日刊
[華鐘通信]
発行:華鐘コンサルタントグループ ニュース提供:時事通信社
DAILY HUAZHONG NEWS
2017 年 3 月 6 日(月)
第 3987 号
株価指数(3 日終値) 上海総合株価指数 3218.31 前日比(ポイント) -11.72 前日比(%) -0.36 取引額(万元) 19,270,800.00 前日比(万元) -3,033,600.00 為替レート(3 日、中間値) 通貨 前日比増減 1人民元= 0.14515米ドル -0.00018 1.12666HK ドル -0.00152 16.59688日本円 0.03518 0.13825ユーロ 0.00039★ 華鐘グループのお知らせ
『第6回中国ビジネス 1 日相談会』開催のお知らせ ... 2
『第 6 回中国ビジネス1日相談会』の日時・会場 ... 2
★ 中国ビジネス相談Q&A
2016 年の金融、株式市場の状況について(1) ... 3
<経済データ><金融、株式>★ 本日のニュース
【経済】
ロッテ製品へボイコットの動き=中国市民、THAAD問題で ... 5
黒竜江省、トウモロコシ栽培減らし野菜の増産促す ... 5
【政策】
商標登録、上海でも受付可能に ... 5
保証金不要の自転車シェアリング、上海に進出 ... 6
【産業】
中国移動、19年にも5Gサービスの試験運用開始
... 6
江蘇省でリチウム電池部材増産へ=当昇科技
... 6
配車・レンタカーの神州優車、中国銀聯などの出資受け入れ ... 6 シャオミ、スマホ向けLSI開発 ... 7 重慶百貨大楼が赤字12店舗閉鎖へ=電子商取引活発化で ... 7 豪州のニッケル鉱山会社に出資へ=鵬欣資源 ... 7 副都心の大規模プロジェクト工事受注=上海建工 ... 8 【社会】
地下鉄9号線の3期、年末に試験営業=上海 ... 8
新卒平均求人月給、3000~3500元=蘇州 ... 8
★ 華鐘グループのお知らせ
『第6回中国ビジネス 1 日相談会』開催のお知らせ
会員企業様におかれましては、中国関連事業に 関して、様々な問題を抱えておられることと存じ ます。華鐘コンサルタントグループの代表者であ る古林は普段は上海におり、日々ご来社される会 員企業様のご相談に応じておりますが、この度、 4 月上旬に一時帰国して日本国内のお客様からの ご相談に応対する運びとなりました。 この「中国ビジネス 1 日相談会」は今回で 6 回 目となります。この相談会は会員企業様を主な対 象としていますが、会員企業様よりご紹介いただ く非会員の企業様にも対応致します。お取引先様 の中で中国事業に関してお困りの先や、相談先を求められている会社がありましたら、この機会をご利用 頂ければと思います。(ご紹介は会員企業様からお電話を頂くのみで結構です。その後、ご相談を希望さ れる企業様が弊社へお申込み書を直接お送りくだされば対応します。) ご相談に応じるのは、東京・名古屋・大阪全 3 会場で華鐘コンサルタントグループ代表者の古林恒雄と、 東京・名古屋では東京事務所長・高倉洋一、大阪では陳庚コンサルティング部長が対応致します。中国へ の進出、撤退を含む事業再編、環境問題、現地法人の財務会計・税務、人事労務、輸出輸入にまつわる問 題等々、多方面のご相談・ご質問を承ります。古林は自身が四十年にわたり中国事業の経営に当たってお り、大所高所から経営者としてのアドバイスもさせて頂きますので、宜しければ各社の会長・社長などに もご参加頂ければ幸いです。ふるって参加お申込みください。 『第 6 回中国ビジネス1日相談会』の日時・会場
この1日相談会は、一社に対しておおむね 55 分程度を予定しております(情況によっては、若干の時 間調整をさせていただきます)。参加お申し込みは、別添申込書にご希望時間・ご相談内容等をご記入の 上、お申込みください。 東京会場: ◆日 時:2017 年 4 月 10 日(月)、9 時~17 時 ◆場 所:㈱華鐘コンサルティング東京事務所会議室 東京都中央区日本橋兜町 9-5 リオ SOHO 兜町 208・209 号室 名古屋会場:◆日 時:2017 年 4 月 11 日(火)、11 時~17 時 ◆場 所:名古屋住友クラブ(オアシス栄ビル) 3 階洋室 302 名古屋市東区東桜 1-9-29 大阪会場: ◆日 時:2017 年 4 月 12 日(水)、9 時~17 時 ◆場 所:㈱華鐘コンサルティング 大阪市中央区道修町 2-2-11 ベルロード道修町 (記:高倉洋一) ご相談に応じる古林恒雄董事長(左)★ 中国ビジネス相談Q&A
2016 年の金融、株式市場の状況について(1)
Q:中国の 2016 年における金融、株式市場の状況について、教えて下さい。
<経済データ><金融、株式>A:2017 年 1 月 12 日及び 2 月 17 日の中国人民銀行の発表によれば、2016 年 12 月末の広義通
貨供給量(M2)残高は 155.01 兆元で前年同期比 11.3%増加しました。
1. 通貨供給量 (1) 広義通貨供給量(M2) 2016 年 12 月末の広義通貨供給量(M2)残高は 155.01 兆元で、前年比 11.3%(※)増加し、増加率 は 11 月末(2015 年 11 月末⇒2016 年 11 月末)を 0.1 ポイント下回り、前年同期(2014 年 12 月末 ⇒2015 年 12 月末)を 2 ポイント下回りました。 (2) 狭義通過供給量(M1) 2016 年 12 月末の狭義通貨供給量(M1)残高は 48.66 兆元で、前年比 21.4%増加し、増加率は 11 月末(2015 年 11 月末⇒2016 年 11 月末)を 1.3 ポイント下回り、前年同期(2014 年 12 月末⇒2015 年 12 月末)を 6.2 ポイント上回りました。 (3) 流通中の現金(M0) 2016 年 12 月末の流通中の現金(M0)残高は 6.83 兆元で、前年比 8.1%増加しました。 (4) 現金純投入 2016 年度の現金純投入は 5,087 億元でした。 (※)別途説明の無い限り、本文中の増加/減尐は、昨年同期比を指します。 2. 金融機関の貸付金残高 (1) 人民元及び外貨の貸付金残高 2016 年 12 月末の人民元及び外貨の貸付金残高は 112.06 兆元で、前年比 12.8%増加しました。 (2) 人民元貸付金残高 2016 年 12 月末の人民元貸付金残高は 106.6 兆元で、前年比 13.5%増加し、増加率は 11 月末(2015 年 11 月末⇒2016 年 11 月末)を 0.4 ポイント上回り、前年同期(2014 年 12 月末⇒2015 年 12 月末) を 0.8 ポイント下回りました。 2016 年 12 月期の人民元貸付金は 1.04 兆元増加し、前年の増加額を 4,466 億元上回りました。 2016 年通年の人民元貸付金増加額は 12.65 兆元で、前年の増加額を 9,257 億元上回りました。 部門別では、住宅部門の貸付金が 6.33 兆元増加し、そのうち、短期貸付金は 6,494 億元増加、中長期貸付金は 5.68 兆元増加しました。 (3) 非金融企業及び機関団体の貸付金 2016 年通年で 6.1 兆元増加し、そのうち、短期貸付金は 7,283 億元増加、中長期貸付金は 4.18 兆元増加、手形融資は 8,946 億元増加しました。 (4) 非銀行業金融機関の貸付金 通年で 992 億元増加しました。 (5) 外貨貸付金残高 2016 年 12 月末の外貨貸付金残高は 7,858 億ドルで、前年比 5.4%減尐しました。 2016 年通年の外貨貸付金は 445 億ドル減尐し、前年の減尐額(2014 年度⇒2015 年度)を 57 億ド ル下回りました。 2016 年 12 月期の外貨貸付金は 166 億ドル減尐し、前年の減尐額(2014 年 12 月末⇒2015 年 12 月 末)を 63 億ドル上回りました。 3. 金融機関の預金残高 (1) 人民元及び外貨の預金残高 2016 年 12 月末の人民元及び外貨の預金残高は 155.52 兆元で、前年比 11.3%増加しました。 (2) 人民元預金残高 2016 年 12 月末の人民元預金残高は 150.59 兆元で、前年比 11%増加し、増加率は 11 月(2015 年 11 月末⇒2016 年 11 月末)を 0.2 ポイント上回り、前年同期(2014 年 12 月末⇒2015 年 12 月末)を 1.4 ポイント下回りました。 2016 年通年の人民元預金額は 14.88 兆元増加し、前年(2014 年度⇒2015 年度)の増加額を 924 億元下回りました。そのうち、住宅預金は 5.16 兆元増加、非金融企業の預金は 7.25 兆元増加、財 政性預金は 805 億元増加、非銀行業金融機関の預金は 783 億元減尐しました。 12 月期の人民元預金は 1,635 億元増加し、前年(2014 年 12 月⇒2015 年 12 月)の増加額を 2,005 億元上回りました。 (3) 外貨預金残高 2016 年 12 月末の外貨預金残高は 7,119 億ドルで、前年比 13.5%増加しました。通年の外貨預金 額は 845 億ドル増加し、前年の増加額を 678 億ドル上回りました。 12 月期の外貨預金は 93 億ドル増加し、前年(2014 年 12 月⇒2015 年 12 月)の増加額を 125 億ド ル上回りました。 (つづく) (作成:公関部 兪穎春)
★ 本日のニュース
【経済】
ロッテ製品へボイコットの動き=中国市民、THAAD問題で
1日付の中国紙・法制晩報(a15面)によると、在韓米軍の「高高度防衛ミサイル(THAAD)の 韓国配備に用地を提供したロッテに対し、多くの中国市民が同社製品ボイコットの意向を示している。 同紙によると、1994年に中国市場に参入して以来、ロッテ集団の投資額は累計10兆ウォン(約1 兆円)近くになる。同社は120超の店舗、5カ所の百貨店を展開。業務は小売や食品、観光、石油化学、 建設、製造、金融、サービスなど多分野にわたるという。 また、同紙が韓国の報道として伝えたところによると、ロッテ免税店明洞総店の2016年の売上額3 兆1600億ウォンのうち、2兆6000億ウォンは中国人旅行客によるものだった。 ロッテ免税店全体の売り上げでも中国人観光客の割合が高まっており、2014年の59%から15年 には62%、16年上半期は70%に増加している。(北京時事) 黒竜江省、トウモロコシ栽培減らし野菜の増産促す
中国黒竜江省では農業の効率を上げて農家の増収を促すため、省内のトウモロコシ作付面積を減らし、 その他の野菜の栽培を増やすよう農家に促している。黒竜江日報が2日伝えた。 同省では近年、補助金目当てでトウモロコシの生産が急増し、在庫が膨らんだため、補助金政策を変更。 省はトウモロコシの作付面積を66万6700ヘクタール減らし、その他の野菜の作付面積を同じ程度増 やしたい考えだ。(時事)【政策】
商標登録、上海でも受付可能に
2日の中国ニュースサイト・新華網が伝えたところによると、上海市徐匯区行政サービスセンターにこ のほど、中国国家工商総局商標局の代理窓口が設けられ、商標登録申請の受け付けができるようになった。 従来は商標登録出願のために、北京に赴く必要があったが、今後は上海で出願を受け付け、申請資料を 北京に送ることも可能になった。受理した資料は5日ごとに北京に送られるが、出願件数が5件に達する と北京に送付することも義務付けられている。 国家工商総局商標審査サンタ-も、年内に同区に設立される計画。これにより、商標登録、変更などの 関連業務はすべて、上海で処理することが可能になる。(上海時事) 保証金不要の自転車シェアリング、上海に進出
上海市にこのほど、自転車シェアリング企業では12社目となる「永安行」が進出した。中国電子商取 引最大手、阿里巴巴(アリババ)集団の金融子会社、◆(ムシヘンに馬)蟻金融服務集団(アント・ファ イナンシャル)と連携し、保証金を不要にした。1日付の上海紙・労働報(7面)が報じた。 永安行の利用者は、アリババ系列の個人信用評価サービス「コマ信用」から600点以上の点数を得れ ば、保証金が不要。これに満たなければ、99元の保証金支払いを求める。また、利用規定に違反した利 用者には警告を発し、従わない場合は信用評価を減点する。 同市の自転車シェアリング台数はすでに28万台を突破。2017年上半期には50万台に達する見通 し。一方、飽和台数は60万台と推定されている。(上海時事)【産業】
中国移動、19年にも5Gサービスの試験運用開始
中国のニュースサイト新華網が2日伝えたところによると、中国通信キャリアー大手の中国移動(チャ イナ・モバイル)は、次世代高速通信規格「5G」の商用化に向け、大規模な実証試験サービスを201 9年にも開始する計画だ。5Gサービス分野で主導権確保を狙う。 中国では、20年をめどに5Gの商用サービス開始を目指している。中国移動の技術部門責任者、王暁 雲氏によると、今年は中核技術の検証段階から、システム運用の検証に本格移行する計画。18年には2 0都市で試験運用を展開し、19年には100都市に広げるという。 中国移動はまた、華為(ファーウェイ)やエリクソン、ノキア、海爾(ハイアール)、海信(ハイセン ス)など59社と提携。青島市(山東省)にイノベーションセンターを設け、自動車やモバイル医療分野 などで、5G技術の応用試験を進めている。(上海時事) 江蘇省でリチウム電池部材増産へ=当昇科技
2日付の中国紙・上海証券報(6面)などによると、深セン証取の新興企業向け市場「創業板」に上場 する複合材料メーカーの北京当昇材料科技(当昇科技、北京市)は、機関投資家などに新株約3660万 株を発行し、約15億元を調達する方針だ。調達資金はエコカー向けリチウムイオン電池用正極材料の増 産や開発センターの新設、運転資金に充てる予定。 調達資金のうち11億6000万元を使い、江蘇省海門市に置く拠点に第3工場を増設する。新工場で はNCM系(ニッケル・コバルト・マンガン複合酸化物)正極材料、NCA系(ニッケル・コバルト・ア ルミニウム複合酸化物)正極材料を計1万8000トン生産する計画。需要増に対応し、順次生産規模を 拡大する予定で、全面完工は4年後となる見込み。(上海時事) 配車・レンタカーの神州優車、中国銀聯などの出資受け入れ
中国のニュースサイト中国新聞網が2日伝えたところによると、ハイヤー配車サービス「神州専車」やレンタカー「神州租車」などを展開する神州優車はこのほど、中国銀聯を筆頭とする企業連合から、46 億元の出資を受け入れることで、関係者と合意した。 同連合には中国銀聯傘下の投資会社、上海聯銀創業投資(出資額24億8700万元)のほか、中国国 家発展改革委員会と財政省が共同設立した中金啓元(5億元)、上海谷欣投資(7億元)、上海浦銀安盛資 管(10億元)が加わっている。 神州優車の陸正耀董事長は神州専車について、インターネット配車サービス業者として初めて、中国当 局から営業許可証を取得し、確実に市場シェアを伸ばしていると指摘。近い将来、黒字転換するとの見方 を示した。 また、神州租車について、業界トップの収益力を持っていると強調。昨年、進出したばかりの中古車事 業「神州買買」については、120都市に進出したことを紹介、自動車製造への参入にも意欲を示した。 (上海時事)
シャオミ、スマホ向けLSI開発
中国のニュースサイト新華網が2日伝えたところによると、スマートフォンを主力製品とする中国の新 興IT機器メーカー、小米科技(シャオミ、北京市)はこのほど、自主開発したモバイル情報端末向けS oC(システムオンチップ=システムLSI)「澎湃(サージ)S1」の量産を始めたと発表した。近く 発売する普及価格帯スマホ「シャオミ5C」(価格1499元)に搭載する。 サージS1は、傘下の半導体子会社・北京松果電子が手掛けた初の製品。スマホの基幹部品で台湾の聯 発科技や米クアルコムなど、半導体大手に依存する体制から抜けだし、他社との差別化を図る。性能はク アルコム社製「スナップドラゴン625」に相当するという。 シャオミはここ1年、スマホ市場で華為(ファーウェイ)やオーパ(OPPO)、ビーボ(VIVO) など、中国同業の製品に押され、シェアを急速に落としている。(上海時事) 重慶百貨大楼が赤字12店舗閉鎖へ=電子商取引活発化で
中国国有大手デパート、重慶百貨大楼(重慶市渝中区)は、このほど発表した2016年の決算報告書 で、17年に赤字の12店舗を閉鎖する方針を明らかにした。電子商取引の活発化で、同社を含む実店舗 主体の小売店は営業規模の縮小を強いられている。新華社が1日伝えた。 12店舗は巴南商都、南川商都などで、いずれも開店から2年以上たつが黒字化できていない。同社は 16年には16店舗を閉鎖した。 同社は、電子商取引や消費者金融など新事業が徐々に黒字化しつつある。重慶大学の陳晴副教授は「伝 統的小売業が座して死を待つのでなく、業務転換で困難に立ち向かっている姿を示している」と語った。 (時事) 豪州のニッケル鉱山会社に出資へ=鵬欣資源
2日付の中国紙・中国証券報(B36面)によると、上海証取に上場する資源会社の鵬欣環球資源(鵬 欣資源、上海市)は、オーストラリアの鉱山会社クリーン・テク・ホールディングスに出資し、現地で鉱 山開発を強化する。 鵬欣資源は、クリーン・テクの第三者割当増資を引き受け、株式16.19%を保有する大株主になる見込み。所要額は8141万6600豪州ドルと見込まれる。 クリーン・テクは水処理技術の開発で知られるが、ニューサウスウェールズ州にあるニッケル・コバル ト・スカンジウム鉱床の開発権を保有している。今回の出資受け入れで調達した資金を使い、開発を進め る計画。(上海時事)