Cisco Unified IP Phone 8961 、 9951 、 9971 ユーザ ガイド for Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) ( SIP )
Cisco Unified IP Phone 8961, 9951, and 9971 User Guide for Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) (SIP)
Text Part Number: OL-19963-01-J
【注意】シスコ製品をご使用になる前に、安全上の注意(
www.cisco.com/jp/go/safety_warning/
) をご確認ください。本書は、米国シスコシステムズ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情 報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移 動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。また、契約等の記述について は、弊社販売パートナー、または、弊社担当者にご確認ください。
目 次
電話機 13
Cisco Unified IP Phone 8961
13電話機の接続 13 フットスタンド 15
電話機ディスプレイ表示角度 16 ボタンとハードウェア 17 電話スクリーン 21
単一回線の電話機 22 複数の回線がある電話機 23
電話スクリーンのナビゲーションと項目の選択 25 省電力モード 26
ハンドセット受け台 26
Cisco Unified IP Phone 9951
27電話機の接続 27
Bluetooth
30フットスタンド 30
電話機ディスプレイ表示角度 31 ボタンとハードウェア 31 電話スクリーン 35
単一回線の電話機 36 複数の回線がある電話機 37
電話スクリーンのナビゲーションと項目の選択 39 省電力モード 40
ハンドセット受け台 40
Cisco Unified IP Phone 9971
41フットスタンド 44
電話機ディスプレイ表示角度 45 ボタンとハードウェア 45 電話スクリーン 49
単一回線の電話機 50 複数の回線がある電話機 51
電話スクリーンのナビゲーションと項目の選択 52 省電力モード 54
電話機ディスプレイのクリーニング 54 ハンドセット受け台 55
アプリケーション 57
電話アプリケーション 57 電話履歴 57
電話履歴の表示 58
コール レコードの詳細の表示 58 電話履歴のフィルタ 59
電話履歴からのダイヤル 59 電話履歴の電話番号の編集 60 電話履歴のクリア 60
電話履歴からのコール レコードの削除 61 設定 61
呼出音 61
回線の呼出音の変更 62 壁紙 62
壁紙の変更 62 明るさ 62
明るさの調整 63
Bluetooth
63Bluetooth
の電源オン 63Bluetooth
の電源オフ 63 アクセサリ 64アクセサリ リストの表示
目次
アクセサリの詳細の表示 64
アナログ ヘッドセット用ワイドバンドの設定 65
Bluetooth
アクセサリの追加 65Bluetooth
アクセサリの削除 66Bluetooth
アクセサリの接続 66Bluetooth
アクセサリの切断 67 管理者設定 67WLAN
のサインイン 67WLAN
のサインイン 68WLAN
のサインインの変更 68 実行中のアプリケーション 68実行中のアプリケーションの表示 68 実行中のアプリケーションへの切り替え 69 実行中のアプリケーションの終了 69 電話の情報 69
電話の情報の表示 70 連絡先 71
電話連絡先 71
社内ディレクトリ 71
連絡先の検索と連絡先へのダイヤル 71
コール中の連絡先の検索と連絡先へのダイヤル 72 パーソナル ディレクトリ 72
パーソナル ディレクトリ オプション 73
パーソナル ディレクトリのログインおよびログアウト 73 パーソナル ディレクトリへのエントリの追加 74
パーソナル ディレクトリのエントリの検索 74 パーソナル ディレクトリからの番号のダイヤル 75 パーソナル ディレクトリ エントリの削除 75 パーソナル ディレクトリ エントリの編集 75
ファースト ダイヤル コードとパーソナル ディレクトリ 76
ファースト ダイヤル コードのパーソナル ディレクトリ エントリへの割り当
目次
ファースト ダイヤル コードを使用したコールの発信 76 ファースト ダイヤル コードの削除 77
メッセージ 79
ボイス メッセージ 79
ボイスメールの個人設定 79 ボイス メッセージの確認 79 ボイス メッセージの聞き取り 80 コール機能 81
機能ボタンとソフトキー 81 すべてのコール 82
電話機ですべてのコールを表示する 83 応答 83
最も古いコールから応答 83 自動応答 83
ヘッドセットで自動応答 83 スピーカフォンで自動応答 83 割り込み 84
共有回線のコールに参加する 84 コールバック 84
コールバック通知の設定 84 すべてのコールの転送 84
電話機でのコール転送 85 コールバック 86
パークを使用したコールのパークおよび取得 86
処理されたダイレクト コール パークを使用したコールのパークおよび取得 86 手動ダイレクト コール パークを使用したコールのパークおよび取得 87 コール ピックアップ 87
ピックアップを使用したコールの応答 88
グループ ピックアップとグループ ピックアップ番号を使用したコールの応答 89 グループ ピックアップと電話番号を使用したコールの応答 89
その他のピックアップを使用したコールの応答 89 コール待機
目次
コール待機通知への応答 90 会議 90
別の通話相手を自分のコールに追加して会議を作成する 91 会議でのコールの結合 91
会議の完了前にコール間で切り替える 92 会議参加者の表示 92
会議参加者の削除 92 転送 92
コールの転送 92 サイレント 93
サイレントのオンおよびオフ 93
Extension Mobility
93Extension Mobility
の有効化 94 ファースト ダイヤル 94[
ファースト ダイヤル]
ボタンを使用したコールの発信 94 保留 95コールの保留および復帰 95
保留中のコールとアクティブ コールの切り替え 95 新しいコールに応答してコールを保留にする 95 共有回線の保留中の確認 96
リモート回線の保留 96 保留復帰 96
保留復帰の通知への応答 96 ハント グループ 96
ハント グループへのログインとハントグループからのログアウト 97 インターコム 97
専用インターコム コールを発信する 97
ダイヤル可能なインターコム コールを発信する 98 インターコム コールの受信 98
回線ステータス 98
回線ステータス インジケータ 99 目次
不審なコールのトレース 99 ミートミー 100
ミートミー会議の開催 100 ミートミー会議への参加 100 モバイル コネクト 100
デスクの電話機からすべてのリモート接続先へのモバイル コネクトをオンまたは オフする 101
進行中のコールをデスクの電話機から携帯電話に切り替える 101 進行中のコールを携帯電話からデスクの電話機に切り替える 102 ミュート 102
電話機のミュート 102 オンフック ダイヤル 102
オンフックでの電話番号のダイヤル 102 プライバシ 103
共有回線でのプライバシの有効化 103
Quality Reporting Tool(品質レポート ツール)
103電話機の問題のレポート 104 リダイヤル 104
番号のリダイヤル 104 共用回線 104
サイレント モニタリングと録音 105 短縮ダイヤル 105
短縮ダイヤル ボタンを使用したコールの発信 106 短縮ダイヤル コードを使用したコールの発信 106 オンフックでの短縮ダイヤル コードの使用 106 オフフックでの短縮ダイヤル コードの使用 106 転送 106
新しい番号へのコールの転送 107 転送完了前のコールの切り替え 107
WebDialer
107WebDialer
とCisco
ディレクトリの使用 108WebDialer
と他のオンライン社内ディレクトリの使用 108目次
WebDialer
の初期設定、表示、または変更 108WebDialer
のログアウト 109ユーザ オプション 111
[
ユーザ オプション] Web
ページ 111[
ユーザ オプション] Web
ページへのログインと[
ユーザ オプション] Web
ページから のログアウト 111デバイス 112
[ユーザ オプション] Web
ページでのデバイスの選択 112サイレント オプションのカスタマイズ 113 回線の設定 113
回線ごとにコール転送を設定する 114
回線ごとにボイス メッセージ インジケータの設定を変更する 114
回線ごとにオーディオ ボイス メッセージ インジケータの設定を変更する 115 回線ごと呼出音設定を変更する 115
電話機のディスプレイの回線テキスト ラベルの変更または作成 116
Web
での短縮ダイヤル 116短縮ダイヤル ボタンの設定 116 短縮ダイヤル コードの設定 117 電話機サービス 117
サービスへの登録 118 サービスの検索 118
サービスの変更または解除 118 サービス名の変更 119
電話機のプログラマブル ボタンへのサービスの追加 119 ユーザ設定 119
ブラウザのパスワードの変更 120
PIN
の変更 120[
ユーザ オプション] Web
ページの言語の変更 120 電話機のディスプレイの言語の変更 121ディレクトリ 121 個人アドレス帳 121 目次
PAB
エントリの検索 122PAB
エントリの編集 122PAB
エントリの削除 122個人アドレス帳の機能ボタンへの割り当て 123 ファースト ダイヤル 123
回線ボタンのファースト ダイヤルへの割り当て 124
ファースト ダイヤル コードの
PAB
エントリへの割り当て 124PAB
エントリを使用しないファースト ダイヤル コードの電話番号への割り当 て 125ファースト ダイヤル エントリの検索 125 ファースト ダイヤル電話番号の編集 125
PAB
エントリの削除 126モビリティ設定 126
新規リモート接続先の追加 126 アクセス リストの作成 127 プラグイン 128
プラグインへのアクセス 128 アクセサリ 129
電話アクセサリ 129
USB
デバイス 129Cisco Unified IP Color Key Expansion Module
130Cisco Unified IP Color Key Expansion Module
の機能 131Expansion Module
でのコールの発信 132ボタンの設定 132 明るさの調整 132
Bluetooth
ヘッドセット 133Bluetooth
無線ヘッドセットのパフォーマンス 134よくある質問(FAQ)とトラブルシューティングのヒント 135
よくある質問 135
トラブルシューティングのヒント 138
製品の安全性、セキュリティ、アクセシビリティ、および関連情報 141 安全性とパフォーマンス情報
目次
停電 141
外部デバイス 141
Bluetooth
無線ヘッドセットのパフォーマンス 142FCC
準拠宣言 142FCC Part 15.21
宣言 142FCC RF
被曝に関する宣言 142FCC
レシーバーおよびクラスB
デジタル装置に関する宣言 143 シスコ製品のセキュリティ 143アクセシビリティ機能 143
視覚障がい者向けアクセシビリティ機能 143 聴覚障がい者向けアクセシビリティ機能 146 運動障がい者向けアクセシビリティ機能 149 追加情報 151
クイック リファレンス 153
クイック リファレンス 153 保証 159
シスコ製品(ハードウェア)に関する
1
年間の限定保証規定 159 目次目次
電話機
Cisco Unified IP Phone 8961
Cisco Unified IP Phone 8961
には次の機能があります。•
電話機の接続•
フットスタンド•
電話機ディスプレイ表示角度•
ボタンとハードウェア•
電話スクリーン•
省電力モード•
ハンドセット受け台電話機の接続
システム管理者は、ユーザが電話機を企業の
IPテレフォニー ネットワークへ接続できるように支
援します。コンピュータ ポート(10/100/1000 PC)
の接続
DC
アダプタ ポート(DC48V)5
1
ハンドセットの接続
AC-DC
電源装置(オプション)6
2
アナログ ヘッドセットの接続(ヘッド セット オプション)
AC
電源コンセント(オプション)7 3
盗難防止用セキュリティ ロック コネク タ(ロック オプション)
IEEE 802.3af
および802.3at
電源対応の8
ネットワーク ポート(10/100/1000 SW)
4
電話機の接続 Cisco Unified IP Phone 8961
アクセサリ コネクタ(Cisco Unified IP
Color Key Expansion Module
の接続など に使用)USB
ポート2 1
各
USB
ポートは、電話機に接続されたサポート対象およびサポート対象外のデバイスを最大5
台サポートします。 電話機に接続された各デバイスは、最大デバイス数に含まれます。 た とえば、電話機では5
台のUSB
デバイス(たとえば3
台のCisco Unified IP Color Key Expansion
Module
、1
台のハブ、もう1
台の標準USB
デバイス)を側面ポートでサポートし、さらに5
台の標準
USB
デバイスを背面ポートでサポートできます (多くのサードパーティ製USB
製品 は、個別のUSB
デバイスとしてカウントされます)。 詳細については、システム管理者にお 問い合せください。(注)
フットスタンド
電話機をテーブルまたは机の上に置いている場合は、フットスタンドを電話機の背面に取り付け ます。
フットスタンド
Cisco Unified IP Phone 8961
コネクタが上のスロットにはまるまで フットスタンドを持ち上げます。
曲線コネクタを下のスロットに差し込
2
みます。1
フットスタンドの取り付けおよび取り外しは、予想よりも若干強い力が必要な場合がありま す。
(注)
電話機ディスプレイ表示角度
電話機ディスプレイの表示角度は、好みに応じて調整できます。
左手でハンドセットと受け台を持ち、右手でディスプレイの右側にあるベゼルの右側を持ち、両 手をそれぞれ反対方向へ前後に動かして角度を調整します。
(次の画像は
Cisco Unified IP Phone 9971
です)電話機ディスプレイ表示角度 Cisco Unified IP Phone 8961
ボタンとハードウェア
電話機では、次のボタンを使用して、電話回線、機能、コール セッションにすばやくアクセスで きます。
•
機能ボタン(左側)を使用すると、回線のコールの表示や、短縮ダイヤルまたはすべての コールなどの機能へのアクセスができます。•
コール セッション ボタン(右側)を使用すると、コールの発信、コールへの応答、保留さ れたコールの再開などのタスクを実行できます。 電話機の各コールは、1
つのセッション ボ タンに割り当てられます。ボタンとハードウェア
Cisco Unified IP Phone 8961
ディレクトリ番号、コール情報(発信者
ID
、アクティブ コールの アイコン、保留中のコールなど)、使用可能なソフトキーなど、電話機に関する情報が表示されます。
電話スクリーン
1
各セッション ボタンは、それぞれ
1
つのコール セッションを示 し、そのセッションのデフォルト操作を実行します。 たとえば、セッション ボタン
2
呼び出し中のコールに対応するセッション ボタンを押すと、その コールに応答し、保留中のコールに対応するボタンを押すと、そ のコールを再開します。
カラー
LED
は、コールの状態を示します。LED
は、フラッシュ(高速で明滅)、点滅(ライトが交互にオン/オフ)、または点灯
(ライトが明るいまま途切れない)します。
•
オレンジ色のフラッシュ :呼び出し中のコール。 この ボタンを押すと、コールに応答できます。•
緑色の点灯 :接続されたコール、または未接続の発信 コール。 コールが接続されている場合、このボタンを押す と、コールの詳細または会議コールの参加者が表示されま す。 コールが接続されていない場合、このボタンを押すと コールが終了します。ボタンとハードウェア Cisco Unified IP Phone 8961
•
緑色の点滅 :保留中のコール。 このボタンを押すと、保留中のコールが再開されます。
•
赤色の点灯 :リモートで使用されている共有回線。 こ のボタンを押すと、コールに割り込むことができます(割り 込み機能が有効な場合)。•
赤色の点滅 :リモートで保留されている共有回線のコー ル。 このボタンを押すと、保留中のコールが再開されます。セッション ボタンの横にあるアイコンは、そのセッションの操作 を示しています。 たとえば、不在履歴アイコンの付いたセッショ ン ボタンを押すと不在履歴が表示され、ボイスメール アイコンの 付いたセッション ボタンを押すとボイスメッセージ システムにア クセスできます。
(ヘブライ語やアラビア語のように右から左へ読む言語を使用す る電話機では、セッション ボタンの位置とプログラマブル機能ボ タンの位置を入れ替えることができます)
電話スクリーンに表示されたソフトキー オプション(選択されて いるコールまたはメニュー項目に対応)にアクセスできます。
ソフトキー ボタン
3
前の画面またはメニューに戻ります。
戻るボタン
4
接続コールまたはセッションを終了します。
リリースボタン
5
4
方向のナビゲーションパッドを使用すると、メニューのスクロー ル、項目の強調表示、テキスト入力フィールド内での移動ができ ます。ナビゲーション パッ ドと選択ボタン
6
選択ボタン(ナビゲーション パッドの中央)を使用すると、強調 表示された項目を選択できます。
電話機が省電力モードのとき、選択ボタンは白く点灯しています。
会議コールを開始します。
会議ボタン
7
接続されているコールを保留にします。
保留ボタン
8
コールを転送します。
転送ボタン
9
電話番号のダイヤル、文字の入力、メニュー項目の選択(項目番 号を入力して)を行います。
キーパッド
10
ボタンとハードウェア
Cisco Unified IP Phone 8961
デフォルトのオーディオ パスとしてスピーカフォンを選択し、新 しいコールの開始、着信コールのピックアップ、コールの終了を 行います。 コール中、このボタンは緑色に点灯します。
スピーカフォン ボタ ン
11
スピーカフォン オーディオ パスは、(ハンドセットを取り上げる などして)新しいデフォルト オーディオ パスが選択されるまで変 更されません。
外部スピーカが接続されている場合、スピーカフォン ボタンはそ の外部スピーカをデフォルト オーディオ パスとして選択します。
コール中にマイクロフォンのオン/オフを切り替えます。 マイクロ フォンがミュートになっているとき、このボタンは赤色に点灯し ています。
ミュートボタン
12
デフォルトのオーディオ パスとしてヘッドセットを選択し、新し いコールの開始、着信コールのピックアップ、コールの終了を行 います。 コール中、このボタンは緑色に点灯します。
ヘッドセット ボタン
13
電話スクリーンのヘッダー行にあるヘッドセット アイコンは、そ のヘッドセットがデフォルト オーディオ パスであることを示しま す。 このオーディオ パスは、(ハンドセットを取り上げるなどし て)新しいデフォルト オーディオ パスが選択されるまで変更され ません。
ハンドセット、ヘッドセット、スピーカフォンの音量(オフフッ ク)、および呼出音の音量(オンフック)を制御します。
音量ボタン
14
着信コールが鳴っているときは、電話機の呼出音を消します。
ボイスメール システムを自動ダイヤルします(システムによって 異なります)。
メッセージ ボタン
15
[アプリケーション]
メニューを開閉します。 システム管理者による電話機の設定方法によっては、このボタンを使用して、電話履 アプリケーション ボ
タン
16
歴、初期設定、電話の情報などのアプリケーションにアクセスで きます。
[
連絡先]
メニューを開閉します。 システム管理者による電話機の 設定方法によっては、このボタンを使用して、パーソナル ディレ クトリ、社内ディレクトリ、または電話履歴にアクセスできます。連絡先ボタン
17
好みの表示角度に配置できます。
電話機のディスプレ イ
18
各ボタンは、電話回線、短縮ダイヤル、コール機能に対応してい ます。
プログラマブル機能 ボタン
19
ボタンとハードウェア Cisco Unified IP Phone 8961
電話回線のボタンを押すと、その回線のアクティブ コールが表示 されます。
複数の回線がある場合は、すべてのコール ボタンを使用して、全 回線のすべてのコールをまとめたリストを表示できます(最も古 いコールが一番上)。 したがって、電話機には常にすべてのコー ルを表示しておくことを推奨します。
カラー
LED
は、回線の状態を次のように示します。•
オレンジ :この回線でコールが鳴っています。•
緑 :この回線でコールがアクティブまたは保留中です。•
赤 :共有回線がリモートで使用されています。(ヘブライ語やアラビア語のように右から左へ読む言語を使用す る電話機では、プログラマブル機能ボタンの位置とセッション ボ タンの位置を入れ替えることができます)
ハンドセットのライト ストリップは、呼び出し中のコール(赤色 にフラッシュ)または新しいボイス メッセージ(赤色に点灯)を 示します。
ライト ストリップ付 きのハンドセット
20
電話スクリーン
システム管理者がどのように電話機を設定するかによって、電話スクリーンの表示内容が決定さ れます。
電話スクリーン
Cisco Unified IP Phone 8961
単一回線の電話機
回線の電話の情報が表示されます。
回線ラベル
1
日時と、選択された回線に関する情報(電話番号など)が表示 されます。
ヘッダー
2
(コール中に、コールではなくヘッダーを強調表示している場 合は、電話機がアイドル状態のときと同じソフトキーが表示さ れます。 これは、コール中に
[不在転送]
または[発信]
ソフト キーにアクセスする場合などに便利です)その回線で接続されているコールに関する情報(電話番号、通 話時間など)が表示されます。
セッション ボタン ラベ ル(接続済みのコール 用)
3
その回線で保留中のコールに関する情報(電話番号、通話時間 など)が表示されます。
セッション ボタン ラベ ル(保留中のコール用)
4
対応するセッション ボタンを押すと、保留されたコールが再開 されます。
電話スクリーン 単一回線の電話機
対応するセッション ボタンを押すと新しいコールを発信できる ことを示します。
発信アイコン
5
選択(強調表示)されたコールだけに適用されるソフトキー オ プション。
ソフトキー
6
(機能ボタンまたはナビゲーション パッドを押すか、呼び出し 中のコールに応答して)他のコールを選択すると、ソフトキー オプションが変更される場合があります。
複数の回線がある電話機
複数の回線を使用する場合は、すべてのコール ボタンを使用して全回線のすべてのコールを表示 することを推奨します。
一度に多数のコールを処理する場合は、コール リストを下方向にスクロールしてコールを選択す る代わりに、応答ボタンを使用して、最も古い着信コールから順に応答することを推奨します。
詳細については、システム管理者にお問い合せください。
プライマリ電話回線に関する情報が表示されます。
プライマリ回線ラベル
1
選択されている回線を確認するには、回線ラベルの青いアイ
電話スクリーン
複数の回線がある電話機
ており、プライマリ回線に関する情報だけが表示されていま す。
日時と、選択された回線に関する情報(電話番号など)が表 示されます。
ヘッダー
2
(コール中に、コールではなくヘッダーを強調表示している 場合は、電話機がアイドル状態のときと同じソフトキーが表 示されます。 これは、コール中に
[不在転送]
または[発信]
ソフトキーにアクセスする場合などに便利です)
選択した回線にかかってきた接続済みのコールに関する情報
(コール ステータス、通話時間など)が表示されます。
セッション ラベル(接続 コール アイコン付き)
3
選択した回線にかかってきた保留中のコールに関する情報
(コール ステータス、通話時間など)が表示されます。
セッション ラベル(保留 中のコール アイコン付 き)
4
コールは、最も古いもの(一番上に表示)から順に、電話ス クリーンの右側に表示されます。
保留中のコール アイコンの横にあるセッション ボタンを押 すと、そのセッションの保留中のコールが再開されます。
選択されたコールだけに適用されるソフトキーオプション。
ソフトキー
5
(機能ボタンまたはナビゲーション パッドを押すか、呼び 出し中のコールに応答して)他のコールを選択すると、ソフ トキー オプションが変更される場合があります。
システム管理者がプログラマブル機能ボタンに応答機能を割 り当てた場合に表示されます。
応答ラベル
6
このラベルまたは対応するボタンを押すと、コール リスト を下方向にスクロールしてコールを選択しなくても、最も古 い着信コールに応答できます。
ユーザまたはユーザのシステム管理者がプログラマブル機能 ボタンに短縮ダイヤルを割り当てた場合に表示されます。
短縮ダイヤル ラベル
7
非プライマリ電話回線に関する情報が表示されます。
非プライマリ回線ラベル
8
すべてのコール機能が有効な場合に表示されます。 対応す るボタンを押すと、全回線のすべてのコールが表示されま す。
すべてのコール ラベル
9
コールは、最も古いもの(一番上に表示)から順に、電話ス クリーンの右側に表示されます。
コール中に
[すべてのコール]
を1
回押すと、現在のコール またはリストの最初のコールが選択され、2
回押すとヘッ電話スクリーン 複数の回線がある電話機
ダーが選択されます。 ヘッダーが選択された場合には、電 話機がアイドル状態のときと同じソフトキーが表示されま す。 これは、電話機に複数の回線があり、[発信]ソフトキー にアクセスする場合などに便利です。
電話機に複数の回線がある場合は、すべてのコール機能を使 用することを強く推奨します。
電話スクリーンのナビゲーションと項目の選択
例 操作
作業
不在着信リストのコールを強調 表示する。
ナビゲーションパッドを押す。
画面をスクロールして項目を強 調表示する。
2
を押して[アプリケーション]
メニューの
2
番目の項目を選択 する。キーパッドで該当する番号を押 す。
項目を番号で選択する。
初期設定アプリケーションを強 調表示し、選択ボタンを押す。
(ナビゲーション パッドの中 央にある)選択ボタンを押す。
選択ボタンを使用して項目を選 択する。
[
ネットワークのセットアップ]
メニューを強調表示し、1を押 してサブメニューを開く。メニュー項目を強調表示し、
キーパッドの項目番号を押す。
または、ナビゲーション パッ ドの下向き矢印を押し、選択ボ タンを押す。
サブメニューに移動する。
(メニュー項目の横にある右矢 印(>)は、サブメニューが存 在することを示します)
回線ボタンを押してから
[
不在 転送]ソフトキーを押して、そ の回線のコールを転送する。回線ボタンを押す。
回線選択のインジケータは次の とおりです。
コール機能に使用する回線を選 択する(回線がアイドル状態の とき)。
•
選択された回線は、電話 スクリーンのヘッダーに 表示されます。•
(回線ラベルの)アイコ ンの色は青に変わります。回線ボタンを
2
回押してから[
不在転送]
ソフトキーを押し 回線ボタンを2
回押す。回線選択のインジケータは次の とおりです。
コール機能を使用する回線を選 択する(回線に
1
つ以上のアクティブ コールがある場合)。 て、その回線のコールを転送す る。
電話スクリーン
電話スクリーンのナビゲーションと項目の選択
例 操作
作業
•
選択された回線は、電話 スクリーンのヘッダーに 表示されます。•
(回線ラベルの)アイコ ンの色は青に変わります。省電力モード
システム管理者が行った電話機の設定によっては、電話機のディスプレイが省電力モードになる
(電話スクリーンに何も表示されず、選択ボタンが白く点灯している)場合があります。
電話機のディスプレイをオンにするには、任意のボタンを押すか、ハンドセットを取り上げます。
ハンドセット受け台
システム管理者が電話機を壁に取り付ける場合があります。 電話機が壁に取り付けられている場 合は、受話器が受け台から滑り落ちないようにハンドセットの受け台を調整する必要があります。
受け台からハンドセットをはずし、ハンドセット受け台からプラスチックのタブを引き 出します。
1
省電力モード 電話スクリーンのナビゲーションと項目の選択
タブを
180
度回します。2
コーナーのノッチを手前に向けて、2本の指でタブを持ちます。
3
タブを受け台のスロットに合わせ、タブをスロット内に均等に押し込みます。 回した タブの上部から突起が出ている状態になります。 ハンドセットを受け台に戻します。
4
Cisco Unified IP Phone 9951
Cisco Unified IP Phone 9951
には次の機能があります。•
電話機の接続• Bluetooth
•
フットスタンド•
電話機ディスプレイ表示角度•
ボタンとハードウェア•
電話スクリーン•
省電力モード•
ハンドセット受け台電話機の接続
システム管理者は、ユーザが電話機を企業の
IP
テレフォニー ネットワークへ接続できるように支 援します。電話機の接続
Cisco Unified IP Phone 9951
ハンドセットの接続
DC
アダプタ ポート(DC48V)6
1
アナログ ヘッドセットの接続(ヘッド セット オプション)
AC-DC
電源装置(ネットワーク ポー7
ト接続用のオプション、ただし
WiFi
接続では必須)2
USB
ポートAC
電源コンセント(オプション)8 3
盗難防止用セキュリティ コネクタ
(ロック オプション)
IEEE 802.3af
および802.3at
電源対応の9
ネットワーク ポート(10/100/1000SW
)4
カメラ ピン ホール(
Cisco Unified IP
カ メラ用)コンピュータ ポート(
10/100/1000 10 PC)の接続
5
電話機の接続 Cisco Unified IP Phone 9951
スピーカ ポート(オプションの外部ス ピーカへの出力用)
USB
ポート3 1
マイクロフォン ポート(オプションの 外部マイクロフォンからの入力用)
アクセサリ コネクタ(Cisco Unified IP
4 Phone Expansion Module 7917
の接続な どに使用)2
各
USB
ポートは、電話機に接続されたサポート対象およびサポート対象外のデバイスを最大5
台サポートします。 電話機に接続された各デバイスは、最大デバイス数に含まれます。 た とえば、電話機では5
台のUSB
デバイス(たとえば3
台のCisco Unified IP Color Key Expansion
Module、1
台のハブ、もう1
台の標準USB
デバイス)を側面ポートでサポートし、さらに5
台の標準
USB
デバイスを背面ポートでサポートできます (多くのサードパーティ製USB
製品 は、個別のUSB
デバイスとしてカウントされます)。 詳細については、システム管理者にお 問い合せください。(注)
電話機の接続
Cisco Unified IP Phone 9951
Bluetooth
電話機は、ヘッドセットが
Bluetooth
をサポートしている場合は、Bluetooth Class 2テクノロジー をサポートします。電話機には
Bluetooth
ヘッドセットを5
個まで接続できますが、最後に接続されたBluetooth
ヘッ ドセットがデフォルトとして電話機で使用されます。関連トピック
• Bluetooth
ヘッドセット, 133ページフットスタンド
電話機をテーブルまたは机の上に置いている場合は、フットスタンドを電話機の背面に取り付け ます。
コネクタが上のスロットにはまるまで フットスタンドを持ち上げます。
曲線コネクタを下のスロットに差し込
2
みます。1
Bluetooth Cisco Unified IP Phone 9951
フットスタンドの取り付けおよび取り外しは、予想よりも若干強い力が必要な場合がありま す。
(注)
電話機ディスプレイ表示角度
電話機ディスプレイの表示角度は、好みに応じて調整できます。
左手でハンドセットと受け台を持ち、右手でディスプレイの右側にあるベゼルの右側を持ち、両 手をそれぞれ反対方向へ前後に動かして角度を調整します。
(次の画像は
Cisco Unified IP Phone 9971
です)ボタンとハードウェア
電話機では、次のボタンを使用して、電話回線、機能、コール セッションにすばやくアクセスで きます。
•
機能ボタン(左側)を使用すると、回線のコールの表示や、短縮ダイヤルまたはすべての コールなどの機能へのアクセスができます。•
コール セッション ボタン(右側)を使用すると、コールの発信、コールへの応答、保留さ れたコールの再開などのタスクを実行できます。 電話機の各コールは、1つのセッション ボ タンに割り当てられます。電話機ディスプレイ表示角度
Cisco Unified IP Phone 9951
ディレクトリ番号、コール情報(発信者
ID
、アクティブ コールの アイコン、保留中のコールなど)、使用可能なソフトキーなど、電話機に関する情報が表示されます。
電話スクリーン
1
各セッション ボタンは、それぞれ
1
つのコール セッションを示 し、そのセッションのデフォルト操作を実行します。 たとえば、セッション ボタン
2
呼び出し中のコールに対応するセッション ボタンを押すと、その コールに応答し、保留中のコールに対応するボタンを押すと、そ のコールを再開します。
カラー
LED
は、コールの状態を示します。LED
は、フラッシュ(高速で明滅)、点滅(ライトが交互にオン/オフ)、または点灯
(ライトが明るいまま途切れない)します。
•
オレンジ色のフラッシュ :呼び出し中のコール。 この ボタンを押すと、コールに応答できます。•
緑色の点灯 :接続されたコール、または未接続の発信 コール。 コールが接続されている場合、このボタンを押す と、コールの詳細または会議コールの参加者が表示されま す。 コールが接続されていない場合、このボタンを押すと コールが終了します。ボタンとハードウェア Cisco Unified IP Phone 9951
•
緑色の点滅 :保留中のコール。 このボタンを押すと、保留中のコールが再開されます。
•
赤色の点灯 :リモートで使用されている共有回線。 こ のボタンを押すと、コールに割り込むことができます(割り 込み機能が有効な場合)。•
赤色の点滅 :リモートで保留されている共有回線のコー ル。 このボタンを押すと、保留中のコールが再開されます。セッション ボタンの横にあるアイコンは、そのセッションの操作 を示しています。 たとえば、不在履歴アイコンの付いたセッショ ン ボタンを押すと不在履歴が表示され、ボイスメール アイコンの 付いたセッション ボタンを押すとボイスメッセージ システムにア クセスできます。
(ヘブライ語やアラビア語のように右から左へ読む言語を使用す る電話機では、セッション ボタンの位置とプログラマブル機能ボ タンの位置を入れ替えることができます)
電話スクリーンに表示されたソフトキー オプション(選択されて いるコールまたはメニュー項目に対応)にアクセスできます。
ソフトキー ボタン
3
前の画面またはメニューに戻ります。
戻るボタン
4
接続コールまたはセッションを終了します。
リリースボタン
5
4
方向のナビゲーションパッドを使用すると、メニューのスクロー ル、項目の強調表示、テキスト入力フィールド内での移動ができ ます。ナビゲーション パッ ドと選択ボタン
6
選択ボタン(ナビゲーション パッドの中央)を使用すると、強調 表示された項目を選択できます。
電話機が省電力モードのとき、選択ボタンは白く点灯しています。
会議コールを開始します。
会議ボタン
7
接続されているコールを保留にします。
保留ボタン
8
コールを転送します。
転送ボタン
9
電話番号のダイヤル、文字の入力、メニュー項目の選択(項目番 号を入力して)を行います。
キーパッド
10
ボタンとハードウェア
Cisco Unified IP Phone 9951
デフォルトのオーディオ パスとしてスピーカフォンを選択し、新 しいコールの開始、着信コールのピックアップ、コールの終了を 行います。 コール中、このボタンは緑色に点灯します。
スピーカフォン ボタ ン
11
スピーカフォン オーディオ パスは、(ハンドセットを取り上げる などして)新しいデフォルト オーディオ パスが選択されるまで変 更されません。
外部スピーカが接続されている場合、スピーカフォン ボタンはそ の外部スピーカをデフォルト オーディオ パスとして選択します。
コール中にマイクロフォンのオン/オフを切り替えます。 マイクロ フォンがミュートになっているとき、このボタンは赤色に点灯し ています。
ミュートボタン
12
デフォルトのオーディオ パスとしてヘッドセットを選択し、新し いコールの開始、着信コールのピックアップ、コールの終了を行 います。 コール中、このボタンは緑色に点灯します。
ヘッドセット ボタン
13
電話スクリーンのヘッダー行にあるヘッドセット アイコンは、そ のヘッドセットがデフォルト オーディオ パスであることを示しま す。 このオーディオ パスは、(ハンドセットを取り上げるなどし て)新しいデフォルト オーディオ パスが選択されるまで変更され ません。
ハンドセット、ヘッドセット、スピーカフォンの音量(オフフッ ク)、および呼出音の音量(オンフック)を制御します。
音量ボタン
14
着信コールが鳴っているときは、電話機の呼出音を消します。
ボイスメール システムを自動ダイヤルします(システムによって 異なります)。
メッセージ ボタン
15
[アプリケーション]
メニューを開閉します。 システム管理者による電話機の設定方法によっては、このボタンを使用して、電話履 アプリケーション ボ
タン
16
歴、初期設定、電話の情報などのアプリケーションにアクセスで きます。
[
連絡先]
メニューを開閉します。 システム管理者による電話機の 設定方法によっては、このボタンを使用して、パーソナル ディレ クトリ、社内ディレクトリ、または電話履歴にアクセスできます。連絡先ボタン
17
好みの表示角度に配置できます。
電話機のディスプレ イ
18
各ボタンは、電話回線、短縮ダイヤル、コール機能に対応してい ます。
プログラマブル機能 ボタン
19
ボタンとハードウェア Cisco Unified IP Phone 9951
電話回線のボタンを押すと、その回線のアクティブ コールが表示 されます。
複数の回線がある場合は、すべてのコール ボタンを使用して、全 回線のすべてのコールをまとめたリストを表示できます(最も古 いコールが一番上)。 したがって、電話機には常にすべてのコー ルを表示しておくことを推奨します。
カラー
LED
は、回線の状態を次のように示します。•
オレンジ :この回線でコールが鳴っています。•
緑 :この回線でコールがアクティブまたは保留中です。•
赤 :共有回線がリモートで使用されています。(ヘブライ語やアラビア語のように右から左へ読む言語を使用す る電話機では、プログラマブル機能ボタンの位置とセッション ボ タンの位置を入れ替えることができます)
ハンドセットのライト ストリップは、呼び出し中のコール(赤色 にフラッシュ)または新しいボイス メッセージ(赤色に点灯)を 示します。
ライト ストリップ付 きのハンドセット
20
電話スクリーン
システム管理者がどのように電話機を設定するかによって、電話スクリーンの表示内容が決定さ れます。
電話スクリーン
Cisco Unified IP Phone 9951
単一回線の電話機
回線の電話の情報が表示されます。
回線ラベル
1
日時と、選択された回線に関する情報(電話番号など)が表示 されます。
ヘッダー
2
(コール中に、コールではなくヘッダーを強調表示している場 合は、電話機がアイドル状態のときと同じソフトキーが表示さ れます。 これは、コール中に
[不在転送]
または[発信]
ソフト キーにアクセスする場合などに便利です)その回線で接続されているコールに関する情報(電話番号、通 話時間など)が表示されます。
セッション ボタン ラベ ル(接続済みのコール 用)
3
その回線で保留中のコールに関する情報(電話番号、通話時間 など)が表示されます。
セッション ボタン ラベ ル(保留中のコール用)
4
対応するセッション ボタンを押すと、保留されたコールが再開 されます。
電話スクリーン 単一回線の電話機
対応するセッション ボタンを押すと新しいコールを発信できる ことを示します。
発信アイコン
5
選択(強調表示)されたコールだけに適用されるソフトキー オ プション。
ソフトキー
6
(機能ボタンまたはナビゲーション パッドを押すか、呼び出し 中のコールに応答して)他のコールを選択すると、ソフトキー オプションが変更される場合があります。
複数の回線がある電話機
複数の回線を使用する場合は、すべてのコール ボタンを使用して全回線のすべてのコールを表示 することを推奨します。
一度に多数のコールを処理する場合は、コール リストを下方向にスクロールしてコールを選択す る代わりに、応答ボタンを使用して、最も古い着信コールから順に応答することを推奨します。
詳細については、システム管理者にお問い合せください。
プライマリ電話回線に関する情報が表示されます。
プライマリ回線ラベル
1
選択されている回線を確認するには、回線ラベルの青いアイ
電話スクリーン
複数の回線がある電話機
ており、プライマリ回線に関する情報だけが表示されていま す。
日時と、選択された回線に関する情報(電話番号など)が表 示されます。
ヘッダー
2
(コール中に、コールではなくヘッダーを強調表示している 場合は、電話機がアイドル状態のときと同じソフトキーが表 示されます。 これは、コール中に
[不在転送]
または[発信]
ソフトキーにアクセスする場合などに便利です)
選択した回線にかかってきた接続済みのコールに関する情報
(コール ステータス、通話時間など)が表示されます。
セッション ラベル(接続 コール アイコン付き)
3
選択した回線にかかってきた保留中のコールに関する情報
(コール ステータス、通話時間など)が表示されます。
セッション ラベル(保留 中のコール アイコン付 き)
4
コールは、最も古いもの(一番上に表示)から順に、電話ス クリーンの右側に表示されます。
保留中のコール アイコンの横にあるセッション ボタンを押 すと、そのセッションの保留中のコールが再開されます。
選択されたコールだけに適用されるソフトキーオプション。
ソフトキー
5
(機能ボタンまたはナビゲーション パッドを押すか、呼び 出し中のコールに応答して)他のコールを選択すると、ソフ トキー オプションが変更される場合があります。
システム管理者がプログラマブル機能ボタンに応答機能を割 り当てた場合に表示されます。
応答ラベル
6
このラベルまたは対応するボタンを押すと、コール リスト を下方向にスクロールしてコールを選択しなくても、最も古 い着信コールに応答できます。
ユーザまたはユーザのシステム管理者がプログラマブル機能 ボタンに短縮ダイヤルを割り当てた場合に表示されます。
短縮ダイヤル ラベル
7
非プライマリ電話回線に関する情報が表示されます。
非プライマリ回線ラベル
8
すべてのコール機能が有効な場合に表示されます。 対応す るボタンを押すと、全回線のすべてのコールが表示されま す。
すべてのコール ラベル
9
コールは、最も古いもの(一番上に表示)から順に、電話ス クリーンの右側に表示されます。
コール中に
[すべてのコール]
を1
回押すと、現在のコール またはリストの最初のコールが選択され、2
回押すとヘッ電話スクリーン 複数の回線がある電話機
ダーが選択されます。 ヘッダーが選択された場合には、電 話機がアイドル状態のときと同じソフトキーが表示されま す。 これは、電話機に複数の回線があり、[発信]ソフトキー にアクセスする場合などに便利です。
電話機に複数の回線がある場合は、すべてのコール機能を使 用することを強く推奨します。
電話スクリーンのナビゲーションと項目の選択
例 操作
作業
不在着信リストのコールを強調 表示する。
ナビゲーションパッドを押す。
画面をスクロールして項目を強 調表示する。
2
を押して[アプリケーション]
メニューの
2
番目の項目を選択 する。キーパッドで該当する番号を押 す。
項目を番号で選択する。
初期設定アプリケーションを強 調表示し、選択ボタンを押す。
(ナビゲーション パッドの中 央にある)選択ボタンを押す。
選択ボタンを使用して項目を選 択する。
[
ネットワークのセットアップ]
メニューを強調表示し、1を押 してサブメニューを開く。メニュー項目を強調表示し、
キーパッドの項目番号を押す。
または、ナビゲーション パッ ドの下向き矢印を押し、選択ボ タンを押す。
サブメニューに移動する。
(メニュー項目の横にある右矢 印(>)は、サブメニューが存 在することを示します)
回線ボタンを押してから
[
不在 転送]ソフトキーを押して、そ の回線のコールを転送する。回線ボタンを押す。
回線選択のインジケータは次の とおりです。
コール機能に使用する回線を選 択する(回線がアイドル状態の とき)。
•
選択された回線は、電話 スクリーンのヘッダーに 表示されます。•
(回線ラベルの)アイコ ンの色は青に変わります。回線ボタンを
2
回押してから[
不在転送]
ソフトキーを押し 回線ボタンを2
回押す。回線選択のインジケータは次の とおりです。
コール機能を使用する回線を選 択する(回線に
1
つ以上のアクティブ コールがある場合)。 て、その回線のコールを転送す る。
電話スクリーン
電話スクリーンのナビゲーションと項目の選択
例 操作
作業
•
選択された回線は、電話 スクリーンのヘッダーに 表示されます。•
(回線ラベルの)アイコ ンの色は青に変わります。省電力モード
システム管理者が行った電話機の設定によっては、電話機のディスプレイが省電力モードになる
(電話スクリーンに何も表示されず、選択ボタンが白く点灯している)場合があります。
電話機のディスプレイをオンにするには、任意のボタンを押すか、ハンドセットを取り上げます。
ハンドセット受け台
システム管理者が電話機を壁に取り付ける場合があります。 電話機が壁に取り付けられている場 合は、受話器が受け台から滑り落ちないようにハンドセットの受け台を調整する必要があります。
受け台からハンドセットをはずし、ハンドセット受け台からプラスチックのタブを引き 出します。
1
省電力モード 電話スクリーンのナビゲーションと項目の選択
タブを
180
度回します。2
コーナーのノッチを手前に向けて、2本の指でタブを持ちます。
3
タブを受け台のスロットに合わせ、タブをスロット内に均等に押し込みます。 回した タブの上部から突起が出ている状態になります。 ハンドセットを受け台に戻します。
4
Cisco Unified IP Phone 9971
Cisco Unified IP Phone 9971
には次の機能があります。•
電話機の接続•
無線接続およびBluetooth
•
フットスタンド•
電話機ディスプレイ表示角度•
ボタンとハードウェア•
電話スクリーン•
省電力モード•
電話機ディスプレイ クリーニング•
ハンドセット受け台電話機の接続
システム管理者は、ユーザが電話機を企業の
IP
テレフォニー ネットワークへ接続できるように支 援します。電話機の接続
Cisco Unified IP Phone 9971
アナログ ヘッドセットの接続(オプ ション)
DC
アダプタ ポート(DC48V)7 1
USB
ポートAC-DC
電源装置(ネットワーク ポー8
ト接続用のオプション、ただし
WiFi
接続では必須)2
盗難防止用セキュリティ コネクタ
(ロック オプション)
AC
電源コンセント(オプション)9 3
カメラ ピン ホール(
Cisco Unified IP
カ メラ用)IEEE 802.3af
および802.3at
電源対応の10
ネットワーク ポート(10/100/1000SW
)4
Secure Digital I/O
(SDIO
)スロット(こ のリリースでは不使用)コンピュータ ポート(
10/100/1000 11 PC)の接続
5
ハンドセットの接続
6
電話機の接続 Cisco Unified IP Phone 9971
スピーカ ポート(オプションの外部ス ピーカへの出力用)
USB
ポート3 1
マイクロフォン ポート(オプションの 外部マイクロフォンからの入力用)
Cisco Unified IP Phone Expansion Module 4
7917
コネクタ2
各
USB
ポートは、電話機に接続されたサポート対象およびサポート対象外のデバイスを最大5
台サポートします。 電話機に接続された各デバイスは、最大デバイス数に含まれます。 た とえば、電話機では5
台のUSB
デバイス(たとえば3
台のCisco Unified IP Color Key Expansion
Module
、1
台のハブ、もう1
台の標準USB
デバイス)を側面ポートでサポートし、さらに5
台の標準
USB
デバイスを背面ポートでサポートできます (多くのサードパーティ製USB
製品 は、個別のUSB
デバイスとしてカウントされます)。 詳細については、システム管理者にお 問い合せください。(注)
電話機の接続
Cisco Unified IP Phone 9971
無線接続および Bluetooth
802.11a
または802.11b/g
を使用すると、電話機を無線ネットワークに接続できますが、接続の設定はシステム管理者が行います。 詳細については、システム管理者にお問い合せください。
電話機は、ヘッドセットが
Bluetooth
をサポートしている場合は、Bluetooth Class 2テクノロジー をサポートします。 電話機にはBluetooth
ヘッドセットを5
個まで接続できますが、最後に接続された
Bluetooth
ヘッドセットがデフォルトとして電話機で使用されます。関連トピック
• Bluetooth
ヘッドセット, 133ページフットスタンド
電話機をテーブルまたは机の上に置いている場合は、フットスタンドを電話機の背面に取り付け ます。
コネクタが上のスロットにはまるまで フットスタンドを持ち上げます。
曲線コネクタを下のスロットに差し込
2
みます。1
無線接続および Bluetooth Cisco Unified IP Phone 9971
フットスタンドの取り付けおよび取り外しは、予想よりも若干強い力が必要な場合がありま す。
(注)
電話機ディスプレイ表示角度
電話機ディスプレイの表示角度は、好みに応じて調整できます。
左手でハンドセットと受け台を持ち、右手でディスプレイの右側にあるベゼルの右側を持ち、両 手をそれぞれ反対方向へ前後に動かして角度を調整します。
(次の画像は
Cisco Unified IP Phone 9971
です)ボタンとハードウェア
電話機では、次のボタンを使用して、電話回線、機能、コール セッションにすばやくアクセスで きます。
•
機能ボタン(左側)を使用すると、回線のコールの表示や、短縮ダイヤルまたはすべての コールなどの機能へのアクセスができます。•
コール セッション ボタン(右側)を使用すると、コールの発信、コールへの応答、保留さ れたコールの再開などのタスクを実行できます。 電話機の各コールは、1つのセッション ボ タンに割り当てられます。電話機ディスプレイ表示角度
Cisco Unified IP Phone 9971
ディレクトリ番号、コール情報(発信者
ID、アクティブ コールの
アイコン、保留中のコールなど)、使用可能なソフトキーなど、電話機に関する情報が表示されます。
電話スクリーン
1
メニュー オプションやソフトキーなど電話スクリーンの項目は、
指で触れると選択できます。
各セッション ボタンは、それぞれ
1
つのコール セッションを示 し、そのセッションのデフォルト操作を実行します。 たとえば、セッション ボタン
2
呼び出し中のコールに対応するセッション ボタンを押すと、その コールに応答し、保留中のコールに対応するボタンを押すと、そ のコールを再開します。
カラー
LED
は、コールの状態を示します。LED
は、フラッシュ(高速で明滅)、点滅(ライトが交互にオン/オフ)、または点灯
(ライトが明るいまま途切れない)します。
•
オレンジ色のフラッシュ :呼び出し中のコール。 この ボタンを押すと、コールに応答できます。ボタンとハードウェア Cisco Unified IP Phone 9971