令和3年度 愛知教育大学入学試験問題
標準的解答例または出題の意図及び評価の観点
【前期日程】 科目名:教育ガバナンスコース(総合問題)
(出題の意図)
基本的な学力としての、いわゆる「読み・書き・そろばん」(3R’s)を問う。
Ⅰはこのうち「そろばん」に軸足があり、Ⅱは「読み・書き」にある。
Ⅰ 問(1) (標準的解答例)
多少 産業分類 推測される理由
も っ と も 多い
答え:情報通 信業
情報通信技術を活用する業種であり、情報のやり取りが中心 となるため
も っ と も 少ない
答 え : 運 輸 業・郵便業
情報ではなく物品等を受け渡して運ぶことが必要であるため
(2) (標準的解答例)
年間売上高が多い企業ほど、テレワークを導入している割合も高い
(3) (出題の意図)(評価の観点)
数的な理解と論理性を問う。社会的な問題に対する深い理解を前提として、データの読 み取りに基づく議論をすすめることができるかどうかを問う。
(1)ならびに(2)は、そもそもデータを読み解くことができるかどうかを問うている。非 常に簡単にした。
(1)には理由を付すことにして、単なるデータから、思考を広げようと考えた。
続く(3)では、こうしたデータをベースに、議論を論理的に進めることができるかどうか を問う。数値目標を挙げていて、単なる理念に終わらないように求めている。従って、例 えば(1)からは産業分類の転換や IoT の利用、(2)からは規模の拡大や M&A 等、いろいろ な解答が考えられる。論旨として通っていれば正解と考える。
Ⅱ (出題の意図)
社会的な問題に対する関心と意欲・態度ならびに基本的な語学力を問う。
LGBT に対して、文化や国等の背景を踏まえ、ジレンマ状況を作り出して議論を進め る。特定の考えを求めるものではない。
(評価の観点)
本問題における観点はいくつかある。
本文章では、LGBT への取り組みの考え方が多様であることが示されている。
1つめ。そもそも英文の意味が取れているか?
2つめ。自らの考え,ここでは「問題は何か」と「どう考えるか」の 2 つともがきちん と記述されているか?
3 つめ。上記に示す多様な観点から論じることができるかどうか。また、自らの考えをきち んとまとめているか。