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多孔質体内部の超断熱燃焼によるメタンの直接改質

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Academic year: 2021

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Title

多孔質体内部の超断熱燃焼によるメタンの直接改質( はしが

き )

Author(s)

花村, 克悟

Report No.

平成11年度-平成12年度年度科学研究費補助金 (基盤研究

(C)(2) 課題番号11650216) 研究成果報告書

Issue Date

2000

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/489

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

はしがき 産業革命以来、人類が消費するエネルギーは年々増え続け、現在世界で1年間に 消費されるエネルギーは米国5大潮の一つミシガン湖を沸騰させるに余りあるとい われている。その多くの1次エネルギーは石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料で ある。その限りある資源の枯渇の懸念からエネルギーの有効利用や省エネルギーと いったキーワードが氾濫し、多くの研究や啓蒙活動が推進されてきたが、その効果 はエネルギー消費量の増加率を減衰するには至っていない。すでにこれまでかなり の程度まで努力が払われてきていることを考えると、新規なエネルギー利用法やエ ネルギー変換法の提案、もしくは生活スタイルや生産スタイルのドラスティックな 変更を行わない限り、現在のスタイルを維持することは困難となるだろう。 一方、これら化石燃料は通常一旦燃焼を介して熱エネルギーとした後、動力や電

力へと変換される。ここで化石燃料の大量消費によって、資源の枯渇に加えて尚題

となることは、地球温暖化の原因となる炭酸ガスの排出と、微量濃度ではあるが、

環境に大きな負担となるNOxやSOx、さらに未燃ハイドロカーボンである。これら の成分はその量が微量であれば、地球の自浄作用により環境に与える影響は僅かで あろうが、今日のように微量濃度ではあるもののトータルの排出量としては無視し 得ない、すなわち環境に蓄積される場合には放置するわけにはいかないことが容易 に理解される。したがって、これらの排出量の規制はますます厳しいものとなって きている. この排出量を低減するには、エネルギーの有効利用や省エネルギーを通して化石 燃料の消費量を減らすことはもちろんであるが、利用する燃料の改質(燃焼前)、燃

焼方法改善(燃焼中)、触媒などによる後処理(燃焼後)などが提案されている。必

ずしも全ての方法が重畳されるわけではないが、、新規なシステムには最適な組み合 わせを選択し、既存のシステムへの付加的な導入には従来の状態や性能を損なわな いよう配慮が必要となる。いずれにしても付加的なエネルギーを最小限に抑えつつ 環境負荷低減策を施すことが肝要である。 こうした背景に鑑み、本研究は将来の2次エネルギーとして期待される水素を化 石燃料、特にメタンから生成する効果的な方法を提案し、その熱的な構造や反応特 性を明らかにすることを目的としている。

参照

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