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Microsoft PowerPoint - 100826上西説明PPT.ppt

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(1)

『牛乳・乳製品摂取とメタボリックシンドローム』に関する

横断的研究結果発表

説明資料

2010.

(2)
(3)

1.乳業メーカー4社の協力で大規模調査を実施

牛乳・乳製品とメタボリックシンドロームとの関係を大規模調査で研究。

「食生活、生活習慣と健康に関する調査研究」概要

■調査対象者 ■調査対象者 20代~60代の乳業メーカー(日本ミルクコミュニティ、明治乳業、森永乳業、 雪印乳業)勤務者 および家族 ■調査対象者数 ■調査対象者数 発送数:22,504ss×2セット=45,008ss *検診受信済み従業員数:21,355名 回収数:11,026ss *従業員のみ回収数7 650名分(回収率:35 8%) *従業員のみ回収数7,650名分(回収率:35.8%) 和文論文における解析対象者: *8,659名(非喫煙者 6,548名、喫煙男性 2,111名) ■調査内容 ■調査内容 日常の食生活の把握(45項目)、普段の運動と日常の生活の様子の把握 (18項目)、健康診断の 結果(12項目) ■調査スケジュール 2008年10月~2009年3月:調査実施期間/データ収集期間 2008年10月 2009年3月:調査実施期間/デ タ収集期間 2009年3月~2010年1月:解析 2010年1月:論文投稿

(4)

2.各専門分野の著名な先生で調査研究会を展開

【調査研究会】

*敬称略

【調査研究会】

敬称略

(座長)

折茂 肇

健康科学大学 学長

折茂 肇

健康科学大学 学長

(メンバー)

門脇 孝

東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科 教授

大橋 靖雄

東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻 生物統計学 教授

細井 孝之

国立長寿医療センタ

臨床研究 治験推進部長

細井 孝之

国立長寿医療センター 臨床研究・治験推進部長

上西 一弘

女子栄養大学 栄養生理学研究室 教授

石田 裕美

女子栄養大学 給食・栄養管理研究室 教授

田中 司朗

京都大学医学部附属病院 探索医療センター検証部 助教

(5)

メタボリックシンドローム判定基準-1

腹囲 男性85 以上 女性90 以上※ 「特定保健指導判定」に基づく、独自の階層化基準 基準値 ○和文論文においては下記の判定基準を用いて「積極支援」判定されたものを「メタボリックシンドローム該当者」とした。 ※女性の場合、腹囲80cm以上を基準とする場合も含め、2パターンで分析を行う。 内臓脂肪型肥満 または 腹囲上記基準未満かつBMI(体重÷身長÷身長)25以上"腹囲 男性85cm以上・女性90cm以上※、 高血糖 空腹時血糖値100mg/dl以上、または ヘモグロビンA1C 5.2%以上 高血糖 空腹時血糖値100mg/dl以上、または モグロビンA1C 5.2%以上 高血圧 収縮期血圧130mmHg以上、または 拡張期血圧85mmHg以上 血清脂質異常 中性脂肪値150mg/dl以上、または HDLコレステロール値40mg/dl未満 判定方法 喫 煙 現在喫煙者 判定方法 内臓脂肪型肥満 判定方法(対象年齢20~69才)

腹囲基準値 超 腹囲基準値 超 BMI 超 BMI 超 BMI 超

高血糖 高血圧 血清脂質異常 2項目以上 異常あり 1項目 異常あり 3項目以上 異常あり 2項目 異常あり 1項目 異常あり 現在喫煙有無 なし 動機付け支援 積極的支援 積極的支援 動機付け支援 なし

(6)

メタボリックシンドローム判定基準-2

○本研究においては前頁の判定基準を用いて「積極支援」判定されたものを「メタボリックシンドローム該当者」としたが、 下記に留意し分析を行った。

*判定の対象年齢は20~69歳とし、女性の腹囲は、80cm以上とした。

*指標項目の治療に係る薬剤を服薬中の場合は、当該項目については基準範囲を逸脱

しているものとみなして異常ありとする。

*成人後の既往歴において、指標項目にかかる疾病(高血圧・糖尿病・高脂血症)を

有している者は当該項目については異常ありとする。

*成人後の既往歴において、動脈硬化系疾患を有している者は「メタボリックシンド

ローム該当」とする。

ロ ム該当」とする。

*全ての解析は男女別に行い 牛乳・乳製品摂取量とメタボリックシンドローム有病率と

【分析において】

*全ての解析は男女別に行い、牛乳 乳製品摂取量とメタボリックシンドロ ム有病率と

の関連における交絡調整のため、喫煙者は層別して解析した。

(7)

1.研究仮説

牛乳・乳製品の摂取量が多い人では

メタボリックシンドロームの有病率は低い。

(8)
(9)

牛乳・乳製品摂取量とメタボリックシンドロームの関連

○牛乳・乳製品摂取量を四分位に分け、最小値~第1四分位点までの摂取量最小層(男性0mg~100mg未満/ 女性0mg~100mg未満)を1とした場合のオッズ比は下記のようになった。 女性 〔 95%信頼区間〕 〔第1四分位~第2四分位〕層 100mg以上、200mg未満

0.57

〔0.39-0.83〕 女性 〔 95%信頼区間〕 牛乳・乳製品摂取量 〔第2四分位~第3四分位〕層 200mg以上、303mg未満 〔第3四分位~最大値〕層

0.63

〔0.44-0.91〕 〔0 41 0 87〕 303mg以上

0.60

〔0.41-0.87〕 男性 〔第1四分位~第2四分位〕層 100mg以上、202mg未満 〔第2四分位~第3四分位〕層

0.87

〔0.66-1.14〕 男性 〔第2四分位~第3四分位〕層 202mg以上、334mg未満 〔第3四分位~最大値〕層 334mg以上

0.84

〔0.64-0.11〕 〔0.60-1.06〕

0.5 0.6

0.7

0.8

0.9

*年齢・エネルギー摂取量・アル コール摂取量、および身体活 動量で調整。 334mg以上

0.80

(10)

2.調査の主な結果

牛乳・乳製品の摂取が多い人では、メタボリックシンドロームが少なかった

最も多く牛乳 乳製品を摂取する女性グル プ

最も多く牛乳・乳製品を摂取する女性グループ

では、 最も飲まないグループと比べてメタボリックシンドロームの有病率が

40%

少なかった。

最も多く牛乳・乳製品を摂取する男性グループ

では、 最も飲まないグループと比べてメタボリックシンドロームの有病率が

20%

少ない傾向。

(11)

牛乳・乳製品摂取量とメタボリックシンドローム判定項目との関連〔摂取量四分位ベース〕

女 性

○各摂取量レベルのグルーブ毎に、以下のMts関連指標の推定平均値を算出し、グループ間での有意差を検証した。 メタボリックシンドローム基準の異常者割合の減少傾向あり(HDL除く) C1 C2 C3 C4 p値 牛乳・乳製品摂取量によるカテゴリー 【四分位区分*】 <0.01 ** 腹囲(cm) BMI(kg/m2 21.8 21.3 21.3 21.4 76.6 74.5 74.9 74.7 <0.01 ** BMI値25以上を対象 収縮期血圧(mmHg) 拡張期血圧(mmHg) 空腹時血糖( /dl) × × 117.2 115.4 114.8 114.5 <0.01 ** 空腹時血糖(mg/dl) HbA1c(%) 中性脂肪(mg/dl) × × 83 8 78 4 75 4 71 8 <0 01 ** 中性脂肪(mg/dl) HDL(mg/dl) 68.2 71.4 71.7 73.4 <0.01 ** 83.8 78.4 75.4 71.8 <0.01 ** *摂取量四分位区分 C1:0mg以上、100mg未満 C2:100mg以上、200mg未満 C3:200mg以上、303mg未満 C4:303mg以上

(12)

牛乳・乳製品摂取量とメタボリックシンドローム判定項目との関連〔摂取量四分位ベース〕

男 性

○各摂取量レベルのグルーブ毎に、以下のMts関連指標の推定平均値を算出し、グループ間での有意差を検証した。 メタボリックシンドローム基準の異常者割合の減少傾向あり C1 C2 C3 C4 p値 牛乳・乳製品摂取量によるカテゴリー 【四分位区分*】 腹囲(cm) BMI(kg/m2 × 有意差なし × 収縮期血圧(mmHg) 拡張期血圧(mmHg) 空腹時血糖( /dl) 124.8 124.4 123.9 122.9 0.04 * × 77.7 77.2 76.7 76.2 0.03 * 空腹時血糖(mg/dl) HbA1c(%) 中性脂肪(mg/dl) × × × 中性脂肪(mg/dl) HDL(mg/dl) × × *摂取量四分位区分 C1:0mg以上、100mg未満 C2:100mg以上、202mg未満 C3:202mg以上、334mg未満 C4:334mg以上

(13)

3.腹囲・BMI・臨床検査に関する結果

牛乳・乳製品の摂取は、メタボリックシンドロームの構成要素と関連した

女性

では、

牛乳・乳製品の摂取が多いほど

女性

では、

牛乳 乳製品の摂取が多いほど

「腹囲」「BMI」「中性脂肪」「血圧

」は低く、

「HDL」は高かった。

※血圧:収縮期血圧 ※血圧:収縮期血圧

男性

では、

牛乳・乳製品の摂取が多いほど

「血圧」は低かった

(14)

牛乳・乳製品の摂取量が多い者には

メタボリックシンドロ ム該当者が少ない

メタボリックシンドローム該当者が少ない。

なぜ?

なぜ?

(15)

牛乳・乳製品摂取による体脂肪減少のメカニズム(仮説)

カルシウム、牛乳・乳製品 摂取量

利用可能なエネルギー

消費エネルギー

満腹感の増加

脂肪分解

脂肪の酸化

カルシウムと脂肪酸の結合

脂肪合成

食事誘導性産熱

除脂肪(筋肉)へのシフト

体脂肪

体脂肪の変動は利用可能なエネルギーと消費エネルギーのバランスによって決まる。

カルシウムや牛乳・乳製品の摂取量が増えると、利用可能なエネルギーが減少し、

エネルギー消費量が増加する。

(Teegarden D(11)より作図)

(16)

カルシウム摂取、ビタミンD栄養状態と脂肪代謝の関係

カルシウム摂取量

Vitamin D

1 25(OH) D

PTH

25(OH)D

脂肪細胞

1,25(OH)

2

D

PTH

25(OH)D

脂肪分解

脂肪酸

脂肪酸

PTH:副甲状腺ホルモン

1 25(OH)2D:活性型ビタミンD

カルシウム摂取量の増加 ビタミンD栄養状態の改善は

脂肪細胞での脂肪分解を

1,25(OH)2D:活性型ビタミンD

カルシウム摂取量の増加、ビタミンD栄養状態の改善は、

脂肪細胞での脂肪分解を

促進する

(Teegarden D(11)より作図)

(17)

PTHと1,25(OH)

2

Dのエネルギー代謝調節に対する役割

カルシウム摂取量

Vitamin D

1 25(OH) D

PTH

25(OH)D

脂肪細胞

1,25(OH)

2

D

PTH

25(OH)D

脂肪分解

脂肪酸

肝臓

脂肪酸

食事性脂肪

食事性脂肪

脂肪酸化

カルシウム摂取量の増加、ビタミンD栄養状態の改善は、脂肪細胞での脂肪分解を

食事誘導性産熱

カルシウム摂取量の増加、ビタミンD栄養状態の改善は、脂肪細胞での脂肪分解を

促進する。

そして、PTHと1,25(OH)

2

Dの抑制などを通して、

筋と肝臓での脂肪酸化と食事

誘発性熱産生を増加させる

(Teegarden D(11)より作図)

(18)

牛乳・乳製品と血圧

牛乳には多くのカルシウムが含まれているが、このカルシウムは血

圧を低下させることが知られている

圧を低下させることが知られている。

また 牛乳に含まれるカゼインやホエイタンパク質が消化管で分解

また、牛乳に含まれるカゼインやホエイタンパク質が消化管で分解

される際に生成するペプチドには降圧作用を有するものがあることが

知られている。

ヨーグルトの中にはすでにペプチドとして存在しているものもある。

これらのペプチドは主にアンジオテンシン変換酵素の作用を阻害す

これらのペプチドは主にアンジオテンシン変換酵素の作用を阻害す

ることで、降圧作用を有することが報告されている。

海外の報告ではフラミンガム研究、CARDIA研究、ホノルル心臓研

究などで、乳製品摂取量と血圧の間には負の相関関係が報告されて

いる。

参照

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