地山補強土工法の鉛直化実大施工結果 矢作建設工業(株) 正会員
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(2) III‑016. 土木学会中部支部研究発表会 (2012.3) 460 裏込材. 1:0.3 補強材 パネル. 基本段. 連結金具 A. 連結金具 B. 基段補助杭 100 100. 次段. 吊り下げる. 連結金具 A. 300 据付コン クリート. 図-3. 連結金具 B. 基本段の施工断面図. 図-4. 計測結果 補強材軸力の測定結果を図-5 に示す.なお,図にお. ける換算軸力は,〔+〕側が引張,〔-〕側が圧縮を示. 換算軸力(kN). として,4 段目の状況(鉛直掘削)を写真-1 に示す.. 50. ④-1. ⑦-1 0. している.測点(ひずみゲージ)は壁面表面より 1m (④-1,⑦-1),ならびに補強材最深部端より 1m(④-2,. 4 段目の掘削状況. ④-1 ④-2 ⑦-1 ⑦-2 4 段目定着 欠測 5 段目定着 6 段目定着. 100. の危険性は極めて小さくなる.基本段以外の掘削状況. 3.. 写真-1. 基本段と次段の連結. ⑦-2 60 日 ④-2. 7 段目定着 -50 1/1. ⑦-2)の位置に設置している.補強材のグラウトは定 着の 1~2 日前に打設している.また,⑦は 10 月中旬. 図-5. 3/1 3/2. 7/1 8/29 9/1 10/28 5/1 6/30 11/1 12/27 1/1 日付(平成23年) 補強材軸力の推移(4 段目,7 段目). 以降,絶縁抵抗の低下により欠測となっている. 200. 図より 4 段目,7 段目とも補強材定着後,グラウト -3. の材齢が進むにつれ,軸力が引張側に増加していた. これは,グラウトの付着力の増加とともに,補強材に 力が伝達されるためである.グラウトの材齢が 7 日程. 土圧(×10 MPa). 埋戻コンクリート 150. 欠測 100 50. 80 日 0. 度経過する頃から深部側(④-2,⑦-2)の引張軸力は 60 日. 減少に転じ,材齢 14 日頃には表面側(④-1,⑦-1)の 定着後 30 日程度までであった.さらに 9 月初旬まで軸 力は引張側に増加して,その後再び減少雰囲気となり 現在に至っている.ちなみに,発生している最大軸力. 気温(℃). 引張軸力も減少に転じた.しかし,この傾向も補強材. -50. 60 1/1 40 20 0 -20 1/1. は許容値の 50%以下と問題ない値であった. 図-6. 3/2. 5/1. 6/30. 8/29. 10/28 12/27. 最高気温日付(平成23年) 最低気温 3/1 3/2. 7/1 8/29 9/1 10/28 11/1 12/27 1/1 5/1 6/30 日付(平成23年). 壁面真下の鉛直土圧と気温変化. 壁面真下の鉛直土圧と気温変化を図-6 に示す.図よ り埋戻しコンクリート施工後,鉛直土圧は漸増を続け約80日経過した時点で0.11MPaとなった.さらに,8~ 9月をピークに鉛直土圧は0.15MPa程度を示し,その後減少傾向に転じた.この鉛直土圧の変動は,気温の変 動と似通った動きを示しているため,気温変化によるプレキャスト板の熱膨張や収縮の影響を受けているも のと考えられる. 4.. まとめ 今回,表面工を鉛直勾配とした PW 工法の実大施工を行い,施工と構造の両面から問題は認められなかっ. た.今後継続して計測を進め,検証を進めたいと考える. 参考文献: 参考文献:1)長田孝史他:地山補強土工法の鉛直施工に関する研究,土木学会中部講演概要集,pp.233~234, 2011.3 2)市川善造他:実物大実験体を用いた PAN WALL 工法の法面垂直化へ向けた実験,土木学会中部講演 概要集,pp.231~232,2011.3 ‑198‑.
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