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仏教文化研究所紀要53 003中西, 直樹「仏教社会事業の研究」

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Academic year: 2021

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(1)

七 ノ、 個人研究

仏教社会事業の研究

西

l

ま じ め 戦前期において仏教が社会事業に果たした役割は大きく、各宗派が発行した関係の刊行物も膨大な数にのぼる。しかし、それらは、宗派機関 や宗門系大学の図書館等にまとまって保存されておらず、仏教教団の活動の全貌を把握することは困難な状況にある。そこで、要覧・便覧の類 を中心に、各宗派が発行した刊行物のなかから主要なものを選んで復刻し、併せて戦前期における仏教教団の社会事業への取り組みの実態を明 らかにしようという目的から、﹃戦前期仏教社会事業資料集成﹄を不二出版より刊行した。 この資料集は、高石史人氏(筑紫女学園大学名誉教授)、菊池正治氏(久留米大学名誉教授)と筆者の三名が編者となり、筆者が編集代表と して事務局をつとめた。全六編二ニ巻を刊行し、その内の各宗派共同編・浄土宗編・諸宗派編の三編六巻分の解題を筆者が担当している。ニ

O

一三年度をもって刊行を終えた本資料集成の構成は以下のとおりである。 各宗派共同編 第 巻

i

第 二 巻 ( 第 一 期 二

O

一 一 年 九 月 刊 行 ) 浄土真宗本願寺派編 第 三 巻

1

第 六 巻 ( 第 一 期 二

O

一 一 年 九 月 刊 行 ) 真宗大谷派編 第 七 巻

i

第 八 巻 ( 第 二 期 二

O

一 二 年 七 月 刊 行 )

(2)

浄土宗編 第九巻:第一

O

巻(第二期 諸宗派編 第 二 巻

1

第一二巻(第三期 ~U 編 ( 第 三 期 第一三巻

O

一 二 年 七 月 刊 行 ) 二

O

二 ニ 年 六 月 刊 行 ) 二

O

二 ニ 年 六 月 刊 行 ) た。その目次は以下のとおりである。 引き続き、各編の解題を編集した小冊子﹁戦前期仏教社会事業の研究﹂を、本研究の助成事業として、二

O

一三年九月に不二出版より刊行し はしがき 第一章 各宗共同の社会事業と関係資料 仏教徒社会事業研究会と全国大会 仏教社会事業の隆盛と東亜仏教大会 各種大会記録にみる仏教社会事業 第二章 浄土真宗本願寺派の社会事業と関係資料 大日本仏教慈善会財団の創設 日本社会事業成立期の教団の対応 昭和恐慌期の寺院中心の社会事業 四 戦時体制下の組織の再編と事業展開 第三章 真宗大谷派の社会事業と関係資料 社会課と大谷派社会事業協会 地方改善から各種社会事業への展開 仏 教 社 会 事 業 の 研 究 七 七

(3)

仏 教 社 会 事 業 の 研 究 七 J¥ 関東大震災への対応 四 寺院厚生事業への道程 五 社会事業叢書の刊行とその内容 第四章 浄土宗の社会事業と関係資料 救貧から防貧、そして教化へ 社会事業要覧にみる浄土宗社会事業の展開 仏教社会事業理論化の試み 四 戦時体制進行に伴う変質 第五章 日蓮宗の社会事業と関係資料 大正中頃までの日蓮宗の動向 日蓮宗大学社会問題研究会とその反響 社会課設置と事業要覧の刊行 四 日蓮宗全国社会事業大会とその後 第六章 諸宗派の社会事業と関係資料 曹洞宗の社会事業と関係資料 真言宗の社会事業と関係資料 浅草寺の社会事業と関係資料 第七章 仏教社会事業の展開とその批判 地方改良・感化救済事業と仏教 近代社会事業の成立・展開と仏教

(4)

反宗教運動・仏教復興運動と仏教社会事業 四 戦時下の軍人(軍事)援護事業と仏教 五 仏教社会事業史の研究 ﹃戦前期仏教社会事業資料集成﹄収録資料一覧 高石史人先生 略年譜・著作目録 菊池正治先生 略年譜・著作目録 著者・執筆担当一覧 統計資料にみる戦前期仏教社会事業の変遷 本研究の成果は、前述のとおり﹃戦前期仏教社会事業資料集成﹄と﹃戦前期仏教社会事業の研究﹄にまとめられている。このなかで、筆者は 戦前期の仏教社会事業の担い手が、仏教各宗派の有志から宗派(教団)主導へ、そして寺院主体へと変遷してきたことを論じた。また、その事 業内容も、救貧事業から防貧事業へ、さらに教化事業・託児事業中心へと変化してきことを指摘した。 特に戦時体制の進行を契機として、防貧事業を中心とする宗派(教団)社会事業から、教化・託児事業に重点を置く寺院社会事業へと変化し ていった点については、﹃戦前期仏教社会事業資料集成﹄浄土宗編掲載の以下の資料を取り上げ、その統計デ l タを使って分析した。 ( 資 料 1 ) ﹁ 浄 土 宗 社 会 事 業 要 覧 ﹄ 一九二三(大正二一)年 二 月 ( 資 料 2 ) ﹃ 浄 土 宗 社 会 事 業 要 覧 ﹄ 一九二六(大正一五)年 五 月 ( 資 料 3 ) ﹃ 浄 土 宗 年 鑑 ﹄

一 九

一 三

( 昭 和 六)年 月 ( 資 料 4 ) ﹃浄土宗社会事業年報﹄第一輯 一

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三四(昭和 九 ) 年 一

O

月 ( 資 料 5 ) ﹃ 浄 土 宗 社 会 事 業 一 覧 ﹄ 一

O

三九(昭和一四)年 九 月 仏教社会事業の研究 七 九

(5)

仏教社会事業の研究 (図表1) 浄 土 宗 社 会 事 業 施 設 統 計 ( 総 括 ) 表 資料1 1922年 資料2 1925年 資料3 1930年 資料4 1934~手 資料5 1939年 連絡統一助成 連絡統一助成 10連絡統一助成 8連絡助成調査 78統制助成機関 60 研究機関等 7研究機関等 研究機関等 研究 綜合的社会事業 10 綜合的社会事業 15 結合的社会事業 10隣保事業 17 救貧事業 13教貧事業 17救貧事業 27保 護 73救護事業 30 (窮民救助・養老・施 (窮民救助・養老・施 (養老・窮民救助・施 (養老・窮民救護・助 (養老・母子ホーム・ 薬救療養等} 薬救療養等) 薬救療助葬等) 葬・人事相談・釈放 人事相談) 者保護) 防貧事業

I

22防貧事業 宿

I

42附 輔 宿

I

51福 利 簡

I

15経済保護事業

I

27 (職業紹介・宿泊救 (職業紹介・ 泊 救 (職業紹介・ 泊 救 (職業紹介・ 易 食 (福利・職業紹介) 護・人事相談・簡易 護・人事相談・授産 護・人事相談・授産 堂・授産・ 理 髪 浴 食堂等) 等) 等) 場・消費組合) 釈放者保護 11 司法保護事業 110 事業 少 年 8 少 年 11 児童保護事業 39児童保護事業 67児童保護事業 217 児 保童育託児

I

401児童保護事業 645 (育児保育・貧児教 (育児・幼児保育・児 (育児・幼児保育・幼 (育児・ ・幼稚 (育児・乳幼児保育・ 育・幼稚園・児童遊 童健康相談・貧児教 稚園・貧児教育・ 園・児童相談・児童遊 季節託児・虐待児保 閤等) 育・幼稚園・児童遊 児童健康相談・農繁 園・農繁期託児・虐待 護・少年教護) 園等) 期託児等) 児童保護・少年保護・ 妊産婦保護) 特殊教育 保健並医療 医療保護事業 9 (盲唖・感化等) 5 13 隣 保 47 一 青年教化 47一 青年教化 103一 青年教化 83 青年教化 83 青年教化 271 婦人教化 76 婦人教化 188 婦人教化 242教 婦人教化 242 婦人教化 76 鮮人教化 3 社会教化 126 各種教化 75 各種教化 112 各種教化 136 イ色 各種教化 136 社会教育 39 児童教化事業 273児童教化事業 370児童教化事業 341 児童教化 673 児童教化 385 (教化事業計)(474)(教化事業計)(773)(教化事業計)(802)(教化計) (1,134)(社会教倒錯) (944) ぷ口』 578 tE』Z 939

.

g

-

1,137 i口h 1728 iロh 1825

この統計資料を整理して、図表化したものが図表 ーである。この図表から、震災・恐慌を受けて社会 事業が整備・拡張されていった時期の資料 1 ・ 2 ・ 3 と、満州事変・日中戦争を経て戦時体制へと向か う時期の資料 4 ・ 5 とでは、前述で指摘したような 変化が著しいことを見て取れる。この点は、すでに ﹃戦前期仏教社会事業の研究﹄のなかで指摘したと お り で あ る 。 ところで、こうした傾向は、﹃戦前期仏教社会事 業資料集成﹂各宗派共同編収録の次の資料からも把 握することができる。この各宗派共同編収録の資料 には、仏教各宗派の有志により仏教社会事業がはじ まった当初のデ l タも収められているため、仏教界 全体の傾向をトータルに知る上でも重要なものとい え る で あ ろ う 。 そこで、これら掲載の統計デ l タを分析すること で、仏教社会事業の変遷を改めて確認しておきたい と 考 え る 。

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社 会 事 業 施 設 数 の 変 遷 『仏教徒社会事業大観』 『東亜仏教大会紀要j 『日本仏教社会事業の概要』 (1920年刊) (1926年刊) (1934年刊) 施 設 数 比率 施 設 数 比率 施 設 数 比率 各宗派単独 150 38.8% 593 48.1% 4,258 87.8% 各宗派共同 201 641 61.2% (無記入を含む) 51.9% 591 12.2% 通 仏 教 36 合計 387 100.0% 1,234 100.0% 4,849 100.0% (図表2)経営主体別 仏 教 社 会 事 業 の 研 究 ※『仏教徒社会事業大観』のデータは、本文2...3頁記載の数値による。但し、この数値は第2編の現 状大観に掲載の施設一覧の数とは多少食い違いが見られる。 ※『日本仏教社会事業の概要jのデータは,末尾添付の「施設一覧表jの数値による。但し、この一覧 表には個別項目記載数と合計数が一致しない箇所があり,また本文中記載の数とも多少食い違いが見 られる。 ﹃ 悌 教 徒 社 会 事 業 大 観 ﹂ 一 九 二

O(

大正九)年刊 ﹃ 東 亜 悌 教 大 会 紀 要 ﹄ 一九二六(大正一五)年刊 ﹃ 日 本 併 教 社 会 事 業 の 概 要 ﹄ 一九三四(昭和九)年刊 これらを事業の経営主体(宗派)別の社会事業施設数の変遷を示すと、図表 2 の よ う に な る 。 各資料では、調査方法や社会事業施設に関する考え方が異なり、同一に比較できない面もあろう が、﹃仏教徒社会事業大観﹄から﹃東

E

仏教大会紀要﹄の聞に、各宗派単独の事業施設は約叩%増 加し、反対に各宗派共同の事業施設は約叩%減少している。この間には、 一 九 一 一 一 年 二 月 に 真 宗 大 谷派が社会課を設置したのを皮切りに、各宗派で社会事業に対応する専門部局の設置が相次いだ口 また一九二三年九月の関東大震災により、各宗派の社会事業に対する関心も高まった。こうした状 況を受けて、仏教社会事業は、仏教者有志よる共同事業の段階から宗派(教団)主導体制へと移行 していったのであり、上記のデ l タはこの点を裏付けるものといよう。 ﹃日本仏教社会事業の概要﹄刊行の時期になると、各宗派単独の事業施設の全体に占める割合は 一層高くなり、全体の 9 割近くまで達している。この間には、昭和初年の相次ぐ恐慌を経て、深刻 な農村不況への個別寺院の対応が問題となった。また反宗教運動が高まりをみせ、寺院の社会的解 放が強く求められた。さらに満州事変が勃発すると、宗派側は所属寺院・僧侶を動員して戦時協力 体制を構築することに主眼を置くようになっていった。こうして社会事業は、宗派(教団)主導の 段階から各寺院主体の社会事業へと移行していったのである。 次に、各資料における事業内容の種別毎の事業施設数を集計したのが、図表3である。各資料で は社会事業の概念規定や事業種別の分類に考え方の違いがみられるため、﹁仏教徒社会事業大観﹄ J¥

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仏教社会事業の研究 J¥ 社 会 事 業 施 設 数 の 変 遷 『仏教徒社会事業大観』 『東E仏教大会紀要j 『日本仏教社会事業の概要j (1920年刊) (1926年刊) 0934年刊) 統 一 助 成 10 統一助成研究 20一般機関 92 (連絡統一33・調査研究24・従 事員養成4・事業助成31) 細 民 救 助 30 窮民救助72 132 救護施設 191 264 (窮民救助5・養老8・ 養老26 (老廃保護27・不具者保護4・ 救 療11・その他の救助 救療34 窮民救助86・災害救助32・助葬 6) 27・軍事救護6・婦人救護9) 医療保護 73 (救療施薬52・らい療養2・精 神 病 院2・衛生思想普及7・健 康 相 談5・病弱者保護5) 労 働 擁 護 14授産職業紹介及補導18 144 隣保 117 232 位受産2・職業紹介6・ 宿泊保護簡易食堂50 (隣保25・人事相談92) 宿 泊 救 護6) 家庭保護、人事相談58 経済保護 110 労働者教育5 (宿泊保護47・簡易食堂5・公 隣保事業13 益 裕 場7・小資融資13・職業紹 介22・職業補導4・授産7・廉 売5) 労働者教育 5 児童保護 85育 児61 184 児童保護 629 657 (育児59・保育9・盲唖 幼 児 保 育72 (妊産婦保護19・乳幼児保護11・ 教 育3・貧児教育7・ 盲 唖 教 育17 児童健康相談20・就学児保護13・ 子 守 教 育4・その他特 貧児保護・教育24 託 児531・育児35) 殊 教 育3} 子 守 教 育3 盲 教 育11・聾唖教育5・吃音矯 一般児童保護7 正 2 貧 児 教 育10 感 化 教 育 17感 化 教 育 23 53感 化 保 護 48 少年保護 30 免 囚 保 護 236釈放者保護 701 釈放者保護 329 教 育 事 業 (大学6・専門学校 443 14・中学校34・女学校68・師範 学 校1・ 実 業 学 校10・小学校 3 .幼稚園243・補習教育64) 教 化 事 業 (一般教化365・青年 2,665 教 化154・婦人教化435・児童教 化1,565・ 図 書 閲 読110・融和 24・矯風、生活改善12) 雑 (保険、娯楽36・敬老28・ 119 奉 仕55} 合 計 392合 計 1,234合 計 4,849 (図表3)事業種別別 ※『仏教徒社会事業大観jのデータは、本文2-3頁記載の数値による。但し、この数値は第2編の現状大観に掲 載の施設一覧の教とは多少食い違いが見られる。 ※『日本仏教社会事業の概要』のデータは,末尾添付の「施設一覧表」の数値による。但し、この一覧表には個別 項目記載数と合計数が一致しない箇所があり,また本文中記載の数とも多少食い違いが見られる。

(8)

の分類を基準として、他の 2 資料は掲載順番と分類の枠組みを変更して記載している。 まず﹃仏教徒社会事業大観﹄から﹃東亜仏教大会紀要﹂ への変化から見ていこう。全体的に各領域で施設数は増加しているが、数の上で最も 大きく増加したのが更生保護(免囚保護・釈放者保護) の分野である。感化教育・少年保護と合計すると、肌施設が増加している。全体での増 加数が仰施設であるので、増加の約 6 割が更生保護の分野で占められていることが分かる。刑務所の教誇師の多くが僧侶であり、キリスト教者 によって欧米の更生保護事業が紹介され、行政からの要請・協力もあって数多くの施設が、この時期に設立されたようである。率の上から言え ば、﹃仏教徒社会事業大観﹂の段階で﹁労働擁護﹂とされていた防貧に関する分野の増加が最も著しい。﹃東

E

仏教大会紀要﹄の段階では、約

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倍に増加しており、事業内容も﹁隣保事業﹂をはじめとして、幅広い事業に及んでいったことが把握できる。 ﹃日本仏教社会事業の概要﹂の段階での最も大きな変化は、教育・教化事業が社会事業の範鴫に加えられたことであろう。これら事業は、当 然それまでにも存在していたはずであるが、﹃仏教徒社会事業大観﹄と﹃東

E

仏教大会紀要﹄の合計数には算入されていない。教育・教化事業 の数が川以上あるため、これを除外すると、﹃日本仏教社会事業の概要﹄での社会事業の増加数は捌ほどに止まり、施設数の増加傾向が鈍化し ていることが理解できる。教育・教化事業の半数を占めるのは、児童教化であり、そのほとんどが日曜学校経営であったと考えられる。この日 曜学校の経営が前述の宗派単施設数の増加にも関わっていると考えられる。 他の領域で最も顕著な増加傾向が見られるのが、児童保護の領域である。なかでも託児・育児(保育)事業は、﹃東亜仏教大会紀要﹄で施設 数

η

であったものが、附に急増しているロこれらの多くは、寺院に付設された農繁期託児所であり、農繁期託児所を設置している寺院では、農 繁期以外に日曜学校が開設される場合も多かったようである。満州事変後の出征兵士の増加に伴う労働力の不足を補い、戦争遂行の人的資源確 保する観点から、国策として農繁期託児所の開設や、児童保護・教化事業は重要視された。そして、その担い手としての期待が寺院に向けられ ていったのである。この段階では、宗派内の社会事業の連絡調整・指導・助成・従事者養成のための機関も加から幻へと、大きくその数を増や している。以後、戦争の拡大にともなって、各宗は﹁一寺院一事業﹂を目標に掲げ、戦時下での国策協力構築に向けて遁進していったのである。 仏 教 社 会 事 業 の 研 究 J¥

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