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< 議事概要 > 1 開会 2 市民生活部長部長あいさつ 3 協議事項 (1) 第 5 次三田市男女共同参画計画 ( 素案 ) について 会長 本日は 第 5 次三田市男女共同参画計画 ( 素案 ) について皆さんのご意見を伺う 基本理念の 男女 ( だれも ) がともに認め合い輝けるまち は 男女

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1 会議 会議会議 会議ののの 概要の概要概要概要 会 議 の 名 称 平成29年度 第2回三田市男女共同参画推進委員会 会 議 の 日 時 平成29年8月29日(火)18時30分~20時11分 会 議 の 場 所 三田市まちづくり協働センター 多目的ホール 出席した委員の氏名 土肥伊都子会長、梅谷順子副会長、大野正人委員、中原雅子委員、 森本小百合委員、迫田千都世委員、一色寛子委員、加藤昌宏委員、 杉森真美委員 出席した庶務職員の 職 及 び 氏 名 入江正浩市民生活部長、山添元邦市民協働室長、松下晋也まちづ くり協働センター所長、田畑章子まちづくり協働センター係長、 宮崎彩まちづくり協働センター事務職員 そ の 他 出 席 者 蝶名林道代(人権・男女共同参画プラザ) 南村利子 (株式会社オフィス・オルタナティブ) 傍 聴 者 の 人 数 2人 議 事 1.協議事項 (1)第5次三田市男女共同参画計画(素案)について 2.その他 次回委員会の日程について 資 料 (1)第5次三田市男女共同参画計画(素案)【資料1】 (2)三田市男女共同参画計画市民調査報告書 (3)男女共同参画社会づくりの総合的推進の概要 (4)待機児童数の推移 会 議 の 概 要 ( 結 論 ) ・各議題について、協議を行った。 公 開 非 公 開 の 区 分 公開

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2 < < < < 議事概要議事概要議事概要>議事概要>> > 1 1 1 1 開会開会 開会開会 2 2 2 2 市民生活市民生活 部長市民生活市民生活部長部長部長 あいさつあいさつあいさつあいさつ 3 3 3 3 協議事項協議事項 協議事項協議事項 ( ( ( ( 11)11)) 第)第第5第55次三田市男女共同参画計画5次三田市男女共同参画計画(次三田市男女共同参画計画次三田市男女共同参画計画(( 素案(素案素案)素案)) について)についてについてについて 【会長】本日は、第5次三田市男女共同参画計画(素案)について皆さんのご意見を伺う。 基本理念の「男女(だれも)がともに認め合い輝けるまち」は「『男女が』と書いて『だれ もが』とよみましょう」という案が出ている。3つの基本目標のうち、(1)男女平等・男 女共同参画意識の浸透・定着、(2)あらゆる分野における女性の活躍の2つについて、事 務局からご説明をいただく。 【事務局】資料1に基づいて説明。 【会長】何かご意見はないか。 【委員】『男女』と書いて『だれも』と読むとあったが、はじめからひらがなで「だれも」 としてもよいのではないか。また、計画の重点施策「1.男女平等・男女共同参画意識の浸 透のための広報・啓発活動の推進」に「広報・啓発活動の対象者を絞り込み、多様な方法の 中からそれぞれに最適な方法を選び、効果的な広報・啓発活動を今まで以上に展開します。」 とある。「積極的に取り組む」ということだとは思うが、ここまで丁寧に書かなくてはいけ ないのか。 【委員】法令でも全部「男女」というので、そこはやむを得ない。「男女」はそのままでい いのではないか。 【委員】「対象者を絞り込み」というのは、何か限定されるようなイメージになる。絞り込 む必要があるのか。 【委員】絞り込んでいろいろな方法で広報されるという意味か。絞り込み以外の方たちの広 報はどうされるのか。 【会長】「絞り込む」には、なんとなく狭めてしまうというネガティブなイメージがある。 【委員】より密にそれぞれに適した方法で啓発活動を行うという意味ではないか。「適材適 所に啓発活動を行いますよ」という意味でよくわかるが、丁寧すぎると思う。 【会長】個々の文言は、今のことを踏まえて改めてほしい。 【事務局】今ご意見いただいた部分は、「広報・啓発活動の対象者を絞り込み」を削除して 「多様な方法の中から展開します。」のような形で次回提示する。 【会長】基本理念の「男女」を「だれもが」と読むということについては、他でもいろいろ なところでやっているので、ここでは「男女共同参画の立場でやっている」という意味で、 これについてはいいかと思う。 【委員】「多様な性」という部分でお話を聞く機会があり、そこで「男女という分け方は、 性的マイノリティの人は抵抗がある」と言っていた。男女という言葉のくくりは、生きづら

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3 さを持っている人たちのことを考えた時に果たしてどんなものかと思った。 【会長】こういうご意見が少しずつ積もっていったら何かの方向になると思う。 第2章の計画策定の背景を見ていく。この計画と関係しているところでこういうことがあ るというのを認識していただきたい。 「2男女共同参画にかかる社会の状況」「(2)世帯の縮小、単身高齢者における女性割 合の高さ」の最後に「高齢者の課題が女性の課題でもある」とある。一世帯当たりの人数の 推移を見ると単独世帯が増えてきている。「女性のほうが圧倒的にひとり暮らしが多い」と いうところで、高齢者にとってのいい社会をつくらないと、女性にとっても男女ともにとっ てもいい社会にはならない。また、女性の年齢別の就業率の M 字カーブを見ると、日本で は出産、育児の次に就業する人が減る傾向が強いが、三田市は特に強い。35歳から39歳の ところでM字がとても落ち込んでいるところが気になった。 男女の給与格差については、男性一般労働者の給与水準を 100 とした場合に女性の短時 間労働者がどれぐらいの給料かというのを見てみると、半分の賃金しか得られていないとこ ろで、かなり開きがあるように見える。また、第1児出産前後に半分近くの人が仕事を辞め ている。その理由にもなっている男性の長時間労働の見直しが重要。これも仕事が忙しくて 育児をしていないのかという問題が出ている。男性が家に帰ってくる時間帯が遅い。子ども がいる男性の育児時間が、諸外国に比べてかなり短いということもわかる。 またDVや女性や子どもに対する傷害や暴行が増え続けている。啓発が進んで指摘が多く なったということもあるが、SNS の活用等、情報について新しいリテラシーが必要になっ てくるというところで「DVはいけません」というだけではなく、新しいメディアに対応し た教育や啓発が必要だと思う。 貧困率は、どういう方が貧困になりやすいかというところで圧倒的に母子世帯が高いこと がわかる。また、高齢者の女性も貧困率が高いことが問題だと思う。 【委員】女性や子供に対する暴力について「目標実現のための視点」の4番目に「女性に対 する暴力を許さない社会づくり」とあるが、「弱者に対する」というような言葉に替えたほ うがいいと思う。 【会長】「弱者」でよいと思う。どうしても弱いところにしわ寄せがくるということ。 【委員】「目標実現のための視点」の暴力のところで、意味合いとしては暴言とか身体的な ものだけではなくて、あらゆる暴力という意味も含んでいるという考えでよいか。 【会長】身体的なもの、精神的なもの含んだ全ての暴力でよい。言葉の暴力は女性のほうが 結構強くなる。そこのところはどうか。 【事務局】現行計画では「女性への暴力」ではなく「男女間での暴力」いう表現をしている。 それも踏まえて検討させていただく。 【会長】それでは、今のところを踏まえて、第3章の「計画の内容」について進みたい。 取組の方向2に「市職員等の男女平等・男女共同参画意識の向上」と書いてあり、具体的 な施策に「市職員に対する研修を行います」とある。取組の方向1のところでも「浸透のた

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4 めの広報」と書いてある。どう違うのか。市民に対してのことか。 【事務局】】】】取組の方向1は、基本的に市民、事業所、地域を対象にしている。取組の方向2 は、市の職員や関係機関ということで住み分けをしている。 【会長】取組の方向9に、「市役所における女性職員の能力発揮と管理職への女性の参画拡 大」とある。今の、取組の方向2と9はどう違うのか。 【事務局】取組の方向9は、後で出てくる女性活躍に特化した部分の市職員の考え方のこと を指している。2のほうは、男女共同参画全般の男女平等とか、全般的な部分を指している。 【副会長】先ほどの「重点の施策」の書き方で「絞込」というのは、取組の方向1の具体的 施策の内容1で「それぞれに応じた効果的な広報を」というところで、この“絞込”という 言葉になったのかと思った。「絞込」という印象が「みんな」じゃなくて、「ここにターゲ ットをおいて」みたいに取られるので、「広くだけれども、それぞれに合った広報のやり方 を考える」ということで、全体を少し見直した方がいいと思った。 【委員】取組の方向1「広報・啓発活動の推進」のところで、「市広報、情報誌、インター ネット」となっているが、地域のFM局もぜひ活用してほしい。 【委員】「インターネットを使って」とあるので、気軽にツイッターなどを見ている人へ、 例えば市のマスコットのキッピーに男女平等の意識を広めるような発言をしてもらったら 効果的ではないか。 【会長】取組の方向2のところで、「市の職員の男女共同の研修」「男女平等について」は 人事課とまちづくり協働センターが担当で、取組の方向9のほうは人事課だけになっている が何か意味はあるのか。まちづくり協働センターも一緒にやったらいいのではないか。 【事務局】取組の方向9の17番の具体的な施策にある「三田市人材育成基本方針」や「三 田市特定事業主行動計画」を管轄するのは人事課である。女性の職員の人材育成に関しても 人材育成基本方針に基づいているので「人事課」とし、あえてまちづくり協働センターは入 れていない。今、各担当課に「この内容で問題ないか」と確認しているので、人事課から「ま ちづくり協働センターも一緒に」ということであれば、また検討する。 取組の方向2に関しては、人事課が研修のカリキュラムを組むが、男女共同参画の研修内 容については、まちづくり協働センターで担当しているので、こちらは両方併記している。 【委員】取組の方向9に両方の課の名前を入れることはできないか。基本方針などは人事課 の仕事かもしれないが、「まちづくり協働センターも担当しています」というような。 【事務局】可能なので入れておく。 【会長】いろいろな課に連携があればよい。子育てだったら「保育」だけだとならずに、全 部のところに関わっていますという感じになるとよい。 【委員】「啓発活動の推進・広報」ということで「市の側から発信」がいろいろ具体的に書 かれている。逆に市民側からの意見を吸い上げていただけるような流れがあれば、市民とし ても意見が言いやすいと思う。 【会長】市民の側からの意見や「こんな活動があります」ということを聞くほうがよい。 【事務局】市の制度では「市民の声」への提案もある。男女共同参画に特化した内容であれ ば、講座等の受講者にアンケートをとって、反映させたりしている。

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5 【会長】アンケートの結果はどのように公表されるのか。 【事務局】各講座のアンケートは公表していない。バックデータとして次の事業に活かすよ うにしている。 【委員】男女共同参画プラザは、NPO 法人のアンダス・フリットが運営されている。担当 していて日々最先端な意見などいろいろな意見を聞いている。もちろん事務局の方は聞いて いると思うけれども、私達市民はなかなかすぐに行政に相談にいけない。同じ立場で活動し ている団体がプラザをやっているのが一番いい利点だと思うので、そこの方の意見も挙げて もらうと、的確な言葉が出てくると思う。 【会長】具体的な施策の中にこれを加えてもよいのではないか。市民の方の声とか、プラザ の方の声を入れたりして。 【人権・男女共同参画プラザ】私達は第4次男女共同参画計画の取組 1 から 24 に従って、 22 事業を年間行っている。行政に、アンケートを添えて結果報告書を提出し、月1回行政 との打ち合わせをしている。第5次計画についても、その意見等を反映されてこのような案 を作っていると思っている。 【委員】今言われたアンケートというのは、どこでとっているアンケートのことか。 【人権・男女共同参画プラザ】講座に参加した人たちにとったアンケートです。それと、講 座には参加していないけれど、プラザにご相談に来られる方がいる。具体的なお名前を伝え ることはできないが、こういった事例でご相談に見えたということをお伝えしている。 【副会長】取組の方向1で、全体に「啓発を行います」「広報・啓発活動を充実します」、 これは行政としては「そういうことなのかな」と思うが、市の役割としては「事業や情報発 信の工夫をします」、事業者も「従業員にも浸透させましょう」、市民の役割は「講座や機 会に積極的に参加しましょう」となっている。だが、参加だけでいいのか。市民として「与 えるものに乗ってきて」というだけではなくて、もう少し市民が機会を作るというような形 が入っていくべきではないかと思う。 【会長】まさしく「参画の意識を持ちましょう」ということ。今のアンケート等のご意見を 吸い取るというのもその1つだと思う。 【委員】以前参加したセミナーで「講座を受けた人たちは、インプットしたものは地域に帰 ってアウトプットしなさい」とよく言われた。今お話しを聞いて、講座に参加したらおしま いではなく、学んだ人達がそれぞれグループを作るなりして地域に返していく。あの頃は、 三田に男女共同参画のためのグループができた。今は、男女共同参画が充実してきたからか もしれないが、その参画の部分が薄れていると実感している。 【委員】労働力の M 字型が、三田がこんなに低いというのがショックだった。もっと市民 に関心を持ってもらえる、それがいいのか悪いのかというよりも、関心を持つということが 大切。いくら良い計画ができたとしても、市民が中心にならないといけない。「こういうの が嫌だった」「こういうことで辛い思いをした」という小さな意見をプラザなどが吸い上げ て、それに市民が関心を持つ。「もっといい三田にしようじゃないか」というのは、やはり 市民が参画してのことだと思うので、そこはもう少し入れていただきたい。 【委員】計画の体系で、取組の方向11の「女性リーダーの発掘・育成」が重点施策になっ

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6 たほうがよいのではないか。 【委員】「発掘」という言葉は嫌だと思う。女性はみんな誰もがリーダーになれる。発掘す るほど埋まっていない。その機会がない、声を出せないだけで、誰もが家庭を運営したり、 子育てしたりする中で様々な決断をしているが、これはリーダーシップを発揮しないとでき ないこと。「女性の発掘」ではなくて、もうちょっといい言葉がないか。 【副会長】取組の方向11は「あらゆる分野における女性の活躍で、政策方針決定の場への 女性の参画を拡大したい。そのために女性リーダー、そういう審議会とかで活躍できるリー ダーを育てていこう」という流れで「発掘」としているのではないか。 【委員】取組の方向16の「地域活動・市民活動、地域防災における男女共同参画の推進」。 取組の方向11番の「女性リーダー」というのは市の職員のことか。「発掘」というのはそ ういう意味か。 【事務局】取組の方向 11 の 20 番は地域活動や市民活動。地域の部分での女性リーダーと いうニュアンスでの意味合い。 【会長】女性のリーダーがたくさんいるという話なので。そのリーダーの話をもっと広げる というのではどうか。 いろいろな行事などに参加された方が、その後グループを作るような援助はどれかという と20番になるか。そういうことをサポートする仕組み作りがどこかにあるのか。 【事務局】20 番には、リーダーになるような方に「講座等、学習の機会を提供する」とい うことを主に書いている。21番も農業者のことも書いている。 【会長】プラザの活動では、20番と関連したものではどういうことをされているのか。 【人権・男女共同参画プラザ】女性リーダーのスキルアップ講座などをやっており、たくさ んご参加いただいている。先ほど委員の発言にあった第1回目の県のリーダーズセミナーに アンダス・フリットのメンバーも行き、ちょうどそこで学んだことを今プラザでアウトプッ トしている。 【会長】今度は基本課題2「男女平等・男女共同参画に関する教育・学習の推進」。21 頁 6「一人ひとりの自立・職業意識を育む教育・学習の推進」の中身を見ていただきたい。 公務員管理監督職における女性比率で、三田市はずっと高かったのに、どうして低くなった のか。 【事務局】市として女性管理職の積極的な登用を図っているけれども、職員の比率が男性の 方が多いということも多少なりとも影響していると考えている。人事課としても、今後は女 性の登用を図っていきたいという市の方針は出している。全体的な数をみると少ないけれど も、微増ではあるが、28年度には上がっている。 【副会長】ここは、数え方が変わったということではないか。対象が少し見直されたという ことではないのか。 【事務局】数え方は同じであるが、市の管理職で学校の方もおり、先生の入れ替えなどがあ る。女性管理職が現場に戻り、代わりに男性という現象が起こると、ガクッと下がるという 影響なども考えられる。

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7 【会長】取組の方向の5,6,7のところを見ていただきたい。特に取組の方向6の担当課 に学校教育課やこども支援課で、「キャリア教育の充実を図ります」とあるが、どういうこ とをしているのか協働センターから報告するような仕組みはないか。学校教育課だと、別に 男女共同参画の視点だけではないので、、、、その視点で、例えば「トライやる・ウィークはこう いう成果がありました」と報告するようなものがあったらどうか。 【人権・男女共同参画プラザ】私たちの事業の中に学校向け企画があり、生徒間はもちろん 教職員の方、それからPTA向けに、4企画を提供している。手を挙げてくれた学校に講師 と共に出向いて、男女共同参画はもちろん性教育、自分を大切にするなどの項目で啓発を行 っている。「学校でやる」ということが私達は市民グループなので、そこがとても難しい。 行政の協力をいただいて積極的に取り組んではいるが、特に中学校は指導カリキュラムが決 まっていて、入るのがとても難しいというのを2年間経験してきた。PRの方向を考えなく てはいけないと思う。 【会長】取組の方向6のところで、今の学校とプラザとの連携事業等も含めて、もう少し内 容があったほうがいい。ご検討いただきたい。 【事務局】今のご意見に関して、内容を検討させていただく。 【委員】学校教育の「トライやる・ウィーク」は、男女平等・男女共同参画に向けて具体的 にどういうものがあるのか。例えば中学2年生の子ども達を保育園で一緒に、女子も併せて 育児すると思うので、ここは具体的にどのようなことを実施しているのか聞いてみたい。ま た、取組の方向5「学校園における男女平等教育の充実」について、保育士の男性雇用とい うものを今後どのように取組をされるのかについてはどの項目に入るのか。取組の方向 6 の13番の「子育てファミリー」の記載は、敢えて「家庭」ではなくて「ファミリー」とし ているのか。この素案の「家庭」というのは、何をイメージしているのか。お父さんお母さ ん、4人家族なのか、おじいちゃんおばあちゃんも含めての家族なのか。 【会長】「子育てファミリー」の、思っているファミリーの形を教えていただきたい。 【事務局】「ファミリー」という言葉に大きな意図はない。ひとり親家庭もあり核家族や多 世代同居もあるなど多様な家族形態があり、全ての家族形態を含んでいる。 【委員】「ファミリー」と 横文字にしたのは? 【事務局】横文字にしたことに意図はないので、委員のご意見により「家族」や「世帯」な どの別の表現について検討する。 【委員】「トライやる」の実施と男女共同参画との関連についてお聞きしたい。 【事務局】「トライやる・ウィーク」の部分で「男女共同参画の視点を踏まえた」というの は、いろいろな職業体験をされるけれども、男性ならば「自動車整備士が適正だ」、女性な らば「幼稚園が適正だ」という決めつけではなくて、男子の生徒でも女子の生徒でも行きた い所に行くという、平等性をもった男女共同参画の視点で「トライやる・ウィーク」を推進 していくということで書いている。 【委員】これがここに挙がっているということは、積極的に進めていくのか。 【事務局】本人の意思のもと、学校のほうで生徒の希望に合わせた形でトライやる・ウィー クに来ていただくようになっている。

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8 保育士の話はこちらで直接我々が言える立場ではない。市の「特定事業主行動計画」で消 防職員に関しては、女性の消防士を何名採用すると謳っているが、現状として保育士や幼稚 園教諭は、三田市職に男性がいないと思う。しかし例えば市民病院の看護師は、今は男性も いるし、保育士の採用条件も資格があれば性別は限定していないので、結果として男性がい ないが、条件が整えば男性の保育士もあり得る。しかし採用の判断は市の人事と所管との考 え方になるので、保育所や幼稚園では毎年募集をしていないこともあり、こちらから積極的 に男性保育士の割合を増やすということは難しい。 【会長】取組の方向 12 の 23 番の「男女平等に働ける環境づくりの促進」のところに「職 場における固定的性別役割観による慣行の見直しを図るよう啓発を行います」とある。これ は、例えば男性保育士を養成するのと関係があるような気がする。ここに「男性保育士」な どを入れたらどうか。具体的に「男性が少ない職業に女性が就く」とか「女性が少ない職業 に男性が就く」とか。 【事務局】趣旨はわかるけれども、特定の職種の記載は、市の採用となると人事等の考え方 もあるので、そういう計画を持っていなければこちらもそこまでは書けない。こちらは民間 の事業者に対してそういう形で啓発を行うというニュアンスで書いている分であり、そのた め担当課には企業等を担当している産業政策課を入れている。 【委員】現実に市内の私立幼稚園は、男性の教員が出てきている。市内にある大学の保育の 学部に男性の学生を入れて、その方たちが幼稚園や保育園に行っているので、多くはないが、 私学は男性が目に見えるようになってきた。ただ、三田市の女性審議員を見ていると少ない。 「積極的に女性審議委員を増やしましょう」という取り組みをしているから、保育士さんも 「男女共同参画推進委員のメンバーがそう言っていた」ということで、積極的な取り組みに ついて、意見・要望として言ってもらうことは可能かと思う。 【会長】どこかに入れるように考えてみてほしい。 【事務局】人事課(採用側)とそういう計画があるかどうかも踏まえて確認する。「可能性 がない」と言われると計画に盛り込めないので、今後そういうことを検討する余地があると いうことであれば、適切な場所に入れる。 【会長】「公立の保育園・幼稚園・小中学校の校長・教頭の女性割合(三田市)」で、保育 園は100%女性だが、幼稚園は割と少ない。 【委員】保育園に行く機会があるが、男性の保育士はとても人気があり、行くたびに「いい なあ」と思う。「女の子のパンツを替える、おむつを替える」ということなどもあるかもし れないが、小さい時から男女平等が大事というのであれば、その辺りは積極的に取り組まな ければならないのではないか。 【委員】取組の方向7の15番「男性の生き方に関する学習機会の提供」で、駅前子育て交 流ひろばでは、「イクメン向上委員会」というお父さんたちのしゃべり場を2か月に1回開 催している。担当課が健やか育成課なので、入れていただきたい。 【会長】ぜひ入れてもらいたい。次に、基本目標2「あらゆる分野における女性の活躍」の 基本課題4「就労の場における男女平等の推進とワーク・ライフ・バランスの実現」につい て。重点を置くのは、取組の方向 14 の 28 番「子育て・介護を支援するしくみの充実」で

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9 ここに健やか育成課がある。 【委員】お父さんに特化したところに入れてほしい。 【会長】健やか育成課を両方に入れておくのはどうか。 【事務局】取組の方向14に「保育所や放課後児童クラブの待機児童解消に取り組みます。」 とあるので、今後担当課との協議も行うが、活動指標に、「待機児童の数を減らしていく」 という指標を追加したいと考えている。 【会長】基本課題5「地域における男女共同参画の促進」で、取組の方向 16 の 31 番「自 治会、まちづくり協議会等の地域団体への働きかけを行います」というは、具体的にはどん なことを計画されているのか。 【事務局】自治会等への男女共同参画の啓発資料の送付になるかと思う。そして、まちづく り協議会は市内全てできていないけれども、何か資料をお渡しできればと思っている。具体 的な部分は、担当課と調整中であり、若干表現は変わるかもしれないが、そういう方向で考 えている。 【会長】「様々な分野の市民活動団体に対し、男女共同参画の視点による啓発を行います。」 というのも、もう少し具体的なものがあれば。 【人権・男女共同参画プラザ】28年度と29年度の市民大学に男女共同参画の枠を設けてい ただいて、三田市内の4校を男女共同参画のテーマでお話をしていただいた。 【会長】このように、具体的にあったほうがいい。 【副会長】啓発のところで、市民の姿が見えない。活動の取組16に「活動に対する支援」、 「ネットワークづくり」と書かれているので、このあたりで啓発にもつながっていくのかと 思った。31 は、地域活動団体自身が変わるというか、いろいろな団体への働きかけと支援 というと大きなこと。ここに色々なことが入っているので、分けてもよいのではないか。 【委員】市民活動団体の一つのNPO法人でもあったりするが、私たちは社会的課題に基づ いているので、そこが自治会等とはちょっと違う。社会の地域の課題に向けた活動をしてい るところで、市民活動の中でもいろいろあるので、分けていただきたい。 【会長】これは具体的に書いた方がよいのではないか。 【委員】市民活動団体の数や発展度などの部分を「ネットワークをこう作った」、「市民が 中心になってこうやって作った」という具体的な数が出てきたら、市民のための参画になる のかなと思った。 【会長】今は、自治会とNPOだけが具体的に書いてあるが。 【委員】市内にある大学からまちづくり協議会へ学生が参加され、主体的に3日間子どもの お世話をされたということがあった。地域に属する大学の学生の参加という言葉も入れてほ しい。 【会長】「まちづくり協議会」というのも入れておいたらどうか。 【事務局】「まちづくり協議会」は書いてある。大学などはボリュームが大きいので、分け るという部分も含めてまた修正していく。 【委員】学生たちが社会福祉協議会に来て積極的に関わっており、その人たちが三田で生活

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10 して、議員さんになった方や、子どもの貧困のことに取り組んで三田市のために頑張ってお られる方もいる。学生を活用するということは、地域にメリットがあると私自身は実感して いる。ただ学生たちが関わろうとした時に、市民の一部の人が拒否しないようにしなければ いけない。やれる範囲でやれることをお互いにし、学生を育ててあげることが三田のために なる、と思うことが大切ではないか。 【会長】それは、学生が参画しやすいようにすることはまちづくり協働センターの役割では ないか。 たくさんのご意見をありがとうございました。とても充実した時間だったと思う。他にな にかご意見はあるか。 【委員】学校現場では今 40 歳から 45 歳ぐらいの年齢の方から、男性と女性どちらも技術 家庭が必修になっている。家庭の役割とか職業的なことではそこが一つの起点になっている と思う。子どもはトライやるウィークの時に、「これが男の仕事」とか「女の仕事」という のはない。30 年ぐらい前の職場でも、「男はこう、女はこう」と言うと女の先生にとても 怒られて、意識改革していただいたが「学校」という職場の中でもこういう意識が薄れてき ている。 市立小中学校の女性の管理職の割合は極めて低い。小学校では7割が女性教員だが、管理 職では2割しかいない。女性管理職を出していきたいというところがすごく強いので、一番 悩んでいる。 【委員】確かに学校教育は進んでいると思うが、そこが少子化だと思う。どっちを見て子ど もたちは「女は損や」と思う。家庭に入って子育てや家事をしないといけないのが女性、だ から子どもを産まずに仕事を選び、結婚をしないというところが、今の若い子だと思う。専 業主婦志望も、増えてはいないかもしれないけれども声は聞く。教育は進んでいるけれども、 今の大人や親を見て、こんなしんどい思いをするなら結婚や出産をしたくないと思う。今の 大人が変わっていかないと子どもの未来につながらないと思う。 【会長】「おじいちゃんおばあちゃんから『男の子は台所に入るな』とよく言われました」 と今でも学生から聞く。 【副会長】県では男女共同参画社会づくりの総合的推進として、ひょうご男女いきいきプラ ン2020を策定し、政策会議でこの時期どこまで進捗しているかを報告している。県が事業 主として率先して行動する計画はアクション8と言い、その中で管理職の数値を示している。 管理職登用が難しいのは、上げたいが、人材がいないというのが本音。しかし、はめてみた ら何とかなるものだとトップが思い始め、上がってきているのでは、と思う。また様々な意 識調査の中で、性別役割分担意識では子育て世代よりも学生のほうが保守傾向が強いことが わかった。女性の就業率に関しては、M 字カーブがきつく、三田はさらにきつい。兵庫県 の就業率は、下から数えた方が早く、テコ入れをしたいと思っている。一旦辞めてしまうと 希望する仕事に戻れず後悔している女性も多い。学生のうちからライフプランを考え、そう いう視点から結婚相手をみつけるということもできればいい。インターネットによるアンケ ート調査を 5,000 人ほどを対象に実施し、今から分析をしようとしている。特に 20 歳代、

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11 30歳代、40歳代の女性にターゲットを絞って、施策としても「何をしたらいいか」という ことを分析していくので、今後報告できたらと思っている。 【会長】基本目標の1と2について、いろいろご意見を伺った。 【事務局】今回見ていただいた基本目標1と2の各々重点施策については、次回、基本目標 3も一通り終わったあとで、それぞれ各委員会さんに問題ないかどうか、次回の委員会で審 議いただきい。成果指標についても、次回の委員会には数値を入れたものをお示ししたい。 次回委員会は、先日各委員の皆様に文書を発送している通りに、10月3日か10月6日の どちらかということで予定しており、本日の皆様のご都合を伺ったところ、10 月3 日火曜 日への出席者が多い結果となったので、次回は10月3日火曜日の午後6時半から、まちづ くり協働センターで開催させていただく。 →10月6日(金曜日)午後6時半からに変更

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