(翻鰹醜駆鞍鋤
過去十三年間の一再室に於ける
高年初産婦の統計的観察
東京女子寸言專門學校琵嬬人科藪室(主任 堤辰郎教授)林 三 穗
ハヤシ .t ・ ホ(受付 昭和20年5月20日)
1)緒 言 .高年初産婦の定義ば論者によって異るカミ内外何 れも撒へ年30歳以上となす読が最も多い。かく の如く30歳以上の初産婦特に高年初産婦と幽す る所以はこれ以下の初産婦に比して異常産が多い といふ理由に基くものである。叉近年結婚年齢の 邊延により高年初産婦は増加しつSあり,殊に戦 孚以來益々多くなる傾向がある。こSに於て高年 初産婦の出産欣況を調査し,今後の滲考に供せん. 爲これに嘉する各種の統計的観察を行った。、2)調 査材料
昭和6年4月より昭和19年3月迄の13年蘭に
當教室に於て分娩せる総分娩数13,582例中高年 第一表 高年初産婦奪直別頻度年度別
総外娩数 高年拶薩婦敷 % 船和6年(4月ヨリ)409
922
〃7 ”407
9 2.21 〃8 ◎ 545 /2 2.2 〃9 ・ 765 !7 2,窮2 〃10 り 78’24
3.07 〃〃 〃 84425
2.96 〃ノ2 鯉 1032 :35 3.39 ”ノ3 ” 〃2135
3ゴ2
暫14. 〃 1d150r62
4.13 〃15 卿 ノ39860
4.29 ”16. 卸 ノ716 5ワ 3.32 〃17 躍 ノ41860
’4.2・3 り8 〃 〃3762
5.45 一 〃19(3月マデ) 一 508 ’22 4.3 .ノ35β2’ 3.6 初産婦499例につき調査した。3)年度別頻度
昭和6年4月よb昭和19年3月,;L{ttの13年聞に於ける総分娩籔13,582例中高年初産婦は489例
である。自Pち総分娩数に涌し3.6%,初産i海量: 4024例に甥し12。1%に當る。此れを年度別に見れば第1表の如く昭和9年頃
迄は殆んど一定で2.2%であるが,昭莉10年,就 中,昭和12年の支那溶湯以赤点加し,以後年と 共に増加し,昭和18年頓は實に5.45%で昭和re 年以前の約2倍に達してみる。 これを從出漁表の諸家の統計と比較すれぱ第2 衷の如くであるeEPち最高ぱ池上琉の「3.92,%,最: 低は鈴木氏の0.36%である。初産婦に封ずる最高 第二藤1 高年初産婦頻度儲家の報告)姓名
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総辮影壁驚誘鋼
一『}ヤ 鰭 一一_d。.36 0,99
池 上 一一〒} .一} 一一一_R,92 770
盤 瀬2・52」__璽こ
∼一 . 藏 光3.40
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D原3.82
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大 村 2.0.0 左ノ0 中 島r 3,’74 9.00 L 内 藤、2.62
一呪34 卒芦一εまoo 2.烈 2、20 』34 1
一 27 pt一は中島氏の9.0%で最低は鈴木氏のO.99%t’ある。 帥ち私の例は3。6%なる故池上,佐原,中島の諸 氏と殆ど同牽を示してみる。
4グ結 婚 年 齢
高年初産婦445.例につを結婚年令を調査するに 第3表に示す如くβ5歳∼29歳のものが45.7%で 最高を:示し,次で30歳∼34歳のもの34.85%を 占め,25歳以下は2.69%で甚だ少V・。三三結婚 年齢は29。2年であった。邸ち高年初産婦には晩 婚者が多》・事は明である。 三三褒 糸吉女昏年令結婚年令
例.敷 %
20才以下
12
2.69
20−24
67
/2。80.2−5−29
202
45.37
30二34
/54 ’34.85
}35−4伽
10
2,241
5)分娩年齢
高年初産婦489例につき分娩年齢をみるに第4
表,第5表に示す如く30歳最も多く年齢と共に
減少し,特に34歳以上は激減してみる。最:高は 43歳である。第四炭壷}感奮令
分挽年令
例璽工−
30
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’} A〃8 2’o,04132
72
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第五表
0 30 31 32 33
高年初塵婦年令別頻度
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…口置」、
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34 35 ’36 37 3c‘:”) Jii9一笏・娩年令
4’0 4i . Zr2 43 4 sf’一28一一
6フ結婚より分娩迄の期間
高年初産四目ける一斗り分娩迄の期聞は第
6表,第7表に示す如く高年初産婦489例中335例 帥ち69・07%は結婚後3年以内に分娩してみる・・ 中島氏は結婚後ma 4年以内に分娩せるもの約孚 歎ありと述べ,中井氏は満3年以内に89.9%,5 年以内とすれば93%なりと,鈴木民は高年初産婦 .20例中績婚後指3年以内に分娩せるもの11例(e∫ 55%)5年以内に分娩せるもの13例を報告し,本 多,長濱爾氏は69例の高年初産婦につき結婚後1年以内に妊娠せるもの25例,5年以内42例,
10年以内9例,15年以内8例,20年置でに4人
を報告し,雫石氏は高年初産婦!8Q名にっき結婚 後1年以内に分娩せるもの34.44%,2年以内の もの22.箆%,3年以内のもの6。66%,5MO年以 内のもの13r88%とのべてみる。わ分娩経「過時聞
一般に高年初産婦の分娩持績時聞は普通初産婦 に比して延長すると云はれる。即ち第9表の如く鈴木氏は準均29時間,李石氏は28時間,中島氏
は第1期及び第2期9時間351分1第3期31分15
秒と報告してみるe第8表に示す如く私の調査に 於ても普通初産婦に比較して遙:に延算し,・殊に第1期及び第2期長い。しかし第3期の時聞に著攣
30
頻
度
第 ゼo IO 第七寂艦貞表熊噛昏め外鵜轟での一周
分遺品辮蜀./年以,再 閂…ヤ 数 }@ノ84
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計 鶴3
、結蠣より分娩ま’での期聞
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01年2345・6ワ189え0〃!2t3/4/516〃7〆8遮9202ノ以上
分娩までの期閲(蕉敏) 一一 29 一一一一一はない。・かくの如く高年初産婦分娩時間の畏いの は主として軟産道の開大に時間を要する爲と云は れる。 第俵 丁丁寺丁丁闘砒鞍) 高年初産婦 普懸初産婦 艶1期及第2期 通^4時1分38秒
9時7分5秒
第3期
9秀5秒
8分4秒
1巳
/4時/扮43秒 9時/6分9秒 8)骨 i盤 高年初産嬬には狭骨盤が多いと云はれ,之を高 年初産婦分娩障碍の一原因となしてみる者もあ 第九表高年初産婦塗分娩持三時聞(諸味較) 報聾者・1全分娩持主時闘
池上
、2/時間49分
「露光
2/.輝輝30分小畑
20時簡
.霊鑑’24時闇42分5’2秒
中島
ノ0時蘭6分ノ5秒
久徳
2δ時闘
鈴木
29時聞
卒1石
28時嗣
第十衷恥骨盤偶結合線i8糎以下)
タ罐母線㈱
野馬
%
18 ’ノ6
a27
ノ{7》5 .3061
ノ7
8
乳63』
/6先5、0
/6 / α2 ノ551 1o
ノ50
ノ45
1『82
計
29
5:93、 るfi鈴木氏も亦狭骨盤多く4.8%に認:th,中島氏 も9.1%とのドてるる。私の例に於ても5・93%に 認め第鐙表の如く普通初産婦よりも遙かに多V、。 9)妊娠中毒症(浮腫,姶i娠腎,子癒) 高年初産婦に妊娠中毒症の多い事はすでに幾多 の學者によって述られてるる所で; F・rStorkは 第ナーPt高年初産婦狭骨盤.世較)総敷
頻度
% 高年初産嬬480
』29 5.93 円通宅薩婦4go
5
/.02 妊娠浮腫26・2%妊娠腎G・10%,子滴6・6%,鈴木 氏は妊娠2孚踵49.45%,子澗1.06%であると’云 ひ,私の例に於ても第12表に示す如く妊娠浮腫 5.72%,妊娠腎0.6%,子院0.2%あり,臨ち浮腫 は約2倍に達してみる,,「しかし妊娠腎は団七殆ど 同一で子病は後者に多くなってみる。 第一に麦 高年初塵婦妊娠中毒症(頂載) 高律初産婦 普通初産婦中毒名
紹数 例欽 % 字数 例数 % 妊娠淳踵28
572
/30 323班娠腎
306
24 ごλ59 :子 瘤 102
22054
計’489 32
δ!34024
1’76437
10) 異常分娩率
高年初産婦には異常産が多V・と云はれるが,私 の例でも第ユ3表に示す如く普通初産婦に比し憲 に高率を示してみる。 第+三表 高年初産婦異贈冴娩頻度 高年初産婦 普通初仁尾 異常分娩 綱数 例敷 % 丁丁 例i敗 % 早期破水 18δ 38 〃95 2969 陣痛二塁85
/738 38 oθチ 陰破裂 !5’ 308ワ !ノ2∼ 3α〃 弛緩出血あ
η.43 407 fO.’2 位置異常 85 308‘ 92 228 胎盤早辮離!2
041 ヨ 022 前彫工盤 「 02 5 0/2 麟帯脱出 ∼ 02 ご oo2489
4024 ’じ 一一 30 一一a)早 期 破 水 高年初産婦に調て早期破水高率を示し,普通初 産婦29.69%に些し38%を示す。池上氏は39.39.「 %,藏光氏Ct 28。6%,内藤氏は15.0%,中島氏は 27。1%,鈴木氏は15・5%,磐瀬氏は15・0%∼40・O %, 賢者方氏は8.4%,.金会木(敏)氏は2.0%ホこ認めf彦! 令高年初産婦でも結婚後の経過比較的短ぎ時は手 術介助を要する二二「ュ,要は子宮三部の伸展揮力 性の如何によると云ってのる。手右氏は手術合併
の虞置は23%に,堤氏は28%に認め,早期破水
は分娩中子宮膣部内傳染を起し延ては産褥熱とな り母艦死亡ともなるから極力豫証すべきを強調してみるeRuδu姪Grossによれば35。8%に之を認
め早期破水は年齢と共に増加し,.原因として卵膜 の抵抗力弱ぎ事をあげてみるe b)陣 痛 微 弱 高年初産婦にて於は産道の抵抗大なると,子宮 筋暦の揮力性低下とを以て二丁陣痛微弱を:引し, 普通初産婦に於て.O。94%であるが,高年初産婦に 17。38%の高峯を示してみる。・諸家の報告は第14 表に示す如くにして緒方氏の29・1%を最高とし, 鈴木氏の14.43%を最:低とする。 陣痛微弱は分娩第2期に於て分娩進行を障害し 膣内傳染の原因となb延ては胎兇導燈の原因とも なるのである。・ 箋+醸高年初墜婦異常分煙頻度儲家の宰艮鋤 薪二者 単丁目水 篠痛鰯易 密鶴製勲織鱗 野上 39.39 2乙22 2α7 藏光 28.60. 27.60 251ワ 内藤 15:0 /6.0 ノケ5 中子 、 2尻1 ノ7.ワ 5=4、 鈴−末(義) /515 14.43 !6.2’ ・ノ4.8 盤瀬. ノ5=0「鞭0 /翻380 ノ4040∂ 緒方 8.4 2釦 ノ6,6 糎 鈴太(歓〉 2.’0 ノ,5匿 堤 28.0 18.79、 木村 20/5 泥α40∠塁壁 3よ8.c)會 陰破裂
高年初産嬬は軟産道伸展不良の爲一堂破裂を起 す事多しと云はれ第14表の如く16.2%乃S. 40% に等してるる。しかし堀江,三好爾氏は普通初産 婦と同牽とし,私の例に於ても普通初産婦30・11 %}高年初産婦30.87%で略同率であるe d)弛 緩 出 血 分娩時出血500cc以上を弛緩出血とすれば第13 表に示す如く,=普通初塵婦,10.12%,高年初産婦 11.43%で稽高率を示す。平均出漁量は730ccであ るeFr. S亀orkも出血多きを認め,雫均550cc, 最:高ユ200Ccと報告してみる. この出血多v・原因としては陣痛微弱と同機縛:に よるものと云はれてるるee)胎晃位置異常
位置異常は普通初産婦2.28%に勤して,高年初 産婦3.08%で稽多く,卒石瀬は5%,堤氏は4.76 %なbと武ふbこの原因としては黒氏は独骨盤に 最も多く,前置胎盤,羊水過多,双胎妊娠等にも 見られると述べてみる.f)其他の異堂分娩
前置胎盤1(0.2%),騰帯腕出1(0.2こ口,深在 横位1(0.2%)にして,分娩子滴,子宮破裂は1例もないe第14表の如く普通初産婦と大差はないe
鈴木氏は前置胎盤L33%,膀帯i魔出0.8%,深 在横位1 .0 ’6%,子宮破裂0.26%,:分娩三二!。06% としてみる。 11)産科手術を要したもの 高年初産婦に於て産科二二ど必要とせるものは 第15表に示す如く3.27%で最高を示し,帝王切 開1.63%,メトロ.イリーゼ1.43%の順を示し,普 通初産嬬と比較すれば側一切開,ブジー法を除き何 れも高率を示してみる。 第+五表.欝初姦婦塵科手術甥慶αヒ鮫) 塵科響術 一 L・Y鞘弊
.’ 」蹴一婦 普濫初産婦 @ % 一 @ 3.05 織歎『 鉗子分娩 画引よ93 %一a31 帝王切開 8 ∠6335
io87 クラ霊鑑トミー / ρ2 8 o/7廻轄術
ノ.22
2 oo4 節日イリーゼ ワ ∠43・ 53 z3’ ブジー法 ノ 双2 32 a79 用手景聡 2 ¢4 9 θ22側切開
4雁弄
6.2 λ54骨購彌[]
9. 磨456
/39 一v 48θ48
鼠8罫描,360 8.95 産科手術を行へるもののうち,胎見死亡4例, 假死2例(生)あり,その他胎盤早期剥離にて,手 術前に母子共に死亡せるもの1例あり。尚早期破31 一
水亭子宮腔内傳染の惧れありしも結婚後i4年目 の乗任娠にて;児髪失ふのを肯ぜす,遽にポロー氏 手術を行ぴたるも産褥窪腹膜炎を起し,術後21日 目に死亡せる1例あヴ. 諸家の報告は第16表の如くであるe 鈴木(義)氏は高年初産に於ける帝王切開と鉗子 手術の頻度は,前者は年と共に塘し,後者は年と 共に減少する傾向あり,これ綜胎児に封ずる死亡 摩は鉗子手術の方が高率な爲であるとしてみる』 更に帝王切開,鉗子手術は年齢と共に塘若し,殊 に40歳以上の高年初産婦に手術寧が俄然高まっ てみると報告してみる。 鮪十六震 離初産嬬産科手術頻度(賎家の報告) 窪窪告富津(義短詩 酬
爾瀟
堤 F∼5foη彦 4∫(!α9醐θβ33.3 6 8 〆。 3鞍盈脇) 鋪子頒 踊 驩、切腸 一 <gロ∫リゼ廊メ4蔽
2θβ 4 〆6(ノ0%) 2 ’ 「 }レホマリーゼ /8}
5 R 3 8‘510%) 鰍立海衡 皿v.顧
斡衝
一
/ /9 Q53 ’ “,一 vシー法 ’ 測切開 } } @ 25 2 黒手茱鷹一£
璽i〃3%) 12)薪 産 児』 a)艦 重 第17表の如く,私の例では普通初産婦新産兇 ¢)男兇は雫均3137g,女連2793g,男女早産2958g, である。之に封し高年初産婦に於ては野饗2848g, うち男児2896慧,女児27959,であるe 第十七表 ..?切」9婦新産調髄重 例数 ♂ 里数 ♀ 例数準均
高年初産婦 53 2396亙 47 27θ5瓦 /00 2848冗 普選初産婦 2.μ 3’3ワ瓦 263 2793瓦 507 2θ58瓦 印ち普通初産婦に比して梢々少V・。 從來の贈爵によれば高年初産見雫均騰重は緒 方氏は2905g,鈴木(敏)氏は2761g,三石氏は 2500g,鈴木(義)氏は2851g, Fr. Storkは3320g, と云ぴ普通引書児に比して大差なしと云はる。 b)身 長高年初産免の身長は男女築均49cmでこれは緒
方氏の49。15cmと殆んど同一である。自Pち高年初 産兜と大差なV・と云理る。 c)性 瑚 一般に新産兜の性比は:男子三々多く,我國では 大難女子100に引し男子105であるが,之に反し李石氏はδ83封♀97,Fr. Storkはs80封♀
82と何れも女子の方が高飛となってみる。 即ち鈴木(義)氏の例では♂190 9t 9ユ87とし, 」私の例に於てはδ225封?187にして男子が高牽 を示してみる。男子牽は女子100に封し男子・120 で1?馥
13)双胎分娩
双胎分娩頻度はStrassmannによれば総出産の
11.111夕6なりと云£、。私の例では過去13年問に高年初産婦双胎分娩
7例であるから高年初産婦例489に封し,1.43%, 杢分娩数13582例に話し18.97%なり. 双胎児中,南兇死亡せるもの2例,一兇假死に て娩出せられ途に死亡せるもの1例であった。薩科手術としては銘許手術2例,骨盤位牽引術1例
である。 14)既 往 症 高年初産婦489例の既往症を見るに, a)婦人科的のもの 流産21例(人工牛浜を含む)アレキサンダー氏 手術3例,内膜炎2例,子宮外妊娠,膀胱炎:,子 宮筋腫(非手術),一頭、嚢腫,各1例。 b)全:身的のもの 腎臓炎9例,肋膜炎,肺浸潤各7例,轟垂炎, 脚氣各3例,狸紅熱,ヂフテリー・ i5 2例1チフス, ロイマチスムスジ腹膜:炎:,バセドウ脚病,心臓辮 膜症各1例,以上のうち妊娠に障害ありと思はれ るものとしては内膜炎,子宮筋腫,卵巣嚢腫,チ フス,腹膜炎等あり,之に反してかへって妊娠成 立を助けたと思はれるものに流産,アレキサンダ ー氏手術等あるは意義ある事と思ふ。 15)産 褥 経 過 高年初産婦産褥経過は一般に良辱なるも,不良 なるもの2例あり,撃ち 第1例は準準破水後ポロ・一類手術を行ひ,術後、 一 32 一一一21日目に産褥性腹膜炎にて母膿死亡・eるもの.7第 2例は荻骨盤と亘大見の爲穿麟術を:行ひ,後丁字 出血により母子共に死亡せるものである。