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 ( 大阪市立自然史博物館 2016 年3月)

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表1

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表紙写真解説

①ミュージアムショップ

 ( 大阪市立自然史博物館 2016 年3月)

②高槻市立自然博物館  (2017 年 1 月)

③大阪市立自然史博物館展示室  (2002 年 11 月)

④公開フォーラム

 「博物館に適した地方独立行政法人を考える」

 (東京 アーツ千代田 3331 2015 年4月 27 日)

⑤子ども向けワークショップ

 「実験!タネたねハカセ」 (2015 年9月)

表3 表2

研究代表者  山西良平 研究分担者  佐久間大輔 朝賀  浩  浅草 澄雄 大原 昌宏 川上和歌子 斎藤 靖二 五月女草子 五月女賢司 佐々木 亨 佐々木秀彦 泰井  良  高井 健司  高田みちよ 土居 聡朋 浜田 拓志 半田 昌之 道盛 正樹 山中亜希子 和田  岳

 大阪市立自然史博物館外来研究員  大阪市立自然史博物館

文化庁美術学芸課 国立科学博物館 北海道大学総合博物館

認定特定非営利活動法人大阪自然史センター(はくラボ)

神奈川県立生命の星・地球博物館名誉館長

認定特定非営利活動法人大阪自然史センター(はくラボ)・高槻市立自然博物館 吹田市立博物館

北海道大学大学院

東京都歴史文化財団事務局 静岡県立美術館 

大阪市経済戦略局

高槻市立自然博物館(あくあぴあ芥川) 愛媛県歴史文化博物館

独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所客員研究員・元和歌山県立近代美術館 日本博物館協会

認定特定非営利活動法人大阪自然史センター(はくラボ)

認定特定非営利活動法人大阪自然史センター(はくラボ)

大阪市立自然史博物館

日本の博物館のこれから

    −「対話と連携」の深化と多様化する博物館運営−

平成 26 〜 28 年度

日本学術振興会科学研究費助成事業研究成果報告書 基盤研究 (C) 課題番号 JP26350396

研究代表者 山西良平

発行:平成 29 年 3 月 27 日

編集:大阪市立自然史博物館 山西良平・佐久間大輔    〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園 1-23 印刷:株式会社日章印刷所

執筆者一覧(※研究代表者及び研究分担者をのぞき五十音順)

平成 26 〜 28 年度

日本学術振興会科学研究費助成事業研究成果報告書 基盤研究(C)課題番号 JP26350396 平成 29 年 3 月 研究代表者 山西良平

日本の博物館のこれから 「対話と連携」の

     深化と多様化する博物館運営

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既存の学術誌や紀 要で発表できる

会員でないため投 稿できない

編集者査読者に理 解されにくく,発 表しづらい

反響が期待できな いため投稿する気 にならない

この分野の研究を しておらず,発表 を考えていない

未知の領域であり,

事例を見てから検 討したい

わからない 

生物学,地学など

自然科学分野 ᵕᵑᵌᵐ ᵒᵌᵗ ᵐᵌᵒ ᵒᵌᵗ ᵕᵌᵑ ᵐᵌᵒ

教育学分野

ᵏᵓᵌᵖ ᵏᵎᵌᵓ ᵐᵌᵔ ᵓᵌᵑ ᵒᵐᵌᵏ ᵏᵓᵌᵖ ᵕᵌᵗ

博物館経営論

ᵖᵌᵑ ᵏᵏᵌᵏ ᵐᵌᵖ ᵒᵕᵌᵐ ᵏᵔᵌᵕ ᵏᵑᵌᵗ

博物館展示論

ᵏᵓᵌᵖ ᵏᵖᵌᵒ ᵓᵌᵑ ᵑᵔᵌᵖ ᵏᵖᵌᵒ ᵓᵌᵑ

資料保存論・保存

科学 ᵏᵎᵌᵓ ᵏᵓᵌᵖ ᵐᵌᵔ ᵕᵌᵗ ᵑᵗᵌᵓ ᵏᵎᵌᵓ ᵏᵑᵌᵐ

境界領域的分野

ᵐᵏᵌᵏ ᵏᵖᵌᵒ ᵓᵌᵑ ᵕᵌᵗ ᵕᵌᵗ ᵏᵖᵌᵒ ᵐᵏᵌᵏ

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直営

自治体出資法人

民間

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その他

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国立館における独立行政法人制度導入の現状と課題

国立科学博物館  浅 草 澄 雄 第二部 運営形態の多様化とマネージメント

日本の博物館のこれから−「対話と連携」の深化と多様化する博物館運営− 81 - 84

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博物館における外部性と評価の今後の展開

北海道大学大学院  佐々木  亨 第三部 新たな指針構築に向けて

日本の博物館のこれから−「対話と連携」の深化と多様化する博物館運営− 105 - 110

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 かつて,公立博物館の運営は直営以外に考えられなかった。博物館を設置しようとする地方公共団 体は設置条例・規則を作り,施設を整備し,そこに学芸員や業務員など固有の職員を雇い入れる。当然,

職員の身分はすべて地方公務員である。行政的な事務や施設維持管理の業務ために役所の事務職員や 技術職員も配置する。これが公立博物館の原始的な設置形態である。筆者が大阪市立自然史博物館に 就職した 1970 年代後半はこのような形であった。改札,警備,清掃に至るまですべての業務は職員 がみずからの手で行い,特別展の準備や展示室の大掃除の際には職域を超えて総がかりで取り組んだ。

役所側からみれば,出先のひとつではあったが,日常的な運営は館長以下の現場に任され,事業所と しての自律性が高かった。そのような環境下で,物事は基本的に博物館としてのあるべき姿に照らし 合わせて論議され,判断され,実行に移されていった。もちろん予算や諸条件の許す範囲内ではあるが,

そこでは「博物館のロジック」がほぼ貫徹されていたように思う。浜田拓志さんが本書で紹介された

「ミュージアムは本来独立国」(69 ページ)という約 20 年前の副館長のコメントも,直営館のこのよ うな空気を映し出していると思われる。

 その後,行政改革の波の中で,周辺業務は次々と専門業者に委託されるようになった。国の施策も あり博物館の運営そのものを外郭団体に委託する事例も増加した。行政改革への危機感を背景に「対 話と連携の博物館」という指針が生み出されたのはこの頃である。さらにその後,指定管理者制度が 選択肢として加わり,博物館の運営形態が著しく多様化し,流動化して現在に至っている。直営館に おいて近年はガバナンス,コンプライアンスが強調され「行政のロジック」が貫徹するようになって いる。かつての本庁とのゆるやかな関係と自律的な運営など望むべくもなく,下手をすれば博物館が 時々の行政の施策遂行の道具とされてしまいかねない。

 では「博物館のロジック」と「行政のロジック」とはどのように対比させられるのであろうか?そ の分析・検討は宿題とさせていただきたい。ただ,経験的に言えるのは,「博物館のロジック」による 運営は,学芸員の意欲と能力を十二分に発揮させ開花させる源泉である,ということである。現在に ふさわしい形で「博物館のロジック」に沿って運営される経営体の出現に期待したい。

 ところで,日本の博物館のこれからを考える際にまず拠り所とすべきものは,当然ながら博物館法 でありそれに基づく「博物館の設置及び運営上の望ましい基準」(文部科学省告示)である。2011 年 に全面改定された基準は「対話と連携」以降の新しい状況を踏まえた博物館のハイヤースタンダード である。ところが大きな落とし穴があり,博物館法の対象とされる登録博物館および相当施設は,合 わせても日本の博物館全体の 22%に過ぎず(2015 年度・文部科学省社会教育調査,残りの施設は「類 似施設」として法の対象外に置かれている。設置者から見れば,法の対象外であるならそれを順守す る義務はないことになる。このような現状をもたらしている原因は,博物館登録制度が旧態のまま放 置されていることに帰する。同様に,学芸員制度についても問題が積み残されたままである。登録制

まとめに代えて

大阪市立自然史博物館外来研究員  山 西 良 平

日本の博物館のこれから−「対話と連携」の深化と多様化する博物館運営− 115 - 116

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度については,あらためて日本博物館協会から提言が出されようとしているが,世界博物館大会を 2 年後に控えた今,法の抜本的改正は焦眉の課題となっている。

 これにとどまらず博物館が直面する諸課題の解決のためには,日本の博物館界が総力を挙げて取り 組む体制が必要である。そのためには館種や設置者を超えた国内随一の横断的な博物館振興団体であ る日本博物館協会の役割が注目され,また協会の在り方そのものについても今後検討していくことが 必要になっていると思われる。たとえば会員資格の敷居を低くして,相互にサポートしつつレベルアッ プを図ることができるコミュニティとしての魅力を高める方向に運営をシフトしていくことができれ ば,会員館のすそ野が広がり,業界団体としての力量も大きくなるのではないだろうか?斎藤靖二氏 による「博物館界が自立して,対象となる博物館を理解できるような第三者機関を組織し,レビュー にあたってもらう」「実質的なピア・レビュー」の場が必要(112 ページ)との提案も貴重である。

 「対話と連携」が提唱されて以来,関係者の努力によって日本の博物館は身近な存在になりつつある との評価もあるが,あくまでも展覧会など目に見える事業が中心であり,背後にある資料収集・保管 や調査研究などの重要性,ましてや博物館法があるということなどはまだまだ一般市民には理解され ていないことを肝に銘じておかなければならない。

 末尾になりましたが,年末・年始のあわただしい時期に原稿の提出をお願いしたにもかかわらず,

快くご協力くださいました 19 名の執筆者の皆様に厚く御礼申し上げます。また,執筆者とのやりとり を一手に引き受けてくださった五月女草子さん,見事な冊子に仕上げていただいた山下和子さんには 心から感謝します。

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表紙写真解説

①ミュージアムショップ

 ( 大阪市立自然史博物館 2016 年3月)

②高槻市立自然博物館  (2017 年 1 月)

③大阪市立自然史博物館展示室  (2002 年 11 月)

④公開フォーラム

 「博物館に適した地方独立行政法人を考える」

 (東京 アーツ千代田 3331 2015 年4月 27 日)

⑤子ども向けワークショップ

 「実験!タネたねハカセ」 (2015 年9月)

表3 表2

平成 26 〜 28 年度

日本学術振興会科学研究費助成事業研究成果報告書 基盤研究(C)課題番号 JP26350396 平成 29 年 3 月 研究代表者 山西良平

日本の博物館のこれから 「対話と連携」の

     深化と多様化する博物館運営

研究代表者  山西良平 研究分担者  佐久間大輔 朝賀  浩  浅草 澄雄 大原 昌宏 川上和歌子 斎藤 靖二 五月女草子 五月女賢司 佐々木 亨 佐々木秀彦 泰井  良  高井 健司  高田みちよ 土居 聡朋 浜田 拓志 半田 昌之 道盛 正樹 山中亜希子 和田  岳

 大阪市立自然史博物館外来研究員  大阪市立自然史博物館

文化庁美術学芸課 国立科学博物館 北海道大学総合博物館

認定特定非営利活動法人大阪自然史センター(はくラボ)

神奈川県立生命の星・地球博物館名誉館長

認定特定非営利活動法人大阪自然史センター(はくラボ)・高槻市立自然博物館 吹田市立博物館

北海道大学大学院

東京都歴史文化財団事務局 静岡県立美術館 

大阪市経済戦略局

高槻市立自然博物館(あくあぴあ芥川)

愛媛県歴史文化博物館

独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所客員研究員・元和歌山県立近代美術館 日本博物館協会

認定特定非営利活動法人大阪自然史センター(はくラボ)

認定特定非営利活動法人大阪自然史センター(はくラボ)

大阪市立自然史博物館

日本の博物館のこれから

    −「対話と連携」の深化と多様化する博物館運営−

平成 26 〜 28 年度

日本学術振興会科学研究費助成事業研究成果報告書 基盤研究 (C) 課題番号 JP26350396

研究代表者 山西良平

発行:平成 29 年 3 月 27 日

編集:大阪市立自然史博物館 山西良平・佐久間大輔    〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園 1-23 印刷:株式会社日章印刷所

執筆者一覧(※研究代表者及び研究分担者をのぞき五十音順)

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表1 表4

はじめに  

第一部 「対話と連携の博物館」の新展開

日本博物館協会による「対話と連携の博物館」

  −市民とともに創る新時代の博物館へ− 

博物館の市民対話と協働 成長のための今後の課題      博物館と共に成長できる NPO になるために        子どもワークショップの企画・運営の担い手として       ミュージアムショップは売店でよいか?     

資料管理と保全をめぐる対話と連携

  −市民参加型のバックヤードマネジメント−

 

第二部 運営形態の多様化とマネージメント

小規模館の運営             

NPO による地域博物館の運営

  −高槻の自然がわかるみんなの博物館を目指して−

愛媛県歴史文化博物館の運営について       

博物館総合調査から見た直営館と自治体出資法人指定管理館の現状と課題   −運営の継続に向けた課題を中心に−       

公立ミュージアムにおける地方独立行政法人という   新たな選択肢が浮き彫りにする従来の二つの制度   

公立博物館の地方独立行政法人化の展望 −大阪市の事例を中心に− 

公立博物館の経営形態をめぐって        国立館における独立行政法人制度導入の現状と課題   

博物館・美術館への 「公共施設等運営権制度を活用した    PFI 事業 (コンセッション事業)」導入について

   

第三部 新たな指針構築に向けて

理念なき博物館は,ただ消えゆくのみ        社会教育施設としての博物館をめぐる情勢の変化      博物館における外部性と評価の今後の展開      自然史系博物館について考える

       

まとめに代えて             

山西良平・佐久間大輔

佐々木秀彦 佐久間大輔 川上和歌子 五月女草子・山中亜希子 和田 岳・佐久間大輔

佐久間大輔・大原昌宏

五月女賢司

高田みちよ・道盛正樹 土居聡朋

佐久間大輔

浜田拓志 山西良平 高井健司 浅草澄雄

半田昌之

泰井 良 朝賀 浩 佐々木亨 斎藤靖二

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参照

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日髙真吾 企画課長 日髙真吾 園田直子 企画課長 鈴木 紀 丹羽典生 樫永真佐夫 樫永真佐夫 樫永真佐夫 川瀬 慈 齋藤玲子 樫永真佐夫 三島禎子 山中由里子 川瀬

代表研究者 川原 優真 共同研究者 松宮

佐和田 金井 新穂 畑野 真野 小木 羽茂

山階鳥類研究所 研究員 山崎 剛史 立教大学 教授 上田 恵介 東京大学総合研究博物館 助教 松原 始 動物研究部脊椎動物研究グループ 研究主幹 篠原