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平成21 年度ヒートアイランド現象による環境影響等に関する調査業務報告書

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Academic year: 2021

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図 5-2 は、屋上緑化の施工前後で表面温度と電力量の違いを測定したものである。夏季の表面 温度は、緑化施工後に大きく低下している。また、電力使用量に関しても緑化施工後に低下して いる。  図 5-2  屋上緑化による消費電力の変化 3 図 5-3 には、屋上緑化庭園におけるアスファルト部分と芝生部分、パーゴラ部分で行ったグロ ーブ温度と温冷感の申告試験結果を示す。グローブ温度は、冬季を除き、アスファルトおよび芝 生地点と、パーゴラ地点の間に差が見られる。これはアスファルトや芝生が日なたであったのに 対して
図 5-7 には、緑化パネル(図 5-6)を用いて行なわれた、体感温度の検討結果を示した。図 5-7 に示した表面温度の日推移からは、明け方と午後以降において、白色のコンクリートよりも緑化 面で低くなっていた。また、体感指標である SET * や WBGT では緑化面付近における値が低くなって いた。  図 5-6  緑化パネル写真 5 図 5-7  壁面緑化面とコンクリート面における、表面温度、SET * 、WBGT の日推移 5
図 5-16、5-17 には、密粒度アスファルト混合物を使用した標準工区と、保水性舗装を施工した 工区(舗装厚さ5cm および 10cm)における路面温度(路面下5mm における舗装内部温度)と、 測定結果より算出された長波放射量と顕熱輸送量を示した。図 5-16 より、降雨後に晴れた3日目 の最高路面温度は標準工区が 40℃に対して保水性舗装(5cm)が 32℃となっていた。図 5-17 より、 保水性舗装の長波放射量は、24 時間を通じて標準工区よりも少ない傾向を示し、最大では、長波 放射量が最大となる
図 5-21 に示したモデル住宅(4人住まい、一定の断熱性能、快適な生活を維持する冷暖房・照 明等の設備があること)において、図 5-22 に示した熱源システムを組み込んだ場合のライフサイ クル CO2 を計算した例では、図 5-23 のような結果が得られており、基準住宅に比べて全体で約 25%(年間 20kg-CO2/年・m 2 )の CO2 削減量となっている。これは住宅のライフサイクル全体に おいて、運用段階の CO2 排出量が多いことが影響している。  図 5-21  モデル住宅概略図 13
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