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宇 宙 ロボ ッ トの適 応 制 御

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(1)98. 832. 日本 ロ ボ ッ ト学 会 誌Vol.16. No.6,. pp.832〜838,. 1998. 学 術 ・技 術 論 文. 宇 宙 ロボ ッ トの適 応 制 御 泉. 田. 啓*1長. Adaptive. Kei Senda*1,. 岡. Control. Hideyuki. 秀. 行*2室. of Space. Nagaoka*2. 津. 義. 定*1. Robots. and Yoshisada. Murotsu*1. This paper is concerned with an adaptive control of free-flying space robots with uncertain inertial parameters of payloads. It is applicable to control all of the position and attitude of the satellite vehicle as well as that of the manipulator hand if the satellite has position/attitude control devices, e.g., thrusters and control momentum gyros. The proposed adaptive control realizes high control performance by estimating unknown parameters even if a control model has an error to the real plant caused by the payload. Asymptotic stability of the adaptive control is proven by Lyapunov's second method. The effectiveness is examined by numerical simulations for a hardware experimental system. Key Words:. Space Robot, Adaptive Control, Asymptotic. 1.緒 将 来 の 宇 宙 開 発 にお い て,人. い る.宇. Control. い な い 場 合 に適 用 され て お り,物 体 を把 持 して い る場 合 に つ い 論 て は,把 間 の 代 わ り に船 外 作 業 を行 う ブ. リ ー フ ラ イ ン グ ロ ボ ッ ト(以 下,宇. Stability, Unknown Payload, Position/Attitude. 宙 ロ ボ ッ ト)が 求 め ら れ て. 宙 ロ ボ ッ トは 作 業 対 象 物 ま で 移 動 す る た め の 衛 星 と,. 持 物 体 の 慣 性 パ ラ メー タが 既 知 の 場 合 の 研 究 が な さ れ. て い る.ま. た,宇 宙 ロ ボ ッ トの 制 御 に 必 要 な 一 般 化 ヤ コ ビ行 列. を 計 算 す る に は,宇. 宙 ロ ボ ッ トを 構 成 す る す べ て の リ ン ク の 慣. 性 パ ラ メ ー タ が 必 要 で あ る.さ. ら に,対 象 物 体 の 慣 性 パ ラ メー. 物 体 を把 持 し実 際 に作 業 を す る た め の マ ニ ピュ レ ー タ か ら構 成. タが 既 知 の 場 合 で も あ ら か じめ 予 定 した 位 置/方 向 で 正 確 に物. さ れ る.多 様 な作 業 要 求 に よ り,宇 宙 ロ ボ ッ トは 軌 道 上 で 様 々. 体 を把 持 で き な い と,モ デ ル と実 シ ス テ ム で 把 持 物 体 の 質 量 中. な 物 体 を把 持 して 作 業 を行 う必 要 が あ る の で,把 持 物 体 の 質 量,. 心 位 置 お よ び慣 性 テ ン ソ ル に 誤 差 が 現 れ,一. 慣 性 モ ー メ ン トお よ び 質 量 中 心 位 置 の 慣 性 パ ラ メ ー タが 未 知. そ れ らの 影 響 が 現 れ る.こ. の 物 体 を 扱 わ ね ば な ら な い 場 合 が 生 じる.し. 動 学 に 影 響 を 及 ぼ す こ と を 示 して い る.そ. か し,宇 宙 ロ ボ ッ. トは 地 上 の ロ ボ ッ ト と異 な り固 定 端 を 持 た な い た め,マ. ニ ピュ. レ ー タ の 動 作 時 に 衛 星 と マ ニ ピ ュ レー タ と の 相 互 作 用 に よ り衛 星 の 姿 勢 が 変 化 して し ま う た め,慣 性 パ ラ メー タが 未 知 の 物 体 を把 持 して 作 業 す る場 合 に は,著 が あ る 国.し. た が って,未. し く制 御 性 能 が 劣 化 す る こ と. 知 物 体 を把 持 し た場 合 で も作 業 が 行. え る 制 御 系 の 開 発 が 必 要 で あ る.. れ ゆ え,宇. 宙 ロボ ッ. トの 作 業 に お い て は 対 象 物 体 の 慣 性 パ ラ メー タ を 同 定 す る こ と が 極 め て 重 要 で あ る. 室 津 ら[1]は,慣. 性 パ ラ メ ー タの 同 定 方 法 を示 した が,ま ず パ. ラ メー タ 同 定 を行 い,そ 行 う必 要 が あ っ た.こ. の後 で 推 定 パ ラ メ ー タ を用 い て 制 御 を. の よ う な 非 合 理 性 を排 除 す る た め に,把. 持 物 体 の 慣 性 パ ラ メ ー タ を推 定 しつ つ 制 御 を行 う適 応 制 御 が 望. 宇 宙 ロ ボ ッ トに関 す る研 究 と して は,Vafa に よる 仮 想 マ ニ ピュ レ ー タの 提 案,Umetani 般 化 ヤ コ ビ行 列[3]の 提 案,さ. 般 化 ヤ コ ビ行 列 に. れ は把 持 物 体 の 慣 性 パ ラ メ ー タ が 運. and Dubowsky[2] and. Yoshidaの. ま れ る.未 知 物 体 を把 持 した 地 上 マ ニ ピュ レ ー タの 制 御 と して, 一. ら に一 般 化 ヤ コ ビ行 列 を用 い て地. Slotineら[8]に. よ り適 応 制 御 法 が 提 案 さ れ て い る が,宇. ボ ッ トに は 直 ち に 適 用 で きな い.宇. 宙 ロ. 宙 ロ ボ ッ トの 適 応 制 御 に 関. 上 の マ ニ ピ ュ レ ー タ用 の 制 御 法 を宇 宙 用 に 拡 張 した セ ンサ フ ィー. す る研 究 と して,中. 塚 ら は,系. ド バ ッ ク制 御[4],分. る場 合 に 対 し て,運. 動 学 に 基 づ く適 応 制 御 を検 討 し て い る[9].. ど の 研 究 が あ る.こ. 解 速 度 制 御[5],分. 解 加 速 度 制 御[6][7]な. れ ら は す べ て マ ニ ピ ュ レー タが 何 も持 っ て. JRSJ. Vol.16. No.6. か し,中 塚 ら. の 方 法 は 位 置 姿 勢 制 御 系 を 搭 載 し,系 の 運 動 量 や 角 運 動 量 が 変. of Engineering Student. ンサ. ど の た め に衛 星 本 体. の 位 置 姿 勢 も同 時 に制 御 す る こ とが 望 ま れ る.し. *2大 阪 府 立 大 学 大 学 院. *2 Graduate. 信 用 ア ンテ ナ を一 定 方 向 に保 つ,セ. の 視 野 や 作 業 時 の 位 置 姿 勢 を指 定 す る,な. 原 稿 受 付1997年10月6日 *1大 阪 府 立 大 学 工 学 部. *1 College. 宇 宙 ロ ボ ッ トで は,通. の 運 動 量 と角 運 動 量 が 保 存 され. , Osaka. , Osaka. Prefecture. Prefecture. University. University. 化 す る宇 宙 ロ ボ ッ トに は 適 用 で き な い.ま. た,大. きな質量 の物. Sept.,1998.

(2) 宇 宙 ロボ ッ トの 適 応 制 御. 833. 体 を操 作 した り,素 早 い 操 作 が 必 要 な 場 合 に は,分 解 加 速 度 制. と な る.式(3)(4)の. 御(RAC:Resolved. メ ー タ の 項Qは. Acceleration. Control)[6]の. よ うな動力. 学 に基 づ く制 御 が 望 まれ る.岩. 田 ら[10]は,位. も つ 宇 宙 ロ ボ ッ ト に対 して,未. 知 パ ラ メ ー タの 推 定 則 を併 合 し. 置姿 勢制御 系 を 〓 +〓=P(q,〓,〓,〓)〓(5). た 分 解 加 速 度 制 御 を提 案 し,数 値 シ ミュ レ ー シ ョ ン に よ り有 効 性 を示 して い る が,制. 両 辺 の 差 を と る こ と に よ り,既 知 パ ラ 次 の よ う に消 去 で き る.. ただ し. 御 則 の 安 定 性 は保 証 され て い な い.. 本 論 文 で は,ス ラ ス タ とCMG(Control. Momentum. Gyro). 〓=〓‑M. の よ うな 位 置 姿 勢 制 御 系 を搭 載 した 宇 宙 ロ ボ ッ トが 未 知 物 体 を 把 持 した 場 合 に対 して,動 る.提 案 手 法 は,ハ. 〓=〓‑C. 力 学 に基 づ く適 応 制 御 を提 案 し て い. ン ド と衛 星 本 体 の 位 置 姿 勢 の す べ て,ま. は任 意 の 変 数 を作 業 変 数 と して 選 び,総. 〓 =〓‑β(6). た. 合 的 に制 御 で き る 適 応. 制 御 で あ る.制 御 則 の 安 定 性 を リア プ ノ ブ の 第2の. 4.適. 方 法 で証 明. す る と と も に,数 値 シ ミュ レ ー シ ョ ン を行 っ て い る.そ. の 結 果,. 4.1基. 分解 加速 度制 御 で は未知把 持物 体 に よって制 御性 能 が劣化 す る が,適. 応. 制. 御. 本 と な る適 応 制 御. 適 応 制 御 則 を導 くた め に次 の リ ア プ ノ ブ関 数 を考 え る.. 応 制 御 で は 良 好 な制 御 結 果 が 得 られ る こ とが 示 さ れ る. 2.運. 動 方. 程. 2. 式 こ こ で,qrをqの. 宇 宙 ロ ボ ッ トの 運 動 方 程 式 は 次 の よ う に表 さ れ る.. 参 照 入 力 とす る と,〓 は. M〓+h=n(1). 〓(8). ここで. の よ う に 定 義 され る.Vを. u=[vo. ωo 〓],n=[fo. 時間微 分 す る と. To Tθ]. で あ り,Mは. 質 量 行 列,hは. vo,ωo,θ. は,そ. 中 心 コ リ オ リ力 を 表 す.ま. れ ぞ れ 衛 星 本 体 の 速 度,衛. ジ ョ イ ン ト角 で あ り,fo,To,Tθ く並 進 力,衛. は,そ. た,. 星 本 体 の 角 速 度,. れ ぞれ衛 星本 体 に働. 星 本 体 に働 く トル ク,ジ ョ イ ン ト トル ク で あ る.. 衛 星 本 体 の 姿 勢 を 記 述 す る 変 数 φ0が た す 場 合,u=〓. ω0=φ0の. 関係 を満. 〓 (9). と す る と式(1)は M〓+C〓=n(2). の よ う に表 す こ と が で き る.こ. こ で,0は. とお き,式(9)に. 代入 す る と. ラ メ ー タ に 関 す る線 形 化 〓(11). 宇 宙 ロ ボ ッ トが 未 知 物 体 を把 持 して い る 場 合,ハ. ン ドが あ る とな る.こ の うち,MとCは. リ ン ク と未 知 物 体 を合 わ せ た 慣 性 パ ラ メ ー タが 未 知 パ ラ メー タ と な る.こ. 歪対 称 行列 で あ る こ とを用 い. n=〓r+〓r‑KD〓(10) た こ の と き,. 歪 対 称 行 列 とな る . 3.パ. こで は,〓‑2Cが に,制 御 則 を. 中 心 コ リ オ リ力 に. 関 す る 行 列 で あ り,ラ グ ラ ン ジ ュ法 よ り求 ま る.ま 〓 ‑2Cは. と な る.こ て い る.次. の 未 知 パ ラ メ ー タ を β とす る と,式(2)の. の で,次. 左辺は. 未 知 パ ラ メ ー タ に 関 して 線 形 な. の よ う に表 す こ とが で きる.. 〓(12). M〓+C〓=P(q,〓,〓,〓)β+Q(3) の よ う に 未 知 パ ラ メ ー タ に 関 し て 線 形 分 離 で き る.こ P(q,〓,〓,〓)は Pの. 回 帰 子 行 列 と 呼 ば れ,q,〓,〓. 中 の 二 つ の〓 は 区 別 し,前 者 はCの. あ り,後 者 はCに. か か る〓 で あ る.ま. そ こで,式(12)を. こ で,. 式(11)に. 代入すると. で 構 成 さ れ る. 〓 (13). 中 に 含 ま れ る〓 で. た,Qは. 既 知 パ ラ メー. と な る.〓=〓. な の で,適. 応則 を. タ と状 態 変 数 か ら構 成 さ れ る 行 列 で あ る. い ま,未. 知 パ ラ メー タ の 推 定 値 を〓,推. れ たM,Cを〓,〓. 定 値 を用 い て計 算 さ. 〓 (14). とす る と とす る と 〓 =‑〓TKD〓. 〓+〓=P(q,〓,〓,〓)〓+Q(4). 日本 ロ ボ ッ ト学 会 誌16巻6号. 99. ≦0(15). 1998年9月.

(3) 〓(26). 泉. 834. と な り,t→∞. の と き〓 →0と. な る.そ. qd,関 節 変 数 誤 差qe=q‑qd,正 い て,参 照 入 力 を〓r=〓d‑qqeと き〓=〓e+Λqqe→0と qe≡0な 定 値〓. 田. こ で,目. 啓. 岡 秀. 行. 室. 津. 義. 定. を用 い,同 時 に衛 星本体 の位 置 に対す る制 御入 力 を. 標 関節 変数. 定 対 称 ゲ イ ン行 列Λqを 用 与 え る と,t→∞ のと. な る.〓e+Λqqe=0の. の で,t→∞. 長. fo‑0(22) とす る.以 上 の 変 更 と後 述 の 式(25)の. 定常 解 は. の と きqe→0,qe→0と. にわず か な. 制 約 を 加 え る と,前 節 で 示 した 制 御 則 を使 用 す る こ とが で き る.. な る.推. が 真 値 に 収 束 す る こ と は 保 証 で き な い が,上. よ うにΛ. 次 に,こ. の 結果 は. の 制 御 系 の 安 定 性 を示 す.上. 述 の変更 に よ り. 成 立 す る. 上 の 制 御 則 は,関. 節 変 数 に 対 す る 制 御 則 で あ る が,宇. 宙 ロ. ボ ッ トの 制 御 に お い て は 作 業 変 数 に対 す る制 御 則 を構 成 す る必 要 が あ る.こ. こ で は,作. す れ ば よ い 場 合 の よ う に,制. と な り,ψe=ψ‑ψdよ. ン ド の 位 置 姿 勢 だ け を制 御. り. 御 し な い 作 業 変 数 が あ る と き も,. 以 下 で 導 く制 御 則 を適 用 で き る.作 と ヤ コ ビ行 列Jに. 〓(23). 業 変 数 をハ ン ドの 位 置 姿 勢 と衛 星 本 体. の 位 置 姿 勢 と して 制 御 則 を 導 く.ハ. 業 変 数 ψ は,関. 節 変 数4. よ り,次 の よ う に 関 係 づ け ら れ る. 〓(24). Λ =JΛ(16) を満 た す.式(18)と ただ し. 式(19)に. お い て,制 御 変 数 の 誤 差 フ ィー. ド バ ッ クが 非 制 御 変 数 の 目標 値〓d,〓dに. 干 渉 しない よ うに. 正 定 対 称 ゲ イ ン行 列 五 を次 式 の よ う にブ ロ ッ ク対 角 に す る. 〓 (17) 〓(25). ま た,記. は ハ ン ド の 位 置 姿 勢 の 速 度 ベ ク トル で あ る.目 標 作 業. 変 数 ψdと 正 定 対 称 ゲ イ ン行 列Λ 〓r. さ ら に,式(17)よ. を 用 い て,〓r,〓rを. =J‑1(〓d‑Λ. り,. ψe)(18). 〓r=J‑1(〓d‑Λ〓e‑〓)(19) の よ う に 与 え る と,式(15)よ. り 〓(27). 〓=‑(〓e+Λ. ψe)TJ‑TKDJ‑1(〓e+Λ. と な る.こ て,Jが. こ で,ψe=ψ‑ψdは. 正 則 で あ れ ばt→. ψe→0か. ψe)≦0(20). つ〓e→0と. 作 業 変 数 誤 差 で あ る.よ ∞ の と き〓e+Λ. 応 則 を式(14)で. 4.2適. っ. で あ る.式(23)か. な り,. 与 え,制. 場 合 も考 え ら れ る.ま. 御 則 を式. 〓 (28). と な り,式(8)よ. 信 ア ンテナ の指 向制御 等 のた. た,特. の よ う な場 合 に も,先. 応 制 御 則 を用 い る こ とが で き る.変 更 は,作 御 しな い 変 数 の 目 標 値 と して,そ. 〓= (OT,〓To,〓T)T(29). とな る.ゆ え に,式(14)の 第 一 項 中,〓. の適. のn中,非. の 瞬 間 に 実 現 さ れ て い る値 を. 星 本 体 の 位 置 を制 御 しな い 場 合 に つ い て,具 体 的. に 制 御 則 の 変 更 方 法 と安 定 性 を 示 す が,同 星 本 体 の位 置 や 姿 勢,ハ. ン ド の位 置 や 姿 勢 の う ち,任 意 の 変 数. No.6. よ び 式(20)が. 右辺. が 示 され る.こ. こ で は,衛. の こ と よ り,式(10) どの よ うに与 えて. 成 り立 ち,制 御 則 の 漸 近 安 定 性. 星 本 体 の 位 置 を 制 御 し な い 場 合 を考 よ う にfo≡0と お,適. どの 一 部 分 は 必 ず 零 と な る の で,そ. す る こ と に よ り,. 応 則 と制 御 則 中,〓r,〓. な. の こ と を 考 慮 してfo≡0. 専 用 の 制 御 器 を 構 築 す る こ と に よ り,制 御 の た め の 計 算 量 を 減 星本体 の並 進 加速. らす こ と が で き る.. 置 の 目標 値 と して, 同 様 に,衛. 星 本 体 の 姿 勢 を 制 御 しな い 場 合 に も,提 案 す る 制. 御 則 を用 い て 安 定 な 適 応 制 御 を実 現 す る こ と が で き る.. rod=ro,vod≡vo,vod=〓o(21). Vol.16. も,式(15)お. 目 的 の 制 御 が 実 現 で き る.な. を作 業 変 数 に 選 ん で 制 御 す る こ とが で き る.. 進 速 度,位. 制 御 変 数 に対 す る 制 御 力foを. え て い る の で,式(22)の. 様 の 変 更 に よ り,衛. 衛 星 本 体 の位 置 を制 御 し な い 場 合 に は,衛. 適 応 則 を用 い る と,式(11)の. の 零 が 乗 ぜ られ る 部 分 が どの よ うな もの で あ っ て. も,そ の 後 の 論 理 展 開 に は影 響 しな い.こ. 業 変数 ψ 中 の制. 御 しな い 変 数 に対 応 す る 制 御 入 力 を 零 と す る だ け で よ. 下,衛. り. 象 物 体 を汚 染 す る た め ス ラ. に必 要 性 が な く衛 星 本 体 の 姿 勢 制. 御 も行 わ な い 場 合 も考 え ら れ る.こ. JRSJ. 用いる. こ と に よ り,. ス タ が 使 え な い 等 の 理 由 に よ り衛 星 本 体 の 位 置 制 御 を行 わ な い. 度,並. 式(19)に. 応制 御 の変 更. め 衛 星 本 体 の 姿 勢 制 御 を行 うが,対. い.以. 式(18)と. 与 え る と,作 業 変 数 を制 御 で き る.. 宇 宙 ロ ボ ッ トの 作 業 中 に は,通. 用 い,制. ら式(27)を. な る.. した が っ て,式(18)(19)で〓r,〓rを (10),適. ψe→0と. 100. Sept.,1998.

(4) 835. 宇 宙 ロ ボ ッ トの 適 応 制 御 Table. Table. Fig.. 1. Hardware. 5.数 5.1モ. space. robot. 1. 2. Specification. Initial. of space. values. of. robot. ,3 and. real. model. values. of ƒÀ. model. 値 シ ミュ レー シ ョ ン. デ ル と シ ミ ュ レ ー シ ョ ン条 件. 提 案 し た 適 応 制 御 の 有 効 性 を確 認 す る た め に 数 値 シ ミュ レー. Fig.. 2. Initial. state. of space. robot. model. シ ョ ン を行 う.開 発 中 の 宇 宙 ロ ボ ッ トの 二 次 元 地 上 模 擬 実 験 装 置(Fig.1)[11]を. 制 御 対 象 と想 定 し,衛 星 本 体 と3リ. マ ニ ピ ュ レ ー タか ら構 成 さ れ る モ デ ル を用 い る.ハ. ンクの. 子 化 さ れ た レ ー トジ ャ イロ で 衛 星 本 体 の 角 速 度 を 計 測 す る も の. ン ド にペ イ. と し,制 御 系 の サ ン プ リ ング タ イム を1[ms]と. ロ ー ド を持 った 状 態 で,宇 宙 ロ ボ ッ トモ デ ル の 仕 様 をTable1 に 示 す.こ. こで,mi,li,ai,Iiは,linkiの. 長 さ,jointiか. らlinkiの. 質 量,linkiの. 質 量 中 心 ま で の 距 離,linkiの. 中 心 まわ りの 慣 性 モ ー メ ン ト を 示 す.リ. し,マ ニ ピ ュ レー タ ハ ン ド を リ ン ク3と. の パ ラ メ ー タ は,ハ. KD=diag[6.0. 質量. ン ク と関 節 は,衛. 体 か らマ ニ ピ ュ レ ー タ先 端 へ 順 に 番 号 を付 け,衛 ク0と. 星本. Λ =diag[160. 星 本体 を リン す る.リ. Γ =diag[0. ン ド と ペ イ ロ ー ド を合 わせ て 計 算 され る 慣. と し て い る.ま 御(RAC)の. 体 を 把 持 した リ ン ク3に. 6.0. 6.0. 6.0. 160. 20. 160. .001. 0.1. 1.0. 6.0. 6.0]. 160. 20]. 1.0]. ン ク3. 性 パ ラ メ ー タ で あ る. 未 知 パ ラ メ ー タ は,物. し て い る.. いづ れ の 数 値 シ ミュ レ ー シ ョ ン で も,適 応 制 御 の ゲ イ ン を. た,制. 御 性 能 を比 較 す る た め に,分 解 加 速 度 制. シ ミュ レ ー シ ョ ン を 行 う.制 御 則 は. 関す る以 下の n=M〓r+h(31). 慣 性 パ ラ メ ー タ に な る. で あ る.こ. こで 〓r=J‑1{〓d‑GD〓e‑Gp〓e‑〓}. 分 解 加 速 度 制 御 の 比 例 ゲ イ ンGD,微 〓(30) こ こ で,a3x,a3yは. 把 持 物 体 を持 った 状 態 に お け る リ ン ク3固. 定 座 標 系 で の 質 量 中心 のx,y座. 標 で あ る.物. な い と き の リ ン ク3の 慣 性 パ ラ メ ー タ を推 定 値〓 て 用 い,リ. GP=diag[160. 体 を 把 持 して い. GD=diag[3.0. 秒 間 で,初. 直 線 移 動 し,+60゜ 路 は,七. 向 に‑0.2[m],y方. 姿 勢 変 更 す る.こ. 5.2ハ. ン ド は3. ま た,シ. の 間 の 作 業 変 数 の 目標 経. 3.0. 120] 2.0]. の 変 数 の 目標 加 速 度. 田 ら の ア ル ゴ リズ ム[6]. ン ド と衛 星 姿 勢 の 制 御(#1) 星 本 体 に搭 載 され た 通. 信 用 ア ン テ ナ を一 定 方 向 に保 つ こ とが 不 可 欠 で あ る.ま. た,太. 陽 電 池 パ ネ ル の 方 向 も保 持 す る必 要 が あ る し,衛 星 に搭 載 され. ミ ュ レー シ ョ ン に は 実 験 装 置 に 含 ま れ る量 子 化 や 時. 日本 ロ ボ ッ ト学 会誌16巻6号. こ で は,山. 遠 隔 操 作 さ れ る 宇 宙 ロ ボ ッ トで は,衛. 向 に+0.2[m]. 次 関 数 で 補 間 して い る.. 間遅 れ な ど の 条 件 を考 慮 し て い る.例. 160. に 基 づ い て 計 算 を行 っ て い る.. 示 され る初 期 状 態 を と る.. れ の 数 値 シ ミュ レ ー シ ョ ンで も,ハ. 期 位 置 か らx方. 3.0. の 変 数 に対 応 す る 一 般 化 力 を零 と して,そ を計 算 す る 必 要 が あ る.こ. 宇 宙 ロ ボ ッ トの モ デ ル は,Fig.2に. 2.0. 160. とす る.作 業 変 数 ψ の 中 に制 御 し な い 変 数 が あ る場 合 に は,そ. の 初 期 値 と β の 真 値 はTable2. に表 さ れ る値 を用 い る.. 以 下 に 示 す,いづ. 3.0. 120. の初期値 と し. ン ク3と 把 持 物 体 と を合 わ せ て 計 算 され る慣 性 パ ラ. メ ー タ を β の 真 値 とす る.〓. 160. 分 ゲ イ ンGPを. え ば,0.1[deg/sec]で. た 視 覚 セ ンサ の 視 野 もぶ れ な い よ うに す る必 要 が あ る か も しれ な い.そ. 量. 101. れ らの 状 況 に 相 当 す る,衛. 星 本 体 の 姿 勢 を変 え ず に ハ. 1998年9月.

(5) 泉. 836. Fig. 3. 田. 啓. 長. 岡. 行. 室. 津. 義. 定. Fig. 6 Motion of robot controlled by RAC (#1). Motion of robot controlled by adaptive control (#1). Fig. 4. 秀. Error norm controlled by adaptive control (#1). Fig. 7 Error norm controlled by RAC (#1). Fig. 8 Motion of robot controlled by adaptive control (#2) Fig. 5 Parameter estimation (estimated/real) in adaptive control (#1) ン ドの 経 路 制 御 を行 う シ ミュ レ ー シ ョ ン を 示 す.こ. の 状 況 は,. 実 際 の オ ペ レー シ ョ ン に お い て 最 も頻 繁 に現 れ る と予 想 さ れ る. 衛 星 本 体 の 姿 勢 を保 つ た め に,実 験 装 置 で はCMGで. トル クを. 発 生 す る. 適 応 制 御 を 用 い た 場 合 に 対 し て,Fig.3が Fig.4が. ロ ボ ッ トの 挙 動,. ハ ン ド の 位 置 誤 差 ノ ル ム,Fig.5が. の 収 束 状 況 を示 して い る.Fig.5で 値 を真 値 で 割 っ た 値(〓/β)を. 未知 パ ラ メー タ 知 パ ラ メー タ の 推 定. 表 示 して い る.こ. に 近 い ほ ど推 定 値 が 真 値 に近 い.ま に 対 し て,Fig.6が. は,未. た,分. Fig. 9 Error norm controlled by adaptive control (#2). れ ら の 値 が1. 解加 速度 制御 の場 合. ロ ボ ッ トの 挙 動,Fig.7が. ハ ン ドの位 置. 作 し,通 信 リ ン ク を 確 保 す る 必 要 が な く,衛 星 本 体 の 位 置 姿 勢 を 制 御 す る必 要 が な い 状 況 で は,こ. 誤 差 ノル ム で あ る. 5.3ハ. ン ドの 制 御(#2). 提 案 す る 制 御 法 が,そ た め に,ハ ン を示 す.こ. JRSJ. Vol.16. ボ ッ トの 挙 動,Fig.9が. の 他 の 状 況 で も使 用 で き る こ と を示 す. ン ドの 経 路 制 御 だ け 行 う場 合 の 数 値 シ ミュ レー シ ョ. No.6. 御 の 場 合 に 対 し て,Fig.11が. た,分 解 加 速 度 制. ロ ボ ッ トの 挙 動,Fig.12が. ン ド の 位 置 誤 差 ノ ル ム で あ る.. 宙 ロ ボ ッ トが 自律 的 に動. 102. ロ. ハ ン ドの 位 置 誤 差 ノ ル ム,Fig.10が. 未 知 パ ラ メー タの 収 束 状 況 を 示 して い る.ま. こ で は,衛 星 本 体 の 位 置 姿 勢 制 御 系 を用 い な い で,. 関 節 ト ル クの み を 制 御 入 力 とす る.宇. の 制 御 で 十 分 で あ る.. 適 応 制 御 を 用 い た シ ミュ レ ー シ ョ ン結 果 と して,Fig.8が. Sept.,1998. ハ.

(6) 宇 宙 ロ ボ ッ トの 適 応 制御. Fig. 13 Motion of robot controlled by adaptive control (#3). Fig. 10 Parameter estimation (estimated/real) in adaptive control (#2). Fig. 11. 837. Motion of robot controlled by RAC (#2). Fig. 14 Error norm by adaptive control (#3). Fig. 12 Error norm controlled by RAC (#2) 5.4ハ. Fig. 15 Parameter estimation (estimated/real) in adaptive control (#3). ン ド と衛 星 位 置 姿 勢 の 制 御(#3). セ ン サ の 視 野 や 作 業 時 の衛 星 本 体 の 位 置 姿 勢 を指 定 す る 場 合, 衛 星 本 体 の 位 置 姿 勢 も同 時 に制 御 す る こ と も必 要 に な る.そ. 5.5議. の. 適 応 制 御 と分 解 加 速 度 制 御 の 制 御 性 能 を比 較 す る と,い つ れ. 状 況 に相 当 す る,衛 星 本 体 の 位 置 姿 勢 とハ ン ド の 経 路 を 同 時 に 制 御 す る シ ミ ュ レー シ ョ ン を示 す.ハ 同 じで あ る が,本 向 に+0.1[m],y方. の シ ミュ レ ー シ ョ ン に お い て も,適 応 制 御 の 方 が 良 好 な 制 御 性. ン ドの 経 路 は こ れ ま で と. 能 を 示 し,未 知 物 体 を把 持 した 場 合 に有 効 で あ る こ とが 分 か る.. 体 は 姿 勢 を初 期 姿 勢 に保 ち つ つ,位 置 をx方 向 に‑0.2[m]移. 動 す る.ま. た,こ. 論. 提 案 す る 制 御 法 で は,推. こで は. 定 パ ラ メ ー タが 真 値 に 収 束 す る こ と は. 本 体 搭 載 の 位 置 制 御 装 置 が 任 意 の 大 き さの 推 力 を 発 生 で き る と. 保 証 さ れ て い な い が,Fig.5,10,15に. 想 定 して い る.ON/OFFの. 3秒 の 動 作 の 間 に適 応 制 御 の 推 定 パ ラ メ ー タ は真 値 近 く に収 束. 制 御 力 しか 発 生 で き な い ス ラ ス タ. の よ う な位 置 制 御 装 置 を用 い る場 合,PWM制. して い る.シ. 御 を 行 う な ど,. な ん ら か の 工 夫 が 必 要 に な る.. の パ ラ メー タは ほ ぼ 真 値 に 収 束 し た.ゆ. ハ ン ドの 位 置 誤 差 ノル ム,Fig.15. が 未 知 パ ラ メ ー タの 収 束 状 況 を示 し て い る.ま 制 御 の 場 合 に対 して,Fig.16が. れ らの. た,分. え に,よ. り長 い 継 続 動. 作 に よ り,推 定 パ ラ メ ー タ は 真 値 に近 づ く も の と思 わ れ る.. 解加 速 度. 6.結. 論. ロ ボ ッ トの 挙 動,Fig.17が. ハ ン ド の 位 置 誤 差 ノ ル ム で あ る.. 日本 ロ ボ ッ ト学 会 誌16巻6号. ミュ レ ー シ ョ ン例 を示 し て は い な い が,こ. 収 束 値 を 初 期 値 と して 同 じ シ ミュ レー シ ョ ン を 行 う と,す べ て. 適 応 制 御 を用 い た シ ミ ュ レー シ ョ ン結 果 と して,Fig.13が ロ ボ ッ トの 挙 動,Fig.14が. 示 さ れ て い る よ う に,. 未 知 物 体 を 把 持 した 宇 宙 ロ ボ ッ トの 制 御 の た め に,未 知 慣 性. 103. 1998年9月.

(7) 泉. 838. 田. 啓. 長. 岡 秀. 行. 室. 津. 義. 定. ミ ュ レ ー シ ョ ン 例 を 示 し,提. 案 す る適 応制御 が 分解 加速 度制御. に 比 べ 良 好 な 制 御 性 能 で あ る と い う 結 果 を 得 た. な お,本. 研 究 は 文 部 省 科 学 研 究 費 補 助 に 関 連 して な さ れ た こ. と を 付 記 す る. 参 [1]. 考. 文. 献. 室 津,辻 尾,泉 田,尾 崎: 宇 宙 作 業 ロ ボ ッ トの 未 知 把 持 物 体 の パ ラ メ ー タ同定 ,シ ス テ ム 制 御 情 報 学 会 論 文 誌, vol.6, no.1, pp26‑36, 1993.. [2]. Z.. Vafa. in. Space. ings. Fig. 16. and. of. [3]. [4]. Y.. Umetani. vol.15,. no.12,. Masutani, for. national AZ, Y.. 山 田,土. 屋:. ,計. [8]. 変 数 と し て 制 御 で きる.ま. た,基. [9]. 本 的 な 制 御 法 を わ ず か に変 更. し,衛 星 本 体 の 位 置 姿 勢 や ハ ン ドの 位 置 姿 勢 の う ち,任. J-J.. E.. で き る.未. [10]. 勢 を一 定 に保 ち な が らマ ニ [11]. Y.. 啓(Kei. 年4月. 士(工. Control. Matrix,•h. of IEEE. no.3,. pp.303-. for. vol.6,. W.. no.3,. 1990.. Control. of. and. ComMulti-Arm Symposium. Automation. in. Space,. 1990. Li: •gOn. The. 川,加. pp.765‑772,. of International. Robotics. pp.303-306, and. no.7,. Toyoshima: •gEfficient. Trajectory. Proceedings. Intelligence,. 林,大. T.. the. International. pp.49-59, 藤:. Adaptive Journal. Control of. ミ シ ガ ン州. 1987.. 宇 宙 用 マ ニ ピュ レ ー タの デ ジ タ ル適 応. 本 機 械 学 会 論 文 集(C編),. vol.62,. 岩 田,町 田,戸 の 統 一 的制 御. 田: ,日. no.593,. pp.168‑174,. 浮 遊 物 体捕 捉 マ ヌ ー バ に用 い る 自由 飛行 型 ロボ ッ ト 本 航 空 宇 宙 学 会 誌, vol.43, no.502, pp.634‑640,. K.. Senda,. for. Space. Y.. Murotsu. Robot and. with. and. H.. Visual. Control. Adachi: •gControl. Experiment. Information,•h. Conference,. San. AIAA Diego,. Guidance, CA,. AIAA-. 1996.. Nagaoka) 生.1994年. 学 専 攻)修 了.同 年4月. 最 優 秀 発 表 論 文 賞(米. 大阪府立大 学工学. よ り 日本 電 信 電 話 株 式 会. 社 に勤 務.. シス テ ム制 御情 報. 宙 ロ ボ ッ ト,柔 軟 マ ニ ピ ュ レ ー. 学).AIAAな. ど の 会 員. (口 本 ロ ボ ッ ト学 会 正 会 員). 室 津 義 定(Yoshisada 1940年3月20日. Murotsu) 生.1968年. 博 士 課 程 単 位 取 得 退 学.同 部 助 手,1982年. 大 阪府 立 大 学大 学 院 年4月. 大 阪府 立 大学 工学. 同 教 授.1992年. 最 優 秀発 表 論 文賞. (米 国 航 空 宇 宙 学 会GNC),1994年. シ ス テ ム制 御. 情 報 学 会 賞 な ど受 賞.構 ト な ど の 研 究 に 従 事.工. 造 信 頼 性 工 学,宇. 宙 ロボ ッ. 学 博 士.AIAA,ASME. な ど の 会 員.. JRSJ. Vol.16. No.6. of. Robotics. 部 航 空 工 学 科卒 業.宇 宙 ロボ ッ トの 研 究 に従 事 し, 1996年 大 阪 府 立 大学 大 学 院博 士前 期 課 程(航 空 工. 大 阪府 立 大 学 工 学 部. 国 航 空 宇 宙 学 会GNC),1994年. Rate. vol.5,. vol.26,. and. 1970年4月18日. 大 阪府 立 大 学 大学 院. 同 助 教 授,1996‑1997年. 学 会 賞 な ど 受 賞.宇. Automation,. 長 岡 秀 行(Hideyuki. 生.1988年. 立 大 学 客 員 研 究 員.1992年. タ な ど の 研 究 に 従 事.博. ,日. 96-3900,. Senda). 博 士 前 期 課 程 修 了.同 助 手,1994年. Yokokohji. Slotine. 山 本,小. Navigation,. 知 物 体 を把 持 し た 宇 宙 ロ ボ ッ ト に 対 す る 数 値 シ. 1963年8月17日. Motion Jacobian. 1995.. 方 法 に よ り,提 案 した 制 御 則 の 漸 近 安 定 性 が 保 証. 泉田. Inter-. Scottsdale,. 1996.. ピ ュ レー タ を操 作 す る とい った ミッシ ョ ン を可 能 にす る.リ ア プ ノ ブの 第2の. and. Manipulators,•h. 制 御. 意の 変. 数 を作 業 変 数 に選 ん で 制 御 す る こ と もで き る.そ の た め,衛 星 本 体 の 位 置 制 御 を 停 止 し た 状 態 で,姿. IEEE. 宇 宙 ロ ボ ッ トの マ ニ ピ ュ レ ー タ 制 御 に お け る 効 率 的 計. Japan,. Robot. 星 本 体 の 位 置 姿 勢 とハ ン ドの 位 置 姿 勢 の す べ て を作 業. Robotics. 測 自 動 制 御 学 会 論 文 集,. Artificial. Research,. 法 は,衛. of. Automation,. Generalized. Algorithms. Kobe,. 案 した 基 本 的 な制 御. and. of. Feedback. Proceedings. Yoshida: •gResolved. Manipulators,•h. on. 置 姿 勢 を制 御 す る 適 応 制 御 を提 案 した.提. Control Astronautica,. Arimoto: •gSensory. Robotics. with. Yoshikawa,. Space. パ ラ メ ー タ を推 定 しつ つ マ ニ ピ ュ レー タハ ン ド と衛 星 本 体 の 位. K.. on. putational. Error norm controlled by RAC (#3). S.. Acta. 1989.. 算 法. Fig. 17. Au-. 1989.. and. Manipulators. 314,. T.. on. and. Path. OMV,•h. Manipulators,•h. pp.1346-1351, Umetani. Transactions. [7]. 1987. and. Miyazaki. Proceed-. 1987.. on. pp.981-986,. Manipulators. Robotics. Yoshida: •gContinuous. F. Space. on. pp.579-585,. Mounted. Conference. Space. [6]. K.. of. Approach,•h. Conference. NC,. and. Manipulators. Dynamics. Manipulator. International. Space. Y.. the. Virtual. Raleigh,. Control. [ 5]. the. IEEE. tomation,. Motion of robot controlled by RAC (#3). S. Dubowsky: •gOn. Using. 104. Sept.,1998.

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参照

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