◆平成30年度当初予算
平成30年度予算は、一般会計、特別会 計、公営企業会計の総額1兆7,565億円 で、いずれも原案どおり可決されました。
若者に選ばれるまち、誰もが活躍する まちを目指した「神戸2020ビジョン」に 掲げる施策をはじめとして、幅広い施策 を総合的に展開し神戸の新たな未来を切 り拓くための予算となっています。
・寄付金を活用した神戸文化ホールの設 備更新など (1億1,500万円)
・文化施設をはじめとしたトイレ環境の 整備 (25億5,000万円)
◉神戸市住宅宿泊事業の実施の制限等に関す
る条例
住宅宿泊事業法に基づき平成30年6月から 開始される住宅宿泊事業について、事業の実施 を制限する区域および期間を定めます。また、 事業者の責務を定め、生活環境の悪化の防止と 事業の適正な運営を確保します。
◆人事案件
岡口憲義副市長(再任)および寺﨑秀俊副市 長(新任)の選任に同意しました。
また、人権擁護委員候補者32名の推薦につ いて支障なしと答申することを決定したほか、 神戸市教育長の任命や神戸市監査委員1名の 選任など6件に同意しました。
◆意見書を提出
次の意見書を国に提出しました。
◉白タク行為の容認を旨とした規制改革の自
粛を求める意見書
◉地方議会議員を優遇する地方議会議員年金
制度の復活に断固反対する意見書
5
月
発行:神戸市会事務局
〒650-8570 神戸市中央区加納町6-5-1 ☎(078)322-5853 FAX(078)322-6170 ■神戸市会だよりは年4回発行します。 (次回は8月号)
神戸市広報印刷物登録 平成30年度第38号-1 (広報印刷物規格 A-1類)
広報紙KOBEより抜き出してお読みください。
No.
197
2018年平成
30
年後半の6月議会は平成30年6月11日(月)から 26日(火)までの予定です。
件 名 自 公 共 こ 維 民 新 無
平野(章) 無 浦上
無
松本(し)結果
一般会計 ○ ○ × ○ ○ ○ × × × ○ 可決
市営住宅/新都市整備/自動車/
高速鉄道 ○ ○ × ○ ○ ○ × ○ × ○ 可決
国民健康保険/市街地再開発/
介護保険/後期高齢者医療/港湾 ○ ○ × ○ ○ ○ × ○ ○ ○ 可決
市場/下水道/水道 ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 可決
食肉センター/農業共済/母子父子寡婦 福祉資金貸付/駐車場/農業集落排水/
公債/工業用水道 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 可決
自自由民主党 公公明党 共日本共産党 こ民進こうべ 維日本維新の会 民民進党 新新社会党 無無所属
※会派名は、平成30年3月28日現在
○=賛成 ×=反対
平成30年度予算に対する各会派の賛否一覧
関連議案
◉ 神戸市遺留金取扱条例
身寄りのない死亡者の遺留金の適 正な取り扱いを進めます。
◉ 神戸市認知症の人にやさしいまち づくり条例
理念などを定め、認知症の人にやさ しいまちづくりを推進します。
2月20日
●開会
●議席の一部変更および指定
●会期決定
●30年度当初予算などの議案の提案
●29年度補正予算などの議案の提案・質疑
本
会
議
2月26日・27日
●29年度補正予算などの議案の採決
●30年度予算および関連議案に対する会派 代表の質疑
2・3面でご紹介
●予算特別委員会設置
本
会
議
3月20日
●人事案件の提案・討論・採決
●29年度補正予算などの議案の追加提案・ 質疑
●議員提出議案の提案・採決
本
会
議
3月28日・29日
●29年度補正予算などの議案の討論・採決
●30年度予算および関連議案の討論・採決
●請願の討論・採決
●議員提出議案の提案・採決
●一般質問 4面でご紹介
本
会
議
2月28日~3月16日
●30年度予算および関連議案ならびに請 願・陳情の審査
4面でご紹介
予
算
特
別
委
員
会
2月21日・22日
●29年度補正予算などの議案および陳情の 審査
常
任
委
員
会
3月22日・23日
●29年度補正予算などの議案および請願・ 陳情の審査
常
任
委
員
会
可決した主な議案
神戸の新たな未来を切り拓く
ための平成30年度予算を可決
2月20日、平成30年第1回定例市会を開会しました。今回の会期は6月26日
までの127日間です。前半の2月議会では平成30年度予算および関連議案を中
心に審議しました。
(市長提出99件、議員提出4件、合計103件)
2月20日の本会議において、久元市長などから平成30年度予算および関連議案につい
て説明を受けました。2月26・27日には、各会派の代表者が質疑を実施。その後、予算特別
委員会を設置し、局別にさまざまな観点から審査を行いました(主な内容は2~4面をご覧
ください)。その結果、3月28日の本会議ですべての議案を可決しました。
平成30年 第1回定例市会
〔2月議会〕の動き
神戸市会だより
ホームページアドレス
http://www.city.kobe.lg.jp/sikai/
会 派 名 の 変 更
4月1日付けで「民進こうべ政策議員団」が会派名を 「こうべ市民連合議員団」に変更しました。
かわべ 宣宏
(長田区・自由民主党)
2月4日に行われた市 会議員(長田区)補欠選 挙の結果、かわべ氏が 当選されました(任期 は平成31年6月10日ま で)。所属常任委員会は 企業建設委員会です。
新議員のご紹介
◆平成29年度補正予算国の補正予算を活用した防災・減災な どの緊急対策をはじめ、公園や学校、観光 施設の環境整備など、市民生活とおもて なし環境の向上を加速します。
◉主な内容
行
財
政
健
康
・
福
祉
こ
ど
も
神戸市会だより
平成30年5月 No.197神戸市会だより
平成30年5月 No.197❸
❷
ま
ち
づ
く
り
・
産
業
区
役
所
で
の
各
種
届
出
に
要
す
る
時
間
の
短
縮
自
む
ら
の
議
員
Q
出
生
関
連
手
続
き
に
要
し
た
時
間
は
、私
の
経
験
で
は
約
1
時
間
半
で
あ
っ
た
。今
後
、若
者
に
選
ば
れ
気
持
ち
よ
く
子
育
て
が
ス
タ
ー
ト
で
き
る
神
戸
と
な
る
た
め
、出
生
届
な
ど
各
種
手
続
き
に
要
す
る
時
間
を
短
縮
す
る
べ
き
で
は
な
い
か
。
A
出
生
・
婚
姻
な
ど
の
届
出
受
付
に
つ
い
て
、ま
ず
は
北
区
の
総
合
窓
口
で
の
対
応
を
開
始
し
、そ
の
検
証
結
果
を
踏
ま
え
て
、全
市
で
の
展
開
を
考
え
て
い
く
。区
役
所
窓
口
で
の
手
続
き
の
迅
速
化
に
つ
い
て
は
、平
成
30
年
度
に
新
設
す
る
区
役
所
課
で
し
っ
か
り
と
検
討
し
、速
や
か
に
改
善
し
て
い
き
た
い
。
県
費
負
担
教
職
員
の
権
限
移
譲
に
よ
る
効
果
と
課
題
こ
川
内
議
員
Q
権
限
移
譲
に
よ
り
、柔
軟
な
教
職
員
配
置
が
可
能
に
な
る
な
ど
、神
戸
市
独
自
の
取
り
組
み
が
で
き
る
よ
う
に
な
っ
た
。一
方
で
、育
児
や
介
護
を
理
由
に
退
職
し
た
教
師
の
再
採
用
制
度
は
、市
で
は
導
入
さ
れ
て
い
な
い
と
聞
い
て
い
る
。教
員
不
足
の
実
情
か
ら
見
て
も
、神
戸
市
で
も
導
入
す
べ
き
で
は
な
い
か
。
A
教
職
員
定
数
の
運
用
に
関
し
て
は
、
学
校
課
題
に
応
じ
た
弾
力
的
な
教
職
員
配
置
が
可
能
と
な
り
、小
学
校
へ
の
教
頭
を
補
佐
す
る
教
員
の
配
置
や
、特
別
支
援
学
級
な
ど
へ
の
大
幅
な
加
配
教
員
の
配
置
な
ど
を
行
っ
た
。子
育
て
や
介
護
に
よ
る
離
職
者
を
再
び
活
用
す
る
制
度
に
つ
い
て
は
、本
市
の
教
育
の
充
実
に
有
用
で
あ
り
、積
極
的
に
検
討
し
て
い
き
た
い
。
広
報
戦
略
の
展
開
こ
人
見
議
員
Q
施
策
を
着
実
に
成
果
に
結
び
付
け
て
い
く
に
は
、市
民
へ
の
周
知
が
重
要
で
あ
り
、プ
ッ
シ
ュ
型
な
ど
の
効
果
的
な
手
法
に
よ
る
情
報
発
信
が
必
要
で
あ
る
。広
聴
と
広
報
の
一
体
的
運
用
を
行
う
と
の
こ
と
だ
が
、広
報
の
あ
り
方
を
ど
の
よ
う
に
分
析
し
、広
報
戦
略
を
展
開
す
る
の
か
。
A
情
報
の
内
容
に
よ
り
、発
信
媒
体
や
タ
イ
ミ
ン
グ
を
戦
略
的
に
考
え
、タ
ー
ゲ
ッ
ト
を
決
め
た
情
報
発
信
を
し
て
い
き
た
い
。行
政
の
広
報
は
、市
民
の
意
見
を
し
っ
か
り
と
政
策
に
反
映
さ
せ
、
そ
の
政
策
を
市
民
に
伝
え
る
。そ
し
て
ま
た
市
民
か
ら
意
見
を
い
た
だ
き
政
策
に
反
映
す
る
と
い
う
循
環
が
大
事
で
あ
り
、そ
の
観
点
か
ら
も
、広
報
・
広
聴
戦
略
を
し
っ
か
り
と
打
ち
出
し
た
い
。
神
戸
空
港
新
あ
わ
は
ら
議
員
Q
空
港
整
備
事
業
特
別
会
計
を
廃
止
し
港
湾
事
業
会
計
に
統
合
す
る
と
、空
港
関
連
の
財
務
が
不
透
明
に
な
る
可
能
性
が
あ
る
。神
戸
空
港
へ
の
市
民
や
議
会
の
チ
ェ
ッ
ク
機
能
が
継
続
的
に
担
保
で
き
る
よ
う
、特
別
会
計
の
廃
止
で
は
な
く
、こ
れ
ま
で
以
上
に
情
報
公
開
に
努
め
、事
業
の
見
え
る
化
を
図
る
べ
き
で
は
な
い
か
。
A
企
業
会
計
手
法
を
適
用
す
る
港
湾
事
業
会
計
に
統
合
す
る
こ
と
で
、空
港
の
財
政
状
態
を
予
算
・
決
算
で
示
す
こ
と
が
で
き
る
。ま
た
、港
湾
事
業
と
の
区
分
経
理
に
よ
り
空
港
事
業
の
収
支
状
況
が
明
確
に
な
る
。民
間
に
よ
る
空
港
運
営
開
始
後
も
ホ
ー
ム
ペ
ー
ジ
で
情
報
公
開
す
る
た
め
、事
業
の
よ
り
一
層
の
透
明
性
が
図
ら
れ
る
。
空
き
家
・
空
き
地
対
策
自
北
山
議
員
Q
空
き
家
・
空
き
地
が
目
立
ち
、住
民
の
高
齢
化
が
進
み
空
洞
化
が
加
速
し
て
い
る
長
田
区
丸
山
地
区
の
よ
う
な
空
き
家
・
空
き
地
問
題
の
対
応
に
は
、行
政
が
ラ
ン
ド
バ
ン
ク
シ
ス
テ
ム
を
取
り
入
れ
て
、所
有
権
の
問
題
に
ま
で
踏
み
込
み
、
強
力
に
進
め
て
い
く
必
要
が
あ
る
の
で
は
な
い
か
。
A
丸
山
地
区
に
限
ら
ず
、空
き
家
・
空
き
地
対
策
は
地
域
に
と
っ
て
重
要
な
課
題
で
あ
る
が
、行
政
が
所
有
権
の
問
題
に
踏
み
込
む
こ
と
は
難
し
い
。新
た
に
実
施
す
る
住
環
境
改
善
支
援
制
度
に
よ
る
住
環
境
の
改
善
や
、国
の
動
き
を
視
野
に
入
れ
た
取
り
組
み
で
、課
題
解
決
を
図
り
た
い
。丸
山
地
区
に
つ
い
て
は
、
区
役
所
の
取
り
組
み
に
合
わ
せ
、検
討
を
し
っ
か
り
と
進
め
て
い
く
。
六
甲
ア
イ
ラ
ン
ド
の
ま
ち
づ
く
り
の
総
括
・
検
証
自
安
井
議
員
Q
誕
生
か
ら
今
年
で
30
年
と
な
る
六
甲
ア
イ
ラ
ン
ド
に
は
、人
口
が
当
初
計
画
の
3
万
人
に
届
い
て
い
な
い
こ
と
や
、商
業
施
設
の
撤
退
な
ど
、課
題
が
山
積
み
で
あ
る
。六
甲
ラ
イ
ナ
ー
の
ル
ー
ト
の
適
切
さ
、企
業
・
商
業
施
設
の
撤
退
に
よ
る
ベ
ッ
ド
タ
ウ
ン
化
な
ど
、こ
れ
ま
で
の
ま
ち
づ
く
り
を
検
証
す
る
必
要
が
あ
る
の
で
は
な
い
か
。
A
現
状
を
改
善
し
、将
来
的
な
ま
ち
の
姿
を
描
い
て
い
く
た
め
に
は
、住
民
や
進
出
企
業
だ
け
で
な
く
、専
門
家
・
民
間
デ
ベ
ロ
ッ
パ
ー
も
一
緒
に
な
っ
て
議
論
す
る
場
を
設
け
る
必
要
が
あ
る
。六
甲
ア
イ
ラ
ン
ド
が
再
び
魅
力
あ
ふ
れ
た
ま
ち
に
発
展
す
る
こ
と
が
で
き
る
よ
う
な
将
来
ビ
ジ
ョ
ン
を
で
き
る
だ
け
早
く
策
定
し
た
い
。
シ
ェ
ア
リ
ン
グ
・
エ
コ
ノ
ミ
ー
(
※
)を
活
用
し
た
地
域
課
題
の
解
決
自
む
ら
の
議
員
Q
須
磨
区
高
倉
台
に
は
一
時
利
用
の
駐
車
場
が
な
く
、婦
人
会
や
幼
稚
園
の
保
護
者
か
ら
コ
イ
ン
パ
ー
キ
ン
グ
設
置
の
要
望
が
あ
る
。地
域
住
民
で
組
織
す
る「
明
日
を
考
え
る
会
」で
も
駐
車
場
不
足
が
問
題
に
な
っ
て
い
る
。そ
こ
で
総
務
省
が
推
奨
し
て
い
る
シ
ェ
ア
リ
ン
グ
・
エ
コ
ノ
ミ
ー
を
活
用
し
解
決
を
図
っ
て
は
ど
う
か
。
A
高
倉
台
の
問
題
は
、シ
ェ
ア
リ
ン
グ
・
エ
コ
ノ
ミ
ー
の
活
用
で
、改
善
に
繋
が
る
可
能
性
が
あ
る
。現
在
の
駐
車
場
の
利
用
ル
ー
ル
や
ニ
ー
ズ
な
ど
を
踏
ま
え
て
合
意
を
図
っ
て
い
く
必
要
が
あ
り
、実
現
可
能
性
を
関
係
部
局
で
検
討
し
た
い
。本
市
の
施
策
へ
の
展
開
に
つ
い
て
も
、総
務
省
の
支
援
策
の
活
用
を
含
め
た
検
討
を
進
め
て
い
き
た
い
。
(
※
)シ
ェ
ア
リ
ン
グ
・
エ
コ
ノ
ミ
ー
十
分
に
使
わ
れ
て
い
な
い
、も
の
、空
間
、
知
識
、
技
能
な
ど
を
I
C
T
の
活
用
に
よ
っ
て
共
有
す
る
経
済
活
性
化
活
動
の
こ
と
。
神
戸
市
都
市
空
間
向
上
計
画
共
西
議
員
Q
神
戸
市
都
市
空
間
向
上
計
画
で
は
、ニ
ュ
ー
タ
ウ
ン
の
多
く
が
居
住
に
適
さ
な
い
区
域
に
指
定
さ
れ
る
可
能
性
が
あ
る
。こ
の
計
画
は
、地
域
活
性
化
に
取
り
組
む
住
民
の
努
力
を
踏
み
に
じ
る
だ
け
で
な
く
、行
政
が
市
民
の
居
住
権
や
財
産
権
を
奪
い
、地
域
を
疲
弊
さ
せ
る
も
の
で
あ
る
。撤
回
す
べ
き
で
は
な
い
か
。
A
計
画
で
地
域
の
特
性
・
特
徴
を
活
か
し
た
ゆ
と
り
あ
る
居
住
区
域
を
示
す
こ
と
に
よ
り
、今
後
の
ま
ち
づ
く
り
に
対
し
て
市
民
に
安
心
し
て
も
ら
え
る
と
考
え
て
い
る
。人
口
減
少
は
避
け
ら
れ
な
い
た
め
、
50
年
先
を
見
据
え
た
ま
ち
づ
く
り
を
進
め
る
こ
の
計
画
は
極
め
て
大
切
で
あ
り
、有
識
者
や
市
民
の
意
見
を
聞
き
な
が
ら
着
実
に
進
め
た
い
。
神
戸
の
観
光
施
策
の
推
進
維
黒
田
議
員
Q
客
船
誘
致
の
強
化
で
、ク
ル
ー
ズ
船
の
神
戸
港
へ
の
寄
港
は
増
加
し
て
い
る
が
、乗
客
の
観
光
先
は
京
都
や
大
阪
で
、
市
内
へ
の
経
済
波
及
効
果
が
十
分
に
出
て
い
な
い
。市
内
に
あ
る
多
種
多
様
な
観
光
資
源
を
活
用
し
、市
内
全
域
に
イ
ン
バ
ウ
ン
ド
に
よ
る
経
済
波
及
効
果
を
高
め
、市
民
サ
ー
ビ
ス
の
向
上
に
繋
げ
る
べ
き
で
は
な
い
か
。
A
神
戸
へ
の
誘
客
が
難
し
か
っ
た
中
国
発
着
ク
ル
ー
ズ
の
欧
米
人
を
含
む
乗
船
客
に
対
し
、体
験
型
観
光
を
は
じ
め
と
し
た
提
案
を
客
船
誘
致
の
段
階
か
ら
船
社
・
旅
行
会
社
に
提
案
し
て
い
き
た
い
。ま
た
、酒
蔵
や
夜
景
、観
光
農
園
な
ど
郊
外
に
あ
る
観
光
資
源
と
な
る
資
産
を
さ
ら
に
発
信
し
、イ
ン
バ
ウ
ン
ド
市
場
を
取
り
込
ん
で
い
き
た
い
。
三
宮
ク
ロ
ス
ス
ク
エ
ア
無
平
野(
章
)議
員
Q
三
宮
ク
ロ
ス
ス
ク
エ
ア
を
作
る
メ
リ
ッ
ト
は
あ
る
の
か
。ま
た
、事
業
計
画
の
根
拠
と
な
る
、交
通
問
題
の
将
来
動
向
や
費
用
対
効
果
な
ど
の
、市
場
調
査
は
行
わ
れ
て
い
る
の
か
。
A
メ
リ
ッ
ト
は
、歩
行
者
空
間
を
作
る
こ
と
で
、ニ
ュ
ー
ヨ
ー
ク
の
タ
イ
ム
ズ
ス
ク
エ
ア
や
世
界
の
主
要
都
市
に
お
い
て
、3
~
4
割
も
通
行
量
が
増
え
た
よ
う
な
こ
と
で
あ
る
。三
宮
ク
ロ
ス
ス
ク
エ
ア
の
費
用
対
効
果
を
定
量
的
に
算
出
す
る
こ
と
は
難
し
い
た
め
、調
査
し
お
示
し
す
る
手
法
は
見
つ
か
っ
て
お
ら
ず
、引
き
続
き
議
論
し
た
い
。
今
後
の
イ
ノ
シ
シ
対
策
無
浦
上
議
員
Q
神
戸
市
で
は
、全
国
初
と
な
る
イ
ノ
シ
シ
条
例
を
制
定
し
、イ
ノ
シ
シ
対
策
を
行
っ
て
い
る
が
、依
然
と
し
て
被
害
が
後
を
絶
た
な
い
。G
P
S
を
活
用
し
て
侵
入
経
路
な
ど
の
行
動
形
態
を
調
査
し
、効
果
的
な
対
策
に
つ
な
げ
る
な
ど
、
対
策
を
強
化
す
べ
き
で
は
な
い
か
。
A
捕
獲
を
増
や
し
人
身
事
故
の
件
数
は
減
少
し
て
い
る
が
、イ
ノ
シ
シ
に
よ
る
被
害
は
大
変
深
刻
で
あ
る
。現
在
、専
門
家
と
相
談
し
効
果
的
な
調
査
・
対
策
の
方
法
を
検
討
し
て
い
る
。当
面
は
餌
付
け
の
禁
止
の
徹
底
と
捕
獲
に
全
力
を
尽
く
し
た
い
。
本
会
議
で
の
各
会
派
代
表
に
よ
る
質
疑
か
ら
2
月
26
日
・
27
日
の
本
会
議
で
は
、平
成
30
年
度
予
算
と
そ
れ
に
関
連
す
る
議
案
に
つ
い
て
、市
長
・
副
市
長
な
ど
の
考
え
を
た
だ
し
ま
し
た
。そ
の
主
な
内
容
を
ご
紹
介
し
ま
す
。
(
録
画
映
像
は
神
戸
市
会
ホ
ー
ム
ペ
ー
ジ
で
ご
覧
い
た
だ
け
ま
す
)
自
自
由
民
主
党
・・
・・
北
山
順
一
・
安
井
俊
彦
・
む
ら
の
誠
一
公
公
明
党
・・
・・
菅
野
吉
記
・
髙
瀬
勝
也
共
日
本
共
産
党
・・
・・
西
た
だ
す
・
今
井
ま
さ
こ
こ
民
進
こ
う
べ
・・
・・
川
内
清
尚
・
人
見
誠
維
日
本
維
新
の
会
・・
・・
黒
田
武
志
・
住
本
か
ず
の
り
民
民
進
党
・・
・・
諫
山
大
介
新
新
社
会
党
・・
・・
あ
わ
は
ら
富
夫
無
無
所
属
・・
・・
平
野
章
三
・
浦
上
忠
文
質問した議員
※
会
派
名
は
、平
成
30
年
2
月
27
日
現
在
検 索 神戸市会 中継
認
知
症
の
人
に
や
さ
し
い
ま
ち
づ
く
り
条
例
の
市
民
へ
の
啓
発
自
安
井
議
員
Q
条
例
の
最
も
重
要
な
柱
で
あ
る
、
条
例
を
市
民
が
共
有
す
る
た
め
の
市
民
へ
の
啓
発
を
、ど
の
よ
う
に
進
め
て
い
く
の
か
。ま
た
、事
故
救
済
制
度
の
財
源
は
、市
民
税
の
上
乗
せ
を
検
討
す
る
と
の
こ
と
だ
が
、市
民
の
理
解
を
得
ら
れ
る
よ
う
な
名
称
と
す
る
べ
き
と
考
え
る
が
ど
う
か
。
A
あ
ん
し
ん
す
こ
や
か
セ
ン
タ
ー
で
の
相
談
受
付
や
啓
発
の
充
実
、中
学
校
区
単
位
で
の
声
か
け
訓
練
の
実
施
な
ど
、住
民
の
理
解
を
深
め
る
取
り
組
み
を
さ
ら
に
進
め
る
。小
・
中
学
校
で
の
学
習
の
取
り
組
み
に
つ
い
て
は
、教
育
委
員
会
と
調
整
し
た
い
。税
の
名
称
に
つ
い
て
は
、制
度
を
実
現
す
る
財
源
に
ふ
さ
わ
し
い
名
称
が
必
要
と
考
え
て
お
り
、公
募
も
含
め
て
検
討
し
た
い
。
空
き
家
を
活
用
し
た
障
害
者
・
高
齢
者
の
グ
ル
ー
プ
ホ
ー
ム
の
整
備
公
菅
野
議
員
Q
市
街
地
で
の
障
害
者
や
高
齢
者
の
グ
ル
ー
プ
ホ
ー
ム
に
つ
い
て
、活
用
で
き
る
可
能
性
の
あ
る
空
き
家
が
あ
っ
て
も
、法
律
上
の
規
制
が
厳
し
く
整
備
が
困
難
と
の
声
が
あ
る
。空
き
家
の
利
用
促
進
を
図
る
た
め
、グ
ル
ー
プ
ホ
ー
ム
な
ど
と
し
て
活
用
す
る
場
合
の
取
り
扱
い
を
柔
軟
に
す
る
べ
き
で
は
な
い
か
。
A
本
市
で
は
既
存
住
宅
の
グ
ル
ー
プ
ホ
ー
ム
へ
の
活
用
に
必
要
な
条
例
改
正
な
ど
を
行
っ
て
き
て
お
り
、整
備
は
よ
り
進
め
や
す
く
な
っ
て
い
る
と
考
え
る
。今
後
、既
存
の
空
き
家
ス
ト
ッ
ク
を
活
用
し
た
グ
ル
ー
プ
ホ
ー
ム
の
整
備
を
さ
ら
に
進
め
る
た
め
の
課
題
を
十
分
に
検
討
し
、国
の
法
改
正
の
動
き
も
注
視
し
な
が
ら
、必
要
に
応
じ
て
条
例
改
正
な
ど
を
行
い
た
い
。
認
知
症
の
早
期
発
見
と
予
防
へ
の
対
策
公
菅
野
議
員
Q
認
知
症
初
期
相
談
支
援
チ
ー
ム
の
全
区
設
置
が
完
了
す
る
が
、先
行
設
置
区
に
お
け
る
相
談
件
数
は
少
な
い
。認
知
症
施
策
に
お
い
て
は
、早
期
発
見
と
予
防
の
取
り
組
み
が
重
要
な
た
め
、尼
崎
市
の
よ
う
な
特
定
健
診
受
診
者
を
対
象
に
し
た
認
知
機
能
検
査
な
ど
の
認
知
症
予
防
事
業
を
、神
戸
市
で
も
実
施
す
べ
き
で
は
な
い
か
。
A
認
知
症
の
早
期
発
見
・
予
防
に
つ
な
が
る
対
応
を
推
進
す
る
た
め
、で
き
る
だ
け
多
く
の
市
民
に
受
け
て
い
た
だ
け
る
よ
う
な
、新
た
な
認
知
症
診
断
制
度
の
導
入
を
考
え
て
い
る
。ま
た
、診
断
後
の
支
援
体
制
も
重
要
な
た
め
、相
談
窓
口
の
充
実
や
介
護
予
防
の
た
め
の
サ
ー
ビ
ス
に
つ
な
ぐ
仕
組
み
を
、引
き
続
き
検
討
し
て
い
き
た
い
。
国
民
健
康
保
険
・
介
護
保
険
な
ど
の
社
会
保
障
政
策
共
西
議
員
Q
市
長
は
、平
成
30
年
度
予
算
編
成
に
お
い
て
、全
て
の
世
代
を
対
象
に
社
会
保
障
対
策
が
厚
み
を
増
し
た
と
し
て
い
る
が
、国
民
健
康
保
険
料
だ
け
で
な
く
、
介
護
保
険
料
と
後
期
高
齢
者
医
療
保
険
料
も
引
き
上
げ
よ
う
と
し
て
い
る
。生
活
に
直
結
す
る
こ
れ
ら
の
保
険
の
保
険
料
は
、一
般
会
計
か
ら
の
繰
り
入
れ
な
ど
あ
ら
ゆ
る
手
段
を
用
い
て
、引
き
下
げ
る
べ
き
で
は
な
い
か
。
A
国
民
健
康
保
険
料
な
ど
の
引
き
下
げ
の
た
め
の
繰
り
入
れ
は
、保
険
加
入
者
の
市
民
と
加
入
者
で
な
い
市
民
の
間
で
の
負
担
の
公
平
性
の
観
点
か
ら
困
難
で
あ
る
。今
後
も
、医
療
費
・
介
護
給
付
費
の
適
正
化
や
健
康
寿
命
延
伸
の
取
り
組
み
を
進
め
、保
険
料
の
上
昇
抑
制
を
図
っ
て
い
き
た
い
。
地
域
医
療
の
崩
壊
か
ら
住
民
の
暮
ら
し
と
命
を
守
る
共
今
井
議
員
Q
垂
水
区
の
民
間
病
院
の
小
児
科
閉
鎖
が
住
民
の
中
で
大
き
な
問
題
に
な
っ
て
い
る
。神
戸
市
は
ポ
ー
ト
ア
イ
ラ
ン
ド
に
病
院
の
集
積
を
進
め
て
い
る
が
、
医
療
機
関
の
一
極
集
中
は
地
域
医
療
の
崩
壊
に
拍
車
を
か
け
る
こ
と
に
な
る
。
市
民
の
安
心
の
た
め
、非
常
に
厳
し
い
状
況
に
あ
る
地
域
の
病
院
を
支
援
し
、
地
域
医
療
を
守
る
べ
き
で
は
な
い
か
。
A
医
療
産
業
都
市
に
高
度
専
門
病
院
が
集
積
す
る
こ
と
で
、地
域
医
療
水
準
の
向
上
や
高
度
化
を
も
た
ら
し
て
お
り
、市
全
体
で
小
児
救
急
や
周
産
期
医
療
体
制
を
確
保
し
て
い
る
。医
師
不
足
は
全
国
的
な
課
題
だ
が
、地
域
医
療
の
状
況
を
把
握
し
、医
療
機
関
の
意
見
を
聞
き
つ
つ
、本
市
に
で
き
る
支
援
を
引
き
続
き
検
討
し
た
い
。
色鮮やかなチューリップが六甲アイランドを彩る
待
機
児
童
の
解
消
公
髙
瀬
議
員
Q
保
育
枠
の
確
保
に
当
た
っ
て
は
、都
市
公
園
や
公
有
財
産
を
活
用
し
た
施
設
整
備
の
促
進
が
必
要
と
考
え
る
が
、今
後
ど
の
よ
う
な
対
策
を
進
め
て
い
く
の
か
。
A
保
育
所
用
地
確
保
の
際
の
事
業
者
に
対
す
る
資
金
面
で
の
援
助
や
、幼
稚
園
の
認
定
こ
ど
も
園
へ
の
移
行
に
当
た
り
必
要
な
施
設
改
修
費
の
支
援
、保
育
士
な
ど
の
人
材
確
保
対
策
な
ど
、積
極
的
な
支
援
を
行
っ
て
い
る
。加
え
て
、都
市
公
園
や
幼
稚
園
な
ど
の
公
共
施
設
の
活
用
、保
育
ニ
ー
ズ
の
偏
在
是
正
を
図
る
た
め
の
保
育
送
迎
ス
テ
ー
シ
ョ
ン
の
設
置
、鉄
道
駅
付
近
に
お
け
る
パ
ー
ク
ア
ン
ド
ラ
イ
ド
方
式
に
よ
る
保
育
所
整
備
な
ど
の
検
討
を
進
め
、 2
0
2
0
年
4
月
の
待
機
児
童
の
解
消
を
目
指
し
た
い
。
不
登
校
対
策
民
諫
山
議
員
Q
フ
リ
ー
ス
ク
ー
ル
な
ど
学
校
外
で
の
多
様
で
適
切
な
学
習
活
動
の
重
要
性
を
指
摘
す
る
教
育
機
会
確
保
法
の
趣
旨
を
踏
ま
え
、今
後
不
登
校
対
策
を
ど
の
よ
う
に
進
め
る
の
か
。ま
た
、フ
リ
ー
ス
ク
ー
ル
な
ど
と
の
連
絡
調
整
の
た
め
、
協
議
の
場
を
設
置
す
べ
き
で
は
な
い
か
。
A
学
校
の
柔
軟
な
対
応
、適
応
指
導
教
室
で
の
学
習
支
援
、フ
リ
ー
ス
ク
ー
ル
の
個
別
の
出
席
認
定
な
ど
に
引
き
続
き
取
り
組
む
。ま
た
、小
学
生
向
け
学
習
支
援
ツ
ー
ル
の
個
別
配
信
の
検
討
や
ス
ク
ー
ル
カ
ウ
ン
セ
ラ
ー
・
ス
ク
ー
ル
ソ
ー
シ
ャ
ル
ワ
ー
カ
ー
の
増
員
な
ど
で
、一
人
一
人
を
大
切
に
し
た
対
応
を
進
め
た
い
。フ
リ
ー
ス
ク
ー
ル
な
ど
と
の
連
携
や
協
議
の
場
の
あ
り
方
は
検
討
し
て
い
き
た
い
。
さまざまな手法を用い早期の待機児童解消をめざす