• 検索結果がありません。

総論 現在 多くの企業の IT 組織は 新しいクラウドテクノロジーを自社の次世代データセンターアーキテクチャに取り込むことにより 全体的な IT の柔軟性とビジネスの俊敏性を向上させようとしています 彼らが最も重要視しているのは 厳密な性能に関するサービスレベルアグリーメント (SLA) を満たしつ

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "総論 現在 多くの企業の IT 組織は 新しいクラウドテクノロジーを自社の次世代データセンターアーキテクチャに取り込むことにより 全体的な IT の柔軟性とビジネスの俊敏性を向上させようとしています 彼らが最も重要視しているのは 厳密な性能に関するサービスレベルアグリーメント (SLA) を満たしつ"

Copied!
8
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

Pay-As-You-Growライセンスモデ

ル:ネットワークに関する投資の保護

と弾力性を提供

(2)

総論

現在、多くの企業の IT 組織は、新しいクラウドテクノロジーを自社の次世代データセ ンターアーキテクチャに取り込むことにより、全体的な IT の柔軟性とビジネスの俊敏 性を向上させようとしています。彼らが最も重要視しているのは、厳密な性能に関す るサービスレベルアグリーメント(SLA)を満たしつつ、ますます予測不能になりつつ あるアプリケーショントラフィック負荷を適切に処理できるような高度な弾力性をいか にして組み込むかということです。これら 2 つの相反する目標を達成するには、より 大規模なデータセンターインフラストラクチャ内にある個々の要素が、状況に応じて キャパシティや性能を増強するためのネイティブ機能を提供することを必要とします。 このような新しいニーズに対応するために、Citrix®は NetScaler® Pay-As-You-Grow ライセンスモデルを提供します。このライセンスモデルは、オンデマンドで弾力性を 提供することにより、高価なハードウェア購入やアップグレードを行わずに、IT 管理 者が絶えず変化するトラフィック状況に素早く対応できることを保証します。また、 NetScaler の Pay-As-You-Grow ライセンスモデルはソフトウェアベースのアーキテク チャを活用し追加のハードウェアを購入せずに将来のキャパシティ要件を満足させ るためのスケールアップが行えるため、現在のニーズに最適な規模の ADC ソリュー ションを購入できます。 これに対して、従来の性能やキャパシティが固定されているネットワークアプライアン スや、高価な新規プレードの追加購入を必要とするシャーシベースのソリューション では、これからのデータセンターが要求するオンデマンドの弾力性を十分に提供で きません。このようなソリューションでは、トラフィック要求が 1 つのアプライアンスの キャパシティを上回った場合、顧客は自社の初期投資を完全に破棄し、当該 ADC インフラストラクチャの物理的な入れ替えを実施しなければなりません。ハードウェア 中心の Pay-As-You-Grow モデルでは、IT 組織は性能のスケーリングが必要となる たびに買い替えや新しいブレードを購入することを余儀なくされます。この結果、調 達および配備にかかる時間的な問題、不要なキャパシティ、予定にないネットワーク 投資などが引き起こされます。更に、Burst Pack ライセンスオプションを提供している シトリックスとは異なり、これらのソリューションが提供する同様のオプションでは、一 時的なトラフィック急増にも十分に対処できません。 カスタムハードウェアに依存しているアプリケーション デリバリー コントローラ(ADC) は従来のデータセンター環境では十分でしたが、クラウド時代のより要求が厳しい環 境には対応できません。業界トップクラスのソフトウェアベースのアーキテクチャを備 えた Citrix NetScaler は、プロセッサの持つメリットを活用し、データセンターでの設 置面積を減らし、更に卓越した性能を実現します。

動的データセンターのジレンマ

現在の企業データセンターは既に高度に動的なものとなっています。アプリケーショ ンワークロードの増加を引き起こす原因となる現在のトレンドおよび一般的なイベント には以下のものがあります。  新しいアプリケーションの導入 – 新しい e コマースアプリケーション、リッチメ ディアアプリケーション、その他のサービスを配備すると、多くの場合、かなりの 規模の新たな負荷がネットワークにかかります。  新しいテクノロジーの導入 – アプリケーション仮想化やデスクトップ仮想化のよ うなテクノロジーソリューションの中には、データセンターのネットワーク負荷を 大きく増加させる可能性を持つものがあります。また、VoIP やビデオのようなテ クノロジーソリューションは、通常、ネットワーク全体でのトラフィックボリュームを 増加させるため、ネットワーク内のあらゆる場所において負荷をより均等に増加 させます。  新しいユーザーの増加 – 企業の合併および吸収、地理的な拡大、製品ライン/ ユーザー層の拡大、企業の成長などはどの企業でも現実に起こりうることです。 これらが発生すると、トラフィックレベルが急激に増大します。 「ライセンスアップグレードに より性能を変更することは、 かつてはソフトウェア製品に 特有であったメリットを、ネット ワーク市場の戦略的な部分 に適用するものです」 Cindy Borovick 氏 (IDC 社、リサーチ部バイス プレジデント) 要約  クラウド向けのオンデマン ドの弾力性  ソフトウェアベースのアー キテクチャ  NetScaler Pay-As-You-Grow ライセンスモデル

(3)

 動的データセンター – クラウドアーキテクチャと仮想化テクノロジーの採用の広 がりは、企業データセンターをプライベートクラウドへと変革します。求められて いるのは、絶えず変化する新しいビジネスニーズに自動的または迅速に対応 できるコンピューティング環境、およびネットワークリソースやアプリケーションリ ソースの要求における急激な変化に対応できる機能です。 IT 部門のコントロール外にある各種の要因で生じる、トラフィックパターンや全体的 なネットワーク負荷も予測不可能です。新しいマーケティングキャンペーン、特別価 格での提供、およびあらゆる種類のビジネスイニシアチブが、特定アプリケーション に関する要求を桁違いに増加させる可能性があります。しかも、新しいテクノロジー、 サービス、コンテンツがいつ急激に広まるかは予測できません。 これらはいずれも妥当な企業主導のイベントです。IT 部門にとっての課題は、今日 のコンピューティング環境に対するその他の多くの種類の脅威と同じように、これらの イベントを回避できるようにすることではありません。そうではなく、IT 部門にとっての 課題は、自社のネットワークインフラストラクチャおよびアプリケーションインフラストラ クチャのキャパシティが、これらのシナリオに十分対応できることを保証することです。

リアクティブなアプローチは危険が大きい

CIO が取ることのできるアプローチの 1 つが、要求の増大に対してリアクティブな(事 後に)対応、すなわち要求の増大が現実のものとなった後でそれに対応することで す。この場合、初期投資のコストは最小化されますが、その代償として何が発生する でしょうか?IT 部門は、コストが高いだけでなく進行中の業務を中断するようなシナリ オの繰り返しに直面しています。そのようなシナリオが発生するたびに、貴重な時間 を使って状況の評価が行われた後、ハードウェアアップグレード、追加システムの設 計、計画、実装が行われます。その間にも、社員、顧客、見込み客は性能の低下や ますます劣化するユーザーエクスペリエンスに苦しみ続けることになります。結果とし て、企業の業務とその評判は大きなダメージを受けることになります。

プロアクティブなアプローチはコストがかかる

上記のアプローチの対極に位置するプロアクティブ(予防的)なアプローチもそれほ ど良いものではありません。ネットワーキングやアプリケーションインフラストラクチャの キャパシティに関して予防的であることはシステムのオーバープロビジョニングが必 要となり、そうでない場合には高コストで業務の中断を伴うハードウェアのアップデー トが必要となることが経験的に明らかになっています。プロアクティブなアプローチを 選択した場合、企業は、必要となった場合の追加キャパシティを確保するために最 初の段階で実際に必要とする以上の投資を行うことになります。このアプローチはコ ストがかかり過ぎます。  多くの組織は、多額の初期投資や関連する追加のサポートコストを支払うだけ の財政的余裕がありません。  このアプローチは希尐なリソースを消費します。それらのリソースは、より直接 的に増収に貢献するような投資や、組織の市場における競争力を高めるような 投資に回すことができます。  このアプローチは複雑で長い時間のかかる予測に依存しているため、最良の 場合でもオーバープロビジョニング状態が生じます。最悪の場合、先述したリ アクティブアプローチへと逆戻りします。

ハードウェアベースの Pay-As-You-Grow モデルに関する注意

Pay-As-You-Grow モデルの提供を主張しているシャーシベースのソリューションも存 在しますが、それでは現実の要件を達成することは困難です。複数のレベルのキャ パシティを提供できるシングルソリューションに対して、シャーシベースのシステムは スケールのためにハードウェアの追加購入を必要とし、これではオンデマンドで性能 をスケールするという Pay-As-You-Grow モデルの基本的な前提に反しています。 NetScaler の Pay-As-You-Grow ライセンスモデルを利用すること により、製品コストの削減だけで も相当の金額となります。ある IT 部門で、初期スループット要件 が 500Mbps で、予想トラフィック 増加率が年間 15%であるとしま す。同 IT 部門が、1Gbps のキャ パシティを持つアプリケーション デリバリコントローラのペアを初 回購入したとします。最大キャパ シティ使用率のソフトウェアリミッ トが約 75%であると仮定すると、 この組織は現在のソリューション を 3~4 年以内にアップグレード する必要があります。 NetScaler の Pay-As-You-Grow ライセンス を使用する場合、初回購入で必 要 と な る 製 品 投 資 総 額 は 約 $64,000 で、3Gbps キャパシティ へのアップグレードにかかる金 額は約$25,000 になります。 これに対して、著名なある競合 ベンダーのソリューションでは、 初期費用に$61,000、3Gbps 要 件 を 満 た す 交 換 ユ ニ ッ ト に $106,000 がかかります。従って、 このソリューションと比較した場 合、NetScaler Pay-As-You-Grow オプションを採用すると、製品コ ストだけで約$78,000 を節約でき ます。更に、全体的なスループッ トを改善できる上に、業務を中断 する可能性のあるハードウェア アップグレードは一切必要ありま せん。 要約  ますます動的になるトラフィッ ク  IT 部門が対応できない  オーバープロビジョニングに は高いコストがかかる

(4)

シャーシベースのシステムは、通常のハードウェアと変わらない調達と配備のサイク ル(通常、何週間もかかるもの)を経ることを企業の IT 組織に強いるのです。 そのために、将来の要件を満たそうとハードウェアブレードを事前購入し在庫を保持 することは、現実的ではありません。IT 部門は使用されないかもしれないキャパシ ティに高額な投資を行うことになります。新規ハードウェアを追加する要件はすべて、 既存のデバイスに対する追加であっても、本質的には「フォークリフト(物理的な交 換)」ソリューションであるに過ぎないため、クラウドベースのデータセンター設計には 適していません。 更に悪いことには、一般的なシャーシベースのシステムの中には、システムの完全な 性能を有効化し先進的な機能を利用するためには、高額なライセンスを必要とする ものがあります。これらのライセンスはブレード単位でなくシャーシベースで販売され るため、初期取得費用が非常に高額となり、潜在的な価格上のメリットが著しく縮小 します。 最後に、純粋なハードウェアベースのアプローチでは、短期的なトラフィックバースト に対応するために一時的にキャパシティを増強することができません。例えば、競合 ベンダーのソリューションでは、トラフィック負荷が上昇した後すぐに正常レベルに復 帰するような場合であっても、キャパシティを永続的に追加することを IT 組織に強制 します。このようなハードウェア中心のソリューションと実際の企業要件の間における 明らかなミスマッチは、シャーシベースのシステムでは真の弾力性を構築できないこ とを裏付けるものです。

NetScaler の Pay-As-You-Grow ライセンスモ

デルが最適である理由

Citrix NetScaler は先進的な負荷分散機能を備えたアプリケーション デリバリー コン トローラです。NetScaler は物理的な専用のネットワーキングアプライアンスとしても、 仮想アプライアンスとしても提供されているため、組織が Web アプリケーションを迅 速に配備する場合に役立つと同時に、TCO の削減、ユーザーエクスペリエンスの最 適化、セキュリティの提供、アプリケーション可用性の確保も実現します。 NetScaler の Pay-As-You-Grow ライセンスモデルは、シトリックスが提供する革新的 なソフトウェアベースのライセンスモデルです。同モデルは、NetScaler のアプリケー ションデリバリー能力に応じて、企業が必要とするキャパシティを常に確保できること を保証します。同ライセンスモデルを利用すると、企業は過度のリスクを負う必要もな ければ、高額な初期投資を行う必要もありません。

アプリケーションデリバリー キャパシティをオンデマンドで提供

NetScaler の Pay-As-You-Grow ライセンスモデルは、高額なハードウェアアップグ レードを必要とせず、TCO の削減を可能にするシンプルなオンデマンドのライセンス モデルです。Pay-As-You-Grow ライセンスを利用することで、顧客は、高額なハード ウェア交換を行うことなく将来自社システムを容易かつ迅速にスケーリングできること を保証された上で、自社の当面の短期的な性能およびキャパシティ要件を満たす NetScaler ソリューションを購入できます。より多くのキャパシティが必要となった場合、 ソフトウェアライセンスをアップグレードするだけで性能を増強できます。Pay-As-You-Grow ライセンスは、NetScaler MPX ハードウェアアプライアンス、マルチテナン ト 型 の NetScaler SDX サ ー ビ ス 統 合 プ ラ ッ ト フ ォ ー ム 、 ソ フ ト ウ ェ ア ベ ー ス の NetScaler VPX 仮想アプライアンスを含むすべての NetScaler で利用できるため、同 ライセンスを使用することで IT 管理者は、NetScaler の性能レベルの全範囲(1 ユ ニット当たり 10Mbps~50Gbps まで)を活用できます。

「Citrix NetScaler の Pay-As-You-Grow ライセンスモデルに より、我々の顧客はシトリックス が主張する投資の保護を利用 できるようになりました。同ライ センスを使うことで、我々はシ ン プ ル な ライ セ ン ス ア ッ プ グ レードにより自社の複雑なア プリケーションやネットワーク 管 理 サ ー ビ ス の 弾 力 的 な ス ケーリングを提供できるように しています。我々が他のベン ダーではなく Citrix NetScaler を選んだ理由はここにありま す」 Jon Greaves 氏 ( Carpathia Hosting 社 の CTO) 要約  ハードウェアソリューションは 柔軟性がない  ブレードの追加には高いコス トがかかる  「フォークリスト」アプローチは 避けること

(5)

. 図 1: Citrix NetScaler は、追加のハードウェアを必要としない、真に弾力的な Pay-As-You-Grow ライセンスモデルを提供 NetScaler の Pay-As-You-Grow ライセンスは、ハードウェアベースのアプローチとは 異なり、NetScaler の顧客に対してコスト上のメリットをはじめ、その他の大きなメリット を提供します。これには以下のものが含まれます。  クラウドアーキテクチャのサポート – 柔軟なライセンスは、パブリッククラウド サービスプロバイダや、プライベートおよびハイブリッドクラウドを利用する IT 部門にとってメリットがあります。柔軟なライセンスを使用することで、ハードウェ アアップデートにかかる巨額な固定費用やサービス中断なしに、性能要件や キャパシティ要件に応じて自社のインフラストラクチャを手ごろな価格で迅速に 拡張できます。Pay-As-You-Grow ライセンスは NetScaler MPX/SDX ハード ウェアアプライアンスでも NetScaler VPX 仮想アプライアンスでも用意されてい るため、最小のコストでカスタマイズや最適化を可能にすると同時に、最大レベ ルの柔軟性とスケーラビリティを提供します。  初期ハードウェアプロビジョニング処理の簡素化 – 自社のアプリケーション デ リバリー インフラストラクチャを初めて設計する場合、IT 管理者は、複雑なトラ フィック予測やサイジング調査を回避できます。事前にオーバープロビジョニン グを行う必要もありません。簡単な評価テクニックを使用して現在の要件を満た す規模のモデルを選択するだけで、ニーズが発生した場合にいつでもキャパ シティを増強できます。また、希尐なリソースを、その他の投資や計画に回すこ とができます。  性能の低下やアップグレードによる業務中断をなくす – 性能の低下や理想的 でないユーザーエクスペリエンスを迅速に修復できます。既存のアプリケーショ ンデリバリーンフラストラクチャの大規模な見直し、スケジューリング、実装を行 う必要はありません。これらを実施したとしても、戦略的なビジネス計画の結果、 段階的な機能変更が次回必要になった場合には、同じことの繰り返しに直面 するだけになります。  サーバー仮想化と歩調を合わせる – サーバー仮想化およびそれに関連する オーケストレーションソリューションは、データセンターの俊敏性と、必須の IT サービスに関する動的なスケーラビリティを向上させるためのキーとなるもので す。NetScaler の Pay-As-You-Grow ライセンスは、データセンターのキャパシ ティを可能な限り効率的な方法でスケーリングすることを可能にするため、サー バー仮想化計画とは相補的な関係にあります。 NetScaler の Pay-As-You-Grow ライセンスモデルは、企業によるネットワークキャパ シティの計画方法や、企業によるクラウドネットワークソリューションの購入方法を変 革します。このモデルを利用することで、企業は余計な投資を行わなくても、状況や 要件の変化に対して即座に対応できるようになります。 要約  NetScaler の Pay-As-You-Grow ライセンスモデル  ソフトウェアベースの柔軟 性  完全なプラットフォームサ ポート

(6)

Burst Pack ライセンスにより大幅なコスト削減と弾力性を提供

Pay-As-You-Grow ライセンスのコアオプションは、ネットワーク負荷の恒久的な増加 にとって理想的なソリューションです。一方で、要求が一時的に急増しその後すぐに 低下するような場合には、同オプションは次善策になります。このような状況はあらゆ る業種の企業で起こりえます。例えば、クリスマスや正月時期の e コマースサイトや、 話題の新製品のリリース、新規マーケティングプログラム、広告キャンペーン、特別 価格による提供のキックオフなどの場合がこれに該当します。 これらのシナリオにおいて組織が必要とするものは弾力性です。それは、単なるオン デマンドでスケールアップするだけの機能ではなく、正常な状態では不要なキャパ シティに対して支払わなくてもよいようにスケールダウンする機能でもあります。ここで、 NetScaler Pay-As-You-Grow モデルの拡張機能である Burst Pack ライセンスオプ ションが登場することになります。 Burst Pack ライセ ン ス を 利 用 す るこ と で 、 デ ー タ セ ン タ ー の 管 理 者 は 、 既存の NetScaler システムを 90 日間だけ容易に拡張することにより、季節的なピークや予期 せぬトラフィックの急増を引き起こすその他のイベントに対処することが可能となりま す。バーストキャパシティは Pay-As-You-Grow のコアライセンスと共に提供されるた め、MPX および SDX ハードウェアアプライアンスや、ソフトウェアベースの VPX 仮 想アプライアンスのどちらにも適用できます。また、使いやすいセルフサービス機能 により、ライセンスの生成、追加的な一時キャパシティのオンデマンドでの迅速な追 加が可能となります。 Burst Pack ライセンスは本質的にソフトウェアベースの機能であり、ネットワークインフ ラストラクチャに大きな柔軟性と持続可能性を提供します。新規ハードウェアの追加 を前提とした Pay-As-You-Grow ライセンス機能を提供すると主張するいかなる機器 ベンダーも、一時的なトラフィック急増に対処するコスト効率の良いソリューションを 提供することはできません。追加的なハードウェアベースのキャパシティに対する投 資はすべて永続的となりますが、このような投資は将来的に不要となる可能性があり ます。 データベースの管理者は、バースト期間を利用して、組織のニーズを詳細に評価す ることや、より長期的なキャパシティアップグレードを計画することができます。これを 行わない場合、関連するトラフィックの急増が治まると、キャパシティはバースト以前 のレベルに戻ってしまいます。Pay-As-You-Grow のバーストライセンスを利用すると、 組織のネットワーク利用率を更に最適化する弾力的な応答機能が得られます。これ により、IT 部門は、長期的で不要な追加キャパシティに縛られることなく、ネットワー ク要求の急増に安全に対処できるようになります。繰り返しになりますが、複雑な予 測作業、オーバープロビジョニング、必須リソースの遊休化、高額で時間がかかる上 に業務の中断を伴う可能性のあるハードウェアアップグレードなどを行う必要はあり ません。 要約  追加のハードウェア不要  オーバープロビジョニングな し  フォークリフトアップグレード なし

(7)

結論

ソフトウェアベースの Pay-As-You-Grow ライセンスモデルは、クラウドベースの次世 代データセンターを構築するための要件の 1 つです。同ライセンスモデルを利用す ると、新規ハードウェアを購入することなくオンデマンドで性能をスケーリングできるた め、ビジネスの柔軟性、弾力性、全体的な企業の俊敏性を強化できます。 これに対して、ハードウェアベースのアプローチは、新しいデータセンターアーキテ クチャが必要とするオンデマンドのキャパシティを提供できません。これらのソリュー ションの多くはカスタム構築ハードウェアに依存しているため、ソフトウェアベースの 設計に比べて柔軟性が低くなります。また、キャパシティが固定のアプライアンスや 高価なシャーシベースのシステムは、実装コストが非常に高額であり、しかも動的なト ラフィック状況に対応できないため、多くの場合、結果として未使用のキャパシティが 発生します。これらのソリューションでは性能のスケーリングを行うには常に追加の ハードウェア購入を必要とするため、一時的なトラフィック増加に対応する効果的な 方法を提供できません。 NetScaler の Pay-As-You-Grow ライセンスは、安心感と強力な投資の保護の両方を 提供します。Citrix NetScaler はインテル®プロセッサテクノロジーの利点を直接利用 することにより、追加のハードウェアなしでオンデマンドでの弾力的なスケーリングを 実行できる、強力なソフトウェアベースのアーキテクチャを組み込んでいます。今や、 データセンターの管理者は、スケーリングが将来の需要を満たすかどうかについて 心配せずに、アプリケーションデリバリーソリューションを購入できます。オンデマンド のキャパシティ増強と Burst Pack ライセンスは、企業によるネットワークキャパシティ の計画方法や、企業によるクラウドネットワークソリューションの購入方法を変革しま す。ソフトウェアベースの Pay-As-You-Grow ライセンスモデルを利用することで、IT 部門は、自社のアプリケーションデリバリーンフラストラクチャのコストと利用率を最適 化すると同時に、業務の中断を伴うハードウェアアップデートや非効率的なオー バープロビジョニング戦略を回避できます。

参考情報

その他の技術情報についてはhttp://www.citrix.co.jp/products/cns/index.htmlをご 覧ください。 要約  NetScaler の Pay-As-You-Grow ライセンスモデル  真 の ソ フ ト ウ ェ ア ベ ー ス の ソ リューション  実際の要件を満たす

(8)

Citrix について

Citrix Systems, Inc. (NASDAQ:CTXS)は、企業が IT をオンデマンドサービスとして配信できるようにする仮想コンピューティングソリューションのトップ プロバイダーです。。1989 年に設立されたシトリックスは、仮想化やネットワーキング、クラウドコンピューティングを組み合せることで、ユーザー向けに は仮想ワークスタイルを実現し、IT 部門向けには仮想データセンターを提供する、理想的製品ラインナップを持つ企業です。世界中で 23 万を超える 組織がシトリックス製品を使用し、シンプルでコスト効率の良い IT 環境を構築しています。100 以上の国と地域で 1 万社を越えるパートナー企業と提

参照

関連したドキュメント

このように、このWの姿を捉えることを通して、「子どもが生き、自ら願いを形成し実現しよう

このような情念の側面を取り扱わないことには それなりの理由がある。しかし、リードもまた

当社は「世界を変える、新しい流れを。」というミッションの下、インターネットを通じて、法人・個人の垣根 を 壊 し 、 誰 もが 多様 な 専門性 を 生 かすことで 今 まで

以上の各テーマ、取組は相互に関連しており独立したものではない。東京 2020 大会の持続可能性に配慮し

私たちは、行政や企業だけではできない新しい価値観にもとづいた行動や新しい社会的取り

人間は科学技術を発達させ、より大きな力を獲得してきました。しかし、現代の科学技術によっても、自然の世界は人間にとって未知なことが

自分ではおかしいと思って も、「自分の体は汚れてい るのではないか」「ひどい ことを周りの人にしたので

関係の実態を見逃すわけにはいかないし, 重要なことは労使関係の現実に視