麗鐙貴愛：教育養成学藻における教員定数の諸問題一福島大学教畜学翻の再纒成を通して i
教育養成学部における教員定数の諸問題
福島大学教育学部の再編成を通して現われた
羽田貴史（教育学〉
鰭弩／など参難。 はじめに一偏を問題とするか 今野の教員養成大学・学部は，各種の琶会的要 請とその存立形態との間に引き裂かれて苦難して いる。 今，その主な要馨を挙げてみよう。 第iに，児童数の減少を背景としての教員採絹 率の低下がもたらす影響一学生の学習意欲，学生 生活への影響． 第2に，大学入試舗穫の「鍍革」をも大きな契 機にしての，学生の不本意就学的傾向もしくは不 適垂盤進学｛填1薄と馨的養成との矛毒叢。 第3に，蟹観教育段踏の教育課程基準の変憂に 麟癒しての大学教育課程再繍の影響一学蓼指導要 籏の改定と教育職員免許法の改正1こよるカサキュ ラムが教官纏域，教曹学・教科教育学・諸科学へ もたらす影響。 第4に，科学・技術の轟度化・纒分化に蝿結し ての教育瞬容の高度化一第3の郷雲との競合，し ばしば矛灌｝。 第5に，高等教育改革のスクラップアンドビル ド諮線のトで，教員養絞学離を原資とする再編傾 向と上記すべてとの縫係，などである。 上記の要鑓は拳構互に密接に麗わっている。教 員養成課程の学生定員をもとに．いわ塗るゼロ免 コースを含めての再講を行うことで，新たな教官 要求にも答えようというのが，「蜜豆の教員養成大 学・学部の今後の整備に麗する調査醗究会議鞭告」 （i§86隼7月2§濤）以降ッ …つの璽き肉となってい る。 ＊これ．らの総抵1こついてはラ土産基燐「教官系大 学・単離の再編弱題ノ教青雲一籌綬隼鴛還号，蓉本 教官大学協会第蔓常置委員会「国立教貴養成大 学・学藻の整騰，再霧成をめぐる諸問題について」 耀鞍総隼3月談目，蕪本教育大学蕩会第i常置委 員会「今後の教眞養成大学・学翻の理念とあ多方 について（中閤報告！」平繍2隼3月ぴ会輻謹第 ところで，福島大学においては，露な選挨が， 教育学部学生定員を新設学認に振拳替え，その癒 資とするという選譲が行われた。戦後，高等商業 専門学校と錬範学校との昇格・食傷で鐡発した新 講橿鳥大学は，舎縄キャンパスすら発足後35隼を 経た79年になってようやく実現するなど，きわめ て貧しい位竃にあった。醗甕・教育の発展のため に学離塔設を実現し，総合大学を目指すことは， 共選の課題として7惑隼の段躇で合意を発てお参， ようやく実現したのである。このこと霞体は，評 癒すべきであろう。 けれども，嚢本において，大学の再纏は．戦鋳 購の文系專樽学校から建科転換へを験鶏ては，ほ とんど行われたことがなく，極めて稀な事態であ る。転換の諭達そのものは一定の縫会的必要性や 馨的性に依擁しているように思えても，それを支 える憲彗度形態・条件の藝今味なしに再1編綻1果を譲1じ ることはできない。 スクラップ・アンド・どル翫ま，可否擁嚢をも つものであって，そのバランスシートが客観的に 行われなければならない。そうでなければ，結局 は，社会的必要性に基いての大学再講が，麟度条 件をぬきにして．あたかも大学耀の警主的な講娠 でなしうるかのごとき錯覚をもたらすだろう。 本論の§的は，上のような鐸題意識に基いて， 馨島大学の再纏をつうじて，教員養成学藻1こおけ る教官纏織講成がどのように変わったか，また， それを支える諸基準はどうなってお参，いかなる 麗｛系毒こあるかを検認し，基準の適合ロ牲を評羅1する ところにあるe醗贅寡適 まどのよ でl
F さて，編島大学の再編事｛粥に離して，弱題の概 略を述べよう。2 纒島大学教育学認識集第齢号 教育学部からの学生定員潮瀬一行政娃会学都へ の撮管替えは，必然的に教員定数の麟減一振参替 えとして進められた（小学校課程学生定員2鎗名→ i総名，中学校課程i憩名吟鯵名，鷲設課程饗科専 攻認→寵止，合計垂灘→3総名〉 それは，学内で懸欝に進展していた一般教畜定 員の再醒罐とともに行われたのできわめて複雑な 経緯をたどったが，学生定員の離減に辮癒しての 教富定員の醜絨を生じせしめ，その数をどのよう に算潰するかが．学部・大学・文部省・大蔵省と の闘で賜題となったのであった。 このことが教育学部の教員醗置にとって大きな 問題を含むものであったことは，行政桂会学認設 置時の学長であった霞鐙舜氏の次の発議からも理 解されよう。 一納税者の立場から学離を作れ。という藪昆の運動 も葬常総盛んであ箏ます。そういう繋戻の要求に 大学霞治は藤えられないんですね，全然。今，学 部を馨∋ろうとしますと，これは教育学藻の学生定 員巻彗滅をやらないとできません。学生定翼をカッ トすれ，ば，当然，教曇の定員もカットしなきゃい かん。うちの行政教会学額を作ったときに，教官 学部から学生定員i｛毒名，教官建！員捻名カットしま した。これは大変な窪来事であります。ものすご い鰻みをかうと思う。… （ヂ東麓インチ婆ジェントコスモス構想とは」婁安 全な食糧はみちのくの大地から一束誌の地域露発 と食糧・蟹土産漿境匿1題一第i2霞東龍地方籔シン ぷジウム鞍告集嚢簸i頁／ この定員問題は，教育学部教授会に設けられた 第2次適蕊醗置験討委員会が，学生定轟3灘人に対 癒する教官定数を欝3名と提案し，ここから移動数 が欝名となることで一癒の解決を見た。 ＊第2次教富適亙醗置櫨討委員会「教畜学部㊧教 宮適正配置に臠する基本的考え方について」（亙認5 庫簸月露籔教授会審議，27警教授会承認及び， 第2次教竃違歪醗置検討委員会「教宮遷蕉醗置の 算定方式について」（鎗86隼9薄欝欝教授会承認〉 の二つの文書1こ示される。 前記「教育学翻の教官適正翫置に麗する基本的 考え方について」は，9灘こいつたん第i次遜琵 醗麗によって鐸成された定員醍置をもとにした数 数9i−3 字を文部省に擾申したものの，「合蓬性に欠ける」 と蓬1摘され，あらためて立案されたものである。 瞬文書は，「2．教育学部における定員算鐵の要素」 として，次のように定数の算鐵手続きについて述 べていたσ 教育学離1こおいて必要とされる教官定員数の算 鐵は，おおむね次の要素によると思われる。 1班教員養成学部としての設置諸基準 碁大学設置基準などの一般的基準 2／教員養成学部としての養育の基準 ［23大学続設羅の諸基準 ［3ユ教官職員免許法の基準にもとづく専胃科羅 設置の必要盤 i〉課程・教科の專轡牲を保籍する専羅科§設 置の必要性（小学絞，中学校，特設課程，養 護教員，幼稚璽〉 2）教科に含まれない免許発行のための専門科 §設麗の必要性（職業捲導，工芸科（高校〉， 工業科（高校／書道科（高校／〉 1絹某地教育に麗わる資格のための専門科蒙設 置の必要性（社会教畜指導主事／ 151教翻の資質形成のために独窪に設けている カリキュラム、との必要性 i〉小学校く系＞力婆キュラム 2〉墓縛攻 3／教育学・教育心理学専修課程 ついで，1擁教員養成学部としての設麗基準と しては，異体的に「教舞養成に関する大学・学部 の審査縮縫について豆羅秘雀3隼9肩欝欝，教育学 深青専輿委員会／を遷離して，小学絞課程・中学 学校課程の教書数の算惑を行い，これに，幼稚欝 課程・養護学校課程設罐蒔の定員醗麗数（各3／ を換え，さらに，特設遜科・特設体育課程の醗置 教員数を各2と認定した。これに，当鋳の教育職 員免許法施行幾魏中の専稗分野を満たすために披 講と醤語（書道／に各i名を簾えた合計が，最低 必要数として算鐙されたのである。 こうして得られた数は，3鱒名蔑穫の教員養成学 部における最低基準に基く教員数総数であるとと 醤こ，各教科ごとの教官醒分を行う比率を示すも のである。そこで比率算鐵によって，再度教科ご との醐分数を決定するという手繧を取ったのであ
麗霞貴史：教畜養成学認における教塁定数の諸問題一遠島大学教官学離4）再纒戚を遠して 3 る（これら審査内蔑については，文藻省蕩等教育 局企藏課監修穿大学設置審査要覧薯昭和63年蓬月， 文教協会／。なお，基準については（資科i／，そ の遜霧繕果である表および配置方式（資料2．3｝ を参照されたい。 この算墨方式およびその結論が，一定の合種姓 を持っていたことは，当鋳課せられていた課題一 行政管理庁・大蔵省新穂において一応納得しうる 経料たること一に応え，承認されたことでも示さ れよう。以前の第i次適正醗置は，教育職員免許 法を基にした学都力婆キュラムを翼体達する麗講 時闘を算出し．これ1こよって必要教官数を算鐵す るもので．いくつかあむうる教官醗麗の…つのモ デルではあっても，その必然性を示すものではな かった。 第2次適董配置縁，福島大学教育学部の 基準として適燐か？ しかし，それでは第2次適鑑翫置は，理段蔭に おいて橿島大学教育学部の必要教官数として決定 的なもの，あえていえば科学的なものなのであろ うか。 そもそも適藍醗餐の問題が生じたのは，醗設学 離の教官定数を移籍して新学離を作るという課題 のもとで，文離省から，大蔵省・行政管遷庁に対 する材料として橿島大学が侮蔑することを求めた こと嘉こ毒まじまる。し寿》も，学生定」舞蚕橋名の減垂こ女窪 して，専門教官がi縫ないしi纒名となることが， あらかじめ教育学部長（当時・現在は行政社会学 離に移籍／から伝えられ（適正醍選委員会第5囲， 雄編隼9肩臆諺，教授会警月綿馨報告／，それを譲 腿づける作業としてだった（もちろん，このよう な数字は．文部省当馬と協議のうえで学長・学部 長を含む大学執行離によってだされたものであ る／。 2つの問題を捧姦轟できよう。つま陰，適正甕避置 はラ教員養成学藻として需葉どお参，適雑な教官 醗置を科学的客観的に験離したもの，その結果と いうより，この憩3ないし工纒を文部省・大蔵省に 積極的に示すという点での「適茎霊」盤三方書第i次的 であ彗，重規されたということである。 むろんこの場合の「遜琵性」は，擁らかの合蓬 的根擁を含まなければ成讐立たない。しかし，そ の合種姓は，緊急に大蔵省を読得しうる材料の伜 成が露難なために，大学設置行政上普遍性をもつ 基準の称絹が提案されたのであって，その意味で， 行政上の金蓮性ではあっても，教員養成学離の教 畜・醗究を支えていくうえでの舎運牲に依挺して いるとは，罪詩的には覆えないし害うべきではな い。 ＊文藻雀新霧において第i次適歪醗置による必要 教官数が退けられ，教授会が新たな資料の搾成を 決定してから（§月簸羅／，繭記「教畜学藻の教官 遮箆醗置に聴する基本的考え芳書こついてゴ俸成さ れるまで，2か月を要していな窮。筆者が適登1醗 置の作成に騨わったのは§月以降だが，適窪醗置 綾羅委員会蓉で，「教員養銭に臠する大学・学離の 審壷1内蔑について」による定数算患の方舞が提 案・採撰されたのは，欝病の中旬であ吟，きわめ て短簸縫であった。その蕎景には，焦点が鯵かに 大蔵省を説傷するかにあ彗，その結果鴛政上の基 準として官庁購の「共選言語3となっている法令 に依鑓する選択がされたと理解してよい。 もう一つの開題は，教官移籍の数の算鐡が，も っぱら大学に委ねられ，その責任とされたことで ある。これは一懸では，大学の自治を尊重する手 続きといえないこともない。 しかし，適藍醗置検討委員会において教育学部 長（当鋳／は，文藻省の讐葉としてド教員養成学 部としてヨ墾想的な案を作って提鎧してほしい」と あったと伝えた。大学行政を漸管し，基準行政に 選饒しているはずの文部省が，再編成に関する教 轟養成学部の教官数について詣舞を持たず，魑霧 大学の作業に委ねたことをどう建解すべきか。纒 遷大学は．そのような情報も経験と蓄積していな い。鍵って，これはむしろ再結成紅かかわる政策 方録の蝿癒不十分さとして建解すべきものであ 箏，このような」霊薬を額覆至適参受けとることはで きないG 第2次選i嚢三露藝置の舞舞題はどのようなものカ》。筆 f蕎の見るところ問題は2点にわたる。 まず，教育学部の適藍畿羅教は，「教員養成に臠 する大学・学離の審査内i雛紅ついて」（以降夢審査 内規」と略す／にもとづく最低必要数として算鐡 された。しかし，現実に存在する学部の定員魏麗 はラ決して設置関係基準の最低基準を機械的に通 馬して行われていない。つまり，当然のことだが，
護 福島大学教奢学灘講集第鐙骨 i謄i一一3 『最低基準は通運基準ではない重のである。 学離が雛つたん成立すれば，歴史が生れる。そ の中では教育・藩究の充実のために教官増が行わ れ，綴織続成が変えられる。こうして作られる学 部は単なる基準の遜濡では綾憐立っていないはず である。 異体的に橿鳥大学の飽学部，経済学部・行政社 会学部を纏にとってみよう。 経済学離の場合．2学科であ彗，大学設置基準 驚表3によれば現在の入学定員からみて，各欝名 説篶名が専闘教育教貴数の最癒基準となる。しか し．実擦尋こは経済学科32名＋経営学科27名＝計欝 名が定員となっている（表i）。 発足して懇もない行政社会学部1こおいては，簸 応ずる学部が大学設置基準懸表3にはないが，こ のような場合，関連する学認の平均教員数を基準 として運用すること紀なっている。縫えば，縫会 学部の場合．工具科i鶉名宝嚢で，下記のような計 算で鴛名となる。 （文学部難人÷法学翻意入幸経済学部錘人〉÷ ＝i2、春 皿舞人 （斎藤諦津蟹緯多野大学壷短大の設暴嚢基準と設立 実務謹地域秘学醗究会，畷麹53隼，2§5責〉。 これを参考に，仮に試算すると勝人となるであ ろう。 〈行政学科の定数i試算〉 法学蕪学科学生定員至難名で，教官鐙人 学生定員鰺§名の場合，至人換算富 ．i至人一a 幸大学設置基準溺表3グ）鰭示入学定葵を超え た場合，猿％人増す毎にi名の教官定数増 （斎藤鑑鋒・離掲書，254頁／． ＜癒罵後会学科の定数試算〉 後会学科学生建員総名で，2以、kσ）学科で繧 織する場合のi学科の定轟真塗試算 （文学藻§入垂法学蔀韓人牽経済学駆憑人／＋3 二8．6ξ 罵曾人…暮 a＋昌二2倉入 つま管，大学設置基準によれば2学科学生定員 2総名綴模の行政社会学認の場合，専門教員は騰名 で成立する（なお，一般教畜教鰻数は，鐙人＋6％3 人二i3．8鴛越人であ参，教官総数は，騒人となる。 学生総定員数i，碁韓名に蝿し，教官i人当た童）欝、6 人という貧しさは，私立大学本務教員i人当た吟 学生数が論人をはるかに超えるという現実が，基 準上は許容されることを示している／。 しかし聡実の行政疑会学蔀奪錫教育教官定数 はラ6暮名である。 爾学灘が，大学設麗基準震表第3をはるかに超 えて教警醒置が行われている運由は，大学設置基 （表i／ 1 校、幼稚園、籍鍔彗教稗一 35蓼i
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応罵社会学科 6暮 … 夜題主 行政学秘 鱒 i ｝ 夜懸主 経済学科 @ 経営学秘 割 l l韓 i … 行政桂会学部 曼鷺窯 待致学科 @ 広照暴△幽凝 欝i i触1 飛島1コ
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i i i l i （筆者注）教毒掌翻の専霧定鷺 至慧憂）うちには一般教畜蓬当で ぱあるカご、専遡教育のオ｛ストを 充てているものが慧名含まれる というのが大学内の還解になっ ている。 しかし、それでぱ、専門教官 教員ノ葬センダーを饑くと9§入と な1ラ、余1邦こも少ない。縫方、 一一ﾊ教育教員も9名しカi定員と されていない。総、じてこの建具 衷鐘、一一鰻教官教寮を基準還弓 魏鬱しているかたちであるが、 現実に羅立大学の纏綾の遍韓 で、一般教畜教官が定数通彗齪 置されているものかどうか、筆 者の吟聴はまだ兼握数算島根擁 の適互違には及んでいない。麗蟹貴史1教育養成学藻における教鐸建i数の諸問題一姦島大学教習学部の再纏成を還して 5 準があくまでも設謬認薄の最低基準であるのに薄 し，地方，羅立大学・学部の設立は，設置考であ る文藻省の舞藪によ撃教畜・醗究上の必要によっ て教官醒置ができることから生じる。いわば，設 置蕎としての望ましい大学の1姦参考が反験してい るのである。学校法人が新たに大学・学離設置を 行う場合には，設置基準をクサアすることが欝標 となるが，馨立大学の場合には，学藻構想の独自 性を遼究することになり，最低基準である大学設 置基準を満たすことが定員醍置の課題ではな誓㌔ 従って，国立大学・学部の教員翫謬は，最低基準 に依擬するだけでは説墾できないのである。この 点に黙らすと，福島大学教畜学藻の定員数が「審 査内緯」の最低基準を満たすように設定されたこ とは適燐ではないのである。 次に，ジ審査臨規3の最低基準としての適切牲そ れ自体も検討すべき課題である。 教員養成学部の専任教員数については，「蜜語， 算数，選科，社会…（酪／…，いわゆる8教科を 包含しているため，飽の学都1こくらべて基準が高 くなっています」（薫藤監修・醜掲書，255頁）と 震われる。 確かに講塵謎教育学部の壕舎，入学定員欝尊人で 奪任教員数海人に対し，教葵養成学薬では，小学 校課程鐙巷名の場合，22人となっておウラ手摩い基 準となっているように思われる。けれども，必要 雛彗講料馨や教育i課程上の課題が象ったくことなる 教員養成学部と教育学講究のために設置された教 育学部とを比べてもあま拳意蘇はなく，基準の蚕 否は，学部教育の課題に照らして論じられなけれ ばならない。大学設麗基準劉表第3簿考§は「… 教員養成に関する学部については，免許状の種類 に癒じ，教育職員免許法（昭和塞年第廼7弩う及び 教官職舞免許法施行綬麩（昭報2§年文藻省令第2§ 号／に綬足する教科及び教職に麗する専鍔秘露の 霧至要単位を修得させるのに必i要な数の教員を置く ものとする」と定めている。換書すれば，先のド審 査内規」は，教最養成学部の教育課程を燦定して いる教育職舞免許法との整合性をもって窮めて最 低基準是誓うるということである。つま参「審査 内線3の最低基準牲iは，免許法基準に適合すると いう点にのみ即してであるがッ教育職舞免許法と の対徳において検討されてのちに確認されるだろ う。 こうして，分析は，通覧醍置が依撰した基準そ のものの妥当性の吟瞭に進まなければならない。 なお．教育職員免許法は，一一般大学における載量 養成を支えるものとしての「免許基準ゴであって 「免許基準としての最低基準牲」がその本来の姓 擦である。縫って，これを大学の教奮課程基準と して雛うことには問題があるのであって，その点 では，先の大学設謬基準雛表第3備考5の燭建も 蟹1肇彗釣書こ吟瞭されるべき盤質のものだが，ここで 隷触れ．ない。雄1稿「頁嬬8彗i教糞「職員免許法改憂三と 慈島大学教蕎学都の課題ノ橿鳥大学教畜単離教官 実践懸究紀要譜第錘号（亙鱒窮隼3鋤参窯された い。 「教員養成に関する大学・学部の審壷海 規紅ついて」は，教員養成学無の基準と して適切か？ はたして葱掲番大学・短大の設置基準と設立実 務垂の遠べるごとく，「審査跨規バま，一般大学1こ 比して教員養成学翻に僻する手覆い捲麗の現われ なのだろうか？ この講点垂こ遮る一つの方法は，審査霞幾がいか なる経緯で作成されたかを示す資料によって，基 準の愚昧・構成漂礫を墾らかにすること （成立遺 程一歴史的藩究／であるが，残念なことにそのよ うな資料は，今のところ晃鐵せない。 それに代わって，筆者の取る方法を予め遊べて おこう。それは，第至に大学設謬基準霧表第3備 考5の譲るごとく「審養内規が教育職員免許法 及び施行蔑灘の定める専懇科目の新妻単鍾を修得 させるうえで必要な教員数を算定したものかどう かという点の吟味，第2に大学続の設謬紅関する 蔑定との魏連の吟妹￡よって「審査内焼曇の免許 薯去基準との灘蓬での簸｛琢基準肇生を検討するという ことである。 これら諸基準は，疹審査露規」とともに，教員養 成学離・大学の総織療建として現実に機能してい るものであ拳ッ穣互に統一的に鱈織され，一i質し た購造をなしていなければならないはずのものだ からである。 また，その吟味は形式的な蝿癒牲だけでなく， 専門科震を購蔑する專閉科学の論理・体系にそっ て検討されなければならない。それは，大学設置
6 福島大学教官学謡講集第鐙骨 ii餐一3 基準の分科教育基準が，専胃科護の購成について 詳纈に綬足しているのを見れ．ば弱らかであろう。 i．免許法施宥規則と審査内規の検討 現実紅設置されている教員養成学部は，かなら ずしも「審査内規」（資料碧に濃っているわけで はない。小学校課程学生定舞がi縫名以内で，中学 校各教科の学生定員が各鎗名である学都は理実に は存在しない。しかし基準としての適葦｝牲の吟味 が主鰻なので，「審査内緩」が示す必要教員数が施 行規則の示す必修科羅を保障するものかどうか綾 試してみよう。 究分野をも含めるものであって，一落するのは妥 当ではない。実際には，学習心蓮学・幼晃心運学・ 晃童心建学・書套心建学の各科欝を開講しなけれ ばならない。 瞬様に，「教育の魅会的，鱗護豹文は経霊的な事 項に関する科麩」も，教官講度譲・教育行政学・ 学校経営論のように，教育の法的麟簑的懸究分野 と，教育蛙会学のように教育の機能・役割を対象 にする購究分野とが一慈されてお塗，これも単一 の教員では不可能である。つまり，必要科嚢数は （幼莞心理学を含めれば／i2と見るのが適切であ る。これと交首参ヒすると藤書名縄模でも8名しか必要 とされていないこととのギャップは大きい。 鱗 教職専門科嚢の場合 施行蔑難第§条は，①教育の本質及び麩標に絶 する科鑓②教育の縫会的，講度約文は経営的な事 項に鷺する科嚢⑧教育の方法及び按衛に関する秘 馨⑧幼児，露量又は生徒の心身の発達及び学習の 過程に絶する科欝⑤生活指導及び教育権談に鱒す る科目（小学校薄象〉⑥生活指導，教育櫨談及び 進蕗指導に関する科嚢伸学校対象／⑦讐懸活動 に絶する科目轡道徳教育に関する秘鍵，の8種類 の絹講を必要としている。（表購が示すように， ε審甕内規」は，教職専霧科目撞当教員の数を， 学部全体の入学定員が騰癖人以下の場合6人と規 （表2〉 導 攻 「審甕内規の
鼬D教員数
免許法施行耀鑓謔U条の科馨数 学校教奮 O6∼8
…8 1 … （淫／ 小学校課程入学定員鱒∼臆舞人で総定員が鴉蓼 人までの場合6人、鱒§人までの場合護人 足しており，鶉毒人に至って8名となる。換言すれ ば，菊警人以下の学部では施行規難との難癖は成警 立たないのである。 よウ注意したいのは，施行規則の必修科霞とそ れを構成している学問分野との関係である。施行 繰則第6条によれば隆科裟であるπ幼晃，児童又 は生徒の心身の発達及び学習の過穫に誕する科 臥は，第聾こ発達心理学と教育心理学という全 く異なる分野を一膳しており，第2に，幼晃一晃 童一青年という発達段贈のことなる録象を持つ醗 〔2〉教科専門科欝￠場合 次に教科専門科目について講べてみたい。 「審査内燦ゴは，中学校教員養成課程の場合， 専任教貫数を入学定員欝人を想定し定めており， 瞬立教員養成学謡はすべてその範鑓にある。 矛羅のあるのは技徳科である。装備科は専任教 員数6人であり，うちi人は教科教育法撞当教員 となっているから，5人で教科専跨科猛を撞当す ることになる。ところが一方，箆鷺媛灘第6条で は必修科目として「木材’撫工．金属纐工，機械， 電気，栽培．鷺報基礎」と6分野になっているか ら，「審査内蔑謡では必修科目に君臨する専任教員 を配置することができないのである。 「審査内窺」（薦考／曇ま，「学生入学定員が， それぞれ鱗示の学生数以下の綴織の場合には，教 員数の2割の範麟内において葬鴬勤の教員に代え ることができ，またそれぞれ鱗承の学生数をこえ る緩織の場合毒こは，増重藤学生によ箏嬢i当数の教轟 を増1撮しなければならな》擁とある。必修秘鍵が 露定化されていながら，葬常勤教轟によって挺当 することも認めるこの矯定は，分科教育基準と対 比すると不思議なものだが，それにしても入学定 員が弼示遜穆の場合は，5人を講参込んではなら ないことを示している。しかしながら，その数で は教官職責免許法に鰐癒しな輪のである。 飽の教科にこのような開題がないのだろうか。 実は，披講科に瞬らず，（表3／に掲げた教科は中 学校教科の教科専任教員蕊置数と施行幾購必修科 §との閥1こ齪懸のある携である。 つま塗，「審査内規ゴは，施行縄難の必修科嚢を 麗講灘能なように緩み立てられていない。ところ羽懇貴史：教鳶養成学薬における教奨定数の諸問題一懸島大学教蕎学謬4）再籏成を通して 7 〔衰3〉 ︸︸ 奪 攻i、驚喜嚢婁毒鐙整i象誕鞭套曇嚢
覆語專竣
数学専竣
音楽専竣
科専門科嚢携当数 3 3 3 第§条の科馨数 檬健体育専竣 7 が，実際に教員養成学部で必修科欝が麗講されて いないかとそうではな雛。なぜか。 それは，小学校教員養成課程の必要数員数を換 えることで中学校教員養成課程の必修科蓉抵当が ／表護／ 教越醗究 教群専門 計 国 語 D 会ﾛ
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数 学 還 科 楽 音 美 衛 保健体鳶 家 庭 i 2 2 2 2 2 2 2 3 2 2 2 2 駕籠になっているからである。（哀むは，「審査 内燭」の示す灘∼憩曇天幾摸の小学校課程における 教科専溺科目握当教員要数である。 ところで，小学校教轟養成課程の専任教員数を 含めて中学校教員養成課程の必修科馨を満たしう るということは，おかしなことではないだろうか。 課程とは，ギ広い専懇分野にわたって合目的意緩 をもって総合的に履修させるような場合に硬われ る」（文部省大学学徳局罫大学設置基準及びその解 説夢とされる。教員養成は，学科のように学閥体 系を反験した構造づ1ナによるのではなく，職業人 養成として藝的的に教育課程を編成するために， 課程講が採穏された。そして教轟緩織は，「教膏土 必要な学科翼を定め，その教育懸究に必要な教員 を置く」学科§鱗（大学設置基準第5条第2項〉 が採幣されてきた。そうであるならば，専任教員 の醗羅数は，懸々の課程ごとにその必要性を満た すように設定されるべきで，中学校課程の必修科 嚢を小学校課程の必要数として算鐵された教員が 挺蓋して施行煙麩の必修科欝を充黒しうるのは， 課程慧度の趣旨にも反すると覆わねばらない。 現に大学設置基準灘表第3備考5は，「免許状の 種類に応じ……奪弼科嚢の所要単位を修得させる のに必要な数の教員を置くものとする」（圏点筆 者，以下特に翫わらな雛醸参講じ〉としているΦ また，秤審査内規」も「1葺教育課程について」で次 のように定めている。 「イ 小学絞教員養成の課程にお謬る教育課程紅 ついては，原灘としてラ必修科護として小学校に お謬る全教科握当の素地をつちかうに必要な教科 および教職に関する専霧群嚢を麗設するほか，あ わせて特定の教群につき専修させることができる よう少なくとも露以上の教秘（算数および運科の うち一以上を，音楽，麟霞工作，および｛本畜のう ち…以上を含まなければならない／についてじ幸 うぶんな奪i門秘欝を購設しなければならないもの とする。 ロ 中学校教員養成の課穣における教官課程に ついては，その専竣課程の種類に応じ，原難とし て，必修科§として串学校における一教科握当の 素地をつちかうに必要な教科および教職紅関する 専門零落霞（教科垂こ藝ξ1する専囲科馨毒こついては．当 ii亥教科｛7）奪響弩領壌の金棒にわたるものとする。〉を 麗設するほか，あわせて当該教科の讐定の分野に つき専攻させることができるようじ融うぶんな専i 群彗科欝を馨藝殺しなけれ藩護ならないものとするゴ ここに瞬らかなように，教育課程編成ま二毒ま，ノ罫 学校課程・中学校課程はそれぞれ騨臨こ纒成さ義， しかも，小学校においては専修を，中学校淀おい ては教科の特定の分野についての奪攻一深化を趨 定しているのである。当然，専任教員数はこれを 保難ずるものとして震纒1に立てらなければならな いのに，小学校課程専任教員を含めて中学校教員 養成課程の必修科目がようやく襟当薄能であると いう事態は，免許法譲と基準法舗との矛騒一鹸麟 を侮よ参も示している。8 福島大学教欝学鋸論集第4§号 簸蟹一3 また，教塁養成カサキュラムにおいてしばしば 擾擾される小学校教員養威力婆キュラムの中学校 教科への従属性も，小学校課程の教科握当教富が 中学校教科の構成のなかに緩み込まれざるをえな い醍置になっているところに客観的な建由がある と思われるのである。 更に付け換えれば，小学校教員養成i課程の学生 定員が，ある纏以下のときには，ノ罫学校教曇専｛壬 教員を蕊えても，中学校教科専霧科欝を充足でき ない事態もおこ参うる事が予想される。小学校課 程入学定員灘∼婚§人の場合1こは，教官醗麗慧（表 垂／のようになることが定められている。これを （表3／と髭較して明らかなように，霞語，数学， 保健体育は，小学校教員を簾えてようやく充足し， 音楽は，なお2不定，家庭もi不定する。従って， 小学校課程の入学定員がこれをぞ灘っている場合 1こは，専｛壬教員による壷卜軽科巨iの謬羅講は褻窪難であ る。 ＊小学校課程学生定員簿名の鳥取大学教育学薬の 場合．特設音楽の設置菰よって音楽教嚢数欝名が 定員となっていた。教塁養成学部定貸のすでに見 た矛驕のもとでは．これら特設課程の果たす役割 は複合的である。 2．大学院基準とヂ審査内幾ゴ施行規難との検 討 大学錠に関しては「教義養成大学に設麗される 大学綻に関する審萱方針について」（欝憩籔奪3穏 鼓欝大学設置分科会総会了承，改歪蕊葬簸屑建難， 以下「大学駝審査方多圭」 と馨各） および「教妻護養成 大学に設置される大学院に関する審査内綬につい て豆騒隼i用器露教育学保育専門委員会，以下「大 学院審査i内競」と略／が，審査爆定としてある／麟 墨・罫大学設置審査要覧麟。 教貫養絞学部に辞する幾定中，教官の専闘分野 （表5） 専 攻 学 校 薮 蕎 専 必 蟹 分 野
ユ
』÷鯵讐
■ 分野数 必要教貰数 竣1教育学（教青史／、教斉、む還学、発達心理学、学校経営、 教育緩会学、教蕎内容・方法論、道徳教育攻竣攻竣竣攻竣竣
専奮専奪奪専専專専
教 奮
﹀六欝意欝 本日血目六目六騨甕
教書教鞭馨教数数教
鐸
季︹艶語会学科楽衝
殊特効羅縫数連音美
繰健棒育教書専攻、
技 備 教 鳶 専 壇 家 政 教 蕎 專 攻 英 語 教 膏 專 攻 落殊教育紅麗する教育、心理、生還 幼髭教畜、幼愛心運、保畜内容の懸兜 蟹語学、露文学、露語無教育 歴史、地鍵、政治、経済、疑会学、縫会科教官 1代数学、幾擁学、解析学、数学科教育 梅理、化学、生物、地学、懸科教育 難楽、声楽、作餐・旛灘法、音秦学、音楽秘教青 絵轟、彫灘、デザイン、工芸、美繕理講、美徳史、美E 徳科教育 体育学、運嚢学、学校保健、保健体育科教育 電気、機械、披講碧教育 食物学、被駿学、住居学、保育学、家政一般、家庭群i 教畜 英議学、英潔文学、英語科教官 3 1奪§＋合護二引谷3石刻
登3千合2二5
谷唾※会3二麟翁6＋舎6⇒2
一㊨壊十念3ニ7一 轡6＋含§二建一 巻藁＋会3二71谷4＋会3二7
戸∼ 停3 ハ∼ 二 二 瓢 3 2 3会合合
十 十 十 藁 3 葺蔓谷谷馨
総3＋合2ニ5… （淫〉 i．必要教員数は、F教員養成大学に設置される大学院に臠する審査方錯について」簸1こよる。 また、「教科に係る専竣については、教科教育科§蓬当の翁および合をふくむものとする」とさ れている（「審査方針」（§｝誉言瀞。羽蟹饗史：教糞養成学部における教嚢定数の諸開題一福島大学教奮学薬の再纏成を通して 9 を覗記しているのは，実は「大学醗審査方舞」お よび「大学銑審査轟規」であ参，「審査内蔑盛では， 教科鍵の教員が算定されるのみであった。 そこで，教育職員免許法から要請される専門教 官醗置の必要性と，大学院基準を満たすうえでの 必要性とは齪深雪なく統…されているかどうか，次 に験離してみたい。というのは，教轟養成学藻に お1ナる大学駝設置は，近年急速に進んできたが， それは慶設学都の定員を講提にして，特に教官増 は行われなかった。とすれば，はたして学藻の「審 査内規ゴが，大学錠の諸基準及び施行燭難と適合 しているかどうか，吟味されるべきだからである。 「大学醗審査方舞∫大学銑審査内燭」に基づいて の教官表が（表S〉である。 ここで最大の問題は，学校教育専攻にある。施 行矯則ではすでに見たように，8つの必修科目が あ参，なかんづく，教書内容・方法にかかわる科 §が4種類あ陰ながら，「大学銑審査内規」では， 「教育内容・方法」の茎分野しか羅かれていな軽 のである。 縫方，施行幾則第6条によれば，産科藝である 「幼発，児童又は生徒の心身の発達及び学習の課 程に関する科醤」は，「大学院審査霧燦涯では，教 育心蓮学，発達心理学と2分野が麗かれていると いった不整合姓から見られる（2分野でも少ない のは薦透したとお勢。 つま珍，学校教育の専攻分野を購成している学 舞の奮闘分科と，「大学貌審豊内燦」，免許法施行 縄則の必須科目表示とは．権互1こ窮吟離されて潟 鼠しているのである。 教科奪野鷺こ臠しては，これほどの鷺題意ない。 必置分野数が比較的少ないからである。しかし， 小学校課程と中学校課程の専任教貴数を合算しな ければ大学院の基準に満たない以上，小学校課程 の学生数がある魑以下では大学銑の設置が露難に なるケースがあると推灘できる。（表§〉に箆られ るとお雛，小学校課程の教官総数が最低より鰺人 以上多く，つま讐32人以上いなければ中学校課程 教員数と合せても大学院の必要教員数を満たせ ず，そのためには，小学校課程は欝§大規模の入学 定貴でなければならないと計算され．る（鎗暮×欝／ 22窯鶉．珪，欝蓉十蕊、逢瓢15勝。 （表街
語会学
園社数
差 C 秘経数鰹員
む専教 練要数華興
＆設教 7 i2 7 ？︸ ÷ 47÷3
垂垂2 亙 2 i 蓮 科 i27十3
2 立 黙臼 木 7 護十2 エ 美 爾 7 塁十2 主 鎌健体育 7 蓬十2 主 家 庭 7 嵯＋2 i 臨 欝 （淫〉 むは、中学校課程各教科3§人の場合の専任教 員数と小学校課程（総∼驚尋人／の専任教員数と の舎詳 教育職員免許法施霧鐘嚢讐に鱈癒するとは どういうことか？ すでに述べてきたところに示されているよう に，鼓舞定数の問題は，主として教奮職餐免許法 とのずれに存在する。したがって，解決の一つの 方向は，教育職員免許法一特に施行種麹第5，6 条の專野分野を満たす教員醍置を基準として確定 するところにあろうG ところで，その満たし方，施行耀羅の定め方に も問題はないわけではない。大学銑学校教育専攻 分野に臠して触れたように，学問分野の勤向と諸 基準とは婦1志していないのである。 教科專窮科裟においても購様であって，たとえ ば社会科の専懇科蒙は「嚢本史及び外羅史，6単 佼」を必修としているが，渥本史及び外蟹史を大 学教育水準で単独で握当できる教育羅究者は存在 しないと思われる。馨本史でさえ，攣独で古代・ 中盤・近盤・近霧代を握当しうるのは，不蕃能で ある。この点は，文学謡罷係設置基準要項などの 縫甥学藻基準と蝿比してみれば，おのずと現代科 学が要求している専懇分科のレベルが邊解され る。施行矯難の群議名をそのまま適応するのでは なく，当該専門分野の動向に照らして，必要教員 数を算聾する作業が必要なのである。難 福島大学教欝学藻論集第鎗号 ＊もっとも，逆に，これら懸溝彗学蕪基準をそのま ま適罵するのは，膨大な教暴数と履修単位となる し，教員養成掌編における教秘奪轡秘欝は，いわ ゆる一般大学における総分乾された専鷺教畜では ないから不適燐でもある（だからといって懸究分 野の動向や教授醗炎考の専稗分野を無擬して幾種 類もの授業を蠱惑させることが教員養成学芝敷こお ける纒分乾を違ける遵でもないはずである／。その 場合の§安は，学校教育において蟹貧的教養とし て必要な跨容（現実的轟こは学馨捲導要鑛に示され た内容／を，教麟が教授するために，大学教育と して学生が学ぶべき専門分野ということになろ う。 つま蓼，施行幾則を形式的に満たすだけでは， 最低性を確保したとは苫えず，必修科欝を擾当薄 能な教員数は，学問分野の綾証を経て窮めて確定 したことになろう。 以上の薫を踏まえて，「審査晦規」を見るときに は，施行規則との対比において，また施行規劉の 必修科藝を開講するうえでの専門的な必要性が反 駿されていないことが指摘される。その簸も端的 な携が，小学校教員免許においてド生活科」を必 修としながら，これに蝿癒するド春蚕内煙」の変 更を行わない点であろう。大学設置基準霧表第3 講考5の趣旨にそって，教官数として換算するこ とが，当然ではなかろうか。少なくとも，施行規 則との対応牲だけで一こ蕊は学生定員の多少にか かわらず，教員養成学部として存在するだけで必 ず不薄欠なものである一次の点が「審査簿纒」の 改正として必要である。 ① 小学校課程の教科に震する専附科簒奪緩教 員数に「生活科」として2（教科教育法を含 む／を擁え，膳人とすること。 ／21小学校課程の教職に聴する専懇科欝專任教 員数を必修科韓と蝿応させ，3人を簾えて7 人とすること。 鱗 轡，（2獄，いずれも学生定員の塔蕊にとも なって権蜜数の教員を増撫すること。 繊 中学校課程の教科に離する専穆科馨専任教 員数は，小学校教員を含まず必修科目を覆当 できるように，最低数を増毒嚢させること。 また，旛考嘆の例示で学生数以下の場合に2 麟を葬常に変えることができる規定を醜除す ii劔一3 ること。 麟 中学校課程の教職に関する専粥料欝専任教 員数は，中学校に翼麗な必修科§撞当として 3を置き，学生定員の塔癩にともなって紹当 数を増撫すること。 ＊一般大学の專総数轟数の櫓船が欝ツ』人に煙し てi人なのに，教職専門科§教曼については 2劔人から鱒毒人まで2人増とされている（i鱒 人に嬉して玉人増となる〉のは，専門教官挺当 教塁の援いとしてそぐわない。 以ま二は，施行震難と「審査内燭」との形式的整 合雛1を確保するための搭麗だが，翼，体的な学部を 構成する場合は，この基準の機械的適絹だけでは 問題が趣きる。それは必修稗裟を構成する専門学 閥の状溌が撫瞭されていないことであ滲，必修科 馨の表示の仕方が学馨分i野に薄応していないこと にも起霞している。醜速したように「馨本愛及び 外蟹史」を一つの科欝としても，単独の教員で縫 諺は不可能であるし，また「歓会学，経済学2単 位」という表示は，「社会学ゴか「経済学コかいず れかを2単位取得する意殊であるが，学習撫導要 領を見れば購らかなよう1こ，双方を含んでおり， 老嘩蓼科欝との琵多式的蝿癒では，学響控壁導要領毒こよ る教育霞体羅難なのである。 現実に存在する学離が，最低基準の機械的遍羅 によって構成されていない点はすでに箆たとお滲 であ讐，教育学部の異体的纐織を講じる場含量こは， 望ましい学離構成・教畜紛織を幌野に入れて議講 されるべきであろう。 零本来，免許基準であるものが大学設置基準の墓 本原蓬となっている点嫁，異質であると筆者は撫 擁した。免許基準を満たすことが教員養成学藻の 教育総織原遅であるとするならば，最低基準以上 のもの，あるいは以外のものを教員養鰻学認のな かに購成する譲理を隻み思せない。これ鍾．教員 養成学部の縷織を構成するうえで，現在懸ってい る霞｛ヨ撞着の一一つではなかろうか。免許基準と設 羅基準との分離を行い，免許基準を醗敷盤を繰障 するうえで覇）最懸基準として鍾置掃けることが必 要であろう。 さて，免許基準と分離した設置基準を作成する ことの必要性を強請しても，差し盛た蟹ま，免許 基準を手掛かむに議論を展窮せざるをえない。筆
羽鐡貴愛：教育養成学1認における教曼建数の諸霧題一癖島大学教畜学部の再鑛成を通して 慧 者は免許法施行規鍵の奪稗科羅を溝たすためにど のような専轡分野の翫麗が必要か，福島大学教育 学藻の理状を説明する形で試案を作成してみた （表8／。また，これは義状が望ましい姿からいか に遠く驕たっているかということでもある。必修 科目との対比における最低必要数をみたすだけで も鐙名は不足している，というのが（表8／を通 観した時の結論である。まったくの私見であ陰， いまだ完成したとはいいがたい。郷叱正をいただ ければ幸いである。 お わ ‘タ に さて，以上遽べてきたように，教員養成学部の 教員定数は，横縫とした基準そのものが免許法と 対応せず，また異体的な学部教員緩織編成におい ても，地学離と比べ，きわめて劣悪なことが示さ れた。かかる醜状は，籏島大学教育学部において 生活詣導や生活科など必修科猛にすら専任教曼を 翫置できない現状として現われている（言うまで もなくその運轟の一一つは定員翫直なく行われた先 の免許法改正である。大学設鐙基準においても1叉 鍔審査内穫」においても必修群麩を挺蚤する教員 を醗覆することが定められていながら，教塁基準 の改正を行うことなく，必修科目の変更のみを行 うことは重大な開題を含んでいる／。 教育学部の学生定員と教養定員とを新設学藻に 振拳替える措麗は，このような諸基準の貧露さの うえに，かかる現状を艶握することなく進行し， 貧竈さが露呈した。再纏されて残った教育学部の 教奮懸究基準の保障，教育学部の教官醗置と軽う 薫では，免許基準の改定とも帽まって，きわめて 大きな麗題をなげかけているのである。 そもそも，経済学教畜にとって髄連科譲である 法律・行財政関係教官の移籍と，全体としての学 生定員を凝減する教育学部とでは，学藻教育に与 える影響は，決定的に異なった。教員養成学離を 巻き込んだ再繍はこの点を捨象しがちであるが， それは乏しくないと筆者は考える。賢頭述べたよ うに，高等教育の再編成紅ついて，我亟蟹ではノ ウ・ハウが蓄積されていない（ここでのノウ・ハ ウとはいかにうまく鐵来るかという技術論のレベ ルではない〉。打ち鐵されている教員養成学部の再 編は，基本嚢勺毒こ就職事餐奪の悪｛乞を大きな至攣由とし てのびぼう策であって，継小されてなお教育学部 がその本来の機能を果たすかについての検討ひと つだになくひもとかれた。これを，大学編成への 好機とのみ見るなら，原則なき機会主義であ蓉， 教員養成学離のおかれている現実を見ることな く，ただひたすら大学の拡張それ欝体を目的とす るものというほかな鵠。 科学的撹点とはいえないまでも，事実の立場に たって顧みる，これが本論の意慰するところであ る。
茎2 纏島大学教畜学認識築第鱒号 簸鱗一3 〔資料甥
○教員養成に関する大学・学部の審査内規について
纏3．§．欝 教欝学保育専糀委嚢会） 小学校教轟養成の課程および中学絞教員養成の課程の爾課程をもって講成する教員養破を嚢的とする 学部の教育課程，教員緩織および施設，設騰の審査！こついては，次によるものとする。 （葺 教育課程について イ 小学校教員養成の課程における教育諜馨については，原羅として．必修科目として小学校におけ る全教科挺当の素地をつちかうに必要な教科および教職に絶する専門科甕iを霧殺するほか，あわせ て特定の教科1こつき専修させることができるよう少なくとも4以上の教科（算数および蓬科のうち i以上を，音楽，馨函工作，および体膏のうちi以上を含まなければならない。）についてじ鋤うぶ んな專稗科目を麗殺しなければならないものとする。 賢 中学校教曼養成の課程における教育課程については，その専攻課程の種類1こ応じ，原則として， 必修科§として中学校1こおけるi教科撞当の素地をつちかうに必要な教科および教職に関する専門 科馨（教科に麗する奪習科暑裟ついては，当該教科の専罷領域の全体にわたるものとする。〉を麗設 するほか，あわせて当該教科の蒋定の分野につき専攻させることができるようじ喰うぶんな専門科 麩を醗毀しなければならないものとする。 （2／専門教育科翼挺楽専任教員数毒こついて 藍 ！ ⋮⋮ 奪 任 教 暴 数 E 区 分 専攻課程校養諜
学舞の
小数成程
牲入撒稗駕する…教鞍撰する
講 考］
賜｛仁コ q延買 專響群薄緻]藩究，教群 専門料§（鞍ﾖ醗究，教群 計 隔 万 教竃法を含む／ 教育法を除⇔ 欝∼ 人 人 纏1小学校教員養疲範）課程‘こおけ 緯書 建 淫 る孝導科に関する毒筆弓科警 〔教馨嚢弄 鰍 含む．）には，琶会および蓮科 人 22 鐙教科にそれぞれ3入以島その 轍ハ藍紙誓勲 ユ』 エ“手 ？ 美瞬 彰 人 § § 轟︾ 貞︾ 轟U 馨 尋 轟V 毒 轟V3333333333
攻攻竣攻攻竣竣攻攻攻
専専専奪導専専毒専専専
語会学科楽徳体繕庭語
健
露縫数麗音美保妓家英
校養課
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中教成程
達人 7 4 7 4 逢 4 6 嬉 6骸．桑田
疲の課程の入 学定員を纐え、 た入学定員の 数に応じ欝副 人までの場合 2人 2醗入から韓継 入までの場合『 4人 難分6教群にそ終ぞれ2人以圭二， 壽新i8ノ、鋲一圭1 （うち3ノ＼以、歓σ）教季導 については教磁｛轟’甕播．盛の教暴 をそ親ぞ就至人以、、ヒ｝を護くもの とする。 ては，各専攻ごとに，奪1竣教科教 欝濠墾当の教員を壷人以上置く ことを原則とする“ 教職に臠する専門科欝（教樗蒲 究および教科教舞一法を瞭誌〉に 1ま，教薄霧華墨および教畜’む理学： （発達心蓬栄を含む）にそれぞ凝 i人舞一t：（うち童人は教授とす る）を含めて置くものとする。 121中学校教員養成の課程につい （備 考） i．本表に掲げる数量数は．教授，財教授または講麟を示し，原則としてその半数以上は教授とす る。 2．小学校教曼養成の課程における教科に絶する奪当科§掲当グ）教員数については，大学の事靖に よ箏，2以内の教科の場合に鰻ウ，それぞれ本義欝考樽こ携示する教無数のi人を減じ，これを 勉の教科について握当する教員とすることができる。 3．飽の学部と群設して教員養成を行なう学部の場合は，麗係教科に関する専門科§の覆当教員に羽欝貴史：教欝養成学藻における教舞定数5）諸霧題一福島大学教畜学部の再綴成を遷して 捻 ついて，それぞれi人を小学校教員養成の課程または中学校教員養成の課程から減ずることがで きる。 珪．学生入学定員が，それぞれ鱗示の学生数以下の綴織の場合には，教員数の2割の範麟湾におい て葬常勤の教員に代えることができ，またそれぞれ鱗示の学生数をこえる綴織の場合善こは，増撫 学生数によ参櫓当数の教員を増擁しなければならない。 5．璽閣授業と講一の夜購授業の学蔀を置く場合1ま，一般単離の場合に準ずる。 （3／施設・設騰について 校舎の面積の最低基準は，文学離，還学藻，家政学離，美術学部，音楽学離，体育学部および教育 学藩の基準蚕種の平均纏とし，専門教鳶科欝に臠する麟書および学術雑誌の羅数および種類数は，こ れらの学離のi学科当1りの所要数の合計とする。 （以下酪／ （資料23
教育学部教官適正配置資料
（欝欝隼薙弩穏嚢，第2次教官適霊醗置検討委舞会／ i．学生定員滅後の教書学離教官定員 2．教官学離における定員算出の要素 3．教員養成学藻としての設羅諸基準に基く教官定員数酪鶏鰭
／覧 ︵ ︿ 第2表 小学校教義養成課程の教官定員数專 任 教 舞 数
l l 戟@ l 件p︸ 分 専攻課程 学生入学定員@ 1教科専門
教職奮闘
合 計レ俘較獺鰍
i驚 3i 7 3暮 （護〉 「教員養成に関する大学・単離の審壼丙綾について」によると，学生定員鐙暮人に対し，教科專酎懸人， 教職専門4人なので，それぞれ，教科は鰺÷欝毒×暮暮二論、6，教職は塁牽臆毒x鴛§撒§、8，という計算で算 墨し繰渉）ま二げた。 第3表 中学校教員養成課程の教官定員数 計合 灘 門専職教 婆 門専科教 4 § 孝 6 逢 珪 4 5 鴇攻敦 ・馨．專 隅庭諾 い家英 雄脅 蕪 嘆 灘欝 橿島大学教奢学認識集第鱒号 鷺9i−3 （註〉 「教義養成に臠する大学・学部の審査講規について」（紹憩磐隼§月欝警，教畜学課鳶專潤委員会）にお いて，「学生入学驚嚢が，それぞれ醗承の学生数以下の綴織の場合には，教葵数の2割の範囲内において葬 常勤の教費範代えることができ」（篠警護〉る，としているところがら算定し，小数点以下を繰鯵上げた。 その建趨は，（碁燧々の教科の螺数隷，その教科での必要性を示し，その教科の定葵として反駿されるぺ きものであること，（2／2つ以上の教科の端数を合議して定員数としても，実際の授業を行う上では，無 愚昧であること，（3／2劃の範饗において減することができるのぱ，あくまでも最低基準にすぎず，よ弩 手簿い翫癒がされるべきこと，による。 第4表 特設課程等の教官定員数 区 分
学生定員 1教科専糀
繍朝1合 計
特設課程課健体霧専攻ﾁ設課程運科専攻
2引 鮮2奪 i 2超 ⋮⋮⋮⋮1 尊︸養護教員養成課程
c稚騒教員養成課程 2馨 3蝿@ き
ｰ 1 3斜 ︸il 6︸ 教畜学部欝屈教鷺実践恚
捲導センター
i 2＊5 ︸i 2！ 小 計 縫 茎2 1 至2⋮ 〔註／ これちは，いずれも設置の嚢祭の定員であり，学生定員の減毒こは麗わらないものである。 ＊！設置の鰹の教官定員増数（保健弊鳶専竣は聡秘28年に設置されたが，昭総纏奪に玉名，その後，昭憩戯 奪に格技i名｝，紹設置の藻の教官定舞増数（理稗専攻紹穂盤奪に2名〉，穣翫麟7年2名，紹憩52年玉名．顧 紹諏55隼i名．紹憩56隼i名，畷総58隼i名，織昭和5§隼2名。 魂．小 結総括表 （i）
専 任 教 員 数 藝 分専竣課程
教科専門教員 教職専門教員 合 誹小学較
小学校専竣
3i 7 38露語教膏專攻
4縫会教鳶奪攻
6数学教膏奪竣
4運秘教鳶専竣
6串学校
音楽教育奪攻
珪 透 5暮美衛教育奪攻
藁深体教育専攻
鳶技嬉教育奪攻
5家庭教奮專攻
鐘英語教畜專攻
5 特設課程保健体育専攻
2 遅 科 専 竣 2 遵 養 護 教 貫 養 成 課 程 3幼稚躍教員養成課程
3 6麗覆貴史：教畜養成学藷における教轟定数の諸開題一遜島大学教官学鋸の再纏成を通して i5
教畜学都購属教官実践
T究捲 導 セ ン タ 一 21︸
2 総 計 8§ 登 睾 憩§ 第§表 大学號設羅にともなう必要教黄教との琵較表 （酪〉 ε．教育職曼免許法の基準等にもとづく課程・教科の専轡窪保障の必要性総括表〔2／
専 任 教 異 数 区 分専攻課程
教科専門教員 教職専遡教員 合 計小学校
小学校専攻
3i 7 38露語教育専攻
i会教育専攻
矧w教育専攻
56塵
中学校
理科教育専攻
音楽教育専攻
美術教鷺専竣
￡U4嘆
4 53 天 響垂瓢 還 野双ﾌ体教蕎専攻
Z徳教欝専攻
ﾆ庭教欝尊竣
p認教欝専竣
4嘆745
特設課程保健体育專竣
掾@科 専 攻
22
珪 養 護 教 轟 養 威 課程c稚欝教員養成課程
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§教畜学灘購羅教育実践
ｿ蓄 究 旛 導 セ ン タ 一 2 2 総 計 92 叢 欝3 7．奉輻告の結論の妥当性について（酪／ （筆者注〉 〔資料21は，小学校課程学生i7§名を想定しており，その後i8む名とすることになったので，実際 の醗置は〔資料3〕によっておこなわれた。考え方を示すものとして本資料を示した。欝 福島大学教畜学藻講集第鱒号 簸9亙一3 債料3〕 「教官適正醗置の算定方式について」 （紹穂欲隼9弩韓嚢，第2次教官適歪醗置検詳委員会／ 本委農会は，曜縮縫隼薮月2？護の教授会におけるヂ教育学部の教官適正麗麗に麗する基本的考え方に ついて異本委員会提案〉の承講にもとづき・遜死醗麗に薦する異体的算鐵方法を検討してきた。方法と して考えられうるものは幾組のとお箏である。 奉委員会はこのうち建方式を妥当なものと考える。その礫密は以下のとお参である。 i．全体の醗分枠茎縫名を前提とすれば，「キ3ウイクゴも欝枠（実数をあらかじめ確保してお⇔で はなく，飽「キ置ウカ」と隅棟，比率方法を絹いるべきである（したがって，A，Cの方式はとら ない／。 なお，中学校教員養成課程の「教職に関する専門科§を糧当する教官」（「キ3ウイク」／の比率は， 新内幾」の騰考慮こよ参，3．2とする。 2．小学校教科逡当教員の醍分比率については，小学校欝§名繰模（本学薬の場合／穏当の内訳は，「内 親藩に示されていないと覇藪される。 （したがって，登方式はとらない／。 lAl lc）（1）1（難1 （8〉栂つかフ師イガ笈鞭ウ舞無量邸 ソノケ ノ 遊テイ 寿噛ク建イ ズつ 癖堂 豊7懸 センそン 亨垂ゆ簿ン 文ウ 亨強ウイク フク きフ芝ツ つク チ葺つ建イ ワク H 亨3つ擁 銭．o、ン ワフ く潜〉想舞。《卜窃．2）
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｛ト鯵 3．5δ8 5．尋gs 3．s6蓼 5．嘩亨5 3．56s 3．5呂暮 3．568 9．窃琶曾 3．暮68 窃．曝蓼啓 （縫チト專〉 6．76暮 暮1．奪95 6．769 賛．欝穿5 6．768 善．76魯 6．76書 癖．9慈蕪 6．768 4．き垂9 轟イフ層ン ヒく辞》 （鱈÷麺》ノ 82．欝 曾．窃8量7 琶．墨3壕暮 露．馨s豊7 魯．奎34窮 §．暮暮董7 露．暮8茎7 馨．警S董7 唇．953傘 群．毒害重7 暮．警53暮 轟イフ“ン 《s｝x《鍵｝ 7．2s 擁．？3 7．23 鋒．㌢3 7、2＄ 7．2欝 7．2s 5．16 7．2s 5．董6 辛強？イフ 擁 3．2 7．2 懸、4 駐．豊2き6 至重．玉s 54 43．2 39．6 92．欝 量貨 89． テ華ヒイ 華、イチ 7争婁 圭2 7 綬 7 7 7峯2sq
7 鷺 貸手さ 97 （筆者涯／ 「審査擁護」の「勧専門教畜科握握当専任教轟数について」を発れば聡らかなように，教職専門秘 鰹教員数は，騰考逢によってでなく鎮定されている。しかし，上記iのごとく騰考護を違零しているよう に，適蓬醍置数の算定には，一定の解毅が覆験している。もし，「審査丙規」どお鯵中学校教貫養成課程の 教職奪開墾当教官数を護として／β／方式によって算定すると，実数では鴛名が蟹置数となる。これは縫 鹸の数にiを壊撫させることになる（従蕪が「審甕雍糧」に銘して軽く算定されていたという事実を示す ものである／。つま段教官数が学離合｛本として欝灘滅されながら．増癒する認分があることを選替るバラン ス論も上記解頼を導入せしめた大きな運由であろう。羽懸貴史：教奮養成学部における教嚢定数の諸問題一福島大学教官学認の再縮成を通して i7 〔表8｝
福島大学教育学部専門教育教官配置状況検討表
i．懸適正醗置は，第2次適歪醍麗綾討委轟会内醗霧資料「教蕎学認定員・現員総猛表」（欝8§奪9月i 馨現在〉，理適正醗羅は，廉務資料「平成2隼度学科目定員現員表」（平成2年憩月i薩現在〉によつ て作成した。ただし，総・現ともいわゆる兼握（専稽教鷺教富ではあるが，学内的に一綴教育握当と されているもの一あるいは一般教育握密なのに文部省学科欝上は専鍔とされているもの，と理解され るのかもしれない1を含んで記載されている。ところで，教育学部では兼撞羨ストも実際には奪稗科 騒を蓬当しなくてはカサキュラムが購成できないこともあって，形式的に教科内で流動させ，特定の 学科馨に露定されておらず，ゆえに，専跨教員の翫鍵されている学科§も特定できない。しかし，上 記のように学内上は一般教育握当とされてお参，適蕉醗置1こおける専闘教官は，兼糧を除いて専門教 員醗置を籔っているので，ここでも除外した。その根擁は，「平成2年度一般教育定員・現員表」（平 成2年違濫i響現在，第787懇評議会資料／によった．下の表では＊を付し，〔）内で記載する。 2．綾誕は次の3つのレベルにおいて行なった。第茎には，免許法施行燦則第5，6条の必修科§およ び大学院審査内蔑との薄象において不足している分野，第2には，これらの分野を学問体系および学 習指導要領の内容を小・中学校レベルで教錘が教授する視点からみて大学教育上必要な科欝．第3に は，専野分野の学鶴の発達銚向に照らして旛えるべき望ましい分野および醸牲あるカワギュラムを追 求するうえで必要な分野，である。 一般学部の場合には，この第3レベルまで含めて設置計嚢が立てられている現状からみて，教官醗 置の必要性を第3レベルまで法げるのは，決して遜大な顯望ではないだろう。 3．第2，第3レベルの検討は，影式的な基準のみでなく，実質的な各学翼分野の動講を跨まえる必要 がある。この点は，各学都の分科教育基準（多難懇法人大学基準協会基準集書紹和62隼7月懿徳，藪駁〉 を参黙したほか，教奮学部の教科専糧教官1こアンケートを醗布し，それを参黙し，響懸を簾え作成し た。健って，この表の最終的な責鉦はすべて筆者に獲するのは謬うまでもない。なお，纒劉専門科学 の体系に十分通じていない筆者の判懸であるので，これらの修業の結果，藝懸をもって具体的な教官 数を確定する1こは至らず，分野の指摘に留めたところが多い。今後，機会をみて完全を難したい。 檬施行蔑鑓科蓉 第i次適歪醍置 現麓付焼則科嚢 第2次遜蕉醗置1教︸
教育原種 ｹ徳教育の藩究 嚢本教育史 i Y洋教育史 i ｳ育調度 i 教官の本質及び羅標1こ する科鐸 ｳ奮の娃会的，譲度的 }’ナ経堂賄か蔓延紅懸 顕本教育史 i l洋教育史 i ｳ蕎容政学 i 畜 教育る理学 、 箆童心選挙 む・ 青隼心運学睡
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校1 教育祇会学 教畜内容・方法 又は経営的な事項海関、 する秘醤 教畜の方法及ぴ接穂毒こ‘ 聞する科§ 幼箆，箆童又は生経の 心募の発達及び学習の 遜程に臆する科欝 生活捲導及教育撰談に 絶する麟§ 空活婚導，教育蝦談及“ 進莚各餐垂導に関する科嚢 特響顎活i麟に関する群雲 道徳教育に関する科猛 教育社会学 教官学 教蕎講容・方法 6 教育心運学 発達心理学 職業振導 教育心運学 発達心運学 識業毒導 1＊発達心礫学封 5i8 慈島大学教畜学部論集第鐙骨 簸9i−3
