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インクジェットプリンタの色再現性 Color Reproduction Characteristics of Inkjet Printer

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Academic year: 2021

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インクジェットプリンタの色再現性

The Color Reproduction Characteristics of Inkjet Printer

CS03 安藤雄希 指導教員 杉本文司 1.はじめに パーソナルコンピュータとインクジェットプリンタ の組み合わせは,一般的な使用環境である.だが, 同一データであっても,使用環境が異なるとプリン タ出力された色が違うという経験が誰にでもあると 思われる. プリンタ出力については,用紙の違い・プリンタド ライバの違い・プリンタの種類などの変動要因があ ると推測される. 本卒業研究では,三種類の出力用紙(普通紙, セミ光沢紙,写真用紙)の違いで,色再現性がどの ようになるのか検討した.基準となる色票と,それぞ れ出力された色試料との色差を比較し色再現性の 傾向を追求した.さらに,この検討したデータから, 色差を明確にし,色再現補正データを見つけ出し た.この卒業研究により,実作業でどの色をどのく らい,加えたり,減じたりすればよいかが分かった. 2.実験装置と試料 ①出力プリンタ EPSON PM-770C(染料プリンタ) EPSON PX-5500(顔料プリンタ) ②出力用紙 表 1.出力用紙 3 種類 メーカー 坪量 型番 普通紙 KOKUYO 68g/m2 KB-19N セミ光沢紙 KOKUYO 118g/m2 KJ-121O 写真用紙 EPSON 300 g/m2 KA420SCKR ③測色器 図 1.色彩計:CS-CM1000(凸版印刷社製) 3.結 果 試料測色結果の一部を概要に紹介する. 普通紙とセミ光沢紙と写真用紙の比較をグラフ図 2 に示す. 三種類の出力用紙を顔料プリンタでプリンタドラ イバの設定を有効にして,プリンタ出力したもので ある.図 2 の形の意味は各出力用紙の色の再現の 範囲が,どのくらいあるのかを示したものである.円 の大きさが大きいほど,色を再現出来る範囲が広 い.また,円の大きさが小さいほど,色を再現出来 る範囲が狭い. 一番外側の紫の線は配色カードの測色結果を 用いてグラフにしたものである.次に,緑の線は, 写真用紙でプリンタ出力をし,色彩計で,測定した 結果をグラフにしたものである.次に,青の線は普 通紙でプリンタ出力をし,測色した結果をグラフに したものである.最後に,赤の線はセミ光沢紙でプ リンタ出力をし,測定したものをグラフにしたもので ある. 色の再現の範囲が一番広いもの順に並べると, 写真用紙,普通紙,セミ光沢紙の順に,色の再現 の範囲が広いと見て取れる. 図 2.普通紙とセミ光沢紙と写真用紙の比較 4.考 察 図 2 からいえることの一部を概要にて述べる. 写真用紙について述べる. 図 2 からわかることは,+a*(赤)方向と-b*(青) 方向に配色カードと同じくらい,色が再現されてい るということがわかる.逆に,-a*(緑)方向と+b*(黄) 方向に色再現の差が大きい.よって,プリンタで出 力する前に画像編集ソフトなどを用いて,緑色は 25%くらい,黄色は 30%くらい多めに足したあとで プリンタ出力すれば,配色カードの色に近づくだろ うと考えられる. 文 献 [1] 中嶋健太郎, 富永昌治: ”各種カラープリンタの色彩 画像再現特性の検討” 詳細は本論参照

参照

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