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本講座の位置付け 本講座は 流通 EDI の基礎から流通 BMS の利用方法まで幅広く学ぶことができます 流通 BMS の標準仕様についてより詳しく知りたい方は 下記の資料をご覧ください 流通 BMS 導入検討と運用設計ガイドライン ( 定価 :2,100 円 ) 流通 BMS メッセージ項目一覧

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一般財団法人 流通システム開発センター

流通システム標準普及推進協議会(略称:流通BMS協議会)

流通BMS入門講座

~第1部:流通EDIの基礎知識~

~第2部:流通BMSの基礎知識~

~第3部:流通BMSの利用方法~

2013年 下期版C © 2013 Supply Chain Standards Management & Promotion Council , All rights reserved

(2)

本講座は、流通EDIの基礎から流通BMSの利用方法まで

幅広く学ぶことができます。

流通BMSの標準仕様についてより詳しく知りたい方は、下

記の資料をご覧ください。

流通BMS導入検討と運用設計ガイドライン(定価:

2,100円)

流通BMSメッセージ項目一覧(定価:

1,050円)

流通BMSのシステム設計についてより詳しく知りたい方は、

下記資料をご覧ください。

流通BMSシステム設計ガイドライン(定価:

3,150円)

本講座の位置付け

(3)

テキストの構成

第1部 流通EDIの基礎知識

流通EDIの基本を理解するための

20のキーワード解説

第2部 流通BMSの基礎知識

2-1 制定の経緯と内容

2-2 導入の手順

2-3 導入の効果

2-4 最新状況

第3部 流通BMSの利用方法

3-1 運用ガイドラインの構成

3-2 運用ガイドライン(基本編)の解説

3-3 各運用ガイドラインのポイントと見方

(4)

一般財団法人

流通システム開発センターのご紹介

所在地:東京都港区赤坂7-3-37 プラース・カナダ

設立:1972年4月

日本における流通システムの標準化を推進

コード

商品を識別するコード、場所を識別するコード

データキャリア

バーコード、2次元シンボル、RFID(電子タグ)

EDI

データベース・サービス

商品マスタ情報、POS売上情報

各種協議会、研究会事務局の運営

流通BMS協議会、GS1ヘルスケア協議会、製・配・販連携協議会、卸研、F研、S研

標準化は国際標準にできるだけ準拠

(5)

第1部 流通EDIの基礎知識

(6)

流通EDIの基本を理解するための20のキーワード

1.流通BMSの特徴

2.EDI

3.通信プロトコル

4.JCA手順

5.メッセージ

6.固定長と可変長

7.統一伝票と固定長フォーマット

8.流通EDIの歩み

9.EOS

10.EDIの効果① 業務の効率化

11.EDIの効果② 経営の見える化

12.Web-EDI

13.商品マスタ支援

14.検品レス

15.JANコードとJANシンボル

16.集合包装用商品コードとITFシンボル

17.GTIN

18.GLN

19.GS1-128シンボル

20.国内のEDI標準

(7)

1.流通

BMSの特徴

消費財流通業界の標準EDI

生産財流通業界には業界個別の標準がある

国内の独自標準

GS1標準との整合性はあまり意識していない

小売業界が主導

卸とメーカー間は業界個別の標準で動いている

小売のさまざまな取引形態に対応

小売業態の特性に対応

基本形メッセージ(スーパー、ドラッグストア、ホームセンターなどの取引)

百貨店版メッセージ(百貨店の取引)

業種の特性に対応

基本はグロサリー(食品や日用品)の受発注型

その他、アパレル、生鮮品特有の取引や預り在庫型センター取引に対応

物流ラベルや付帯帳票の標準モデルも作成

SCMラベル、個口納品書、欠品連絡書、納品明細書

6

(8)

EDIはElectronic Data Interchange(電子データ交換) の略で、異なる

企業間で取引のためのデータを通信回線を介してコンピュータ間で交換

すること。

当事者間のデータ交換で必要となる事項は標準的な規約に定められる。

EDI以前は伝票(紙)を基に事務処理が行われていたために、転記作業

やコンピュータへの手入力、書類管理等の必要があったが、EDIを利用

することにより、情報処理の迅速化・正確化、業務の効率化と高度化等

2.EDI

取引のためのデータを

標準規約に沿ってやりとりする

コンピュータ

コンピュータ

通信回線

A社

B社

(9)

8

EDIの標準規約は通信に関するものと伝送データに関するものに分け

られる。

EDIの通信に関する規約を「通信プロトコル」と呼ぶ。

3.通信プロトコル

©2013 Supply Chain Standards Management & Promotion Council , All rights reserved

伝送データ(メッセージ)

通信制御手順に関する取り決め

(流通BMSはebMS、AS2、JX手順の3種類)

WWWサーバとハイパーテキスト(XMLなど)

をやりとりするためのプロトコル(HTTP)

インターネット上でデータを転送・中継する

ためのプロトコル(TCP/IP)

インターネット

通信プ

受信側

コンピュータ

送信側

コンピュータ

送信開始要求信号

開始確認信号

1 2

×

データ送信

3番のデータの再送信要求信号

3番のデータを再送信

終了の確認信号

送信終了の通知信号

・ ・

(10)

4.

JCA手順

1970年代後半、チェーンストアの発注量が多くなり、伝票による発注

から、電子発注(EOS)のニーズが高まる。

日本チェーンストア協会(JCA)が「取引先オンライン・データ交換標

準通信制御手順」(通称・JCA手順)を制定。(1980年7月)

通商産業省(現・経済産業省)がJCA手順を流通業界の標準通信手順

に指定し、「J手順」と命名。(1982年)

JCA手順

公衆回線でデータを安全確実に受け渡し

するための通信制御手順

BSC手順

公衆回線

伝送データ(固定長/個別)

JCA手順の構造

(11)

10

E

DIで伝送されるデータをメッセージと呼び、幅広い範囲で合意された

メッセージの規約を「標準メッセージ」と呼ぶ。

5.メッセージ

©2013 Supply Chain Standards Management & Promotion Council , All rights reserved

伝送データ(メッセージ)

データの表現方法に関する取り決め(

XML)

通信制御手順

HTTP

TCP/IP

メッセージの種類と内容に関する取り決め

業務プロセスとメッセージ種

データ項目

コード

流通

BMSの標準メッセージの内容

(12)

6.固定長と可変長

メッセージには固定長と可変長がある。

固定長は、項目の長さと順序が定められているため、レコードの長さ

も一定となる。

これに対して可変長とは、データレコードの長さが決まっていない形

式。各項目を区切り文字で分離する方式(CSVなど)と、定められた

書式で構造化する方式(XMLなど)がある。

固定長(128byte)レコード(伝票明細行)の例

固定長方式は細部に亘って統一することは難しく、企業個別のレイアウトにならざるを得ない

1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 0 0 0 0 0 0 0 0 タイプX 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101 0 0 0 0 0 0 0 0 0 位置 項 目 名 R E C O R D 区 分 デ タ 区 分 伝 票 行 番 号 商品コード 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 規格 99 99 X(13) 9(5) 9(5) 9(5)V9 9(6)V99 9(6) 9(9) 9(9) X(25) X(7) X(3) 商品名(カナ) 発注内容 発注 単位 発注 単位数 発注 総バラ 数量 容量 単 位 原単価 売単価 原価金額 売価金額 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 89 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 56 7 8 9 12 3 4 5 67 8 9 1 23456 789 1 2 34 5 6 7 8 1 2 3 4 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 5 6 7 8 9 9 1234 1 2 3 4 5 5 6 7 8 9 6 7 8 9 1 2 3 4 5 67 8 9 1 23 4 5 6 7 8 9 1 2 34 5 6 7 8 9 1 2 3 45 6 7 8 9 1 2 3 4 56 7 8 9 12 3 4 5 6 7 8 9 1 2 7 自社商品コード 余白 9 0 項 目 4 5 6 7 8 8 9 1 2 3 3 4 5 6

(13)

12

JCA手順で使われている固定長フォーマットは統一伝票の内容をデータ

に置き換えたもの。

伝票ヘッダー(128byte、64byte)

伝票明細行(128byte、64byte)

7.統一伝票と固定長フォーマット

(14)

8.流通

EDIの歩み

1970年代

1980年代

1990年代

2000年以降

◎統一伝票

(1974~)

JCA手順

(1980~)

その

流通BMS

通信手順(3種)

(2007~)

◎標準データフォーマット(1982~)

発注、請求/支払、出荷案内

◎流通BMS

標準メッセージ

(2007~)

全銀手順、全銀TCP/IP、Web-EDI

等も使用される

共通取引先コード(1977~)

集合包装用商品コード(1987~)

◆JANシンボル

(1978~)

◆ITFシンボル

(1978~)

◆UCC/EAN-128

(1994~)

◆GS1-128

(2006~)

名称変更

GTIN

(2005~)

GLN(1999~)

JANコード(1978~)

体系統一 国内コードから国際コードへ移行

(15)

9.

EOS

EOSはElectronic Ordering System(電子発注システム)の略で、

発注データのみ(一方通行)の電子化のこと。

14

(16)

発 注

受 注

照合

/消込

請 求

照合

/消込

支払案内

小売業

卸・メーカー

↑日次処理

↓月次処理

10.EDIの効果① 業務の効率化

出荷メッセージ

発注メッセージ

売 掛

買 掛

受領メッセージ

返品受領

返品メッセージ

返 品

請求メッセージ

支払メッセージ

EDIの導入によって、取引業務を効率化することができる。

日々の売掛が

素早く確定!

日々の買掛が素

早く確定!

請求レスにより決

済業務が効率

化!

請求レスにより

決済業務が効率

化!

出 荷

検品

/受領

出荷メッセージと

SCMラベルで検

品レスを実現!

伝票レスで、伝

票の発行、入

力・保管業務が

不要に!

(17)

11.EDIの効果② 経営の見える化

16

©2013 Supply Chain Standards Management & Promotion Council , All rights reserved

EDIの導入によって、小売業の仕入確定が迅速・正確になることで、

経営の見える化が実現する。

例:粗利の早期把握

粗利率 =

売上

売上-売上原価

売上原価 = 期首在庫高+期中の仕入高-期末在庫高

伝票の入力では、仕入確定が不正確で遅い。

EDIで仕入れ確定を早くすることが正確な

日次決算、週次決算につながる。

×

100

(18)

12.Web-EDI

Web-EDIとは、インターネット回線とWebブラウザを通じて行うデータ

交換のこと。

C社

B社

A社

発注者

基幹

システム

HTTP、HTTPS

HTTP、HTTPS

HTTP、HTTPS

受注者

メリット

受注者側で特別なハード・ソフ

トが要らない

デメリット

・発注者ごとに画面や操作手順

が異なる

(担当者しか処理できない)

・自社システムとのデータ連携

ができない場合が多い

Webサーバ

ブラウザ

Web-EDIの

メリット/デメリット

(19)

13.商品マスタ支援

小売業の商品マスタ登録支援は、データベースを経由して行う場合

と、個別にEDIで行う場合がある。

18

©2013 Supply Chain Standards Management & Promotion Council , All rights reserved

DB経由方式の例(酒類・加工食品業界)

メーカー

小売

画像情報

商品情報

卸個別情報

画像情報

商品情報

FDB加盟メーカー

登録

FDB

(メーカー共同DB)

JII加盟メーカー

JII商品画像

撮影センター

画像情報

卸個別情報

画像情報

商品情報

JII参加卸

商品マスタ 登録支援 未登録商品代行登録

JII

(卸共同DB) 連携 連携

(20)

14.検品レス

受注商品をピッキングしたらバーコードスキャン

ピッキングしながら

入荷予定データ

バーコード読取りデータ

ピッキング後まとめて

出荷データを送信

荷物に

SCMラベル

を貼って出荷

到着した荷物をベルトコンベアに流しながら

SCMラベルを自動スキャン

照合

照合のキー

小売センター

卸・メーカー

出荷データ

(21)

15.JANコードとJANシンボル

JAN(Japanese Article Number)コードは単品を識別する13桁のコード。

JANシンボルはJANコードをバーコードで表したもの。

世界で100以上の国と地域が加盟するGS1が推進している。

先頭の2桁または3桁は国番号を表す。(日本は「45」と「49」)

日本のGS1事業者コードは流通システム開発センターが一元的に管理している。

GS1事業者コードは7桁と9桁の2通りがある。

表示面積が小さい商品に表示するための短縮コード(8桁)がある。

主な用途は、POSシステム、物流システム、EDIなど

20

(22)

16.集合包装用商品コードとITFシンボル

集合包装用商品コードとは、企業間の取引単位である集合包装(ケース、ボ

ール、パレットなど)に対し設定される商品識別コードのこと。

(23)

22

17.GTIN

GTIN(Global Trade Item Number)は、従来から使用されている

JANコード(13桁、8桁)、UPCコード(12桁)、集合包装用商品コード

(14桁)などの国際商品識別コードを総称した呼び方

商品コード

N1 N2 N3 N4 N5 N6 N7 N8 N9 N10 N11 N12 N13 N14

集合包装用商品コード

(GTIN-14)

JANコード(標準)

(GTIN-13)

UPCコード

(GTIN-12)

JANコード(短縮)

(GTIN-8)

0

0

0

0

0

0

4

9

9

6

8

7

1

4

6

7

8

9

0

4

2

3

4

5

0

4

9

1

1

2

7

8

9

0

0

1

0

0

1

2

3

4

5

6

4

5

6

7

8

9

1

4

9

1

2

3

GTINは国際標準識別コードの総称

バーコードにおけるGTINの表記例

(01) 04912345123459(15)080610 GTINを表すAI(識別番号) GTIN14桁 販売期限日を表す識別番号 販売期限(賞味期限)

(24)

18.GLN

GLN(Global Location Number)

GS1事業者コード(JAN企業コード)9桁の例

456995111 LLL C

GLNで企業識別を行うコードを「基本GLN」と呼ぶ。

「基本GLN」はロケーションコードを「オールゼロ」に設定して利用する。

GS1事業者コード

ロケーションコード(各企業が

付番)

チェックデジット

事業所

物流センター

工場

店舗

圃場

GLNはさまざまな「企業/事業所」や「場所」の識別に使用される

(25)

19.GS1-128シンボル

GS1-128シンボルはAI(アプリケーション識別子)で表されるさまざまな情報を「コ

ード128」と呼ばれる国際規格のバーコードで表現したもの。

数字のみを表現するJANシンボルやITFシンボルと異なり、アルファベットや

記号も表現できる。

主な用途

物流用ラベル

料金代理収納用帳票

24

© 2013 Supply Chain Standards Management & Promotion Council , All rights reserved

(0 1) 9 5 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 3 (3 1 0 2) 0 0 0 4 0 0

重量を表すAI(Kg。小数点2桁) GTIN14桁を表すAI

(26)

20.国内のEDI標準

生産財業界

消費財流通業界

金融業界

(一財)日本情報経済社会推進協会(

JIPDEC)

(一社)全国銀行協会(

JBA)

電気・電子機器 ECALGA (一社)電子情報技術 産業協会(JEITA) 自動車 JAMA-JAPIA EDI標準 (一社)日本自動車工業 会(JAMA)、(一社)日本 自動車部品工業会 (JAPIA) 鉄鋼業界 鉄鋼EDI標準 (一社)日本鉄鋼連盟 (JISF) 石油化学業界 CEDI 石油化学工業協会 (JPCA) 建設業界 CIネット (一社)建設業振興基金 物流業界 JTRAN (一社)日本物流団体連 合会(JFFL)、(公社)日 本ロジスティクスシステ ム協会(JILS) その他、電力業界、航空機業界など

全銀協標準プロトコル

卸・メーカー~小売業間

流通

BMS

(一財)流通システム開発センター

(一財)流通システム開発センター(

DSRI)

メーカー~卸間、メーカー・卸~業種専門店間

業界標準

各業界団体

(27)

26

第1部の参考資料

(28)

参考1.各業界の

EDI共同ネットワーク例①

ネットワーク名

(業種)

対象

運営組織

運用会社

稼動年月

メッセージ種

利用企業数

FINET

(酒類・加工食品)

メ~卸

㈱ファイネット

㈱インテック

㈱野村総合

研究所

1986/4

発注、出荷案内、

販売実績、販促金など

メ:1255社

卸:558社

(2013/5末現在)

eお菓子ねっと

(菓子)

メ~卸

e-お菓子ねっと製販

代表会議

(全国菓子卸商業組合連 合会、全日本菓子協会)

富士通エフ・

アイ・ピー㈱

2000/10

(前身の菓子VAN は1988/1)

発注、入庫予定、受領、

返品 通知、直送、請求、

支払、店出し、販促金など

メ:493社

卸:123社

(2013/3末現在)

ベジフルネット

(青果)

出荷者

~卸

ベジフルネット

利用者協議会

(全国農業協同組合連合 会、日本園芸農業協同組 合連合会、(一社)全国青 果卸売市場協会、(社)全 国中央市場青果卸売協 会)

㈱全農ビジネ

スサポート

2003/10

(前身のDRESS (NTT)利用のシス テムは1983)

出荷、仕切

出荷者:47都道府県の

全農県本部と経済連

卸:中央市場の卸90社、

その他卸100数十社

の合計200数十社

PLANET

(日用品・化粧品)

メ~卸

㈱プラネット

㈱インテック

1986/2

発注、仕入、販売、

請求照合、請求鑑、

在庫など24種類

メ;469社

卸;453社

(2013/5末現在)

(29)

28

参考2.各業界の

EDI共同ネットワーク例②

ネットワーク名

(業種)

対象

運営組織

運用会社

稼動年月

メッセージ種

利用企業数

JD-NET

(医薬品)

メ~卸

JD-NET協議会

㈱NTTデータ

1988/6

発注、仕切書・納品案内書、

品切れ、生物由来製品卸販

売、卸在庫など

563社

(2013/3現在)

PRO-NET

(医療用医薬品)

卸~

医療機関・

調剤薬局

PRO-NET協議会

富士通エフ・アイ・

ピー㈱など

2006/10

発注、納品

卸:417社

医・薬:59,300ヵ所

(2013/3現在)

ハウネット

(家庭用品/食品軽 包装)

メ~卸

(協組)ハウネット

富士通エフ・アイ・

ピー㈱

1997/4

発注、納品/仕入、請求、支

払/販売/在庫

290社

(2013/6現在)

E-VAN

(家電)

メ/販社~

家電量販店

(一財)家電製品

協会

日本情報通信㈱

2003/4にIPネット

ワークサービス開始

(前身のシステムは 1988/4)

発注、納期回答、納品、欠品、

納品結果、請求・支払、実売、

在庫、移動

メ/販:53社

小売:29社

(2013/4現在)

新出版ネット

ワーク

(出版)

出版社

~取次

(一社)日本出版

取次協会

富士通エフ・アイ・

ピー㈱

2003/4

(前身の出版VAN は1991/4)

在庫、発注、出荷、返品、書

誌、価格改定、納品書、発注

照会、新刊連絡など

出:585社

取:8社

(2013/4現在)

(30)
(31)

第2部 流通

BMSの基礎知識

© 2013 Supply Chain Standards Management & Promotion Council , All rights reserved

30

(32)
(33)

© 2013 Supply Chain Standards Management & Promotion Council , All rights reserved

32

2-1-1 制定のねらい①

老朽化し

信手順の

置き換え

公衆回線/ISDN回線

インターネット

ブロードバンド環境 ・ASDL:10 Mbps ・光ファイバ:100 Mbps

・通信時間が短い

・通信コストが低減できる

・専用機器が不要になる

・漢字や画像が送信できる

期待効果

公衆回線:モデム 公衆回線:モデム:2400 bps

30年前に制定された

JCA手順

の課題

・伝送時間が長い

・モデムの供給中止

・漢字、画像が送れ

ない など

注)

JCA手順は日本チェーンストア協会が

1980年に制定した標準通信手順

ISDN回線:TA ISDN回線:TA :9600~64 Kbps

(34)

2-1-2 制定のねらい②

業務プ

ータ

書式の

準化

EDI導入までの工数削減

EDI導入コストの低減

EDI取引の拡大

⇒伝票レスなどの業務効率化に

・サプライチェーンの情報連携

期待効果

小売個別

業務プ

ータ

書式

流通業界共通

業務プ

ータ

書式

小売個別の業務プロセス

とデータ書式の課題

・卸・メーカー側の負担増

・流通サプライチェーンの

全体最適化の阻害要因

卸・メーカー

小 売

卸・メーカー

小 売

A社

W社

B社

C社

D社

X社

Y社

Z社

流通

BMS

A社

W社

B社

C社

X社

Y社

(35)

© 2013 Supply Chain Standards Management & Promotion Council , All rights reserved

34

2-1-3 検討・制定の経緯

2004年頃

2005年度

2006年度~2008年度

(流通システム標準化事業)

(流通

2009年度~

BMS協議会)

JCA手順に

代わる標

準EDIが

必要だね

スーパー業界団体の

合同研究

日本チェーンストア協会と

日本スーパーマーケット協会

2005年8月

・次世代EDI標準化WG

多くの業界が参加

説明会

共同実証

経済産業省の委託事業

2007年4月

・流通BMSと命名

・バージョン1.0の発表

業界団体が主体となって協議

会を設立

2009年10月

基本形:バージョン1.3の発表

(グロサリー、アパレル、生鮮の統合)

講座

3部会

セミナー

展示会

(36)

2-1-4 検討内容

業務プロセス

( 基本形、百貨店版 )

標準化されている対象

対象となるガイドライン

ツール類

運用ガイドライン

通信プロトコル

XMLテクニカルガイド

・共通確認シート

・メッセージ情報協定シート

・通信パラメータ協定シート

XMLスキーマ

・マッピングシート

・メッセージ別項目一覧

・コードリスト一覧

導入ガイドライン

通信イ

通信手順

( ebMS、 AS2、JX )

データ表現形式

( XML )

メッセージ毎のデータ項目

標準メッセージの種類

基本形:百貨店版:2627

流通

BMS協議会が提供しているガイドラインやツール類

システム設計ガイドライン

コード

( GTIN、GLN )

(37)

36

2-1-5 業務手順(プロセス)のモデル化

© 2013 Supply Chain Standards Management & Promotion Council , All rights reserved

小売~卸・メーカー間の取引について特徴的な類型毎に業務の手順をモデル化

・基本の取引(受発注型)

・生鮮品の取引

・預り在庫型センター取引

・百貨店の取引

基本形の業務手順:流通BMSで現在および将来においてデータ交換が行われると想定される業務プロセス

(38)

卸・メーカー

受注

発注

出荷

受領確認

受領

支払確認

支払

請求

発注

出荷

受領

請求

支払

入荷

請求確認

2-1-6 基本形の基本的な業務プロセス

業務プロセスモデル

小 売

標準

業務プロセスモデル

標準

(39)

© 2013 Supply Chain Standards Management & Promotion Council , All rights reserved

38

2-1-7 預り在庫型センター納品プロセス

卸・メーカーが、小売のセンター または 小売が卸や物流業者(3PL)に運営委託しているセンターに

予め商品を『卸・メーカー在庫』として、保管しておくビジネスモデル

『預り在庫型センター納品プロセス』のメッセージの標準化は、

『預り在庫型センター』 と 『卸・メーカー』 間における業務プロセスを対象

①在庫補充勧告メッセージ ②入庫予定メッセージ ③入庫確定メッセージ ④在庫報告メッセージ を

『入庫に関わるプロセス』『在庫報告に関わるプロセス』『不良在庫の引取に関わるプロセス』 の3業務プロセスに適用

卸・メーカー

預り在庫型センター

在庫補充勧告 補充量決定 ①在庫補充勧告

メッセージ項目

メッセージ項目

入庫予定連絡 ②入庫予定 入庫予定確認 検品 入庫確定 ③入庫確定

入庫に関わる

プロセス

在庫計上 ④在庫報告 在庫確認

在庫報告に関わる

プロセス

不良在庫引取勧告

不良在庫の引取に

関わるプロセス

不良在庫引取勧告 確認 引取予定指示 ②入庫予定 引取予定確認 引取確定 ③入庫確定 引取確認 卸・メーカーへ ④在庫報告 (小売へ) (参考程度) ④在庫報告 卸・メーカーから

(40)

2-1-8 生鮮納品プロセス

取引先

(産地/仲卸業者/卸売業者)

小売業

仮伝、本伝 運用あり 集計表作成データ(出荷) 集計表作成データ(受領) 商品提案メッセージ 発注予定メッセージ 集計表作成データ(発注) 発注メッセージ 受領メッセージ 返品メッセージ 請求メッセージ 発注予定数量データ 取引情報が出荷時に 決る発注データを含む 小売へ 取引先から

事故調整

買掛

商談

週間値決め

商品マスタ登録

商談

週間値決め

商品マスタ登録

発注

受領

事故調整

売掛

消込

請求

返品

返品受領

出荷メッセージ

■ メッセージ項目の標準化作業で、対象業務プロセスを決めるために、現在および将来においてデータ交換が行

われると想定される

一般的な生鮮の

業務の流れについて整理。全体業務プロセスと共通部分の色の付いてい

るメッセージが追加された流通ビジネスメッセージ標準を示す。

分 荷

出 荷

分 荷

出 荷

出荷時に取引番号や 原価が決る場合がある 現行手書伝票

(41)

2-1-9 標準メッセージの種類

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40

百貨店版メッセージ

小売 ・百貨店 卸・メーカー ・アパレル ・婦人靴 など 買取、消化、ギフ トなどに対応した

27種

のメッセージ

基本形メッセージ

小売 ・スーパー ・ドラッグストア ・ホームセンター など 卸・メーカー ・グロサリー ・アパレル ・生鮮 ・医薬品 など 受発注業務プロ セスを基本に生 鮮取引プロセス などに対応した

22種

のメッセージ 預り在庫型センター取引メッセージ

預り在庫型

センター

卸・メーカー

在庫補充勧告、 入庫予定など

4種

のメッセージ

スーパーなどを対象とした基本形メッセージと、特有の業務プロセスを持つ百貨店用の

メッセージを標準化している。

【基本形 メッセージ】 ・商品マスタ ・発注 ・出荷 ・出荷梱包(紐付けあり/なし) ・出荷荷姿 ・受領/受領訂正 ・返品/返品受領 ・請求 ・支払 ・値札 ・納品提案 【百貨店版 メッセージ】 ・商品マスタ(カタログ・プロファイル) ・商品マスタ(PLU) ・商品マスタ(マークダウン) ・納品提案 ・発注 ・入荷予定(伝票/梱包) ・納品数量 ・検品受領(伝票/梱包) ・返品 ・搬入提案 ・搬入依頼 ・集計表作成データ (発注、出荷、受領) ・集計表作成データ (出荷梱包紐付けあり) ・POS売上 ・発注予定 ・商品提案 (カタログ/商品マスタ/価格提案) ・在庫補充勧告 ・入庫予定/入庫確定 ・在庫報告 ・搬入予定(伝票/梱包) ・搬入数量 ・搬入確認(伝票/梱包) ・返送 ・仕入計上 ・支払案内 ・POS売上(レシート単位/商品別集計) ・店頭在庫 ・店頭在庫移動 ・値札 ・在庫需要状況報告

(42)

2-1-10 メッセージ毎のデータ項目

業務手順のモデルに沿った、EDI化対象 の取引情報(メッセージ)の洗い出しとその 内容(下記)の決定 ・階層構造(ヘッダー、明細等) ・データ項目(名称、定義、意味等) ・コード(商品コード、事業所コード等) メッセージ引継項目一覧 メッセージ別項目一覧 メッセージ別定義一覧 コードリスト一覧 ・メッセージ項目一覧 名前 備考 必須/任 L1 L2 L3 L4 L5 L6 L7 L8 L8 L9 属性 番号 名称 sh:StandardBusinessDocument sh:StandardBusinessDocumentHeader 任意 sh:HeaderVersion "1.3" 必須 sh:Sender 繰返しは使用しない 必須 sh:Identifier 1 送信者ID 取引先と相談のうえ、コードあるいは GLNを使って送信者IDを決定し入力 する 必須 Authority 2 送信者ID発行元 上のフィールドがコードの場合は、 "CODE"、GLNの場合は”GLN"と入 れる 必須 sh:Receiver 繰返しは使用しない 必須 sh:Identifier 3 受信者ID 取引先と相談のうえ、コードあるいは GLNを使って受信者IDを決定し入力 する 必須 Authority 4 受信者ID発行元 上のフィールドがコードの場合は、 "CODE"、GLNの場合は”GLN"と入 れる 必須 sh:DocumentIdentification 必須 sh:Standard "SecondGenEDI" 必須 sh:TypeVersion 5 バージョン メジャーバージョンを入力。Ver1.0で は"1P"と入力 必須 sh:InstanceIdentifier 6 インスタンスID メッセージの一意識別を生成する必要あり 必須 sh:Type 7 メッセージ種 "Order" 必須 sh:MultipleType 使用しない 任意 sh:CreationDateAndTime 8 作成日時 メッセージ全体の作成日・時間 必須 sh:BusinessScope 任意 sh:Scope 9 テスト区分ID テスト区分。テストメッセージではな い場合は付加しない 任意/ 繰り返し sh:Type "Communication" 必須 sh:InstanceIdentifier "Test" 必須 sh:Identifier "1" 任意 sh:Scope 10 最終送信先ID 最終送付先。VAN・ASP等でバケツリ レーするための最終送信先。不要な 場合はScope自体を付加しない 任意/ 繰り返し sh:Type "Communication" 必須 sh:InstanceIdentifier "FinalReceiver" 必須 sh:Identifier 最終送信先 任意 common:message 必須 流通ビジネスメッセージ標準 階層 < メッセージ項目一覧 > XMLスキーマの各メッセージフォルダー内Documentaions¥Schema_Order_XXX.xls >

(43)

2-1-11 データ表現形式

・固定長フォーマット(

JCA)

XMLフォーマット(流通BMS)

A社:固定長の テキストデータ B社:固定長の テキストデータ

<?xml version=“1.0” encoding=“UTF-8”?>

<

sh:StandardBusinessDocument

>

<

orderDate

>2012-10-01

</

orderDate

>

<

itemID

>

<

name_sbcs

>カップラーメン

</

name_sbcs

>

</

itemID

>

<

itemSellingPrice unitPrice

=“

100

”>

5000

</

itemSellingPrice

>

<

quantity

>

50

</

quantity

>

</

sh:StandardBusinessDocument

>

・・・・・・・売単価 /売価金額

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・発注数量(バラ)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・商品名カナ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・発注日

企業により、項目名、項目の順番、桁数がバラバラでデータの判別が困難

各データにXMLタグ(項目名)が付いているのでデータの判別が容易

マッピング

小売⇒卸・メーカーへ 「マッピングシート」を提供

単価

発注数量 発注金額

商品名

発注日

100

50 5000 カップラーメン

20121001

数量

単価

金額

発注日

品名

50 100

5000 20121001 カップラーメン

42

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XMLスキーマファイル

XMLの構造を定義) XMLデータの妥当性検証に使用する

・データ構造(タグ名称、必須要素、不要要素、繰返し、要素の出現順序) ・データ属性(入力可能データ文字、サイズ・桁数、範囲)

(44)

2-1-12 通信手順

種類 項目 通信基盤 通信速度 処理モデル セキュリティ メッセージ構造 データ圧縮1取引データ 推奨量 備考 ebXML MS (V.2.0) インターネット (HTTP) 100Mbps (光ファイバー) S-S型 (PUSH方式) ・SSLサーバ認証 ・SSLクライアント認証 ・XML-Signature(署名) ・XML暗号 SOAP Messages with Attachments 仕 様に準拠 ZIP形式を 推奨 10MB(約1万 明細)以上 ・Webサービス標準化の国際的な非営利組織 OASIS と国連のEDI標準機関 UN/CEFACTが策定した国際 標準規格。 ・送信エラー時の再送回数、再送間隔等を設定可能。 ・通信設定を記述するCPA(メッセージ交換の合意内 容を記述するテンプレート)を利用可能。 ・取引量が多く、リアルタイム処理を実現したい企業に 最適。 EDIINT AS2 (V.1.1) インターネット (HTTP) 100Mbps (光ファイバー) S-S型 (PUSH方式) ・SSLサーバ認証 ・S/MIME ・メッセージ署名 MIMEメッセージ 主体 AS2サー バー内蔵 機能を推奨 10MB(約1万 明細)以上 ・インターネット技術の標準化団体 IETFが策定した国 際標準規格。 ・送信エラー時の再送回数、再送間隔等を設定可能。 ・取引量が多く、リアルタイム処理を実現したい企業に 最適。 JX手順 インターネット (HTTP) 100Mbps (光ファイバー) C-S型 (PULL方式) ・HTTPベーシック認証 ・SSLサーバ認証 ・SSLクライアント認証 ・電子署名(WS-Security) SOAPメッセージ 主体 ZIP形式を 推奨 10MB(約1万 明細)未満 ・国際標準規格のSOAP-RPCをベースに、クライアン ト起点の送受信のためのプロトコルとメッセージ形式 を日本の流通業界標準として規定したもの。 ・取引量が少なく、低コストでインターネットEDIを実現 したい企業に最適。

流通BMS標準で規定された3つの通信手順

(45)

44

2-1-13 各種ガイドライン

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名称 対象者 使用目的 導入 導入ガイドライン(概要編) ・流通BMSの導入を考えられている企業のユーザ 部門の方 ・流通BMSの概要を知りたい方 ・流通BMSの導入を検討するにあたり、流通BMSの概要や 導入効果、及び流通業界における 流通BMSの動向などを 理解することを目的に作成されたものです。 導入ガイドライン(業界編) ・流通BMSの導入を考えられている企業のシステ ム企画部門の方 ・流通BMSの導入手順の概要を知りたい方 ・流通BMSの導入を検討する際、または導入が決定した際に、 流通BMSの導入に必要なコス トを見積るための要素や 導入手順の概略を理解することを目的に作成したものです。 導入ガイドライン(システム編) ・流通BMSを実装する企業のシステム開発部門の 方やITベンダー企業の方 ・流通BMSを実装する際に、実装の手順の概要と留意点を 理解することを目的に作成されたも のです。 運用 運用ガイドライン(基本編) ・流通BMSを実装する企業のシステム開発部門の 方やITベンダー企業の方 流通ビジネスメッセージ標準®(基本形)で定義されている各メッセージおよびデータ項目の内容 を深く理解し、現行システムからの移行や新規システム開発を 行う際の解説資料。 運用ガイドライン(預り在庫センター編) 運用ガイドライン(生鮮業界編) 運用ガイドライン(その他メッセージ編) 運用ガイドライン(商品マスタ編) ・流通BMSを実装する企業のシステム開発部門の 方やITベンダー企業の方 流通ビジネスメッセージ標準®(商品マスタ)で定義されている各メッセージおよびデータ項目の内 容を深く理解し、現行システムからの移行や新規システム開発を 行う際の解説資料。 物流ラベル運用ガイドライン第Ⅰ章 《概要偏》 ・流通BMS物流ラベルの概要を知りたい方 ・流通BMS対応物流ラベルの導入を考えられて いる企業のユーザ部門の方 ・流通BMS対応物流ラベルおよび付帯帳票の導入を検討するにあたり、流通BMS対応物流ラ ベルおよび付帯帳票の概要や、対象となる業務モデルなどを理解することを目的に作成されたも のです。 物流ラベル運用ガイドライン第Ⅱ章 《仕様偏》 ・流通BMS物流ラベルの仕様を知りたい方 ・流通BMS物流ラベルの導入を考えられている企 業のシステム企画部門の方 ・流通BMS対応物流ラベルおよび付帯帳票の仕様の仕様と留意点を理解することを目的に作 成されたものです。 物流ラベル運用ガイドライン第Ⅲ章 《導入偏》 ・流通BMS物流ラベルの導入手順を知りたい方 ・流通BMS物流ラベルを実装する企業のシステム 開発部門の方やITベンダー企業の方 ・流通BMS対応物流ラベルおよび付帯帳票を実装する際の手順および「物流用共通確認シー ト」の使い方を理解することを目的に作成されたものです。 ・検討によって確定した仕様は「物流用共通確認シート」に記載し明確にします。 百貨店版メッセージ利用ガイドライン ・流通BMSを実装する企業のシステム開発部門の 方やITベンダー企業の方 百貨店及び卸・メーカー企業の情報システム部門担当者や 実際にEDIメッセージをセットする担当者が、流通ビジネスメッセージ標準を利用する際に、「業務 プロセス」、「メッセージ」、「項目」の意味および利用方法について理解を深めることを目的に作成 している。 技術 システム設計ガイドライン ・流通BMSを実装する企業のシステム開発部門の 方やITベンダー企業の方 流通BMSのシステム設計や運用に必要な、「基本技術」、「構築」、「運用」の知識を習得する。 通信プロトコル利用ガイドライン ・流通BMSを実装する企業のシステム開発部門の 方やITベンダー企業の方 流通ビジネスメッセージ標準をインターネットを使用して送受信する際に必要となる、通信プロトコ ル、セキュリティに関する標準仕様、パラメータ設定の推奨値を説明する資料。 XMLテクニカルガイド ・流通BMSを実装する企業のシステム開発部門の 方やITベンダー企業の方 XMLスキーマを直接扱うアプリケーションの設計及び開発を行うための、メッセージ構造などを詳 細に説明した資料。 XMLスキーマ開発ガイド 流通システム標準普及推進協議会で、流通ビジネ スメッセージ標準のXMLスキーマ開発保守作業を 担当する作業者。 流通ビジネスメッセージ標準の既存メッセージの修正や新規メッセージのスキーマ開発に関して、 標準的な開発手順や遵守すべきルールを纏めたものである。標準的な技術知識を有する作業者 が、流通ビジネスメッセージ標準のXMLスキーマ開発保守作業を一定の水準で、効率よく実施で きるようにすることを目的としている。

(46)

2-1-14 物流ラベル

(47)

-2 導入の手順

(48)

2-2-1 導入手順と期間の目安①

1ヶ月目

3ヶ月目

4ヶ月目

5ヶ月目

6ヶ月目

7ヶ月目以降

・流通BMS仕様理解 ・導入目的の明確化 ・全体計画策定

・設計/開発/テスト

・GLNの有無確認(なければ取得) ・電子証明書の取得 ・ネットワーク構築 ・EDIサーバー構築 ・既存システムの改造 ・XMLスキーマの入手 ・社内システムにおける総合テスト ・取引先との接続テスト ・取引先とのテストモード による並行運用 (既存手順との並行運用) ・既存手順の 通信環境閉塞 ・取引先との調整

2ヶ月目

・取引先説明会 ・共通確認シートによる業務の前提条件の確認 ・マッピングシートによる新メッセージ形式の調整 ・流通BMS協定シートによる通信パラメータの調整 ・システム形態の選定 ・マッピング作業 ・開発内容明確化 ・RFP作成 ・稟議 (予算、人、物の確保) ・調達の実施 ① 導入検討 流通BMS の仕様理解 ③基本設計 ⑩ 取引先と 業務運用確認 ⇒ 本番 ⑧ネットワーク構築 ⑤詳細設計 ⑦EDIシステムの開発・構築・テスト ⑨取引先との EDI通信接続確認 ⑥ネットワーク設計 ④取引先との調整 ② 社内調整 稟議と調達 PJ立上げ 要件定義 ・自社システムと 流通BMSのギャップ解析

マスタープラン(例)

下記は、流通BMSを初めて実装する場合の全体スケジュールのサンプルです。

システムの規模や実装の方法により異なりますが、処理モデルとして

サーバ型

を導入する

場合は、目安として半年程度の期間が必要になります。

但し、取引先を追加する場合には、適用範囲を拡大するだけなので、期間は短縮されます。

(49)

2-2-2 導入手順と期間の目安②

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48

1ヶ月目

3ヶ月目

4ヶ月目

5ヶ月目以降

・流通BMS仕様理解 ・導入目的の明確化 ・全体計画策定

・設計/開発/テスト

・GLNの有無確認(なければ取得) ・電子証明書の取得 ・EDIクライアント導入 ・既存システムの改造 ・XMLスキーマの入手 ・社内システムにおける総合テスト ・取引先との接続テスト ・取引先とのテストモード による並行運用 (既存手順との並行運用) ・既存手順の 通信環境閉塞 ・本番モードへ ・取引先との調整

2ヶ月目

・取引先説明会 ・共通確認シートによる業務の前提条件の確認 ・マッピングシートによる新メッセージ形式の調整 ・流通BMS協定シートによる通信パラメータの調整 ・システム形態の選定 ・マッピング作業 ・開発内容明確化 ・稟議 (予算、人、物の確保) ・調達の実施 ・PJ体制確立 ① 導入検討 流通BMS の仕様理解 ②要件定義 稟議と調整 ⑩取引先と 業務運用確認 ⇒ 本番 ④自社システムの改造の設計・開発 ⑤取引先との EDI通信接続確認 ③取引先との調整 ・自社システムと 流通BMSのギャップ解析

マスタープラン(例)

下記は、流通BMSを初めて実装する場合の全体スケジュールのサンプルです。

システムの規模や実装の方法により異なりますが、処理モデルとして

クライアント型

を導入する

場合は、目安として3ヶ月~4ヶ月程度の期間が必要になります。

但し、取引先を追加する場合には、適用範囲を拡大するだけなので、期間は短縮されます。

(50)

2-2-3 導入判断のための検討

導入判断のためには、下記のような内容を検討する必要があります。

(1)流通BMSと既存手順との違いの理解

・大きな違いは、通信インフラの変更(公衆回線からインターネットへ)とメッセージフォーマットが標準化されているということです。 詳細は、「導入ガイドライン(概要編)」を参照してください。 ・このような違いがあるため、流通BMSを導入するためには以下の(2)~(4)の内容について検討する必要があります。

(2)流通BMSの対象範囲と自社状況の適合判定

・まず、流通BMSの対象範囲である業務プロセス/メッセージ/コードの内容を確認し、自社の業務面、システム面をどのように変更すべきかの検討を行います。 <検討ポイント> ◆流通BMSの業務(発注、出荷、受領、返品、請求、支払)と自社の業務が適合するか? ⇒商流/物流の両面から、自社業務に適合するかどうかを調査して下さい。この時、「運用ガイドライン」を参照することで、業務的な前提条件等を確認 することができます。また、社内制度上の問題はないかどうかの検討も必要です。(例.伝票レスを導入する場合の経理部門への確認 等) ⇒流通BMSの対象外となっている業務への影響についても確認が必要です。伝票やSCMラベル等の対応付けを行い、物流業務の適合度も検討して 下さい。 ◆流通BMSのメッセージ(発注、出荷、受領、返品、請求、支払、値札、集計表作成データなど)に対応できるか? ⇒マッピング作業(既存フォーマットと流通BMSの新フォーマットの対応付け)を実施して下さい。 この時、「運用ガイドライン」、「メッセージ別項目一覧」を参照することで、各メッセージのデータ項目の作成ルールなどを確認することができます。 ⇒標準メッセージ以外に、既存環境で使用しているメッセージの対応についての検討も必要です。 (例.流通BMSのインフラに乗せるか、既存環境に残すか等)

(3)システム面における検討

・流通BMSでは、インターネットが前提となっているため、その環境を準備できるかどうかの検討が必要です。新たに準備する場合や、既にインターネットに接続 できる環境があってもセキュリティ面の強化等が必要となる場合もありますので、どのような対応が必要なのかをシステム部門に確認する必要があります。 ・また、流通BMSを実装する場合に必要な機能を、自社開発するかパッケージを購入するかの検討も必要になります。 ・上記(2)の検討結果から、既存システムの改修範囲についても検討して下さい。

(4)相対企業の確認

・流通BMSは、相対の両者間での実装が前提となるため、相対企業も流通BMSを導入しているか、または導入を検討しているかを確認する必要があります。 その際には、システム形態や処理モデル、使用しているスキーマのバージョンについても確認してください。詳細は「導入ガイドライン(システム編)」を 参照して下さい。

(5)コストの算出

(51)

2-2-4 システム形態

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50

<概要> ・外部委託(O/S)先がEDIシステムを管理、運用 する。外部からは、O/S先が、取引先のEDIセンタ に見える。 <メリット> ・EDIシステムの管理、運用の負荷を軽減できる。 <デメリット> ・障害時など、柔軟な対応が難しい。 <概要> ・自社内でEDIシステムを管理、運用し 取引先と送受信を行う。 <メリット> ・障害時など、素早く柔軟な対応が可能。 <デメリット> ・EDIシステムの管理、運用のための 専任者が必要。 <概要> ・企業に代わりVAN会社がEDIシステムを運営 する方式。 <メリット> ・少ない初期投資(自社システムへ追加項目分 の修正等)で流通BMSに対応できる。 <デメリット> ・従量制のため、大量データの場合は割高になる。

・このモデルは、VAN会社等が新旧の伝送手順をサポートし、

各種サービスを提供するものです。

よって、システム形態やサービス内容はVAN会社によって

異なります。

JX手順 サーバ JX手順クライアント 企業 - O/S先間 独自伝送 大手企業 - O/S先間 独自伝送 ebMS/ AS2 サーバ ebMS/ AS2 サーバ

O/Sセンタ

取引先企業B

JX手順 サーバ JX手順 クライアント ebMS/ AS2 サーバ ebMS/ AS2 サーバ

取引先企業B

取引先企業A

取引先企業C

取引先企業A

取引先企業C

アウトソーシング型

モデル

VAN・ASP型

モデル

自社型

モデル

流通

BMSのシステム形態は、主に以下の3つとなります。

(52)

①S-S

(サーバ-サーバ)

データが発生したタイミングで相手先に送りつけるPush型通信方式

リアルタイム処理が可能。大容量向き(1回の取引データ量が10MB(1万明細)を超える場合)

②C-S

(クライアント-サーバ)

クライアント側がサーバ側にデータの送受信要求を行い、それに応じて送受信を行うPull型通信方式

2-2-5 処理モデル

小売業

取引データ

量の目安

社内シ

ebMS/AS2

サーバ

JX手順

サーバ

ebMS/AS2

サーバ

社内

シス

JX手順

クライアント

社内

シス

Web端末

Webサーバ

社内

シス

S-S型

C-S型

Web-EDI

は補完的な

位置付け

( 大

取引先

( 中

取引先

( 極

取引先

卸・メーカー

「流通

BMSにおけるWeb-EDI基本方針」

「流通

BMSにおけるWeb-EDIのガイドライン」

(53)

-3 導入の効果

(54)

2-3-1 導入効果

平成18年度共同実証の評価結果

通信時間の削減

物流業務の効率化

個別プログラムの削減

取引先追加時の負荷軽減

伝票レスの効果

全体スループット

94%

削減

出荷業務の早期取り掛かりによる余裕時間

物流業務の精度向上

今回標準化対象の業務では

個別対応ゼロ

(例、個別対応PG本数は50分の1以下に削減可能)

各種ガイドラインの整備により

作業効率が向上

グロサリにおける伝票レスは

小売4社平均 73%

が可能

●通信費用/ハード/ソフト費用の削減

●伝票レスによる、伝票代、処理費用などの削減

●個別対応削減による開発効率向上、個別対応プログラムの維持保守費用の削減

●標準化によるシステム設計/開発工数の削減

●物流業務効率化による効果

コスト面での効果

小売

小売

小売

(55)

54

2-3-2 導入で変わること

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通信インフラ

が変わる

・通信時間短縮

・通信コスト削減

・漢字・画像の送信

・モデムの廃止

など

EDI取引が

進展する

・伝票レス

・データ精度の向上

・仕入確定の早期化

など

標準化が

進展する

・EDI開始までの期間短縮と

工数削減

・卸・メーカーの開発工数

削減

など

業務を効率化する

⇒スピードアップ

⇒正確性の向上

⇒コストの削減 など

※取引先の効率化を含む

経営を見える化する

⇒単品管理の実現

⇒経営データの早期把握

⇒素早い経営判断 など

製配販の情報連携

を実現する

⇒POSデータ

⇒商品データ など

企業の社会的責任

CSR)

を果たす

⇒標準化への対応

事業継続計画

BCP)

への取組み

⇒災害に強い通信インフラへの対応

期待効果

(56)

2-3-3 事例に見るねらいと効果①

食品スーパーY社

流通業界全体の効率化への貢献

Y社の流通BMS導入の狙い

取引先負担軽減

MD業務のサポートの布石

システム変更に対する可変性の担保

BCP対策(インターネット回線)

高速通信(配信時間短縮)

JCA保守廃止に向けた早期対策

CSR

効率化

情報連携

標準化

BCP

通信

BCP

(57)

56

2-3-4 事例に見るねらいと効果②

食品スーパーS社

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①将来を見据えたインフラ基盤の構築

老朽化した「レガシー系インフラ環境」から、

「インターネットインフラ環境」への切り替え

②通信網の強化

災害に強い通信インフラ環境の構築

③取引先と協力し、社会的責任を果たす

製配販一体の標準化取組みへの貢献

S社の流通BMS導入の狙い

BCP

通信

CSR

(58)

2-3-5 通信について(事例より)

・通信時間:

これまで数分~数時間かかっていた通信時間が数秒~数分になった。

※通信時間は約14分の1に短縮された。

500KB

従来のJCA手順

(ISDN:9600bps)

35分

11.5

MB

流通BMS

(ブロードバンド:光)

2分34秒(XML変換時間含む)

93%削減

固定長⇒

XML にすると

データサイズは23倍になる

公衆回線:2400bps

140分

・通信の安定性向上:

JCA等の従来の通信方式は、データ受信中に通信が切断され

た場合、受信を初めからやり直す必要があったが、流通BMS

は切断されることがないため、受信遅延による出荷開始遅れが

発生しない。

発注データ受信

従来のJCA手順

再受信

遅延

30分

1時間

1時間半

2時間

(59)

-4 最新状況

(60)

2-4-1 導入状況

流通BMS協議会が2013年7月~9月に実施したアンケート調査によると、

小売の42%が「導入済」または「導入予定」としており、「導入したい(時期未

定)」を含めると78%にのぼる。

導入未定の理由は、

1.投資対効果が見えない(

53%)

2.既存機器が動いている(

45%)

3.基幹システムの更新時期が未定(

38%)

4.対応できる取引先がまだ少ない(

28%)

5.取引先から要請がない(

27%)

6.同業他社の導入が進んでいない(

27%)

など

(61)

2-4-2

使用している通信手順の種類

(2013年7月~9月のアンケート調査より)

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60

レガシー通信 ⇒ 流通

BMSへ

レガシー通信 ⇒ 流通

BMSへ

(62)

2-4-3

卸・メーカーの流通BMS導入済は5700社以上と推計

推計値の推移

これらの数はあくまで推計、実際の数字ではないが、実導入数に対して大きく乖離した報道などで誤まったイメー

ジを受けないために算出している。

推計の方法

主要なIT企業から、通信ソフトの出荷本数とサービス(ASP/SaaS)の接続先数を提供してもらい、導入企業数を推計

した。

(63)

62

2-4-4 導入企業名の公開①

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※最新の社名公開企業数、導入企業名については、流通BMS協議会のホームページをご覧ください。 社名公開企業数 2014年1月6日 現在 小売業 業態 導入済 導入予定 小計 1. スーパー 102 13 115 2. 百貨店 8 2 10 3. ドラッグストア 8 3 11 4. ホームセンター 4 0 4 5. 生協事業連合 4 0 4 6. 倉庫型会員制ストア 1 0 1 7. ボランタリーチェーン本部 1 0 1 8. ディスカウントストア 0 1 1 合計 128 19 147 卸売業・ メーカー 業種 導入済 導入予定 小計 1. 食品・飲料卸 56 56 2. 菓子卸 18 4 22 3. 日用品・化粧品 卸・メーカー 23 1 24 4. 医薬品 卸・メーカー 5 2 7 5. アパレル・靴・スポーツ用品 卸・メーカー 23 11 34 6. 食品メーカー 25 2 27 7. 家庭用品 卸・メーカー 9 1 10 8. 包装資材・副資材 卸・メーカー 11 9 20 9. 玩具・ホビー 卸・メーカー 3 0 3 10.家電 卸・メーカー 2 0 2 11.その他 卸・メーカー 1 0 1 合計 176 30 206

参照

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