体等業務特別教育規程

(平成17年厚生労働省告示第132号)より抜粋

P36

石綿障害予防規則の改正のポイント

P37

(39)

改正石綿則で措置された義務(概要)

集じん・排気装置(第6条関係)

作業開始後、速やかに、装置の排気⼝からの⽯綿漏えいの有無を点検する必

■吹き付けられた石綿の除去などについての措置

要があります。

異常があれば、作業を中⽌し、装置の補修やその他の措置を直ちに取る必要 があります。

前室を設置する際には 洗身室と更⾐室を併設する必要があります 作業場所の前室(第6条関係)

前室を設置する際には、洗身室と更⾐室を併設する必要があります。

作業開始前に、ろ過集じん方式の集じん・排気装置の使用によって、前室が 負圧に保たれているかどうかを点検する必要があります。

異常があれば、直ちに、ろ過集じん⽅式の集じん・排気装置の増設やその他 の措置を取る必要があります。

P37

事業者は、労働者が常時就業する建築物などの天井などの石綿を含む保温材

、耐⽕被覆材、断熱材が、損傷や劣化などで⽯綿粉じんを発散するおそれが ある場合は、石綿の除去、封じ込めや囲い込みの措置が必要です。

封じ込め、囲い込み作業では、次の措置が必要になります。

保温材、耐火被覆材、断熱材(第10条など)

封じ込め、囲い込みの作業で必要な措置

■石綿を含む保温材、耐火被覆材、断熱材の措置

措置内容 参照条文

[石綿則、労働安全衛生規則(安衛則)]

・発注者による工事請負人への石綿使用 状況などの情報提供の努⼒

・注⽂者による法令遵守のための配慮

石綿則第8条、第9条

※発注者とは、注⽂者のうち作業を⾏う仕事を他者から請け負 わずに注文している者

・事前調査 石綿則第3条

・特別教育 石綿則第27条、安衛則第36条

・作業計画 石綿則第4条

・作業の届出 石綿則第5条

※粉じんの著しい発散のおそれがある場合

・隔離装置

・ろ過集じん方式集じん・排気装置

・負圧の保持

・前室の設置

石綿則第6条

※切断を伴う作業で粉じんの著しい発散のおそれがある場

・⽴⼊禁⽌措置・その表⽰

・特定元方事業者から関係請負人への通知・

作業時間帯などの調整など

石綿則第7条

※切断を伴わない囲い込み作業で粉じんの著しい発散のお それがある場合

・湿潤化 石綿則第13条

・呼吸用保護具・作業衣または保護衣の使用 石綿則第14条

P38

(40)

(常時労働者を就業させる建築物等)

事業者(共用の廊下等については、建築物貸与者)は、建築物等の 吹き付け石綿等(いわゆるレベル1)及び保温材等(レベル2)が、劣 化等し 粉じんばく露のおそれがあるときは 除去 封じ込め 囲い込

現に使用される建築物等について

下線部改正事項

化等し、粉じんばく露のおそれがあるときは、除去、封じ込め、囲い込 み等の措置を講じなければならない。(石綿則第

10

条第

1

項、第

4

項)

(臨時労働者を就業させる建築物等)

事業者は、建築物等の吹き付け石綿等及び保温材等(レベル2)が、

劣化等し、粉じんばく露のおそれがあるときは、呼吸用保護具等を使 用させなければならない。(石綿則第10条第2項)

用さ なければならな 。(石綿則第 条第 項)

※今回の改正に伴い、保温材等(レベル2)の封じ込め、囲い込みについても、事前調査(第3条)、作業 計画(第4条)、作業の届出(第5条)、吹き付けられた石綿等の除去等に係る隔離等の措置(第6条)

、保温材等の除去等に係る立ち入り禁止等の措置(第7条)、石綿等の使用状況の通知(第8条)、建 築物の解体工事等の条件(第9条)、石綿等の切断等の作業に係る湿潤化等の措置(第13条)、石綿 等の切断等の作業に係る保護具の着用(第14条)、特別の教育(第27条)、保護具等の管理(第46条

)の対象となる。

煙突内の 断熱材

P38

改正建築物等の解体等の作業での 労働者の石綿ばく露防止に関する技

術上の指針の概要

P39

(41)

建築物等の解体等の作業での労働者の 石綿ばく露防止に関する技術上の指針

2-1 事前調査(その1)

2-1-1 発注者からの石綿等の使用状況の通知

発注者は、設計図書、過去の調査記録など石綿等の使用状況等について請負人 に対して通知

情報を有する場合 通知をする とが適切な作業 ながる

情報を有する場合は通知をすることが適切な作業につながる

2-1-2 目視、設計図書等による調査

(1)石綿に関し一定の知見を有し、的確な判断ができる者が行う

建築物石綿含有建材調査者、石綿作業主任者技能講習修了者のうち石綿等 の除去等の作業の経験を有する者及び日本アスベスト調査診断協会に登録さ れた者など

(2)建築物等では、部位又は使用目的により、一様な建材等が使われていない 可能性があるため、事前調査は建築物等に使用されている建材等の使用箇所、

種類等を網羅的に把握できるよう行う

(3)内壁、天井、床、屋根、煙突等に使用されている成形板その他の建材等 について、石綿等の使用の有無等を確認する際、各種情報を活用

国土交通省・経済産業省「アスベスト含有建材データベース」など P39

建築物等の解体等の作業での労働者の 石綿ばく露防止に関する技術上の指針

2-1 事前調査 (その2)

2-1-3 分析による調査

・分析は、十分な経験及び必要な能力を有する者が実施

(例:日本作業環境測定協会クロスチェック事業 Aランク、Bランクの分析技術者 日本環境測定分析協会 アスベスト偏光顕微鏡実技研修修了者、アスベスト偏 光顕微鏡インストラクター)

・吹付け材を分析する場合、石綿含有の有無(0.1%超)に加え 含有率も分析することが望ましい

・①補修・改築がなされている場合、②複数回の吹付けが疑われるとき①補修 改築がなされている場合、②複数回の吹付けが疑われるとき

吹付け材の場所ごとに試料を採取し、それぞれ石綿含有の有無を判断

・分析方法は、日本工業規格(JISA1481-1A1481-2A1481-3

または これと同等以上の精度を有する分析方法(分散染色法)

P40

参照

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