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国語 A Bの結果 国語 A 全体 Ⅾ 話すこと 聞くこと C 書くこと Ⅾ 読むこと Ⅾ 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 Ⅾ 国語 B 全体 47

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Academic year: 2021

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平成30年9月25日 保護者様 境港市立渡小学校 校長 嘉賀 收司

全国学力・学習状況調査結果と分析

今年度も4月に「平成30年度全国学力・学習状況調査」が実施されました。この調査は,「義務 教育の機会均等と水準の維持向上の観点から,全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し, 教育施策の成果と課題を検証し,その改善を図る」「学校における児童生徒への教育指導の充実や学 習状況の改善等に役立てる」「以上のような取組を通じて,教育に関する継続的な検証改善サイクル を確立する」を目的として実施されています。そして,その結果が7月下旬に発表されましたので, ここに本校の分析をお知らせします。6年生には個々の結果についても返却いたします。 本校では,全国の状況と本校の概要等を比較・分析すると共に,この結果を踏まえ,学力の一層の 向上を目指して指導の改善と充実に努めます。 1 出題内容 ●調査対象:小学校第6学年の児童を対象に,国語・算数・理科の3教科で実施 ●出題範囲:調査する学年の前学年までに含まれる指導事項を原則 ●出題内容:「知識」と「活用」の2種類の問題を出題 ○[主として「知識」]・・・国語A・算数A 身につけておかなければ後の学年の学習内容に影響を及ぼす内容や,実生活において 不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能など ○[主として「活用」]・・・国語B・算数B 知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力や,様々な課題解決のための構想を立 て実践し,評価・改善する力など ※理科については,主として「知識」に関する問題と主として「活用」に関する問題を 一体的に問う。 ●児童質問紙:調査する学年の児童を対象に,学習意欲,学習方法,学習環境,生活の諸側面等 に関する調査 2 調査結果 【評価について】 A:全国平均との差が+3%を超える B:全国平均との差が+3%まで C:全国平均との差が-3%まで D:全国平均との差が-3%を下回る ※市教育委員会と同じ評価基準で全国平均と比較

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【国語A・Bの結果】 【算数A・B の結果】 区分 渡小(%) 全国(%) 差 評価 国語A 全体 63 70.7 -7.7 Ⅾ 話すこと・聞くこと 87.8 90.8 -3.0 C 書くこと 61.0 73.8 -12.8 Ⅾ 読むこと 63.4 74.0 -10.6 Ⅾ 伝統的な言語文化と国 語の特質に関する事項 60.4 67.0 -6.6 Ⅾ 区分 渡小(%) 全国(%) 差 評価 国語B 全体 47 54.7 -7.7 Ⅾ 話すこと・聞くこと 48.8 64.6 -15.8 Ⅾ 書くこと 39.0 45.6 -6.6 Ⅾ 読むこと 57.3 50.8 +6.5 A 伝統的な言語文化と国 語の特質に関する事項 区分 渡小(%) 全国(%) 差 評価 算数A 全体 56 63.5 -7.5 Ⅾ 数と計算 46.8 62.3 -15.5 Ⅾ 量と測定 69.5 72.7 -3.2 Ⅾ 図形 49.6 56.9 -7.3 Ⅾ 数量関係 52.2 60.1 -7.9 Ⅾ 区分 渡小(%) 全国(%) 差 評価 算数B 全体 44 51.5 -7.5 Ⅾ 数と計算 52.4 58.4 -6.0 Ⅾ 量と測定 43.3 52.4 -9.1 Ⅾ 図形 43.9 59.9 -16.0 Ⅾ 数量関係 36.6 43.8 -7.2 Ⅾ 【国語】 「話すこと・聞くこと」 目的や意図に応じて話す能力,相 手の意図をつかみながら聞く能力 及び計画的に話し合う能力,話す こと聞くこと全体にわたる態度に 関すること等 「書くこと」 目的や意図に応じて考え文章を書 く能力,書く態度に関すること等 「読むこと」 目的に応じて内容や要旨をとらえ ながら読む能力,読書を通して考 えを広げたり深めたりする態度等 「伝統的な言語文化と国語の特質 に関する事項」 伝統的な言語文化(昔話,短歌・俳 句,慣用句,古文漢文,古典)や国 語に関する特質(言葉の特徴や決 まり,話し言葉書き言葉,漢字,敬 語等) 【算数】 「数と計算」 整数,小数,分数,計算の意味や仕 方と習熟・活用等 「量と測定」 様々な量の単位と測定についての 理解,面積等 「図形」 図形の意味と性質の理解,生活や 学習への活用 「数量関係」 数量についての事柄を,言葉や数・ 式・表・グラフなどで表現すること や,二つの数量の間の変化や対応 を調べること等

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3 調査結果の分析と主な考察 よい傾向 課題となる点 国 語 A ・慣用句(心を打たれる)の意味と使い方 として適切なものを選択することがで きている。 ・全12問中11問が全国平均を下回る結果であ った。特に,書くこと,読むことの区分の結果 が芳しくない。 国 語 B ・長文を最後まで読み,記述式問題にも粘 り強く答えている。最後の問題まで、無 回答者が少ない。目的に応じて,文章の 内容を的確に押さえ、自分の考えを明確 にしながら読むことができている。 ・全8問中6問が全国平均を下回る結果であっ た。特に,話すこと・聞くことの区分の結果が 芳しくない。 算 数 A ・360°の角の大きさを理解している。 ・面積が同じ2つのシートの混み具合を理 解している。 ・折れ線グラフから変化の特徴を正しく読 み取ることができている。 ・特に,数と計算区分の結果が芳しくない。同区 分の問題は,単純な四則計算をするものではな く,除法の意味や単位量当たりの比較,数量関 係を問う問題であり,算数の正しい知識が必要 である。 算 数 B ・情報の量が少ない問題や図などの視覚的 情報が示されている問題はよくできて いる。 ・特に,図形区分の結果が芳しくない。図形の意 味と性質の正しい理解が必要である。また,図 形の特徴を用いて,角の大きさの和が360° になることを説明することが苦手である。いわ ゆる「知識の活用」ができていない。 理 科 ・ろ過をする適切な操作方法を身に付けて いる。 ・物を水に溶かしても全体の重さは変わら ないことを,食塩を溶かして体積が増え た食塩水に適用できている。 ・流れる水のはたらきの学習の「たい積」「運ぱん」 「しん食」について,正しい知識が不足してい る。 ・実験結果を基に分析して考察し,より妥当な考 えを作り出すことが苦手である。 区分 渡小(%) 全国(%) 差 評価 理科 全体 54 60.3 -6.3 Ⅾ 物質 58.5 59.8 -1.3 Ⅽ エネルギー 45.7 53.1 -7.4 Ⅾ 生命 73.2 73.6 -0.4 Ⅽ 地球 35.8 49.5 -13.7 Ⅾ

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質問紙 ・学校の決まりを守っている(100%全国比 +10.4)。 ・いじめはどんな理由があってもいけない ことだと思う(100%全国比+3.0)。 ・ 人 の 役 に 立つ 人 間 にな り た い と 思う (100%全国比+4.6)。 ・5年生までに受けた授業や課外活動で地 域のことを調べたり,地域の人と関わっ たりする機会があったと思う(95.1%全 国比+20.6)。 ・今住んでいる地域の行事に参加したこと がある(82.9%全国比+20.2)。 ・朝食を毎日食べている(87.8%全国比-6.7) ・算数の勉強が好き(53.6%全国比-10.4)。 ・学校の授業以外に,普段(月曜日から金曜日), 1日当たりどれくらいの時間,勉強するか(学 習塾で勉強している時間や家庭教師に教わっ ている時間も含む)。3時間以上(2.4%全国比- 10.1)。2時間以上(14.6%全国比-2.2)。 ・放課後に何をして過ごすことが多いか。学習塾 など学校や家以外の場所で勉強している(22% 全国比-10.2)。習い事をしている。(スポーツに 関する習い事を除く)(34.1%全国比-12.4)。 4 これまでの指導でよい傾向に結び付くと考えられる点 ○漢字学習や計算問題に関して,宿題や月例テスト,すくすくタイムの活用等で繰り返し取り組 んできたこと。 ○学習時間の振り返りで,分かったことや学習のまとめを書くことを各学年・各教科で取り組ん できたこと。 ○学力調査の解答に無回答が少ない結果が出ていた。決められた時間内に、最後まで粘り強く取 り組んできたこと。 5 今後の取り組み <国語科> ○時間を意識しながら学習に取り組む。 ○問題文や資料の要点を正確に読み取り,問題の条件に合わせて自分の考えや必要な内容を整理 して記述することに課題が見られた。普段の授業でも,要点を正確につかむことや条件に合わ せて記述する学習の精度を上げられるよう取り組んでいく。 ○新しい文章に出合う機会を増やし、適度な速さで正確に読む学習を学年の実態に応じて増やす。 <算数科> ○生きて働く知識・技能を習得させるために,授業改善を図る。1単位時間に必ず評価問題を入 れ,その結果を習熟に生かすようにする。 ○習熟に応じた個別指導を単元や学期の節目に取り入れる。 ○図形の具体物,数や量の大きさをとらえやすいような数直線や図などの活用を通して,児童が 実際に操作・体験したり,大きさを実感したりできるようにしていく。 ○式と図を関連付けながら説明したり,なぜその式になるのかなど式の表す意味を考えたりする ことを授業の中で一層大切に扱っていく。その際,ペアや小グループなどを活用して友達と互 いに説明し合う場を大切にする。

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<学習・生活> ○1時間の授業の中で何を学ぶのか明確にできるよう「見通し」と「振り返り」を大切にした授業 を行う。 ○一人一人に読む力をつけるために,問題を最後まで自分で読むことを習慣づける。 ○学習時間の振り返りで分かったことや学習のまとめを書くことに,今後も継続して取り組む。 ○決められた条件(内容・時間・文字数など)で自分の考えをまとめて書く場(ノートなど)を設 定し,最後まで書くことができるようにする。 ○自分の考えを,根拠をはっきりさせたり相手を意識したりして論理的に説明できるようにする。 ○必要な情報を付箋に書いて整理したり色分けや矢印などでまとめたりする学習経験を積み重ね ていく。 ○知りたいことを落とさないように話を聞くことや,話し手の意図・自分の考えとの共通点・相違 点などを考えながら注意深く聞くことを大切にする。 ○家庭学習カードの活用や毎月の家庭学習強化週間の取り組みを再確認し,学年に応じた学習時 間の定着に続けて取り組む。また,宿題だけでなく予習・復習にも取り組めるよう,家庭学習の 内容についての指導にも努める。 ○1日1時間以上読書したり週に4回以上図書館に行ったりする児童がいる一方で,全く読書し ない児童もいる。学習している内容に関連する本を紹介したり読み聞かせを継続したりして図 書への関心を高めていく。また,図書館を活用した学習を意図的に取り入れ図書館利用の良さ に気付けるようにしていく。 6 ご家庭で取り組んでいただきたいこと ①基本的な規則正しい生活リズムの定着 ・規則正しい就寝時刻,起床時刻 ・メディアやゲームに触れる時間を少なくしていくことやけじめをつけることなどについて, 家族で話し合ってルールを決める。 (例えば,夜9時以降はやめる,学習するときはテレビを消す,自分の部屋にゲーム機等を持 っていかず置き場所はリビング など) ②家庭での学習習慣の定着 ・10分×学年以上の家庭学習時間を,平日休日ともに確保すること ・宿題以外にも,予習や復習を取り入れていくこと ・家庭で文字を読む機会を増やすこと(読み物・自然科学・歴史・新聞記事などの読書や音読) ☆児童が自分から取り組んだり,苦手なことでも最後までしようとしたりする姿を温かく見守 ってくださいますようお願いします。 ☆中学校進学を意識して,6年生には今回の調査結果を踏まえ,課題をつかませたり目標をも たせたりします。

参照

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