30周年を迎え、次の未来へ。
~ IBM i 最新情報 と IBM の取り組み ~
日本アイ・ビー・エム株式会社
IBMシステムズ・ハードウェア事業本部
サーバー・システム事業部 コグニティブ・システム事業開発
IBM i統括部長
久野 朗
© IBM 2018
お客様を取り巻く環境と IBM i
CxOは、どのようにお考えか
- 守成 (あるいは守勢) からの反攻
革新的な既存企業が、創造的破壊を主導する
出典: http://ibm.biz/BdYBaZ
それは創造的破壊の熱が冷めたことを意味しない
出典: http://ibm.biz/BdYiX3
© IBM 2018
IBM Watson
垂直統合
リアルタイム水平統合
ハードウェア
Power Systems
OS
IBM i
DB (OS内蔵)
Db2 for i
基幹
アプリケーション
4
創造的破壊にはデジタル・トランスフォームが必要
IBM i が、プロセスのリアルタイム化と自動化で支援します
リアルタイムAI連携
リアルタイムアプリケーション/データベース
連携
APIビフォア
アフター
エンド・トゥ・エンドで
のリアルタイム化・自動
プロセス化でより早く・
より良く
API
リアルタイム
アナリティクス
SQL Server
Oracle 等
オンプレ
アプリ
IBM i のデジタル・トランスフォーメーション
機能
© IBM 2018
位置情報
写真・動画
QRコード
手書きサイン
指紋情報
音声情報
帳票
RFID情報
バーコード
計測情報
モバイルプリンタースキャナー
スキャナー
電子メジャー
Bluetooth
モバイル・テクノロジーを活用した
業務変革事例
営業担当
おもてなしの向上
製造工程報告
ピッキング作業
社内報告・伝票発行
保守作業員
製造担当者
物流担当者
6
リアルタイム水平統合すれば、現場が変わる
例えば、入出力が多様化するモバイルデバイス
ウェアラブル・デバイス
IBM i モバイルなら現場の改善要望にも
即応
モバイル側アプ
リ開発/テスト
モバイル対応
サーバー側アプ
リ開発/テスト
基幹システムと
の連携アプリ開
発
App Storeにア
プリ登録
→ 審
査
→公開
セキュリティー
対策システム
構築
疲れる
遅い
稼働
IBM i モバイルサーバーアプリ
の開発/テスト (COBOL、RPG、
Java、Node.js、PHPなど)
ラクラク
クイック
稼働
Windowsでのモバイルアプリ開発 例
IBM i でのモバイルアプリ開発 例
© IBM 2018
8
IBM i Access for Web – IBM i 標準機能
PCブラウザーにもモバイルにも対応
今すぐ使えるIBM i モバイル機能
設定ガイド (PDF)
CUI
Web
Mobile
IBM i Access for Web – IBM i 標準機能
PCブラウザーにもモバイルにも対応
© IBM 2018
リアルタイム水平統合を推進するIBM i の進化: API
RESTful APIを利用して、1) IBM i からクラウド / 他システムを呼び出
し、または、2) 外からIBM i のRPGやCOBOLのプログラムを呼び出し
ILE RPG
ILE COBOL
ILE C / C++
Java, Node.js …
既存アプリケーション・
ロジックの有効活用
統合Web
アプリケーショ
ン・サーバー
セキュアなアクセス
IBM i 標準機能
Db2 for i
クラウド / 他システム
Windows / Linux 上の
アプリケーション
2) RESTful API呼び出し
1) RESTful API呼び出し
10
リアルタイム水平統合を推進するIBM i の進化: JSON
Db2のデータとJSON形式のデータの相互変換をサポート
[ {“TKBANG”: “01010”, “TKNAKJ”: “阿井旅
館
”, “TKADR1”: “東京都渋谷区
”,
“TKADR2”: “桜ヶ丘29
”, }, {“TKBANG”:
“01020”, “TKNAKJ”: “阿井工業
”, “TKADR1”:
“東京都渋谷区
”, “TKADR2”: “渋谷1−
3
”, }, ... ]
TKBANG
TKNAKJ
TKADR1
TKADR2
01010
阿井旅館
東京都渋谷
区
桜ヶ丘29
01020
阿井工業
東京都渋谷
区
渋谷1−3
JSON形式
IBM i (Db2のデータ形式)
相互変換
Db2 for i
© IBM 2018
リアルタイム水平統合を推進するIBM i の進化: 相互JDBC
JDBCを利用して、データベースに相互アクセス
ILE RPG
ILE COBOL
JDBCドライバー
マネージャー
IBM i 標準機能
Db2 for i
他システム
Windows / Linux 上の
データベース
Windows / Linux 上の
アプリケーション
JDBCドライバー
JDBCドライバー
ISV各社が提供
12
IBM i
Db2 for i
Secure Gateway
暗号化通信
分析データ
テーブル
Watson Studioの
Data Refinery 機能
データ転送
スケジューリング可能
Db2 Web Query
Data Migratorで
全社データを準備
Watson Analyticsが
自動分析し仮説を提示
Watson Analytics
Db2 Web Queryで
現時点のデータを
使って詳細分析
DataMigrator for i
IBM i + Watson Analyticsリアルタイム水平統合で
仮説検証を早く、簡単に
SQL Server
Oracle DB
© IBM 2018
14
Db2 Web Query でダッシュボードもリアルタイム
• トップ、中間管理職、現場の全員がリアルタイム情報を元に活動、究
極の『早く知り早く手を打つ』経営が実現できます。
• ダッシュボードをクリックすると、自動的に詳細グラフが表示されま
す。分析ダッシュボードのデザインも、簡単です。
今年のトレンドを先取り!
新作フェア実施中!!
あなただけのスペシャル
プライス!3日間の限定
オファーです!
Watson API + IBM i 活用のユースケース例
チャットボットに基幹データを連携し、お客様の顧客体験を向上
Web、モバイルアプリでの
挙動解析によるお客様の趣
味嗜好の理解
「ワンピースとバッグ」
今週末に女子会にいくんだ!
かわいい服探してるので、
おすすめあったら教えて!
チャットボットでのやりとりやソーシャルへの書
き込みから自然言語の理解によるお客様の趣味嗜
好の理解
「女子会用のかわいい服」
© IBM 2018
生産管理システム + 自動検品 (PowerAI Vision)
検品作業を高精度で自動化するだけでなく不良個所も指摘、品質改善に貢献
© IBM 2018
実は、貴社のIBM i も、フツーにモダン
18
AS/400
IBM i
アプリ画面
• 5250 (CUI), GUIパネル, クラサバ
• ブラウザー (HTML + Java Scriptなど)
• モバイル (HTML系, アプリ系)
• 5250 (CUI), GUIパネル, クラサバ
OSの操作
• 5250 (CUI) でメニューとコマンド
• Navigator for i (ブラウザー)
, 5250 (CUI)
DBの呼称
• 物理ファイルと論理ファイル
• 表 (テーブル)とビュー
DBアクセス
• Start, Read, Write
• SQL
• SQL (業界標準規格を含む)
• Start, Read, Write
DBアクセスインター
フェース
• ODBC, JDBC,
• SQL
• JDBC, ODBC
• SQL (業界標準規格を含む)
API
• APPC, Socket
• Socket,
RESTful API, APPC
APIのデータ形式
• テキスト
• テキスト, XML,
JSON
DB作成
• DDS
• SQL
, DDS
データ
• EBCDIC, グラフィック
• UTF-8
, EBCDIC, グラフィック
言語
• RPG, COBOL, C, Java
• RPG, COBOL, C, Java,
オープンソース系
開発ツール
• SEUとPDM (CUIツール)
• Rational Developer for i (
Eclipse準拠)
IBM i 管理は、お好みで
© IBM 2018
どんな言語でも、ラクラク開発
アプリ開発時のデ
ータベース変更/
保守がカンタン
COBOL
RPG
JAVA
PHP
Ruby
Python
Node.js
既存COBOL/RPGア
プリとプログラム間連
動が有機的にできる
爆速RDBなので
パフォーマンス
・チューニング
の手間が少ない
ひとつのOS上で
開発環境も
本番環境も
まとめて稼働
すぐに開発
すぐに本番
ハード、OS、DB、言語が正しく挙動するので、アプリ開発者はアプリ開発に集中
できる。
ISV各社
のプログ
ラム言語
Watsonクラウドと連動できる
どのプログラム言語をご使用でも、IBM i なら、・・・
モバイルデバイスが使える
業界標準Eclipseベー
スの開発環境の利用
20
言語はいろいろありますが、お勧めはRPGとCOBOL
ILE RPGとILE COBOLをお勧めする理由
1. 業務プロセスやロジックを記述するためのステートメントが言語
内に完備
2. 作成者以外でも、プログラムが読み取り易い (ビジネス文書性が
高い。外部のフレームワークやライブラリーに依存しない)
3. 後方互換性が高い (HWやOS更新時に、機能テストに手間がかか
らない)
© IBM 2018
22
今後10年間のコストを考えれば一目瞭然。IBM i なら低TCO。
IBM i ならアプリ開発に初期投資すれば、その後はOSバージョンアップ時も継続して互換性を堅持。
Windowsでは、アプリ開発の初期投資のあと、セキュリティ対策やチューニング、プログラム修正などで維持費がかかり、
さらに5年毎に、OSやミドルウェア、開発ツールのバージョンアップに伴う移行費用がかかり続けます。
IBM i
+ RPG
または
+ COBOL
Windows
+ Visual Basic
または
+ Java
アプリ
開発費
アプリ
開発費
初年度
5年後
10年後
HW/SW
移行費推定 ほぼ 0円 (社内で移行 可能)初年度
5年後
10年後
HW/SW
移行費
推定 0円 (アプリ改修は社 内で実施) • セキュリティ対策 • DBチューニング • アプリ改修 (バイ ナリ提供のパッケ ージのため、ベン ダーロックイン) • セキュリティ対策 • DBチューニング • アプリ改修 (バイ ナリ提供のパッケ ージのため、ベン ダーロックイン) アプリ完全互換 性なし RPG/COBOL他、多くのISV開発ツールが互換性を堅持 = 移行テスト不要 ハッキング事件 ゼロ、自動DB チューニング、 アプリソース提 供で、維持費は 最小限 データ出典: 日本国内製造業 (従業員 300人) のお客様が、生産管理システムを、2007年にWindows用パッケージで構築された際の費用と、2013年にIBM i 用 パッケージ (iSeries Site)で新規再構築された費用をもとに推算し相対比較 移行費推定 ほぼ 0円 (社内で移行 可能) 推定 0円 (アプリ改修は社 内で実施) アプリ完全互換 性なし 推定 0円 (アプリ改修は社 内で実施)IBM i なら、アプリ投資を最小化できます
• セキュリティ対策 • DBチューニング • アプリ改修 (バイ ナリ提供のパッケ ージのため、ベン ダーロックイン)HW/SW
HW/SW
移行費
HW/SW
HW/SW
新世代RPG - 他の言語と共通の構文を採用
dcl-proc main;
dcl-s Count_i int(10);
dcl-s Message_text char(50) inz(*blank);
Count_i = 0;
dow Count_i < 10;
Count_i = Count_i + 1;
if Count_i = 5;
Message_text = 'Counted ' +
%char(Count_i) + ' times.';
endif;
enddo;
Message_text =%TRIM(Message_text) +
' Then, Counted ' +
%char(Count_i) + ' times.';
dsply Message_text;
return;
END-PROC;
フリーフォーム RPG
未経験者でも違和感なく学べるフリーフォーム RPG。
JavaやVBプログラミングご経験者なら、1週間で使えます。
Sub Proc()
Dim Count_i As Integer
Dim Message_text As String
Count_i = 0
Do While Count_i < 10
Count_i = Count_i + 1
If Count_i = 5 Then
Message_text = "Counted " +
Format(Count_i) + " times."
End If
Loop
Message_text = Message_text + " Then, counted
" + Format(Count_i) + " times.“
MsgBox (Message_text)
End Sub
© IBM 2018
24
Rational Developer for i (RDi) によるIBM i 画面プログラム開発例
COBOL/RPG 開発と
コンパイル
プログラム実行と
画面イメージ生成
クライアントで画面表示
HTML
アプリ
GUI 開発ツール (RDi)
ブラウザ
5250
アプリ
プログラミングと
ツールによる画面設計
取り込み可能
新時代
開発ツール
RDi
従来型CUI
開発ツール
IBM i RPG 比較
RPGⅢ
ILE RPG 固定カラム版 ILE RPG フリーフォーム版
サイクル利用
◯
◯
◯
SQL利用
◯
◯
◯
配列
1次元
多次元(注)
多次元(注)
機能拡張 (関数)
現状で固定
今後も拡張
今後も拡張
モジュラープログラミング
-
◯
◯
動的プログラム・コール
◯
◯
◯
ARCAD Observer / Converter
-
◯
◯
Rational Developer / Orion 利用
◯
◯
◯
☆水平統合
モバイル・デバイス対応
◯
◯
◯
他のDBアクセス (JDBC経由)
-
◯
◯
RESTful APIコール
-
◯
◯
RESTful APIで受け取ったJSONデータの、
配列への取り込み
-
◯
◯
コマンド(CVTRPGSRC)
ARCAD Converter
© IBM 2018
「見える化」ツール の活用をお勧めします
26
開発生産性の向上のために
• 現行環境調査の時間短縮
• アジャイル開発やDevOpsの採用
• 社外リソースの活用
ARCAD Observer for
IBM i
1. 現行のプログラム資産
Git
2. 今後開発/修正するプログラム資産
現行資産と変更管理のふたつの「見える化」が必要
知る
創る
変える
つなげる
・アプリケーションの依存関係
・プログラム変更時の影響分析
・プログラムのソースコードの
変更履歴の記録・追跡
開発ツール
Rational
Developer
for IBM i
プラグ イン プラグ イン見える化ツール ARCAD Converter for i
• RPG IV (ILE RPG 固定カラム版) ソース・コードをフリー・フォーム RPG
フォーマットへ自動変換
• 最新の言語仕様
• 単一変換または大量変換をサポート
© IBM 2018
商品# 001
単価: ¥100
在庫数: 405
商品# 001
単価: ¥103
在庫数: 311
商品# 001
単価: ¥102
在庫数: 502
業務に組み込めるタイム・トラベル照会
商品# 001
単価: ¥103
在庫数: 256
過去
現在
例えば、時々刻々変化する在庫数量。
新機能『テンポラル表』を利用すれば、
過去にタイムトラベルして
レコード照会が可能。
タイム・トラベルSQL
28
© IBM 2018
人材サービス企業様
アプリケーション
開発企業様
IBM
ビジネス・パートナー様
IBM
アプリケーション
開発・運用部門
IBM i を
ご利用のお客様
可能性のあるお客様
IBM i ご利用の
他社メインフレーム
他社オフコン
Windows / Linux
30
IBM i のお客様をご支援するエコシステムを強化
社外リソースの活用 - IBM i 技術者派遣サービス
中長期のニーズは、お早めにご相談を
お客様のご要望に応じて、
アプリケーション開発・運用、インフラ構築・運用を担うIBM i 技術者を派遣
詳細は各企業様のご連絡先までお問合せをお願いいたします。
パーソルテクノロジースタッフ株式会社
ご連絡先
・0120-450-551
平日 9:00~19:00 土・日・祝を除く
マンパワーグループ株式会社
エクスペリス事業本部
ご連絡先
・03-6860-6050
平日 9:00~18:00 土・日・祝を除く
・partner193@manpowergroup.jp
© IBM 2018
32
新しいIBM i 活用支援サービスを提供する企業のご紹介
IBM Db2 Web Query for i 活用支援サービス
ご要望に応じて、お客様データを利用したサンプルレポート作成支援やQAサポート等を提供します。
※五十音順に記載ILE-RPG & 最新開発ツール 活用支援サービス
モジュール・プログラミングや、Db2 for i やILE-RPGの最新機能活用による開発生産性向上の支援、RDiや
Orionなどの最新機能の活用を支援するコンサルティングサービスを提供します。
株式会社 中部システム
☎ 054-268-1618
✉ ibmi-support@cscweb.jp
牛田
ティアンドトラスト 株式会社
☎ 03-5821-3666
✉tech_support@tat.co.jp
小川、生田
株式会社 福岡情報ビジネスセンター
☎
03-6417-3737(東京) 092-402-1311(福岡)✉IBMi_service@fbicenter.co.jp 橘
(東京)、高橋
(福岡)チャットボット + IBM i 活用支援サービス
IBM i とチャットボットの連携支援、学習データのチューニング支援を提供します。
NDIソリューションズ 株式会社
☎ 03-6422-3885
✉ ndi.info@ndisol.com
増田
株式会社 福岡情報ビジネスセンター
☎
03-6417-3737(東京) 092-402-1311(福岡)✉IBMi_service@fbicenter.co.jp 橘
(東京)、坂本
(福岡)アルス 株式会社
☎ 03-5704-2323
✉ WebQuery@arsweb.co.jp
野口
株式会社 トータルナレッジ
☎ 03-5276-9726
✉ info-tk@tkinc.co.jp
平野、澤田
株式会社 福岡情報ビジネスセンター
☎
03-6417-3737(東京) 092-402-1311(福岡)✉IBMi_service@fbicenter.co.jp 橘
(東京)、高橋
(福岡)IBM i リモート保守・運用 支援サービス
前提条件・お客様にご準備いただくもの
・プログラム・ソースをご提供いただけること
・OSがSWMAのサポート対象バージョンであること
・開発環境(本番と別区画 又は 別ライブラリー)を
ご用意いただくこと
・5250をVPNで接続可能なこと
前提条件・お客様にご準備いただくもの
・ハードウェア保守、ソフトウェア保守のご契約が
締結されていること
・お客様にて電源オン、オフ実施可能であること
・緊急連絡先を設定いただくこと
・作業項目を設定させていただけること
・サービス事業者の接続用のLANを確保いただけること
各社共通サービスレベル
・対応言語:RPGⅢ, ILE RPG
・対応時間:平日* 9時 ~ 17時
各社共通サービスレベル
・インシデント受付時間:24時間365日
・対応時間:平日* 9時 ~ 17時
アプリケーション 開発・保守サービス
システム運用・保守サービス
開発・運用の担当者育成が困難なお客様には、リモート開発・運用サービスも選択肢の一つです。
IBM i 協力会社様にて、各社共通サービスレベルに加え、各社ユニークなサービスをご提供されており、
貴社ニーズに合わせた各社のサービスメニューをご選択いただけます。
*祝祭日・年末年始休暇を除くリモート保守を提供されている事業者様の一覧 : https://ibm.biz/ibmi-remote
© IBM 2018
IBM i を、より安心・安全にご利用いただくには
新世代 IBM i インフラ・デザイン
高信頼性構成ご採用のおすすめ
POWER9搭載機により、さらにパフォーマンスが向上した、IBM i。
貴社の基幹システムを担うアプリケーション・プラットフォームとしての重責を担
うため、より高い信頼性を担保するハードウェア構成のご採用をおすすめします。
1) バスレベルミラー
IBM i 垂直統合テクノロジーにより、CPUソケットからストレージまでの冗長化
。またIBM iストレージ(EXP24SX) の採用によりSSD/HDDの1本単位でアクセ
ス
2) IBM i テクノロジーによるサーバー統合機能の活用
IBM i のライブラリー管理機能、仮想化管理機能 (IBM i Virtual Partition
Manager)
© IBM 2018
EXP24SX
EXP24SX
EXP24SX
EXP24SX
基本筐体
基本筐体
☆Enterprise モデル
◎バスレベルミラー
○ IOAレベルミラー
最高レベルの冗長化
バスレベルから二重化
IOアダプターから二重化
基本筐体
光アダ プター I/Oドロワー IOA RAID コントローラー I/Oドロワー基本筐体
光アダ プター I/Oドロワー 光アダ プター PCI PCI 光アダ プター 光アダ プターPCI PCI PCI
EXP24SX
EXP24SX
I/Oドロワー I/Oドロワー CPU IOA RAID コントローラー IOA RAID コントローラー IOA RAID コントローラー IOA RAID コントローラー IOA RAID コントローラー IOA RAID コントローラー IOA RAID コントローラー IOA RAID コントローラー IOA RAID コントローラー IOA RAID コントローラー IOA RAID コントローラーCPU CPU CPU
E880C (P30) ○ ○ ○ ○ (※)
E870C (P30) ○ ○ ○ ○ (※)
S924 (P20) ○ ○ ○ (※)
S922 (P10) △ (VIOS経由) △ (VIOS経由) △ (VIOS経由) (※)
S914 (P10) ○ ○ (※) S914 (P05) ○ CPU CPU CPU CPU CPU CPU CPU
基本筐体
PCI CPU キャッシュメモリー付き バックプレーン (SASアダプター内蔵) ※E880CおよびE870Cでディスク装置レベルミラー構成とする場合は、EXP24SX利用でディスク装置レベルミラーを実装可能。 他のP10以上モデルでもEXP24SXの利用が可能ディスク装置 (デバイス)
レベルミラー
サーバー
基本筐体
I/O拡張ドロワー
内蔵ストレージ
用拡張ドロワー
IBM i 単一レベル・ストアをより高性能、 低負荷運用、より高可用性で使用いただくために
- IBM i 内蔵ストレージ構成のバリエーション
36
どこでも
モバイル
障害対策用
バックアップ機
IBM i 高信頼性おすすめ 4台構成 『i4U』
基幹業務
障害対策ソリューション
モバイル向け
外部公開環境
災害対策機
インターネットDMZ
災害対策ソリューション
障害対策
災害対策
Web/モバイルサー
ビスをセキュアに
基幹 DBAI/クラウド
連携
ハッキングなし
アクセス
記録
バスレベルミラー
© IBM 2018
バージョンアップと共に強化される IBM i セキュリティー
侵入検知 (IBM i 6.1~)
ID・PWの連続間違いなど
• GUI にてポリシー設定
• 異常時リアルタイム発報
テープバックアップ暗号化
(IBM i 6.1~ 有償)
(BRMS Opt2)
• ストレージ機種により
HW レベル暗号化も可能
カラム暗号化 (IBM i 7.1~)
• フィールド・プロシジャーによる実装
ASP 暗号化 (IBM i 7.1~ 有償)
• ディスク空間全体の暗号化
RCAC (IBM i 7.2~)
• Row & Column Access Control レコード単
位または項目単位で制御
• 行(Row)アクセスに認証
• 列(Column)をマスク
暗号化パフォーマンスも向上
• POWER8 / POWER9 標準内蔵アクセラレータ
• 暗号化コ・プロセッサ (オプション)
監査用追加カラム (IBM i 7.3~) OSが自動でデータ付与
クラウド
バックア
ップ暗号
化 (IBM i
7.2~ 有償
)
• 表に監査列を追加
• 行の追加・変更操作
で監査列の値が生成
38
内部牽制の強
化やリアルタ
イム監視に
IBM i サーバーを
統合する方法
IBM i ライブラリーと
サブシステム
IBM i VPM
Dedicated-LPAR + 物理
I/O接続
IBM i Network
Storage
VIOS
区画管理
IBM i
IBM i
HMC
HMC
HMC
区画数
無制限 (ライブラリー
5 (POWER9機または
PowerVM EE/SE搭載機)
物理I/O構成に依存
コアあたり最大
コアあたり最大
OS
IBM i
IBM i, Linux
IBM i, AIX, Linux
IBM i, AIX, Linux
IBM i, AIX, Linux
ストレージ管理
IBM i
IBM i Host区画
各区画
IBM i Host区画
VIOS区画
よいところ
•IBM i 管理機能で完結。
区画管理も不要。
•IBM i 単一レベルスト
アで高パフォーマン
•HMC不要
•IBM i 管理機能で完結
•IBM i 単一レベルスト
アで高パフォーマン
•HMC不要
•独立I/O + IBM i 単一レ
ベル・ストアで爆速
フォーマンス
•各LPARが個別に垂直
統合。他区画のI/O量
の影響を受けない
•IBM i 単一レベル
ストアで高パ
フォーマンス
•追加ライセンス
要
考慮点
•LANとストレージI/O
にアダプターを十分
意して帯域を確保
•各ユーザーIDのアク
ス権限の設定
•LANとストレージI/O
IBM i Host区画に集中
するのでアダプター
十分用意して帯域を
保
•SAS/LANカードの収納
数の上限 (モデル毎に
異なる)
•IBM i LPAR毎に個別の
EXP24SXが必要
•P05では使用不可 (計1
区画のみ)
•ストレージI/Oが
IBM i Host区画に
集中するので帯
域を確保
•ストレージI/Oが
IBM i Host区画に
集中するので帯
域を確保
•VIOS区画の冗長
化が推奨
IBM i プライベート・クラウドをより高性能、 低負荷運用、より高可用性で使用いただくために
- IBM i 内蔵ストレージによるIBM i プライベート・クラウドのバリエーション
© IBM 2018
40
おすすめ IBM i サーバー統合例
Power Systems (ハードウェア)
内蔵ストレージを全ライブラリーで共用 (ストレージ全体最適化)
内蔵ストレージ
(バスレベル・ミラー)
IBM i VPM - IBM i の機能だけでサーバー統合 (運用ワークロード最小化)
IBM i ライブラリーで
サーバー統合
IBM i ホスト区画
ライブラリー (
サーバー) 1
ライブラリー (
サーバー) 2
3
4 5
バージョン・アップ
/PTF適用時のテスト用
区画を確保
IBM i クライアント区画
テスト用
ライブラリー
仮想テープ・イメージを圧縮・暗号化してバックアップ
参考圧縮率 50% (実測値)
ICOS (IBM Cloud Object Storage)
アーカイブ用 ストレージ
本体筐体内または
EXP24SX
D2D
内蔵ディスク内にバックアップ
D2C
クラウドにバックアップ
D2C
クラウドにバックアップ
新時代のIBM i データ・バックアップ
-
IBM i 運用スキルだけで低コストのD2D、D2C、D2D2Cバックアップが簡単に実現
© IBM 2018
これからも、IBM i は進化を続けます
1988年
1998年
2008年
2018年
IBM i の一貫したアーキテクチャーと、世界15万社以上でのご利用が、お客様の
未来を優れたコスト・パフォーマンスでサポート
将来にわたりRPG・COBOL資産の安心・安全継承が低コストで可能です
AS/400RPG
COBOL
AS/400RPG
COBOL
+ e-Business JAVA System iRPG
COBOL
+ モバイル IBM iRPG
COBOL
+ RESTful API JAVA PHP Python node.jsPOWER活用による性能の向上
性能は約 13.7 万倍に
IBM Z と共通の技術を採用
仮想化技術・信頼性
最新プロセッサー
POWER9搭載
次世代
IBM i
次世代
POWER
JAVA PHP新機能の追加
アプリ資産の互換性堅持
© IBM 2018
44
未来を常に見据えた、IBM i と POWERのロードマップ
IBM i ロードマップ
IBM i の新バージョンが発表されるたびに、ロードマップを未来にむけ更新
IBM i 7.2発表時のロードマップ (前回)
IBM i 最新ロードマップ
20292018年9月14日 提供開始
IBM i 7.3 TR5
POWERプロセッサー ロードマップ
2018年3月20日 出荷開始
IBM i 稼働 POWER9搭載サーバー
2026 POWER11IBM i ソーシャルメディアのご案内
Twitter : 日本IBM
https://twitter.com/IBM_JAPAN
日本IBMのTwitterです。全てのIBM製品に関する
Tweetはこのアカウントから発信されます。
Facebook : IBM Systems
https://www.facebook.com/IBMSystems/
全世界向けのIBM Systems製品情報のFacebookで
す。英語で発信しています。
Facebook : iユーザー情報共有ページ
https://www.facebook.com/iusersjapan/
日本のIBM i ユーザーのための情報共有ページです。
Blog : IBM Systems Japan Blog
https://www.ibm.com/blogs/systems/jp-ja/
日本向けのIBM Systems製品に関するブログです。
次世代を切り拓くIBM i 気鋭のアーキテクト特集
https://ibm.biz/BdYcFK
「IBM i の好きなところ」「最近取り組んでいる技
術や、構築したシステム」の2つのテーマで気鋭の
アーキテクトに語っていただいています。
YouTube : IBMJapanChannel
https://www.youtube.com/user/IBMJapanChannel
日本IBMのYouTubeアカウントです。Power含む
全てのIBM製品に関する動画をご覧いただけます。
© IBM 2018
ワークショップ、セッション、および資料は、IBMによって準備され、IBM独自の見解を反映したものです。それらは情報提供の目的のみで提供されており、いかなる 読者に対しても法律的またはその他の指導や助言を意図したものではなく、またそのような結果を生むものでもありません。本資料に含まれている情報については、完 全性と正確性を期するよう努力しましたが、「現状のまま」提供され、明示または暗示にかかわらずいかなる保証も伴わないものとします。本資料またはその他の資料 の使用によって、あるいはその他の関連によって、いかなる損害が生じた場合も、IBMは責任を負わないものとします。 本資料に含まれている内容は、IBMまたはそ のサプライヤーやライセンス交付者からいかなる保証または表明を引きだすことを意図したものでも、IBMソフトウェアの使用を規定する適用ライセンス契約の条項を 変更することを意図したものでもなく、またそのような結果を生むものでもありません。 本資料でIBM製品、プログラム、またはサービスに言及していても、IBMが営業活動を行っているすべての国でそれらが使用可能であることを暗示するものではありま せん。本資料で言及している製品リリース日付や製品機能は、市場機会またはその他の要因に基づいてIBM独自の決定権をもっていつでも変更できるものとし、いかな る方法においても将来の製品または機能が使用可能になると確約することを意図したものではありません。本資料に含まれている内容は、読者が開始する活動によって 特定の販売、売上高の向上、またはその他の結果が生じると述べる、または暗示することを意図したものでも、またそのような結果を生むものでもありません。 パ フォーマンスは、管理された環境において標準的なIBMベンチマークを使用した測定と予測に基づいています。ユーザーが経験する実際のスループットやパフォーマン スは、ユーザーのジョブ・ストリームにおけるマルチプログラミングの量、入出力構成、ストレージ構成、および処理されるワークロードなどの考慮事項を含む、数多 くの要因に応じて変化します。したがって、個々のユーザーがここで述べられているものと同様の結果を得られると確約するものではありません。 記述されているすべてのお客様事例は、それらのお客様がどのようにIBM製品を使用したか、またそれらのお客様が達成した結果の実例として示されたものです。実際 の環境コストおよびパフォーマンス特性は、お客様ごとに異なる場合があります。IBM、IBM ロゴ、ibm.com、Db2、Power Systems、POWER6、POWER6+、POWER7、POWER7+、POWER8、 POWER9は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporationの商標です。
他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。
現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。
インテル, Intel, Intelロゴ, Intel Inside, Intel Insideロゴ, Centrino, Intel Centrinoロゴ, Celeron, Xeon, Intel SpeedStep, Itanium, およびPentium は Intel Corporationまたは子会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標です。
Microsoft, Windows, Windows NT および Windowsロゴは Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。 ITILはAXELOS Limitedの登録商標です。
UNIXはThe Open Groupの米国およびその他の国における登録商標です。
JavaおよびすべてのJava関連の商標およびロゴは Oracleやその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。